Devil May Cry鎮守府   作:しゅんしゅん@よし

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皆様、本当に ありがとうございます!
面白く書けるように頑張りますので、これからも よろしくお願いします!
応援メッセージも ありがとうございます!

艦隊戦の描写が難しくて諦めました。orz
なので大分 省略してます。
そして艦これをメインにすると何故か話が とっ散らかる。・・・解せぬ(ーー;)
そんな10話です。どうぞ!


Mission10 鎮守府海域~何の為に戦うのか~

*Devil May Cry鎮守府 執務室*

 

艦娘達が集まるまで、ダンテはテーブルに置いた魔具ケルベロス、ネヴァン、ベオウルフを見ながら考え事をしていた。

 

 

あいつが役に立たないとかで捨てたのをコッソリ拾っておいたのよ

 

 

「(ケルベロスとネヴァンは役に立って、ベオウルフは役に立たない・・・どういう意味だ?)」

 

 

けど貴方と私のような力ある悪魔を戦わせるのが目的みたいよ

 

 

「(どう関係してくる?・・・ベオウルフは元はバージルが持っていた。そこに違いがあるのか?)・・・考えても仕方ねぇな」

 

今は答えが出ないため、ダンテは考えるのを止めた。

 

 

・・・・・・

 

大本営から鎮守府近海の海上通商輸送ラインに深海棲艦が近付いているため、その防衛に当たるよう通達が来ていた。執務室には艦娘が集められ、これからダンテが出撃メンバーを発表する。

 

「とりあえず旗艦は天龍」

 

「よっしゃあ!」

 

「龍田」

 

「りょうか~い」

 

「北上」

 

「ほーい」

 

「雷」

 

「はーい!」

 

「如月」

 

「了解しました」

 

「・・・あと初雪」

 

「え・・・・・・マジ?」

 

「よし お前ら、行ってこい」

 

「ちょっと・・・引きこもります」

 

「誰か初雪 連れて行け」

 

初雪は出撃ドックに強制連行された。

 

 

・・・・・・

 

艦隊は目的の海域に着き、旗艦の天龍が鎮守府に無線を入れた。

 

「提督、着いたぞ」

 

『羅針盤の針は東に向いてるぞ』

 

「了解」

 

艦隊は東に航路を取り進む。

 

「敵艦、発見!」

 

雷が声を上げ敵艦を確認すると、敵は軽巡ホ級1隻、駆逐イ級が2隻だ。

 

「単縦陣で行くぞ お前ら!天龍様の攻撃だ!うっしゃぁっ!」

 

天龍の気合いの掛け声と共に戦闘に突入する。

 

 

・・・・・・

 

*作戦指令室*

 

指令室にはダンテと大淀だけが居た。“戦闘は戦場に立つ者の判断で臨機応変に動け”という方針を取ったため、ダンテは特にする事が無い。そして退屈だった。

 

「・・・俺も出ちゃダメか?」

 

「ダメです!何度も話し合ったじゃないですか」

 

「・・・心配し過ぎだろ」

 

「提督は私達 艦娘の上官に当たります。上官を守るのは部下の務めです。必要以上に危険なことはしないでください」

 

「お()りは必要 無いんだけどなぁ・・・」

 

そんな話をしていると艦隊から無線が入る。

 

『こちら天龍、敵前衛艦隊を撃破した』

 

「敵主力は その先に居るらしい。ヤバくなったら すぐ戻れよ」

 

『心配すんなよ!この天龍様に掛かれば余裕だって!』

 

「だと良いけどな・・・」

 

 

・・・・・・

 

艦隊は そのままの進路を取り、途中で燃料を拾いつつ敵主力艦隊と相見える。敵艦隊を見た艦隊は少し焦った。敵艦隊に戦艦ル級が居た。随伴艦は雷巡チ級が2隻、駆逐イ級が2隻だ。

 

「戦艦か・・・こりゃ ちょっとキツイねぇ」

 

北上は思わず そんな言葉を漏らす。こちらの編成は駆逐艦に軽巡、さらには改装すら まだ施されていない。訓練しているとはいえ、お世辞にも練度が高いとは言えない。

 

「天龍ちゃん・・・」

 

「やるしかねぇ・・・!」

 

艦隊は戦闘へ突入した。

 

 

ドーーン!!

