本当に これで良いのか不安な21話です。どうぞ・・・
*Devil May Cry鎮守府 執務室*
今日は横須賀が殴り込んでくる。鋭気を養い返り討ちにするため、午前は自由時間にした。
赤城「提督、とうとう この日が来ましたね」
ダンテ「そうだな」
赤城「大将も来るんでしょうか?」
ダンテ「・・・来るだろうな」
赤城「頑張らないと いけませんね」
ダンテ「そうだな、頑張って花見 行かないとな」
赤城「お花見で食べる お弁当が楽しみです」
ダンテ「・・・・・・・・・」
赤城「・・・・・・・・・」
ダンテ「・・・なぁ」
赤城「何でしょう?」
ダンテ「何で お前ら全員ここに居るんだよ?」
赤城「・・・暇なんです!」
執務室には艦娘が漏れ無く全員 居た。色々 物も多い執務室に全員 来るから、執務室は今ギュウギュウだ。
初雪「狭い」
叢雲「深雪、そろそろ場所 代わりなさい」
深雪「えー!?さっき座ったばっかだぞ!」
明石「大淀ー、私にも お茶!」
大淀「はいはい、ちょっと待って」
加賀「いい蒼龍、私達は お花見に行くために横須賀に勝たなきゃいけないの。慢心しては駄目よ」
蒼龍「それ どういう状況ですか?」
金剛「朝のTea timeも格別デスネー」
比叡「そうですね、お姉さま!」
間宮「今日 金曜日ですよね?」
鳳翔「じゃあカレーですね」
時雨「ロイヤルストレートフラッシュ」
皐月「またぁ!?」
文月「文月 喉 渇いた~」
如月「そろそろ飽きてきたんだけど・・・」
電「牛乳おかわりなのです!」
暁「おかわり!」
雷「おかわり!」
北上「大井っち、今日は頑張ろうね」
大井「もちろんです!北上さ~ん!」
鈴谷「これとか似合うんじゃない?」
羽黒「そ、そうですか?」
天龍「どんな奴が来るか楽しみだな!」
龍田「そうね~」
那珂「神通ちゃん、これ美味しいよ」
神通「那珂ちゃん、ちゃんと座って食べて」
まるで小学生や中学生が友達の家に遊びに来たような状態だ。
ダンテ「暇って お前・・・何かやることないのか?」
赤城「出撃も遠征も行けませんし、午前中は休みですから訓練もできませんし、娯楽があるのは執務室だけですから」
ダンテ「・・・哀しいな、お前ら」
赤城「何で可哀想な人を見るような目で見るんですか?」
ダンテ「そりゃ そうだろう。ちょっとした時間にやる事ないのは人生の無駄遣いだ」
赤城「だから提督と お喋りしてるんです!」
ダンテ「・・・・・・・・・」
赤城「そういえば、編成は どうするんですか?」
ダンテ「・・・・・・編成?」
赤城「そうですよ、まだ決めてませんし」
ダンテ「全員 参加で殴り合うんじゃねぇのか?」
赤城「・・・・・・え?」
ダンテ「そもそもルール知らねぇな・・・」
ここに来て、艦隊演習を よく分かっていないダンテ。艦娘 全員の動きが止まった。
赤城「出撃と一緒ですよ!艦隊を編成して相手の艦隊と戦うんです!」
ダンテ「じゃあ急いで建造する必要なかったな」
『・・・・・・・・・』
ダンテ「人数 限られてんなら全員で訓練しなくてよかったな」
『えー!?/はぁー!?』
深雪「じゃあ、あの地獄の特訓は いったい・・・」
鈴谷「鈴谷達 何の為に頑張ったの~!」
赤城「それで編成は どうするんですか?」
ダンテ「んなもん戦艦と空母でボッコボコにするに決まってるだろ」
まだ怒ってるダンテ。
鳳翔「それだけでは駄目ですよ。ちゃんと他の艦種も考えて編成しないと」
ダンテ「俺ちゃんと考えた事ないぞ。どういう編成が良いとか未だに分かんねぇし」
今になって無視できない案件が浮上してしまった。
加賀「じゃあ今まで どうやって決めてたの?」
