〜プロジェクト東京ドールズ〜『化け物とドールの絆』 作:やさぐれショウ
シレーヌの撃破に成功したDolls達。だが、戦いはこれだけでは無かった。
最後の悪夢に挑むのは、人類を守るために戦う…あの、ヒーロー達。果たして……
では、本編へどうぞ
PPP--
カナ『シレーヌの撃破を確認!』
シレーヌが倒されたことを確認したカナ。
カナ『みなさん……!みなさん!本当に…お疲れ様でした!』
そして…今にも泣きそうな声で、メンバー達に労いの言葉をかけた。
ミサキ「倒した……!」
シレーヌの最期を見届けたミサキは……
ミサキ「私たちの勝利よ!!」
と、メンバー達に言う。
シオリ「やりましたね、ミサキさん!」
サクラ「すごい戦いぶりでした…!やっぱり、ミサキさんはNo.1です!」
ミサキ「本当、いい気分----
ずっと抱えていた荷物を…これで…
ようやく降ろすことができた----」
シレーヌとの戦いに勝利し、Dollsも元ストライカー達も皆、いい顔をしていた。
小鳥遊「……Dolls諸君。」
そこに、小鳥遊大臣がやって来る。
レイナ「小鳥遊大臣。ご協力ありがとうございました。」
ヒヨ「そーだよ!あの高射砲を、害特のみんなが運んでくれたんだよね!」
小鳥遊大臣にお礼を言うメンバー達。
小鳥遊「敵わないな、君たちには。礼を言うのは、こちらの方だ。」
小鳥遊大臣は、メンバー達に言う。
小鳥遊「少女が、芸能活動の片手間に戦場に立つなど、国防を司る者として認めることはできない。
…正直、私はそう思っていた。
…だが、それは誤りだった。
君たちの真価を見誤っていた。
君たちの力なくして、シレーヌ駆除は成し得なかった。
協力に、感謝する。
ありがとう--Dolls諸君。」
そして、Dollsにお礼を言うと、深々と頭を下げた。少しの間、沈黙があったが…レイナが、口を開いた。
レイナ「私たちは……貴方たちのことを…正直、快くは思っていなかったわ。
でも、これでお互い認め合えた。
これからは、美しい関係が築けるはずよ。」
レイナの言葉に、小鳥遊大臣は口角を上げる。
小鳥遊「フフ……こちらからも頼むよ。」
今回の出来事で、ドールハウスと害特に…新たな絆が生まれたのだった。
小鳥遊「しかし、ここから先は事後処理。我々の
小鳥遊大臣はDolls達に聞く。
ナナミ「この後始末とか、面倒極まりないですね…面倒事なら、いくらでもお任せします。」
ヤマダ「…ショージキ、めちゃくちゃ助かるっす。」
ナナミとヤマダは小鳥遊大臣に言う。
小鳥遊「若者よ、祭りの熱狂を楽しめ。
老害よ、祭りの余韻を楽しめ。
いま私が作った。至極、名言だろう?」
小鳥遊大臣の言葉に、困惑するメンバー達。
小鳥遊「それと、元ストライカーの諸君…君たちの戦いも、素晴らしかった。本当にありがとう。」
ほたる「あっ、い…いえっ!」アセアセ
小鳥遊大臣にお礼を言われ、戸惑う元ストライカー達。そこへ……
Z「…見つけたぞ…!!」
怒りの表情を向け、ボロボロになったZが現れた。
Z「Dolls、よく聞け!!」
Zの言葉に、Dollsはあからさまに迷惑そうな顔をする。そして、ZはDollsにこう言った。
Z「オレの自宅は高級マンションだ!ジェットバスだってついてる!10人以上は、軽く入れる!!」
しかし……
サクラ「は、はい…?」汗
ミサキ「だから何?」
シオリ「えっと、それがどうかしましたか…?」
Dollsは全く興味を示さない。
Z「広い部屋は幾つもある!屋上にはプールだってあるんだ!!」
ヤマダ「いやいや、それがどーしたんすか?」
ユキ「…?」
アヤ「ちょっとあんた、さっきから何言ってんの?」
Z「何なら、金だっていくらでもある!一生遊んで暮らせるほどのなぁ!!君らの人生は、バラ色になることは間違い無い!!」
ヒヨ「そんな人生、ヒヨはいらなーい。」
ナナミ「私も断固拒否します。お金に埋もれた人生なんて、ウンザリです。」
レイナ「そもそも、そんな事で私たちを釣れるとでも思ったのかしら?随分安く見られたものね。」
ZはDollsを口説いたのだが、結局……何をチラつかせようが無駄だった。
Z「何だと…!?…ならば死ねぇ!!」
Zはジクウドライバーを装着する。しかし、その時……
ズドォンッ!ズドォンッ!
