Devil May Cry鎮守府   作:しゅんしゅん@よし

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時間が空いたので できる時に投稿します。
アンケートの回答も ありがとうございます!
これからは台詞の前にキャラ名を付けさせていただきます。
『いいえ』と答えた方も居るので心苦しいですが、これからも変わらず読んでもらえたらと思います。

では18話です!どうぞ!


Mission18 心臓と肺~巨魔の体内から脱出せよ~

*リバイアサンの胃峡*

 

神通達は振動を感じていた。

 

時雨「・・・揺れてる?」

 

深雪「・・・くしゃみでもすんのかな?」

 

叢雲「ピノキオの話から離れろ!」

 

初雪「叢雲うるさい・・・気付かれる」

 

神通「いつでも動けるようにはしておきましょう」

 

 

・・・・・・

 

ダンテは1人で深海棲艦へと向かっていき、深海棲艦の砲撃を避けながら接近する。リベリオンで戦艦に斬りかかり左右から接近してくる軽巡と重巡をエボニー&アイボリーを撃ち牽制する。そして戦艦の頭をショットガンで吹き飛ばす。深海棲艦の艦載機が飛来しダンテを狙う。ダンテはネヴァンを掻き鳴らし蝙蝠を飛ばして艦載機を破壊していく。そんな中でブラッドゴイルも戦いに割り込んでくる。

 

ダンテ「手が足りねぇな!」

 

艦娘達も悪魔や深海棲艦に攻撃しているがリバイアサンは依然 日本に向かっている。防衛線まで来たとして、そこに居る艦娘が戦力に加わっても状況が好転するとは思えない。それこそ日本に到達すればリバイアサンから湧き出る悪魔が人間を襲い、甚大な被害が出る。時間は無い。

ダンテはドッペルゲンガーの能力『アフターイメージ』を発動、自分の影で分身を作る。同時に魔人の姿へと変わる。2人のダンテが手分けして深海棲艦とブラッドゴイルを倒していく。

 

ダンテ『あいつが艦載機(あれ) 出してるのか?

 

ダンテが見た先には、空母ヲ級が頭に乗せたガマ口のような物から艦載機を飛ばしている。

 

ダンテ『その傍迷惑な頭 引っ込めろ!

 

ダンテは砲撃の弾幕を縫うように躱しながら空母に接近し、ベオウルフで頭を殴る。殴られたことで格納されてる艦載機ごと破壊され、誘爆して空母は爆発した。魔力切れでドッペルゲンガーは消え、ダンテも元の姿に戻る。

 

ダンテ「モノマネ野郎は やっぱ疲れるな・・・まだ居るのかよ」

 

ダンテは残りの深海棲艦に向かっていく。

 

天龍「深海棲艦からの攻撃が減ったぞ!」

 

金剛「提督の お陰デスネ!」

 

赤城「しかし悪魔は まだ・・・」

 

加賀「リバイアサン(あれ)を なんとかしないとジリ貧ね・・・」

 

ブラッドゴイルはリバイアサンから無尽蔵に出てくる。リバイアサンを止めない限り、悪魔は増え続ける。

 

鳳翔「潜水艦の方は どうですか?」

 

那珂「もうちょっとです!」

 

駆逐艦と軽巡の艦娘が爆雷を落とし潜水艦を沈めていく。

 

皐月「魚雷!」

 

魚雷が艦隊に迫る。

 

電「鳳翔さん!」

 

魚雷が鳳翔に当たりそうになり回避も間に合わない。そこへ金剛が割り込み鳳翔の盾となる。

 

鳳翔「金剛さん!?」

 

金剛「大丈夫ダヨ、戦艦の装甲は伊達じゃありまセン!」

 

そこにエボニー&アイボリーをブラッドゴイルに撃ちながらダンテが艦隊に戻る。

 

ダンテ「そっちは どうだ?」

 

