〜プロジェクト東京ドールズ〜『化け物とドールの絆』   作:やさぐれショウ

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やさぐれショウです。



久しぶりに…散々好き勝手してきた悪質転生者達の末路を書いていきます。

では、本編へどうぞ


第二百十八話 ジャドウの末路5

ここは、地獄にあるとある刑務所…

 

ここには、転生の力を悪用し…好き勝手してきた悪質転生者『ジャドウ』達が、囚われている。

 

 

 

S「ゼェ…ゼェ……く、くそぉ…なんでボクが、こんな底辺な重労働をさせられてるんだよ…!!」

T「あぁっ、やってらんねぇよ!!」

囚人服を着せられたSとTは、愚痴をこぼしながら作業をしていた。

鬼人1「口を動かすだけじゃなくて、身体を動かせ身体を!!」

T「今やってんだろぉが!!」

鬼人1「なら良いが……Nを見ろ、アイツは愚痴も文句も1つもこぼすこと無く作業をしている。それに比べてお前達は何だ?全く進んでねぇじゃねぇか。」

Nを見ると、大量の石炭や鉱石等が入ったトロッコを押し、選別作業を始める。終わるとすぐにトロッコを押し、再び石炭や鉱石等を集めに向かった。彼は文句も愚痴も、決してこぼすことは無かった。

対してSとTは、トロッコに全く石炭や鉱石等が入っていない。ただただ、同じヶ所をツルハシで叩いていただけだったのだ。

鬼人1「無駄なことをするな!ちゃんと働け!!」ピッ…

 

ビリビリビリビリーー!!

 

S&T「「んぎゃぁぁああああああああ!!」」

 

鬼人1が手に持っているリモコンのスイッチを押した途端、SとTの身体に強力な電気が流れた。

 

鬼人1「こうなりたくなければ、Nを見習って働け!」

 

鬼人1はそう言うと、見回りのため…別の場所に向かった。

 

N「……。」

 

ボロボロになったSとTを見たNは……

 

N「ほら、アタシも手伝うわ。さっさとやりましょう?」

 

と、SとTに声をかける。だが……

 

S「うるせぇボケ!!!」

T「てめぇごときの手伝いなんて、いらねぇんだよカス!!」

 

そんなNに、SとTは暴言を吐いた。Nはため息を着き…

 

N「…分かったわ、どうなっても知らないわよ。」

 

と言い、作業に戻った。その後も、SとTは性懲りもなく作業をするフリを続けたが…死神達に常に監視されていたため、すぐにバレてしまい……その場でキツいお仕置きをされたのだった。

 

別の作業場では……

 

A「…ミサ、キ……み…さ、き……ミサキ…ミサキ……」

B「レイナレイナ…あぁ、レイナ……」

C「あっ、あぁ……ああぁぁ……ユキィィイイイイイイイイイイイイイ!!」

A、Bは愛しのヒロインの名前を…まるで、壊れたラジオのように呟き続け…Cは発狂し、愛しのヒロインの名前を叫んでいた。その後は案の定……見回りに来た鬼人により、その場でキツいお仕置きを受けた。

鬼人1「お前達も、アイツらのようになりたくないだろ?」

鬼人1の視線の先には……X、Y、Zの姿があった。彼らはボロボロの布切れ一枚を着せられ、それぞれ違う処刑方法を受けようとしていた。

鬼人2「早く入れ!!」

X「い、嫌だ!!やめろ、やめろぉぉおおお!!」

Xが受けようとしている処刑方法は、古代ギリシャで行われていた『ファラリスの雄牛』である。真鍮で鋳造された、中が空洞の雄牛の像であり、胴体には人間を中に入れるための扉がついている。受刑者となったものは、雄牛の中に閉じ込められ、牛の腹の下で火が焚かれる。真鍮は黄金色になるまで熱せられ、中の人間を炙り殺すという処刑用の道具である。

