〜プロジェクト東京ドールズ〜『化け物とドールの絆』   作:やさぐれショウ

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やさぐれショウでございます。
タイトルを見ればお分かりいただけるかと思いますが、今回は翔が『メテオストーム』へと、変身します。Dollsも登場します。それとどうでもいいことですが、シャドウが1人登場します。
では、どうぞ


番外編 神様の悪戯 (メテオストーム)

この物語は、サクラがDollsに加入し、翔がDollsに心を開く前の物語……

 

 

 

ある日、とあるマンションにて……

翔「…。」

翔は自宅マンションで、メテオドライバーとメテオストームシャフトを見て、考え事をしていた。

翔(この間、このメテオドライバーで仮面ライダーメテオに変身できた……まさか、メテオストームにまで、変身できたりして……)

翔はメテオドライバーを装着し、

《メテオ、レディ?》

仮面ライダーメテオに変身した。そして、メテオストームシャフトを手に持つ。

メテオ(…そんな訳ないよな……)

 

神様(…。)パチンッ

 

神様が指を鳴らしたことを知らぬまま、メテオに変身した翔は『メテオストームスイッチ』を、ドライバーに差し込み、スイッチを起動させる。

《メテオストーム!メテオ、オン、レディ?》

音声が響き、コマのようなトッパーを回転させる。すると、黄金色の眩い光がメテオの身体を包み込む。そして、メテオに変身した翔は……金色と青を基調としたボディが特徴の『仮面ライダーメテオストーム』へと、パワーアップしたのだ。

メテオストーム「…ウソだろ…」汗

メテオストームは慌ててメテオドライバーを外し、翔の姿に戻った。

翔(…どうなってんだよ…DX版なのに、あまりにも本格的過ぎる…)汗

翔は思った。その時…

「キャァァアアアアアア!」

外から、悲鳴が響いた。

翔「!?」

翔はマンションを出て、

《メテオ、レディ?》

翔「変身。」

仮面ライダーメテオに変身すると、マンションから飛び降り、青い球体になり、悲鳴が聞こえた方に飛び立った。

 

現場に着くと、1人の女性が…転生者Aに襲われていた。

A「ソイツをよこせ!!」

どうやらAの狙いは、女性が持っている『ミサキのポスター』だそうだ。

女性「このポスターは、私がちゃんと予約をして購入した物なんです!」

A「何だと!?なら、力ずくで奪ってやる!!」

Aはナイフを取り出し、女性に襲い掛かろうとした。その時…青い球体が飛んできて、Aを攻撃した。

A「がはっ!!」

女性「えっ!?何!?」

球体は女性の前にゆっくりと降りてきた。その中から、宇宙のような黒いラメスーツと、青い隕石のような顔が特徴で、マゼンダ色の目を輝かせた仮面ライダーが現れた。

A「なっ…か、仮面ライダーメテオ!?」

女性「…えっ……仮面ライダー?」

メテオ「…逃げろ。」

メテオは女性に告げる。

女性「あ、ありがとうございます!」

女性は逃げて行った。

メテオ「よぉ、自称全知全能…お前の運命(さだめ)は、俺が決める。」

A「いくらメテオでも、オレの邪魔をするなら容赦しねぇ!!」

Aは構えも取らず、メテオ目掛けて走り出す。

メテオ「ホォ~ゥワチャァアアッ!!」

メテオは右ストレートで、Aの腹を殴った。

A「!?…うごぉっ!!」

Aは後方に勢いよく吹っ飛ばされ…

A「ヴッ…オゲェェエエエ!」

地面に胃液をぶちまけた。

メテオ(相変わらず弱ぇな…)

メテオに変身した翔は、呆れた。そこに…

「グォォオオオオオ!!」

ピグマリオンの群れが姿を現した。

A「ひっ!?で、出たぁぁああああああぶえっ!」

メテオ「邪魔だ!!」ドガッ!

A「ぶぅっ!?」ボスッ

メテオはAを蹴り、ごみ捨て場に吹っ飛ばした。Aはごみ捨て場に落ち、ゴミ袋の山に隠れた。

メテオ「さて…行くか…」

メテオは構え、戦闘体勢に入る。その時、テアトルが展開し、数秒後Dollsが駆け付けた。

アヤ「あっ!!仮面ライダーメテオ!?」

サクラ「来てくれたんですね♪」

メテオ(案の定、コイツらも来るか…)

Dollsはそれぞれの武器を取り出し、戦闘体勢に入った。そして、メテオと共にピグマリオン達と戦う。だが…

ナナミ「はぁ、はぁ…か、数が…ぜぇ…多すぎる!」

ミサキ「くっ…化け物共め……!」

疲れが見える者もいた。

メテオ(確かに敵の数が多い…こうなったら…)