Z「ッ!?」
Zの足元に何かが着弾し、爆発を起こした。Dolls達が、スカイタワー入り口の方を向くと……
一海の肩を借りて歩く翔が、紫と友香と諒芽、深雪と蜜璃、小春と翠とミネルヴァ、更に…赤、黒、黄色のモシュネ達と共に姿を現した。
レイナ「…翔君!!」
Dolls「翔さん!」「翔君!」「翔!」
翔が姿を見せ、安心するDollsだが……翔は既にボロボロなり、口元には吐血した血がついており、服はズタズタで…身体中には傷やアザがあり、更に…左足を引き摺っていた。
Z「くっ…青空 翔……!!」
諒芽「翔ちんだけじゃねぇ…俺らもいるぞ!!」
紫「Z…大義のため、犠牲となってもらう。」
友香「大切な人達を傷つけようとするなら、私は許しません!」
深雪「私たちも、翔君を守るために戦います。」
蜜璃「翔君に危害を加えようとするなら、容赦しないからね!!」
一海「仮面ライダーのお出ましだ!!」
変身ベルトを装着するメンバー達。小春と翠とミネルヴァは翔達から離れる。
Z「…オレと戦うのか……まとめて殺してやる!!」
Zはバールクスライドウォッチを起動させると、ジクウドライバーに装填……更に、バイオライダーライドウォッチと、Yから奪った『Jライドウォッチ』を起動させる。
《バイオライダー》
《J》
Zは液状になり、次第に巨大化していく。
Z「変身ッ!!」
Zはそのまま、ジクウドライバーを回転させる。
《ライダーターイム》
そして、巨大化していく状態のまま…オーロラに包まれる。
《~♪~♪カメンライダー・バールク~ス♪》
オーロラが晴れると、そこには……身長約40m程の大きさになった、『仮面ライダーバールクス』が立っていた。
ミサキ「きょ、巨大化した…!?」
アヤ「う、ウソ…何なのよ、一体…!」
翔「恐れることはねぇ!!」
翔は声をあげる。
翔「仮面ライダーは、人類を守るために戦う…
…どんな敵が来ようと、ぶっ潰すまでだぁああ!!」
翔が声をあげると、一海達と深雪と蜜璃は一斉に変身する。
《Are you Ready?》
一海&紫「「変身ッ!!」」
《激凍心火!グリスブリザード!
ガキガキガキガキガッキィィイイイイイン!》
一海は『仮面ライダーグリスブリザード』に……
《大義晩成!プライムローグ!
ドリャドリャドリャドリャ!ドリャァァアアアアアアア!!》
紫は『仮面ライダープライムローグ』に変身した。
友香&キバーラ「「変身!」」
諒芽「変身!!」
友香は『仮面ライダーキバーラ』、諒芽は『仮面ライダーエクシードギルス』へと変身した。
《ヒット!》
深雪と蜜璃はクラウディングホッパープログライズキーを起動させ、変身ツールにセットする。
《オーソライズ》
キーを展開すると、変身待機音が響き始める。深雪は『スラッシュアバドライザー』を、蜜璃は『ショットアバドライザー』をバックルから取り出し、構えを取る。
深雪&蜜璃「「変身ッ!!」」
深雪はイアイギリのような薙ぎ払いと同時に、トリガーを引く。蜜璃は銃口をバールクスに向け、トリガーを引いた。
《シンクネットライズ》
深雪と蜜璃は、黄色い蛍光色に輝く筒状のエフェクトに包まれ、
《クラウディングホッパー!
