Devil May Cry鎮守府   作:しゅんしゅん@よし

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130話です!どうぞ!


Mission130 斬!~鎮守府を死守せよ~

*Devil May Cry鎮守府 食堂 8月12日 7:50*

 

天龍達が北太平洋海域に向かっている頃、食堂では睦月型と初春型が朝食を済ませた頃だった。

 

睦月「間宮さん、ごちそうさまでした」

 

間宮「はい、お粗末様です」

 

睦月「睦月達は近海警備に行ってきます」

 

間宮「気を付けてねー!」

 

睦月、如月、皐月、文月、三日月、望月が近海警備のため、出撃ドックへ向かう。

食堂にはバージルも居た。

バージルも朝食を済ませると、足早に食堂を後にする。

 

卯月「バージルって何で あんなに無愛想だぴょん?」

 

弥生「・・・性格?」

 

卯月「ただのコミュ障じゃないかぴょん?」

 

弥生「・・・卯月、言葉に気を付けて」

 

卯月「本人に聞かれなかったら平気だぴょん!」

 

弥生「・・・また幻影剣に囲まれてる」

 

卯月「なぁああああ!?嘘だぴょん!そんなこと思ってないぴょん!」

 

聞こえていたのか、気付けば卯月の周りで回転する幻影剣に狙われていた。

ずっと見ていた初春も呆れていた。ダンテ達が北方に行ってからは、こんな事が頻繁にあったのだ。

 

初春「卯月は懲りん奴じゃな」

 

初霜「私達も、バージルさんとの付き合い方を考えないと」

 

若葉「一緒に出撃するか?」

 

子日「バージルさんと出撃の日ー!」

 

卯月「一緒に出撃したら巻き添えにされそうぴょん・・・」

 

バージルが一緒に出撃するかは兎も角、初春型は訓練のために演習場に向かい、卯月と弥生は自室へと戻った。

 

 

・・・・・・

 

*演習場 9:10*

 

食堂を後にしたバージルは、しばらく伊8から借りた本を読んでいた。しかし、全部 読み終えてしまい、やる事がなくなった。

バージルは気分転換に鎮守府を見て回り、演習場で足を止めた。演習場では初春型が訓練している。

しばらく見物していると、明石に声を掛けられた。

 

明石「興味ありますか?」

 

バージル「・・・・・・・・・」

 

明石「ネロさんの艤装がありますから貸しましょうか?そうすればバージルさんも水の上に立てますよ」

 

バージル「俺の好みではない」

 

バージルは銃などの近代兵器を使う事を好まない。例え足だけでも、艤装を使うのはバージルにとって不本意だった。

 

明石「行っちゃった・・・」

 

バージルは明石と目も合わせず立ち去ってしまった。

艦娘達の多くがバージルに苦手意識を持っているのは、これが原因だった。話し掛けても無視されるか、取り付く島もない。次の言葉や話題を紡ごうにも、その気力が挫かれる。

その度に艦娘達は思った。ダンテが どれだけ自分達を見て、受け入れ、腹を割って話し、接してくれているのかを。

こんなところで、ダンテの有り難みを感じる艦娘達。

 

 

*鎮守府近海*

 

鎮守府近海を警備する睦月達。電探を小まめに確認しながら航行する。

 

如月「電探に反応」

 

睦月「進路変更!迎撃に向かうよ!」

 

如月「ちょっと待って!」

 

睦月「どうしたのかにゃ?」

 

如月「何よ これ・・・?」

 

電探の反応は、はぐれの深海棲艦なんてものではなかった。反応が どんどん増えていく。

睦月達の頭上を、深海棲艦の艦載機が通り過ぎていく。1機が通り過ぎると、遅れて何機も頭上を通り過ぎた。

 

望月「ち、鎮守府の方に行ったぞ!」

 

睦月「鎮守府の初春ちゃん達に打電!」

 

皐月「マズイよ!あれ!」

 

睦月達が見たのは、戦艦棲姫と空母棲姫、他にも多くの深海棲艦が接近していた。

 

 

・・・・・・

 

*Devil May Cry鎮守府 工廠 9:43*

 

