〜プロジェクト東京ドールズ〜『化け物とドールの絆』   作:やさぐれショウ

461 / 551
第三百七十三話 彼岸

翔「……ん?」パチッ…

翔(もう朝か…)

 

時刻は朝の5:00…ここは、STARS本部ビルの中にある翔の居室だ。デイルームにはSTARSメンバー達の居室が各1室ずつ用意されており、そこで日常生活を送っている。

 

翔(この時間帯は誰も起きちゃいねぇ、だから静かだな。)

 

翔はベッドから降りると、屋上へと向かった。

 

翔「……。」

 

ベランダのフェンスに寄り掛かり、江東区の景色を見下ろす翔。すぐ近くには新交通システム『ゆりかもめ』の車庫があり、いくつかの車両が車庫から出場している。

 

翔(…戻るか、メンバー達の飯を作んねぇといけねぇし。)

 

翔は車庫から出ていったゆりかもめを見送り、デイルームへと戻っていった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

その頃、ドールハウスの作戦室では……

 

カナ「ですが…!」

 

何やら、カナと斑目が何かを話していた。

 

斑目「…Dollsは、いくつもの悪夢を乗り越えて来た。こちらの期待に応え、想像を超えて成長している…それは数多の選択…EsGの見解と提案が、間違いではなかったという証明に違いない。例の霧…EsGの警戒する危険因子の調査。予定通り、Dollsへの指令を通達する。

 

カナ「……わかりました。」

 

斑目の言葉に、どこか納得のいかない顔をするカナ。

 

斑目「では、書類を皆の端末にも−−」

 

そこに、Dollsがやって来る。

 

アヤ「おはようございまーす!よかったあ、今日のチームC は一番乗り♪」

 

最初にやってきたのはチームC の3人、次に愛がやって来る。

 

愛「おはようございます!!」

 

ヤマダ「ヴェ…ッ、アヤさ…首ひっぱりスギ……」

 

ユキ「…愛さん、おはようございます。」

 

カナ「…ふふ。昨日と違って早いんですね、みなさん。」

 

愛「うんうん、良いことだね♪皆は、翔君が居なくても寂しくない?」

 

「「「寂しい(わよ)(です)(ッス)。」」」

 

やはり、翔が居ない寂しさを未だに拭えない様子のチームC。それは、チームAもチームBも同じだった。

 

アヤ「けど、悲しんでいたら翔が安心して戻って来れないじゃない?だから、元気にやってかないとね〜!!」

 

ヤマダ「アヤさん、気合で誤魔化してるようにしか見えないんスけど。」

 

ユキ「……翔さん、さみしいです。」

 

アヤ「うっ…き、気持ちは分かるけど!!」

 

平常に見えるが、本当は翔に逢いたい気持ちでいっぱいなのだ。

 

愛「大丈夫だよ、皆。翔君はきっと帰って来てくれるから、アタシはそう信じてるよ?皆もそうでしょ?」

 

愛の言葉を聞き、チームCの3人に少しだけ笑顔が戻った。やがて、メンバー全員が集合した所で、再び荒川流域へと向かった。

 

 

 

ヤマダ「さてさて、2度目の探索イベっすな〜。今度はすごいのでてくるカナ〜?」

 

荒川流域では原因不明の濃霧が発生している。しかし、今は発生しておらず…晴れた空には雲が浮かんでいる。

 

レイナ「騒がしくなっているかと想像していたけれど……報道関係者の気配もない。静かなものね……」

 

シオリ「何しろ、今回は範囲が広いですからね。エリアを絞るのも難しいんじゃないでしょうか。」

 

今回の任務は、荒川区全体が舞台となっている。前は墨田区のスカイタワー、新宿区の地下等といった限られた範囲内で任務があった。しかし、今回はピンポイントと呼べるような場所が無いのである。

 

シオリ「斑目さんの言っていたEsGの警告も気になります。もしかしたら……」

 