赤城「何人か被弾していますが小破です。ただ、悪魔の数が減りません」

 

ダンテはリバイアサンを見る。

 

ダンテ「やっぱり あいつを止めるしかないな」

 

文月「どうするの?」

 

ダンテ「あいつの中に入る」

 

鳳翔「何 言ってるんですか!?そんな事 認めません!危険です!」

 

加賀「一度 出られたからって今回も出られるとは限らないわ」

 

鳳翔「一度 出た?」

 

鳳翔は加賀の言葉に困惑する。

 

ダンテ「なら他に案があるのか?良い考えがあるなら聞くぜ」

 

艦娘達は沈黙する。今この状況を打開する案が思い付かない。

そこに無線が入る。

 

大和『こちら連合艦隊 旗艦 大和、皆さん ご無事ですか?』

 

赤城「大和さん?」

 

大和『こちらからも敵を目視しています。これより戦闘に加わります』

 

どうやら防衛ラインまで来てしまったようだ。

 

ダンテ「時間も無いみたいだしな、俺は行くからな」

 

鳳翔「ちょっと待ってください!」

 

ダンテはネヴァンを装備してデビルトリガーを発動する。魔人の姿になったダンテは飛翔し、手から放つ『サンダーボルト』でブラッドゴイルを攻撃しながらリバイアサンの口に向かっていく。そのままダンテは口の中に入ってしまった。

 

天龍「スゲー、マジで変身した・・・」

 

龍田「しかも飛んだわ~」

 

如月「手から雷みたいなの出てたけど・・・」

 

文月「文月達の司令官って やっぱり凄いんだねー」

 

電「なのです・・・」

 

赤城「あれが、提督の悪魔の姿・・・」

 

艦娘達は夢でダンテとバージルの戦いで魔人化を視ている。だが実際に目にするのは初めてだったため、驚いた。

 

羽黒「い、言ってる場合じゃないですよ!」

 

連合艦隊も加わり、艦娘達は悪魔との戦闘に戻る。

 

 

・・・・・・

 

*リバイアサン胃峡*

 

ダンテはリバイアサンの体内で着地し、デビルトリガーを解除する。

 

ダンテ「・・・相変わらず酷い臭いだな」

 

神通「提督?」

 

ダンテ「お前ら・・・こんな所に居たのか」

 

神通「提督こそ、どうして此処に?」

 

ダンテ「口から入ったからな」

 

初雪「口に・・・入った?」

 

深雪「喰われたんじゃなくて?」

 

ダンテ「自分から入った」

 

叢雲「あんた何 考えてんの!?自分から喰われるなんてバカなの!?」

 

ダンテ「酷い言われようだな。探す手間が省けたから構わねぇけど、そっちの お嬢ちゃんは誰だ?」

 

時雨「初めまして、僕は━━」

 

叢雲「この娘は時雨、何で自分から入ったの?」

 

自己紹介すらさせてもらえない時雨。

 

ダンテ「考えがあるからさ」

 

そう言ってダンテは歩きだす。少し進むと謎の球体状の物体が地面(?)から生えている。ダンテは それをリベリオンで破壊した。破壊した事により、下にある入り口を塞ぐ骨の一本が引っ込んだ。

 

ダンテ「これを全部 潰す」

 

深雪「そしたら出られんの?」

 

ダンテ「出る為の第一歩だな、じゃあ下に降りるぞ」

 

初雪「どうやって?」

 

ダンテ「飛び降りるに決まってるだろ」

 

神通「ちょっと待ってください。こんな高い場所から飛び降りるのは流石に・・・下にも悪魔が居ます」

 

普通なら足を怪我する可能性もある高さだ。

そして神通達は対潜装備を中心に出撃していた。主砲を外してる者も居る。悪魔には敵わない。

 

ダンテ「お前ら艦娘だろ、普通の人間より頑丈だろ?」

 

叢雲「・・・あんた私達を何だと思ってるの?」

 

