Devil May Cry鎮守府   作:しゅんしゅん@よし

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167話です!どうぞ!


Mission167 ルーレット~立ち塞がる稲妻の刺客~

ファシネイションの花の魅了から解放され、正気に戻ったネロ達だったが、七騎士の1人 雷帝バアルが姿を現した。

バアルが作り出した空間に飛ばされ、ネロとレディは他の皆と分断されてしまった。皆を助けるため、ネロとレディはバアルが作り出した空間を突き進む。

 

 

*バアルの異空間*

 

柱を飛び移りながら移動していると、プラズマと戦った場所に似た広い足場がある場所に着いた。

プラズマの時を考えれば、ここでも悪魔が現れると予想し2人は警戒する。すると稲妻が走り足場に落ちると、魔帝が造り出した急襲型悪魔ブリッツが現れた。ネロはフォルトゥナでも戦っているが、面倒なのが出てきたと顔を しかめた。

 

レディ「また電気の悪魔?」

 

レディが思った事を口ずさむと、その言葉にブリッツが反応した。ブリッツは視力がないため、音や獲物の動きを察知して攻撃してくる。

ブリッツは稲妻となり光速で移動し、レディの目の前で姿を現し鋭い爪を振り下ろそうとする。そのブリッツの横から、レッドクイーンの刃が迫る。ブリッツは稲妻となり刃を回避した。

 

ネロ「お前のやる事なんざ、お見通しなんだよ」

 

ネロとレディは互いに反対方向に駆け、ブリッツを挟み撃ちにする形になる。

雷を纏うブリッツに対し、バカ正直に接近戦を挑むのは危険だ。鎧の役目もあるブリッツの纏う雷に触れると、感電してしまう。

ネロは『チャージショット』を、レディはハンドガンから特殊燃料を封入した弾丸で『ナパームショット』を撃ち、先ずはブリッツの雷を剥がしに掛かる。

ブリッツも ただ攻撃を受けるだけではない。身体を稲妻へと変質させ、ネロとレディの周りを飛び回る。次の瞬間、ネロの側面から爪で襲い掛かってきた。ネロは地面を転がって躱し、反撃のチャージショットを撃ち込む。

レディも対悪魔用の炸裂弾で、『エクスプロージョンショット』を発射する。

その後も強力な弾丸を撃ち続け、ブリッツの纏う雷が消えた。チャンスとばかりに、ネロとレディは一気に畳み掛ける。ネロがレッドクイーンで斬り掛かり、ブリッツの身体に幾つもの傷を付けていく。

ブリッツからの反撃が来るが、ネロはブリッツの頭上を飛び越えるようにして躱す。

透かさずレディが高速で突進し、ショットガンの銃口を突き刺しつつゼロ距離から散弾を発射する荒業、『ラッシュ・アワー』を繰り出す。更に追撃の散弾で追撃しつつ後ろに飛び退く『グラウンド・ゼロ』で、ブリッツから距離を置く。

レディが下がった瞬間、再びネロが斬り掛かる。

少しして、ブリッツは また雷を纏い、両手から雷を出し『サンダーボルト』を放ってきた。『サンダーボルト』を2人に向かって放つだけでなく、凪ぎ払うようにも撃ち出してくる。ネロとレディは走り回ったり飛び回って回避する。

 

レディ「もう1度よ!」

 

ネロ「はいよ!」

 

その後も、同じような戦法でブリッツを追い詰めていくと、ブリッツの纏う雷が赤色に変わった。

 

ネロ「もう ちょっとだな!」

 

その後もブリッツを追い詰めていくが、ブリッツに異変が起きた。突然ブリッツの身体がブルブルと震え始めたのだ。

 

ネロ「マズい!」

 

雷の色が赤色に変わり追い詰められたブリッツは、完全に滅ぼせなかった場合 自爆する。もし自爆されれば、ある程度の広さはあるとはいえ、今 居る足場の広さでは爆発に巻き込まれてしまう。

残念な事に、倒し切れなかったブリッツは自爆した。その爆風に吹き飛ばされ、レディが足場から投げ出された。

 

