これからの『Devil May Cry鎮守府4』ですが、“そんなシーンあったっけ?”と違和感を感じる部分もあるかもしれません。
『Devil May Cry5』のゲーム、小説、漫画にあった表現や話などを ごちゃ混ぜにして入れていこうと思ってるので そう感じるかもしれませんが、ご了承ください。
123話です!どうぞ!
男は度重なる敗北により、その身に限界が来ていた。だが、まだ死ぬ訳にはいかなかった。血を分けた弟と決着を着けるまでは。
男はフォルトゥナで、ネロから右腕を奪った。デビルブリンガーを奪われたという事は、閻魔刀が奪われた事を意味する。
閻魔刀、それは人と魔を分かつ刀。力と心を分かつ刀。
男は閻魔刀の力で、隷属の記憶を、悪夢を、人間としての肉体を、人の心を切り離した。それらを切り離した事で、純粋なる悪魔の部分、魔王『ユリゼン』と
切り捨てられた人間の部分は搾りカスだった。満足な魔力も力もない搾りカス。それは生まれた事で役目を終え、あとは死を待つばかり・・・の、はずだった。
人間の部分はユリゼンを見て心臓が高鳴る。その感情を覚えたのは、いったい どれだけ昔の事だっただろう。
“(なんて貧弱な身体だ。魔力、魔力で強化すれば・・・駄目か・・・。なぁ
人間の部分は思い出す。幼少の頃の、弟との思い出を。
“(死にたくない)”
“ったく、そういう事は声に出して言えってぇの!”
切り離された人間の部分は気付いた。捨てた物こそが、何よりも大切な物だったと。
だがバージルに戻るには力がない。戦う力がなければユリゼンを倒し、1つになる事もできない。肉体が滅びるまでの時間も あまり残されていない。そして力を得るために、3体の悪夢を使い魔として契約する。それがグリフォン、シャドウ、ナイトメアだった。
悪夢は宿主が居なければ消え行く運命。彼と悪夢は、互いに必要な存在だった。
悪夢と契約して力を得たように思えたが、それでもユリゼンに勝てないと判断する。そして最も確実な方法を取る事にした。
“しっかしダンテねぇ~・・・確かに可能性があるとすりゃ、アイツくらいのモンだけどよ、今更どのツラ下げて頼もうってのよ?「お願いダンテちゃ~ん」・・・な~んて ちょっと見てみたいよーな見たくないよーな”
“それは勿論、このツラで。初対面の相手としか思わんだろう。・・・まぁ、丁寧に頼むさ、依頼人としてな”
“ア~~そうか、何か見慣れちまって忘れてたわ。正体 隠してデビルハンターのアジトに潜入!ってか。俄然 楽しくなってきたじゃねーの”
“遊びじゃないぞ”
“アーン?こういうのは楽しんだモン勝ちなんだよ。偽名が必要だな、どうする?正直オレも お前のこと何て呼んだらいいか迷ってたとこだ”
“どうでもいい、お前が決めろ”
“人間の名前は よく分かんねぇんだよなぁ。『ミスターガリガリ』か『ホネホネ クソ野郎』で どうよ?”
“・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・V、Vでいい”
“アン?偽名 丸出しじゃね?つーか、何でV・・・”
グリフォンは、Vが大事そうに持つ本の表紙を見た。そして気付いた。そこには、『V』と書かれていた。
“オッマエ、ネーミングセンスッ!皆無ッ!”
“お前だけには言われたくない”
“じゃーオレは何だよ?バードのBか!?”
“チキンのCだ”
“キィーーーッ!”
切り離された人間の部分はVと名乗る事にした。ダンテに、ユリゼン討伐を依頼するのに名無しでは不便であり、素直に名乗っても信用されないと判断したからだ。
Vは怪しまれないために直接ダンテの元には行かず、仲介屋のモリソンにダンテを紹介してもらう。
“まず・・・名前でも聞くか”
“名前などない。まだ生まれて2日目だもの。冗談だ、Vと呼んでくれ”
“(プフ~!生まれて2日目って お前・・・そりゃジョークとは言えねぇだろVチャンよぉ~!)”
“(うるさい)”
“分かった、Vだな。頼みたい事は何だ?”
