〜プロジェクト東京ドールズ〜『化け物とドールの絆』   作:やさぐれショウ

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やさぐれのショウです。



CSM変身ベルト タイフーン…早く届いて欲しい…っつっ言っても、発送が来年の1月なんですけどね。ま、それまで気長に待ってます。

それでは、本編へどうぞ


第二百四十八話 変身できなくなった今…

沖縄からドールハウスへ瞬時に移動したモルガナは、モシュネ達に『あのドライバー』の開発と、時空管理局で見つけてきた注射器のようなモノの開発を依頼し、沖縄のホテルへと戻ってきた。

 

モルガナ「…!」

 

広場の方を見ると、そこには……仮面ライダーに変身できなくなった翔が、しょんぼりと座っていた。

モルガナ「た、隊長さん…?」

そんな彼に、恐る恐る声をかけるモルガナ。

 

翔「…ん?おぉ、モルガナ。」

 

翔はモルガナの方に顔を向けたが…その表情は、虚しさに満ちたモノだった。

モルガナ「…隣、よろしいですか?」

翔「…あぁ、良いぞ?」

モルガナは翔の隣に座る。しかし、互いに会話をすることなく、沈黙が続くだけであった。翔の手には、壊れたアマゾンズドライバーが握られていた。コンドラーコアは破壊され、いくら左のアクセラーグリップを捻ろうが、彼はもう…変身できなくなってしまった。

翔「…モルガナ。」

モルガナ「っ!?…は、はい…!」

翔に声をかけられ、驚くモルガナ。

翔「…お前は、俺がアイツらから逃げている時…陰で助けてくれていたんだろう?」

モルガナ「…えぇ、空間を歪ませて隊長さんとストライカー共が鉢合わせしないようにしていました…」

翔「…そうか…そうかそうか……」

そう言いながら目を閉じる翔。

翔「ありがとうな、お前も…俺の味方でいてくれて……それと…」

翔は立ち上がり、モルガナの方へと向きを変える。そして……

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

翔「お前、頼もしくなったな。」

 

と、モルガナに微笑んだ。青白い月明かりに照らされた彼の笑顔は、モルガナにとっては幻想的なモノであった。

 

 

 

あの後、モルガナと会話を挟んだ翔は、漸く落ち着きを取り戻すことができた。モルガナと会話を終えた翔は、部屋に戻り、ベッドに座る。

翔「…。」

翔(Vバックル、ゲネシスドライバー、ネオディケイドライバー、ドライブドライバーもあるが……恐らく、コイツと同じようにぶっ壊れるだろう…)

壊れたアマゾンズドライバーを見ながら、翔は思う。

一海「翔、ちょっと良いか?」

そんな彼に、一海が声をかけてくる。

翔「…何だ?」

一海「俺さ…アマゾンを狩れなくても、お前の装備を強化したり、新しい装備を作ったりすることもできる。アマゾンを狩ることでお前を支援するんじゃなくて、強化装備を作ってお前を支援する……それじゃ、駄目か?」

ライダーシステムを作ることができる一海は、装備を作って提供することで、翔を支援しようと考えたのだ。

翔「そういや、お前…ライダーシステムを作れるとか言ってたよな?」

一海「あぁ、そうだな。」

翔「そんなお前に、化け物を満足させる装備が作れるのか?」

一海に意地悪する翔。

一海「満足させてやるさ…俺も化け物だし。いや、化け物じゃなくたって、お前を満足させてやる!なぁ、頼む!!お前の友として、手助けさせてくれ…!」

そう言って、翔に懇願し…彼に頭を下げる一海。

 

翔「満足させてやる、か……

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

…面白い…やってみろよ。」

 

頭を下げ、懇願する一海に…翔は口角を上げた。

一海「…翔……ありがとう!!」

翔「…礼を言うな。」

笑顔でお礼を言う一海に、翔はそっぽを向いた。

 

 

 

翔と一海は、夕食を食べるために…バイキングレストラン前にやって来ていた。

友香「すみませーん、お待たせしました!」

そこに、友香と紫と諒芽がやって来る。今日、翔は一海達と食事を共にするようだ。料金を払い、席に移動すると、早速料理を取りに向かった。

諒芽「おぉっ、一海と翔ちん…結構取ってきたな。」

一海「腹が減っては、戦はできぬって言うだろ?」

翔「戦をするも何も、食ったら寝るんだよ。空腹の状態じゃあ眠れやしねぇんだよ。」

一海「ははは、そうだったな。」

時計を見ると、20:30であった。

紫「寝る前に、しっかりと歯を磨いておくんだぞ?」

翔「わかってる。なぁに母親みてぇなこと言ってんだよ。」

紫「なっ!?は、はは…母親…?」

翔の言葉に驚く紫。

翔「ま、俺は母親と言う存在を知らねぇんだがな…」

幼い頃に肉親を奪われた翔は、母親の…そもそも、『親』という存在が分からなくなってしまっている。ちゃんとした教育も受けられず、まだ精神的に幼さが残ってしまっている。

翔「さっさと食うぞ、飯が冷めちまう。」

紫「あ、あぁ…そうだな。」

友香「そうですね。」

諒芽「おう。」

メンバー達は夕食を済ませると、各客室にモドリ、就寝の準備をした。夜の22:00、メンバー達が寝静まった頃……

 

「……。」スッ…

 

誰かがベッドから起き、部屋を出ていく。

 

 

 

そして、誰もいなくなった夜の広場にやって来たのは……

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

翔「……。」

 

翔であった。

翔(さて、これからのことを考えねぇとな……ライダーに変身できなくなった今…妖魔やストライカー共はともかく…アマゾンと戦うのは困難になって来るだろう……)

左足に大怪我をし、今までの戦いによる披露がたまったことで…ライダーに変身することが困難になった翔。アマゾン狩りは自分でやると言ったが、この状態ではそれも困難になってくるだろうと、彼は感じていた。

 

翔「…?」

 

その時、背後に何かの気配を感じた。後ろを振り返ると……

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

女1「…見つケた!」

女2「…青ゾら、しょウ…!!」

女3「…おマエを、許サなイ…!!」

 

空色がメインカラーの服装と防止を被った若い女性3人の姿があった。だが、どうも様子がおかしい……それだけではなく…翔は彼女らの服装に、見覚えがあった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

翔「さてはお前ら……

 

 

 

時空管理局の連中だな?」

 

翔がそう言うと、3人の女性達の目が次第に赤く濁って行き……身体中が熱波に包まれていく。

 

女性「「「ヴヴゥァアアアア!!」」」プシュゥゥウウウウッ!!

 

ズドォォオオオオオオオオンッ!!

 

3人の女性は断末魔を上げ、姿が変わった。黒を主体とした身体に、頭部の2本の触角が特徴のアリのような姿のアマゾンと思わしき化け物だ。

翔「…化け物共め。」

翔は杖を如意棒を持つのように構える。

翔(コイツらは俺と同じ腕輪をしている…時空管理局が産み出した『アマゾン』で間違い無さそうだ……)

アリのようなアマゾンは、ゆっくりと翔に近付いて来る。そんな彼の元に、救援が駆け付ける。

 

 

 

???「翔さんに……」

???「近付くんじゃねぇぇええええええ!!」




いかがでしたか?今回はここまでです。



今回登場した化け物…『仮面ライダーアマゾンズ』を見たことがある方には、ある程度察しがつくと思います。

次回も、お楽しみに
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