〜プロジェクト東京ドールズ〜『化け物とドールの絆』   作:やさぐれショウ

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お久しぶりです、やさぐれショウです。



新しい作品を書いていたら、こっちを全く更新してませんでした。なので、更新します。

10月31日は、『ハロウィン』である。「トリック・オア・トリート」という言葉も有名ですけど、令和ライダー第3号にも注目してね?

では、本編へどうぞ


第二百七十一話 Trick or Rider?

翔「何、ハロウィンイベントだって?」

 

愛「そ!皆で仮装して、お菓子を配ったり写真撮影したりするんだ~♪」

 

翔「ふ~ん…」

 

興味無さそうな反応をする翔…何故なら彼は、ハロウィンを知らないからである。

 

愛「何ならさ、翔君も一緒に行こうよ♪きっと楽しいよ~?」

 

翔「興味ねぇな…てか、あんたも仮装すんのか?」

 

愛「勿論!後、深雪ちゃんと蜜璃ちゃんもするよ?」

 

翔「…へぇ。」

 

コンコンッ…ガチャッ……

 

???「失礼しま~す。」

 

その時、事務所に2人の女性が入って来た。1人は紫に染まった毛先と後頭部に着用した蝶の髪飾りが特徴…もう1人は頭頂から肩口までは桜色、そこから先に行くに連れて緑色へと変色した髪の毛と両目の下、頬のやや上辺りに揃いの泣き黒子があるのが特徴だ。

 

翔「…何だ、この人達…?」

 

愛「えっ!?翔君、深雪ちゃんと蜜璃ちゃんだよ!?」アセアセ

 

翔「バカ言え…どこが胡蝶さんと七草さんだってんだ?」

 

愛が言っても、翔は聞く耳を持たない。それを見た深雪と蜜璃は、とある手段に出た。それは……

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

深雪「翔君?」

 

蜜璃「翔君、翔君?」

 

翔「…?…って、あんた…ホントに胡蝶さんに七草さんか?」

 

深雪「はい、これで信じていただけましたか?」

 

2人が取った手段とは…『カラーコンタクト』を外すことであった。彼女達の目を見て、翔は漸く…2人の女性が深雪と蜜璃だと分かった。

 

翔「…疑って悪かった。」汗

 

蜜璃「全然、気にしてないからね♪」

 

深雪と蜜璃は、以前から『鬼滅の刃』に出てくるキャラクターに似ているとの評判があったため、所謂…『コスプレ』をしたのだ。深雪は『胡蝶 しのぶ』に、蜜璃は『甘露寺 蜜璃』に仮装したのだ。ちなみに彼女達…人生初のコスプレである。

 

蜜璃「あっ、そうだ!翔君、荷物届いてたよ?」

 

翔「おっ、ありがとう。」

 

蜜璃から段ボール箱を受け取ると、中身を確認する。中に入っていたのは『DX リバイスドライバー』であった。

 

深雪「あら、それも変身ベルトなんですか?」

 

翔「そうだ。」

 

愛「へぇ~、おっ!?これ、50にも見えるね!」

 

翔「あぁ…コイツは、仮面ライダー生誕50周年記念の変身ベルトだからなぁ?」

 

蜜璃「デザインが面白いね。後、その恐竜のスタンプが可愛い♪」

 

『リバイスドライバー』…それは、令和ライダー第3作品目に登場する仮面ライダーが使用する変身ベルトであり、スタンプ型のアイテム『バイスタンプ』を使って戦うのだ。

 

愛「じゃあ翔君…行こっ♪」

 

翔「…しょーがねぇなぁ?」

 

深雪「翔君が来てくれると、皆が喜びますよ?」

 

翔「ほざけ。」

 

蜜璃「翔君と一緒にハロウィン…う~ん、嬉しいっ!!」

 

翔「行くんならさっさと行くぞ?」

 

愛と深雪と蜜璃は、翔についていく形で…ハロウィンイベント会場へと、足を運ぶのであった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

誰もいなくなった事務所には、翔が購入したリバイスドライバーとバイクがスタンプが置かれたままであった。

 

ガチャッ……

 

???「これ、何だか面白そう♪」

 

そのドライバーとバイスタンプを…誰かが持ち出して行った。この人物の正体とは……

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

会場にて……

 

愛「人が凄いね~!」

 

翔「…そうだな。」

 

普段着で来た翔に対し…愛は『血だらけのナース』を意識したコスプレで来ていた。深雪は『胡蝶 しのぶ』の、蜜璃は『甘露寺 蜜璃』のコスプレで来ていた。模造刀ではあるが、日輪刀もある。

 

翔「その刀、どうやって入手したんだ?」

 

愛「あたしの知り合いの刀鍛冶さんに作って貰ったの♪」

 

翔「…マジかよ。」汗

翔(この人、本当に知り合いが多いよなぁ…?)