“強大な悪魔が復活した。力を貸してくれ、ダンテ”
“その手の話にゃウンザリだ。肩透かしばっかりでな”
“今回は・・・格が違う”
“格が違う?どういう意味だ?”
“その悪魔は お前が・・・戦う理由だ”
“・・・そいつの名は?”
“バージル(さぁ、この名を聞いて お前は どう反応する?ダンテ)”
“悪魔退治の依頼人て奴は・・・まぁ大概が大袈裟で嘘吐きなもんだ。それに毎度 腹を立てる程 小さかねぇ。嘘を吐くのはいい。どの道、俺は悪魔を ぶっ殺すだけだからな。だが、作り話に使う名前は流石に選べよ”
“(オイこれヤバくね!?ちょっとぉ!?Vチャンってばぁ!)”
ダンテから とんでもない殺気を向けられ、Vの中に居るグリフォンは焦る。そして、殺気を正面から受け止めるVも、脂汗が出る。
だが同時に、Vは安心した。ダンテは あの時と何も変わっていない。自分を倒したダンテのままだと。
“疑うのは構わない。レッドグレイブが魔界化すれば証明できる事だ”
“レッドグレイブ?あいつはレッドグレイブに居るのか?”
“疑う割りには信じ始めている顔だ。・・・ニュースを よく見ておくといい。始まるまで そう時間は掛からない。楽しみにしておけ。ご希望通り、あれは手強い”
Vはバージルの名前を使い、ダンテをユリゼン討伐に向かわせる事に成功する。
そしてモリソンが呼び集めたレディとトリッシュと共に、レッドグレイブ市に到着したダンテ、V、モリソン。
またVの心臓が高鳴る。
“(これが、今 現在の
“(あ?何だよ便所か?)”
“(駄目だ。これは、このままでは駄目だ)”
“(アン!?何がぁ!?)”
“(奴は、奴はダンテよりも・・・・・・・・・。また無駄だったと言うのか?)・・・・・・これ程の力とは”
だがVの予想を遥かに上回る力を有していたユリゼンに、Vはダンテでも勝てないと判断する。
Vは
“キリエ・・・?”
“・・・遅い お目覚めだ”
大量失血で意識を失っていたネロが目覚めると、見知らぬ男が窓際に立っていた。
“身体は・・・大丈夫そうだな、その様子なら。表の入り口は閉まっていたんでな、窓から入らせてもらった。そう身構えるな。危害を加える気があれば、お前が目覚める前にやっている。Vと呼んでくれ。俺の名だ”
Vはネロに近付くと、先程までネロが寝ていたベッドに腰掛ける。
ネロは油断せず、正体不明のVと名乗る男を警戒する。
“(何なんだ こいつ。人間か・・・?それとも。・・・!)”
ネロは自身の右腕を確認しようとするが、あるはずの右腕が そこには無かった。ネロは、意識を失う前の出来事を思い出す。
兎に角 今は、目の前の男が問題だ。
“・・・・・・・・・何者だ?お前”
“お前の右腕を奪った悪魔を知っている”
Vは自分の正体をデビルハンターだと偽り、ネロもユリゼン討伐に駆り出すのだった。
レッドグレイブ市に到着するネロとV。
“V!ネロを連れて行け!”
“俺は まだやれる!”
“足手纏いだ!”
“どけ!”
“行くんだ!”
“離せ!”
“予想以上の力だ!退くぞ!”
“足手纏いだと!?舐めやがって!”
だがユリゼンの圧倒的 力の前にデビルハンター達は敗北。ネロとVは撤退を余儀なくされ、レディとトリッシュは捕まり、ダンテは行方不明となる。
“悔しいなら力を付けてみろ。ユリゼンを倒すだけの力を”
ネロは力を手に入れるために、フォルトゥナに戻る事にする。魔界化を広げる『クリフォトの樹』が育ちきるまで、猶予は1ヶ月。
1ヶ月後、ネロはレッドグレイブ市に戻ってきた。
様々な障害を突破しながら捕まっていたレディを助け、目覚めたダンテが新たなる力を身に付け、レディ同様に捕まっていたトリッシュを助ける。
レッドグレイブ市の魔界化は止まらない。クリフォトの樹に生る果実と魔界化を巡り、ユリゼンを止めるためにクリフォトの頂上を目指すダンテ、ネロ、Vは進み続ける。
先に到着したダンテは、ユリゼンとの戦いに突入する。戦いの果てに、勝利したのはダンテだった。
遅れてネロとVが到着する。
“ダンテ!”
