Devil May Cry鎮守府   作:しゅんしゅん@よし

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192話です!どうぞ!


Mission192 護送~出たとこ勝負の緊急オペ~

練習巡洋艦の姉妹である香取と鹿島が、元帥の命によりDevil May Cry鎮守府の面々を指導するために出向した。そうして、2人は鎮守府に着任する。

香取の指導が始まると、普段から自由で のんびり過ごしているダンテや艦娘達は、香取の真面目で塗り固められた指導に面倒臭さを感じる。

そんな気怠い時間が これから続くのかと思う中、ダンテが大本営の大将に呼ばれた。その理由は囚人護送の警備を頼みたかったからだ。

護送される囚人は、名前を聞くのも腹立たしい あのアレックス・テイラーだった。

 

 

*Devil May Cry鎮守府 執務室 3月23日 20:47*

 

ゴーヤ「戻ったでち」

 

赤城「お疲れ様です」

 

FS作戦の第3段階、敵兵站を遮断する遠洋潜水艦作戦に従事していた第4艦隊が鎮守府に戻ってきた。それを一航戦の2人が迎える。

作戦が終わった後、ショートランド泊地で宿毛湾泊地の艦隊に引き継ぎをしてから戻った。今頃 彼女達は、FS作戦の最終段階、敵の残存戦力が集結するFS諸島 港湾司令部を攻略するために戦っているだろう。

“おばあちゃんみたい”と慕われてる提督が運営するからか、宿毛湾泊地の艦娘は皆、気のいい艦娘ばかりだった。

 

加賀「これ、あなた達の分よ」

 

満潮「・・・・・・何これ?」

 

加賀が渡したのは、厚みのある物が入った封筒だった。第4艦隊のメンバーが中身を見ると、それは まだ貰っていなかった先月分の給料だった。

遠征中に給料が出ていたと知り、彼女達も大喜びだ。何に使うのか、貯金するのか、そんな話で一気に盛り上がる。

 

イムヤ「そういえば、提督は?」

 

赤城「提督なら、大将からの仕事で日本を離れてますよ」

 

伊168は、執務室にダンテが居ないのが気になったが、ダンテは既に、アレックス・テイラーの護送のためにアメリカへ向かった後だった。

第4艦隊は報告も終わり、執務室から退室した。

直後、執務室の電話が鳴り、応対するために赤城が電話に出た。

 

赤城「はい、Devil May Cry鎮守府です・・・・・・あなたですね、ネロさんの仕事を邪魔したのは」

 

“ネロの仕事の邪魔をした”・・・それだけで、加賀も電話の相手が何者か判った。セリーナが依頼した手記を奪った男に違いない。加賀も いつにも増して、真剣な顔付きになる。

少しの間 会話が続き、赤城は受話器を置いた。

 

赤城「加賀さん、ネロさんを呼んできて。できればセリーナさんも」

 

加賀「分かったわ」

 

 

*アメリカ時間 8:00*

 

その頃、日本海軍所有の船が、アメリカの港に入港した。船からダンテと摩耶、鹿島、そして囚人服を着たアレックス・テイラーが降りてくる。

なぜ鹿島が一緒かと言うと、ダンテの仕事振りが気になるようで勝手に付いてきてしまった。

腕に手錠を掛けられたアレックス・テイラーは、大きく息を吸って吐き出した。

 

テイラー「・・・・・・この汚れた空気、まさしく故郷だ」

 

アレックス・テイラーは日本とアメリカで起きたサイバーテロに関与していた。それもあり、アメリカでも取調と裁判を受けなければならない。

 

摩耶「おら、歩け」

 

テイラー「優しくしてくれたら、僕も情報を話すんだけどね」

 

摩耶「黙って歩け」

 

摩耶がアレックス・テイラーを連れて、用意されたSUV車に向かう。

アレックス・テイラーはサイバーテロだけでなく、艦娘売買を斡旋するミスター・Jとも関わりを持つ。彼の奪還、もしくは口封じで襲撃される可能性もある。そのため護送は極秘で、目立たないように少人数で行われる事が決まった。

