〜プロジェクト東京ドールズ〜『化け物とドールの絆』 作:やさぐれショウ
ストライカー達の巣窟から無事に救出された翔は、一海達のシェアハウスへと運ばれた。ケガをしているにも関わらず、翔は戦場へ行こうとする。その時、メンバー達は……
では、本編へどうぞ
救出された翔は、一海達のシェアハウスへと運ばれた。
一海「大丈夫か、翔…?」
翔「弱音なんて吐いてられっかよ…」
友香「翔さん、とりあえずそこのソファーに横になりますか?」
翔「バカ、流石にそりゃ
紫「遠慮することはない。」
諒芽「とにかく、楽な体勢とりなって。」
翔はソファーに横にはならず、深く座ることにした。
深雪「翔君、今から簡単な手当てをしますね。」
深雪はそう言うと、翔の左足の手当てを始める。ここには医療用具等が無いため、十分な手当てができなかった。
蜜璃「ごめんね、ちゃんとした手当てができなくて…」
翔「謝んじゃねぇよ…むしろ、謝んのは俺だ……散々迷惑かけたな…済まねぇ……」
翔はメンバー達に謝罪し、項垂れる。
一海「顔を上げてくれよ、翔。」
一海はそんな翔に、笑顔を向ける。
一海「俺らの方こそ、悪かったな……お前の心情も知らず、攻撃しちまって……だからさ、もう1度…お前の友達でいても、良いか?」
翔「……。」
翔が一海の顔を見ると、一海は…悲しげな笑顔を向けていた。それは、紫も友香も諒芽も同じだった。
翔「……。」
翔はため息を着くと……
翔「お前らはバカだ…本当にバカだよ……」
と、小さめの声で言った。
一海「はははは、まぁ否定はできねぇよ。」
紫「あまり真面目過ぎると、すぐにバテてしまうからな。」
友香「そうは言っても、紫さんはいつも真面目じゃないですか。」
紫「友香…それを言ったらおしまいだぞ…」汗
諒芽「なははは、まぁ…これが俺らだからさ……」
翔の言葉に、思わず苦笑いする一海達。
小春「あ、あの…」
その時、小春が翔に話しかけてきた。
翔「…?」
翔は小春の顔を見るが、少しだけ表情を曇らせた。
マリ「あんたら3人には悪いけど…隊長、若い娘が苦手だから、ある程度距離を取ってくれる?」
マリがそう言うと、小春は「あぁっ、すいません。」と言い、翠とミネルヴァと共に、翔から距離を取る。
翔「…んで…何者だ、お前達は?」
落ち着きを取り戻した翔は、小春達に問い詰める。
小春「私は『
翠「わたしは『
ミネルヴァ「私は『ミネルヴァ』。」
小春、翠、ミネルヴァは翔に簡単な自己紹介をした。
翔「湊に隼坂、ミネルヴァか…俺は『青空 翔』だ。」
翔も3人に簡単な自己紹介をする。
ミネルヴァ「はわぁっ!!」
すると、ミネルヴァは驚いて……
ミネルヴァ「スゴいよ小春、翠!青空隊長だよ!!あの伝説の隊長だよ!!」
と、大喜びした。
小春「ちょっ、ミネルヴァ様…!」汗
翠「1回落ち着こうか、ミネルヴァ様…」汗
小春と翠はミネルヴァを落ち着かせようとする。ミネルヴァにとって、翔は憧れの存在…そのため、翔には聞きたいことが山ほどある。
翠「今の青空隊長ちゃんは、ケガをしてる…それに、なんだか調子が悪そうだから、聞きたいことを聞くのは、隊長ちゃんが元気になった時に聞こ?」
翠がそう言うと、
ミネルヴァ「ハッ!?そ、そうだね…ごめんなさい、青空隊長。」
と、ミネルヴァは翔に謝罪した。
翔「…気にするな。それより、TVをつけても良いか?墨田区の様子が気になるんだ。」
翔の言葉に、すぐにTVをつける。TVの画面には、シレーヌの影響で暴走したオートギアが、ガトリングや熱線を乱射している様子が映し出された。更に……
ゾンジス『ぬぅぅううああああぁぁぁぁっ!!』ズドドドドォンッ!
