Devil May Cry鎮守府   作:しゅんしゅん@よし

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ストーリーを進めたかったんですが、あまり進めれませんでした。申し訳ないです。

169話です!どうぞ!


Mission169 大晦日~裏山の戦い~

*Devil May Cry鎮守府 会議室 12月30日 12:14*

 

レディ「それじゃ、私は戻るからね」

 

ラスベガスから鎮守府に戻り、レディの説教が終わった後、レディは元の世界に戻る事にした。あちらの世界でもやる事がある。

 

暁「もう帰っちゃうの?」

 

レディ「ごめんね、私も忙しいの。ダンテが戻ったら伝えといて、“事務所の権利書は私が貰うから”って」

 

天龍「何の話だ?」

 

レディ「言えば分かるから」

 

そう言って、セリーナの力でレディは元の世界に戻った。

説教が終わり皆はホッとしたが、セリーナからも話があった。全員グッタリしていたが、大事な話のようなので とりあえず耳は傾ける。

話の前に、セリーナにネロがバージルと会った事を伝えた。

 

セリーナ「では、閻魔刀は半魔の片割れに渡したのか?」

 

ネロ「あぁ、バージルが言うには、ダンテも俺が飛ばされた場所に居るらしいけど、どうなってるか分からない」

 

朧「戻ってこれるかな?」

 

セリーナ「聞く限りでは次元の狭間のようだが・・・ふむ、どうだろうな・・・?」

 

セリーナの話では特殊な場所のようで、連れ戻そうと思っても そう簡単に行ける場所ではないらしい。一先ずダンテとバージルに関しては待つしかない。

ここからセリーナの話の本題だ。セリーナは今ある魔石を持ってくるよう頼んだ。大淀が執務室に保管してある3つの魔石を取りに行き、その間にフォルトゥナでの事を話した。

 

セリーナ「それと、フォルトゥナに行ってキリエに会ってきた」

 

加賀「キリエに?」

 

セリーナ「結界を張りにな。前のように拐われては、何かと面倒だろ?」

 

ネロ「キリエは、キリエや皆は どうだった?」

 

セリーナ「元気だったぞ。お前の事も伝えて納得してもらった」

 

ネロ「そうか・・・」

 

大淀が戻ってくると、魔石をセリーナに渡した。全員の前には、ネロが持つ魔石も合わせて4つの魔石が並べられた。

 

北上「あのさぁ、質問なんだけど」

 

セリーナ「何だ?」

 

北上「その魔石の話は軽く聞いたけど、結局 何で壊した魔石が まだあるわけ?」

 

セリーナ「今ある魔石は、以前の物より強い魔力を宿している。前の物とは別物だ」

 

セリーナの知識では、アーロンと奪い合った魔石は人間界で誕生した物らしい。そして今 目の前にある魔石は、魔界で誕生した物だった。

 

長門「壊せないのか?」

 

セリーナ「それなんだが、残る七騎士は厄介だ。戦力の増強として、今回は魔石を利用しようと思う」

 

明石「利用って、どうやって?」

 

セリーナ「ある人に会いに行く。ネロ、一緒に来てほしい」

 

ネロ「いいけど、誰に会うんだ?」

 

セリーナ「妾の母上だ」

 

セリーナの母も、同じく存命していたようだ。

その場で解散となり、ネロとセリーナは転移陣により鎮守府から姿を消した。

 

 

*洞窟*

 

険しい山が聳える無人島で、崖の下にある洞窟に転移陣が現れ中からネロとセリーナが出てくる。

 

ネロ「こんな所に人なんて居るのか?」

 

セリーナ「居る。正確には眠っている」

 

セリーナの案内で洞窟へと入る。

中は暗く見通しが悪い。セリーナの杖の先端で光る光源だけを便りに、奥へと進む。しばらく進むと、微かに光る青い光が見えてきた。

 

ネロ「何だよ これ・・・?」

 

少し広い場所に出ると、大きなクリスタルが鎮座していた。しかも そのクリスタルの中には、人が入った状態で眠っていた。

 

セリーナ「妾の母だ」

 

確かに、クリスタルの中で眠る者はセリーナに似ていた。同じように長い金髪を持ち、セリーナを大人の姿にしたような見た目だ。

予想外の事にネロが困惑していると、洞窟内に女性の声が響く。

 