 

彼らが会場に来ると……

 

ファン1「おぉっ、血だらけの美人ナースさん!?」

 

ファン2「おい、本物の胡蝶さんが居るぞ!!」

 

ファン3「スゴい、本物の甘露寺さんよ!!」

 

訪れたファン達の注目が集まる。

 

愛「は~い、順番に診察するからちゃんと並んでね~?」

 

ファン達「「「はーい!!」」」

 

愛の言葉に、ファン達はちゃんとマナーを守る。

 

ファン2「あ、あの…『もしも~し、大丈夫ですか~』って言って貰って良いですか?」

 

深雪「良いですよ?」

 

深雪は右手を口元に添えて、呼ぶように話しかける。

 

 

深雪「もしも~し、大丈夫ですか~?」

 

 

深雪のファンサービスに、並んでいるファン達はノックアウトした。

 

ファン3「あのっ、甘露寺さん!!『任せといて、みんな私が守るからね』って言って貰って良いですか?」

 

蜜璃「うん、分かった!」

 

蜜璃は模造刀を引き抜き…

 

 

蜜璃「任せといて、みんな私が守るからね!」

 

 

…と、まるで勇敢な剣士のごとく…ファンサービスをする。

 

ファン「「「うぉぉおおおおおお!!」」」

 

ファン達は歓喜し…

 

ファン「ありがとうございます!!」「甘露寺さん、僕を守ってくださーい!!」「大好きだよ~!!」

 

嬉しそうなリアクションをした。

 

翔「……。」

 

そんなファン達を見守る翔。そこに……

 

アヤ「あれ、翔?」

 

アヤを初めとするDollsのメンバー達がこちらへやって来た。彼女達は皆『カボチャの魔女』の衣装に身を包んでいた。後から到着したNumberSの3人は、それぞれ違う衣装に身を包んでいる。ミアは『ヴァンパイア』、ディオは『キョンシー』、トリアは『シスター』の衣装である。

 

ナナミ「って、翔さんは仮装しないんですか?」

 

翔「あぁ…興味がねぇからなぁ?」

 

アヤ「えぇ~!?翔、それは勿体無いって!!ハロウィンは1年に1度しか無いんだから、何か仮装しようよ!!」

 

ヤマダ「そんなこと言っちゃって、ホントは翔さんを着せ替え人形代わりにしてコーディネートを楽しみたいだけだったりして。」

 

アヤ「はぁっ!?違うわ!!」

 

ヒヨ「翔さんは~…うーん…あっ、狼男とかがいいんじゃないかな!?」

 

サクラ「死神さんとかも、似合いそうですね。」

 

ミサキ「しょ、翔さんがお化けに…それは、やめた方が…えぇそうよ!!翔さんの意思を尊重すべきよ!!」

 

レイナ「でも、折角だし…翔君の美しい仮装姿、私も見てみたいわ♪」

 

ユキ「はい…見たい、です。」

 

翔「そうは言ってもよぉ…何もねぇぞ?」

 

ミア「ねぇねぇ、誰か余ったコスプレ衣装とか持ってない?」

 

ディオ「ディオも、翔さんのコスプレ見たいし…」

 

トリア「翔さんには、『Samurai』や『Ninja』といった、日本文化を取り入れた衣装がお似合いかと。」

 

翔に似合う仮装は何かと話し合うアイドル達。

 

愛「だったらさ、ファンの皆にも聞いてみようよ。皆は、どんな衣装が翔君に似合うと思う?」

 

ファン1「そうだなぁ…魔王とか?」

 

ファン2「魔王も良いけど、王様はどうだ?」

 

ファン3「はいは~い、王子様の衣装が似合うと思いま~す!!」

 

ファン4「兄貴は仮面ライダーだから…仮面ライダーは絶対に似合う!!」

 

ファン5「だったら『ライダーマン』はどうか?」

 

ファン6「ライダーもアリだけど、ブラック将軍とかといった悪の幹部も似合うだろう。」

 

ファン達も一緒になって、翔に似合う仮装が何かを考え始める。すると……

 

 

妖魔「「グォォオオオオオオオ!!」」

 

 

どこから現れたのか、2体の妖魔が姿を現した。1体は魔女の防止に、ジャックオランタンのような身体が特徴の『パンプキンオブリ』…もう1人はショッカー戦闘員のような骨のような姿の『ホラーオブリ』だ。