胸部からミサイルを発射し、街をめちゃくちゃにするゾンジスや、
自衛隊員『う、撃てぇ!!』ドパパパパーー!!
ザモナス『効かないよぉ、オラオラァッ!』ドカッドカッ!
自衛隊員『ぐあっ!?』『がぁっ!!』
自衛隊を攻撃し、任務を妨害するザモナス……
バールクス『ぉぉおおおおおっ!!』ズパッ!ザシュッ!
自衛隊員『ぎゃあっ!!』『うわぁっ!!』
更に、長剣を振るって自衛隊員達を次々と殺害していくバールクスの姿も映し出された。
翔「…ッ!!」
それを見た翔は、ソファーから立ち上がるが…
翔「ぐっ!?」
すぐに転びそうになるが、蜜璃が慌てて支え、転ばなかった。
ほたる「隊長サン、その身体じゃ無茶です!」
翔「じゃあ、誰が行くんだよ…化け物共やバールクス達によって困ってる奴らを、誰が助けに行くんだよ!?」
翔の剣幕に、黙り込むほたる。
ほたる「で、ですが…」
翔「誰がなんと言おうと…俺は戦場に行く。俺は、この世界が好きだから…この身体が朽ち果てようが、俺は戦う!こんなケガ…大したこたぁねぇよ…!」
翔はほたるの反対を押しきり、戦場と化した墨田区へ向かう準備をする。
ほたる「…隊長サン……でしたら、あたし達も着いていきます!!」
翔の覚悟が伝わったのか、翔に着いていくことを選んだ元ストライカー達。
一海「俺らも行くぜ!」
深雪「では、私も行きます。」
蜜璃「私も行く!」
一海達、深雪と蜜璃も彼に着いていくことを決心する。
ミネルヴァ「スゴい…みんなの心が一つになってる…!」
小春「翠、ミネルヴァ様!私たちも行きましょう!!」
翠「りょーかい!まぁ、行く以外の選択肢は無いんだけどね!」
更には、ミネルヴァと小春と翠の3人も翔に着いていくことを決心する。全員の心が一つになったことを確信した翔は……
翔「行くぞ!!」
と、大声で言う。
メンバー「「「おぉー!!」」」
そして、外に出ると…
モシュネ「私たちも行くモシュ!」
モシュネ達が待っていた。メンバー達が全員揃ったところで、
翔「ジャングレイダー!!」
翔はジャングレイダーを呼ぶ。その後、何処からかエンジン音が聞こえてきたと思うと、それが段々大きくなって来ていた。そして、翔の目の前に乳白色のライトを輝かせたジャングレイダーが到着した。一海達も専用バイクをスタンバイし、元ストライカー達はキラルに乗り、小春と翠はモシュネ達に乗る。モルガナとミネルヴァは空を飛ぶ。
グォォオオオンッ!
グォォオオオオオオオオオオンッ!!
翔と一海達はバイクを飛ばし、元ストライカー達はキラルと、小春と翠はモシュネ達と空を舞い、モルガナとミネルヴァも空を舞い、戦場へと向かっていった。
ヘルメス「…私も、そろそろこれを使ってみるか。」
天界からその様子を見ていたヘルメスは、『ジクウドライバー』に似たベルトを装着すると、何やら円形の何かをベルトにセットする。
ヘルメス「…変身。」
《ギンギンギラギラギャラクシー!宇宙の彼方のファンタジー!
仮面ライダーギンガ!》
いかがでしたか?今回はここまでです。
翔は休むことはせず、元ストライカー達、一海達、モシュネ達、小春、翠、ミネルヴァと共に、戦場へと向かった。
次回も、お楽しみに