"An attack method using various group tactics."》
仮面ライダーアバドンへと姿を変えた。
ヒヨ「ほよっ!?なぁに、あの仮面ライダーは!?」
ナナミ「分かりませんが…味方であることは、確かですね。まさか、深雪先生と蜜璃先生が変身したなんて…」
仮面ライダーアバドンに戸惑うDolls。最後に、翔はアマゾンズドライバーを装着すると…
翔「…ヴヴゥゥォォオオオオオオアアアアアアアアアア!!」
凄まじい雄叫びを上げる。
翔「…ッァァアアアアアアマァァアアアアアアアアアアッッゾォォオオオオオオオオオオオオオンッ!!」
そして、大空に向かって雄叫びを上げると同時に、黄色い炎に包まれ、
アマゾンδ「ヴヴゥゥァァアアアアアアアアアァァァァァァァァァァァッ!!」
仮面ライダーアマゾンデルタへと、姿を変えた。
バールクスは液状化すると、ライダー達に襲いかかる。
バールクス「お前達のせいで、オレのハーレム生活はめちゃくちゃだぁああああ!!」
ザッバァァアアアアアアアッ!!
ライダー「「「うわぁぁあああああああ!!」」」
強力な水圧が、ライダー達を襲う。
アマゾンδ「ガアッ!アガァッ!!アアァァアアアアッ!!」
左足に激痛が走り、のたうち回るアマゾンデルタ。
グリスB「皆、翔を絶対に守れ!!」
Pローグ「この世界には、翔が必要不可欠!翔を失ってはならんぞ!!」
グリスブリザードやプライムローグの指示により、アマゾンデルタを守ることに専念し始めるライダー達。
バールクス「邪魔だぁぁあああああああ!!」
バールクスは大きな液状の手で、ライダー達を振り払おうとする。
ガッ!!
アバドン(青)「やめなさいよぉぉおおおおおおお!!」
そのバールクスの巨大な手を、アバドン(青)は受け止めた。
バールクス「ッ!!!!」
バールクス(コイツ…なんて、バカ力だ…!!)
アバドン(青)「深雪ちゃん!!!!」
アバドン(青)の怪力に怯むバールクスに、
《クラウディング・エナジー》
アバドン(赤)「はぁっ!!」ズババババッ!!
アバドン(赤)が無数の衝撃波を飛ばした。
ズドドドドーー!!
バールクス「ぐぅ…っ!?」
バールクスはライドウォッチを取り出し……
《アマゾンオメガ》
《アマゾンアルファ》
液状化した腕を幾つものトゲが生えた刃にし、ライダー達を薙ぎ払う。
ライダー「「ぐわぁぁあああああああああ!!」」
ライダー達が吹っ飛ばされ、誰もアマゾンデルタを守る者が居なくなる。
アマゾンδ「ぐっ…ッ!!」
(…青空君!)
その時…アマゾンデルタの意識に、誰かが語りかけて来る。その声は……かつて、北海道旅行を共にした、『赤羽
(君は困っている人達を見捨てず、何度も助けて来た。
だから僕は、そんな君に勇気を貰い、仮面ライダーとして戦えるんだ。)
アマゾンデルタは立ち上がると…
アマゾンδ「グォォオオオオアアアアアアアア!!」
凄まじい雄叫びと共に、左腕のアームカッターで液状化したバールクスの腕を斬った。
バールクス「無駄だ!液状化している限り、何度でも再生する!!」
バールクスが斬られた右腕を再生させた次の瞬間……
バリバリバリバリバリバリバリバリ!!
バールクス「ぎゃぁぁああああああああ!!」
アマゾンデルタが光線銃から電撃を発生させた。液状化している状態では、電気に弱くなる……その弱点をアマゾンデルタは知っていたため、バールクスから奪った光線銃を使ったのだ。バールクスは仰向けに倒れ、液状化が解除された。
EXギルス「ヴァァアアアアアアアア!!」
エクシードギルスはギルススティンガーを伸ばし、バールクスを拘束する。だが……
《真!》
バールクス「ぬぅぅぁぁああああああああ!!」ブチブチブチィッ!!