 

翔「こんな時に、妖魔かよ…相変わらず空気の読めねぇ連中だなぁ?」

 

翔は立ち上がり、妖魔の元へと向かっていく。そして、左手に持っている杖を構える。その時……

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ファン「おい、何だよあれ!?」「えっ、もしかしてUFO!?」「いや、違う…50って書いてあるぞ!?」

 

どういうわけか、リバイスドライバーとバイスタンプが翔の元へと飛んできていた。羽も無いのにふんわりこ…である。

 

翔「…!!」

 

しかし、翔だけには分かっていた。リバイスドライバーとバイスタンプを持ってきたのは……

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

チヒロ『翔さぁ~ん♪』

 

DollsチームAの元メンバー『チヒロ』だったのだ。

 

チヒロ『翔さん、これつけて!!』

 

翔「はっ!?おい、ちょっと待て」

 

ジャキーー…ガチャンッ!

 

 

《リバイスドライバー!》

 

 

チヒロは翔にリバイスドライバーを装着すると、バイスタンプを渡す。

 

チヒロ『はいこれ♪』

 

翔「…ったく。」

 

 

BGM~J&T.M.Revolution『A.I. ∴ All Imagination Type-02』~♪

 

 

翔はチヒロからバイスタンプを受け取ると、起動させる。

 

《レックス!》

 

その後、翔はスタンプ部分に「はぁ~…」と息を吹きかけ…スタンプ台を彷彿とさせる押印式情報入力装置『オーインジェクター』にスタンプを押印する。

 

《Come on!レ・レ・レ・レックス!Come on!レ・レ・レ・レックス!》

 

すると、翔の背後には…まるでLINEのやり取りのような特殊エフェクトが表れる。そして、翔の顔には…マゼンタの光を放つ、まるで流れる涙のようなモールドが浮かび上がった。そのタイミングで……

 

 

翔「変身ッ!!

 

 

…と、翔は叫び…押印したバイスタンプを左側の装填用スロット『バイスタンプゴースロット』にセットし、ロール操作を行う。

 

《バディアップ!》

 

音声が響いた直後、翔の身体は巨大なバイスタンプに包まれ、姿が変わっていく。更に…

 

チヒロ『よーし、私も変身するよー!!』

 

翔の近くに浮遊するチヒロも、姿が変わっていく。

 

チヒロ『へ~~~~ん、しん!!

 

《オーイング!ショーニング!ローリング!ゴーイング!

 

仮面ライダー!リバイ!バイス!リバイス!》

 

翔が変身した姿は、耳まで裂けた口で笑っているかのような『レックスリバイクラッシャー』が特徴。V字のアンテナの間には『リバイスシグナル』という調整器が埋め込まれている。その名は『仮面ライダーリバイ』である!

チヒロが変身した姿は、ティラノサウルスにバイスが噛まれているような独特のマスク『ゲノメット』が特徴。 黒とピンクのツートンでスーツが構成されており、両肩には大型シールド『レックスゲノショルダー』がある。その名は『仮面ライダーバイス』

 

今、この瞬間…令和ライダー第3号『仮面ライダーリバイス』が誕生したのだ。

 

バイス「わーい、私も仮面ライダーになれたよ~!!」

 

リバイ「それより、早く妖魔をぶっ潰すぞ?」

 

バイス「OK!!」

 

構えを取るリバイとバイス。

 

ミサキ「ちょっと待って…あの仮面ライダーって、チヒロが…変身してるの?」

 

シオリ「う、嘘でしょ…チヒロさんが…!?」

 

ミサキとシオリがビックリする中、近くにいたファン達は大騒ぎをする。

 

ファン「おぉ、仮面ライダーリバイス!!」「すげぇ、兄貴が変身した!!」「バイスも居るぞ!!これはスゲェことになりそうだ!!」

 

レイナ「仮面ライダー、リバイス…まるで白亜紀を生きた恐竜の王『Tーレックス』のように、力強く、美しい姿ね♪」

 

ヒヨ「ふおぉー!!2人の仮面ライダーだー!!」

 

ナナミ「翔さんが変身ベルトを使うと、奇跡が起こりますよね。」汗

 

アヤ「良いじゃない!デザインはカッコかわいいし♪」

 

ユキ「これが…翔さんの、仮装…!」

 

ヤマダ「やっぱ、翔さんと言えば…仮面ライダーっすねぇ~♪」

 

ミア「これは、面白い仮面ライダーだね。」

 

