〜プロジェクト東京ドールズ〜『化け物とドールの絆』 作:やさぐれショウ
何だてめぇ…感情がねぇとか、ヒューマギアじゃねぇか……
猫みてぇな野郎だな、猫娘とでも呼んでやらぁ……
寄るんじゃねぇ、消えろよ……
この記憶は、翔さん……?
何度も言わせんじゃねぇ、消えろよカス……
鬱陶しい野郎だ、これだから女は大嫌いなんだ……
女は嫌いだ、信用できねぇからな…てめぇも嫌いだ……
翔さん…記憶は...思い出は……
お前みてぇな奴も仮面ライダーに興味を持つのか、物好きな奴だぜ……
……用件は何だ?さっさと言え……
一緒に仮面ライダーを観ようだぁ?ほざけ、他を当たれよ……
俺はお前を拒んでいるのに、何故俺に声を掛けてくる?
ハァ…だるっ……
所詮お前達もストライカーと同類だろ…こちらの事なんざお構いなしに絡んでくるのが証拠だ……
翔さんは確かに、ドールハウスに帰って来てくれました。でも、かつての心優しい面影はどこにもなく……暗く、氷のように冷たい翔さんに変わってしまっていた……その理由は、翔さんを利用し、無惨に傷付けたストライカーと呼ばれる少女達…そして、そのストライカー達と共に悪事を働いた時空管理局という組織……翔さんの話を聞いたこの時の私は初めて…『怒り』の感情を感じました…私の、コユキの、皆の命の恩人を……私だけではなく、皆も…ストライカーや時空管理局に対して怒りを燃やしていました……翔さんは、ヒトではありません……初めはヒトでしたが、時空管理局の身勝手な理由により、ヒトを食べる怪物『アマゾン』という生物にされてしまった……それでも私は、翔さんが帰って来てくれたのが嬉しかった……だから、私は翔さんに話し掛けに行きました…どんなに罵倒されても…どんなに嫌がられても……諦めませんでした…………
…………ユキ、あん時は悪かった……
気にすんなだと…ッハハ、何だよそれ……分かったよ……
それ、Vバックルじゃねぇか…しかもCSM、高かったろ?
…ふぅ、お前も飲むか?新作の仮面サイダー、辛口ジンジャーエール…お前、辛いモン好きなんだろ?
翔さんに向き合って、関わり続けて…そして、翔さんは皆に心を開いてくれました……それから、毎日が楽しく思えた……皆がいる、翔さんがいる日常が……
握り拳でドライバーのロックを解除した後、交差した両手で抱え込む様にドライバーを持ち腕を広げながら回転させるんだ。右回りだぜ?そうだ、後はドライバーを回転させると同時に腕を広げりゃ良い。
昭和ライダー全員の変身ポーズを覚えたのか…アイドルや任務で忙しいだろうに、大したもんだな……
イクサの変身ポーズ?別に、無くったって良いだろ…自分なりに変身できりゃあ良いんだ。俺のポーズが見たい?……仕方ねぇな…
翔さんの大好きな仮面ライダーの話をしたり…翔さんに仮面ライダーの変身ポーズを教わったり……毎日が楽しかった……
本当はどこに……?
