〜プロジェクト東京ドールズ〜『化け物とドールの絆』 作:やさぐれショウ
翔に代わって、ゾンジスを撃退した2人のアバドン。しかし、避難所に突如として妖魔が現れた。避難民を守るために、戦いを始めるのだが……
では、本編へどうぞ
翔「ヴォォオオオアアアアアアアア!!ゥアァマァゾォォオオオオオン!」
喉が張り裂けるような勢いの雄叫びを上げ、仮面ライダーアマゾンデルタへと姿を変えた翔。2人のアバドンは翔の隣に立ち、それぞれのツールを構える。
アマゾンδ「アバドン、行くぞ!!」
アバドン「「…!」」コクッ…
複数の侵略型妖魔に向かって走るアマゾンデルタと2人のアバドン。
妖魔1「ッ!!」
アマゾンδ「ヴゴォォッ!!」ドゴォッ!
アマゾンデルタは妖魔1を飛び蹴りで吹っ飛ばしたけどその後、襲いかかってきた雑魚妖魔達を次々と斬り捨てていく。
妖魔2「ッ!!」
妖魔2が右腕の刃をアマゾンデルタに振り下ろすと、
アマゾンδ「ガアァァッ!!」ガキィンッ!
バキィッ!
アマゾンデルタのアームカッターにより、右腕の刃を折られてしまった。
アマゾンδ「ッ!!」ブゥンッ!
そのままアマゾンデルタは、妖魔2の首目掛けて右足のフットカッターを振るう。
ズパァッ!……ドサッ、コロコロッ……
妖魔2の首は胴体から離れ、地面に転がった。更に、周りにいる雑魚妖魔に対しては、アマゾンウィップを振り回し、身体中に傷を刻んでいった。
2人のアバドンも、現れた侵略型妖魔と雑魚妖魔達と戦いを繰り広げる。アバドン(赤)は並外れたスピードで妖魔達を惑わし、スラッシュアバドライザーで斬りつけたり、肉弾戦を仕掛けたりした。アバドン(青)は凄まじい怪力を駆使して妖魔達に肉弾戦を仕掛け、更にはショットアバドライザーから徹甲弾を放ち、妖魔達の身体に風穴を開けた。
幹部と思われる侵略型妖魔の数が少なくなり、妖魔達の動きが鈍くなって来た。
アマゾンδ「ヴガァァアアアアアアアッ!!
アアアアアアアアアアッ!!」
雄叫びを上げるアマゾンデルタは、アマゾンズドライバーのアクセラーグリップを捻り、低い体勢になる。2人のアバドンはプログライズキーのボタンを押し、それぞれのツールのトリガーを引く。3人のライダー達は一斉に走りだし、空中に飛び上がる。
《バイオレント・スマッシュ》
《クラウディング・エナジー・フォール》
《クラウディング・バースト・キャノン》
アマゾンδ「ヴァァアアアアアアアッ!!」
3人のライダー達のライダーキックは、侵略型妖魔達に炸裂した。妖魔達は吹っ飛ばされ、爆散した。爆発が雑魚妖魔を包み、次々と爆発していく。3人のライダー達の活躍により、現れた妖魔達は全滅した。
アバドン(赤)「……。」
アバドン(赤)(一先ず、ここは大丈夫そうですね。)
アバドン(青)「……。」
アバドン(青)(そうだね、じゃあ)
2人のアバドンがその場から去ろうとすると……
ドゴォッ!
突如、アバドン(青)が何者かに攻撃され、壁に激突した。
アバドン(赤)「…っ!?」
アバドン(青)を攻撃した犯人は……
アマゾンδ「ガァァアアアアアアアアアア!!」
何と、アマゾンデルタだった。そして、アバドン(赤)の姿を見ると……いきなり襲いかかった。
アバドン(赤)「っ!?」
アマゾンδ「ウガアアァァッ!ガァァアアアッ!」
アマゾンデルタの激しい攻撃を、アバドン(赤)は敢えて避けず……ひたすら受け止めたり、時には受け身を取ってくらったりした。
アバドン(青)「…!」
アバドン(青)(いたたた…っ!?…翔、君…?)
