〜プロジェクト東京ドールズ〜『化け物とドールの絆』   作:やさぐれショウ

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やさぐれショウです。ロストドライバーが欲しい!!CSM版じゃないよ、DX版だよ。

さて、今回で浄化ライブに向けての巡回が終わる予定です。リーパー討伐はまだ先になります。今回はチームCと翔の回です。ジャドウも出てきます。えぇ、出てきますよ?

では、本編へどうぞ


第五十二話 浄化ライブに向けて(チームC)

この日、翔はチームCのメンバーと共に巡回をしていた。

 

 

 

ヤマダ「あ~…だるい。だるだる……だるだる……」

ヤマダは気だるげに愚痴をこぼす。しかし、既にモノリスは壊していた。

アヤ「何よ辛気臭い顔して。いつもは『バルトだヒャッハー!』って感じなのに。」

アヤはヤマダに言う。

ヤマダ「自分は高難度クエをやりたいんすよ…低レベクエをひたすら高速周回とか…本当だるい。」

ヤマダの言葉に、アヤはジト目になる。

ユキ「レイナさんが言っていました。『獅子は子鹿を狩るにも全力疾走だ』、そうです。」

アヤ「ユキ、よく言ったわ。シャキっとしなさい、シャキっと!」

ユキとアヤはヤマダを鼓舞するも…

ヤマダ「…無理っす。カナさん、自分、お先にーー」

ヤマダは帰ろうとする。

PPP--

カナ『ですって!斑目さん。』

カナがそう言うと、

ヤマダ「いや、冗談っす!こんなにやる気に満ちているのは久しぶりだっ!」

ヤマダは観念した。

アヤ「ヤマダもマダラメにはビビるんだ…」

アヤがそう言うと、ヤマダは気だるげな表情を浮かべる。

ヤマダ「理不尽な公務員ヤクザはジブンと対極の存在…月と太陽、天国と地獄、東京とブラジル……」

挙げ句の果てには、訳のわからないことを言い出す始末……。

カナ『…相変わらずですね、チームCは。とにかく、先ほどのモノリスの破壊によって渋谷の汚染度が基準値以下になりました。一度、帰還しても大丈夫ですよ。…よかったですね、ヤマダちゃん。』

ヤマダ「うい~。」

ヤマダは未だに気だるげな表情である。

翔「ヤマダ、よく頑張ったな。」

翔がそう言うと……

ヤマダ「サンキューっす、翔さん!!ジブンまだまだやれるっすよぉ!!」

ヤマダの気だるげな表情が一瞬で消え、翔に元気であることをアピールした。

翔「そうか。けど、一旦帰ろう。休むことだって、大事な任務だろ、な?」

ヤマダ「ハハッ!翔さんには、敵わないっすねぇ♪」

ヤマダは普段では見せないような、喜びに満ちた表情を見せた。

翔「アヤとユキもお疲れ、よく頑張ったな。」

アヤ「ありがとう、翔♪」

ユキ「…翔さん♪」

アヤとユキも嬉しそうな表情を見せ、

アヤ「あたしもまだまだ元気よ!ほら、この通り!」

ユキ「私も、まだ元気です。」

アヤは『仮面ライダー1号』の変身ポーズを、ユキは『仮面ライダー2号』の変身ポーズを披露し、翔に元気であることをアピールする。

翔「それなら、その元気をいつでも発揮できるよう、帰って休もうぜ、な?」

アヤ「そうね、そうするわ♪」

ユキ「翔さんも、一緒に休みますか?」

翔「あぁ、もちろんだ。」

翔はそう言って、ニッと笑ってトモダチの証を見せた。アヤとユキ、ヤマダもトモダチの証を翔に見せた。そして、ドールハウスに帰ろうとしたその時……

???「見つけたわ!」

左腕に黒い腕輪を身につけ、黒いショートヘアの髪型が特徴の高校生ぐらいの見た目の少女が現れた。

翔(女のジャドウか……)

翔「…行こう、お前ら。」

翔は少女を無視してチームCと共に歩きだす。

???「ちょっと待ちなさいよ!」

翔「…?」

翔は足を止め、振り向く。チームCのメンバーも足を止めて、少女の方に振り向く。

翔「俺たちか?」

???「他に誰がいるのよ!?」

翔「いやぁ、てっきりもののけでも見つけたのかと思ってさ。」

翔はわざとらしく言う。

???「て言うかあんた、良い男じゃない!」

翔「…は?」

少女の言葉に困惑する翔。

翔「ていうか、お前誰だよ?」

K「アタシはKよ、アンタは?」

翔「青空 翔だ。」

『転生者 K』に自己紹介を済ませた翔は、彼女を警戒する。

『転生者 K』……彼女はツンデレを意識した演技で男の転生者や原作主人公たちに寄り付き、彼らの恋の邪魔をした。そして、自分は騙した男たちを自分の物にし、パシったり、財布のように扱っていた。

K「翔、アンタは今日からアタシの物になるのよ!」

翔「…あ?」

ストライカー達から道具のように扱われてきた翔は、人を道具のように見ている人は、大嫌いなのである。

K「だから、アンタのこと…好きになってやっても良いって言ってるの。」

翔「…何だと?」

翔は眉間にシワを作り…怒りを燃やしていた。

K「ちょ、ちょっと…何で怒ってんのよ?」

翔「俺はなぁ…てめぇみてぇに上から目線で、人を道具のように見る野郎は、大嫌いなんだよ。」

K「…ひっ!?」

チームC「「「…っ!?」」」

翔の低くドスの効いた声に、KとチームCのメンバーはビビる。

アヤ(やっぱり翔はいつになっても…怒ると怖いわ……)

ユキ(……!)フルフル

ヤマダ(…マダラメさんの何百万倍もの恐怖を感じる…まさに、魔王…!)