真ライドウォッチの力で、自身のパワーを強化したバールクスは、ギルススティンガーを力任せに引きちぎった。
バールクス「貴様には、こうだぁっ!!」
そして、アマゾンオメガライドウォッチで生み出したナイフで、エクシードギルスの左腕を切断した。
ザシュッ!ブシュゥゥウウウウウウウウウッ!!
EXギルス「ウガァァアアアアアアアアアア!!」
左腕から勢いよく血を吹き出し、のたうち回るエクシードギルス。
キバーラ「諒芽さん!!」
グリスB「諒芽ァ!!」
Pローグ「くそっ、こっちだ!!」ズドォンッ!ズドォンッ!
プライムローグはネビュラスチームガンをバールクス目掛けて発砲する。
バールクス「貴様には、こうしてやる!!」
《アマゾンネオ》
バールクスはアマゾンネオライドウォッチを起動し、ニードルガンを形成…巨大なニードルをプライムローグに向かって撃ち込んだ。
ズドォンッ!ドゴォッ!!
Pローグ「ぐわっ!?」
ニードルが突き刺さった衝撃で、プライムローグの身体は宙を舞う。その時……
ズドォンッ!
バールクスに向かって、巨大な徹甲弾が飛んできた。
《クラウディング・バースト》
ドッゴォォオオオオオオオオオンッ!!
徹甲弾はバールクスに、命中すると共に、大爆発を起こした。
バールクス「ぐわぁぁあああああああああ!!」
バールクスに平成ライダーの力は通用しないが、平成ライダー以外のライダーの力なら、通用する。そのため、先程の攻撃によるダメージは大きい。
アバドン(青)「翔君!普段はクールでツンツンしてて、可愛いっ!!でも、いざという時はっ!!頼もしくって、誰よりもカッコいいんだからっ!!そんな翔君にっ!私も深雪ちゃんもっ!何度も救われてきたっ!!」
アバドン(赤)「ですから、今度は……私と蜜璃さんが、翔君を!救う番ですっ!!」
《ヒット!》
2人のアバドンはキーのボタンを押した直後、すぐにトリガーを引き、空中に飛び上がる。
《クラウディング・エナジー・フォール》
《クラウディング・バースト・キャノン》
アバドン「「はぁぁああああああああああああ!!」」
そして、バールクスに向かってライダーキックを打ち込む。
ドゴォォオオオオオオオオオンッ!
バールクス「があっ!!……くそがぁっ!!」
《ZO!》
だが、バールクスはZOライドウォッチを起動させ、傷や疲れまでも回復した。
アマゾンδ「ヴゥォオオアアアアア!!」
アマゾンデルタはアマゾン細胞を刺激し、本能がままにバールクスへと走っていく。その姿は、左足の痛みがまるで嘘のようだ。
アマゾンδ「ガァァアアアアアアアア!!」
ザシュッ!ザクゥッ!ズチュッ!グチャッ!
アマゾンデルタは腕のアームカッターや両手の鋭い爪を振るってバールクスの足を斬り刻み、口の牙を出現させ、噛み付いたりした。
バールクス「ぬぅぅうううう、小賢しい!!」
バールクスはアマゾンデルタを捕らえようと手を伸ばしたが、アマゾンデルタはジャンプすると、身体を捻らせてこれをかわす。そして、バールクスの腕を駆け上がっていき、ドライバーのバトラーグリップを引き抜き、アマゾンブレードを取り出す。
《バイオレント・クラッシュ》
アマゾンδ「ヴガァァアアアアアアアア!!」
ザシュッ!ブシャァァアアアアアアアアアアアッ!!
アマゾンデルタはアマゾンブレードを振るい、バールクスの顔を斬った。
バールクス「あがっ!?アアァァァァアアアアアアアアアアア!!」
目の辺りを斬られたバールクスは、顔面を抑え、のたうち回る。
ズダァンッ!
アマゾンδ「…ヴッ!?グッ…!!」
地上に降り立ったアマゾンデルタの全身に、再び激痛が走る。その時…別の誰かの声が聞こえて来る。
(負けないでください、隊長!!)
今度は…少女の声だ。この声は、【アリス・ギア・アイギス】の世界で関わった『比良坂 夜露』の声だ。
(私も、私たちアクトレス達も、隊長が諦めなかったことで、最後まで戦えました!!