叢雲は怒っているがダンテは気付かない。

 

ダンテ「そりゃ口うるさくて言うこと聞かない困った━━ぐほ!?」

 

叢雲に腹部を殴られるダンテ。

 

叢雲「いつも人の話を聞かないのは あんたでしょ!」

 

深雪「おおおお前 殴るのはダメだろ!」

 

初雪「暴力はんたーい」

 

深雪は叢雲を羽交い締めにし、初雪はダンテの腹部を摩ってやる。ダンテとしては平気なのだが・・・。時雨と神通は そんな風景を見ながら話していた。

 

時雨「きっと楽しい鎮守府なんだろうね」

 

神通「お恥ずかしい所を お見せして すみません」

 

ダンテ「・・・ちょっと待ってろ」

 

ダンテは1人で飛び降り悪魔を蹴散らす。そして そのまま何処かに行ってしまった。

 

初雪「・・・どっか行っちゃった」

 

ダンテは謎の球体状の物体を探して全て破壊する。

 

初雪「・・・戻ってきた」

 

ダンテ「1人ずつ飛べ、下で受け止めてやる」

 

叢雲「む、無理!」

 

ダンテ「だから受け止めてやるって」

 

叢雲「だから!その・・・あれよ・・・」

 

ダンテ「あ?」

 

叢雲「パ、パンツとか見えちゃうかもしれないでしょ!」

 

ダンテ「・・・・・・・・・」

 

全員スカートで さらに短い。昔は船でも今は1人の女性となり恥じらいもある。

しかし、ダンテは冷めた目で艦娘達を見る。

 

ダンテ「お前ら此処が悪魔の腹の中って分かってるのか?いいから早く飛べよ、ガキのパンツ見たって何とも思わねぇよ」

 

叢雲「あんた絶対ぶっ飛ばす・・・」

 

ダンテ「そいつは楽しみだ」

 

深雪「なら お先にー!」

 

深雪が飛び、ダンテが下で受け止めた。だが その後から誰も飛ばない。

 

ダンテ「あんまり手間 掛けさせんなよ」

 

ダンテはデビルトリガーを発動して上に飛ぶ。両脇に艦娘を抱え、そして おんぶに抱っこの状態で下に降りる。下に着いてデビルトリガーを すぐに解除するダンテ。初めて魔人化を見た神通と時雨は驚いた。ダンテが半人半魔であることを聞かされていた神通も半信半疑だった。

 

神通「提督、今の姿は・・・」

 

ダンテ「見せるのは初めてだったな、今のが悪魔としての俺の姿さ」

 

夢で視たことがある初雪、深雪、叢雲は それ程 驚きはしなかった。寧ろ受け入れている。

 

初雪「司令官、今度“変身”って言いながらやって」

 

初雪の顔はニヤニヤしている。

 

ダンテ「何か意味あるのか?」

 

初雪「・・・気分」

 

ダンテ「何だよ それ・・・時間が無いから先に進むぞ」

 

ダンテは歩きながら外の状況を説明した。

 

神通「では皆は・・・」

 

ダンテ「だから時間 掛けられないから早く飛べって言ったんだ」

 

叢雲「それを先に言いなさいよ!」

 

流石にダンテもイライラが頂点に達する。

 

ダンテ「俺が全部 悪いのか?外じゃ今も艦娘達(あいつら)が増え続ける悪魔と戦ってる。こっちはリバイアサン(こいつ)の腹の中だ。お前らを守りながらじゃ こいつは倒せない。正直 足手纏いだ!ここから出たいなら文句 言わずに黙って俺の言うこと聞いとけ!」

 

ダンテは そう言った後、1人で どんどん先に進んでいく。

普段ダンテは艦娘達に あまり怒らない。大抵は笑って許す。怒られ慣れていない人物に怒られ、気まずい空気になる。

 

