〜プロジェクト東京ドールズ〜『化け物とドールの絆』   作:やさぐれショウ

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やさぐれショウです。



ストライカー達の巣窟から無事に救出された翔は、一海達のシェアハウスへと運ばれた。ケガをしているにも関わらず、翔は戦場へ行こうとする。その時、メンバー達は……

では、本編へどうぞ


第二百十五話 心を一つに

救出された翔は、一海達のシェアハウスへと運ばれた。

 

 

 

一海「大丈夫か、翔…?」

翔「弱音なんて吐いてられっかよ…」

友香「翔さん、とりあえずそこのソファーに横になりますか?」

翔「バカ、流石にそりゃ(わり)ぃよ…」

紫「遠慮することはない。」

諒芽「とにかく、楽な体勢とりなって。」

翔はソファーに横にはならず、深く座ることにした。

深雪「翔君、今から簡単な手当てをしますね。」

深雪はそう言うと、翔の左足の手当てを始める。ここには医療用具等が無いため、十分な手当てができなかった。

蜜璃「ごめんね、ちゃんとした手当てができなくて…」

翔「謝んじゃねぇよ…むしろ、謝んのは俺だ……散々迷惑かけたな…済まねぇ……」

翔はメンバー達に謝罪し、項垂れる。

一海「顔を上げてくれよ、翔。」

一海はそんな翔に、笑顔を向ける。

一海「俺らの方こそ、悪かったな……お前の心情も知らず、攻撃しちまって……だからさ、もう1度…お前の友達でいても、良いか?」

翔「……。」

翔が一海の顔を見ると、一海は…悲しげな笑顔を向けていた。それは、紫も友香も諒芽も同じだった。

翔「……。」

翔はため息を着くと……

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

翔「お前らはバカだ…本当にバカだよ……」

 

と、小さめの声で言った。

一海「はははは、まぁ否定はできねぇよ。」

紫「あまり真面目過ぎると、すぐにバテてしまうからな。」

友香「そうは言っても、紫さんはいつも真面目じゃないですか。」

紫「友香…それを言ったらおしまいだぞ…」汗

諒芽「なははは、まぁ…これが俺らだからさ……」

翔の言葉に、思わず苦笑いする一海達。

 

小春「あ、あの…」

 

その時、小春が翔に話しかけてきた。

翔「…?」

翔は小春の顔を見るが、少しだけ表情を曇らせた。

マリ「あんたら3人には悪いけど…隊長、若い娘が苦手だから、ある程度距離を取ってくれる?」

マリがそう言うと、小春は「あぁっ、すいません。」と言い、翠とミネルヴァと共に、翔から距離を取る。

翔「…んで…何者だ、お前達は?」

落ち着きを取り戻した翔は、小春達に問い詰める。

 

小春「私は『(みなと) 小春(こはる)』って言います。」

翠「わたしは『隼坂(はやさか) (すい)』だよ。」

ミネルヴァ「私は『ミネルヴァ』。」

 

小春、翠、ミネルヴァは翔に簡単な自己紹介をした。

翔「湊に隼坂、ミネルヴァか…俺は『青空 翔』だ。」

翔も3人に簡単な自己紹介をする。

ミネルヴァ「はわぁっ!!」

すると、ミネルヴァは驚いて……

 

ミネルヴァ「スゴいよ小春、翠!青空隊長だよ!!あの伝説の隊長だよ!!」

 

と、大喜びした。

小春「ちょっ、ミネルヴァ様…!」汗

翠「1回落ち着こうか、ミネルヴァ様…」汗

小春と翠はミネルヴァを落ち着かせようとする。ミネルヴァにとって、翔は憧れの存在…そのため、翔には聞きたいことが山ほどある。

翠「今の青空隊長ちゃんは、ケガをしてる…それに、なんだか調子が悪そうだから、聞きたいことを聞くのは、隊長ちゃんが元気になった時に聞こ?」

翠がそう言うと、

ミネルヴァ「ハッ!?そ、そうだね…ごめんなさい、青空隊長。」

と、ミネルヴァは翔に謝罪した。

翔「…気にするな。それより、TVをつけても良いか?墨田区の様子が気になるんだ。」

翔の言葉に、すぐにTVをつける。TVの画面には、シレーヌの影響で暴走したオートギアが、ガトリングや熱線を乱射している様子が映し出された。更に……

 

ゾンジス『ぬぅぅううああああぁぁぁぁっ!!』ズドドドドォンッ!