ヤマダ「あの苦虫噛み潰したような顔……ヤベーやついるかもっすよね?」

 

EsGの警告、険しい斑目の表情…その真実は、闇の中にある。

 

ヤマダ「ふひひ……早く出てこいレイドボスぅ……」

 

その時、アヤが何かに気付いたのか目を丸くする。

 

アヤ「あ、ねぇ皆!あそこ……!」

 

反対側の岸に目を向けるメンバー達、そこには……

 

 

 

ナナミ「あれは、翔さんと彩羽さん……それに、元ストライカーの皆さんも……」

 

 

 

翔を初めとする9名程のSTARSメンバー達が居た。何かやり取りをしているようだが、遠くにいるため内容は分からない。

 

ヒヨ「おーい、翔さーん!!」

 

ナナミ「ちょ、ヒヨさん!?」

 

手を振りながら大声で翔を呼ぶヒヨ。だが、翔はこちらに振り向かない。

 

ヒヨ「あれ、聞こえてないのかなぁ?」

 

ナナミ「今は声をかけたらいけない気が……」汗

 

 

 

翔「…成る程、相変わらず本部ビル付近に妖魔共が出没してるってか?まぁ安心しろ、小春や翠とかがいるから大丈夫だ。あの2人の連携はヤバいぜ?ミネルヴァもチート級に強いからな。」

 

翔はバッジ型通信機で本部にいるメンバーと会話をしていた。本部付近には下級の妖魔が出ているらしく、小春と翠とミネルヴァによって難なく倒されている。頼もしい仲間がいるため、本部をそんなに心配する必要はない。本題は…荒川流域で発生した謎の霧をモルガナが見たところ、嫌な予感を感じるとのこと…そこで、8人の構成員を連れて来ていた。ある程度巡回を終え、流域にたどり着いたようだ。

 

マリ「この辺にも、妖魔とストライカーが出たんだってね。」

 

翔「あぁ、多分だが…Dollsに目をつけている。」

 

雪枝「また、任務の妨害でしょうか……?」

 

翔「それもそうだが、奴らの目的はDollsの殺害…邪魔者を排除し、俺を連れ帰ろうとしているに違いねぇ。ったく、悪知恵だけはいっちょ前だなぁ……」

 

ため息をつきながら言う翔。

 

モルガナ「そんな姑息な真似、私がさせません。隊長さんの大切なモノを奪おうとする輩は、全て消し去って差し上げましょう…フフフフフフフフ………」

 

ほたる「モルガナさん、ちょっと怖いです…」汗

 

ハイライトが消えた目で不気味に笑うモルガナを見て、ほたるは少し後退りをしていた。

 

モニカ「そうだ、皆でおやつ食べない?アタシ色々持ってきたんだ〜♪」

 

あから「それは良い!ボクも色んな駄菓子を持ってきたよ。」

 

幸子「どうですか、隊長さん…?」

 

翔「勿論オッケーだ、糖分摂らねぇと頭回んなくなっちまうぜ?」

 

彩羽「よ〜し、ちょっと休け〜い♪」

 

翔「お前達、しっかり休んでおけ。」

 

メンバー達はレジャーシートを広げ、休憩を開始した。皆でお菓子をシェアしながら楽しそうに雑談をする。

 

翔「……。」

翔(アイツらも来ていたのか…)

 

ふと、反対岸を見る翔。彼の目には、こちらを見ているDollsと愛の姿が映っていた。彼にはしっかり、ヒヨの声が聞こえていたのだ。

 

彩羽「…?どうしたの翔君?」

 

翔「…いや、何でもねぇ。敵の気配を探ってた…反応無しだ、安心しろ。」

 

翔も三色団子や大福、金平糖等の和菓子を広げ、メンバー達に分け与えた。

 

 

 

ヤマダ「お、何すか…皆でピクニックっすかね?」

 

アヤ「戦闘組織なんだし、アタシ達と同じように巡回でもしてたんじゃない?それが一区切りついたから休んでるとか…?」

 

