Devil May Cry鎮守府   作:しゅんしゅん@よし

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既に投稿した分で、ちょこちょこ誤字を見付けたので修正しました。読みにくかったと思います。ごめんなさい!

119話です!どうぞ!


Mission119 決戦~無謀な挑戦と譲れない想い~

*水上要塞*

 

ダンテと川内が最上層に着く少し前・・・。

ダンテと川内が金属の通路を進んでいると、吹き抜けになった場所に出た。そこには螺旋階段と、特別な昇降機があった。かなり上まで続いているようだ。

ダンテが昇降機の方に向かおうとすると・・・

 

川内「気合い入れて行くよ!」

 

ダンテ「おい・・・」

 

勝手に螺旋階段の方を上り始めた。

川内が上がっていくのを少し見送ると、ダンテは昇降機に羽のタリスマンを設置した。羽のタリスマンが動力となり、昇降機が上昇していく。

螺旋階段を上がっていると、また悪魔が現れる。川内はムダのない動きで悪魔を屠っていく。

 

ダンテ「頑張れよー」

 

川内「ちょっと!?」

 

悪魔を倒しながら自力で階段を上がる川内。楽をしながら上に行くダンテ。進み方に とんでもない格差が生まれた。この場合、ダンテの話を聞かずに進んだので川内が悪い。

 

ダンテ「悪いな、先に行ってるぞ」

 

川内「私も乗せてってよー!」

 

悪魔を倒しながら階段を上がる川内は、遠ざかっていくダンテを睨みながら叫ぶ。それでも昇降機は上がっていく。

 

川内「バカー!人でなしー!悪魔ー!鬼畜ー!」

 

ダンテの姿が見えなくなっても叫び続ける川内。かなり遠ざかったはずだが、その声は反響して離れていても聞こえていた。かなり耳障りである。

しばらく考え、昇降機から羽のタリスマンを取る。すると、今度は昇降機が下がっていく。

 

川内「あ、来た」

 

願いが届いた事に、川内の顔が明るくなる。

そのまま昇降機を待っていると・・・

 

川内「ちょっと どこ行くの!?私ここだよ!?止まってよ!」

 

ダンテ「エレベーターと違って途中で止まらねぇ」

 

川内「私も乗せてよ!」

 

川内を通り過ぎた。

川内は慌てて階段を駆け下りていく。悪魔も川内を追って階段を下りる。

ダンテは再び羽のタリスマンを設置し、昇降機が上がっていく。すると、お互いに通り過ぎた。

 

川内「だから私ここだってば!」

 

ダンテ「何で下りてきた?大人しく待ってろ」

 

川内「邪魔!」

 

悪魔を飛び越え、川内はダンテを追って また階段を上がる。そして悪魔も川内を追って階段を上がる。

・・・何だ これ?

 

川内「おりゃーーーー!!」

 

出てくる悪魔を全部 無視して、全力で階段を上がる。昇降機に追い付くと、ジャンプして飛び乗った。

川内が昇降機に乗って行ってしまったので、悪魔は寂しそうに昇降機を見送った。

その川内は、全力で何度も階段を上り下りしたので息が切れていた。汗も尋常ではない。

 

川内「ゼェ・・・ハァ・・・こんなのがあるなら、早く言ってよ・・・」

 

ダンテ「お前が勝手に階段 上がったからだろ」

 

川内「だから階段 上がる前に言ってよ・・・」

 

ダンテ「人の話を聞かないからだ」

 

川内「だから階段 上がる前に言ってくれれば聞いてたし・・・」

 

ダンテ「(我が儘な奴だな・・・)準備しとけ、いよいよだろうからな」

 

 

・・・・・・

 

*最上層*

 

そして現在・・・。

背中に銃弾を撃ち込まれたアーロンが振り返ると、そこにはエボニー&アイボリーを構えたダンテと、川内が居た。

 

アーロン「ようやく来たか」

 

ダンテ「俺を待ってたのか?そりゃ悪かったな。パーティーに遅刻したみたいだ」

 

