〜プロジェクト東京ドールズ〜『化け物とドールの絆』   作:やさぐれショウ

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やさぐれショウです。



翔に代わって、ゾンジスを撃退した2人のアバドン。しかし、避難所に突如として妖魔が現れた。避難民を守るために、戦いを始めるのだが……

では、本編へどうぞ


第二百三話 ホンノウガママニ…

「ヴォォオオオアアアアアアアア!!ゥアァマァゾォォオオオオオン!」

 

喉が張り裂けるような勢いの雄叫びを上げ、仮面ライダーアマゾンデルタへと姿を変えた翔。2人のアバドンは翔の隣に立ち、それぞれのツールを構える。

 

アマゾンδ「アバドン、行くぞ!!」

アバドン「「…!」」コクッ…

 

複数の侵略型妖魔に向かって走るアマゾンデルタと2人のアバドン。

妖魔1「ッ!!」

アマゾンδ「ヴゴォォッ!!」ドゴォッ!

アマゾンデルタは妖魔1を飛び蹴りで吹っ飛ばしたけどその後、襲いかかってきた雑魚妖魔達を次々と斬り捨てていく。

妖魔2「ッ!!」

妖魔2が右腕の刃をアマゾンデルタに振り下ろすと、

 

アマゾンδ「ガアァァッ!!」ガキィンッ!

 

バキィッ!

 

アマゾンデルタのアームカッターにより、右腕の刃を折られてしまった。

アマゾンδ「ッ!!」ブゥンッ!

そのままアマゾンデルタは、妖魔2の首目掛けて右足のフットカッターを振るう。

 

ズパァッ!……ドサッ、コロコロッ……

 

妖魔2の首は胴体から離れ、地面に転がった。更に、周りにいる雑魚妖魔に対しては、アマゾンウィップを振り回し、身体中に傷を刻んでいった。

 

 

 

2人のアバドンも、現れた侵略型妖魔と雑魚妖魔達と戦いを繰り広げる。アバドン(赤)は並外れたスピードで妖魔達を惑わし、スラッシュアバドライザーで斬りつけたり、肉弾戦を仕掛けたりした。アバドン(青)は凄まじい怪力を駆使して妖魔達に肉弾戦を仕掛け、更にはショットアバドライザーから徹甲弾を放ち、妖魔達の身体に風穴を開けた。

 

 

 

幹部と思われる侵略型妖魔の数が少なくなり、妖魔達の動きが鈍くなって来た。

 

アマゾンδ「ヴガァァアアアアアアアッ!!

アアアアアアアアアアッ!!

 

雄叫びを上げるアマゾンデルタは、アマゾンズドライバーのアクセラーグリップを捻り、低い体勢になる。2人のアバドンはプログライズキーのボタンを押し、それぞれのツールのトリガーを引く。3人のライダー達は一斉に走りだし、空中に飛び上がる。

 

《バイオレント・スマッシュ》

《クラウディング・エナジー・フォール》

《クラウディング・バースト・キャノン》

 

アマゾンδ「ヴァァアアアアアアアッ!!」

3人のライダー達のライダーキックは、侵略型妖魔達に炸裂した。妖魔達は吹っ飛ばされ、爆散した。爆発が雑魚妖魔を包み、次々と爆発していく。3人のライダー達の活躍により、現れた妖魔達は全滅した。

 

アバドン(赤)「……。」

アバドン(赤)(一先ず、ここは大丈夫そうですね。)

アバドン(青)「……。」

アバドン(青)(そうだね、じゃあ)

 

2人のアバドンがその場から去ろうとすると……

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ドゴォッ!

 

突如、アバドン(青)が何者かに攻撃され、壁に激突した。

アバドン(赤)「…っ!?」

アバドン(青)を攻撃した犯人は……

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

アマゾンδ「ガァァアアアアアアアアアア!!

 

何と、アマゾンデルタだった。そして、アバドン(赤)の姿を見ると……いきなり襲いかかった。

アバドン(赤)「っ!?」

アマゾンδ「ウガアアァァッ!ガァァアアアッ!」

アマゾンデルタの激しい攻撃を、アバドン(赤)は敢えて避けず……ひたすら受け止めたり、時には受け身を取ってくらったりした。

 

アバドン(青)「…!」

アバドン(青)(いたたた…っ!?…翔、君…?)