そこに無理矢理押し込まれたXは、扉を閉められ……出られなくなった。鬼人は像の腹の下にある焚き火に火を着ける。そして、火が段々強くなってくると……

 

X「ああぁぁああああああづぅぅううういいいいいい!!」

 

雄牛の頭部は複雑な筒と栓からなっており、苦悶するXの叫び声が、仕掛けを通して本物の牛のうなり声のような音へと変調される。数分後、像の中から出されたXは…肌が溶け、内臓や骨等が剥き出しになっていた。

X「イダイイダイイダァァアアアアアイ!!」

Xは顔を涙と鼻水でグシャグシャにしながら、叫んでいた。

 

 

Y「やめろ!は、離せ…離せぇぇえええええ!!」

鬼人3「大人しくしろ!!」

Yは必死で抵抗したのだが、鬼人3の方が力は強く……すぐに柱に縛り付けられた。そして、鬼人3はYの足元に可燃物を置く。

 

ゴォォオオオオオオオオオッ!!

 

Y「アヅイ!アヅイアヅイアヅイィィイイイイイイイイイイイイイ!!」

 

Yが受けているのは『火刑』と言われる処刑方法であり……この場合の火刑は、被疑者の姿がよく見えるよう、棒に縛り付けた上で足元に可燃物を置く形で準備が進められ、Yは死神達の監視のなか、火炙りにされ、喉が潰れるような勢いで叫んでいた。

 

Z「うっ…うぅっ……」

鬼人4「誰が休んで良いと言った!?さっさと歩け!!」ビシッ!

Z「がっ…くっ、くそぉ……」

Zに関しては…何やら、巨大な十字架を運ばされていた。足を止めれば鞭で打たれ、皮膚が裂かれて出血していた。そして、刑場と思わしき荒れ地にたどり着くと、Zはバテて倒れる。その間に、複数の鬼人達がZを寝かせた状態で十字架へ磔を開始する。まず、衣服を剥ぎ取られ、裸になったZの両手の手首の橈骨(とうこつ)尺骨(しゃっこつ)と手のひら付け根の手根骨(しゅこんこつ)の間に釘を打ち込み、十字架の横木に固定し始める。

 

ガァンッ!ゴォンッ!

 

Z「ぎゃぁぁあああああああああ!!」

 

釘に木槌が打たれるごとに、絶叫をあげるZ。十字架に固定されると、鬼人達はZを固定した十字架を立てた。

これは、古代ギリシャ・ローマで行われていた『磔刑(たっけい)』と呼ばれる処刑方法である。杭が引き起こされ立てられて固定されると、受刑者の両腕に自重がかかり、受刑者は肩を脱臼…その結果、胸に自重がかかり横隔膜の活動が妨げられる。受刑者は呼吸困難になり、血中酸素濃度は低下する。血中酸素濃度の低下により心臓は心拍数を高め、これが血中酸素濃度の低下に拍車をかける。やがて受刑者の全身の筋肉は疲弊し、肺は肺水腫を起こし、さらに酸素が欠乏し、心筋は疲弊し尽くして機能を停止し、受刑者は絶命に至る。この処刑は、当時のギリシャ・ローマでは『最も残酷な処刑方法』と呼ばれていた。

 

 

これらの処刑を受けているXとYとZの3人は……本来なら、死んでいる筈なのだが……ここは、地獄…死ぬレベルの苦痛を味わっても、その苦しみからは永遠に解放されないのだ。

 

ジャドウ達「「「ッ!!」」」

 

彼らが受ける罰を見たジャドウ達は言葉を失い、顔は青ざめ、ガタガタと震え始める。

 

鬼人1「お前達が行って来た悪さに相応しい罰を与えているのだ。言っておくが、重罪を犯してきたお前達に拒否権は無い。何故なら、お前達はそれだけのことをしてきたのだからな……あの3人のようになりたくなければ、黙って働き続けろ、分かったな?」

 

