Devil May Cry鎮守府   作:しゅんしゅん@よし

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195話です!どうぞ!


Mission195 黒魔術~神父の死の真相を追え~

魔術師アルバートの手記とセリーナの交換場所に向かったダンテ、ネロ、摩耶、神通、鹿島と、無理矢理 連れてこられたセリーナ。

手記を奪った男の正体は、魔女の女王により不死の呪いを掛けられていた魔女ハンター・コナーと判明したのだが、呼ばれて行ったのに何故か追い出された。

話せば分かってくれると思った神通は、日を改め1人で動き、コナーに会いに行く。

コナーの自分が知る魔女が どういうものか知りたいかという問いに、神通はコナーと行動を共にする事にしたのだった。

 

 

*ニューヨーク アパート 3月24日 13:37*

 

コナーと行動を共にしていた神通は、コナーの案内で とあるアパートの一室に来ていた。

コナーは部屋に入るなり窓を開け、部屋の中を物色し始めた。

部屋は綺麗に清掃されているようで、執務用のデスクやソファーもあり、棚には数え切れない程の本が並んでいる。

 

神通「ここもコナーさんの部屋なんですか?」

 

コナー「相棒が借りてた部屋だ」

 

神通「(借りてた・・・?)どうして ここに?相棒の方は どこへ?」

 

コナー「・・・死んだ」

 

余計な事を聞いてしまったと思った神通は、申し訳なさそうに謝罪の言葉を述べた。コナーに気にした様子はなく、部屋を物色し続けている。

しかし、相棒の部屋に連れてこられたのは、流石に よく分からない。

 

神通「何を探してるんですか?」

 

コナー「魔術を察知するには?」

 

そんなこと聞かれても魔女ではないし、セリーナからも その類いの話は あまり聞かされていないので、分かるはずがない。答えが分からない神通は、首を横に振るしかなかった。

 

コナー「魔女と一緒に居て、そんな事も知らないのか」

 

神通「す、すみません・・・」

 

何故か怒られているような気がして、神通は反射的に謝ってしまった。

コナーは怒っているのではなく、少々 呆れているだけだった。

 

コナー「魔術を構成する4元素は火、水、空気、土。それらの反応から探れる」

 

そう言ってコナーは、閉められている別の窓に向かって深く、ゆっくりと息を吐き出した。しかし、何もない。窓ガラスが曇っただけだ。

 

神通「もしかして、相棒の方が死んだのは、魔女の仕業だと考えてるんですか?」

 

コナー「それを確かめるために来た。年寄りが引退するのを見てきたが、同じ日はないだろ?」

 

コナーの相棒である老神父は、引退すると伝えた その日に亡くなった。偶然 同じ日に重なっただけかもしれない。しかし、相棒も魔女狩りに関わっている以上、確認もしないまま偶然として片付ける事は、コナーにはできなかった。

次にコナーは、ジッポライターの火を点け様子を見てみるが、やはり何も起きなかった。

 

神通「よく分かりませんが、魔術はないようですね」

 

コナー「確認したくてな」

 

神通は窓からの風景を見ようと窓に近付き、コナーは取り越し苦労と分かり、部屋を出るために玄関に向かう。

扉を開けようとした直前で、コナーは後ろを振り返って床を見詰めた。視線の先には、ハエの死骸が落ちている。

 

コナー「窓は閉まっていたのに、なぜハエが中に?」

 

その言葉に外の風景を見ていた神通が振り返り、同じようにハエの落ちてる床に視線を落とす。

 

コナー「1匹なら意味はない。2匹は偶然。だが3匹は・・・災いだ」

 

神通「っ・・・!」

 

コナーが小瓶に入れた土をハエに振り掛けると、火の粉が舞った。それは一瞬の事ではなく、長く続き、悪魔の象徴にも使われる五芒星を床に焼き入れていく。

異変は それだけに留まらず、窓が勝手に閉まるとガラスに罅が入り、床のフローリングが捲れ上がり、壁の一部が崩れ、棚から本が落ちる。

少し前に息を吹き掛けた窓ガラスには、魔術の痕跡を示す模様が浮かび上がっていた。

 

コナー「伏せろ!」

 

神通を押し倒すと、窓ガラスが砕け散って飛んでくる。コナーが覆い被さっていた お陰で、神通には傷1つなかった。

 

神通「これは・・・何ですか?」

 

コナー「魔女共め・・・!」

 

2人が起き上がると、さっきまでの同じ部屋とは思えないほど荒れており、壁には一面、魔女が使う呪文が浮かび上がっていた。

 

神通「これが、魔女の仕業・・・」

 

コナー「手を引くか?」

 

神通「いえ、受けて立ちます。あなたの抱えてる問題を解決して、セリーナさんと和解してもらうために」

 

コナーは鼻で笑った。セリーナとの和解など、コナーからすれば現実的ではない。

 