睦月達から連絡を受けた初春型と卯月と弥生。

彼女達は工廠で明石と話していた。明石が臨時で指示を出している。

 

若葉「鎮守府が手薄の時を狙われたか・・・」

 

明石「皆は対空装備を優先にして出撃して!何があっても鎮守府を護らないと!」

 

初霜「任せてください!」

 

明石「間宮さんは避難してください!」

 

間宮「私だけ逃げるなんてできないわ」

 

弥生「・・・バージルは?」

 

間宮「それが、どこにも居ないの」

 

初春「今は後回しじゃ!行くぞ!」

 

初春型と卯月と弥生は、敵艦載機を迎撃するために出撃する。

他の鎮守府に救援要請を出したが、間に合いそうにはない。頼みの綱であるバージルは姿を消した。睦月型と初春型だけで どうにかするしかない。

 

 

*鎮守府近海*

 

皐月「うわぁっ!」

 

睦月「皐月ちゃん!」

 

如月「この・・・!」

 

睦月達は追い詰められていた。敵は姫級に、更に数でも負けている。駆逐艦の速さを活かし抵抗を続けるが、被弾する回数も増えてきている。

 

卯月「うがああああ!!鬱陶しいぴょん!」

 

弥生「卯月、喋る前に撃って・・・!」

 

卯月「やってるぴょん!けど あいつら減らないぴょん!」

 

若葉「これではキリがないぞ!」

 

子日「最悪の日だよぉー!」

 

初霜「しまった!」

 

初春達も敵艦載機の撃墜に奮闘していたが、撃ち漏らした敵艦載機が弾幕を突破して鎮守府に向かってしまう。このままでは鎮守府が爆撃で破壊されてしまう。工廠や入渠ドックが破壊されれば、身動きが取れなくなり支障が出る。

 

 

*Devil May Cry鎮守府 工廠*

 

防衛線を突破した敵艦載機は、明石と間宮にも見えていた。2人には どうする事もできない。

 

明石「間宮さん、逃げて!」

 

逃げようとしても、もう間に合わない距離まで敵艦載機が来ていた。あとは爆弾が落とされるだけ。

もう駄目だと思われた その時、接近する敵艦載機の1機に幻影剣が突き刺さる。

 

「「バージルさん!」」

 

バージルが戻ってきた。

先頭を飛ぶ敵艦載機が爆発炎上して墜落し、突然の事に他の敵艦載機は攻撃を中止して旋回する。

 

バージル「フン・・・(数は20・・・いや、25か)」

 

バージルは1歩も動かず連続して幻影剣を飛ばし、次々と敵艦載機を破壊する。初春達が撃ち漏らした敵艦載機は全滅した。

バージルは海の方を見る。海上では戦闘の光が瞬いている。

 

バージル「暇潰しには丁度いい。明石、ネロの艤装とやらを持ってこい」

 

明石「出撃するんですか?でも、好みじゃないって・・・」

 

バージル「行かなくてもいいなら それでも構わんが、あの小娘達だけで どうにかできるのか?」

 

明石「それは・・・」

 

睦月達の連絡で姫級が現れたと聞いている。駆逐艦だけで対処するには厳しいものがある。今はバージルに頼るしかなかった。

 

明石「取ってきます!」

 

明石は急いでネロの艤装を取りに、工廠の中へ姿を消した。

 

間宮「ありがとうございます」

 

バージル「あとでダンテに うるさく言われたくないだけだ」

 

 

・・・・・・

 

*鎮守府近海 10:17*

 

卯月「も、もう卯月 限界ぴょん・・・」

 

初春「弱音を吐くな!」

 

初霜「ここで踏ん張らないと・・・!」

 

弥生「睦月達まで・・・」

 

卯月「何で こんな時に司令官は居ないぴょん・・・」

 

弾薬も底を尽きかけ、防衛を維持できなくなると、無数の幻影剣が初春達の頭上を飛ぶ。

 

『バージル!?/バージルさん!?』

 

艤装を装備したバージルが、海を滑りながら初春達の横を通り過ぎる。

幻影剣から逃げるために敵艦載機は複雑な軌道で飛び回るが、バージルは敵艦載機の進路を先読みし、そこに幻影剣を撃ち込む。幻影剣は寸分違わず命中する。蒼い魔力の剣に串刺しにされ、敵艦載機は全て破壊された。

 

空母棲姫『・・・・・・!?