ユキ「わたしは……どこに……」
ドールハウスでは、今回の作戦『オペレーション・オルフェウス』が始まっていた。ライブ当日、ユキは所定位置に着いており、各会場も問題無かった。他のメンバー達も何のトラブルにも見回れていない。
開始3時間前である。
その頃、荒川河川敷では……
翔「反対岸からパスト・アルカリアの軍勢が来ている…だが、知能は妖魔より我々の方が上だ。それを今から奴らに証明してやろうじゃねぇか……各員、作戦αを実行しろ。何がなんでも奴らをこちら側に来させるな。」
「「「了解!!」」」
STARSのメンバー達がライブ会場に向かおうとする妖魔達の討伐に当たっていた。Dollsの中継映像をバックにし、メンバー達は妖魔殲滅に力を注いでいる。
あから「湊君、隼坂君、ミネルヴァ君!!フォーメーションが崩れてるぞ!!崩さないようにするんだ!!」
「「「はいっ!!」」」
パスト・アルカリア達は雑魚妖魔達を盾にしながら、確実にSTARSのいる岸に迫っている。そして、橋の真ん中辺りに来たタイミングで、翔はライドブッカーを軍配代わりに突き出す。
ホースO「うぉぉおおおお!!」
そのタイミングで、ホースオルフェノク(疾走態)に変身した一海が魔剣と盾を持って突進していく。高速で突っ込み、雑魚妖魔の攻撃を掻い潜り、パスト・アルカリアを撃破し始める。そのタイミングで、仮面ライダーサイガに変身した紫が上空から実弾を放ち、ホースオルフェノクを支援する。更に、後方には仮面ライダーゾルダに変身した友香と仮面ライダーマッハに変身した諒芽がいる。ゾルダはマグナギガをアドベントし、胸部装甲を展開して大量のミサイルを妖魔軍に放つ。シグナルカクサーンのマッハは、ゼンリンシューターから無数のエネルギー弾を妖魔軍に放った。そのタイミングで、ホースオルフェノクが翔達の元に帰還し、妖魔軍はたちまち全滅した。
翔「マザーモシュネ、こっちは全滅が完了した。モシュネ部隊達はどうだ?」
マザーモシュネ『隊長さん、A~G部隊も全員妖魔を全滅させたよ。撃墜されたモシュネは誰もいない、全員無事だよ。』
翔「よくやった。他に妖魔の反応はあるか?」
マザーモシュネ『ううん、隊長さん達ので最後。白河昇の戦力は、“一端”壊滅したっぽい。』
翔「…そうか。」
マッハ「へへ~んだ、ザマァみやがれ!!」
ホースO「これで、Dollsのライブは滞る事はねぇな!!」
マッハとホースオルフェノクは安堵していたが、サイガとゾルダはマザーモシュネからの報告に違和感を感じていた。
翔「紫、友香…お前達は分かったか?今のマザーモシュネからの報告……」
サイガ「あぁ、一端壊滅した…と、言っていたな……」
ゾルダ「ということは、まだ隠している戦力がいる可能性が…?」
翔「かもしれねぇな…Dollsが今回対峙する化け物も、恐ろしいレベルで強大だ……ソイツが現界するタイミングで、急襲妖魔を放って来る可能性が高い。」
先程のパスト・アルカリア軍は手札の1つに過ぎない……本当の切り札は、最後に来る……翔はそのように予想していた。まもなく、荒川花火大会が始まり、Dollsとのコラボライブが始まった。
翔「……。」
翔はゴーグルを装着すると、周囲を見回した。
翔(ありゃあサクラか…へぇ、モノリスが出たのか……サクラのテアトルに向かってやがる。)
マッハ「何だ翔ちん?何が見えるんだ?」
翔「Dollsが化け物の雑魚と戦闘を開始した。」
マッハ「えっ!?だったら」
翔「寄せ諒芽、今はその時じゃあねぇんだ……俺達は俺達の任務がある。他を支援する余裕はねぇんだよ……」
マッハ「け、けど!!」
翔「来るぞ、全員構えろ!!」
翔がそう言った直後、周囲に霧が発生した。そのタイミングで、無数の急襲妖魔達が姿を現した。
翔「やっぱりなぁ……残念だったな白河昇、てめぇの作戦は全部読んでんだよ……」
翔はネオディケイドライバーを装着し、メンバー達に指示を出す。
翔「何がなんでもユキが乗っている船に近付けるな、近付けたら……お前達全員を狩る……俺は反対方向に向かう。そこにも妖魔の気配があるからなぁ?」