先にアレックス・テイラーを乗せ、3人も乗り込み出発した。

 

 

・・・・・・

 

数時間 走り、ダンテ達を乗せた車は幹線道路を走っていた。

運転はダンテが受け持ち、後部座席にはアレックス・テイラーを真ん中に、摩耶と鹿島が逃げられないように両サイドを固めていた。

車内では、アレックス・テイラーが ずっと喋り倒していた。内容は至極どうでもいい話ばかり。ダンテと摩耶も、嫌悪するアレックス・テイラーの止まらない お喋りにイライラしていた。

 

テイラー「夕陽は なぜ赤く見えるか知ってるかな?あれは━━」

 

摩耶「うるせぇー!」

 

我慢の限界だった摩耶が、アレックス・テイラーを ぶん殴って黙らせた。これで静かになる事を願う。

 

鹿島「摩耶さん、囚人だからって殴っちゃダメですよ」

 

ダンテ「お陰で快適なドライブにはなりそうだ」

 

摩耶「こいつ ほんっとムカつくんだけど!」

 

アレックス・テイラーを黙らせた事で、こっちは こっちで のんびりと世間話ができそうだ。

鎮守府を出発してから ここまで、摩耶は鹿島が一緒に来た事を疑問に思っていた。囚人護送の仕事に、わざわざ練習巡洋艦が出張る必要があるとは思えない。

その疑問を ぶつけてみると、摩耶にとっては嬉しくない返答が返ってきた。

 

鹿島「鎮守府での事は、逐一 元帥に報告してるんです。提督さんや艦娘の事も含めて。その意味は、解ってもらえますよね?」

 

つまり鹿島は、ダンテと摩耶の監視役として一緒に来ていた。

だがダンテの仕事振りが気になるのは嘘ではない。鹿島個人としても、純粋に興味があるらしい。

しかし摩耶からすれば冗談ではない。艦娘の事すら報告してるのは正直 困る。もう何度か演習をサボっているので、きっと それも報告されている。減給されないかと、摩耶は顔色を悪くするのだった。

反対にダンテは どこ吹く風で、淡々と車を走らせている。

摩耶まで黙ってしまった事で、車内が沈黙に包まれる中、ダンテはバックミラーを確認して目を細めた。妙にスピードを出して走る4台の黒い車が、他の車を避けるために車線変更を繰り返しながら接近してくるのが見える。

ダンテはアクセルを踏み込み、スピードを上げる。少し様子を見るが、ダンテが運転する車の後ろにピッタリと付いてきた。

気が気じゃないのは摩耶と鹿島だ。ダンテが急にスピードを上げた事に狼狽える。

 

摩耶「提督、急に どうしたんだよ!?」

 

ダンテ「これ極秘だったよな?」

 

鹿島「そのはずですが」

 

ダンテ「聞いて呆れるぜ。追っ手が来た」

 

摩耶「何!?」

 

摩耶と鹿島も後ろを確認すると、黒い車が追従してくる。しかも窓から男が身を乗り出し、その手には自動小銃を持っているのも見える。

 

摩耶「んだよ、邪魔クセェな!」

 

テイラー「きっと僕を助けに来たんだ。お前達、殺されるぞ」

 

アレックス・テイラーが勝ち誇ったように笑うと、1台がダンテ達の前に出る。そして2台が左右に付き、後ろには相変わらずピッタリくっ付いてる車。囲まれてしまった。

 

摩耶「ヤバい!」

 

前後左右から銃撃を受ける。摩耶と鹿島、アレックス・テイラーは頭を低くして銃弾から身を守る。

ダンテがバンドルを切って左右の車に ぶつけると、左右に居た車は事故で自滅するのを防ぐために減速した。一先ず2台は引き離せた。

次にダンテは、アクセルを踏み込み正面の車に ぶつけると、更にエボニーで銃弾を撃ち込む。正面の車はコントロールを失い、路肩に突っ込み横転した。

1台は追ってこれないようにしたが、残りの3台は まだ追ってくる。

 