ですから、隊長…頑張ってください!!)
アマゾンδ「…ッ!!」ギリリリッ…
夜露の声を聞き、アマゾンデルタはアマゾンブレードを握る力を強くする。
バールクス「死ねぇぇえええええええ!!」
そして、バールクスが足を振り下ろしてきた次の瞬間……
アマゾンδ「ヴヴァァアアアアアアアアアア!!」
ブゥンッ!……ブシュゥゥウウウウウウウウウッ!!
ブレードを大きく薙ぎ払い、バールクスの足を斬った。足から血を吹き出したバールクスは、断末魔を上げ、仰向けに倒れた。
小春「皆さん、今です!!」
それを見た小春が声をあげると……
箒「くらえっ!!」
セシリア「受けてみるといいですわ!!」
鈴「いっけぇぇええええ!!」
シャルロット「やぁぁあああああ!!」
ラウラ「でやぁぁああああああ!!」
インフィニット・ストラトスの世界のヒロイン達が現れ、銃やバズーカ等の武器でバールクスを攻撃する。バールクスの周りに炎が発生すると……
リーファ「えぇぇえええええええいっ!!」
ゴォォオオオオオオオオオッ!!
リーファが魔法で風を起こし、バールクスを炎の渦に包む。
シノン「せぇぇええええええいっ!!」
シノンは手榴弾をバールクスを包む炎の渦に向かって投げ、
アスナ&アリス&ユウキ「「「はぁぁああああああ!!」」」
アスナとアリスとユウキは、剣から衝撃波を炎の渦目掛けて飛ばした。
バールクス「青空 翔、貴様のせいでぇぇえええええええ!!アスナ達を失ったんだぁぁあああああああああ!!」
バールクスは液状化してアマゾンデルタの元に接近し……
バールクス「去らばだ!!この世界の害よぉぉおおおおおお!!」
ドッゴォォオオオオオオオオオッ!!
アマゾンデルタに右ストレートを放った。アマゾンデルタはスカイタワーに飛ばされ、勢いよくめり込んだ。
Dolls「翔さん!!」「翔君!!」「翔!!」
アマゾンデルタが飛ばされた方へ駆けていくDolls達。そこには、仰向けに倒れ、ぐったりとしたアマゾンデルタの姿があった。
ほたる「た、隊長サン……?」
雪枝「そんな…うそ、ですよね…?」
モニカ「ねぇ、起きてよ!隊長さん!!」
モニカはアマゾンデルタの身体をユサユサと揺らすが、アマゾンデルタはピクリとも動かない。
マリ「あの仮面ライダー…隊長でも、敵わないの…?」
幸子「そんな、そんなのって…!!」
あから「もう、あの仮面ライダーを止められないのか……?」
モルガナ「こんな運命…私は、認めません…認めたくありませんっ!!」
絶望に飲まれそうになる元ストライカー達だが……
ミサキ「まだよ!!翔さんは、まだ負けてない!!」
ミサキが声をあげた。
BGM~J×Takanori Nishikawa 『A.I. ∴ All Imagination Type-02』~♪
ミサキ「翔さんが背中を押してくれたから、私たちはシレーヌに勝てた。だから、今度は……
私たちが、翔さんの背中を押す番よ!!」
レイナ「そうね、皆で翔君に言葉を掛けましょう!!」
アヤ「そう来なくっちゃ!!」
Dollsはアマゾンデルタの側に寄り、言葉を駆け始めた。
その頃、渋谷区では……
アナウンサー『突如現れた巨大な仮面ライダーと思わしき怪物に、謎の仮面ライダー達が立ち向かっています!』
人々「おい、あれって…」「仮面ライダーグリスだ!ローグもいるぞ!」「あっ、キバーラとギルスも!!」「アマゾンデルタも居るぞ!!」
巨大スクリーンに、バールクスと戦うライダー達の様子が報道されていた。人々は、バールクスと戦う仮面ライダー達の勝利を信じ、スクリーンからその様子を見守っていた。
カナ「シレーヌの次は、バールクス…!?」
斑目「青空が戦闘不能になった……だが、青空は数々の奇跡を起こしてきた……青空、立て!!」
カナ「翔君、お願い…この世界を、守って…!!」
ドールハウスでは、斑目とカナが翔が勝つことを信じ、祈っていた。
仮面ライダーの勝利を信じる者達の想いは、光の帯となり……スカイタワーの方へと飛んでいく。
サクラ「翔さん!私は、翔さんが勝つことをずっとずーっと、信じています!!」
シオリ「負けないでください、翔君!!翔君は私たちの、ヒーローです!!」
レイナ「頑張っている翔君は何よりも美しいわ!!翔君、後少しだけ…頑張って!!」