ホースO「わかった!!翔、おもいっきり暴れてこい!!」
翔はオーロラカーテンを出現させると、その中に入っていった。残されたメンバー達は、現れた急襲妖魔の群れに、総戦力を掛けて戦いを挑んだ。
その頃、ユキを乗せた水上バスは……テアトルで現れた巨大妖魔『カーロン』を捕縛していた。シオリとレイナとユキで、対応に当たっている。Eバーストを発動すると、霧の中に溶けていくように消えていった。どうやら今のは、分身のようなモノで…実体は見せていないようだ。そして、カーロンがいよいよ姿を現そうとしている最中…Dolls全員が、水上バスに集結した。決戦の時は、もうすぐそこまで迫っている……
間もなく……熱量が届く……
人形として感情を集めた成果……
フィールの力が奇跡を呼び起こす。
今度こそ、望まれた転生が為される。
今度こそ、わたしは……
わたしは……それでーー
「待って!!」
ユキ「……。」
愛「ユキちゃん、ここにいたんだ……」
水上バスには、愛とユキが対面していた。
愛「ユキちゃん……君が……君自身が望むことはある?」
ユキ「神なき正常なる世界……そのために」
愛「違う、そうじゃない……人類がどうとか、天使がどうとか……そんなんじゃない、君の望みが聞きたいの……」
ユキ「望み…………そのために……望まれるものに転生する。」
周囲にフィールが集まり、カーロンの実体が段々姿を現し始めた。
ユキ「……感情が満ち熱量へと変わっていく。今こそ転生のとき。」
サクラ「待ってください…!ユキさんの様子が……!!」
ユキ「第1の槍は熱量により鋳直され、必殺の呪詛をもたらす。新たな転生を迎える8本の槍。その力をもって、神の肢体を撃滅せよ。」
ユキの身体が光に包まれ、衣装が変わった。
ナナミ「これって、例の存在強度を捧げるという……?だとしたら……まずい!!」
ヒヨ「ユキちゃん!どうするつもりなの!?きいてよ!ねぇ!!」
その時、ユキの姿が消えたと思うと……またも姿を現した。彼女の近くには、アヤとヤマダの姿があった。彼女らもユキと同じ衣装を身に纏っている。
アヤ「存在強度を捧げて他の何かに生まれ変わる。この場合は、呪い……だったっけ?」
ヤマダ「そう、ユキさん……というかEdG?それしか考えてないからも~やんなっちゃう。」
愛「アヤちゃん……ヤマダちゃん……?」
ユキ「熱量の試算にエラー、想定外の奇跡……」
アヤ「止めさせようとしたけど、思いつかなかった。ユキが望んでいることでもあるってわかったし。」
ヤマダ「望まれるものになりたい、ってのも…まぁ、自分の望みではあるっすよね。」
ユキのテアトル内で語り合うチームCの3人。
レイナ「アヤ、ヤマダ……何を……言っているの?」
その様子に、他のメンバー達は戸惑っている。
アヤ「ユキと共にあるのがあたし達の望み」
ヤマダ「ユキさんが別の何かになるって言うなら、付き合うのはやぶさかではない……」
それは、ユキと共に転生をしようとしている……それは、メンバー達も嫌であると思う程理解した。
サクラ「それは……どうなってしまうんですか!?お二人まで……まさか……!!」
アヤ「……希望がないとは思ってないわ。だって3人だったら分け合える。痛みも、喜びも。感情も、記憶も。存在強度だって、なんだってきっと……!!」
ヤマダ「それこそ、奇跡が起きるならね……ってことで、ユキさんのテアトルは乗っ取った。ライブで集めたフィール。独り占めはナシっすよ。」
ユキ「承認拒否……神滅の槍、複数の損失は許可できない。」
ヤマダ「ははっ……そりゃこっちのセリフ!!チームCメンバーのそんしつは許可できない!!」
アヤ「そうね……もう仲間が減るだなんて、そんなの絶対見たくない…!!」
ミサキ「待ちなさい…!!貴女達、いったいーー」
ミサキはチームCの方へ行こうとするが、テアトルに阻まれてしまう。
ミサキ「何……このテアトルは……!?」
シオリ「……アヤさん!ヤマダさん!これを開いて!お願いよ……!!」
