【嘘予告】EP00 2014:ソウゴと千景   作:イナバの書き置き

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勇者部五箇条によるとなせば大抵なんとかなるらしいのでゆゆゆい編に突入します。また、2話連続投稿になります。

更に今回死ぬほど苦手な三人称で書いてる部分があるので文章が特に下手くそですが許して下さい。

挙げ句の果てに少し展開を改変とかもう色々ヤバいですね。


花結い編 第一花 風の知らせ

 神世紀300年、1度バーテックスの撃退に成功した讃州中学生勇者部。戦う必要性は失われたかの様に思われた彼女達でしたが、神樹内に造反神が発生した事により、その神を鎮めるべく神樹の中で再び戦いに身を投じる。更にこの一大事に神樹は自身の内部の世界に過去の時代の勇者の召喚を決定しました。

 さて、次に召喚される勇者は────おっと、少し喋り過ぎてしまいましたね。

 誰が召喚されたかは、自身の目で確かめてみて下さい。

 

 ■■降臨歴より

 

 

 

 

「皆さんの活躍の~♪ おかげで~♪ 新しい援軍の勇者達を呼べるんです~♪」

 

 いやに上機嫌なひなたに、少し前に召喚された勇者の1人、鷲尾須美が問いかける。

 

「ひょっとして召喚される勇者って──」

「そう! 今回は西暦時代の勇者達が来るんです!」

 

 なんでこんな興奮しているのだろうか。そう口に出しかけた須美だったがなんとか思い留まる。

 一方他の勇者部の面々はどの様な勇者が召喚されるのか期待に胸を膨らませていた。

 

「うーん。どうしたんでしょう新しい勇者達。中々来ないですね……」

 

「来ない……若葉ちゃんが来ない……」

 

「……若葉ちゃん……」

 

 が、ひなたが祈祷を始めて暫く経つにも関わらず、勇者が現れる気配は

 なかった。

 最初は不思議がっていたひなただが徐々に元気を失くしていき、終いには勇者部部室の隅で膝を抱えキノコでも生えそうな勢いで落ち込んでしまった。

 ひなたを勇者部の慰めを受けて何とか持ち直した直後、勇者達の端末から警報が鳴り響いた。

 

 樹海化警報、かつてはバーテックスの、今は造反神のバーテックスもどきの襲撃を報せる警報である。

 端末には自分達以外の勇者を示す光点が5つと、無数のバーテックス。

 迷う余地なく援護に向かう選択をした勇者達にひなたが声をかける。

 

「それが若葉ちゃん達ですね、強いから大丈夫だと思いますが、宜しくお願いします。あ、今回召喚された中に友奈ちゃんに似ている人がいますけど、あまり驚かないで下さいね。それと────」

「今さら何があっても完成型勇者は驚かないわ。さあ行くわよ! 殲滅してやりましょう──」

 

 

 

 

 

 

「行ってしまいましたか……でも、あの感覚は……まさか、召喚に割り込まれた……?」

 

 ────────────────────────

 

 

 

 

 

 

 戦いの末、西暦の勇者達は神世紀の勇者達に合流し、バーテックスの殲滅に成功した。

 ひなたも出迎えに向かったが、西暦勇者達の様子がおかしい。

 

「そんな、高嶋さんも、皆もソウゴさんの事を忘れたって言うの……!? あれだけ助けられたのにッ……!」

 

 ひなたもよく知る千景が若葉に掴みかかり、今までに聞いた事も無いような声を上げていた。

 

「だからタマはそんな奴知らないんだって! 一体どうしちゃったんだよ千景ぇ……」

「まさか、まさか乃木さんまで忘れてはいないわよね? 一緒にパーティーまで開いて貰ったのに……」

「……すまないが、私にもその『常磐ソウゴ』に関する記憶は一切無い……私が千景のパーティーを開いた事も無いはずだ」

「ぐんちゃん一回落ち着こう? 落ち着かないと話が出来ないよ……」

 

 錯乱した様子の千景を、周りの勇者達がどうにか落ち着かせようとしている。

 一体何が起こったのか、と流石のひなたも困惑するばかりだった。




・郡千景
事情も分からないわ恩人を誰も覚えていないわで混乱する不憫な人。なんでこんな事になったかは次の話で。

・上里ひなた
若葉LOVEのやべーやつ。でも正直すき

・勇者部の人達
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