“遅かったな、もう終わりだ”
“あれが兄貴?”
“一応な”
“あんたの家族が・・・全ての元凶?”
“その通り”
“やはり、負けたな”
“貴様は・・・”
“Vどけ!そろそろ止めを刺す!”
“待ってくれ・・・俺がやる。最後は俺自身の手で終わらせたい”
“・・・・・・・・・”
“無様だな、最早 俺に抗う事さえできないのだろう”
“まだ・・・負けていない・・・ダンテには・・・。力をくれ・・・!もっと力を!”
“分かるさ、俺は お前だからな。俺達は2つに別れても・・・その想いだけは繋がっていた。汝が枝は我が枝と交わり、我らが根は1つとなれり”
Vのやろうとしている事に気付き止めようとするダンテだったが、Vはユリゼンと1つになり、ダンテとネロの目の前でバージルが復活する。
バージルは閻魔刀で次元を斬り裂き姿を消す。
ダンテはレッドグレイブ市の魔界化を止めるため、バージルと決着を着けるために、バージルが待つ場所へと向かう。
*Devil May Cry鎮守府グラウンド 7月25日 16:00*
グリフォン『てな訳で、バージルは めでたく復活した訳だ』
加賀「それで、提督とバージルは どうなったの?」
グリフォン『テイトク?』
加賀「ダンテとバージルは どうなったの?」
グリフォン『知らね。バージルの元に向かう途中のダンテに喧嘩 売って返り討ちにされたからな。そのままオレ達は消えるはずだったが、どういう訳か消えてないんだわ。いや~、参ったぜ』
グリフォンは笑って話しているが、赤城や加賀を始めとする一部の艦娘達は笑えなかった。バージルはスパーダの力を手に入れるために魔界の入り口を開こうとし、ダンテと戦った。魔帝に操られた時もダンテと戦った。そしてバージルが復活したとなると、ダンテと戦う事になるのは避けられないと艦娘達は気付いていた。そうなると、艦娘達はダンテの安否が気になる。そして、何度も家族と戦わなければならないダンテが心配だった。
皐月「司令官、大丈夫かな・・・?」
その答えは、今この場に居る誰にも答える事はできなかった。世界が隔たれている今、それを確かめる方法はない。
だが、目の前の問題には対処できる。艦娘達はグリフォン、シャドウ、ナイトメアに一斉に艤装を向ける。
グリフォン『ちょちょちょっ!知ってること話してやったろ!?助けてもやったし、そんなの有りかよ!?』
叢雲「司令官と戦ったって事は、あんた達やっぱり敵でしょ!」
長門「悪魔を野放しにする訳にはいかない!」
グリフォン『こっちも訳有りだっつーの!』
飽くまで人間に害を もたらす悪魔だと認識する艦娘達。魔力切れを懸念して戦いたくない悪夢。どちらも押し問答で話が平行線となる。
そこで、悪夢に救いの手が差し伸べられた。
羽黒「待ってください!私と飛鷹さん、時雨さんは確かに助けられました。許してあげられませんか?」
グリフォン『お嬢チャン、ナイスフォロー!』
叢雲「あんたは黙ってなさい!」
青葉「でも悪魔で、提督とも戦ったのなら・・・」
陸奥「信用はできないわ」
飛鷹「私は羽黒に賛成。こいつマヌケそうだし、敵になった時は私達で倒せばいい」
グリフォン『おい、マヌケってオレの事か?』
意見が分かれてしまった。こんな時、決める方法は1つだ。艦娘達は秘書艦である赤城を見る。赤城は しばらく黙っていたが・・・。
赤城「分かりました。ここで監視させてもらいます。もし敵になると分かれば、容赦なく滅ぼします。いいですね?」
グリフォン『おーコワッ。その判断を後悔しないようにな、お嬢チャン達』
グリフォンが不吉な事を言った瞬間、艤装を構え直す艦娘達。
グリフォン『ジョークだって!ジョーク分かんないの!?』
とりあえず、グリフォン、シャドウ、ナイトメアの3体の悪夢を、監視する目的でDevil May Cry鎮守府に置く事になった。
