〜プロジェクト東京ドールズ〜『化け物とドールの絆』   作:やさぐれショウ

330 / 551
やさぐれショウです。



女王アリアマゾンと兵隊アリアマゾン達の襲撃により、次第に追い詰められる翔達。その時、黒モシュネが現れ、彼に新しいドライバーを与える。そのドライバーを手にした時、新しい英雄が誕生する。

では、本編へどうぞ


第二百五十話 NOVA δ

翔「…アマゾン!!

 

翔がそう叫ぶと、彼の身体が黄色い炎と青い稲妻に包まれた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

《NOVA δ》

 

ドライバーから音声が響くと、炎と稲妻が消える。

 

ミサキ「…!」

ユキ「…あれは…」

ヤマダ「…?」

 

ミサキ、ユキ、ヤマダの視線の先には……金と銀のメインカラーに青い瞳…翔が変身する『仮面ライダーアマゾン デルタ』と同じではあるが……胸と肩・前腕に銀色の装甲を纏わせた様な外見をした仮面ライダーが立っていた。しかし…装甲に不完全な部分があり、黒い内部メカニズムが露出しているようにも見え、左右非対称な姿をしている。

 

ヤマダ「あれ…仮面ライダーっすよね…?」

 

ヤマダがそう呟くと、

 

黒モシュネ「仮面ライダーアマゾンデルタがパワーアップしたでアリマスヨ!」

 

と、黒モシュネは言う。

『仮面ライダーアマゾン ノヴァデルタ』…開発された『ネオアマゾンズドライバー』と、モルガナが時空管理局で見つけた『アマゾンズインジェクター』を使って、翔が変身した『仮面ライダーアマゾン デルタ』のパワーアップ形態である。

 

女王アリ「!!」シュルルルッ!!

 

女王アリアマゾンはアマゾンノヴァデルタに、部位を伸ばして来る。

 

アマゾンNδ「……。」パシッ…

 

アマゾンノヴァデルタは伸びてきた女王アリアマゾンの部位を軽々と掴むと……

 

ブチブチブチブチッ!ブシャァァアアアアアアア!!

 

力任せに引きちぎった。武器を失った女王アリアマゾンは悲鳴のような声を上げる。すると、どこからともなく兵隊アリアマゾン達が次々と姿を現した。

 

アマゾンNδ「……。」カツッ、コツッ…カツッ、コツッ…

 

アマゾンノヴァデルタは左手に持っている杖を突きながら、ゆっくりと兵隊アリアマゾンの群れに近付いていく。

兵隊アリ2「!!」

兵隊アリアマゾン2がアマゾンノヴァデルタに走っていくと……

 

グシャッ!!

 

アマゾンノヴァデルタに引っ掛かれ、ドロドロに溶けていった。単独では不利と判断したのか、兵隊アリアマゾン達は集団でアマゾンノヴァデルタに襲いかかるが……

 

ガッ!ズババババーー!!

 

アマゾンノヴァデルタは左手の杖を地面に勢いよく突き、ジャンプするとその場で回転した。そして、脚のフットカッターで兵隊アリアマゾン達を次々と斬り刻んでいく。アマゾンノヴァデルタの戦いで、バタバタと倒れていく兵隊アリアマゾン達……

 

女王アリ「…!!」ダッ!

 

女王アリアマゾンは僅かな兵隊アリアマゾン達を身代わりにし、逃げ出そうとする。アマゾンノヴァデルタは、その僅かな兵隊アリアマゾン達をあっさりと倒し、インジェクターのレバーを押す。

 

《Claw Loading》

 

ドライバーから音声が響き、アマゾンノヴァデルタの手首部分の装甲が展開……そこに、フック状のクロウが形成された。アマゾンノヴァデルタは逃げる女王アリアマゾンに狙いを定めると、伸縮自在のワイヤーを射出した。

 

ザクッ!

 

女王アリ「ッ!?」

 

そして、女王アリアマゾンを捕らえると…自分の元に引き寄せ、それと同時に女王アリアマゾンを宙に浮かせる。

 

《Amazon・Crash》

 

ドライバーから音声が響くと、

 

アマゾンNδ「ヴゥァアアアア!!」ドグシャァッ!!

