翌日。
ついに宇宙超人タッグトーナメントが始まった。名前入りのタスキをつけた最初のチームが会場に入場した途端、割れんばかりの拍手と声援が彼らを出迎える。試合に出場する選手たちが入場するたびに会場内の空気は熱気に包まれた。
試合は三日間に渡って行われる予定であり、その一日目の午前中に第1、第2リング。その後、間に休憩を挟んで午後に第3、第4リングという流れで試合が行われる。
まず最初に行われた第1リングのキン肉マンとキン肉マン・グレートの「マッスル・ブラザーズ」とブラックホール、ペンタゴンの「四次元殺法」の試合はマッスル・ブラザースがマッスル・ドッキングで四次元殺法を下して2回戦へと進出。
続く第2リングの「ニュー・マシンガンズ」と「はぐれ悪魔超人コンビ」ではアシュラマン、サンシャインのコンビが2回戦へと駒を進める。
その際、試合終了したにも関わらず、はぐれ悪魔超人コンビによるニュー・マシンガンズへの過剰攻撃が行われ、二人を救出するために割って入ったキン肉マン・グレートがテリーマンの代わりに呪いのローラーに投げ込まれて瀕死の重傷を負ってしまう。
そして「む、あのキズでは…… 場合によってはこのあとの試合はスグル一人だけになってしまうかもしれん!!」と駆けつけるアタル兄さん。そのあとをドスドスと追うマンモスマン。
二人が駆けつけた時にはすでに息も絶え絶えでいつ息を引き取ってもおかしくないプリンス・カメハメと彼からコスチューム衣装を受け取ったテリーマンの姿。
アタル兄さん、その状況からカメハメがテリーマンに何かしらの使命を託したと察知。すぐにカメハメを助ける行動に移す。
「あなたほどの超人をここで死なすのは惜しい!」
アタル兄さんがそう言うとちょっと跳んでマスクのアゴの部分を少し捲ってフェイス・フラッシュ!! わずかにさらけ出した顔から神々しい不思議な光りを放つ。
「……ああ、あんなにボロボロだったプリンス・カメハメの全身のキズがみるみるうちに治っていく……!?」
これにはテリーマンもびっくり。マンモスマンはボーッと突っ立って眺めながら考える。王位争奪戦の最後、死んだ超人が復活してるし、これぐらいできても不思議じゃないよね。……ああ、そう言えば読み切りでもやってたなー。アタル兄さん。──そんなことを思っていた。
──だがしかし一命を取りとめたものの、完全には完治してないらしく、この後の試合には出られないようである。
「その光はまさか…… いや、詮索はよしておこう。君は私の命の恩人だ。それ以上でもそれ以下でもない」
「理解が早くて助かる。他の超人に見られる前に用件を済ますといい」
そう言ってマンモスマンを連れだって出ていこうとするアタル兄さん。しかし、敵に塩を送るような行為に納得できないのかテリーマンは「なぜだ!? 俺たちは敵同士なんだぞ!?」と呼び止める。
「俺とマンモスマンはキン肉マンと戦うことを目的としている」
「タッグパートナーが欠けてタッグトーナメントを途中で下りるのが困るんでな」
一度振り返って交互にそれだけ言い残すと今度こそ部屋を出ていくソルジャー・チーム。そんな彼らにテリーマンは「すまない。感謝する」と去っていく二人の背に頭を下げて言葉を述べた。
その後、テリーマンはキン肉マン・グレートとして観客の前に姿を現し、その付き添いとして謎の超人がよく身に付けているフード付きマントを羽織ったプリンス・カメハメも登場。観客たちを大いに賑わせた。「よかった。よかった。呪いのローラーでもうダメかと思っていたよ」と。
ハラボテ氏も客寄せパンダが無事でよかったわい、これで試合を中断しなくて済むわい。とニッコリ。
昼を回った辺りで第3リングの試合。
この試合はマンモスマンの知っている展開通りだった。ウォーズマンがヘル・ミッショネルズの両サイドからのラリアット──クロスボンバーでマスクを取られた上に心肺停止。その後ロビンマスクは二人相手に一人で健闘するも最終的に弟子のウォーズマンと同じくマスクを剥ぎ取られ、命こそ奪われなかったものの、敗北した。
ヘル・ミッショネルズの暴挙はこれにとどまらず、動けないウォーズマンとロビンマスクの二人をリングの外へ放り投げる。
