〜プロジェクト東京ドールズ〜『化け物とドールの絆』   作:やさぐれショウ

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やさぐれのショウです。



最近、『エデンゼツメライズキー&エデンドライバーユニット』を購入しましたが……ユニット、外れやすい(苦笑)。でも、かっこいい!

では、本編へどうぞ


第二百四十八話 打ち解けられるために

愛はNumberSの3人に、ある提案をした。それは……

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

愛「明日から…あたし達『ドールハウス専属医』の助手になってもらう!信頼関係を築くには、まずは行動しないと!それに~…翔君とも接する時間も増えるよ♪」

 

ミア「な、成る程…」

ディオ「…でも、不安…」

トリア「助手と言われましても…何をすれば良いのでしょうか?」

 

愛の言葉に、困惑するNumberSの3人。

愛「手伝って欲しいことは、あたし達から言うから大丈夫!明日から、お願いしても良いかな?」

ミア「急だね…でも、翔さんと接するチャンスなんだよね!」

ディオ「翔さんと、接する…それなら、ディオ…頑張れるし…!」

トリア「でしたら、やる以外の選択肢はあり得ません。」

やる気を燃やすNumberS。こうして、NumberSはドールハウス専属医の助手となり、翔のサポートの手助けをするとこになった。

 

 

 

翌日…

 

翔「…。」Zzz~…

医務室のベッドで、翔はぐっすり眠っている。

 

コンコンッ……

 

医務室の戸がノックされても、翔は全く起きない。医務室には、蜜璃とミネルヴァ…そして、トリアが入ってきた。

蜜璃「おはよう翔君、朝だよ?

翔「…?」

蜜璃に声をかけられた翔は、眠そうに目を擦り…やがて、目を開いた。

翔「…おぉ、七草さん。」

蜜璃「おはよう翔君♪今日はミネルちゃんとトリアちゃんも来てくれたよ!」

翔「…へ?」

眠い目をパチクリさせながら、周囲を見渡し始める翔。

ミネルヴァ「おはようございます、青空隊長!」

翔「…ん、あぁ…おはよーさん…」フアッ…

ミネルヴァに挨拶する翔だが、まだ眠そうにしている。そんな彼に…

 

トリア「ご機嫌よう!今日も素敵な朝ですね、翔さん♪」

 

トリアは両手の指を頬に当てて、眩しい笑顔を見せた。

翔「…んなっ!?ト、トリア!?」

目の前にトリアがいることに、戸惑う翔。

蜜璃「あっ、NumberSの皆にもドールハウス専属医の助手になって貰ったんだ。」

翔「こりゃまた随分急な話だ…」汗

そう言って、首を掻く翔。

蜜璃「さてと…そろそろ朝ご飯作っちゃうね?」

蜜璃はそう言うと、朝食作りを開始した。

ミネルヴァ「ねぇねぇ、青空隊長?」

翔「…?」

ミネルヴァ「呼び方を、変えても良いかな?」

翔「呼び方を?」

ミネルヴァ「うん、何か青空隊長って呼びにくいって言うか……」

翔「まぁ、呼び方は好きにすりゃあ良い。」

ミネルヴァ「うーん…それじゃあ、『翔』で良いかな?」

翔「構わねぇよ。後、お前…漸く肩の力が抜けたみてぇだな。」

ミネルヴァ「えっ、そう?」

翔「初めは敬語だったが、今は砕けた口調じゃねぇか。」

ミネルヴァ「えっ…あぁっ!ごめんなさい、青空隊長!」

翔「良いって、そっちの方が気が楽だろ?」

ミネルヴァ「あっ、ありがとう…翔。」

翔とミネルヴァの話を聞いていたトリアは、翔に少し質問をする。

 

トリア「翔さんは、何故『隊長』と呼ばれているのですか?かつて、軍隊か何かの隊長をされていたとか…?」

 