艦娘達が固唾を飲んでダンテの言葉を待つ。
ダンテ「目に付いた奴とか頭に浮かんだ奴とか、まぁ その場のノリだな」
『・・・・・・・・・』
いつもスラスラと編成を言うから ちゃんと考えてると思っていたが、全く そんな事は無かった。艦娘達も これには溜め息が出た。
ダンテ「まぁ戦艦と空母 中心で、あとは出たい奴が出れば良いさ」
天龍「なら俺だな!」
ダンテ「ご自由に」
・・・・・・
*午後 正面ゲート*
鎮守府に車が入ってくる。車からは6人の艦娘と大将、そして横須賀の提督が降りてきた。
大将「ここだ」
提督「ここに噂の彼が・・・」
大将「気分は どうだ?」
提督「楽しみですよ。それに、負けるつもりもありません」
大将「期待しておこう」
大淀「お待ちしておりました」
演習場に案内する為に大淀が待っていた。
大将「さっそく案内してもらおうか」
大淀「こちらへ」
一行は演習場へと向かった。
・・・・・・
*演習場*
演習場に着くと、ダンテ達が既に待っていた。ダンテは大将が来たことに気付くと、隠すこともせずに不機嫌顔になる。
大将「来てやったぞ!」
ダンテ「頼んでねぇよ」
横須賀の提督がダンテに近付く。
提督「初めまして、私が横須賀の提督よ」
そう言って提督は手を差し出す。
ダンテ「・・・あぁ」
ダンテも手を出し握手する。
提督「ずっと あなたに会いたかったのよ、有名人さん」
ダンテ「有名人?」
提督「知らないの?今じゃ あなたの事を知らない人なんて海軍に居ないわ。一般人が元帥に認められ いきなり提督になった。そして悪魔と戦う紅い男」
ダンテ「そいつは嬉しいね、有名人になるのが夢だったんだ」
横須賀提督の言葉に、ダンテは皮肉で返す。
提督「あなたには1つ言いたい事があるの」
ダンテ「・・・・・・・・・」
提督「どうして支援艦隊を断ったの?私達じゃ役不足?」
ダンテは また同じ説明をしないといけないのかと思いウンザリした。
ダンテ「そうだと言ったら?」
提督「正直 腹が立つ。自分で言うのもなんだけど、私は士官学校を首席で卒業して提督になった。出撃と遠征、艦娘の訓練も徹底的に取り組んでいる。艦娘の練度も着実に上がってる。そんな うちを役立たず呼ばわりされるのは気に入らないわ」
この提督は物事をハッキリと言う女性のようだ。
ダンテ「艦娘や深海棲艦 相手なら それで充分だろうが、悪魔を舐めてると痛い目を見るぜ」
提督「悪魔にだって負けるつもりはないわ」
ダンテ「そうか?今も あんたの近くに悪魔が居るかもしれないぜ」
提督「何よ それ?脅しのつもり?」
ダンテ「さぁ?どうだろうな。どうせ稼働したばかりで大した事ないんだろ?」
大将「傲るなと言ったはずだぞ若僧。ここと違って そいつは出撃と遠征、演習も効率的に
ダンテ「なら、試してみようぜ。それより・・・」
ダンテは横須賀の艦娘の1人を見る。
ダンテ「・・・龍田が居るぞ」
提督「えぇ、うちの龍田は優秀よ」
ダンテ「おい見ろよ!龍田が もう1人だ!」
ダンテは楽しそうに後ろに控える艦娘達に言う。
龍田「こんにちわ~」
横須賀龍田「こんにちわ~」
ダンテ「まるでドッペルゲンガーだな」
龍田「今日は よろしくね~」
横須賀龍田「こちらこそ~」
提督「それじゃあ始めましょう」
ダンテ「そうだな・・・どっちが うちの龍田だ?」
提督「え?あれ?」
ダンテと横須賀提督は龍田を見るが、どっちが自分の龍田か分からない。分からなくなってしまった。
ダンテ「おい龍田」
龍田「「はい?」」
ダンテ「・・・・・・・・・」
両方 返事する。
ダンテ「いや だから龍田」
龍田「「だから何~?」」
ダンテ「龍田 集合」
龍田「「ここに居るわよ~」」