ヒヨ「翔さん!!ヒヨはね、翔さんにあこがれてるんだ!!強くて優しい翔さんに、ずっとあこがれてるの!!」
ナナミ「翔さん、ここで負けたら私……私っ、泣きますよ!!女の子を泣かせるなんて、ナンセンスです!!ですから、立ち上がってください…翔さん!!」
アヤ「翔!あたし達もついてるわ!!もう、翔は…1人じゃないし、寂しい思いもさせない!!」
ユキ「翔さん…!お願いします…起きてください…!」
ヤマダ「翔さんが人類の為に命賭けて戦ってんのは、この世界の人々が知ってるんです!ジブンらも、そんな翔さんに勇気づけられたんすから!!」
ミサキ「翔さんは、例え私に失望しても…ずっと、私の、私たちの背中を押してくれて…一緒に戦ってくれた!!私は、私たちは…大好きな翔さんと、ずっと一緒にいたいです!!お願いです、翔さん……もう1度、立ち上がってください!!」
アマゾンデルタが立ち上がることを信じ、懸命に声をかけ続けるDolls。
愛「皆…っ!!翔君…!!」
ぐったりとしているアマゾンデルタに、ショックを受ける愛だったが、Dollsが一生懸命声をかけている姿を見て、涙を拭った。そこに……何やら、眩いモノが近付いてきていた。
愛「な、何…あの光……」
眩い光はアマゾンデルタの近くで停止する。アマゾンデルタに声を駆け続けるDolls達からも、光が発生すると……それらの光は、アマゾンデルタを包んでいった。
翔(…何だ、これ……なんて、温けぇんだ……)
翔(鏡)「翔!これは、君の勝利を信じる者達の想いだよ!!」
そんな翔に、鏡の世界の翔が話しかけてきた。
翔(でも、何で……)
翔(鏡)「因果応報って奴?良い行いをすれば、良い報いがあるってことだよ!君は、困っている人達を助けて来たじゃないか。だから、この世界の人達は君を信頼し、君の勝利を信じてるんだよ。」
翔(……。)
翔(鏡)「翔、今の君なら…必ずバールクスに勝てる!!」
翔(何故そう思う?)
翔(鏡)「すぐに分かるよ。」
そして、翔(鏡)の声が聞こえなくなった。
グリスB「ぐあっ!がぁっ!」
Pローグ「がはっ!」
キバーラ「くっ、うぅっ…!」
EXギルス「ヴァッ!アァッ!」
アバドン(青)「ゼェ……ゼェ……」
アバドン(赤)「ハァ……ハァ……」
グリスブリザード、プライムローグ、キバーラ、エクシードギルスは地面に倒れ、敗北寸前と言っても過言ではない。2人のアバドンは何とか立っているが、バールクスの無限の再生力に…体力の限界を迎えていた。
バールクス「貴様らはオレに勝てない…まとめて消えるが良い!!」
バールクスはトドメを刺そうと、右腕を振り上げる。その時……
「消えるのはお前だ!!」
バールクス「…?…っ!!」
バールクスによって戦闘不能になった筈のアマゾンデルタが姿を現した。現れたアマゾンデルタを見て、バールクスは言葉を失っていた。その理由は……
EXギルス「お、おい…翔ちんの腕に…!!」
Pローグ「あ、あれは…!!」
キバーラ「間違いありません…!!」
グリスB「あぁ!『ギギの腕輪』と『ガガの腕輪』だ!!」
アマゾンデルタの左腕には『ギギの腕輪』が、右腕には『ガガの腕輪』が装着されていたのだ。
『仮面ライダーアマゾン』では……『ギギの腕輪』と『ガガの腕輪』が揃いし時…アマゾンは何者にも負けない超パワーを得るのだ。つまり、アマゾンデルタは仮面ライダーアマゾンと同じように、何者にも負けない程の強大な力を得たのだった。
バールクス「何故だ…何故、貴様に…インカの秘宝の力が!?」
アマゾンδ「仮面ライダーは人類を守るために戦う……
そんな俺たちの勝利を信じる奴らが居るんだよ。」
アマゾンデルタの後ろには、再び結成した『Dolls』の姿があった。そして、今でも翔の味方でいる7人の『元ストライカー』達…白、黒、赤、黄色のモシュネ達もいた。
小春「やった!アマゾンデルタさんが復活した!!」
翠「おぉ、凄い…凄いよ……何か、いける気がしてきたよ!!」
ミネルヴァ「ううん、絶対に行けるよ!!」
小春と翠とミネルヴァも、アマゾンデルタの復活を喜んだ。
バールクス「ならば、もう1度貴様を倒してやる!!」
バールクスは液状化し、アマゾンデルタに襲いかかる。
アマゾンδ「フンッ。」ドンッ!