 

アバドン(青)はアバドン(赤)を攻撃しているアマゾンデルタに見て、驚いていた。

アバドン(赤)「…!」スタッ…

アバドン(赤)はアバドン(青)の近くに降り立ち……

 

アバドン(赤)(…翔君を攻撃しないでください、どうか…!)

アバドン(青)(う、うん…分かってる…!)

 

アバドン(青)と話をして、アマゾンデルタに攻撃をしないよう気を付けた。

 

アマゾンδ「~~~~ッ!!」ドゴォッ!ドゴォッ!

 

アマゾンデルタは獲物を見失ってイライラしているのか、近くの瓦礫をひたすら破壊していた。その隙に、2人のアバドンはその場から撤退していった。

 

アマゾンδ「ヴヴゥゥウウアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!

 

1人その場に取り残されたアマゾンデルタは、大空に向かって勢いよく吠えた。その後、深雪と蜜璃が路地裏から姿を現した。

深雪「…翔君…」

アマゾンδ「ッ!?」

アマゾンデルタは深雪と蜜璃の姿を見るなり…

 

アマゾンδ「ガアァァッ!!

 

真っ直ぐ向かって来る。深雪と蜜璃はアマゾンデルタを避けると……

 

深雪「蜜璃さん!!」

蜜璃「うん!翔君、ごめんね!!」ガバッ!

 

蜜璃はアマゾンデルタを押さえ付け、そのまま地面に倒れ込んだ。

 

アマゾンδ「ヴガァアアッ!!ギャァアアッ!!

 

しばらくの間、発狂しながら暴れていたアマゾンデルタだったが……

 

アマゾンδ「ヴッ!?ゴホァッ……ガ…アァ……」

 

発作が治まると、変身が解けて翔の姿に戻った。

深雪「翔君、発作が…!?」

蜜璃「大丈夫、翔君!?」

 

翔「…ッ!…?」

 

深雪と蜜璃に声を掛けられ、目を開く翔。

翔「…お、俺……ッ!?」

すると、突然頭をおさえ始め……

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

翔「う…あ……ああぁぁあああああ!!」ダッ!

 

悲鳴をあげて、深雪と蜜璃の前から走り去ってしまう。

深雪「あ、翔君っ!?」

蜜璃「待って、翔君っ!!」

深雪と蜜璃は慌てて翔の後を追い掛けたが…運悪く、見失ってしまった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

一方、翔は……

 

翔「…ゼェッ……はぁっ……お、俺は…!!」

閉鎖されている通りに来ていた。脂汗をかき、その場で膝を着く翔。

翔「…く、くっそぉ……俺はまだ、やらなきゃ…いけねぇんだ……もう少し堪えろ、俺の身体…!」

全身にも痛みが回ってきており、もはや……戦うには無理があると言える。しかし、そんな彼に休む時間は無い……

 

Z「ここにいたか、青空 翔!!」

 

そこに、Zが姿を現す。

翔「…またてめぇか……」

Z「アスナ達がいなくなったのも、全部貴様のせいだ!!貴様がいたから、アスナ達はいなくなったんだ!!」

翔「人のせいにすんじゃねぇよ。」

翔はため息をつくと、アマゾンズドライバーのアクセラーグリップに手を添える。それを見たZは、ジクウドライバーを装着……バールクスライドウォッチを起動させ、ジクウドライバーに取り付け、ドライバーを傾ける。

 

翔「…アマゾン。」

 

…と、翔は呟き…ドライバーのアクセラーグリップを捻る。すると、彼の顔に…流れる涙のような空色のモールドが浮かび上がり、その直後…全身が黄色い炎に包まれた。Zは変身ポーズを取り、

 

Z「変身!!」

 

ジクウドライバーを360度回転させ、全身がオーロラに包まれる。

 

《チェンジ!アマゾン・デルタ!》

 

《~♪~♪カメンライダー・バールク~ス♪》




いかがでしたか?今回はここまでです。



何かに支配された翔は、妖魔を倒した後…アバドン達を攻撃し、更に…駆け付けた深雪と蜜璃にも攻撃しようとしたのだった。

次回も、お楽しみに
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