時雨「・・・兎に角、あの人に付いて行こうよ。出る方法も知ってるみたいだしさ」

 

時雨は気まずい空気を変える為、できるだけ明るく言った。

 

神通「行きましょう、叢雲さん」

 

叢雲「・・・そうね」

 

 

・・・・・・

 

外では依然 悪魔との戦いが続いていた。各鎮守府の艦娘が加勢しても状況は変わっていない。

大和はダンテも出撃したことを聞いていた。だが姿は見えない。

 

大和「・・・ダンテさんは何処に!?」

 

加賀「リバイアサン(あいつ)の腹の中よ!」

 

加賀は艦載機を発艦しながら答える。

 

大和「食べられたんですか!?」

 

加賀「自分から入ったのよ!」

 

大和「えぇ!?」

 

 

・・・・・・

 

*リバイアサンの腸洞*

 

ダンテ達は酸の水溜まりを避けながら進む。その間、会話らしい会話はない。

 

深雪「お?これ工廠にもあるやつじゃん」

 

見付けたのは時空神像。

 

ダンテ「保険は必要だよな・・・」

 

ダンテはレッドオーブを捧げてホーリーウォーターと交換する。

道を塞ぐ膜をリベリオンで斬り先に進むと、巨大な膜に護られた蠢く器官がある場所に出る。

 

神通「これは・・・」

 

ダンテ「この悪魔の心臓さ」

 

深雪「じゃあ あれ壊せば出れるのか?」

 

ダンテ「今は無理だ。膜が邪魔で潰せない」

 

初雪「・・・どうするの?」

 

ダンテ「先に進むしかない」

 

その場を後にして先に進むと、また腸洞に出た。

 

ダンテ「ここからは走れ!」

 

ダンテ達は走って腸洞を進む。少しすると後ろからムカデのような姿の悪魔、『ギガピード』が顎を開いて追ってくる。

 

深雪「嘘だろ!?嘘だろ!?嘘だろ!?」

 

初雪「ムリ!ムリ!ムリ!ムリ!ムリ!!」

 

神通「きゃーーー!!」

 

腸洞の先に膜が現れ、ダンテはリベリオンで膜を斬り出口を作る。そして全員そこに飛び込んだ。ギガピードが通れる大きさではない為、出入り口で顎を閉じたり開いたりしながら暴れている。

 

初雪「・・・もうムリ・・・帰りたい」orz

 

ダンテ「休んでる暇はないぞ」

 

更に腸洞を進むと7ヘルズの一種、『ヘル・エンヴィー』が徘徊している。ダンテはヘル・エンヴィーを倒しながら進み、艦娘達も それに付いて行く。

 

 

・・・・・・

 

天龍「提督は まだなのかよ!」

 

文月「疲れたよぉ~!」

 

皐月「もう持たないよ!」

 

大和「三式弾、用意!撃てぇー!」

 

空中で連鎖的に爆発が起き、ブラッドゴイルを蹴散らす大和。

 

赤城「提督、急いでください・・・!」

 

 

・・・・・・

 

*リバイアサン邪眼房*

 

腸洞を進むと少し広い空間に出た。

 

深雪「なぁ、あそこ外の風景が見える!」

 

神通「・・・まさか、ここは悪魔の眼ですか?」

 

ダンテ「そうだな、全員中央に集まれ」

 

時雨「何が始まるの?」

 

ダンテ「お出ましだ」

 

部屋に大量のヘル・エンヴィーが現れた。

 

ダンテ「戦える奴は円になって全方位に攻撃しろ。どこからでも現れるぞ!」

 

主砲を装備している艦娘は艤装を展開してヘル・エンヴィーに砲撃する。ダンテは部屋を駆け回りながら1人で全方位をカバーする。

 

叢雲「何か出てきたわよ!」

 

唯一 対潜装備しか持っていない叢雲だけは見ているだけだったが、その お陰で異常に気付く。悪魔を倒した後に出るレッドオーブが部屋の中心に集まり、何かが迫り上がってくる。