神通「これから どうしますか?」

 

コナー「呪文で この惨状を隠してる。密かに何か探したな」

 

部屋には さっきまで無かった、魔術で使用する呪具が現れていた。コナーは その一部を手に取り、神通に見せながら魔術に関する知識を教える。

 

コナー「元来 魔術は無害だ。根っこの部分では、善も悪もない。だが これは違う・・・黒魔術だ。悪を凌ぐ悪」

 

神通「黒魔術・・・」

 

コナーが神通から視線を外すと、神通も その視線を追って振り返る。そこには倒れた椅子があった。肘掛けにはベルトも・・・。

 

コナー「彼を椅子に縛ったか」

 

近くには老神父が愛用していた本も落ちていた。

コナーが それを手にしてページを開くと、文章の中の一単語に血の跡が付着していた。

 

コナー「Death()・・・」

 

神通「それも、呪文の一部ですか?」

 

神通の質問には答えず、コナーは老神父の本を手にしたままアパートを後にしようとする。

神通も慌てて それを追った。

 

神通「どこに行くんですか!?」

 

コナー「犯人の魔女を狩る」

 

 

・・・・・・

 

*パン屋 14:45*

 

コナーの愛車がパン屋の前で停まり、神通とコナーが降りてくる。

パン屋は大盛況のようで、人で溢れて店の前にも行列が出来ていた。

魔女狩りの一環として、コナーは手始めに このパン屋から当たる事にした。しかし、神通にはパン屋に魔女が居るとは思えなかった。

 

神通「悪い魔女を倒すのに、必要な物はあるんですか?杭とか十字架とか、聖水とか。艦娘の兵装でも大丈夫でしょうか?」

 

コナー「・・・・・・深呼吸して集中しろ」

 

悪魔を相手にした事はあるが、魔女狩りが初めてな神通は少々 勇み足だった。

そんな様子に、コナーは少々 呆れていた。まだ手懸かりを探す段階なので、今から戦う時の事を考えていては身が持たない。

 

神通「魔術に抗うには どうしたらいいんですか?」

 

コナー「これから会う『デズモンド』は高位の魔術師だ。君じゃ抗えん」

 

神通「(じゃあ私、どうしたらいいんでしょう・・・?)」

 

パン屋に入ると、コナーはカウンターの中に入り店の奥へと進んでいく。勝手に入って怒られないか心配になったが、とりあえずコナーに付いて行こうと思い、神通もカウンターの中を通る。

すると、試食のサービスでもやってるのか、従業員の1人からマフィンを1つ貰った。

 

コナー「俺なら食わない」

 

その意味が分からなかったが、厨房まで入って その意味が理解できた。厨房に立つパン職人が、材料として大量の芋虫を手にしているのを見てしまった。

このマフィンにも芋虫が入ってるのかと思いゾッとした神通は、貰ったマフィンを適当な所に置いた。

そして厨房には、何故か至る所に蝶が止まっている。この蝶は いったい・・・?

厨房の奥では店のオーナーと、サングラスをして高級そうなスーツを着た黒人が、商売の取引をしていた。この黒人が、目当ての魔術師デズモンドだ。

 

オーナー「1万ドルは厳しい」

 

デズモンド「魔力は効果抜群のはず。商売繁盛だろ?」

 

オーナー「勿論・・・・・・閉店だ!」

 

しかし、取引の途中でコナーの姿を見たオーナーは逃げ出した。一緒に他のパン職人も、蜘蛛の子を散らすように逃げる。

危険を感じ取った魔術師デズモンドが指をスナップさせると、周りに居た蝶が一斉に舞い、視界を遮る。神通も蝶に囲まれ、身動きが取れなくなってしまった。

その混乱に乗じて、魔術師デズモンドが逃走を図ろうとするが、いつの間にか先回りしていたコナーが道を塞いでいた。

蝶はコナーが持つ大きな瓶に吸い込まれ、ある程度の数が入ったら蓋をして閉じ込めた。蝶が封印された事で、神通も動けるようになった。

自然と逃げ場がないように、神通とコナーで前後を塞ぐ形になる。

 

デズモンド「コナー、久々だな。向精神()の販売は合法だ」

 

コナー「人に使えば罪だ。菓子に混入か?」

 

デズモンド「俺は知らない!」

 

怒ったような素振りで、デズモンドはサングラスを外して言い放った。そんな態度や言い訳で、コナーに見逃すつもりはない。

 

コナー「こいつは?」

 

そう言って、老神父の自宅で黒魔術に使われた物を見せた。

デズモンドは目が見えないのか、見せた物に視線が合っていない。それでも、匂いで それが何なのかは判ったようだ。

 

デズモンド「『グリフィスのヒヨス』、希少な禁制種で、黒魔術で使われる物だ。俺は邪悪な品は扱わない」

 

