文章構成に時間がかかってしまい、中々投稿出来ませんでした。
それと、今回から現在書いている外伝と繋がり始まるので、外伝の方も読んでいただけるとありがたいです。
では、物語の始まりです。
AM 7:00 特異点内部
「こちら立香、無事特異点に到着しました。管制室、応答願います」
「こちらロマン、残念ながら悪い知らせだ。」
「何ですか?」
「今回君に同行する筈だったサーヴァントたちが全て、レイシフト時に特異点から
「.....了解しました。これより単独で調査を開始しますので、Drは原因の究明を優先してください」
「待つんだ立香ちゃん、1人で行動するなんて危険過ぎるよ!、せめてサーヴァントたちが弾かれた原因を特定するまでは...」
「残念ですが、それを待っていたら、事態が深刻化する一方です。なので、ひとまずどこか安全な所を探して狩り拠点を作成します。では隠密行動に移るので、通信をしばらく切ります」
「ちょっ、立香ちゃん!」
「通信、途絶しました」
「ロマン、何をそんなに焦っているんだい?、君らしくもない」
「レオナルド、僕は心配なんだよ、立香ちゃんが第1特異点以来、変な夢を見るようになったことは知っているよね?」
「ああ、その事に関しては私もマスターから聞いているよ」
「最近は、その夢がより鮮明になってきていたらしいんだ、そんな時に今回の特異点が現れた。何か繋がりがあるんじゃないかと思ってね」
「確かにその可能性はあるけど、今は一刻も早くマスターのところにサーヴァントたちを送る方法を考えないと」
「わかったよ、でも今言ったことは一応だけど頭の片隅に置いておいて欲しい」
「ああ、わかったよロマン」
AM 10:00 特異点内部
「どこもかしこも霧だらけ、まるで第4特異点の時みたい」
あれから3時間程が経過したが、未だに人が見当たらない、かなり大きな町のようだけど。
「どの建物からも人の気配がしない、まるでゴーストタウンのよう、もう少し奥に行ってみるべきかな」
立香は気づいていなかった。
探索に集中するあまり、入ってはいけない場所に自分が足を踏み入れていたことを。
そして、その様子を見ている不気味な仮面の男がいることを。
???「また1人、この世界に迷い込んだか、あの者たちに出会わねば良いのだが.....久方ぶりに戦いの準備をしておくか」
「本当に人の気配がしないわね、これだけ歩いていれば、そろそろ誰かにあってもおかしくない筈なんだけど.....あら、景色が変わった?」
おかしいわね、さっきまで霧のかかった町の中にいた筈なのに、この場所は.....。
「特異点Fにそっくりね、事前の話ではフランスの筈なんだけど.....どう見ても違うみたいね」
一体何故?、座標的には確かにフランスだった。
もしかして、何者かが特異点に干渉している?。
でも、世界の塗り替えなんてサーヴァントくらいしか出来ないし。
「今考えても仕方ないか、早く拠点にできる場所を見つけないと」
???「そっちに行ってはいけないよ、恐ろしい者に出会ってしまうからね」
「ひゃあっ、貴方は誰ですか!」
「おっと、いきなり話しかけて申し訳ない、なにぶん急いでいたものでね、それより今はここから離れようか、今奴に出くわすと困るからね」
「奴?、一体何のことですか?」
「この区域を治めている魔術師さ、恐ろしく神経質な奴でね、ついこの間も危うく殺られかけた」
「よく分かりませんが、ここにいると危ないということですね?」
「ああ、取り敢えずこちらへ」
「わかったわ、何処に行くつもりか知らないけど...着いたらちゃんと説明してくださいね」
「ああ、承知した」
あれ、何故だろう?。
この人を見ていると...何処か懐かしい感じがする。
何故?。
「さあ、ここが私の拠点だ」
「結界を張って、周囲から完全に遮断された空間ですか、凄い場所を使っていますね」
「ああ、この場所はね...だいぶ昔に妻と作った場所なんだ」
「そうですか、取り敢えず説明をお願い出来ますか?、この特異点には来たばかりなので、何も知らないんです」
「あぁ、そうだったね!、説明しよう...ここはレーヴェ、全てを失った者たちが最後に行き着く先さ」
「なるほど、つまりは現実世界で辛いことや悲しいことがあり、全てが嫌になった人達が集まる場所がこの特異点なんですね」
「ああ、元々ある魔術師が『全てが夢だったら良いのに』と願って生まれたのがこの世界だ」
彼が言うには、とある魔術師の夢が具現化して生まれたのがこの特異点で、この世界には数人だけ住人がいる。
彼は"案内人"のようなものらしい。
「なるほど、今まで観測されなかったはそれが原因ですか、 では何故今になって私達が観測出来るようになったのでしょうか?」
「それは、恐らくだが.....バランスが崩れたからだ」
「バランス?」
「ああ、本来ならこの世界は、創造主である『とある魔術師』によって管理され、絶対に外界から干渉されることはない、だけどね... その魔術師がいなくなってしまったんだ」
「それが原因ですか」
「それによって生じた歪みがピークに達し、君達が観測出来るようになったというわけさ」
「では、ここは本来特異点ではないということですか?」
「まあ、言うなれば巨大な固有結界だからね、そういうことになるかな」
「ですが、その場合この世界が特異点として観測された理由がわかりません」
「それについては、今はまだ何とも言えないな」
「何故?」
「私がこの異変に気がついたのは昨日でね、まだ情報が足りてないんだ」
「そうですか、なら一時的にですが.....私達に協力してくれませんか?、この世界の案内人である貴方が味方ならば、探索でも心強いですし」
「良いだろう、私も仲間が欲しかったところだ」
「決まりですね、では...貴方の名前を教えてくれませんか?」
「ん?、そういえばまだ名乗っていなかったね、私の名前は.....」
■y■■ー・■r■ーだ。
彼の名前は、何故か聞き取ることが出来なかった。
どうも、森の翁です。
長い間更新出来ず、申し訳ありませんでした。
途中で、自分が何を書きたかったのか分からなくなり、一番最初の部分から見直していました。
今回は、ある程度の区切りがついたので、更新することにしました。
それと、現在エンディングを決めるためのアンケートを行っているのですが、次話で締め切りとします。
投票お願いします。
今回はここまで、良ければ感想と評価を頂けると嬉しいです。
それでは、また次話でお会いしましょう。