アバドン(青)はアバドン(赤)を攻撃しているアマゾンデルタに見て、驚いていた。
アバドン(赤)「…!」スタッ…
アバドン(赤)はアバドン(青)の近くに降り立ち……
アバドン(赤)(…翔君を攻撃しないでください、どうか…!)
アバドン(青)(う、うん…分かってる…!)
アバドン(青)と話をして、アマゾンデルタに攻撃をしないよう気を付けた。
アマゾンδ「~~~~ッ!!」ドゴォッ!ドゴォッ!
アマゾンデルタは獲物を見失ってイライラしているのか、近くの瓦礫をひたすら破壊していた。その隙に、2人のアバドンはその場から撤退していった。
アマゾンδ「ヴヴゥゥウウアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!」
1人その場に取り残されたアマゾンデルタは、大空に向かって勢いよく吠えた。その後、深雪と蜜璃が路地裏から姿を現した。
深雪「…翔君…」
アマゾンδ「ッ!?」
アマゾンデルタは深雪と蜜璃の姿を見るなり…
アマゾンδ「ガアァァッ!!」
真っ直ぐ向かって来る。深雪と蜜璃はアマゾンデルタを避けると……
深雪「蜜璃さん!!」
蜜璃「うん!翔君、ごめんね!!」ガバッ!
蜜璃はアマゾンデルタを押さえ付け、そのまま地面に倒れ込んだ。
アマゾンδ「ヴガァアアッ!!ギャァアアッ!!」
しばらくの間、発狂しながら暴れていたアマゾンデルタだったが……
アマゾンδ「ヴッ!?ゴホァッ……ガ…アァ……」
発作が治まると、変身が解けて翔の姿に戻った。
深雪「翔君、発作が…!?」
蜜璃「大丈夫、翔君!?」
翔「…ッ!…?」
深雪と蜜璃に声を掛けられ、目を開く翔。
翔「…お、俺……ッ!?」
すると、突然頭をおさえ始め……
翔「う…あ……ああぁぁあああああ!!」ダッ!
悲鳴をあげて、深雪と蜜璃の前から走り去ってしまう。
深雪「あ、翔君っ!?」
蜜璃「待って、翔君っ!!」
深雪と蜜璃は慌てて翔の後を追い掛けたが…運悪く、見失ってしまった。
一方、翔は……
翔「…ゼェッ……はぁっ……お、俺は…!!」
閉鎖されている通りに来ていた。脂汗をかき、その場で膝を着く翔。
翔「…く、くっそぉ……俺はまだ、やらなきゃ…いけねぇんだ……もう少し堪えろ、俺の身体…!」
全身にも痛みが回ってきており、もはや……戦うには無理があると言える。しかし、そんな彼に休む時間は無い……
Z「ここにいたか、青空 翔!!」
そこに、Zが姿を現す。
翔「…またてめぇか……」
Z「アスナ達がいなくなったのも、全部貴様のせいだ!!貴様がいたから、アスナ達はいなくなったんだ!!」
翔「人のせいにすんじゃねぇよ。」
翔はため息をつくと、アマゾンズドライバーのアクセラーグリップに手を添える。それを見たZは、ジクウドライバーを装着……バールクスライドウォッチを起動させ、ジクウドライバーに取り付け、ドライバーを傾ける。
翔「…アマゾン。」
…と、翔は呟き…ドライバーのアクセラーグリップを捻る。すると、彼の顔に…流れる涙のような空色のモールドが浮かび上がり、その直後…全身が黄色い炎に包まれた。Zは変身ポーズを取り、
Z「変身!!」
ジクウドライバーを360度回転させ、全身がオーロラに包まれる。
《チェンジ!アマゾン・デルタ!》
《~♪~♪カメンライダー・バールク~ス♪》
いかがでしたか?今回はここまでです。
何かに支配された翔は、妖魔を倒した後…アバドン達を攻撃し、更に…駆け付けた深雪と蜜璃にも攻撃しようとしたのだった。
次回も、お楽しみに