ユキ「…翔さん。」

 

突如レジャーシートを広げ、おやつを食べ始めたSTARSを見て戸惑うDolls一同。

 

レイナ「でも、翔君…元気そうね、美しい顔をしているわ。」

 

ヒヨ「うんうん、そうだね!!」

 

ナナミ「まぁ、表情は活き活きしているようで何よりです。」

 

ミサキ「ヒヨが声を上げたからか、一瞬こちらを見たわね。」

 

シオリ「ふふっ、翔君…私達に気付いてくれたみたいですね。」

 

サクラ「良かったです、もう私達に興味なくなっちゃったんじゃないかと心配でしたから…!」

 

翔は楽しそうにメンバー達と談笑しているようだ。その証拠に、時より笑顔を見せている。たまにSTARSメンバー達の肩に手を乗せ、労っている様子もうかがえる。

 

愛「翔君ってさ、和菓子好きだよね。」

 

アヤ「うん、和菓子を食べてる時はすっごく良い顔するのよね♪」

 

シオリ「和菓子は素朴で優しい味わいで、原材料になっている豆や米、植物の風味を楽しめますからね♪」

 

レイナ「ふふっ、任務を終えたら私達も和菓子で疲れを癒やしましょう♪」

 

美味しそうに和菓子を食べる翔を見て、メンバー達も任務後の褒美として和菓子を買うことにした。その時……

 

サクラ「…あ、また……」

 

愛「!?…霧が…!!」

 

周囲に段々霧が立ち込め始めた。

 

PPP−−

 

カナ『前回のピグマリオン及び妖魔接触地点から約3km。その周辺…や何か見えますか?』

 

サクラ「何も…見えなくなりそうです……」

 

 

 

翔「…ん?」

 

翔も異変に気付いたのか、険しい表情を見せる。霧が発生し、段々濃くなって行く。やがて、周囲が殆ど見えなくなった。

 

ほたる「き、霧…!?」

 

メンバー達は急いで片付けを開始、警戒態勢に入る。

 

モニカ「うわぁ、何も見えなくなった…!」

 

翔「これも超常現象か何かか?」

 

雪枝「た、隊長さん。霧には、『変容』とか『潜在能力』などの象徴として考えられているって聞いたことがあります…」

 

翔「つまり、この中には何かが居て…どの程度かは不明だが確実に変化しているってか……成る程な。」

 

メンバー達はキョロキョロせず、冷静に状況を把握し始めている。彼女達は翔の厳しい指導の元、訓練を欠かさずにやっているため、こういった非常事態が起こっても臨機応変な対応ができるのだ。

 

彩羽「これが、翔君の言ってた濃霧…?」

 

翔「そうだ。原因はまだわからんがな……お前達、構えておけ。奴らだ…」

 

翔がそう言うと、霧の向こうから無数の人影が現れる。ストライカー達と偵察型妖魔の群れだった。

 

あおい「隊長、本当にここにいたのか。」

 

栞「こんな所に居ないで私達のとこに戻って来て欲しいのだけれど…そこの元ストライカー達も受け入れてあげるわ。」

 

翔「はっ、馬鹿げた事言ってんじゃねぇ。何が受け入れてやるだ、何様のつもりだこの野郎?」

 

相変わらず成長しないストライカー達の言葉を聞き、眉間にシワを寄せ始める翔。

 

彩羽「くさっ、ねぇアンタ達さぁ…ちゃんとお風呂入ってるの?」

 

あおい「なっ!?水浴びぐらいはしているぞ!!」

 

彩羽「いや身体洗わないと意味ないじゃん…」

 

ストライカー達は風呂に入ってないようで、異臭がしていた。そのため、思わず鼻を摘む彩羽。

 

彩羽「そんな悪臭漂わせてアタシの可愛い弟に近付かないでくれるかなぁ?」

 