翔「…お前、気に入らねぇな…」

K「だいたいね、翔はアタシと絶対釣り合うの!そこのブス三人よりもアタシのほうがお似合いよ!」

翔「…今なんて言った?」

先ほどのKの発言は、翔の怒りに油を注ぐことになる。

翔「この三人(チームCのメンバー)が、何だって?」

K「え?」

翔「答えろ!その口2度と開けなくしてやるからよ!」

翔は怒鳴る。

K「どうやら…身体で教えないと、ダメっぽいわね。」

Kはそう言うと、ゲネシスドライバーを装着した。翔はアマゾンズドライバーを装着する。

K「変身!」

翔「アマゾン!!」

《ピーチエナジー!…ロック、オン…ソーダ……ピーチエナジーアームズ!》

《デルタ…アマゾン、チェンジ!…チェンジ!アマゾン、デルタ!》

Kは『仮面ライダーマリカ』に変身し、翔は仮面ライダーアマゾンδに変身した。

アマゾンδ「あ”あ”ぁぁぁぁぁぁぁ…」

アマゾンδは唸り声を上げながら、ゆっくりとマリカに近付く。

マリカ「っ!!」バシュッ!

マリカはソニックアローから矢を放つが…

バチィッ!

アマゾンδは唸り声を上げながら矢を弾き、ゆっくりとマリカに歩み寄る。マリカは矢を連射するが……

バチィッ!バチィッ!バチバチバチバチィッ!

全てアマゾンδに弾かれた。直後、アマゾンδはマリカ目掛けて走り出した。

マリカ「っ!!」

アマゾンδ「フンッ!」ドゴォッ!

そして、マリカの腹部に右ストレートを撃ち込んだ。マリカは後方に勢いよく吹っ飛ばされ、近くの木に背中からぶつかった。

マリカ「ぐふっ…!」

背中に強い衝撃を受けたマリカは、その場に寄りかかり…中々立ち上がれずにいた。

ガシッ!

しかし、アマゾンδはそんなマリカを無理矢理起こし、容赦なく攻撃を仕掛ける。マリカを前屈みにし、顔面や腹部等に何発も膝蹴りを繰り出し、最後はアッパーのような救い上げのパンチで、マリカを宙に吹っ飛ばした。マリカが地面に落ちてきた瞬間、アマゾンδはドライバーの左グリップをひねった。

《バイオレント・スマッシュ》

そして、仰向けに倒れたマリカにゆっくりと歩み寄り、

アマゾンδ「…失せろ、ブス。」ドガァッ!

マリカ「がふぁっ!!」

マリカの顔面を思い切り踏みつけた。マリカはKの姿に戻り、口から泡を吹き出していた。Kが戦闘不能になり、アマゾンδは翔の姿に戻った。

翔「…あーあ、折角いい気分でいたのに…」

怒りがおさまった翔は気だるげに言う。

翔「…行こ?」

翔がチームCのメンバーに声をかけると、メンバーは頷き、翔と共にドールハウスへと戻って行った。

 

 

 

カナ「みなさん、お疲れ様でした!」

カナは戻ってきた翔とチームCのメンバーを笑顔で出迎えた。

カナ「今回をもちまして渋谷の巡回は一度、打ちきりとします。」

チームCとの巡回が終わったことにより、渋谷区の巡回は一先ず終了した。

アヤ「ようやく終わったわね。これで安心して買い物ができるわ。」

ユキ「アヤさん、ヤマダさんが床で寝ているんですが……」

アヤ「…?…!?」

ヤマダ「…。」Zzz~…

ヤマダはうつ伏せに倒れ、床で眠っていた。

アヤ「あー、もう!アイドルが床で寝るとか…」

翔「ヤマダ、起きろ。」

翔がヤマダに声をかけると…

ヤマダ「ハッ!?いやぁ~ヤマダはぜんっぜん、眠くないっす!!」

ヤマダはあっさりと起きた。アヤと翔はジト目になった。

カナ「あはは……さて、巡回も一区切りついたのであとは浄化ライブを残すのみです!」

カナは少し苦笑いした後、浄化ライブに向けてメンバー達を鼓舞する。

カナ「久々にアイドル活動復活です!ライブの練習、頑張ってくださいね!」

アヤ「もちろんよ!私たちに任せなさい!」

アヤは張り切っていた。

アヤ「ここまで来れたのも、翔のお蔭よ!とことん頼りにさせてもらうわ♪」

翔「俺は俺のできる範囲で、お前らをサポートする。それで良いか?」

アヤ「うん、翔は翔のペースでね♪」

渋谷区の巡回が一先ず終わり、Dollsは浄化ライブに向けて気合いを入れるのであった。

 




いかがでしたか?今回はここまでです。

pixivで別の作品を書いてみたものの、使い方に未だに慣れず…困惑しながら書いてます(笑)。こっちのほうがある程度は使い慣れてる……気がします…うん。
あ、そうだ…最近『元ストライカー』達の出番が無いな…次回辺りから、登場させることを視野に入れておこう。

次回も、お楽しみに。

では、またね
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