アーロン「俺の望みを叶えるには、君は邪魔な存在だ。決着を着けよう」

 

ダンテ「それも悪くないが、そっちの坊やは まだ やる気みたいだぜ」

 

アーロン「!?」

 

ネロ「うらぁあああああ!!」

 

ネロは右腕を伸ばし、デビルブリンガーの掌でアーロンを金属の壁に叩き付けた。

ダンテは呆れた笑みを浮かべながらネロを見ていた。

 

ダンテ「1人で突っ走った割りには、また情けねぇ姿になったな。しかも また閻魔刀を奪われたのか?だから坊やなんだ」

 

ネロ「うるせぇな、すぐに取り返す」

 

ダンテはセリーナに近付き、身体に刺さるグラディウスを引き抜いて破壊した。引き抜かれた拍子に吐血し、セリーナは床に落ちた。

 

ダンテ「気分は?」

 

冗談混じりに聞いてみるが、セリーナは何も答えない。“いい訳ないだろ”と言いたげに睨んでいた。

ネロは閻魔刀を取りに行こうとしたが、フレキ&ゲリが現れてネロに襲い掛かる。ネロは後ろに飛び退き回避した。

直後、2体の間で黒い炎が上がり、そこからボルヴェルクも現れる。

 

ダンテ「そういや、まだ こいつも残ってたな」

 

部屋にパチパチと乾いた音が鳴る。アーロンが、拍手しながら閻魔刀の方に歩み寄っていた。

 

アーロン「いやはや、これで役者は揃った訳だ。しかし、計画に狂いはない。この要塞、悪魔との戦いで高められた闘気、閻魔刀、魔石、完璧だ!」

 

その言葉は予想外だった。アーロンは魔力の込められた石を ずっと手に入れようとしていた。最後の黄色い石はダンテが持っている。その魔石が必要なら、計画に抜けがあるはずだ。

 

ダンテ「最後の石は こっちが持ってるんだぜ?完璧とは思えねぇな」

 

アーロン「確かに、願わくば全て手に入れたかった。だが、こちらには6つもある。6つあれば、動力としては充分だ。来たれ、混沌!」

 

「「「「・・・・・・?」」」」

 

アーロンは装置に挿した閻魔刀を、カギを回すように捻る。すると装置が完全に動き出す。

どこかに安置された6つの魔石の魔力が解放され、その魔力は1つの奔流となり上昇していく。

 

 

*南方海域*

 

金剛「赤城ぃー!」

 

赤城「金剛さん?提督は どうしたんですか?」

 

金剛「まだ要塞に残ってマース。その内 川内も来るはずデスガ・・・」

 

悪魔と深海棲艦を完全に撃滅した赤城達と、要塞から戻った金剛達は合流する事ができた。

だが、金剛達だけ戻ってきた事には疑問に思う者も居た。

 

加賀「どうして あなた達だけ戻ってきたの?」

 

神通「これ以上は足手纏いになる可能性があったので・・・」

 

天龍「提督も戻れってさ・・・」

 

加賀「そう・・・」

 

加賀も すぐに察した。ダンテに言われたのなら、仕方なく戻ってきたのだろうと。

要塞には まだネロも居る。ダンテとネロが合流していれば、きっと大丈夫だろうと自分に言い聞かせ、無理矢理 納得する。

話していると、要塞から魔力の奔流が昇る。それは空を裂き、空に空いた穴から無数の悪魔が飛来してきた。この光景に、艦娘達も嫌な汗が流れる。

 

加古「おいおい、冗談じゃねぇぞ・・・」

 

立て続けに起きた悪魔と深海棲艦との戦いで、弾薬も燃料も余裕がない。無数の悪魔を食い止めるだけの力は、残されていなかった。それでも、諦める訳にはいかない。

 

赤城「やるしかない・・・!近接武器を持っている艦は、それで応戦!他の艦に弾薬を分けてください!」

 