ダンテ「俺のとこの龍田!」
龍田「は~い」
やっと戻ってきた。
ダンテ「お前と あいつ、わざとやってただろ?」
龍田「何 言ってるの~?両方 龍田だよ」
ダンテ「面倒だな・・・」
両陣営は作戦会議のため、一度 離れる。
ダンテ「おい、見たことない奴も居るけど どれが どれだ?」
横須賀の艦娘は扶桑、山城、摩耶、鳥海、龍田、島風。
北上「戦艦2隻に重巡が2隻、軽巡と駆逐艦だね」
時雨「扶桑、山城・・・」
ダンテは嫌な顔をした。戦艦を軸に艦隊を組んでいる。自分と同じ考えで火力重視で来ている。こっちは空母も居るが、似たような編成で勝っても面白くない。ダンテは、急遽 編成を変えることにした。
・・・・・・
お互いの艦娘が水上に降り立つ。
Devil May Cry鎮守府の編成は叢雲、深雪、初雪、暁、雷、皐月・・・ダンテ。
提督「ちょっと待ちなさいよ!」
ダンテ「あ?」
提督「何で あなたが そこに居るのよ!」
ダンテ「・・・・・・・・・ぶっ潰す!」
提督「会話も満足にできないわけ!?」
大将に挑発されてから様子が おかしいダンテ。
言いたい事があるのは横須賀だけではなかった。
鈴谷「ちょっと何その編成!偏り過ぎだから!」
天龍「最初の編成どこ行ったんだよ!俺が出るはずだったろ!」
北上「駆逐艦の装甲じゃ戦艦の砲撃 一溜まりもないから!」
鳳翔「提督!一度 戻ってください!」
ダンテ「・・・何で?」
鈴谷「いや全部 言ったじゃん!」
加賀「いいから戻りなさい!」
大井「あなた達も戻りなさい」
渋々 陸に上がるダンテと、言われるがままに一緒に陸に上がる駆逐艦。
北上「ちょっとタイム~」
大将「あいつ・・・まさかな」
中々 演習が始められない。
大将は何かを気にしている様子だが、その大将の視線の先では、艦娘達がダンテに説教を始めた。
鳳翔「どうして こうなるんですか!?」
北上「あれ見て駆逐艦オンリーって普通じゃないから」
ダンテ「普通に勝っても面白くねぇだろ」
大井「あなた勝つ気あるの!?」
ダンテ「あるに決まってるだろ。勝てないと思われる編成で勝って、あいつの鼻っ柱を へし折る」
ビシッと大将に向かって指を指す。大将の顔を見て、最初の頃の怒りが再燃したようだ。
鳳翔「怒ってるのは分かりますが落ち着いてください。勝ちたいのは私達も同じなんですよ」
加賀「子供みたいに駄々を捏ねないで」
ダンテ「・・・駆逐艦でストレート勝ちだ、これしかねぇ」
鈴谷「めっちゃ頑固なんですけど!」
天龍「おい こいつ もうダメだ!」
説得が無理と痛感した艦娘達は、ダンテと編成された駆逐艦を放置して円陣を組み、頭を付き合わせながら会議を始めた。
天龍「おい、どうすんだよ?」
赤城「やはり最初の編成で行きましょう」
神通「しかし あちらの編成は分かっていますから、それも考慮して編成した方が良いのでは?」
大井「でも最初の編成 以上の編成なんてあるの?」
北上「もう無難に最初の編成で行こうよ」
艦娘達が話し合っている後ろで、ダンテはシッシッと手で追い払うように叢雲達を演習に行かせようとしていた。艦娘達は気付いてない。
叢雲「ちょっと良いの?」
ダンテ「いいから行け、そして勝ってこい」
叢雲「でも駆逐艦だけじゃ戦艦の装甲には━━」
ダンテ「お前ら何を相手に訓練してたんだよ。それに比べたら あいつらなんて大した事ないだろ」
叢雲「・・・分かった。行くわよ皆」
叢雲達は覚悟を決め、ダンテは艦隊を送り出す。
加賀「じゃあ最初の編成で、赤城さん、私、金剛、鈴谷、天龍、龍田で良いわね?」
鈴谷「あーーー!!」
加賀「何?」
編成が決まり頷き合っていると、鈴谷が大声を上げる。