シオリに、いや……メンバー達に、寂しげな表情を向けるアヤ。
アヤ「……もしあたしがチームAのリーダーだったらきっと、チヒロと一緒に消えてしまいたかった。」
シオリ「……!アヤさん……」
アヤ「シオリはすごいね……あんなことがあったのに、サクリファイスの子たちのこともあったのに……いろいろわがままいってごめんね……」
ミサキ「開きなさい!!アヤ!!ヤマダ!!」
ミサキは剣でテアトルを攻撃するも、テアトルは壊れない……
ミサキ「何でチヒロのことを今……答えなさい!!」
ミサキがどれだけ叫んでも、チームCはテアトルを開かない……
ヤマダ「お~お~乱暴なこと……残念ながらこの中は無限のフィールに満ちている。No.1ドールでもどうにもなるまい……ジブンら全員のファンの力……ライブで受け取ったフィールの力……その熱量も加わる事で奇跡の転生を為す……ってEsG大先生が教えてくれたんで。」
愛「EsGが!?」
アヤ「EsG……ユキと何度も感情と記憶を重ねて、無理矢理読み取った……そうよね?」
ヤマダ「そ、ヤマダの特技、ハッキングなもんで。ふひひ……」
ミサキ「答えになってない!!そんなこと……聞いていないでしょう……!!」
テアトル内にあるエネルギーの基は、自分に向けられたフィールだけではない。記憶や感情をほどいて熱量に変える……存在強度もそうすれば、とんでもない力になる…と、アヤは言う。恐らくチヒロも、これが見えていたからひとりであんな力も…と、ヤマダは言う。ちなみに存在強度じゃなく、記憶だけほどくと……アヤとヤマダの額に流れ落ちる涙を彷彿とさせるモールドが浮かび上がった。
シオリ「E……モード……!!」
ミサキ「っ…!!だから!そんなことは!!聞いていないと言っているでしょう!!何を!どうするって!貴女たちは!!」
ヤマダ「ふひひ……やってみないとわかんないって言ってんじゃん……希望はあるって言ってるのに……そ~んな焦っちゃってねぇ?」
おどけていたヤマダも、険しい顔つきになる。どうやら、覚悟を決めたようだ……
ヤマダ「……しくじったらチヒロさんと一緒に、化けて出てやるから安心しろっす。」
ユキ「チ…ヒロ……」
ミサキ「!!やめなさい……やめて……!!」
愛「…ッ!!ユキちゃんの心が……!?」
ユキ「aヤ……さん、ヤマダさん……!!」
E次の瞬間、sGがユキから離れたのだ。
わたしには見えることがあった……
死んだ生き物の姿が、感情が……
わたしは……感じたかった……
生と、死を……
でも、彼女の心はどこにも見えない……
あんなに、仲良くしてくれたのに……
心は…感情は……記憶は……
本当はどこにあるの……?
ユキ「隣の部屋に移してもらって、ずっと考えていた……あなたはここにはいない、お墓にもいない。でも……わたしたちの記憶の中にいる……!」
その時、ユキの後ろからオーロラカーテンが出現すると……
翔「ユキ…!!」
そこから、翔が姿を現した。
ユキ「!!……翔、さん……!!」ウルッ…
翔の姿を見るなり、目に涙を浮かべるユキ。
翔「悪い、もっと早く気付くべきだった……お前が……お前の方からだって……アヤやヤマダ、皆のことを…ユキのことを思う奴らのことを見て、気付いてくれているはずだとな……」
ユキ「はい……見ていました……でも、わたしには何も」
翔「良い。今ならきっと、手を取ることができる。さぁ、お前の望みを教えろ。」
翔の手には、1本の鍵が握られている。それを差し出しながら、ユキ望みを問う。
ユキ「望み……わたしが望むのは……!」
積み重ねてきた思い出、未来への希望……
ここまで生きてきて、これからも生きていく……
『今』……今、ここに
その時、ドアが開く音が聞こえて来て……アヤとヤマダが部屋に入って来た。そして、4人はそのまま眩い光に包まれて行った。
ごめんなさい……ごめんなさい、みなさん……
わたし、見えていました……
みなさんの記憶の中にいるわたしのこと……
でも、動けなかった……
そこにいるのに……
わかっていたのに……!
あ~もう……ほら、泣かないの!