デズモンドは関わり合いたくないのか、取引で出していた品をトランクケースに片付け始めた。

 

コナー「デズモンド、言い逃れは よせ。俺が何度 欺かれたと?」

 

デズモンド「よせコナー、そんな物を使う奴は お前を恐れん。俺は それが怖い!」

 

コナー「・・・俺より怖いか?」

 

神通「デズモンドさん、教えてください。お願いします」

 

逃げられないと やっと悟ったデズモンドは、遂に自白を始めた。

 

デズモンド「・・・・・・俺の所に来た男の匂いは、ニンニクに似てた」

 

コナー「ヒ素か。他には?」

 

デズモンド「・・・・・・野生リンゴの腐臭が」

 

コナー「・・・・・・ありがとよ」

 

恐れていたのに、勇気を出して話してくれた魔術師デズモンドに礼を言い、コナーは さっそく手掛かりを追うために、店を後にしようとする。

 

デズモンド「用心しろ」

 

コナー「柄じゃない」

 

デズモンド「()()に言ってる」

 

神通が艦娘である事は一言も言ってない。目は見えずとも、魔術師デズモンドは匂いで、神通が艦娘だと気付いていた。

少し驚いたが、神通もデズモンドに礼を言ってコナーを追い掛けた。

2人で また車に乗り込むと、今の話で何が分かったのか聞いてみた。

 

コナー「分からないか?」

 

神通「・・・・・・全く」

 

コナー「ヒ素は南北戦争時の防腐剤だ。恐らく犯人の住み処は、嘗ての葬儀場だろう。あとはリンゴの木を捜す」

 

コナーは突然、お金を出して渡してきた。それを見ても、神通には意味が分からない。

 

神通「何の お金ですか?」

 

コナー「タクシー代だ。この先は危険がデカい」

 

魔女と直接対決するなら、魔術に抗えない神通には手に負えない。連れていくべきではないと判断したコナーは、帰るように伝えた。

だが それで納得する神通ではない。手記を返してもらうために、セリーナと和解してもらうために、反対を押し切って ここまで来たのだ。今更 帰れと言われても、何の進展もなく帰れる訳がない。

 

神通「一緒に行きます。私だって これまで、悪魔と戦ってきました。力になれます。無理矢理 引き摺り降ろされても追い掛けますから」

 

コナー「悪魔は どうか知らんが、魔女は狡猾だ。常識は通じない」

 

神通「我儘を言って ここまで来ました。何の収穫も無いまま帰れません」

 

コナー「魔女が どういうものかは よく分かったはずだ。君にはムリだ」

 

しばらく2人の睨み合いが続いたが、コナーは諦めたのか車のエンジンを始動した。

デズモンドから得た手掛かりを頼りに、葬儀場だった場所を手当たり次第に当たるため、コナーの愛車は発進した。

 

 

・・・・・・

 

*街 15:55*

 

鹿島に連れられて外に出たネロと摩耶は、よく分からないまま歩かされていた。鹿島が先頭で歩いているのだが、行き先 不明だ。いったい どこに向かってるのやら・・・。

その鹿島は、天然石の振り子を持って歩いている。益々よく分からない。

 

摩耶「観光って言ってたのに、さっきから家しか見てないぞ!」

 

ニューヨークにも見るべき観光スポットは多い。摩耶は そういう場所に行くと思っていたのだが、ホテルを出てから向かったのは、民家が建ち並ぶ場所ばかり。とても観光と呼べるものではなかった。

 

ネロ「どこに向かってるんだ?」

 

鹿島「私のダウジングが、こっちに行けば おもしろいものがあると反応してます」

 

摩耶「お前、何でもやってんだな・・・」

 

鹿島が持っていた天然石の振り子は、ダウジング用の道具だった。

艦娘の指導だけでなく、占いやダウジングなど、Devil May Cry鎮守府に着任した鹿島は多才だった。その事に摩耶は、呆れつつも感心していた。

しかし、鹿島のダウジングを頼りに歩いてても、大丈夫なのか不安ではある。そもそも、どこまで行けばゴールなのか、誰1人として分かっていない。

 

鹿島「・・・・・・おや?」

 

鹿島が道に落ちてる物を見て、足を止めた。ネロと摩耶も それを見ると、落ちてたのはグミだった。

グミは1つだけでなく、まるでヘンゼルとグレーテルのパン屑のように続いている。

 

摩耶「何で こんなにグミが落ちてんだ?」

 

ネロ「子供が落としたんじゃないか?」

 

摩耶「いや、それにしては多過ぎじゃね?」

 

鹿島「ほら、おもしろいのがありましたね。行ってみましょう」

 