 

 

・・・・・・

 

艦隊はボロボロになって帰って来た。駆逐艦2隻は沈めたが、戦艦の攻撃が激しく全員 大破、撤退したのだ。

 

「ちくしょう・・・もう一回 行かせろ!」

 

「先に入渠してきな。明石、高速・・・何とか使ってやれ」

 

「高速修復材です。分かりました」

 

 

・・・・・・

 

入渠を済ませ再び集まるのだが、出撃した艦娘に異変が起きた。

 

「・・・お前ら身体 光ってるぞ」

 

天龍達の身体は淡く光っていた。

 

「爆発するのか?」

 

「「えぇ!?」」

 

ダンテの一言に肝を冷やし、後退る暁と電。

 

「違いますよ、これは━━」

 

「うちら ついに爆発して死ぬのか・・・」

 

「だから違います!」

 

拾わなくていい北上のボケを丁寧に拾っていく大淀の代わりに、明石がダンテに説明する。

 

「これは改装の準備が整った証ですよ」

 

「改装?」

 

「一段階 強化 出来るってことですよ」

 

「そいつは良いねぇ、じゃあ全員 改装してこいよ」

 

・・・・・・

 

艦隊は工廠で改装され、リベンジすることになる。

 

「・・・何か変わったか?」

 

「提督、ちゃんと よく見てよぉ」

 

「ん~?」

 

「ほらほら~」

 

「・・・魚雷が増えたか?」

 

「せいかーい、新しい北上、それが私。酸素魚雷満載で ちょっと大人になったでしょ?」

 

「変わってねぇよ」

 

「私の魅力に気付かないとは、悲しいねぇ~」

 

北上は改装により重雷装巡洋艦になった。

 

「改装も済んだなら、もう一回やってきな」

 

『了解!』

 

・・・・・・

 

「天龍、水雷戦隊、出撃するぜ!」

 

そして敵戦艦 率いる敵主力艦隊に挑む天龍達。

 

 

ドーーン!!

 

 

「出撃します。死にたい船は何処かしら?」

 

 

ドーーン!!

 

 

「重雷装巡洋艦 北上、出撃します」

 

 

ドーーン!!

 

 

「雷、司令官のために出撃しちゃうねっ」

 

 

ドーーン!!

 

 

「如月、出撃します」

 

 

ドーーン!!

 

 

「・・・もう やだ、帰りたい」

 

 

ドーーン!!

 

・・・・・・

 

連敗でボロボロで帰ってくる艦隊。

 

「流石に見てらんねぇな。うちに戦艦は居ないから、赤城と加賀に行ってもらうか」

 

「一航戦の誇り、お見せします」

 

「任せて、鎧袖一触よ」

 

「良いねぇ。あとは北上、龍田、雷、如月だ」

 

ダンテの編成に天龍が噛みつく。

 

「おい!俺を戦線離脱させるな!死ぬまで戦わせろよ!」

 

「・・・死ぬまでね、命は粗末にするもんじゃないって教わらなかったのか?」

 

「俺は艦娘だ!深海棲艦と戦うのが俺の役目だろ!だったら死ぬまで戦ってやる!だから俺を外すな!」

 

『・・・・・・・・・』

 

場の空気が一瞬で悪くなる中、ダンテが口を開く。

 

「死にたいのは勝手だけどなぁ、お前が死んで残された龍田は どうなる?」

 

「・・・っ!それは・・・」

 

「残された方は、死ぬよりも辛いもんさ」

 

赤城と加賀は、加賀の失言により発したダンテの言葉を思い出していた。

 

 

“親父も母さんも世話になった人間達も・・・兄貴も・・・皆 居なくなっちまった”

 

 

「出撃させても、今の お前じゃ他の奴の邪魔になるだけだ。頭を冷やしてこい」

 

そう言われた天龍は、その場を後にした。

 