ディオ「2人でペアのライダー…?」

 

トリア「おぉっ!?仮面ライダーが2人も!?」

 

仮面ライダーリバイスの登場に、ファン達は歓声を上げたり、感謝の言葉を口にする。リバイが『オーインスタンプ』を左手に押印すると…拳銃にも見え、見方を変えると斧にも見える武器が召喚される。これは、仮面ライダーリバイスの専用武器『オーインバスター50(フィフティ)』である。

 

リバイ「ほら、これはお前が使え。」

 

バイス「えっ、私が使って良いの?」

 

リバイ「俺には、これがある…!」

 

リバイは杖を構えながら言う。バイスはオーインバスター50を見ると、使い方を理解したのか…ガンモードの状態で構えを取る。妖魔達はリバイとバイスに襲い掛かって来る。

 

リバイ「ムンッ!」バキィッ!

 

襲い掛かって来たホラーオブリに対して、リバイは杖を振るって攻撃する。

 

妖魔2「!!」

 

バイス「よっと…それそれぇっ!」チュドンッ!チュドンッ!

 

バイスはオーインバスター50『ガンモード』のトリガーを引き、パンプキンオブリに光線を放って攻撃する。

 

リバイ「ムンッ!…チヒロ!銃口に着いてるオーインスタンプを外して、オーインジェクターに押せ!」

 

バイス「こう?」

 

バイスがオーインスタンプをオーインジェクターに押印すると…

 

《スタンプバイ!》

 

オーインバスター50から音声が響き渡り、必殺待機音が辺りに響く。

 

リバイ「スタンプを銃口に戻してトリガーを引け!」

 

バイス「分かった!」

 

バイスはオーインスタンプをオーインバスター50の銃口に取り付け、ガンモードのトリガーを引く。

 

《オーイングストライク!》

 

銃口からは、彗星を彷彿とさせるレーザー光線が放たれ、パンプキンオブリに命中すると、花火のような爆発を起こした。

 

バイス「よーし、これでトドメだー!!」

 

バイスはもう1度銃口からオーインスタンプを外し、オーインジェクターに押印する。

 

《スタンプバイ!》

 

そして、銃口にオーインスタンプを取り付けると、今度はアックスモードに持ち替え、トリガーを引く。

 

《オーイングストラッシュ!》

 

バイスはパンプキンオブリを一刀両断し、撃破した。

 

バイス「やったー!残る敵は、後1人だよ!!」

 

リバイ「よし…同時攻撃でフィニッシュするぞ?」

 

リバイはレバー操作を行い、必殺技の準備に入る。

 

《レックス!スタンピングフィニッシュ!》

 

ドライバーから音声が響き渡ったその時…リバイとバイスは同時に空中へとジャンプする。そして…

 

リバイ「ウォォオオオオオオ!!

 

バイス「はぁぁああああああ!!

 

残る敵『ホラーオブリ』に向かって急降下し、『ダブルライダーキック』を放った。必殺技『レックスフィニッシュ』である。

 

ドッッゴォォオオオオオオオオオンッ!!

 

ホラーオブリを蹴った反動を利用し、再びを舞ったリバイとバイスは、同時に地面へと着地した。2人の仮面ライダーのライダーキックを受けたホラーオブリは、断末魔を上げ、消滅していった。

 

愛「やった、仮面ライダーリバイスの勝利だー!!」

 

愛がそう叫ぶと…

 

ファン「「「ワァァアアアアアア!!」」」

 

ファン達は大歓声を上げ、息ピッタリの戦いで妖魔を撃破し、勝利を掴んだ仮面ライダーリバイスを祝福する。

 

バイス「やったー!やったね、翔さん!!」

 

リバイ「…いつつ、あぁ…そうだな。」

 

勝利したリバイとバイスの元に、DollsとNumberSが駆け寄る。

 

ミサキ「…チヒロ!」

 

シオリ「チヒロ、さん…?」

 

アヤ「ちょっと待って、仮面ライダーバイスに変身してるのって……」

 

バイス「うん、チヒロだよ!皆、久しぶり~♪」

 

バイスに変身したチヒロが答えると、ミサキとシオリは彼女に抱き付き…

 

ミサキ「っ…チヒロ…!!」

 

シオリ「グスッ…チヒロさん!」

 

再会出来たことを心から喜び、声を上げて泣いた。それを見た愛と深雪と蜜璃…そして、ファン達も皆…もらい泣きをした。

 

 

 

ミサキ「クスンッ…ごめんなさい、チヒロ…」

 

シオリ「みっともない所を見せてしまいましたね。」

 