利根「あれだけの数、長くは持たんぞ!」

 

陸奥「撤退して態勢を立て直した方がいいわ!」

 

赤城「ダメですっ!」

 

『っ!?』

 

赤城「私達が撤退しても、あれだけの数の悪魔が世界に広がれば破滅です。私だって どうにかできるとは思っていません。それでも、少しでも数を減らさなければ・・・」

 

長門「無茶苦茶だ・・・」

 

燃料と弾薬が底を突こうとしている状況で、赤城の言っている事は自殺行為だった。

赤城の決断の理由は それだけではない。ダンテを置いていく訳にはいかなかった。ダンテとセリーナが、光の中で消滅する光景が頭から離れない。

他の者達も、この判断に反論しようとしたが、赤城の顔を見て言えなくなった。今まで見た事がない程に、辛そうな顔をしていた。その顔を見て、赤城も自分の判断が正しいと思っていないと理解できた。そして、ここに残るだけの理由があると分かった。

付き合いが短い訳ではない。赤城の事は皆 信じている。

 

天龍「・・・・・・分かった」

 

刀や矛を持っている天龍、龍田、伊勢、日向は、他の艦に残りの弾薬を渡していく。

 

赤城「ごめんなさい、鳳翔さん・・・」

 

鳳翔「あなたは いつも正しい。自分の決断を信じなさい。私達も信じます」

 

鳳翔に謝った赤城の眼からは、涙が溢れていた。赤城 自身、自分の決断が最低なものだと理解している。仲間に、家族に死ねと言っているのと同じだから。それを見た鳳翔は、責める訳でもなく、優しい笑みを浮かべるだけだった。

そして赤城は、今度は支援に来てくれた海外艦に向き直る。

 

赤城「リットリオさん、リベッチオさん、アイオワさんは撤退してください。これは、こちらの我が儘なので」

 

アイオワ「Oh!それならNoよ!ここで逃げたら、アメリカが笑われちゃうからね!」

 

リットリオ「こちらも 同じく お断りします。我々も母国の誇りを背負っているので」

 

リットリオの横では、リベッチオも笑顔で頷いている。3人共、最後まで この無謀な戦いに付き合う覚悟だった。

 

赤城「ありがとう・・・」

 

アイオワ「Thank youは、全部 終わってからよ!」

 

赤城「はい!」

 

艦娘達は覚悟を胸に、悪魔を見据える。

伊勢は、無数の悪魔を見ながら日向が笑っている事に気付いた。

 

伊勢「何で笑ってんの?」

 

日向「いや、バカバカしい作戦だと言うのに、なぜだろうな?気分がいい」

 

伊勢「頭おかしくなっちゃった?」

 

日向「ふっ・・・まさか」

 

電「電達、大丈夫なのですよね・・・?」

 

雷「大丈夫!私が居るじゃない!」

 

響「そうさ、私達は敗けない。不死鳥の名は伊達じゃないさ」

 

極限状態の中で、闘争心が高揚する者、不安な者、様々な感情が渦巻く。それでも、自分達で決めた事だ。ここまで来たら、やるしかない。

何よりも、自分達の提督は いつも無茶な事をしてきた。その度に心配もしてきた。ダンテは“お節介”だと言って文句を言ってたが・・・。

だが艦娘達は知っている。本当に お節介なのはダンテの方だと。自分達には いつも安全な道を選ばせていた。自分は無茶をするくせに。

ダンテが危険な道を行くなら、自分達も その後に続く。希望は捨てない。絶望的な状況の中で、勝機と活路を見出だす。

 

赤城「(やってみせる!)行きます!」

 

『うおおおおお!!』

 

気合いの咆哮を上げ、艦娘達は悪魔へと突撃した。

 

 

*大本営 指令室*

 

一方、大本営では・・・

 

元帥「どうなってる!?」

 

大本営 大淀「分かりません!」

 

要塞から魔力の奔流が昇ったのと同時に、衛星からの映像が途絶えた。南方海域を映し出していたモニターは真っ暗になっていた。

 

