〜プロジェクト東京ドールズ〜『化け物とドールの絆』   作:やさぐれショウ

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やさぐれショウでございます。
最近、全く出番がない『ジャドウトリオ』ですが…いい加減に出そうと思って、この回を書きました。
番外編“イクサ”の回で、カナさんからイクサを奪い、翔を裏切ったストライカー達と手を組みましたが、結局何も活躍することなく、終わりました…そのせいで、ストライカー達の怒りを買ってしまう。
では、本編へどうぞ


第十四話 役立たず

その頃、とある廃旅館にて……

ハヅキ「どうしてくれるのさ…ん?」

ハヅキに問い詰められているのは…A、B、Cのジャドウトリオである。

A「いや、その…」

B「け、けど…ほら、あれだよ…」

C「青空を発見できただろ…な?」

ジャドウトリオの表情は青ざめ、更に…冷や汗をダラダラとかいていた。

リョウコ「確かに見つけたよ!!でも、捕まえられなきゃ意味ないじゃん!!」

ノエル「おまけに、人質にしていた者達も取り逃がしてしまいました…この責任、どう取りますの?」

リョウコは感情的になり、ノエルは冷たい声で問い詰める。

A「人質を逃がしたのはお前らのせいだろ!!」

ノエル「一般市民ではありません。隊長さんの味方をしていた『元ストライカー』達のことです。」

B「あれはお前らが油断していたからだろうが!!」

C「そうだ!何でもかんでもオレらの責任にすんじゃねぇよ!!」

ジャドウトリオは、自分達に責任を押し付けられていることが気に入らず、感情的になる。

ジャキンッ

すると、ノエルが長銃を向け、

ノエル「貴方達は隊長さんを知っているんですわよね?でしたら、責任を取る義務は、貴方達のような“役立たず”にあります。」

『翔を知っているから、責任を取る義務は、ジャドウトリオにある』という、無茶苦茶な理論をジャドウトリオに突き付けた。

A(くそぉ、こうなったら!!)

Aは羽織っていたYシャツを脱ぎ捨てた。彼の腰には『アマゾンズドライバー』が装着されていた。Aはアマゾンズドライバーの左グリップをひねる。

《シグマ(Σ)》

A「アマゾン。」

次の瞬間、Aの身体が紫色の炎に包まれた。

ストライカー達「「!!?」」

B「うおっ!?」

C「わっ!?」

BとCは爆風に吹っ飛ばされ、外に投げ出された。やがて、炎が消え……銀色の身体が特徴で、紫色の瞳を輝かせた仮面ライダー…『仮面ライダーアマゾンシグマ』がストライカー達の前に立ち塞がった。

アマゾンΣ「う”う”ぅぅぅぅぅ…」

唸るアマゾンΣ。

ノエル「くっ!!」ズドォンッズドォンッ!

ノエルは発泡するが、アマゾンΣには全く効果が無かった。

アマゾンΣ「う”う”ぉぉお”お”お”お”お”お”お”お”お”お”お”!!」

アマゾンΣは吠えると、ノエルをアームカッターで切り裂き、

アマゾンΣ「コイツらの隊長はどこだぁぁあああああああああ!!」

ストライカー達を率いている“現隊長”を探し始めた。他のストライカー達がアマゾンΣに立ち向かうも、連携が取れず、あっさりと切り捨てられた。アマゾンΣに変身したAは、怒りで我を忘れていた。その時…

「君は僕を探しているのかい?」

アマゾンΣ「!?」

アマゾンΣが振り向いたその瞬間…

パァンッ!パシュッ!

アマゾンΣ「があっ!!」

アマゾンΣは右肩を撃たれた。

アマゾンΣ「あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”!!」

撃たれたヶ所に、激痛が走り出し、のたうち回るアマゾンΣ。アマゾンΣを撃った犯人は、自己紹介をする。

昇「僕はストライカー達を率いている隊長、『白河 昇』だ。」

昇は自己紹介を終えると、アマゾンΣ目掛けて銃弾を撃つ。アマゾンΣは地面を転がって回避する。そして、割れた窓から飛び降り、その場を逃れた。

昇「逃がしたか…まぁいい、この『対アマゾン弾』の威力を試すことに成功した。これで、ストライカー達を襲った“あの怪物”に対抗できる…!」

昇はそう思い、短銃をしまった。

 

 

 

その頃、ジャドウトリオは…

ボロボロになっていたが、特に…Aに1番ボロボロだった。しかし、Aは変身が解けた影響で、だいぶ楽になっていた。

A「くそ…『白河 昇』め!!」

B「おい、大丈夫か…?」

C「ほっとけ、コイツはもう終わりだ。」

Cはその場を立ち去ろうとする。その時…

A「待てこら!!誰のお陰で助かったと思ってんだ!?」

Aが立ち上がり、Cに抗議した。

C「知らねぇな。」

A「ふざけんな!!あそこでオレが変身していなかったら、お前ら助からなかったかもしれねぇだろ!!」

ブチキレたAは、Cと口論を始める。

B「お、おい…もうその辺で…」

A&C「「てめぇはすっこんでろ!!」」

A&Cは、止めに入ったBを殴った。

B「何すんだゴルァアアッ!!」

殴られたBもブチキレ、ジャドウトリオは殴りあいを始めたのであった。

数分後、ジャドウトリオは落ちつきを取り戻していた…が、その顔はボコボコに腫れ上がっており、Dollsや周りに見られたらドン引きされるほど……顔面がボコボコになっていた。

C「…ちっ。」

Cは舌打ちすると、その場を去って行った。続いてBも立ち去り、最後にAが立ち去って行った。

 

 

 

その頃、とある廃旅館では……

傷ついたノエルを、ターニャが手当てしていた。

ノエル「ありがとうございます、ターニャちゃん。」

ターニャ「…お大事に…」

ターニャはそう言うと、部屋を出た。

昇「それにしても…青空隊長、また姿を消してしまったか……青空隊長を連れ戻したいがために…あの“役立たず”3人に頼ってしまった自分がバカだった……!」

昇はそう思い、歯を噛みしめた。

青空 翔…彼は現在、ドールハウスで保護されていることを、彼らは知らなかった。




いかがでしたか?今回はここまでです。
この回で明らかになった驚愕の事実は、なんと…………
転生者 Aが『仮面ライダーアマゾンシグマ』であるということ。アマゾンシグマの『アマゾンズドライバー』は、他の転生者から盗んだ物である。

ちなみに…裏切り者のストライカー達とジャドウは、敵対関係になりました。

次回も、お楽しみに。
では、またね
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