翔「前にも話したろ?あのストライカー共の隊長をやってたんだ…んで、元ストライカー達からは『隊長』って呼ばれてんだ。」

トリア「…成る程……元ストライカー達にとって翔さんは、永遠の隊長ということですね?」

翔「さぁ、どうだかな…?」

初めは、NumberSを気味悪がっていた翔だが…今ではそんな事は無いようだった。

蜜璃「お待たせ翔君、エッグイントーストだよ♪」

翔「…あぁ、ありがとう。」

蜜璃「ミネルちゃんとトリアちゃんも良かったらどうぞ♪」

ミネルヴァ「わーい!ありがとう、蜜璃先生♪」

トリア「私は食事を摂る必要は無い体質ですが…同士蜜璃の手料理は絶品と聞きました。いただきます。」

医務室にて…蜜璃、ミネルヴァ、トリアの3人は、翔と共に朝食をいただいた。

 

朝食を済ませた翔は松葉杖をつき、シミュレーションルームへと向かった。

翔「…。」

シミュレーションルームに到着した翔は、カナを探していた。

ミア「おっ、翔さ~ん♪」

そんな彼の元に、ミアが手を振りながら向かってきた。

翔「…ミア、か?」

ミア「うん♪どうしたの、翔さん?」

翔「南田さんはいるか?」

ミア「カナさん?…あぁ、ファクトリーにいたよ。」

翔「わかった、ありがとう。」

ミア「あっ、待ってよ翔さん。」

ファクトリーに向かっていく翔に、ミアは着いていった。

カナ「ふぅ…あっ、翔君♪」

翔「よぉ、今時間あるか?」

カナ「はい、丁度今『イクサ』のメンテナンスが終わった所です。」

イクサのメンテナンスを終えたカナは、翔の所に歩いてきた。

翔「少し相談があって来たんだ。」

カナ「相談、ですか?」

翔「あぁ…」

翔がカナに話したこと…それは……

 

現在、翔は松葉杖を使って歩行をしているのだが…立って作業をする際、松葉杖が邪魔で作業がしにくいそうだ。そこで、松葉杖ではなく…別の杖を作って欲しい…とのことであった。

 

カナ「…成る程。」

翔「流石に、いつまでも松葉杖って訳にもいかねぇし…頼めるか?」

翔の話を聞いたカナは…

 

 

カナ「分かりました、作ってみます。」

 

 

…承諾し、彼の杖を作成することにした。

カナ「どんな感じの杖がいいですか?」

翔「…これだ。」

翔は1枚の紙を取り出し、カナにみせる。そこには、杖のイラストがあった。腕をはめる部分があり、その下には持ち手が着いている変わった形をした杖(ロフストランドクラッチ杖)であった。

ミア「何か、変わった形をした杖だね~?」

翔「あぁ…南田さん、どうだ?作れそうか?」

カナ「はい、作れます!すぐにやりますね。」

カナはそう言うと、翔専用の杖を製作し始めた。

ミア「翔さん、骨折ってどれ程の痛みなの?」

翔「どれ程って言われてもな…まぁ、折れた所は腫れるし、ズキズキする…んで、折れた箇所によっては日常生活に支障が出る。」

ミア「うんうん。」

ミアはメモ帳に翔の話をメモしながら、頷いてみせる。

カナ「翔君、杖ができましたよー!」

そこに、杖を作り終えたカナがやってきた。

翔「随分早くできたんだな。」

カナ「この杖自体の製作は、簡単なことですよ♪」

翔はカナから杖を受け取ると、左手で杖を持ってみる。

カナ「高さは、大丈夫ですか?」

翔「あぁ。」

高さが合っていることを確認した翔は、杖を使って歩行をしてみる。

カナ「歩いてみて、違和感とかは感じませんか?」

翔「問題ねぇ。」

松葉杖を使わないで歩行した翔の表情は、心なしか少し嬉しそうにもみえた。

ミア「翔さん、左足の痛みは…?」

翔「こっちの方が痛みを感じやすい…だが、使い方次第で痛みを感じにくくなるだろうよ。」

翔はカナの方を向くと…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

翔「ありがとさん。」

 

…と、お礼を言った。

カナ「いいえ♪」

翔にお礼を言われたカナは、優しい笑顔を翔にみせた。

 

 

 