 

アマゾンノヴァデルタはジャンプし、そのまま右足で回し蹴りを放った。女王アリアマゾンはアマゾンノヴァデルタのフットカッターで身体を真っ二つに斬られた。

 

女王アリ「ヒャッヒャッヒャッヒャッ…ヒャ…ヒャ…………」

 

そして、全身がドロドロに溶けて死んだ。女王アリアマゾンは死んだが、このホテルの周辺には…15体程の兵隊アリアマゾン達がいる。

 

アマゾンNδ「ミサキ、ユキ、ヤマダ!」

3人「「「っ!?」」」

 

アマゾンNδに声を掛けられたミサキとユキとヤマダはビックリするが、アマゾンNδの声の主が翔であることに安心する。

アマゾンNδ「ホテルの出入口を守れ、アマゾン共を絶対にホテル内に入れるな!!」

3人「「「了解っ!!」」」

ミサキ、ユキ、ヤマダはアマゾンNδの指示通り、ホテルの出入口付近に移動し、ゾロゾロとやって来る兵隊アリアマゾン達を迎え撃った。アマゾンNδはインジェクターのレバーを押し…

 

《Blade Loading》

 

右手に『アマゾンデルタソード』を形成する。そして、自分の元に向かってくる兵隊アリアマゾン達を次々と斬り裂いていった。

 

 

 

数分後……

 

アマゾンNδ「……。」

敵のアマゾン達が全滅し、アマゾンNδは近くにアマゾンの気配が無いか探る。そして、気配が無いことを確信すると、ドライバーのスロットを下げ、インジェクターを引き抜き、変身を解いた。

ミサキ「翔さん。」

翔「…あぁ、一先ずは大丈夫だ。」

アマゾンの気配が無いことをミサキ達に告げる翔。

ヤマダ「何でアマゾン達がいないってわかるんすか?」

翔「お前も知ってるだろ?俺だって、人喰いの化け物『アマゾン』なんだ。だから、人喰いの本能にまみれたアマゾン達の気配を察知することができる。」

翔も人喰いの化け物である『アマゾン』だ。その特集能力の1つとして、本能にまみれたアマゾンの気配を察知することが可能なのだ。どんなに遠くにいても、察知できる。

黒モシュネ「隊長さん、新しいドライバーの使い心地はどうでアリマスか?」

翔「…悪くねぇ。」

黒モシュネ「良かったでアリマス。そのドライバーは隊長さんのでアリマスから、存分に使って欲しいでアリマス。」

黒モシュネはそう言うと、飛び去っていった。

翔「……。」

腕時計を見ると、時刻はもう…深夜00:00であった。翔達はホテルに入り、各客室に戻って行った。

 

 

 

翔「……。」

一海と諒芽が寝ている中、翔はスマホでこっそり撮影したアマゾン達を見ながら、何やら記録をつけていた。

翔(時空管理局の元職員がアマゾンに…ティエラもそうだが、谷川 瞳も苦しい生活を強いられている…と、言っていたな……)

これまで、翔が出会ってきた元時空管理局職員は…ティエラと谷川 瞳の2人のみだが……共通する点として、1つ目が『苦しい生活を強いられている』こと…2つ目が『アマゾン』になっていることである。

翔(だが、アマゾンの中には腕輪が無いヤツもいる…ソイツらも時空管理局の元職員なのか…あるいは……

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

…一般人が…

 

…何らかの影響で…

 

…アマゾンに変わり果てたか……)

 

腕輪が着いていないアマゾンに関しては、未だにもって謎に包まれている。




いかがでしたか?今回はここまでです。



今回から、新しいオリジナルライダーが登場しました。

『仮面ライダーアマゾン ノヴァデルタ』…ネオアマゾンズドライバーとアマゾンズインジェクターを使用して、翔が変身した『仮面ライダーアマゾン デルタ』のパワーアップ形態。攻撃力、防御力共に、アマゾンデルタを上回っている。
インジェクターの薬液の色は青、ドライバーの目のような発光体も青く発光する。

※…胸と肩、前腕の銀色の装甲は『仮面ライダーアマゾン ニューオメガ』のモノをそのまま取り入れました。

※…使用した武器『アマゾンデルタクロウ』は『仮面ライダーアマゾンネオ』、『アマゾンデルタソード』は『仮面ライダーアマゾン ニューオメガ』の武器を参考にしました。


『NOVA(ノヴァ)』…ラテン語で「新しい」を意味する。

次回も、お楽しみに
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。