「天龍ちゃん・・・」

 

再編成された艦隊は出撃した。

 

「戦艦か・・・。明石、戦艦の建造するぞ」

 

思い立ったら吉日、戦艦を建造したくなったダンテ。

 

「良いんですか?資材の方も そんなに余裕は無いですよ」

 

「未来への投資と思えば安いもんだろ?」

 

「・・・分かりました。でも、必ず戦艦が来るとは限りませんよ」

 

「構わねぇよ」

 

 

・・・・・・

 

*工廠*

 

「さて、何が出るやら・・・」

 

高速建造材を使うダンテ。

 

「羽黒です。妙高型重巡洋艦姉妹の末っ娘です」

 

「・・・重巡か」

 

「あ、あの…ごめんなさいっ!」

 

「英国で生まれた帰国子女の金剛デース。ヨロシク オネガイシマース!」

 

「・・・戦艦か?」

 

「はい、彼女は高速戦艦、金剛4姉妹の長姉、金剛さんです」

 

ダンテと明石が話す中、ダンテを見た金剛の時は止まった。

 

「・・・・・・・・・Burning Love!!」

 

金剛はダンテに一目惚れした。

 

 

・・・・・・

 

その頃 艦隊は・・・

 

「第一次攻撃隊、発艦してください!」

 

赤城と加賀の爆撃、雷撃により雷巡チ級2隻と駆逐イ級2隻は轟沈した。赤城と加賀は、前の鎮守府のエースでもあり、練度も高く鎧袖一触だった。残すは中破の戦艦1隻。その後も爆撃により戦艦ル級は沈んだ。

 

 

・・・・・・

 

その夜、天龍は明かりも点いていない自室で塞ぎ混んでいた。

 

 

“残された龍田は どうなる?”

 

“残された方は、死ぬよりも辛いもんさ”

 

 

「(・・・そんなこと分かってんだよ。けど・・・)」

 

どこからともなくネヴァンが現れる。

 

こんな所で何をしているのかしら?

 

天龍は何も言わない。

 

辛気臭いわね。ダンテに叱られて拗ねてるの?

 

「・・・・・・何しに来た?」

 

暇潰しよ

 

「なら どっか行け・・・そこに居られちゃ鬱陶しいんだよ」

 

貴方は何のために戦うの?

 

「・・・・・・・・・」

 

ダンテには兄が居たのを知っているかしら?

 

「・・・初耳だ。・・・居た?」

 

今は もう居ないのよ。ダンテは誰かを失う経験をしている。愚かな兄のせいでね

 

「何があったんだよ?」

 

それは言えないわ。あんまりベラベラ喋ると私が怒られるもの。ダンテは戦うことの意味を理解している。そして覚悟もある

 

「・・・・・・・・・」

 

貴方は どちらなのかしらね。妹を悲しませる愚かな姉か、そうじゃないのか・・・

 

ネヴァンは そんな言葉を残し、消えた。

 

 

・・・・・・

 

*1週間後*

 

Devil May Cry鎮守府は近海諸島防衛戦に駆り出されることになった。

 

「あぁ~、俺 行って良いよな?」

 

「「ダメです!」」

 

相変わらず鳳翔と大淀に許してもらえないダンテ。

 

「提督、俺に行かせてくれ」

 

「・・・頭は冷えたのか?」

 

「やっぱり俺は戦いたい。けど、死ぬつもりは無い。龍田を悲しませるつもりも無い。その覚悟が、俺にはある!」

 

「・・・・・・・・・」

 

「天龍ちゃん・・・」

 

「フッ・・・好きにしな」

 

ダンテは優しい笑みで、許可した。

 

 

・・・・・・

 

艦隊が出撃する。その中に天龍が居た。天龍の顔は活き活きとしていた。

艦隊は敵主力艦隊を撃破。

鎮守府海域 制海権 確保!




天龍 使いやすいわぁ~。
赤城をヒロイン的な、相棒的なポジションにする予定が、天龍が出張ってくる。解せぬ(ーー;)

次回も よろしく お願いいたします!
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