アマゾンデルタは襲いかかって来たバールクスを、一撃で突き飛ばした。
バールクス「ぐわっ!?……くそっ!!」
液状化が通用しなくなったアマゾンデルタに、思わず怯むバールクス。
アバドン(青)「っ!!…翔くぅぅううううん!!」
アバドン(赤)「良かったです、本当に…良かった…!」
アマゾンδ「後は任せろ…お前達の働き、無駄にはしねぇ!!」
アマゾンデルタは地面を蹴り、バールクスの方へと向かっていく。
アマゾンδ「ガァッ!ヴアアァァッ!」
ドゴォッ!バキィッ!
バールクス「ぐおっ!?がっ!!」
バールクスは反撃を試みるも、アマゾンデルタは反撃の隙を与えない。
アマゾンδ「ヴガァァアアアアアアアア!!」ドッゴォッ!
バールクス「ぐっはああああぁぁぁぁ…!!」
アマゾンδは回し蹴りで、バールクスを吹っ飛ばした。地面を転がるバールクス。
アマゾンδ「ウオオォォオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオォォォォォォォォォォ!!」
アマゾンデルタが大空に向かって吠えると、太陽がアマゾンデルタを照らした。
レイナ「翔君、頑張って!!」
アヤ「勝って、翔!!」
シオリ「翔君なら、絶対に勝てます!!」
アマゾンデルタを応援するDollsに続いて…
グリスB「翔、行けええぇぇっ!」
Pローグ「悪を撃て、翔!!」
キバーラ「信じていますよ、翔さん!!」
EXギルス「翔ちん、最後にスッゲェの…ぶちかましてやってくれぇぇえええええ!!」
アバドン(青)「翔君、勝ったら…ぎゅぅ~~~~って、抱き締めてあげるからね!!」
アバドン(赤)「翔君!みんなが1番、翔君を応援しています!!」
グリスブリザード、プライムローグ、キバーラ、エクシードギルス、2人のアバドン達もアマゾンデルタを応援する。
ダァァアアアアアアアアンッ!!
アマゾンデルタは地面を勢いよく蹴って、大空へと飛び上がる。高層ビルよりも高く……東京スカイタワーよりも高く……雲よりも高く…高く…飛び上がっていく。大気圏に到達すると…
《バイオレント・スラッシュ》
ドライバーから音声が響き、アマゾンデルタの右腕のアームカッターが光の刃を伸ばす。
ミサキ「翔さん!!
頑張れぇぇええええええええええ!!」
遥か上空にいるアマゾンデルタに、ミサキが声援を送った。
アマゾンδ「『スーパー大切断』!!
くらぇぇええええええええええええええええええ!!」
アマゾンデルタは雄叫びを上げ、バールクス目掛けて流星の如く落下していく。アマゾンデルタの右腕の刃が、バールクスを捕らえ、真っ二つに叩き斬って行く。
ズッパァァアアアアアアアアアッ!ドッゴォォオオオオオオオオオッ!!