レディ「っ・・・!?」

 

レディは足場の縁に手を伸ばすが、手は空を切り掴む事ができなかった。

爆発に耐えたネロは駆け、ヘッドスライディングで足場の端まで行って手を伸ばす。その手はレディの手を掴んだ。

 

ネロ「間一髪・・・!」

 

レディ「あ、ありがとう」

 

レディを引き上げ、2人は床に座り込み肩で息をしていた。ブリッツとの戦いもあるが、レディが危なかった焦りもあり、ホッとすると息も荒くなる。

 

ネロ「自爆する前に倒せなかったのは悔しいな・・・!」

 

レディ「クリアして嬉しくないゲームってあるのね・・・」

 

呼吸も落ち着いてきたところで、またバアルの声が響く。

 

バアル『第2ステージ クリアおめでとう♪艦娘も まだ無事だから安心してね。女デビルハンターが死ななかったのは残念だけど

 

ネロ「ゴチャゴチャ言ってねぇで出てきたら どうだ!そっちの方が時間の節約にもなるしな!」

 

バアル『自分の立場を分かってる?こっちには人質が居るの。艦娘を助けたいなら、あなたは私のゲームに従うしかない

 

ネロの挑発に少しだけ機嫌を悪くしたのか、バアルの声のトーンが少し低くなる。

それに構わず、レディも挑発する。

 

レディ「そんなこと言って、私達を相手にするのが怖いんでしょ?手下と戦わせて、私達が弱るのを待ってる臆病者だわ!」

 

バアル『女ぁ、ダンテやネロと違い、何の力も持たない人間が、あまり調子に乗るなよ!

 

レディ「あら、さっきまでと違って随分と汚い言葉遣いね。それとも そっちが本当の あなたかしら?性格の悪いゲームを仕掛けてくる あなたには お似合いね」

 

バアル「決まりよ、お前は絶対に生きては帰さない!

 

レディの挑発に、バアルは完全に機嫌を悪くした。レディも挑発を続け、女同士の言葉の応酬に、ネロは背筋に薄ら寒いものを感じた。

バアルは気を取り直し、ゲームを進行しようとする。

 

バアル『ここからは第3ステージよ。この先には2人 別々で進んでもらう。どちらが先にゴールするかしら?あなた達は いい賭けの対象になってるわ。もっと観客を楽しませて。もっと私のカジノを盛り上げて!

 

ネロ「俺達は見世物かよ・・・」

 

バアルの経営するカジノでは今、デビルハンターVS悪魔のギャンブルが行われている。どちらが勝つかを予想し賭けられていた。命を落とすかもしれない事に楽しんで賭けをしているのは狂気じみているが、ファシネイションの花に魅了された者達に正常な思考はない。だからこそ、悪魔との戦いでも何の疑問も抱かずギャンブルが成立してしまう。

ネロとレディも、まさか自分達が賭けの対象にされているとは思わなかった。その事実に、ネロもウンザリした様子だった。

 

バアル『さぁ、第3ステージの始まりよ!

 

その声に合わせ、今 居る足場から どこかへ通じる2本の道が伸びていく。恐らく2人で片方の道を進む選択肢は選べないのだろう。

 

レディ「また後でね」

 

ネロ「レディも気を付けろよ」

 

それが解っているネロとレディは、迷う事なく別々の道を行くのだった。

 

 

・・・・・・

 

別々の道を進むネロとレディ。道を塞ぐ有象無象の悪魔を蹴散らしながら しばらく進んでいると、今までの比ではない広く半透明の足場に出た。

足場は3ヶ所あり、1つはネロ、もう1つはレディが到着する。そして最後の場所には、雷帝バアルが笑みを携えながら立っていた。

 

ネロ「2名様ご案内だバーカ!」

 

バアル「フフッ、ようこそデビルハンター」

 

レディ「艦娘の娘達は どこ?」

 

レディの問いに、バアルは指をスナップさせる。すると、どこからかスポットライトの光が当たり、ネロ達が居る足場より下方で巨大なルーレットが現れた。

そのルーレットの1つ1つのマスに、ニコと艦娘達、ほっぽが磔にされ、仰向けで拘束されていた。

 