新しい杖を作って貰った翔は、愛を探していた。松葉杖はミアが持ってくれている。

ミア「愛先生なら確か…ガーデンにいたような……」

翔「…そうか。」

ミアの情報を頼りに、屋上のガーデンへと足を運ぶ翔。そんな彼を近くで見守りながら着いていくミア。

愛「おっ、翔君とミアちゃん♪」

ミア「こんにちは~♪」

翔「」コクッ…

屋上へ向かう途中、丁度愛と出会った翔とミア。

愛「あれ?翔君、その杖どうしたの?」

翔「南田さんに頼んで作って貰ったんだ。松葉杖だと、立って作業しにくくてな…」

愛「あぁ、成る程ね。歩いてみて痛みは無い?」

翔「まだ慣れてねぇのか、少し痛む…」

愛「ゆっくり慣れてこうね♪」

翔「あぁ。」

愛と雑談をした翔は、本題に入る。

翔「片山さん、新しい杖ができたんだ…松葉杖、返す。」

翔はミアから松葉杖を受け取ると、愛に渡す。

愛「うん、わかった。また必要になったら、いつでも言ってね♪」

愛はそう言うと、翔から松葉杖を受け取った。その後、翔はミアと愛に付き添われながら、医務室へと戻って行った。

 

 

 

翔「よっと…ふぅ。」ボフッ…

医務室のベッドに座り、一息つく翔。

ミア「翔さん、ドールハウスには面白い物がいっぱいあるね♪」

翔「色々見れたか?」

ミア「うん♪ボク的に、パワードイクサーとかトライドロン、ライドブースターとかが気に入ったかな~♪」

ミアは翔の隣に座り、足をプラプラとさせている。

愛「おっと、そろそろお昼だね。」

時刻は11:45…もうすぐ正午になる。その時……

 

コンコンッ……

 

医務室の戸がノックされる。

愛「は~い♪」

レイナ『愛さん、レイナよ?他のメンバー達もいるわ。』

愛「は~い、どうぞ~♪」

愛が入室許可を出すと、Dollsが医務室に入ってきた。

アヤ「翔~♪」

ナナミ「こんにちは、翔さん♪」

サクラ「翔さん、お疲れ様です♪」

翔「おぉ、よく来てくれた。」

ここ最近、Dollsと話ができていなかった翔は、医務室に来たDollsを歓迎した。

翔「んで、用件は何だ?」

シオリ「実は、お昼にたこ焼きパーティーをしようとミサキさんが企画してくれたんです。目の前で調理すれば、翔君も問題なく食事ができるとのことで…どうですか?」

翔「へぇ…たこ焼きを自分達で作るってことか?」

翔の質問に、ミサキが答える。

ミサキ「その通りです。普通のたこ焼きは勿論…自分だけのオリジナルたこ焼きを作るのも、たこ焼きパーティーの醍醐味です。それに、必ず翔さんの目の前で作れますので、翔さんも安心して食事ができるかと。」

ミサキが企画したたこ焼きパーティー……それは、手料理を食べることが怖くなってしまった『翔への配慮』をし、尚且つ『誰もが楽しめる』ことをコンセプトにしている。その後、ディオとトリアを呼び、たこ焼きパーティーを開始した。

材料を作り終えた後、たこ焼き器を使ってたこ焼きを作り始める。

翔「……。」

翔も集中してたこ焼きを作っている。

ミサキ「翔さん、手際が良いですね。」

翔「昔、屋台でバイトしててな…作ったことがあったんだよ。」

かつて、逃亡生活をしていた翔は…短期で色んなバイトをしていた。ストライカー達から逃げながら生活をしていたため、長期バイトはせず…短期バイトをして、少しずつ資金を貯めていた。それだけではなく、様々な経験をして、自分の糧としていたのだ。

レイナ「翔君の作るたこ焼きは、綺麗な丸ね。とっても美しいわ♪」

翔「そうか?」

ナナミ「いや、レイナさんの場合…翔さんの作るたこ焼きだけじゃなく、翔さん自体が美しいですよね?」

レイナ「その通りよ?ナナミ、そういう貴女はどうなのかしら?」

悪戯な笑みを浮かべ、ナナミをからかうレイナ。

ナナミ「んなっ!?わ、私は…そ、その……///」

レイナにからかわれ、頬を赤く染めるナナミ。

翔「レイナ、もうそこまでにしておけ。」

レイナ「そうね、ごめんなさいねナナミ。」

翔に少し叱られ、ナナミに謝罪するレイナ。その後は、皆で熱々のたこ焼きを味わったのだが……

 

ミア「ねぇねぇ、翔さん。」

 

翔「…?」

 

ミア「ボクさ、1度やってみたかったことがあるんだ。」

ミアが言った言葉に、メンバー達は驚くことになる。それは……

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ミア「俗に言う『あ~ん』ってヤツ、あれをやってみたいんだ~♪」

翔「っ!?」ブフゥッ!!