?『よくぞ来てくれました

 

ネロ「誰だ?」

 

セリーナ「だから母上だ」

 

ネロ「は・・・?だって、お前の母さん・・・」

 

声の主はセリーナの母のものだった。しかし、セリーナの母はクリスタルの中で眠っている。口も動いていない。

 

ノヴァ『驚かせて ごめんなさい。私は『ノヴァ』、セリーナの母です

 

ネロ「ど、どうも・・・?」

 

ノヴァ『あなたや異世界のデビルハンターを呼んだのは私です

 

ネロ「呼んだのはセリーナだろ」

 

ノヴァ『私がセリーナに そう命じたからです

 

セリーナの母ノヴァは、セリーナや その兄達のように不死の力は得ていなかった。そのため自身をクリスタルの中に封じ、長い時の中で眠りに就いていた。そうする事で、自身の時を止めていた。全ては、息子達を止めるために。

会話は全て、テレパシーに近い力で行っている。

セリーナは ずっと、ノヴァの言葉に従って動いていたのだ。

 

ノヴァ『私は世界の意思に従い、異世界から力を持つ者達を呼ぶ事にしました

 

ネロ「それが俺やダンテって訳か」

 

ノヴァ『そうです。セリーナ、魔石を こちらに

 

セリーナはクリスタルに近付き、魔石を差し出すように向けた。すると、魔石はセリーナの手から離れ、光輝きながら形状が変わる。

それはネロの方へ飛び、ネロは その小さな光を掴んだ。手を開くと、小さな魔石の装飾が施された指輪が4つあった。

 

ネロ「指輪?」

 

ノヴァ『それを持っていなさい。我が息子ルキフェルスと戦うのに、役に立つでしょう

 

ネロ「こんなの必要ねぇよ。自力で倒せる」

 

ノヴァ『ルキフェルスの力を侮ってはいけません。あの子はアーロンよりも強い。いえ、強くなり過ぎた

 

ネロ「ルキフェルスの目的は何だ?」

 

ノヴァ『あの子は この世界に価値を見出だせなかった。だから この世界を不要と考え、全てを破壊しようとしている

 

ネロ「そんな くだらねぇこと、俺が止めてやるよ」

 

ノヴァ『期待しています

 

ネロは受けっとった指輪をポケットに仕舞い、確固たる意思を持って そう告げた。

 

セリーナ「母上、閻魔刀は半魔達の手に渡りました」

 

ノヴァ『そうですか。しかし、彼らが飛ばされたのは次元の狭間、容易には戻ってこれないでしょう

 

ネロ「けど俺は戻れたぞ」

 

ノヴァ『何があるのか私にも分からない場所です。無事に戻れれば良いですが・・・。ネロ、早速ですが ここで修行をしてもらいます

 

ネロ「修行!?」

 

修行と聞いて、ネロは大層 驚いた。そんな話は聞いていなければ、するつもりもなかった。

ルキフェルスと戦うために、ノヴァはネロに指輪を渡したが、その力を使いこなせるかは別の話だ。指輪の力を使いこなすために、ここで使い方を学んでいけという事らしい。

 

ネロ「必要ねぇよ」

 

ノヴァ『逃がしませんよ

 

ネロが断ると、洞窟の出口へ続く道に青い結界が張られた。ネロの世界でも そうだったが、特別な条件を満たさないなければ結界は消えない。恐らく今回の条件は、修行を行わなければ消えないのだろう。

 

ネロ「やり方が汚ないんだよ・・・」

 

ネロはノヴァとセリーナの指導で、指輪の力の扱いを学ぶ事になってしまった。

 

 

・・・・・・

 

*グラウンド 12月31日 8:49*

 

大晦日、グラウンドに艦娘達と、当直ではない憲兵達が集められた。ニコ、ほっぽも手伝いとして、一緒にグラウンドに集合している。

朝礼台とマイクも用意されており、朝礼台に赤城が登壇した。そのタイミングで加賀が号令を出す。

 

加賀「気を付け!赤城秘書艦に敬礼!」

 

加賀の号令に従い、艦娘達が赤城に向かって一斉に敬礼する。ほっぽも見よう見まねで敬礼する。ニコは無駄がなく綺麗に揃っている動きに感心していた。

 