バイス「ううん、大丈夫だよ。」

 

レイナ「それにしても…どうしてチヒロが、仮面ライダーバイスに?」

 

ヒヨ「もしかして、ヒヨたちを助けるためにきてくれたの?」

 

レイナとヒヨの言葉に、バイスに変身したチヒロはこう言った。

 

 

 

バイス「私はいつも、皆の側に居るよ?後、私がこうやって実体化出来たのは、翔さんのおかげなの♪」

 

ナナミ「翔さんのおかげ…どういうことですか?」

 

バイス「翔さんが命をかけて戦う姿に…私、感動しちゃった!だからね、私はもう1度、翔さんに会いたいって思うようになったの。その時かな…夢の中で翔さんと話ができるようになったのは。」

 

ミア「つまり…チヒロさんの『翔さんに会いたい』っていう気持ちが、チヒロさんをこうして呼び戻したってこと?」

 

バイス「うーん…そうかもしれない!」

 

リバイ「そんなファンタジーな展開、あってたまるか…」

 

ふて腐れたように言葉を吐き捨てるリバイに、シオリは言う。

 

シオリ「翔君、どうして言ってくれなかったんですかぁ~!!」

 

リバイ「言ったって、どうせ信じねぇだろ…」汗

 

シオリ「そんな事ありません!翔君の言うことは、絶対ですから!!」プンスカ!

 

リバイ「ホントかぁ?」

 

シオリ「あっ、疑ってますねぇ~!!」プクッ!

 

リバイとシオリの夫婦漫才を見て、ファン達は笑ったり癒されたりしていた。

 

 

 

その後、DollsとNumberSのハロウィンイベントが再開され、DollsとNumberS…そして、イベント会場と訪れたファン達を守った『仮面ライダーリバイ』&『仮面ライダーバイス』との握手会が開催された。

 

イベントが無事に終わり、メンバー達もハロウィンを楽しむことになった。

 

リバイ「チヒロ。」

 

バイス「あっ、翔さん♪」

 

リバイは何やら、紙コップをバイスに渡す。

 

リバイ「ほら、お前の大好きな…」

 

バイス「わぁ~!!」

 

それは、チヒロの大好きな『マシュマロココア』だった。予め購入した温かいココアに、ファン達から貰ったマシュマロを入れて作ったのだ。

 

バイス「翔さん、ありがとう!!」

 

リバイ「冷めねぇうちに飲みな。」

 

バイス(チヒロ)は大好きなマシュマロココアを喜んで飲む。

 

バイス「はぁ~…美味しい~♪」

 

ミサキ「チヒロ、新メンバーのサクラよ。」

 

サクラ「は、初めまして!私はDollsチームA…全力満開ガールの『サクラ』です!!」

 

バイス「私は『チヒロ』、よろしくねサクラちゃん♪」

 

レイナ「こっちは私たちの後輩で、翔君のサポートをしてくれている『NumberS』よ。」

 

ミア「はいは~い、ボクがNumberSのリーダー『ミア』ちゃんだよ~♪」

 

ディオ「ディオは、『ディオ』です…」

 

トリア「ごきげんようチヒロさん、私は『トリア』と申します。」

 

バイス「ミアちゃんにディオちゃん、トリアちゃんだね?私は『チヒロ』、よろしくね♪」

 

懐かしのDollsと再会し、新しいメンバー達と出会えて…バイス(チヒロ)は嬉しそうだ。

 

リバイ「……。」

リバイ(良かったな、再会できて……)

 

そんな彼女達を優しく見守るリバイは、夜空を見上げる。夜空には、いくつもの流れ星が光り…チヒロと再会して、喜ぶDollsと…新しい出会いに喜ぶチヒロを祝福しているように見えた。

 

 

 

愛「グスッ…みんな、チヒロちゃんと会えて…ズズッ、良かったね…!」

 

深雪「愛さん、蜜璃さん、ハンカチ使いますか?」

 

蜜璃「ズズッ、うぅっ…深雪ちゃん、ありがとう…!」

 

リバイと同じくメンバー達を見守る3人の女医達は、感動の再会に、終始涙が止まらなかったのであった。

 

 

 

ED~MONKEY MAJIK『S.O.S』~♪




いかがでしたか?今回はここまでです。



『仮面ライダーリバイ』は翔に…『仮面ライダーバイス』はチヒロに変身して貰いました。


この物語を書いて…

「NumberSのボディーが作れるんだったら、ワンチャン『チヒロ』のボディーも作れるんじゃない?」

…って、思った私です。


次回も、お楽しみに。
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