グミを辿って進むと、グミは建物と建物の間の、細い裏路地に続いて落ちていた。3人は どこへ続いてるのか確かめるために、グミを頼りに裏路地に入る。

裏路地を抜けると、陽当たりのいい中庭のような場所に出て3人は驚いた。そこには、グミが実る木が立っていたのだ。不思議な光景に、開いた口が塞がらない。

 

ネロ「・・・・・・これ、現実か?」

 

摩耶「スッゲー・・・」

 

鹿島「駆逐艦の皆さんへの お土産に、丁度いいかもしれませんね」

 

摩耶「おっ、それいいな!なら、幾つか貰っちゃうか?」

 

木には大量のグミが実っており、下にも腐る程の数が落ちている。少しくらい貰っても平気だろうと思い、摩耶はグミの収穫を始めた。

グミを獲っていると、ネロではない男の手に腕を掴まれた。

 

摩耶「ぎゃーー!?ごめんなさい!ごめんなさい!・・・・・・お前!」

 

木の持ち主が現れたと思い驚いて尻餅をつき、怒られる事を恐れて必死に謝る摩耶だったが、そこに居たのは魔女ハンターのコナーだった。

コナーが現れた事で、ネロもブルーローズを抜いて銃口を向ける。

そこに、遅れて神通も現れた。

 

鹿島「あら、神通さん」

 

神通「皆さん、どうして ここに?」

 

ネロと摩耶、鹿島は神通とコナーが現れた事も そうだが、それとは別の事にも驚く事になってしまった。先程まで陽当たりが良かったはずの中庭は陽当たりが悪くなり、グミが実っていた木も枯れ木へと変わっている。

 

コナー「木に実ってる菓子は食うな」

 

そう言われ、摩耶は手に持つグミを見た。それはグミではなく、腐ったリンゴに変わっていた。グミでなくなっていた事に驚き、慌てて捨てる。

 

神通「ネロさん、銃を下ろしてください。彼なら大丈夫です」

 

摩耶「いったい何が どうなってんだよ!?」

 

コナー「シーッ、騒ぐと逃げられる」

 

鹿島「先に説明を」

 

神通「実は・・・」

 

神通はコナーの代わりに、ネロ達3人に ここまでの経緯を話した。ここは、神通とコナーが探していた葬儀場跡だった。

その様子を建物の上の階の窓から、髭を蓄えた熊のような大男が、ネロ達5人を見下ろしていた。この男が、老神父を死に追いやった犯人なのだろうか?

コナーは葬儀場跡の廃墟への入り口を見付け、扉を開けた。やはり廃墟といった感じで、中は薄暗い。

そのまま侵入するかと思われたが、コナーは後ろを振り返った。すぐ後ろにはネロ達が居て、何で中に入らないんだと不思議そうな顔をしていた。

 

コナー「君らは ここで待ってろ」

 

神通「いいえ、一緒に行きます」

 

摩耶「悪者退治なら任せときな!」

 

ネロ「魔女だか魔術師だか知らないけど、俺 強いし」

 

鹿島「邪魔はしませんので、お気になさらず♪」

 

神通は兎も角、他3人も首を突っ込む気満々だった。鬼が出るか蛇が出るか、何が出てくるのか楽しみで仕方がない。

コナーは呆れながらも、中へ入った。

建物全体を見て回るのに、一塊で動いていても時間が掛かってしまう。中に入ってから、それぞれ別れて内部を捜索する事にした。

神通が音を立てず警戒しながら進んでいると、曲がり角の先で、何者かの影が横切るのが見えた。

その通路の奥では、椅子に座った人形が独りでに動いており、神通は ゆっくりと人形に近付いていく。人形は意味もない動きを繰り返してるだけで、特に注意するべき点はなさそうだ。

更に奥へと進むと、老神父の自宅にもあった黒魔術の呪具を見付けた。やはり犯人が ここに居るのは間違いない。

突き当たりの部屋から僅かな光が漏れている。そちらに向かうと、幼い少女がマットの上に座って こちらを見ていた。

他には申し訳程度の照明があるだけで、マットが寝床だとすると、この少女は犯人に拐われた子供かもしれない。

神通は少女を怖がらせないために、ゆっくりと近付いていく。

 

少女「来ないで・・・」

 

神通「大丈夫ですよ、シーッ」

 

少女「あっち行って・・・」

 

今 騒がれては、犯人に気付かれてしまう可能性がある。少女を どうにか落ち着かせようとするが、話を聞いてくれない。

 

神通「もう心配ありません」

 

少女「早く行ってよ・・・」

 

神通「何もしませんから」

 

少女「やめて」

 

少女は徐に立ち上がり、神通に背を向ける。

反対に神通は、少女に威圧感を与えないために しゃがんだ。

 

神通「大丈夫です」

 

少女「・・・・・・・・・」

 

背を向ける少女は、手に持つ人形に隠していた歪なナイフを抜いたが、神通は それに気付かない。




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