漣「ネロさん!」

 

暁「レディ!」

 

ニコ「おいネロ!レディ!早く助けてくれ!」

 

ネロ「皆・・・お前、いったい何のつもりだ?!」

 

バアル「言ったでしょ、これはゲームよ」

 

レディ「もう遊びは終わりよ!」

 

バアル「いいえ、まだ続くのよ。ルールは簡単」

 

バアルが言う第3ステージの本当のルール。それは通常のルーレットと同じで球を投げ込み、回転する球が止まるまでにバアルと他の悪魔を倒さなければならない。もし時間が掛かりマスの どこかに球が止まった時、それはニコと艦娘達の誰かが潰されて死ぬ時だ。

バアルの説明を聞いていたニコと艦娘達も、そんなルール冗談じゃない。

 

如月「何で私達が潰されなきゃならないのよー!」

 

秋雲「あ~、もうイラスト描けないのか・・・」

 

磯風「諦めるな!」

 

長門「そうだ、まだネロとレディが居る。2人が どうにかしてくれるはずだ」

 

如月「私まだ司令官とデートしてないのに!こんな形で終わりたくない!死にたくない!死にたくない!死にたくない!」

 

如月は、動く頭を振りながら泣き喚く。もう錯乱状態だった。

 

鈴谷「鈴谷もデートしてないなぁ・・・」

 

金剛「如月!うるさいヨ!」

 

如月「金剛さんは前にクリスマスデートしてるじゃないですか!私の気持ちなんて分からないですよ!」

 

金剛「うぐっ・・・!(い、言い返せないデース)」

 

比叡「お姉さま、負けないで!」

 

そんな事で言い争っている場合ではない。

しかし、死を前にしても まだ冷静な者達は気付いていた。ネロとレディが居ても、そう簡単にはいかないだろうと。

バアルが上に向かって手を掲げると、どこからか巨大な球がルーレットに放り込まれた。球は磔にされたニコと艦娘達、ほっぽの頭上を転がる。

 

深雪「ひぃ~~~~!?」

 

ネロ「やめろ!」

 

バアル「さぁ、あなた達の相手は こいつらよ!」

 

レディ「な、何?」

 

ネロとレディが居る足場の地形が変わり警戒していると、嘗てテメンニグルやリバイアサンの体内でも現れたギガピードが、レディの方に飛んできた。

ギガピードは顎を開きレディに迫ってくる。レディはギガピードに背を向け走り、ギリギリのところで横に飛び退いた。ギガピードはレディを通り過ぎながら上昇していく。

リバイアサンに食べられた経験をしている神通、初雪、深雪、叢雲、時雨は、ギガピードに追われた事があり憶えていた。

 

神通「あのムカデのような悪魔は・・・!」

 

深雪「あんなの出てきたら絶対 間に合わないって!」

 

叢雲「ヤバい、吐きそう・・・」

 

時雨「久しぶりに、トラウマを刺激されたかも・・・」

 

初雪「レディ、頑張って・・・!」

 

ネロ「レディ!っ・・・!」

 

ネロの方にも悪魔が現れた。その悪魔はレッドグレイブに現れた反逆の魔王ユリゼン配下の、『キャバリエーレアンジェロ』に似ていた。違うのは、キャバリエーレアンジェロには蝙蝠のような意匠があったが、ネロの前に現れたのは龍の意匠が見受けられる。

キャバリエーレアンジェロに似た悪魔は、巨大な剣を構えて突撃してきた。巨大な剣が振り下ろされるが、ネロはレッドクイーンで受け止める。

 

ネロ「何だよ お前、邪魔すんなよ・・・!」

 

ネロはキャバリエーレアンジェロに似た騎士姿の悪魔と、レディはギガピードを相手に それぞれ戦闘に入った。ニコや艦娘達、ほっぽは、それを ただ見ている事しかできなかった。

同じ頃、グリフォン達3体の悪夢も艦娘達と はぐれ、バアルが作り出した空間を さ迷っていた。

 

グリフォン『飛鷹チャンも見付からねぇし、ここ どこだよ?