チカ「えぇっ!?た、隊長さんのお姉ちゃん!?」

 

夕依「た、隊長様にお姉様がいらしたなんて…初耳です…!!」

 

翔「そんな事はどうだって良い…てめぇ等、Dollsに目をつけやがって…どういうつもりだ?」

 

すると、あおいの口からは反吐が出るような答えが返ってきた。

 

 

あおい「決まっているだろう、隊長を確実に連れ戻す為にアイツらは邪魔な存在だからだ!!邪魔者は邪魔者らしく死ぬべきだ!!」

 

 

翔「…それが答えか、なら……モルガナァ!!」

 

翔が声を荒げると、モルガナがドス黒いオーラを出し、怪しげな呪文を唱え始める。すると、空が裂けて稲妻が発生し、その直後…中から無数の人馬がバラバラと降って来て、ストライカー達と妖魔軍に襲い掛かる。

 

チカ「うわぁぁああああ!!お、お化けだぁぁああああ!!」

 

夕依「まさか、死神の使いを…!?」

 

栞「ちょっとぉ!!こんなの聞いてないわよ!?」

 

あおい「何をしている!?落ち着いて態勢を…ぐっ!?」

 

指示を出す暇も与えず、モルガナが召喚した魔物兵馬達はストライカー達と妖魔軍に襲い掛かって行く。

 

翔「混乱する奴等を追撃するぞ!!」

 

「「「了解!!」」」

 

モルガナ「この兵馬は皆さんの味方です!!安心して戦ってください!!」

 

STARSも兵馬達に続いて、ストライカー達と妖魔軍に向かって行く。幻装変身の衣装を身に纏い、召喚獣(キラル)と共に妖魔軍の殲滅を開始するSTARSメンバー達。翔と彩羽は兵馬と共にストライカー達に襲い掛かり、肉弾戦を開始する。

 

翔「ハァッ!!」ドゴォッ!!

 

栞「きゃっ!?」

 

翔「ムンッ!!」バキィッ!!

 

あおい「ぐはっ!!」

 

栞には飛び蹴りを、あおいにはアッパーカットを繰り出し、一撃で撃破する翔。

 

彩羽「ほらほらぁっ!!」ドガガガガッ!!

 

夕依「あうっ!?」

 

チカ「いたっ!?」

 

彩羽はブレイクダンスのような回転蹴りで夕依とチカを撃破した。他のメンバー達も妖魔軍の殲滅に成功し、勝利を納めた。

 

 

 

その頃、Dolls達も…突如発生した濃霧を目の当たりにしていた。

 

ミサキ「あっという間に真っ白。やっぱり……何かおかしい……」

 

PPP−−

 

カナ『−−駄目です、反応を拾えません。……前回の消失地点に向かってみてください。』

 

カナは周囲を探ってみたが、何も拾えなかった。その為、前回向かった地点に向かうしか選択肢がない。

 

愛「了解…って言っても、方角もどっちがどっちだか……」

 

霧があまりにも濃過ぎるため、東西南北が全くわからない。すると、ユキが言う。

 

ユキ「…わたし、知ってます。」

 

愛「えっ?何のこと、ユキちゃん。」

 

ユキの言葉に戸惑う愛。

 

ユキ「渡ってはいけない川……あっちと、こっち…世界が違って……」

 

ナナミ「……ああ、あちらは彼岸だと。縁起でもないこといわないでくださいよ……翔さんは生きてるんですから。」

 

アヤ「彼岸……?ん?どゆこと?何の話?」

 

ユキの言葉の意味がわかったのか、彼女に文句をいうナナミ。反対に意味がわからず、困惑するアヤ。

 

ナナミ「この川が三途の川に思えた、ってことでは?この世とあの世、此岸(このきし)と彼岸の境目……」

 

アヤ「あ〜……川を渡ると死後の世界、ってことね……」

 

ユキ「はい……わたしたちも……一度は……」

 