元帥「分からないではない!すぐに戻せ!」

 

大本営 大淀「はい!」

 

原因を調べて復旧しようと多くの者が動くが、原因が解らず復旧は難航した。お手上げである。

その時、深海棲艦の大部隊を迎撃していた連合艦隊から連絡が入る。

 

大和『こちら連合艦隊 旗艦の大和、深海棲艦の大部隊の撃破に成功しました!』

 

大将「よくやった。すぐに帰還しろ」

 

大和『あの、ダンテ提督やDevil May Cry鎮守府の皆さんの方は どうなりましたか?』

 

大将「今は分からん。お前達は戻って休め」

 

大和『了解』

 

 

*水上要塞 最上層*

 

アーロン「魔界が復活した。外は どうなってるかな?」

 

ネロ「何!?」

 

ダンテ「(やっぱり そう来たか)」

 

魔界の入り口が復活すれば どうなるかは、ダンテ達は容易に想像できた。悪魔が押し寄せ、外の艦娘達が危険な事も。

 

ネロ「アーロンは俺が殺る!手 出すなよ!」

 

川内「違う、私が殺すの!」

 

ネロ「俺だ!」

 

川内「私!」

 

どちらも自分の手でアーロンを打ち倒したい理由がある。譲る気はない。

 

ダンテ「うるせぇぞ!とりあえず2人で行け」

 

川内「早い者勝ちだよ!」

 

ネロ「上等だ!」

 

ネロと川内はアーロンに向かっていき、アーロンも大剣と魔力弾で応戦する。

 

ダンテ「ったく、若い奴は・・・。それじゃあ俺は、お前さんに相手してもらおうか」

 

ボルヴェルクに向き直ると、リベリオンを数回 振って切っ先を向ける。それを見たフレキ&ゲリは唸り、ボルヴェルクも静かに剣を構える。

すると、セリーナがダンテの横に並び立った。手にはレイピアに似た剣を持っている。

 

ダンテ「何してる?」

 

セリーナ「妾も戦う」

 

ダンテ「怪我人は引っ込んでな」

 

セリーナ「傷なら もう塞がってる。それに、これは家族の問題だ」

 

ダンテ「家族ね、どこの家庭事情も複雑だな。無理するなよ?」

 

ダンテとセリーナも、フレキ&ゲリ、ボルヴェルクに向かっていく。ボルヴェルクの方も素早く動き、ダンテとセリーナに応戦する。

 

川内「お前のせいで、神通と那珂はああああ!!」

 

アーロン「そうか、実験体の姉妹艦か。君の姉妹も実に役立たずだった」

 

川内「・・・!殺す!」

 

アーロン「(ほう・・・)」

 

殺意を剥き出しに、川内はアーロンの剣を避けながら砲撃する。アーロンも素直に当たるつもりはないので、避けたり剣で防いでいく。そして反撃に斬り掛かる。

だが川内は全てを避け続ける。これにはアーロンも感心した。ただの艦娘が、自分の速さに対処できている事に。

 

ネロ「俺を忘れるんじゃねぇよ!」

 

既にレッドクイーンのグリップを捻り、『イクシード』を発動していたネロは、クラッチレバーを握ってアーロンの横から斬り掛かる。避けると、炎を纏ったレッドクイーンの刀身が顔スレスレで振り下ろされた。

互いに剣を打ち合っていると、透かさず川内からの砲撃に狙われる。

 

アーロン「(チッ、面倒な・・・!)」

 

ネロも川内も、どちらもアーロンを倒すのに必死だった。自分が先にアーロンを倒すと考えている程に。それは冷静さを欠いているようにも見える。

だがアーロンには そうは思えなかった。2人の動きは、敵ながら見事だと言える程に的確な連携だった。どちらも、互いの動きを阻害しない動きで、互いの攻撃の隙をカバーしている。

しかし・・・

 

川内「ネロ邪魔!」

 