鈴谷「叢雲達が居ない!」
見るとさっきまで居た叢雲達の姿が無い。
鳳翔「提督?」
ダンテ「あいつらなら行っちまったぞ」
他人事のように言うダンテ。だが艦娘達は分かっていた。ダンテが行かせたと。
赤城「提督、本当に分かってるんですか?」
ダンテは何も答えず、艦隊が よく見える場所へと行ってしまった。
両艦隊は鎮守府から少しだけ離れて沖へ出て配置に着く。艦隊は演習開始の合図を待つだけだ。
叢雲「いいわね、私達は あのアホみたいな訓練で悪魔を相手にしてた。向こうは司令官よりも素早くない。回避に専念しながら確実に当てにいくわよ」
旗艦の叢雲が指示を出す。随伴艦の艦娘は皆、頷き了承する。
大将は双眼鏡で艦隊を見ながらダンテに声を掛ける。
大将「駆逐艦だけとは、何が狙いだ?」
ダンテ「・・・・・・・・・」
大将「戦艦や空母が居ながら何故 使わない?」
ダンテ「駆逐艦だけで勝ったら面白いだろ?」
大将「ふっ、確かにな」
演習開始の合図が出る。
叢雲「単縦陣!」
単縦陣で相手艦隊が居るであろう場所へと進む。すると向こうから何かが飛んでくる。
深雪「何か来たぞ!」
初雪「・・・あれ瑞雲?」
扶桑と山城が発艦した瑞雲が艦隊に迫る。叢雲達は撃ち落とそうとするが、対空装備は無いため中々 撃ち落とせない。爆弾が投下される。
叢雲「回避!」
艦隊は回避に成功する。相手艦隊も こちらに向かってきており、姿が見えてきた。
扶桑「主砲、副砲、撃てえっ!」
相手艦隊が砲撃を開始する。叢雲達は動きが読まれないように複雑な機動で回避していく。
雷「危なっ!」
皐月「まだ来るよ!」
深雪「これ勝てんのか!?」
叢雲「集中!隙を見て反撃するわよ!」
山城「ちょこまかと鬱陶しいわね・・・」
そんな中、相手艦隊の島風が単独行動に走った。
摩耶「島風!」
艦隊は止めるが島風は行ってしまう。その様子は叢雲達からも見えていた。
叢雲「あいつを狙うわよ!」
艦隊は島風に砲撃を開始する。
島風「おっそーい!そんなんじゃ島風には当てられないよ」
暁「この・・・!」
初雪「でも・・・!」
叢雲「
『遅い!』
島風「オゥッ!?」
艦隊は島風のスピードに慣れ、集中砲火を浴びせる。焦りから動きを乱した島風は、
提督「あの娘 何やってるのよ~!」
島風 轟沈判定。
相手のミスで1隻 討ち取ったが、相手艦隊の砲撃は続いている。回避に専念するが、いつまでも躱してはいられない。
皐月「痛ってててて・・・」
雷「何よもう、雷は大丈夫なんだから!」
皐月 小破。
雷 中破。
だが叢雲達も負けじと反撃する。
横須賀龍田 中破。
鳥海 小破。
叢雲「今よ!」
叢雲達は一斉に魚雷を発射する。それは向こうの艦隊も同じだった。お互いの魚雷が交差して艦隊に向かっていく。
皐月、雷が轟沈判定。
横須賀の艦隊は龍田が轟沈判定。
摩耶 小破。
その後も回避をしながら着実に相手の艦隊に攻撃を当てていく。横須賀の攻撃も激しさを増した。それから予定時間まで戦闘は続いた。
・・・・・・
演習終了の合図が出て艦隊は鎮守府に戻る。
Devil May Cry鎮守府
叢雲 小破。
深雪 小破。
初雪 中破。
暁 中破。
雷 轟沈判定。
皐月 轟沈判定。
横須賀鎮守府
扶桑 小破。
山城 小破。
摩耶 中破。
鳥海 小破。
龍田 轟沈判定。
島風 轟沈判定。
結果は叢雲達の戦術的敗北。かなり善戦したが負けた。ダンテ達が負けた・・・。
叢雲「司令官・・・」
暁「・・・ごめんなさい」
戻ってきた艦隊がダンテに声を掛けるが、ダンテは何も言わない。
提督「どう?私達の勝ちよ!」
横須賀の提督は勝ち誇る。だが そんな提督の頭に拳骨が飛んでくる。