胸部からミサイルを発射し、街をめちゃくちゃにするゾンジスや、

自衛隊員『う、撃てぇ!!』ドパパパパーー!!

ザモナス『効かないよぉ、オラオラァッ!』ドカッドカッ!

自衛隊員『ぐあっ!?』『がぁっ!!』

自衛隊を攻撃し、任務を妨害するザモナス……

バールクス『ぉぉおおおおおっ!!』ズパッ!ザシュッ!

自衛隊員『ぎゃあっ!!』『うわぁっ!!』

更に、長剣を振るって自衛隊員達を次々と殺害していくバールクスの姿も映し出された。

 

翔「…ッ!!」

それを見た翔は、ソファーから立ち上がるが…

翔「ぐっ!?」

すぐに転びそうになるが、蜜璃が慌てて支え、転ばなかった。

ほたる「隊長サン、その身体じゃ無茶です!」

翔「じゃあ、誰が行くんだよ…化け物共やバールクス達によって困ってる奴らを、誰が助けに行くんだよ!?」

翔の剣幕に、黙り込むほたる。

ほたる「で、ですが…」

翔「誰がなんと言おうと…俺は戦場に行く。俺は、この世界が好きだから…この身体が朽ち果てようが、俺は戦う!こんなケガ…大したこたぁねぇよ…!」

翔はほたるの反対を押しきり、戦場と化した墨田区へ向かう準備をする。

ほたる「…隊長サン……でしたら、あたし達も着いていきます!!」

翔の覚悟が伝わったのか、翔に着いていくことを選んだ元ストライカー達。

一海「俺らも行くぜ!」

深雪「では、私も行きます。」

蜜璃「私も行く!」

一海達、深雪と蜜璃も彼に着いていくことを決心する。

ミネルヴァ「スゴい…みんなの心が一つになってる…!」

小春「翠、ミネルヴァ様!私たちも行きましょう!!」

翠「りょーかい!まぁ、行く以外の選択肢は無いんだけどね!」

更には、ミネルヴァと小春と翠の3人も翔に着いていくことを決心する。全員の心が一つになったことを確信した翔は……

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

翔「行くぞ!!」

 

と、大声で言う。

 

メンバー「「「おぉー!!」」」

 

そして、外に出ると…

 

モシュネ「私たちも行くモシュ!」

モシュネ達が待っていた。メンバー達が全員揃ったところで、

 

翔「ジャングレイダー!!」

 

翔はジャングレイダーを呼ぶ。その後、何処からかエンジン音が聞こえてきたと思うと、それが段々大きくなって来ていた。そして、翔の目の前に乳白色のライトを輝かせたジャングレイダーが到着した。一海達も専用バイクをスタンバイし、元ストライカー達はキラルに乗り、小春と翠はモシュネ達に乗る。モルガナとミネルヴァは空を飛ぶ。

 

グォォオオオンッ!

グォォオオオオオオオオオオンッ!!

 

翔と一海達はバイクを飛ばし、元ストライカー達はキラルと、小春と翠はモシュネ達と空を舞い、モルガナとミネルヴァも空を舞い、戦場へと向かっていった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ヘルメス「…私も、そろそろこれを使ってみるか。」

 

天界からその様子を見ていたヘルメスは、『ジクウドライバー』に似たベルトを装着すると、何やら円形の何かをベルトにセットする。

 

ヘルメス「…変身。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

《ギンギンギラギラギャラクシー!宇宙の彼方のファンタジー!

 

仮面ライダーギンガ!》




いかがでしたか?今回はここまでです。



翔は休むことはせず、元ストライカー達、一海達、モシュネ達、小春、翠、ミネルヴァと共に、戦場へと向かった。

次回も、お楽しみに
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