 

空母棲姫は驚いた。鎮守府に向かわせた艦載機が全て、一瞬で破壊された事に。

そして気付いた。異質な存在が、こちらに接近している事にも。

 

『睦月ちゃん!』

 

睦月「っ・・・!?」

 

重巡ネ級の接近を許してしまい、睦月は顔を掴まれ海面に叩き付けられた。更に主砲が睦月を狙う。睦月は逃げようとするが、押さえ付けられ身動きが取れない。至近距離では砲弾を躱すのも困難だ。

 

バージル「You trash(散るがいい)

 

バージルの声が聞こえた瞬間、重巡ネ級が細切れになった。睦月は重巡ネ級の体液を浴び、青く染まる。

睦月達が後ろを振り返ると、バージルが立っていた。

 

バージル「Where is my opponent(俺の相手は どこだ)?」

 

睦月「バージル、さん・・・」

 

皐月「あれ、ネロの艤装?」

 

文月「もう使いこなしてるの?」

 

三日月「バージルさん、一緒に戦います!」

 

バージル「1人でいい」

 

三日月「けど、この数を1人でなんて━━」

 

バージル「一緒に斬られたくなければ、邪魔をするな」

 

望月「協調性ゼロかよ・・・」

 

バージル「深海棲艦とやらが どれ程のものか、確かめさせてもらうぞ」

 

バージルは深海棲艦を見て、1人 不敵に笑っていた。

戦艦棲姫がバージルに向かって手を翳すと、従えている他の深海棲艦が動いた。

砲弾の雨が降り注ぐが、バージルは その中を駆け抜ける。砲弾の全てが一瞬にして、4分割に斬られて爆発する。

魚雷も迫ってくるが、海中に幻影剣を撃ち込み誘爆させる。

深海棲艦の間を駆け抜けると、深海棲艦の手足、首、胴体が斬られバラバラになる。

 

望月「すっげぇ・・・」

 

睦月「何をしたのか全く見えない・・・」

 

如月「(司令官は、ずっと あんな人と戦ってたの?)」

 

バージルの早業に、睦月達は目を見開き驚いていた。

そのバージルと対等に渡り合っていただろうダンテの凄さも、改めて実感するのだった。

下級の深海棲艦では駄目だと判断した空母棲姫が、再び艦載機を発艦する。

 

バージル「(鬱陶しい羽虫が・・・)」

 

バージルは深海棲艦を斬り刻みながら、同時に幻影剣を飛ばす。

 

睦月「私達も行こう」

 

望月「マジか!?バージルだけで平気だろ?」

 

睦月「バージルさんだけ戦わせるなんてできないよ!せめて艦載機だけでも私達が撃ち落とそう」

 

望月「かぁ~、マジか。仕方ない、一丁やりますか・・・」

 

如月「睦月ちゃんも、Devil May Cry鎮守府の艦娘らしくなったわね」

 

睦月「そ、そうかな?」

 

皐月「よーし、やっちゃうよ!」

 

睦月達が敵艦載機へ攻撃を始めた。

バージルは横目で睦月達を見る。

 

バージル「(余計なマネを・・・)」

 

そのままバージルは、戦艦棲鬼へと斬り掛かる。すると、戦艦棲姫の怪物のような艤装が、その腕で防御する。

 

バージル「・・・堅いな」

 

戦艦棲姫『シズマナイワ・・・・・・ワタシハ・・・モウ・・・ニドト・・・!