大将「馬鹿か お前は!」
提督「えぇ!?」
殴ったのは大将だ。
大将「あの演習を観て本気で勝ったつもりか?」
提督「ど、どういうことですか?勝ったのは私達ですよ!」
大将「奴は戦艦や空母が居るにも関わらず、駆逐艦だけで編成し、お前の艦隊に善戦した。もし戦艦や空母が あの駆逐艦と同じだけの実力があり、艦隊に組み込んでいれば どうなってたと思う?」
提督「・・・っ!じゃあ・・・」
横須賀の提督はダンテを見る。ダンテは腕を組み、退屈そうに2人の会話を眺めていた。
提督「じゃあ彼は・・・どうして戦艦と空母を出さなかったんですか?」
大将「俺に印象を与える為だろう。“自分達は決して弱くはない”と」
ただ勝つだけでは意味がない。ダンテは艦娘達が弱くないと知らしめるために、明らかに不利な駆逐艦だけで艦隊を編成した。
大将「戦艦や空母が出ていれば お前は確実に負けていた。それに気付かない お前の敗北だ」
提督「そんな・・・」
艦娘達も大将の話を聞いて驚いた。大将に挑発されてからダンテは ずっと冷静さを失っているように見えていた。だがダンテは、そこまで考えていたのかと驚くしかなかった。
ダンテ「おい」
横須賀の提督に声を掛けるダンテ。
ダンテ「入渠ドックと高速修復材、無料で提供してやるから もう一回やろうぜ」
確実に勝つまで やめる気がないダンテ。
天龍「おい!やっぱり こいつ冷静じゃねぇぞ!」
鈴谷「はいはい、終わり終わり!」
艦娘達に無理矢理 後ろに下がらされるダンテ。
ダンテ「今度は俺も出るぞ!なんなら俺1人で相手してやるよ!」
大井「あなた もう黙りなさいよ!」
那珂「お、落ち着いて!」
大将「やはり面白いな、あの男・・・」
大将は艦娘達に揉みくちゃにされているダンテを見ながら呟いた。
そこに鳳翔が来る。
鳳翔「結局、何がしたかったんですか?」
大将「横須賀の そいつが支援を断られたのが気に入らなかったみたいだからな、お膳立てしてやったまでだ」
鳳翔「だから確実に演習を受けさせる為に、あそこまで言ったんですか?」
大将「そうだ、だが若僧に言ったのは本音でもある」
鳳翔「本音?」
大将「本気で勝つつもりなら空母や戦艦を出すべきだった。一時の感情やプライドで駆逐艦だけの編成にしたのは、やはり提督としては甘い」
鳳翔「・・・そうかもしれませんね。それでも・・・月日は浅いですが、どんな状況も彼と一緒に切り抜けてきました。そして これからも、彼と共に私達は歩んでいきます」
大将「それは お前達の自由だ。好きにしろ」
・・・・・・
*正面ゲート*
横須賀は入渠ドックを借り、夕飯もダンテ達と共にした。
そして自分達の鎮守府に帰る時間になった。
提督「次にやる時は確実に勝たせてもらうわ!」
ダンテ「それは こっちのセリフだ。泣きながら ごめんなさいするまでやってやるよ」
大井「いつまで言ってんのよ・・・」
大将「若僧、面白いものを観させてもらった。また会おう」
ダンテ「テメェは二度と来るんじゃねぇよ」
大将と横須賀は車に乗り込み帰っていった。
勝ったのか負けたのか有耶無耶になったが、横須賀との艦隊演習は これで幕を下ろした。
文月「司令官、お花見は~?」
ダンテ「今から必要な物 買い揃えるぞ」
鈴谷「今から!?」
北上「もう夜だよ?」
那珂「お店まだ開いてるかなぁ?」
初雪「眠い、疲れた・・・寝たい」
加賀「休む暇もないわね・・・」
赤城「私達らしいですけどね」
ダンテ達は慌てて街まで買い物に行き、お花見の準備に奔走した。
艦隊編成とか正直 分かりません!
勝てれば良いんですよ!勝てれば!
・・・・・・ごめんなさい!
次回も よろしく お願いいたします!