メテオはメテオストームシャフトを取り出した。そして、メテオスイッチをドライバーから外し、メテオストームスイッチをドライバーに装填した。

《メテオストーム!》

その後、メテオストームスイッチを起動させる。

《メテオ、オン、レディ?》

音声が響き、コマのような『ストームリッパー』を回転させる。次の瞬間、黄金色の眩い光をメテオの身体を包んだ。

Dolls「!?」

ピグマリオン達「グギャッ!?」

Dollsは両腕で顔を覆い、ピグマリオン達は怯み、後方に下がった。やがて、光が消えそこには……金色と青の身体が特徴で、金色の流星のような尾が2つある顔に、真紅の瞳を輝かせた仮面ライダー『仮面ライダーメテオストーム』が立っていた。

メテオストーム「俺の運命(さだめ)は、嵐を呼ぶぜ!」

メテオストームは如意棒のような青い武器『メテオシャフト』を構える。

ヒヨ「おぉー!パワーアップしたー!!」

レイナ「なんて神々しい姿なの!」

ユキ「キレイです。」

ヤマダ「メテオストームにパワーアップしたっすね、こりゃあ負ける気しねぇっすわ!!」

シオリ「…。」

他のメンバー達が盛り上がる中、シオリだけはメテオを不思議そうに見ている。ピグマリオンの群れは、メテオストームに襲いかかるが……メテオストームは、スイッチのストームリッパーを回転させ、

メテオストーム「くらえ!『メテオストーム・ハリケーン』!!」

メテオシャフトを回転させる。すると、大風が発生し、襲いかかってきたピグマリオンは全て全滅した。それと同時に、モノリスが姿を現した。しかし、周りに多くのピグマリオンを引き連れている。

アヤ「あれは、モノリス!」

サクラ「早く破壊しないと!」

ナナミ「ですが、周りにピグマリオンが!」

メテオストーム(なら、コイツを使うか。)

メテオストームはスイッチをメテオシャフトに装填する。

《リミットブレイク!》

メテオ「くらえ!『メテオストームパニッシャー』!!」

メテオストームはスイッチに、ワインダーを引き、ロックを解除する。すると、ストームリッパーがコマのように地面で回転し、直後…円盤のように空中を浮遊し、モノリス周辺にいるピグマリオンの群れを次々と切り裂き、全て葬った。

メテオストーム「よし、今だ!!」

メテオストームはDollsに呼び掛ける。

レイナ「ありがとう、メテオ…皆、行くわよ!」

一同「了解!」

Dollsは、一斉にモノリス目掛けて走りだし、瞬時にモノリスを破壊した。モノリスが破壊されたことによって、周辺のピグマリオン達の殲滅に成功した。

レイナ「メテオ、本当にありがとう。貴方のお陰よ♪」

レイナはメテオストームにお礼を言う。メテオストームは何も言わない。シオリがメテオストームに近づく。

シオリ「メテオさん、単刀直入に聞きますね。」

メテオストーム「…?」

メテオストームは、シオリの方に顔を向ける。

シオリ「貴方、本当は……“翔君”なんですよね?」

シオリはそう言うと、優しく微笑む。

メテオストーム「…。」

しかし、メテオストームは何も言わない。シオリは言う。

シオリ「翔君は、心に深い傷を抱えてしまい、私達に心を開けない様子です。しかし……本当は、誰よりも優しく、強く、そして…………純粋です♪」

シオリは続ける。

シオリ「ですから、私達Dollsは…どんな翔君も大好きです♪普通の翔君も、心を閉ざした翔君も、仮面ライダーの翔君も…愛しています♪」

シオリは聖母のような優しい笑顔を向けた。他のメンバーも優しい笑顔を浮かべ、シオリの言葉に頷いた。

メテオストーム「……。」

メテオストームは何も言わず、彼女達に背を向けると、青い球体です身を包み、どこかへ飛び去っていった。Dollsは、球体と成ったメテオを見送ると、ドールハウスへと帰っていった。

 

 

 

 

 

翔「…くそ、アイツ『シオリ』って言ってたな…何故、俺だと分かったんだ!?」

その日の夜、翔は体調を崩し…寝込んでしまった。




いかがでしたか?今回はここまでです。
翔は神様による悪戯により、『仮面ライダーメテオストーム』に変身し、Dollsと共にピグマリオンを撃破しましたね。ちなみに…自称全知全能のAは、あっさりとやられましたね(笑)。
それと、『メテオストーム・ハリケーン』はオリジナル必殺技です。
次回、翔とユキの回になります。お楽しみに。
では、またね
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