 

バージル「・・・・・・?」

 

更に空母棲姫が艦載機を発艦し、バージルを狙う。バージルは1度 戦艦棲姫から離れ、敵艦載機の攻撃を躱す。

 

バージル「先ずは お前からだ」

 

標的を戦艦棲姫から空母棲姫に変え、空母棲姫の艤装に1本の幻影剣を撃ち込む。そこに一瞬にしてバージルが現れ、空母棲姫の艤装を破壊していく。空母棲姫は損害状態となる。

空母棲姫の動きを制限すると、再び戦艦棲姫を狙う。

 

バージル「Now, I'm a little motivated(少し本気を出すとしよう)

 

戦艦棲姫に接近すると、戦艦棲姫の艤装が腕を振り下ろしてきた。バージルは自身の周りに幻影剣を配置する『円陣幻影剣』を発動する。戦艦棲姫の艤装の腕が、回転する幻影剣に触れて斬り刻まれる。同時に、閻魔刀で斬る事も忘れない。

最後に渾身の一撃を入れると、斬り飛ばされた戦艦棲姫が空母棲姫に ぶつかる。

1ヶ所に2隻を纏めた隙に、『五月雨幻影剣』を出す。無数の幻影剣が2隻に降り注ぎ、斬擊の雨に晒される。

透かさず『次元斬』を繰り出し、戦艦棲姫と空母棲姫は跡形も無く消滅した。

 

 

・・・・・・

 

*Devil May Cry鎮守府 工廠 11:11*

 

迫り来る深海棲艦を排除し、艦娘達はバージルと共に鎮守府に戻ってきた。

 

バージル「これは返すぞ」

 

明石「うわっとっと!?」

 

バージルは いきなり艤装を投げ渡し、明石が慌ててキャッチする。バージルは そのまま どこかに立ち去ってしまった。

バージルの背中を見送り、明石は1つ気になる事があった。

 

明石「バージルさん どうだった?」

 

皐月「凄かったよ!ズババババッてやってビュンビュンってなってズババババッて感じ!」

 

明石「(ズババババとビュンビュンしか分からない・・・)」

 

説明不足だが、何となく凄かったのは明石にも理解できた。

 

初春「何か気になる事でも?」

 

明石「実はね・・・」

 

明石がネロの艤装をバージルに渡してから、ダンテとネロにもしたように艤装の使い方を説明しようとした。しかし、バージルは説明を聞かずに沖に出てしまったらしい。つまり、バージルは艤装の使い方も よく分からないまま、当然のように戦っていた事になる。

明石の説明を聞いた艦娘達の表情が固まる。そして遠く離れたバージルの背中を もう1度 見た。

 

卯月「実はバージルって・・・艦娘ぴょん?」

 

『いや、そんな まさか・・・』

 

ないと言い切れない艦娘達。

直感で艤装を使いこなすなど、艦娘でなければ難しい。それでもバージルは、平然とやって退けた。

 

如月「悪魔の子孫って、何でも有りね・・・」

 

『うん・・・』

 

 

・・・・・・

 

*食堂 15:21*

 

バージル「間宮、茶を貰えるか?」

 

間宮「あ、はーい!」

 

バージルは鎮守府に来てから、間宮の淹れる お茶を大層 気に入っていた。暇があれば、こうして食堂に来て お茶を飲みに来る。

間宮は いつも通りバージルに お茶を出し、夕飯の支度でもしようかと考えた。

しかし、ここで間宮は問題に気付いた。今日 予定していた夕飯の材料が足りていない。

買い出しに行くには1人では難しい量だ。睦月達に一緒に来てもらいたくても、彼女達にも艦娘としてやるべき事がある。彼女達には頼めない。

間宮はバージルを見る。バージルは静かに お茶を飲んでいた。

バージルに頼もうかと考えたが、普段から手伝ってくれそうな雰囲気ではないし恐れ多い。しかし、背に腹は変えられない。思いきって頼んでみる事にした。

 

間宮「あの、バージルさん?」

 

バージル「・・・・・・何だ?」

 

間宮「あの、あの・・・付き合ってください!」

 

緊張からか、言葉足らずで告白みたいになってしまった。恥ずかし。

唐突過ぎてバージルも怪訝な顔をしている。

 

間宮「じゃなくて、あの、その・・・///////」

 

パニックになりながらも どうにか説明ができた間宮。

バージルは黙って席を立ち、出口に歩いていく。間宮はバージルが手伝ってくれないのだと思った。すると、バージルが扉の前で立ち止まる。

 