漸く意味を理解し始めると、メンバー達は口角を下げる。

 

愛(みんな……こんな時、翔君だったらどんな声掛けを)

 

PPP−−

 

カナ『敵性反応、出現!!』

 

その時、敵性反応をカナが捉えた。

 

カナ『距離はおよそ、100m…!進行方向より接近中です!!』

 

アヤ「了解!みんな、迎え撃つわよ!!」

 

ナナミ「はぁ……地獄からのお迎えじゃないといいんですけどね……!」

 

敵は濃霧の中から来ているようだ。だが、もう一つの反応を、カナは捉えていた。

 

カナ『ッ!?今度は別の反応が…』

 

愛「何それ…もしかして、妖魔!?」

 

カナ『いえ、違います…これは、翔君!?翔君と元ストライカー達、STARSです!!』

 

やがて、霧の中から9つの人影が現れた。真ん中に翔が居て、右隣には彩羽、左隣にはモルガナ…更にマリ、雪枝、ほたる、モニカ、幸子、あからが姿を現した。

 

翔「…また会ったな。」

 

ナナミ「ちょ、翔さん…も、もしや敵ではないですよね…?」

 

翔「バカ、んなワケねぇだろ。今はまだな……

 

何やら意味深な言葉でメンバー達の不安を煽る翔。すると、STARSメンバー達は宙へ飛び上がり、橋の鉄骨部分に飛び乗った。

 

愛「えっ、しょ、翔君…何をするつもり?」

 

翔「妖魔とストライカー達は俺達が撃破した。ピグマリオン(化け物)はお前達に任せる。ただ、どうしても助けて欲しいなら言え。支援してやろう。」

 

STARSの任務はストライカー撃退と妖魔討伐であり…ピグマリオンは原則対象外である。あくまでも原則であり、場合によっては討伐対象にもなり得る。

 

モニカ「安心して、アタシ達はDollsの皆を攻撃したりしないからサ。」

 

あから「ボクらがこんな事を言うのもあれだけれど……ドールハウスは隊長殿の居場所なんだ。そこに心から信頼できる人達がいなければ、意味が無いからね。」

 

雪枝「ドールハウスを離れて、すみません…私達は隊長さんから離れる事ができないんです。」

 

ほたる「不安だらけだったあたし達にずっと寄り添い続けてくれたのは、隊長サンだけです。」

 

マリ「隊長が居たから、私らは今も生きてられる。」

 

幸子「私達は隊長さんを心から信頼できる人だと認識しています。ですから、何処までも着いていくと決めたんです。」

 

モルガナ「これは、統一されし私達自身の意志です。」

 

どんな事があっても、最高の隊長である翔に着いていく…それは、元ストライカー達全員の意志だ。

 

彩羽「アタシもさ、やっと逢えたんだ…たった1人の家族に……もう、翔君と離れ離れになるのは嫌…だからアタシ、翔君のそばにいるって決めたの。だってアタシ、翔君のお姉ちゃんだもん。」

 

彩羽は家族として、弟の翔を放っておけないと思い…自分の意志で、彼のそばにいると決めたのだ。

 

ミサキ「モニカ、あから……」

 

シオリ「ほたるさん、マリさん…」

 

サクラ「…雪枝ちゃん…」

 

アヤ「幸子、モル……」

 

愛「…彩羽ちゃん……」

 

元ストライカー達と彩羽は…ただ、翔に着いていく為にドールハウスを離れた理由じゃない……それぞれの思いがあるからドールハウスを離れていったのだ。本当の理由を知り、言葉を失うDollsと愛。

 

翔「さ、来るぞ。そろそろ準備しておいた方が身のためだぜ?」

 

翔がそう言うと、霧の向こうからピグマリオン軍が姿を現した。メンバー達はテアトルを展開、武器を構えて戦闘態勢に入った。




モルガナについて…一部Dollsのメンバーから『モル』、『モルっち』等のあだ名で呼ばれている。
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。