 

シャドウは飛んでいるグリフォンに足で掴まれ、運んでもらっている。ナイトメアも薄い紫色の光となり、一緒に空間を移動していた。

 

グリフォン『飛鷹チャ~ン!

 

3体の悪夢は、艦娘達を探して宛もなく空間を移動するのだった。

 

 

・・・・・・

 

ネロとレディがギガピードとキャバリエーレアンジェロに似た騎士姿の悪魔を相手に、戦いに突入してから かなりの時間が経過していた。

1人でギガピードを相手にしていたレディは、地形の変わった足場を駆け回っていた。

ギガピードは身体から雷球を落としてくる。それを躱しながら、レディは高い場所へと飛び移っていく。

レディより下方を飛ぶギガピードが来たタイミングを見計らい、レディはギガピードに飛び乗った。そのままギガピードの身体の上を走り、頭を目指す。頭まで来ると、レディはハンドガンを連射していく。

ギガピードは身体を回転させ、レディを下の足場に落下させる。スピードを上げて飛び去ると、反転して顎を開いた状態で突っ込んでくる。レディは飛び退き地面を転がり躱すと、ギガピードに向かってハンドガンを構えた。

ネロはキャバリエーレアンジェロに似た騎士姿の悪魔と、激しく刃を交えている。

悪魔は剣を振るだけでなく、雷を操る能力も有している。

 

ネロ「・・・!クソッ・・・!」

 

ネロがローハイドを使おうとした瞬間、悪魔が瞬間移動して斬り掛かってきた。ネロ自身は躱したが、右腕のローハイドが斬り落とされてしまった。

 

ネロ「なんてな!」

 

斬り落とされたように見えたが、ローハイドはネロ自身が自ら切り離していた。切り離されたデビルブレイカーの内部エネルギーが爆発し、悪魔を怯ませる。

悪魔が仕掛けてくるのを見越していたネロは、既に攻撃への動作に入っていた。レッドクイーンを横凪ぎに振るい、悪魔の首を狙う。だが悪魔は また瞬間移動し、レッドクイーンの刃が空振る。

離れた位置に現れた悪魔は、ネロに向かって落雷を落としてくる。ネロは悪魔に向かって駆け抜けながら落雷を躱していく。

更に悪魔は、接近してくるネロに向かって電撃弾を放ってきた。ネロはジャンプして それを躱し、レッドクイーンを振り下ろす。レッドクイーンと巨大な剣の刃が ぶつかり鍔迫り合う。

ずっとネロとレディの戦いを黙って見ていたバアルが、ほくそ笑んでいた。

 

バアル「早く倒さないと、もう止まりそうよ。いいの?」

 

如月「いやぁああああ!!」

 

ルーレットに放り込まれていた巨大な球の回転が遅くなり、艦娘達が磔にされているマスに転がり落ちようとしていた。しかも如月のマスに落ちようとしている。仰向けで球の動きを見ていた如月は、もうパニックだ。

 

卯月「如月がヤバいぴょん!ネロ早く助けてぴょん!」

 

睦月「如月ちゃん!」

 

ネロ「やめろ!」

 

ネロも助けには行きたいが、悪魔の剣と鍔迫り合っている状態で すぐには動けない。

如月は目を瞑り、自分の上に迫る球から顔を背ける。だが、球は如月を押し潰す前に止まった。

 

羽黒「ナイトメアさん!」

 

光が飛来し、その光はナイトメアへと変わった。ナイトメアは如月を護るように球を受け止めていた。

 

グリフォン『飛鷹チャーン!

 

飛鷹「グリフォン!」

 

時雨「シャドウも無事だったんだね!」

 

シャドウは時雨に近付き、顔を舐めまくる。時雨は磔にされて動けないので、抵抗もできずベタベタにされた。

 

グリフォン『オレが居なくて寂しかったか?飛鷹チャン

 

飛鷹「どうでもいいから これ外して」

 

グリフォン『“どうでもいい”って言ったぁ!?