バージル「茶葉は買うのか?」

 

手伝ってもらう見返りに、茶葉を買う事になった。

 

 

・・・・・・

 

*鎮守府への道 16:57*

 

予定の買い物を済ませ、鎮守府への道を歩く間宮とバージル。茶葉も様々な種類の物を買い、予定より荷物が多い。

 

間宮「バージルさん、手伝っていただいて ありがとうございます」

 

バージル「・・・・・・・・・」

 

バージルは言葉を返さないが、文句も言わずに荷物を持ってくれている事から、本当は悪い人ではないかもしれないと間宮は思い始めていた。

そこで また、間宮は買い忘れに気付いた。

 

間宮「すみませんバージルさん。買い忘れがあったので、荷物は お願いできますか?食堂の妖精さんに渡してもらえれば大丈夫なので」

 

バージルもダンテ同様、妖精さんの姿が見えている。

間宮は荷物をバージルに任せ、急いで来た道を引き返す。

 

 

・・・・・・

 

*街 17:35*

 

急いで買い忘れた物を買い、鎮守府へと急ぐ間宮。その途中で、青い髪と服の巨漢に声を掛けられた。

 

青の男「おい」

 

間宮「はい、何でしょう?」

 

青の男「艦娘、我らの目的のために利用させてもらうぞ」

 

間宮「・・・きゃああああ!!」

 

道には、間宮が持っていた買い物袋だけが残されていた。

 

 

・・・・・・

 

*Devil May Cry鎮守府 食堂 20:10*

 

睦月型と初春型は、食堂で項垂れていた。夕飯の時間になっても間宮が戻らないので、お預け状態だ。

食堂の妖精さんだけでも料理は作れるが、間宮からの指示がないので妖精さん達も困っている。

そこに、バージルも食堂に来た。

 

卯月「バージル!間宮さんを どこにやったぴょん?!」

 

睦月「ちょっと卯月ちゃん!」

 

バージル「何を言ってる?」

 

卯月「間宮さんと出掛けたのは知ってるぴょん!間宮さんを どこにやったか吐くぴょん!」

 

弥生「卯月 邪魔・・・」

 

卯月「離すぴょん!こいつが犯人ぴょん!」

 

騒ぐ卯月を、弥生を筆頭に他の睦月型が押さえて引き離す。代わりに睦月が説明した。

 

睦月「すみません、間宮さんが夕飯の時間になっても戻らないんです」

 

バージル「何・・・?」

 

突然、鎮守府で地響きが起きた。正面ゲートの方から憲兵達が騒いでいるのが聞こえる。

睦月型と初春型は急いで正面ゲートに向かい、バージルも遅れて正面ゲートに向かった。

 

 

*正面ゲート*

 

正面ゲートに着くと、巨大な氷の塊が出入り口を塞いでいた。

 

初春「何があったのじゃ!?」

 

1号「実は、空から氷の塊が落ちてきて・・・」

 

望月「デッカ~・・・」

 

艦娘達と憲兵隊は氷の塊だけに気を取られていたが、バージルは その中に何か入っている事に気付いた。

バージルは閻魔刀に手を掛け、居合いの構えに入る。

 

バージル「どけ」

 

バージルの姿を見て、艦娘達と憲兵隊が慌てて氷の塊から離れる。その瞬間、バージルは閻魔刀を高速で抜刀、何度も閻魔刀を振り、鞘に戻した。

すると、氷の塊が砕け、バージルの足元に1枚の紙がヒラヒラと落ちる。そこに書かれていたのは果たし状だった。間宮を拐った事と、場所の指定まで書かれていた。

 

若葉「若葉達も行くぞ」

 

バージル「必要ない。ここで待っていろ」

 

如月「でも!」

 

バージル「足手纏いだ」

 

バージルは そのまま鎮守府の外に出た。

ダンテも居ないため、艦娘達と憲兵隊は どうするべきか分からず、バージルが1人で行ってしまうのを見送るしかなかった。




やっぱりバージルの扱いが難しい・・・。

次回も よろしく お願い致します!
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