鬼人1はそれだけ言うと、ジャドウ達の前から姿を消していった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そして、女のジャドウ達も…地獄の刑務所にいる。ただ、男のジャドウとは、別の刑務所に収容されている。彼女達は主に、男のジャドウ達の食事作りや厠等の掃除をさせられている。たまに、力仕事もやる時がある。この日は、食材の運び出しを行っていた。

 

H「うぐぐぐぐ……!!」

 

食材の入った袋はかなり重く、歩くのがやっとであった。

 

P「こ、こんなの…無理よ…!!」

U「やってらんなーい!!」

Pは文句を言い、Uは仕事を放置してサボり出した。

鬼女1「サボってんじゃないわよ!!」ビシィッ!バシィッ!

P「いっ!?」

U「いだぁぁああああっ!?」

ツインテールが特徴の鬼女1の鞭に打たれるPとU。

鬼女1「こんなことやりたくなかったら、始めらか悪さなんてしなけりゃ良かったのよ!アンタらは本当にバカよね。」

H「だ、誰がバカですってぇ!?」

鬼女1「ここにいるアンタら全員よ!!」

H「な、何よ何よ何よぉぉおおおおおお!!」

怒ったHは発狂しながら、鬼女1に向かって走ってきた。

鬼女1「愚か者!!」バキィッ!

そんなHに、鬼女1は竹刀に似た薙刀を振るった。

H「んぎゃあっ!!」

鬼女1「アンタらもバカ男共と同じ、死神によって常に監視されているわ。バカをやらかしたら、即刻お仕置きだからね!!」

鬼女1がサボっている女ジャドウ達を注意する中……

 

V「…っん。」

 

Vは黙って作業をしている。だが、その横で……

 

W「今さら更正しようっての?無理無理、諦めちゃいなよ。」

WがVの耳元で囁くように話しかけていた。

V「……。」

そんなWを無視して、Vは次の袋を運び始める。そんな彼女の態度に腹を立てたWは……

 

ガッ…

 

V「っ!?」

 

ドテッ!!

 

足をかけて、Vを転ばせた。

鬼女1「そこっ!!作業の邪魔をすんじゃないわよ!!この女を拷問部屋に連れて行きなさい!!」

Vを転ばせたWは、すぐに拷問部屋に連れていかれ…キツい拷問を受けることになった。

V「……。」

Vは袋からこぼれた食材を広い、運び出した。

 

鬼女2「Vさん、大丈夫ですか?」

 

長い髪の鬼女2は、Vに声をかける。

 

V「…大丈夫。」

 

Vはそれだけ言うと、次の袋を運び始めた。

 

鬼女1「はいはいっ!作業始めた始めた!!アンタらに拒否権は無いからね!!サボったら、また拷問を受けることになるから!!後作業の邪魔をしたら、W見たいになるわよ!?嫌だったら働きなさい!!」

 

注意された女ジャドウ達は、渋々袋を運び始めた。

 

鬼女2「理奈さん…」

鬼女1「ホンットに困った奴らよ、栞……Vを見習って欲しいわ……」

鬼女2「…そうですね。」

 

2人の鬼女は、困った顔をしていた。

 

 

 

転生世界で悪さをしたものは、強制労働をさせられるのが普通なのだが……X、Y、Zのように最も重い罪を犯し続けた者に対しては、永遠の苦痛を味わい続けるという最もキツいお仕置きを受け続けることになってしまうのだ。

 

これらのことをされても、一部を除くジャドウ達は……自分が犯した過ちを認めることは無く…寧ろ、自分を正当化するバカリであった。そんな彼らが天国に戻ることは難しい……いや、2度と戻れないだろう。




いかがでしたか?今回はここまでです。



全てのジャドウは出せませんでしたが、出番がなかったジャドウ達も『X、Y、Z』以外のジャドウ達と同じことをしていると思っていただけると有り難いです。

次回も、お楽しみに
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