テイラー「僕を解放した方がいい。死にたくなければね」

 

ダンテ「本当に そう思うか?」

 

テイラー「何が言いたい?」

 

ダンテ「連中は お前を助けに来たんじゃない。お前を消しに来たんだ」

 

テイラー「そんな訳━━」

 

ダンテ「奴らは照準も合わせず闇雲に撃ってきた。お前に弾が当たるかもしれないってのにな」

 

それでも自分を助けに来たと言えるのか問い掛けると、アレックス・テイラーは沈黙した。それに加え、顔が青ざめパニックを起こす。

 

テイラー「おい、僕を助けろ!金なら幾らでもやる!」

 

摩耶「頭 低くしろ!」

 

ダンテはエボニーを持った腕を窓から出し、サイドミラー越しで照準を合わせる。しかし、それを鹿島が止めた。

 

鹿島「待ってください!事故を起こせば、一般車両まで巻き添えになります!」

 

摩耶「他に どうしろってんだよ!?」

 

鹿島「考えがあります」

 

鹿島は助手席のヘッドレストを外し、中身を取り出しカバーだけの状態にする。その中に、普段メモ用に持ち歩いてる紙を一杯になるまで詰め込んだ。

 

鹿島「ライターかマッチはありませんか?」

 

摩耶「誰も煙草 吸わないから持ってない」

 

ダンテ「いや、あるぞ。お前ら動くなよ」

 

キングケルベロスを取り出し、車内で棍棒形態に変える。車内の真ん中で、鹿島とアレックス・テイラーの顔の間を通るように、キングケルベロスが伸びた。

棍棒の先端に炎が灯り、鹿島がヘッドレストに詰めた紙に着火させる。

 

鹿島「提督さん、もう大丈夫です」

 

鹿島からの合図に、ダンテはキングケルベロスをヌンチャク形態に戻して仕舞う。

しかし、銃で撃たれながら追われる この状況で、火を点けたヘッドレストが何の役に立つのか不明だ。

 

摩耶「そんなので どうすんだよ、夕張みたいに爆弾でも作ったのか!?」

 

鹿島「ヘッドレストは難燃素材だから燃えませんが、大量の煙が出るんです」

 

摩耶「はぁ!?」

 

鹿島「提督さん、合図したら曲がってください!」

 

鹿島はヘッドレストを持ったまま、窓から外に身を乗り出した。

中に詰めた紙全体に火が回ったからか、とてつもない量の煙が後ろへと流れていく。追ってくる車は何も見えていないはずだ。

 

鹿島「今です!」

 

合図を出すのと同時に、鹿島はヘッドレストを捨て、ダンテはバンドルを切ってカーブに入る。追っ手の車はダンテ達が曲がった事に気付かず、真っ直ぐ走り去った。

摩耶は何度も後ろを振り返り、追ってこない事を確認する。

 

摩耶「どうにか逃げ切れたな」

 

ダンテ「銃を使わず振り切れるとは思わなかった。鹿島、よく閃いたな」

 

鹿島「伊達に指導する立場に居ませんから」

 

ダンテ「益々 気に入った」

 

追っ手を振り切り一安心かと思われたが、アレックス・テイラーの様子が おかしい。

 

テイラー「何だこれ・・・?息が・・・息ができない・・・」

 

摩耶「あーヤバい、問題発生」

 

ダンテ「今度は何だ?」

 

摩耶「テイラーが撃たれてる!」

 

妙に静かだと思えば、アレックス・テイラーの胸で血が広がっていた。

摩耶と鹿島は艦娘だ。人間の通常の武器では掠り傷にもならない。だがアレックス・テイラーは そうはいかない。彼は普通の人間だ。さっきの銃撃の拍子に、弾が当たっていた。

鹿島がアレックス・テイラーの服のボタンを外し、傷口を確認する。弾は心臓を外れ、身体の中にも残ってはいない。

 

鹿島「呼吸の音が・・・!?肺に穴が空いてます!」

 