ネロ「お前こそ邪魔だ!下がってろ!」

 

アーロン「(違うのか・・・?)」

 

2人の態度と行動が伴っていない事で、論理的ではない2人に多少の混乱をしていた。

 

ダンテ「悪いな、俺の知ってる悪魔と同じか どうかは知らないが、お前と戦うのは初めてじゃないんだ」

 

ダンテはボルヴェルクの動きを完全に読んでいた。動きは完全に、デュマーリ島で戦ったボルヴェルクと一致する。使う技も、ダンテの記憶に残っている通りだった。

ボルヴェルクが瞬間移動し、突き技を放ってくる。ダンテは側転で躱し、リベリオンで逆にダメージを与える。

 

ダンテ「こいつは おまけだ!」

 

更に、コヨーテ・Aを突き出すように撃つ『ガンスティンガー』も お見舞いする。ボルヴェルクが怯むが、ダンテの攻撃の手は緩まない。

 

ダンテ「さぁ、次 行くぜ!」

 

セリーナとフレキ&ゲリの戦いは、一進一退の攻防を繰り広げていた。セリーナが斬り掛かるとフレキ&ゲリは躱し、フレキ&ゲリが突進するとセリーナも躱す。どちらも素早さを活かした戦闘スタイルで、攻撃が当たる事はなかったが、逆にダメージを与えるのも両者 苦戦していた。

フレキ&ゲリが、セリーナを挟み撃ちにする形で同時に飛び掛かってきた。セリーナはジャンプして回避する。

空中で剣を杖に戻すと、セリーナの背後に いくつかの魔方陣が現れる。

その状態でセリーナは、3000万年前の記憶を思い出しながら ある事を考えていた。

 

 

・・・・・・

 

*3000万年前 王宮 庭園*

 

それは戦争で文明が滅びる前の事だった。

セリーナが まだ精神的に、見た目 相応の子供だった頃、王宮の庭園での風景。庭園に咲く花を眺めるセリーナ。その横には、フレキ&ゲリも控えている。

セリーナの文明は悪魔を使役する事で栄えていた。城下の民も使役していたが、それは下級悪魔だけに留まっていた。しかし王族は違った。時には上級悪魔を使役する事もあった。

フレキ&ゲリは、セリーナの護衛としての役目を任されていた。いつでも どこでも一緒だった。

 

セリーナ「おーい!おーい!」

 

そして、フレキ&ゲリが本来 付き従うボルヴェルクも遠目からではあったが、手を振るセリーナを見守っていた。

だが、そんな穏やかな日々は続かなかった。戦争が起きるとボルヴェルクはアーロンに付き従い、当然フレキ&ゲリも そちら側に付いた。ずっと一緒だった者と、敵対するとは思わなかった。

戦争が終わった頃には、アーロンと共にボルヴェルク、フレキ&ゲリの姿は消えていた。その時は戦闘により消滅したのだと思っていた。

だが彼らは生きていた。この世界に悪魔が復活し、兄であるアーロンが裏で暗躍している事に気付き、アーロンと共に自分の目の前に姿を現した時に初めて それを知った。

懐かしい者との再会は、複雑なものだった。アーロン側に付いてる以上、敵対するのは避けられない。できる事なら戦いたくなかった。

 

 

・・・・・・

 

*水上要塞 最上層*

 

セリーナ「(どうして こうなってしまったのだろな?)」

 

ずっと一緒だと思っていた。何があっても自分の傍に居てくれると思っていた。口には出さないが、セリーナは心の中で嘆いた。それでも今は、自分の正しいと思う事をする。

セリーナはフレキ&ゲリに向かって杖を振り下ろす。すると魔方陣から魔力弾が降り注ぐ。フレキ&ゲリは素早く回避していくが、何発かは避けきれずに被弾した。

最上層での戦いは、他の者が割り込む事ができない程に激しいものとなっていた。

世界が滅びようとしてる今、世界の命運は この戦いの行く末に委ねられた。




次回も よろしく お願い致します!
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