この非道に他の本選出場を果たしたチームと、惜しくも本選出場を取り逃したチームが駆け寄り、間一髪、地面と激突する前に受け止めることに成功。その姿はまさに超人たちが円陣を組んだ格好に見える。この光景に一部の超人を除いた超人と人間たちが感動。
「頼むソルジャー!! あんたならウォーズマンを救えるんじゃないのか!?」
キン肉マン・グレートの衣装を着たテリーマンが両膝を地に着けて頼み込む。しかし、アタル兄さん、首を左右に振って拒否。「そんなぁ……」と弱気を見せるテリーマンにアタル兄さんはキン肉マンを呼び指す。
「キン肉王家には『フェイス・フラッシュ』というものがある。そこにいるキン肉王家のキン肉スグルならば、もしかしたら使えるかもしれんな……」
……と意味深げに言うではないか、さっそくキン肉マンはダメもとでウォーズマンに向かってフェイス・フラッシュ。あら、ビックリ、マスクをちょっと捲ったら神々しい光が出た。これにはその場にいた超人たちと人間たちがビックリ。それ以上に本人が一番ビックリ。スグルのパパンとママンは手と手を取り合って涙を流して大喜び。ただ一人ミート君だけがソルジャー・チームを訝しげる。
しかし、ウォーズマンの鼓動はまだ弱い。ここでアタル兄さん、もう一頑張り。
「まだだ! ウォーズマンは過去にアシュラ・ドライバーで止まっていた心臓を再び動かした経歴がある! 同じように衝撃を与えれば!!」
アタル兄さん、何を思ったか、その場で高く跳躍、人差し指一本で逆立ちした状態でウォーズマンの胸に着地する。実にスタイリッシュな心臓マッサージをウォーズマンに施し、間もなくウォーズマンは息を吹き返した。これにはマンモスマン、思わずスゲェと口にした。
「よし! ウォーズマンの次はロビンマスク、お前さんじゃい!!」
ウォーズマンが復活したことを確認したキン肉マン。次に頭部が血だらけになっているロビンマスクに対してフェイス・フラッシュを当てようとするもソルジャーに飛び蹴りを胸に食らって妨害される。これにはキン肉マン、アタル兄さんに「なにすんじゃい!」とぷんぷん怒るも……
「愚か者め! ここでロビンマスクのキズを治して大衆の前で素顔をさらけ出すつもりか!?」
と腕を組んで一喝。キン肉マン怯みつつも「あわわ、そうじゃった」と納得。
「すまんがロビンもうちょっとだけ耐えてくれ」
キン肉マン、ロビンマスクを抱えて選手控え室へと急ぎ足で向かい、二人のあとを追ってロビンマスクの素顔を写真におさめようとしたマスゴミや一般人などを他の超人たちが阻止。
「ああ、わたしにはこんなにも素晴らしい仲間が……」
その光景を見たロビンマスクが感極まってぼろぼろ涙を流し、マンモスマンも感激してパオーンパオーン鳴く。
一通り泣いてすっきりしたマンモスマン。ここでふと思い出す。あれ? キン肉マンのストーリーってこんなんだっけ? カメハメとウォーズマン生きてるけどこのあとのストーリーは大丈夫かしら? 落ち着きを取り戻し冷静になったマンモスマン、ソルジャーの声でこのあとに試合があるのを思い出す。
「次は俺たちの試合だ。行くぞ」
「おう!」
次の試合、第4リングに向かってソルジャー・チームが移動を開始する。
ざわ…( ´・ω・)ざわ…
■いきなり「ソルジャー・チーム」vs「2000万パワーズ」もいいけど、それじゃあキン肉マン知らない人にはちんぷんかんぷんだよね。
→よし、大まかな流れを書くべ。
結果、試合は次の回になってしまいました。すまん。
■
「転生する代わりにデクにさとりんの触手を」
「転生する代わりにデクにおりんりんのネコミミとしっぽを」
「転生する代わりにデクにお空の羽と制御棒、胸の赤いの」
「転生する代わりにデクにこいしの触手を」
「転生する代わりにデクに姉御の角を」
「転生する代わりにデクにヤマメの糸を」
「おい、お前らパルパルのエルフ耳忘れてるぞ」
「桶も必要だな」
「せっかくだからネコ車と橋もつけようぜ」
「よし、地霊殿とペットだ。これで完璧だな」
「巨乳にしようぜ」
「男のシンボルは?」
「残してやれ」
「自前の乳ありの男の娘か、珍しいな」
「ありだな」
「見た目、お空にしようぜ」
「そこはおりんだろ、てめー」
「ケンカはやめろ。ちなみに私はさとりん派だ」
↓
選ばれたのは「こいし」でした
↓
デク改造
↓
デク「なんじゃこりゃあ!?」