 

飛鷹「早く!」

 

グリフォン『早くって言われても・・・

 

どうしたらいいか分からないが、グリフォンは とりあえず考えられる事をやってみる。くちばしで拘束具を咥えて引っ張る。足で掴んで引っ張る。あの手この手で頑張ってみるが、頑丈な拘束具は外れない。

イライラしたグリフォンは自棄になった。

 

グリフォン『キィーーーッ!こうなったらオレの電撃で溶かしてやる!

 

飛鷹「私まで死ぬでしょうが!」

 

グリフォンの案は飛鷹が危ないので、当然 却下された。

シャドウも時雨を解放するために、その身を巨大な刃へと変える。

 

時雨「ストップ!僕まで斬られそうだから待って!」

 

時雨に止められ、シャドウは元の黒豹の姿に戻る。そして時雨の横に ちょこんと座り、ジッと時雨の顔を見詰めるのだった。

ナイトメアは球を放り投げ、球はルーレットの外に放り出されて落ちていった。一先ず、眼前の驚異は取り除かれた。

 

ネロ「よし!」

 

この状況にネロも少しだけ安堵した。

すると、ギガピードがネロと騎士姿の悪魔に向かって落下してきた。ネロと騎士姿の悪魔は、お互いに後ろに飛び退いて回避した。

落下したギガピードはバラバラになり、頭の上からレディが下りてきた。

 

ネロ「危ないだろ!」

 

レディ「悪いわね、ハンドルが見当たらなくて向きを変えれなかったから」

 

さすが熟練のデビルハンターだ。1人で巨大な悪魔を倒してしまった。

しかし、この状況をバアルが良しとしない。バアルは3体の悪夢を見て苛立っていた。

 

バアル「まさか艦娘に手を貸す悪魔が居るとはね」

 

バアルは指をスナップさせ、それを合図に次の悪魔を呼び出す。空間に雷鳴が轟き、現れたのは巨鳥グリフォンだった。

艦娘達と悪夢のグリフォンは、巨鳥グリフォンを見て口が塞がらない。

 

熊野「み、見た事がある鳥さんですわね・・・」

 

飛鷹「あれ・・・あんたの親戚?」

 

グリフォン『ありゃオレの元になった悪魔の同族だ・・・叔母かな?

 

悪夢グリフォンがジョークを言ってると、巨鳥グリフォンは雷弾で艦娘達に爆撃してきた。直撃は免れたが、動けない艦娘達は気が気でない。

 

飛鷹「ちょっとグリフォン!逃げずに戦いなさいよ!」

 

悪夢グリフォンは同族なら話が通じるかもと思い、説得を試みるために巨鳥グリフォンへと飛んでいく。

 

グリフォン『オバチャン!オレに免じて攻撃しないでく━━ア゛ァ゛ーーーー!!ご機嫌 斜めなのね!

 

巨鳥グリフォンは容赦なく、帯状の電撃を放ってきた。悪夢グリフォンは泣く泣く撤退した。

更に新しい巨大な球がルーレットに放り込まれてグルグルと回る。ダブルでピンチだ。ナイトメアは どこから球が落ちてくるのかと身構えていた。

その様子はネロとレディも見ていた。

 

ネロ「レディ、向こうに行けるか?」

 

レディ「遠過ぎて私じゃムリよ」

 

ネロは悪夢グリフォンを呼び、レディを運ぶように頼んだ。レディが腕を挙げると、悪夢グリフォンは その手を足で掴み、巨大ルーレットへと飛ぶ。

ネロはレッドクイーンを手に、騎士姿の悪魔との戦闘に戻る。剣戟を繰り返し、何度も刃が ぶつかり合う。

 

ネロ「お前の正体が読めたぜ!今 助けてやるからな!」

 

ネロは騎士姿の悪魔の太刀筋で、その悪魔の核となっている者の正体に気付いた。

ニコや艦娘達、ほっぽを解放し、現れた悪魔を倒してバアルも倒さなければならない。ネロ達は この状況を切り抜けるために、全力を尽くすのだった。




次回も よろしく お願い致します!
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