ダンテ「ここは郊外だ。病院なんて無いぞ」

 

鹿島「私が処置します!」

 

鹿島は除菌ジェルとボールペンを取り出し、ボールペンの一部を分解すると、自身の手と一緒に消毒する。

 

摩耶「除菌ジェルなんか よく持ってたな」

 

鹿島「私、綺麗好きなんで。痛みますが、我慢してくださいね」

 

肺に穴が開くと、胸に空気が溜まって呼吸ができなくなる。解決策は、空気だけを外に出すこと。病院では針と一方向弁を使うが、現場では免許証を使えば間に合う。

 

鹿島「はい、これで お終いです。血も止まってますし、もう大丈夫ですよ」

 

処置が終わり、アレックス・テイラーの呼吸も正常に戻った。摩耶も息を大きく吐き出し、一安心である。

 

テイラー「君は命の恩人だね」

 

鹿島「あなたに死なれては困りますから、当然の事です」

 

テイラー「僕も彼女が気に入った。加賀より ずっといい」

 

摩耶「黙れよ、もう1回 死にかけるか?」

 

テイラー「僕が死んだら、困るのは君達だろ?」

 

 

・・・・・・

 

しばらく車を走らせ街へと入ったダンテ達だったが、そこで またしても問題が発生した。

 

テイラー「・・・何だか・・・気分が悪い・・・」

 

摩耶「おい、どうしたんだよ!?」

 

アレックス・テイラーが吐血し、容態が急変した。

鹿島がアレックス・テイラーの胸の免許証を外し、胸に溜まった空気を逃がすために空けた穴を確認する。その傷口からも夥しい血が逆流していた。

更に事態は悪化する。ショック症状を引き起こしたのだ。そして それほど時間も掛からず、アレックス・テイラーは意識を失った。

 

鹿島「これは流石にマズいですね・・・」

 

ダンテ「どうにかできるか?」

 

鹿島「いえ、私でも これは・・・」

 

鹿島は医者ではない。分かる事もあれば分からない事もある。

ダンテは明石に電話するよう指示した。

 

摩耶「ちょっ、国際電話 高いの知ってるだろ!?」

 

ダンテ「専門家に聞いた方が早い。早くしないと そいつ死ぬぞ」

 

摩耶「病院に連れてった方が早いって・・・」

 

摩耶は自分のスマホで、渋々 明石に電話を掛けた。

電話に出た明石は、ビデオ通話に切り替えて傷を見せてほしいと伝えた。摩耶はビデオ通話に切り替え、傷口が見えるように映す。

 

明石『血胸と言って、胸に血が溜まってる状態よ。提督、すぐに手術しないと危険です』

 

鹿島「では すぐに病院を探して━━」

 

明石『ダメダメダメダメダメッ!今その場で手術しないと間に合わないの!』

 

摩耶と鹿島は お互いの顔を見合わせた。ダンテもバックミラーで2人の顔を見る。今 手術と言われても、この場に医者は居ない。手術器具もある訳ではない。3人には無理だ。

 

摩耶「いや、ムリッ!」

 

明石『ムリでもやるしかない!私が指示するから!』

 

鹿島「オペ用の器具もありません」

 

明石『夕張ー!!』

 

明石が夕張を呼びに行ってる間に、ダンテは人目に付きにくそうな立体駐車場に入って車を停めた。

今度は夕張が電話に出ると、今ある物を聞いてきた。今あるのは車、除菌ジェル、ジャッキ、メモ用紙、ダンテの魔具と銃器、自分達が着ている服、それらを早口に伝える。

明石と夕張の指示を聞きながら、3人は緊急オペを始める事になった。

オペ室が手配できない時は、SUV車の後部スペースと除菌用ジェルで代用する。準備だけなら簡単だ。問題は その後だ。

鹿島が後部スペースに除菌ジェルを巻き、塗り広げていく。そこにアレックス・テイラーを寝かせる。

血胸は、胸に血が溜まって呼吸ができなくなる。血を出さないと溺れたような状態になり、4分で溺死する。だから その場で助けるには、肋骨を広げて中にチューブを入れる処置しかない。