 

ダンテ「それで良い!続けろ!」

 

レッドオーブを吸収し完全に迫り上がって出てきたのは、『嫉妬の炎』と呼ばれる球体状のアイテム。

嫉妬の炎が現れるとヘル・エンヴィーは出現しなくなった。

ダンテは嫉妬の炎を手に取るとリバイアサンの体内が暗くなる。

 

ダンテ「これで終わらせれるな。お前らは此処で待ってろ。あとで迎えに来る」

 

叢雲「・・・待ちなさいよ」

 

ダンテ「また文句か?」

 

叢雲「そうじゃなくて!だから、その・・・」

 

ダンテ「・・・早くしてくれ」

 

叢雲「文句を言ったことは謝るわ。ごめん・・・」

 

ダンテ「・・・叢雲」

 

叢雲はダンテに怒られると思ったが、ダンテはホーリーウォーターを叢雲に渡すだけだった。

 

ダンテ「悪魔が現れたら これを使え。用意できたのは1つだけだ」

 

叢雲「これは?」

 

ダンテ「初雪が知ってるから初雪に聞いてくれ」

 

ダンテは そのまま入ってきた時とは別の入り口へと入っていった。

 

叢雲「これ何?」

 

初雪「中に聖水が入ってて悪魔に有効らしいよ」

 

深雪「何でドヤ顔なんだよ?」

 

神通「良かったですね、彼は もう怒ってないと思いますよ。たった1つの保険を、あなたに託したんですから」

 

叢雲「・・・うん!」

 

時雨も優しい笑みで叢雲を見ていた。

 

 

・・・・・・

 

*リバイアサンの腸洞*

 

ダンテは絶賛ギガピードに追われていた。

 

ダンテ「あ~~~メンドクセー!」

 

そのまま進むと、神通達と出会った胃峡に出た。ヘル・エンヴィーが徘徊してるが、全て無視して心臓を目指す。

心臓へと辿り着き、嫉妬の炎を使う。嫉妬の炎によって心臓を守っていた膜が消え、心臓と並ぶようにある肺とヘル・エンヴィーがダンテに襲い掛かる。ダンテはデビルトリガーを発動した。

 

ダンテ『すぐに終わらせてやるよ!

 

 

・・・・・・

 

*数分後 リバイアサン邪眼房*

 

神通達はヘル・エンヴィーに襲われていた。主砲で倒すが数が多く追い込まれる。

 

深雪「もうムリだ!叢雲あれ使え!」

 

叢雲「これ どうやって使うのよ!?」

 

初雪「・・・知らない」

 

神通「急いでください!」

 

深雪「投げろ!投げちまえ!」

 

叢雲「このっ!」

 

叢雲はホーリーウォーターを悪魔に向かって投げた。ホーリーウォーターが砕けると四方八方に光が広がり、ヘル・エンヴィーは消滅した。叢雲がホーリーウォーターを投げるのと、ダンテがリバイアサンの心臓を潰すのは同時だった。

 

 

・・・・・・

 

リバイアサンは雄叫びを上げながら海へと墜落した。ブラッドゴイルも現れなくなる。

艦娘達は弾薬が尽きてボロボロだ。

 

加賀「終わったの?」

 

艦娘達は警戒しながら海に浮くリバイアサンに近付く。すると、リバイアサンの眼球が不自然に動いた。弾薬が まだ残っている艦娘は咄嗟に主砲を構える。眼球がブヨブヨと動き縦に裂けると、大量の血の雨が降り注ぎ、中からダンテ達が飛び出してきた。

 

ダンテ「ふぅー、まぁまぁだったな」

 

神通・時雨「・・・・・・・・・」

 

深雪「目がブヨブヨ・・・」

 

叢雲「何あの感触・・・?」

 