赤城「休め!楽に休め!」

 

艦娘達は肩幅に足を開き、腕を後ろ手にする。

珍しく急に軍人っぽい事を始めたが、何が行われるかは赤城の口から発表される。

 

赤城「はい、では毎年恒例の大掃除ですね」

 

仰々しい始まり方だったが、今日は ただの掃除の日である。

 

赤城「いつも通り、名前を呼ばれた人でグループになって、それぞれの場所で掃除を始めてください」

 

『はーい!』

 

急に軍人っぽさがなくなったが、ここの鎮守府では これぐらいが丁度いい。

赤城は紙を取り出し、それぞれの場所で誰が掃除の担当をするか発表していく。

正面ゲートには陽炎型、島風の計8人が掃除を担当する。

グラウンドには利根型、天龍型、綾波型の計8人。

中庭には扶桑型、白露型、ほっぽの計10人。

埠頭には伊勢型、夕雲型、潜水艦の計9人。

工廠及び出撃ドックには夕張、明石、飛鷹型、千歳型、球磨型、ニコの計5人。

入渠ドックには高雄型、吹雪型の計7人。

本館には一航戦、大淀、長門型、最上型、長良型、川内型の計15人。

食堂には鳳翔、間宮、金剛型、古鷹型の計8人。

演習場及び空母専用の演習場には二航戦、翔鶴型、龍驤、祥鳳型、朝潮型の計13人。

鎮守府近くの浜辺には青葉型、睦月型の計10人。

裏山には妙高型、暁型、初春型の計12人だ。

艦娘だけでも総勢110人での大掃除だ。こうして見ると、最初の頃を考えれば艦娘も大勢 着任したものだ。

だが艦娘は まだまだ沢山 居る。まだ見ぬ艦娘が今後も着任するかもしれない。ダンテが また“名前が覚えられない”と言って嘆くかもしれないが、そこは ご愛嬌だ。

そこにプラスして、憲兵達も それぞれの場所に加わり掃除を手伝う事になる。

 

赤城「掃除終了の判断は、各班のリーダーに お任せします。本館担当の人は こちらに集まってください」

 

陽炎「正面ゲートは こっちに集合・・・って、皆 最初から居るわね」

 

磯風「おい、島風が居ないぞ!」

 

陽炎「島風えええええ!!」

 

島風は逃げた。陽炎型と数人の憲兵達は、掃除の前に島風を探す事になってしまった。

 

夕張「私達は やっぱり工廠ね」

 

明石「うん。ニコさんは逆に壊したりしないでくださいよ?」

 

ニコ「私は掃除するより、散らかす方が得意だけどな」

 

「「(不安だ・・・)」」

 

ニコが鎮守府に来た頃、いきなり建造の機械を分解したので、それが忘れられない夕張と明石。日頃から掃除をしているタイプにも見えないので、不安が募っていく。

ここでウダウダしてても仕方ないので、彼女達も移動した。

 

鳳翔「では、私達も食堂に行きましょうか」

 

間宮「終わったら、昼食の準備も お願いしていいかしら?」

 

榛名「はい、榛名達に お任せください!」

 

加古「え~、マジ・・・?」

 

食堂担当の鳳翔、間宮、金剛型、古鷹型は、掃除が終わり次第 昼食の準備もするようだ。比叡が居るが、大丈夫だろうか?

他のグループも それぞれの場所に移動して、大掃除を始めるのだった。

因みに艦娘寮は、昨日の内に艦娘達の手で終わらせている。

 

 

・・・・・・

 

*正面ゲート 10:10*

 

陽炎型と数人の憲兵達は、島風を捕獲して正面ゲートの掃除を始めていた。

皆が掃除をしている中、島風は陽炎に叱られていた。

 

陽炎「掃除するって言ってんのに、何で あんたは どっかに行くの?!」

 

島風「だって つまらないんだもん・・・」

 

陽炎「あんたって娘は・・・!島風のせいで予定の時間から遅れてるんだからね!」

 

天津風「それを言うなら、お説教やめて こっち手伝ってくれない?」

 

陽炎「はい、箒 持つ!」

 

島風「は~、やりたくないよぉ~・・・」

 