しょうがない子ねぇ……
たくさんの感情があったからわたしはわたしを思い出せたの……
わたしのことを知っている人たち、すべての感情が束ねられて……
は~……それか~なるほどねぇ。
ファンの力は偉大ってことっすな。
そりゃ8人で束になってもかなわんか……
そんな……ことない……!!
みんなが……ふたりの中のわたしが、わたしを連れ出してくれた……!
わたしのなかで凍ってしまった記憶と感情すべてを……溶かして……!
わたしが、わたしでいることを望んでくれたアヤさん、ヤマダさん……
ふたりがいたから、みんながいたから!
……今わたしは!!
ふひひ……
それくらいで勘弁してくださいよ……
…………泣いちゃうだろ……
…………じゃあ、そろそろ戻りましょうか。
あたし達、まだ仕事の途中でしょ?
はい……はい!!
やがて、ユキがDollsに戻って来て……全員がお揃いの衣装を纏っている。
ユキ「川の向こう側……彼岸に、わたしはいました……ずっとわたしは何者でもなかった。だから……その果ての世界で、また何かになろうとした。望まれるものになりたかった……望まれるままに変わってきた……でも、足りなかった……わたし自身は何も望んでいなかったから。」
翔「……。」
ユキ「わたしの中には変わりたくない気持ちもあった……今この時を、みんなと一緒にずっと……わたしにそれを望んでくれたのは、それを望むわたしを許してくれたのは……Dollsのみんな、そして……」
ユキは翔の方を振り向き、笑顔を見せる。
ユキ「翔さん……わたしの、大好きな…翔さん……!!」
翔「……ばーか。」
翔はそっぽを向くが、顔は微笑んでいる。
シオリ「ユキさん……ユキさんなんですね……!?」
レイナ「ユキ……もう……どれだけ……私たちが……!!」
ユキ「はい……ごめんなさい……本当に……でも、すいません。先に『お仕事』、ですよね……?」
ユキの言葉をトリガーに、皆は戦闘体勢に入る。
ユキ「ドールとして、敵を討つ。アイドルとして、ステージに立つ……どちらもやり遂げて、
一同「「「了解!!」」」
再び1つになったDollsを見て、翔はバッヂ型通信機を起動させる。
翔「俺だ、全員聞け!!」
『『『!!』』』
翔はニッコリと笑い、力強く叫ぶように言った。
翔「これより、俺達STARSは……Dollsの支援を開始する!!よってドールハウスとの敵対関係も、今日をもって終了とする!!」
『…!!待ってました!!』
『よぉ~し、アタシもそろそろ本気出すか~♪』
『全員ゴーグルを装着!!目標、水上バスにいる巨大な異形!!銃撃で援護するぞ!!』
『『『了解!!』』』
ストライカー達は既に行動不能…白河昇も行動不能……知能のある妖魔も全滅……残るはカーロンと、最後の1匹の急襲妖魔だ。翔は装着しているネオディケイドライバーを操作した後、ライドブッカーからライダーカードを取り出す。
再びドライバー操作を行うと、翔の身体が無数のシルエットに包まれて行き、仮面ライダーディケイドへと姿が変わった。
ユキ「翔さん…♪」
ヤマダ「ヘヘッ、世界の破壊者仮面ライダーディケイド…こりゃあアツイねぇ♪」
「ちょっと翔く~ん?お姉ちゃんを差し置いて戦うつもり!?」
その時、物陰から彩羽が姿を現した。彼女の腹部にはバースドライバーXが装着されている。
サクラ「さ、彩羽さん!?」
ディケイド「いつの間に来てたのか、まぁ良い…さっさと変身しやがれ。」
彩羽「は~い♡」
ババーババース!バ・バ・バ・バース!エーックス!!
彩羽が仮面ライダーバースXに変身したタイミングで、Dollsとライダー達はカーロンに立ち向かった。STARSメンバー達は、銃撃で彼女達の支援に当たった。まもなく、Dollsの必殺技と二大ライダーのライダーキックが打ち込まれ、カーロンは完全に消滅した。