だが そこで、1つ疑問が浮上する。ナイトメアの大きさだ。艦娘が いつでも外で見張ってられる訳じゃないだろう。建物の中に入れる訳にもいかない。
それならと、グリフォンが ある提案をする。
グリフォン『オレ達と契約しようぜ、悪魔らしくな』
時雨「契約?」
グリフォン『契約すればオレ達は宿主を得る事ができる。お嬢チャン達の誰かに宿れば、サイズなんて関係ねぇ』
だが艦娘達は この提案に1つ懸念があった。悪魔を その身に宿すリスクだ。艦娘達からすれば危険 極まりない行為にしか思えない。
グリフォン『心配するなよ、命を取ったりなんかしないからよ。寧ろオレ達の力を借りれるから得しかないって訳だ!どうする?』
飛鷹「分かったわ、私に宿りなさい」
隼鷹「おい、本気かよ!?」
赤城「3体も宿すなんて・・・本当にリスクはないんですか?」
グリフォン『だから大丈夫だって!』
すると、シャドウが時雨に近付いた。時雨はシャドウと目線を合わせるために しゃがむ。シャドウは時雨の顔を舐め回し始めた。
グリフォン『猫チャンは そっちの お嬢チャンが気に入ったみたいだ』
夕立「時雨、大丈夫っぽい?」
時雨「ん~~~~!」
時雨は舐め回され過ぎて、口を開く事もできない。
ナイトメアも動くと、羽黒に近付いた。近くまで寄ると、大人しく羽黒を見詰めている。
グリフォン『あ~はいはい、そっちの お嬢チャンが気に入った訳ね』
羽黒「わ、私ですか?」
グリフォン『そうと決まれば契約だ』
加賀「待ちなさい!まだ決まった訳では━━」
3体の悪夢は待たない。
その身体がドロドロと溶けると、飛鷹、羽黒、時雨に纏わり付く。3人の艦娘は必死にドロドロした物を剥がそうとする。
『飛鷹!/羽黒!/時雨!』
それぞれの姉妹艦が叫ぶ。
ドロドロとした物の中から飛鷹達が出てくると、飛鷹と時雨の身体に刺青が入っていた。
飛鷹「ちょっと!何よ これ!?」
グリフォンとシャドウは刺青という形で宿り、ナイトメアは羽黒の髪に宿った。入れるつもりもない刺青が入り、飛鷹と時雨が焦る。
焦る飛鷹の頭の中で、グリフォンの声が響く。
グリフォン『(オレ達を宿すと こうなる。まぁ諦めな)』
飛鷹「冗談じゃないわよ!こんなの私の趣味じゃないから!」
1人で喋る飛鷹に艦娘達は怪訝な顔をする。
文句ばかり言う飛鷹を見兼ねて、グリフォンが姿を現す。同時に刺青が消えた。
グリフォン『うるせぇな仕方ないだろ?』
飛鷹「自由に出てくる事もできるのね」
刺青が消えた事でホッとする飛鷹。
何を思ったのか、グリフォンは また飛鷹の中に戻る。そして また刺青が入る。出たり入ったりする度に刺青が消えたり入ったりする。飛鷹も その度に騒いだり静かになる。グリフォンは それを おもしろがっていた。完全に遊ばれている。
時雨「シャドウも出てきてよ」
時雨の言葉に従い、シャドウも時雨から現れる。同じく時雨の刺青も消える。
時雨「僕も、こういうのは趣味じゃないかな」
羽黒「あの、ナイトメアさんは・・・?」
グリフォン『デカブツは お嬢チャンの髪に宿ってるぜ』
羽黒「か、髪に!?」
羽黒は自分の髪をワシャワシャと触るが、何も変わってないしナイトメアも出てこなかった。
多くの艦娘が心配しているが、1人だけ違う事を考えている者が居た。
白露「ペットができたー!」
シャドー『・・・・・・!?』
突然シャドウに抱き付く白露。それを見て時雨は呆れていた。
そんな中、グリフォンは腹の底で笑っていた。デビルスターを所持する艦娘達と一緒に居れば、魔力切れの心配は しばらくないだろう。悪夢は宿主が居なければ消え去る運命だ。宿主を得た今、消滅する心配もない。全てはグリフォンの企み通りだった。
赤城「こうなってしまっては仕方ありませんね・・・」
再び現れた悪魔。それはダンテと また会えるかもしれないと期待が膨らむ。同時に、悪魔との新たなる戦いを予感させる出来事だった。