メンバー「「「!!」」」ブフゥッ!!

ミアの言葉に、NumberS以外のメンバー達は口に含んでいた飲み物を思わず吹き出した。

翔「ゲホッ!ゴホッ!…お、お前…!」

ミア「いやぁ、ドラマで見てさ…『あ~ん』をされる人って、どんな気持ちなのかな~って思ってさ~♪」

翔「おいおい、勘弁してくれよ…」汗

そう言うと首を掻く翔。彼が首を掻いてる時のほとんどが、困っている時である。

ディオ「翔さんは…ディオから『あ~ん』されるの……嫌…?」

翔「そうじゃねぇよ。そもそも、自分で食えるし…」

トリア「料理、持ってきました♪」

翔「って、いつの間に…!?」

翔が戸惑っていると……

トリア「それでは翔さん、お口を。いきますよ?」

翔「はっ?いやいや、マジでやんの!?」汗

ミア、ディオ、トリアが既にスタンバっていた。そして……

 

NumberS「「「はい、あ~ん♪」」」

翔「むぐっ!?」

 

翔はミア、ディオ、トリアの3人からの『あ~ん』により、たこ焼きを咀嚼する。

サクラ「は、はわわわ…!!///」

ミサキ「っ!?」

シオリ「まあっ。」

レイナ「あらっ。」

ヒヨ「ひよっ!?」

ナナミ「なっ…!?」

アヤ「えっ!?」

ユキ「…!」

ヤマダ「おやおや、これはこれは…」ニタッ

ヤマダは悪戯な笑みを浮かべると…

 

ヤマダ「皆さんも、翔さんに最高の『あ~ん』をやった方が良いんじゃないですかねぇ?ジブンらと翔さんはかた~い絆で結ばれてるってことを証明してやろうじゃないっすか♪」

 

…と、言う。そして……

 

サクラ「で、では…翔さん…///」

ミサキ「翔さん!」

シオリ「ウフフ、翔君♪」

レイナ「フフッ、翔君♪」

ヒヨ「翔さん♪」

ナナミ「しょ、翔さん///」

アヤ「はい、翔!」

ユキ「翔さん…」

ヤマダ「フヒヒ、翔さん♪」

 

Dolls「「「はい、あ~ん♪」」」

 

翔はDollsからのあ~んを受けることになった。流石に一斉にやると翔が可哀想なので、一人ずつやった。翔は恥ずかしそうに頬を赤く染め、たこ焼きを咀嚼するのであった。

愛(翔君は人気者だねぇ~♪)

そんな彼を、愛は優しく見守っていたのであった。

 

 

 

その日の夜……

 

翔「…やれやれだぜ。」汗

あの後も、たまにメンバー達から…更には愛からも『あ~ん』をされ、翔は少し疲れていた。

 

コンコンッ…

 

すると、医務室の戸がノックされる。

翔「…?」

深雪『翔君、深雪です。翠さんとディオさんも一緒です。』

翔「…あぁ、入れ。」

翔がそう言うと、深雪と翠とディオが医務室に入ってきた。

翠「やっほ~隊長ちゃん♪しっかり寝たからスッキリしてるよ~♪」

翔「寝たからってお前…今は夜だぞ?」汗

翠「あぁ、わたし夜型なんだよね。深雪先生も夜強いから、斑目さんに頼んで深雪先生の助手にしてもらったんだ♪」

翔「…そうか。」

翠は朝、昼間には弱いが…夜には強いため、それを活かすべく…斑目は翠を深雪の助手に任命したのだ。

深雪「こんばんは、翔君。今日は月が綺麗ですね♪」

窓を見ると、夜空には三日月が月明かりで夜の街を照らしていた。

ディオ「翔さん…たこ焼き、美味しかったね。」

翔「ん?…あぁ、そうだな。ってか、お前もミアも、食事はできねぇ体質なんじゃなかったのか?」

ディオ「正確には、食事はしなくても良い体質…でも、翔さんが美味しそうに食事してるから…ディオも食事することにした。」

翔「…そうか。」

NumberSの3人は、食事を摂らなくても問題無く活動ができる。だが、人間の食べ物の味を知って貰いたいと願った小鳥遊大臣により、食事が可能な体質にボディが作られたのだ。

