〜プロジェクト東京ドールズ〜『化け物とドールの絆』 作:やさぐれショウ
その頃、沖縄にて……
アマゾンA「グゴォオアアアア!!」
アマゾンB「ギリギリギリギリ……!!」
アマゾンC「ギャアアアア!!」
大助「あーあ、ここもアマゾンだらけだ…ったく、しょうがねぇなぁ。」カチャッ……
この地域にいるアマゾンを殲滅すべく、大助が1人で戦っていた。アマゾンズドライバーを身に着けると、左側のアクセラーグリップを捻る。ドライバーのコンドラーコアが緑色の光を放つと…
…という音声が響き渡る。
大助「……アマゾン。」
大助がそう呟くと、ドライバーからエレキギターのような音声が鳴り響き…
次に、爆発と共に大助の全身を赤い炎で包んで行く。やがて、赤い炎が消えると…そこには、真紅と銀の体色と、所々にある傷跡のような模様が特徴の戦士『仮面ライダーアマゾンアルファ』が立っていた。敵のアマゾン達は、アマゾンアルファに襲い掛かって来る。
アマゾンα「はっ!!」ドゴォッ!!
まず、1体目のアマゾンの腹部に右ストレートを打ち込んで返り討ちにすると、次に襲い来る2体のアマゾンと交戦を始める。2体のアマゾンは連携を取りながら攻撃してくるが、アマゾンαは持ち前の身体能力と数多のアマゾン達と戦った経験を活かし、攻撃を避けてカウンターパンチやキックを繰り出す。
アマゾンα「…
そう言って、静かに待ち構えるアマゾンアルファ。
アマゾン「「「!!」」」
敵のアマゾン達はアマゾンアルファ目掛けて走って来た。その時…
どこからか女性の声が聞こえてきたと思うと、敵のアマゾン達に向かって茶色の液体が飛んで来た。ベシャッ!!と音を立てて敵のアマゾン達に命中すると、アマゾン達は鼻を押さえてのたうち回り始めた。
百合「大助さーん!!」
アマゾンα「おいおい、百合さんじゃねぇか。ここは危ないぜ?」
百合「私には力は無いけど、知恵ならありますよ!!」
アマゾンα「そうか。」
アマゾンアルファはドライバーのアクセラーグリップを捻り、助走をつける。
そして、右手のアームカッターで2体のアマゾンを斬り刻むと、もう1度アクセラーグリップを捻る。
最後のアマゾンの背中に、右脚のフットカッターを振り降ろし、アマゾン達を撃破した。アマゾンアルファに撃破されたアマゾン達は、全身が変色し、石のように固まった状態でその場に残った。
アマゾンα「よし…助かったよ、百合さん。」
百合「いいえ、これくらいの事しかできないけど…力になれたなら良かったです。」
アマゾンα「さてt…ヴェッ!?何だこれ…!?」
アマゾンの死体からは、とてつもなく臭い匂いが漂い…思わず鼻を摘むアマゾンアルファ。
百合「あー、これはですね…ヤギ汁っていう臭いスープなんです。アマゾン達は匂いに弱いんじゃないかって思いまして……」
アマゾンα「成る程、これは確かに…ヴエェェッ!!ゲホッ!!」
嗅覚が異常に鋭いアマゾンアルファは、臭い匂いに悶絶している。そして、百合と共にアマゾンの死体を処理し終えると…変身を解除し、大助の姿に戻った。
大助「百合さんは平気なのか、この匂い?」
百合「まぁまぁ…って感じ。」汗
大助「ならさ、フルーツランドにでも行かないか?フルーツ食べ放題だしさ、匂い消しにもなるんじゃないか?」
百合「賛成賛成♪」
アマゾン狩りを終えた大助は、百合と共に沖縄フルーツランドへと向かった。
フルーツランドに着くと、料金を支払ってフルーツ食べ放題で食べることにした2人。
大助「あぁ、うめぇ…」
百合「私もここ好きなんですよ!」
大助「へぇ、奇遇だなぁ…俺もここに週4で通ってるんだ。」
同じ食べ歩きが趣味で意気投合した大助と百合。何度かやり取りをしていく内に、お付き合いをすることになり、恋人同士となっている。
百合「翔君に報告しないんですか、私達の関係。」
大助「アイツに言うなら、直接言いたいからなぁ…まだまだだ。」
そう言うと、2人で大笑いする百合と大助。些細なことで笑い会えるところも、この2人はよく似ている。食べる事が好きでお酒も好き、文章を書くのが好き…様々な好きな事で、息ピッタリな2人。
大助(恋人になったからには、命を掛けて…百合さんを守んねぇと行けねぇ。)
百合「大助さん、こっちのドラゴンフルーツ美味しいですよ!」
大助「どれ?…ホントだ、うめぇ!百合さん、このスターフルーツって奴、甘酸っぱくて美味いぜ?」
百合「ありがと♪あっ、ホントだ〜!!」
フルーツをシェアし、美味しさと幸せを分かち合う2人。
大助「…おっ、Dollsが港区でライブをしたのか。」
百合「ホントだ、皆若くて良いねぇ。」
大助「…ん?胡蝶先生と七草先生もアイドルデビューしたのか、すげ……」汗
百合「1DAYでもすごいなぁ…沢山のお客さんの前で歌うなんて、私には無理だな〜……」汗
港区でライブを披露したDolls。更に、深雪と蜜璃までもアイドルとして曲を披露したことで、彼女達の知名度が一気に上がったそうだ。
大助「…おっ、青空の奴もステージに上がったのか。ははっ、良いじゃねぇか。」
ステージに上がっている翔の写真を見て、思わず微笑む大助。彼にとって翔は息子のような存在…そして、かけがえのない友でもあるのだ。
百合「へぇ〜、翔君も輝いてるねぇ♪」
大助「コイツが俺の息子だったら、周囲に思いっきり自慢しただろうなぁ。」
百合「私もそう思った♪」
顔を合わせると、再び笑い合う大助と百合。沖縄でも、この2人は結構な有名人であり、『沖縄一のバカップル』とも呼ばれている。これについて、悪い気はしていない大助と百合であった。
大助(早くアマゾンを全滅させて、青空んとこ行かねぇとな…待っててくれよな、青空。ま、アイツの手料理が1番の楽しみなんだけどさ…なーんてな。)