〜プロジェクト東京ドールズ〜『化け物とドールの絆』 作:やさぐれショウ
最近、全く出番がない『ジャドウトリオ』ですが…いい加減に出そうと思って、この回を書きました。
番外編“イクサ”の回で、カナさんからイクサを奪い、翔を裏切ったストライカー達と手を組みましたが、結局何も活躍することなく、終わりました…そのせいで、ストライカー達の怒りを買ってしまう。
では、本編へどうぞ
その頃、とある廃旅館にて……
ハヅキ「どうしてくれるのさ…ん?」
ハヅキに問い詰められているのは…A、B、Cのジャドウトリオである。
A「いや、その…」
B「け、けど…ほら、あれだよ…」
C「青空を発見できただろ…な?」
ジャドウトリオの表情は青ざめ、更に…冷や汗をダラダラとかいていた。
リョウコ「確かに見つけたよ!!でも、捕まえられなきゃ意味ないじゃん!!」
ノエル「おまけに、人質にしていた者達も取り逃がしてしまいました…この責任、どう取りますの?」
リョウコは感情的になり、ノエルは冷たい声で問い詰める。
A「人質を逃がしたのはお前らのせいだろ!!」
ノエル「一般市民ではありません。隊長さんの味方をしていた『元ストライカー』達のことです。」
B「あれはお前らが油断していたからだろうが!!」
C「そうだ!何でもかんでもオレらの責任にすんじゃねぇよ!!」
ジャドウトリオは、自分達に責任を押し付けられていることが気に入らず、感情的になる。
ジャキンッ
すると、ノエルが長銃を向け、
ノエル「貴方達は隊長さんを知っているんですわよね?でしたら、責任を取る義務は、貴方達のような“役立たず”にあります。」
『翔を知っているから、責任を取る義務は、ジャドウトリオにある』という、無茶苦茶な理論をジャドウトリオに突き付けた。
A(くそぉ、こうなったら!!)
Aは羽織っていたYシャツを脱ぎ捨てた。彼の腰には『アマゾンズドライバー』が装着されていた。Aはアマゾンズドライバーの左グリップをひねる。
《シグマ(Σ)》
A「アマゾン。」
次の瞬間、Aの身体が紫色の炎に包まれた。
ストライカー達「「!!?」」
B「うおっ!?」
C「わっ!?」
BとCは爆風に吹っ飛ばされ、外に投げ出された。やがて、炎が消え……銀色の身体が特徴で、紫色の瞳を輝かせた仮面ライダー…『仮面ライダーアマゾンシグマ』がストライカー達の前に立ち塞がった。
アマゾンΣ「う”う”ぅぅぅぅぅ…」
唸るアマゾンΣ。
ノエル「くっ!!」ズドォンッズドォンッ!
ノエルは発泡するが、アマゾンΣには全く効果が無かった。
アマゾンΣ「う”う”ぉぉお”お”お”お”お”お”お”お”お”お”お”!!」
アマゾンΣは吠えると、ノエルをアームカッターで切り裂き、
アマゾンΣ「コイツらの隊長はどこだぁぁあああああああああ!!」
ストライカー達を率いている“現隊長”を探し始めた。他のストライカー達がアマゾンΣに立ち向かうも、連携が取れず、あっさりと切り捨てられた。アマゾンΣに変身したAは、怒りで我を忘れていた。その時…
「君は僕を探しているのかい?」
アマゾンΣ「!?」
アマゾンΣが振り向いたその瞬間…
パァンッ!パシュッ!
アマゾンΣ「があっ!!」
アマゾンΣは右肩を撃たれた。
アマゾンΣ「あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”!!」
撃たれたヶ所に、激痛が走り出し、のたうち回るアマゾンΣ。アマゾンΣを撃った犯人は、自己紹介をする。
昇「僕はストライカー達を率いている隊長、『白河 昇』だ。」
昇は自己紹介を終えると、アマゾンΣ目掛けて銃弾を撃つ。アマゾンΣは地面を転がって回避する。そして、割れた窓から飛び降り、その場を逃れた。
昇「逃がしたか…まぁいい、この『対アマゾン弾』の威力を試すことに成功した。これで、ストライカー達を襲った“あの怪物”に対抗できる…!」
昇はそう思い、短銃をしまった。
その頃、ジャドウトリオは…
ボロボロになっていたが、特に…Aに1番ボロボロだった。しかし、Aは変身が解けた影響で、だいぶ楽になっていた。
A「くそ…『白河 昇』め!!」
B「おい、大丈夫か…?」
C「ほっとけ、コイツはもう終わりだ。」
Cはその場を立ち去ろうとする。その時…
A「待てこら!!誰のお陰で助かったと思ってんだ!?」
Aが立ち上がり、Cに抗議した。
C「知らねぇな。」
A「ふざけんな!!あそこでオレが変身していなかったら、お前ら助からなかったかもしれねぇだろ!!」
ブチキレたAは、Cと口論を始める。
B「お、おい…もうその辺で…」
A&C「「てめぇはすっこんでろ!!」」
A&Cは、止めに入ったBを殴った。
B「何すんだゴルァアアッ!!」
殴られたBもブチキレ、ジャドウトリオは殴りあいを始めたのであった。
数分後、ジャドウトリオは落ちつきを取り戻していた…が、その顔はボコボコに腫れ上がっており、Dollsや周りに見られたらドン引きされるほど……顔面がボコボコになっていた。
C「…ちっ。」
Cは舌打ちすると、その場を去って行った。続いてBも立ち去り、最後にAが立ち去って行った。
その頃、とある廃旅館では……
傷ついたノエルを、ターニャが手当てしていた。
ノエル「ありがとうございます、ターニャちゃん。」
ターニャ「…お大事に…」
ターニャはそう言うと、部屋を出た。
昇「それにしても…青空隊長、また姿を消してしまったか……青空隊長を連れ戻したいがために…あの“役立たず”3人に頼ってしまった自分がバカだった……!」
昇はそう思い、歯を噛みしめた。
青空 翔…彼は現在、ドールハウスで保護されていることを、彼らは知らなかった。
いかがでしたか?今回はここまでです。
この回で明らかになった驚愕の事実は、なんと…………
転生者 Aが『仮面ライダーアマゾンシグマ』であるということ。アマゾンシグマの『アマゾンズドライバー』は、他の転生者から盗んだ物である。
ちなみに…裏切り者のストライカー達とジャドウは、敵対関係になりました。
次回も、お楽しみに。
では、またね