 

明石『最初は第4と第5肋骨の間を切開してください』

 

除菌ジェルで消毒した魔剣ダンテで、ダンテがアレックス・テイラーの身体を切開する。

 

明石『次に肋骨を広げなくちゃいけないんだけど・・・』

 

夕張『摩耶、出来た?』

 

摩耶「こ、こうか?」

 

夕張の指示で、ジャッキと車のシートフレームワイヤーで作った即席の開胸器を、ビデオ通話で見せる。

 

夕張『うん、完璧よ!』

 

ダンテが消毒した開胸器を肋骨の間に突っ込み、ジャッキを動かし肋骨を無理矢理 押し広げていく。グロい光景に、摩耶と鹿島は両手で顔を覆って見ないようにしていた。

次は溜まった血を抜かなければならない。

バルログを装備したダンテが、その熱を利用して車から外した空気バルブの先端を、尖らせるように指で形を変えて整える。

摩耶はボンネットを開け、ウォッシャー液のチューブの片側だけ外し、ダンテが調整した空気バルブを装着する。

ウォッシャー液を送り出すポンプなら、胸に溜まった血を抜く事も可能だ。

チューブを手に、ダンテが肋骨の間に腕を突っ込んだ。

 

ダンテ「摩耶」

 

ダンテの指示で、摩耶はハンドル周りを操作する。すると、本来ならウォッシャー液が出るはずの場所から血液が噴射され、フロントガラスを赤く染める。

 

ダンテ「おい、どうしたテイラー?このまま死ぬんじゃねぇぞ」

 

鹿島「(意識を失ってから既に4分が経過してる。これでは もう・・・)」

 

できる限りの処置はやった。それでもアレックス・テイラーは目を覚まさない。

鹿島は祈るように手を組み見詰め、摩耶も不安そうな表情で見ていた。

 

テイラー「っ・・・!?」

 

奇跡的に息を吹き返したアレックス・テイラーに、ダンテと摩耶も大きく息を吐き、鹿島は脱力して地面に座り込んでしまった。

 

テイラー「あれ?もう着いたのかな?」

 

摩耶「こいつマジでムカつく!」

 

こっちの気も知らないで、能天気な事を言うアレックス・テイラーに怒りが湧いてくる。本人は昼寝していた程度にしか認識していない。

 

明石『間に合ったようで良かったです』

 

ダンテ「あぁ、助かったぜ」

 

夕張『もう こんな夜中に叩き起こさないでよね・・・ふあ~・・・』

 

こちらは昼過ぎだが、日本では日付を跨いで夜中だ。寝てる時に起こしてしまったようで、2人には申し訳ない事をした。

 

明石『あ、提督、護送が終わったら赤城さんに電話してあげてください』

 

ダンテ「何でだ?」

 

明石『魔術師の手記を奪った男から電話があったんです』

 

その男はセリーナと交換条件で手記を渡すと言ってきた。しかも引き渡しの場所が、奇遇にもアメリカだった。

 

明石『赤城さんにも そう伝えときますから、ちゃんと電話してくださいね?』

 

夕張『おやすみ~・・・』

 

伝えるべき事を伝えたからか、一方的に電話が切られてしまった。これ以上 話す事もなかったので、別に問題はないだろう。

そこへ、見覚えのある黒い車が数台 現れた。

車から降りてきた男達が、自動小銃を手に撃ってくる。摩耶と鹿島はアレックス・テイラーを連れて逃げ、ダンテはエボニー&アイボリーで応戦する。

 

摩耶「提督 早く!」

 

ダンテ「もう この車 使えねぇな!」

 

ダンテ達が乗ってきた車は、空気バルブを外した時に空気が抜けている。このまま乗って走れたとしても、本来 出せるはずのスピードは出ない。逃走用の足で使うには分が悪い。

カリーナ=アンでミサイルを撃ち、襲撃者達が怯んでる間にダンテは摩耶達を追い掛けた。




次回も宜しく お願い致します!
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