アマゾンデルタの刃が地面に到達し、ヒビを入れると、アマゾンデルタはバク宙で後ろへと下がった。
バールクス「バ、バカな……このオレが、こんな奴らに……
…ぐおおおああああああああぁぁぁぁぁぁ!!」
バールクスは断末魔を上げ、大爆発を起こした。アマゾンデルタの勝利だ。
ミサキ「勝った……
翔さんが、勝ったわ!!」
ミサキがそう言うと、
「「「やったぁぁああああああああああああ!!」」」
Dollsは元ストライカー達と喜び、互いに抱き合ったり、ハイタッチをしたりして、アマゾンデルタの勝利を祝福した。
愛「ッ!!」
愛は号泣して、アマゾンデルタの勝利を心から喜んだ。
ライダー達「「ッシャァァアアアアアアア!!」」「やったな!!」「やりました!翔さんが勝ちましたよ!!」
アバドン(青)「やったぁ、翔君が勝ったんだよ!!」
アバドン(赤)「翔君、おめでとうございます!!」
グリスブリザード、プライムローグ、キバーラ、エクシードギルス、2人のアバドン達も声を上げ、アマゾンデルタの勝利を喜ぶ。
アナウンサー『たった今、我らの『仮面ライダーアマゾンデルタ』が、謎の怪物に勝利しました!!』
人々「「「ワァァアアアアアアアアア!!」」」
アマゾンデルタの勝利を見届けた人々は、お祭り騒ぎのような大歓声を上げた。
カナ「仮面ライダーバールクスの撃破を確認!斑目さん…翔君が、勝ちました!!」
斑目「あぁ……あぁっ!……よくやったな、青空っ!!」
カナと斑目は思わず涙を流し、アマゾンデルタの勝利を大いに喜んだ。
アマゾンδ「……。」
戦いに勝利したアマゾンデルタは……
アマゾンδ「オオォォオオオオオオ!!ッオオォォオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオォォォォォォォォォォ!!」
大空に向かって勢いよく吠えた。アマゾンデルタが大空に吠えると、雲が晴れ……青空が広がっていった。
その頃、天界では……
アフロディーテ「皆様!翔さんが、最後のジャドウを撃破しました!!」
天使達「「「ウォォオオオオオオオオオオ!!」」」
アマゾンデルタの勝利を見届けた天使達と神々が大喜びし、心から彼を祝福していた。
アレス「おいアテナ!翔が勝ったんだぞ!!」
アテナ「分かってるわ!ホンット凄い子じゃない!!」
アポロン「見事だ、青空 翔殿!!」
アルテミス「やるじゃない。」
デメテル「よく頑張りました、青空 翔様!!」
ヘパイストス「おぉおぉ!大したモンじゃねぇかぁっ!!」
ポセイドン「この世界にいる全てのジャドウ達が散ったか…青空 翔、そなたはまさしく…英雄だ!!」
ヘスティア「凄い凄い!あんなにおっきな敵を、やっつけちゃったよ!!」
デュオニュソス「彼の強い魂が、最後の悪夢を払ったのでしょう。」
ハデス「よくやってくれたぞ、青空 翔!!ケルちゃんも大喜びしているぞ!!」
ペルセポネ「頑張りましたね、青空 翔さん。貴方は立派です!」
オリュンポス十二神の神々も、翔に祝福の言葉を送る。
ヘラ「ゼウス様!彼なら、他の世界のジャドウ達を…!」
ゼウス「だが、それでは彼も力尽きてしまう……残りのジャドウに関しては、我々が責任を持って始末する。今はただ…英雄『青空 翔』に、栄光あれ!!」
ヘラ「はい、ゼウス様。青空 翔様に、神々のご加護があらんことを!!」
最高神『ゼウス』と、その妻『ヘラ』も……青空 翔を心から祝福したのだった。
いかがでしたか?今回はここまでです。
この物語のタイトルも長くなったし、本編も1万文字以上と、字数がボリューム満点になりました(笑)。
仮面ライダーの勝利を信じる者達の想いが、翔に力を与え、バールクスに勝てた訳です、うん。
これで、ジャドウの戦いは…“一先ず”終わりました。
次回も、お楽しみに!