深雪「今回の夕食は、ドールハウス専属の調理師さんが作ってくれています。」

翔「わかった。」

待っている内に、モシュネがやって来て…

モシュネ「夕食を持って来モシュた!」

翔、深雪、翠、ディオの夕食を運んできた。今日の夕食は『ご飯・味噌汁・豚肉の生姜焼き・サラダ』である。翔は箸を持ち、食事に手をつけようとするが……

 

翔「……。」

 

次第に、身体の震えが出て来て、顔色も青ざめて来てしまう。

深雪「翔君、毒味しますよ?」

翔「…あ、あぁ…頼む…」

深雪が翔の夕食を毒味すると、翔は落ち着き…「いただきます。」と言って夕食を食べ始めた。

ディオ「…今のは?」

翠「毒味だよ。」

翠はディオに説明をする。

 

翠「隊長ちゃんはね、ストライカー達のせいで…誰かの手料理を食べるのが怖くなっちゃってね…だから、隊長ちゃんの視界に見えない場所で作られた手料理は、先生達が予め毒味をして、安全であることを伝えているんだ。」

 

ディオ「……そう…」

ディオ(ストライカー達……絶対に、許さないし…)グッ…

翠の説明を聞いたディオは拳を握りしめ、心の中でストライカー達への怒りを燃やしていた。夕食を食べ終えた翔は歯磨きセットとマイミネラルウォーターを持ち、洗面台に向かって歯磨きを行った。彼は誰かの手料理を食べることだけではなく…水道水に口をつけることすらも怖くなってしまったのだ。そのため、予めミネラルウォーターを余分に購入し、それを使ってうがいをしている。

 

カツンッ、コツッ…カツンッ、コツッ…

 

深雪「その杖、良い音を立てますね。」

翔「…そうか?」

翠「それわたしも思った!」

ディオ「肯定…」

翔が使っている杖は、彼が歩行する度に…カツンッ…カツンッ…と良い音を立てる。翔がベッドに座ると、深雪は翔に話しかける。

深雪「翔君、今日は眠れそうですか?」

翔「…いや…今日は眠れそうにねぇや……不思議だ、疲れてる筈なのに…」

翔は目をパッチリと開けており、眠そうな様子は見られない。

深雪「フフッ、では…夜遊び、しちゃいます?」

翔「…そうだな。ディオ、ミアとトリアを呼んで貰えるか?時間があれば、こっちに来てくれってな。」

ディオ「うん、わかった。」

ディオは通信機を使い、ミアとトリアと連絡を取る。彼女達は丁度暇だったとのことで、すぐに医務室に来てくれた。

 

ミア「翔さん、来たよ~♪」

トリア「お呼びいただき感謝!」

 

翔「悪いな、急に呼んじまって。」

ミア「いやいや全然、寧ろ嬉しいよ♪」

トリア「この私、トリアを呼んでくださるなんて…あぁ、感激です♪」

ディオ「翔さん、2人を呼んだのって…何か、意図はあるの?」

翔「…これだよ。」スッ…

翔が取り出したのは…DVDだ。

トリア「それは…!」

翔「劇場版 仮面ライダー電王のDVDだ。どうだ、見てみるか?」

ディオ「見たい…!」

ミア「ボクも見てみたいな~♪」

翠「映画鑑賞かぁ、良いねぇ!」

深雪「楽しそうですね♪」

深雪、翠、NumberSの3人と共に…翔は仮面ライダーの映画を鑑賞した。その後、彼は疲れたのかぐっすりと眠りについたのだった。




いかがでしたか?今回はここまでです。



そう言えば、最近『ジャドウ』達を登場させてないな…次回辺りから…登場してもらうか、うん。

お楽しみに
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