初雪「一生 消えないトラウマが・・・」

 

血塗れで出てきたダンテ達。ダンテは平気な顔をしているが、神通達の目は死んでいた。事の成り行きを見守っていた艦娘達もドン引き。眼球から人が出てくるとは思ってもいない。吐きそうになってる艦娘も居る。

 

那珂「神通ちゃん!」

 

神通「・・・那珂ちゃん!」

 

那珂は神通との再会に喜び抱き付こうとしたが直前で急停止、距離を取る。

 

那珂「・・・神通ちゃん血生臭い」

 

神通「・・・・・・・・・」

 

神通の目は再び死んだ。

 

ダンテ「そっちは大丈夫だったか?」

 

加賀「ギリギリよ、あと近付かないで」

 

ダンテ「何だよ、再会を祝してハグしようぜ」

 

ダンテは悪い笑みを浮かべながら両腕を広げて加賀にジリジリと近付く。

 

加賀「こっちに来ないでって言ってるでしょ!」

 

加賀はダンテから逃げる。

 

ダンテ「じゃあ赤城、ハグしようぜ」

 

赤城「えっ!?いや、私は・・・疲れてるので遠慮します!」

 

赤城 逃走。

 

ダンテ「鳳翔」

 

鳳翔「来ないでください」

 

満面の笑みで断る鳳翔。

 

ダンテ「電!」

 

電「ふぇ!?えっと、あの、その・・・電は何も聞こえないのです!」

 

電は両手で耳を塞ぎ逃走。

 

ダンテ「天龍、龍田」

 

龍田「死にたいのかしら~?」

 

天龍「バカ!提督に敵う訳ないだろ!逃げるぞ!」

 

龍田「待って~天龍ちゃ~ん」

 

ダンテは金剛と羽黒を見る。

 

金剛「あ、Tea timeの時間デスネ、帰ラナイト・・・」

 

羽黒「ご、ごめんなさい!!」

 

天龍、龍田、金剛、羽黒も逃走。

 

ダンテ「大和も居たのか・・・」

 

大和「い、忙しいので、これで失礼します!」

 

ダンテ「那珂」

 

那珂「な、那珂ちゃんは皆の那珂ちゃんだからハグできない!」

 

大和、那珂も適当な理由を付けて逃げる。

 

ダンテ「ほら、ハグしようぜ」

 

皐月「えっ!?ちょっ!うわっ!」

 

文月「皐月ちゃん押さないで~!」

 

如月「いやーーー!!!!」

 

 

グッチョリ・・・

 

 

如月「何で私だけ・・・髪が痛んじゃう・・・」

 

如月だけハグされて血塗れの仲間入り。他の鎮守府の艦娘は黙って この茶番を見守るだけだった。

 

 

・・・・・・

 

艦娘達は それぞれの鎮守府へと戻っていった。ダンテ達は艦隊から距離を置かれながら鎮守府への航路を進んでいた。神通達は一言も喋らない。

 

ダンテ「どうした?嫌われ者同士、楽しく帰ろうぜ」

 

神通「・・・もう無理です」

 

深雪「ブヨブヨ・・・」

 

初雪「眼、眼球、目ん玉・・・」

 

叢雲「初雪、それ以上 言ったら殴るわよ・・・」

 

如月「何で私だけ・・・」

 

時雨「ねぇ提督」

 

ダンテ「お?お前は仲良くしてくれるのか?」

 

時雨「うん、それは良いけれど、ちゃんと挨拶してなかったよね。僕は白露型 駆逐艦、時雨。よろしくね」

 

ダンテ「あぁ、よろしくな・・・シャワー浴びたいな」

 

時雨「そうだね」

 

鎮守府に戻った艦隊は居残りの艦娘に出迎えられたが、血塗れのダンテ達を見て鈴谷に「うわっキモッ!」と言われ、神通達の精神に止めを刺した。




これからも よろしく お願いします!
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