赤城「(提督・・・)」
*魔界*
ダンテ「っ・・・!」
ダンテは復活したバージルと戦っていた。途中で有象無象の悪魔が現れ、その全てを倒した後、またバージルとの戦いに戻っていた。
彼らはネロとの約束を守り、殺し合いではなく力比べに留まっている。
ダンテはバージルに弾かれ、地面を滑るように後退する。
バージル「これで俺が1点リードだ」
ダンテ「バカ言え、同点だろ。お前こそ算数から やり直した方がいいんじゃないか?」
バージル「フッ」
魔剣を使っての勝負だが、2人の間には穏やかな時間が流れていた。
ダンテが地面に座り込むと、バージルも同じように地面に座る。少しの休憩に入るようだ。
ダンテ「なぁ、バージル」
バージル「何だ?負けを認める気になったか?」
ダンテ「お前が冗談 言うのかよ」
バージル「悪いか?」
ダンテ「それより腹 減らねぇか?」
バージル「・・・確かにな」
ダンテ「俺達、あれから どれくらい ここに居るんだろうな?」
バージル「さぁな、生憎ここには時計がない」
ダンテ「一旦 腹ごしらえしてから、続きを始めようぜ」
バージル「いいだろう」
ダンテ「そうと決まれば人間界に戻るぞ」
バージル「肉なら そこにあるぞ」
バージルが見た先には、倒した悪魔の死体が転がっている。悪魔を食えと?
ダンテ「冗談じゃねぇ、あんなの食えるか」
バージル「肉には変わらんぞ。味は保証せんがな」
ダンテ「ピザだピザ!ピザ一択だ!早く人間界への入り口を開いてくれ」
バージルは閻魔刀で次元を斬り裂く。
その瞬間、バージルは違和感を感じた。開いた入り口に、一瞬だけノイズが走ったように見えた。
バージル「・・・・・・?」
ダンテ「どうした?早く行こうぜ」
ダンテは その事に気付かなかった。
2人は入り口に入り、人間界へと向かう。
*艦これの世界 セリーナの島*
セリーナ「・・・・・・!?」
セリーナは次元が揺らめくのを感じた。
目を細めて少し考えると、魔方陣を出す。中に入ると姿を消した。
*人間界 街*
ダンテ「ここは・・・見た感じ、日本か?」
ダンテとバージルが出た先は、ビルの屋上だった。
バージルはダンテの言葉を聞いていないのか、何かを考えている。
ダンテも少し頭を悩ませた。生憎 日本円の持ち合わせは無い。事務所に戻れば、いつも通りツケにして食事にできる。しかし、日本では そうもいかないだろう。
事務所に戻るにしても、日本から どうやって戻るかが問題だった。
別々の事で考え込む2人。
その時、街の一角で火の手が上がる。見ると、有象無象の悪魔が人を襲い、街で暴れ回っている。
ダンテ「バージル、俺は悪魔の相手をする。お前は どうする?」
バージル「寂しいなら一緒に行ってやっても構わんぞ」
ダンテ「寂しいのは お前の方だろ」
ダンテとバージルはビルから飛び下り、悪魔が現れた場所へと向かう。
*Devil May Cry鎮守府 グラウンド*
同じ頃、鎮守府では大淀が慌てた様子でグラウンドに駆けてくる。
大淀「大本営からの連絡で、街に悪魔が現れたそうです!我々に出動要請が出ています!」
赤城「近海警備の任がない者は すぐに街に向かってください。現地に到着次第、住民の避難と悪魔の迎撃を」
『了解!』
彼女達の行動は早かった。
艦娘達も、街に現れた悪魔に対処するべく現地に向かった。
私 個人の印象ですが、『Devil May Cry5』のゲームで魔界に残ったバージルが、『3』の時よりも表情や雰囲気が少しだけ柔らかくなっている気がしました。皆さんは どう思われます?
気のせいかもしれないし、そういう意味では これからのバージルの扱いに困っています。あまり丸くするとバージルでなくなるし、匙加減が まだ掴めていません。
そちらでも違和感を感じるかもしれませんが、皆様の意見を いただければ助かります。
次回も よろしく お願い致します!