島風は無理矢理 箒を持たされ、渋々 掃き掃除を始める。他の者も正面ゲートの周りを掃き、砂利や落葉を集めていく。

門も拭き掃除を始め、島風も合流したので やっと本格的に掃除が始められた。

 

 

*中庭*

 

扶桑型と白露型、ほっぽが花壇の手入れをしたり、落葉をゴミ袋に詰めて綺麗にしていた。

途中まで順調だったのだが、白露が“シャドウにも手伝わせよう”と提案した。手伝わせた結果・・・

 

時雨「シャドウ!?何で食べてるの!?」

 

シャドウは頭部を巨大な口に変え、集めた落葉を食べてしまった。絶賛モグモグしている。

シャドウの悪い所は、何でも口に入れて食べてしまう事だ。元の世界でも、倒した悪魔の死骸を食べて、その度にグリフォンに咎められていた。

シャドウの行動を見ていた村雨、春雨、五月雨、涼風はドン引きしている。

 

村雨「あれ、お腹 壊さないのかな・・・?」

 

涼風「ど、どうだろうな?悪魔だし・・・」

 

時雨「ペッしなさい!ペッ!皆も手伝ってよ!」

 

時雨に言われ、仕方なく白露型の面々もシャドウに吐き出すよう説得する。すると、シャドウのモグモグは止まったのだが、露型に振り向いて震え始めた。嫌な予感がする。

 

涼風「おい、まさか・・・」

 

シャドウは、唾液塗れの落葉やゴミ袋を全部 吐き出した。白露型は正面から ぶっ掛かり、ベタベタになって落葉やゴミ袋が貼り付く。

 

『・・・・・・・・・』

 

白露型7人の眼が死んでいる。シャドウが鎮守府に来てから、白露型は経験したくない経験が増えた。これからも頑張ってもらいたい。

 

山城「こらああああ!!何やってるの?!」

 

山城の怒鳴り声が聞こえ、白露型が そちらを振り向く。視線の先では、ほっぽがゴミ袋の中から折角 集めた落葉を出して撒き散らしていた。

止めるために山城が近付くが、ほっぽはゴミ袋を持ったまま逃げ出した。口の開いたゴミ袋から落葉が出て、中庭全体に撒かれていく。掃除の やり直しだ。

 

扶桑「今年は、皆 楽しそうで良かったわ」

 

16号「あの、止めなくていいんでしょうか?」

 

扶桑「空は今日も青いわ・・・」

 

憲兵16号が意見具申するが、扶桑は空を仰ぎ見るだけだった。中庭担当の責任者 扶桑が、責任を放棄した瞬間である。

 

 

*出撃ドック*

 

出撃ドックでは、飛鷹と千歳型が憲兵達を引き連れて掃除していた。

 

飛鷹「30号から35号は そっちを拭いて」

 

『了解!』

 

飛鷹「ちょっと47号、危ないから気を付けてよ」

 

47号「大丈夫であります!・・・おわっ!?」

 

飛鷹の指揮で、出撃ドックは憲兵達の手でピカピカになっていく。

それを見ながら、グリフォンは飛び回っていた。

 

千代田「ちょっとグリフォン、飛ばないでよ!」

 

グリフォン『何で?

 

千代田「羽が落ちてゴミが増えるから!」

 

グリフォン『身体の一部を“ゴミ”って言うの酷くない!?

 

飛鷹「確かに千代田の言う通りね。グリフォン、戻りなさい」

 

グリフォン『何でオレが お嬢チャン達の言うこと聞かなきゃならないんだよ?ほーら捕まえてみろよ!

 

グリフォンは急降下し、飛鷹と千代田の横を通り過ぎながら挑発する。上昇して旋回した後、また2人に向かって急降下した。すると、虫取網で飛鷹に捕獲された。

 

飛鷹「皆、今日の ご馳走は鶏肉よ。お肉 好きでしょ?」

 

『好きであります!』

 

グリフォン『飛鷹チャン!これ動物虐待だから!オレこういうの良くないと思うな!

 

飛鷹「私が普段、あんたの事どう見てるか教えてあげようか?もしもの時の非常食」

 

飛鷹は笑っているが、眼が笑っていない。グリフォンは血の気が引く感覚を感じていた。

そこで、ここまで一切グリフォンの事で文句を言っていなかった千歳に、助けを求める事にした。

 

グリフォン『千歳チャン助けて!

 

千代田「千歳お姉、こいつ調理したら お酒の肴になるかも」

 

グリフォン『余計なこと吹き込むなよ!

 

千歳「う~ん、ごめんね」

 

誰も助けてくれず逃げられない事も察し、グリフォンは悔しそうな呻き声を上げて大人しくなった。

 

 

*裏山*

 

裏山では妙高型、暁型、初春型が、山に入り込んだ誰かが放置したゴミを片付けていた。

こちらも順調に作業を進めていたのだが、突然 地響きが鳴った事で艦娘達の動きが止まる。

 

暁「な、何!?」

 

初春「奥から聴こえたようじゃが・・・」

 

羽黒「姉さん達」

 

妙高「確認する必要がありそうね」

 

那智「よし、行くぞ」

 

艦娘達は山の奥へと急ぐ。

もし急を要する事態が発生しているなら、迅速に対処せねばならない。そのためにも、事態の確認を急ぐ必要がある。

 

 

・・・・・・

 

地響きの震源地と思われる場所に到着すると、巨体を持つ悪魔が居た。しかも その悪魔は、何かと戦っているようだ。

艦娘達は咄嗟に茂みに隠れて様子を見る。

 

初霜「悪魔!?」

 

雷「何で こんな所に!?」

 

その巨体を持つ悪魔の名は『タルタルシアン』。

魔界の法にすら背き、冥府の最下層に幽閉された双頭の巨人。

全身を覆う高速具も、両手の巨大な鉄球も、怪力を誇る この悪魔の自由を奪う事はできない。

そしてタルタルシアンと戦っていたのは・・・

 

足柄「あれって、あの時の狼!?」

 

白銀の狼フレキ&ゲリだった。2体は傷だらけになり苦戦していた。

フレキ&ゲリはアーロンの手先として、何度もダンテや艦娘達の前に立ち塞がり戦った。しかし、ルキフェルスの手に落ちたセリーナを助けてくれたとも聞いている。艦娘達は この状況に どうするべきか悩んだ。

 

響「よく分からないけど、どうするんだい?」

 

若葉「あの狼はセリーナを助けてくれたようだが、敵でもあった。両方 殲滅するか?」

 

妙高「一先ず、鎮守府に━━」

 

足柄「助けに入りましょ」

 

那智「どういう状況か分からないんだぞ」

 

子日「それに、助けるって どっち?」

 

足柄「狼の方に決まってるでしょ」

 

雷「あっ!」

 

雷が声を上げ、戦っている悪魔の方を見る。タルタルシアンが腕を振り、鎖の先に付いた鉄球にフレキ&ゲリが吹き飛ばされた。フレキ&ゲリは立ち上がろうとするが、動けずにいた。

 

足柄「もう時間がない。私は行くわよ!」

 

妙高「待ちなさい!」

 

初春「こうなっては行くしかないようじゃの。初春型、参るぞ!」

 

子日「子日、張り切って撃ちまぁす!てぇい!」

 

若葉「出る」

 

初霜「見てなさい!」

 

足柄と初春型が飛び出し、タルタルシアンへ砲撃を始めてしまった。こうなってしまえば、もうなるようにしかならない。

 

妙高「電ちゃん、鎮守府に連絡を。私達も行きますよ」

 

那智「羽黒、ナイトメアを出せ」

 

羽黒「分かった、ナイトメアさん!」

 

羽黒の髪から黒い粒子が浮き上がり、上空から光が落下する。砂埃の中から、1つ目を光らせながらナイトメアが姿を現し、タルタルシアンに肉弾戦を挑む。

妙高、那智、羽黒、暁、雷、響も飛び出し、砲撃を開始する。

電は鎮守府に連絡し、大掃除を中断して応援に来てくれる事になった。連絡が終わると、電も加勢に入る。

艦娘達はフレキ&ゲリを守りながら、巨体と怪力を誇るタルタルシアンと戦う事になってしまい、とんでもない大晦日を迎えるのだった。




やりたい話が多くて何から手を付けるか迷ってるんですが、近々 深海棲艦の話も出したいなと考えております。艦娘も増やしたいですからね。

次回も よろしく お願い致します!
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