Devil May Cry鎮守府   作:しゅんしゅん@よし

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23話です!どうぞ!


Mission23 炎風~比叡カレーの可能性~

*Devil May Cry鎮守府 執務室*

 

執務室には鳳翔、隼鷹、神通、那珂、皐月、文月が集められていた。

 

ダンテ「大淀が言うには、南方通商航路で輸送船の護衛が目的らしい」

 

那珂「お仕事ですね!」

 

ダンテ「あくまで護衛だからな、ムリに深追いするなよ」

 

隼鷹「余裕 余裕~!」

 

ダンテ「なら、さっそく行ってきてくれ」

 

鳳翔「あの、比叡さんの方は・・・」

 

ダンテは椅子に座りながら、遠い目で天井を見た。

 

ダンテ「・・・そっちは間宮が居るから大丈夫だろ」

 

鳳翔「大事にならないよう、ちゃんと見ててくださいね」

 

ダンテ「分かったから早く行けよ」

 

編成された艦隊は執務室を出た。

 

ダンテ「料理が下手ってだけじゃなさそうなんだよなぁ・・・」

 

食堂に行く為にダンテも執務室から出ていく。

 

 

・・・・・・

 

*食堂*

 

間宮「私が横に付きますから、私の言う通りに一度やってみましょう」

 

比叡「は、はいっ!」

 

金剛「比叡、頑張るんダヨ!」

 

比叡「任せてください!お姉さま!」

 

ダンテ「(任せられないから こうなってんだろ・・・)」

 

悪魔も溶けだすカレーを作った比叡。もし花見で誰かが食べていたら死人が出ていたということで、間宮の指導で料理を作る事になった。

 

ダンテ「作るのは もう一度カレーだ。ちゃんと間宮の言うこと聞けよ」

 

比叡「勿論です!」

 

比叡と間宮は料理の為、厨房の奥に消える。ダンテと金剛は、料理が出てくるのを待つため席に座る。

 

ダンテ「お前の妹は とんでもないな」

 

金剛「・・・不甲斐ないデス」

 

ダンテ「花見で人 殺しかけたようなもんだしな」

 

金剛「・・・・・・・・・」

 

ダンテ「お前、料理は どうなんだ?」

 

金剛「私は ちゃんと作れマスヨ」

 

ダンテ「妹の あれ見ると信用できねぇな」

 

金剛「今日の提督はイジワルデース!」

 

厨房では・・・

 

比叡「(あっ!隠し味に これを・・・!)」

 

間宮が一瞬だけ目を離した隙に何かをドバドバ入れる比叡。

 

 

・・・・・・

 

しばらくするとカレーが運ばれてきた。

 

ダンテ「・・・・・・・・・」

 

金剛「・・・・・・・・・」

 

ダンテ「何だ これ?」

 

比叡「カレーです!」

 

ダンテ「何で青いんだよ・・・」

 

金剛「ルーに何かの顔が浮かび上がってマース・・・」

 

目の前にあるのはカレーではない。化け物だ。

 

ダンテ「・・・間宮?」

 

間宮「私も どうしてこうなったのか・・・味は大丈夫だと思うんですけど・・・」

 

ダンテ「・・・先に食べて良いぞ」

 

金剛「・・・提督から どうぞ」

 

ダンテ「比叡だって尊敬する姉貴に、先に食べてほしいと思うぞ」

 

金剛「そんな、提督より先に食べるなんて、そんな無礼なことはできませんヨ」

 

ダンテ「遠慮するなよ」

 

金剛「提督こそ・・・」

 

中々 食べない2人。だが死の宣告は容赦なく下される。

 

比叡「金剛お姉さまのために頑張って作りました!食べてください!」

 

金剛「Oh・・・」

 

とびっきりの笑顔。そんな妹の笑顔とカレーを交互に見比べる。金剛は可愛い妹のために、カレーを口に入れた。

 

金剛「ヴァルハラが見えるヨ・・・」

 

比叡「お、お姉さまぁ~!?」

 

金剛はテーブルに突っ伏して倒れた。

 

ダンテ「やっぱダメじゃねぇか・・・作り直してこい!」

 

 

・・・・・・

 

比叡「出来ました!」

 

次に出てきたカレーは真っ黒だった。ルーが溶岩のようにボコボコと気泡が弾けてる。

 

ダンテ「(ピザ食いてぇ・・・!)」

 

食べたくないダンテは考えた。必死に考えた。

 

ダンテ「(・・・!居る!最強の大食いが此処には居るじゃねぇか!)」

 

 

・・・・・・

 

食堂に来たのは、ダンテに呼ばれた赤城、加賀、蒼龍。

 

赤城「ご飯 食べれると聞いて参りました!」

 

ダンテ「これだ」

 

3人はテーブルの上にある黒い何かを見る。

 

蒼龍「何・・・これ?」

 

加賀「・・・これを私達に食べろと?」

 

ダンテ「比叡の愛情が詰まってる」

 

3人は逃げ出した。

 

ダンテ「逃がすかぁ!」

 

ケルベロスの鎖が伸び、3人を拘束する。無理矢理 椅子に座らされ、下半身を氷漬けにされた。腕はケルベロスに拘束されている。

 

赤城「提督!下半身が凍傷で壊死しそうです!」

 

ダンテ「入渠ドックには入れてやるから安心しろ」

 

赤城「ぁ・・・・・・」

 

蒼龍「赤城さぁーーん!」

 

口にカレーを入れられた赤城は倒れた。

 

加賀「こんな事して許されると思ってるの!?」

 

ダンテは加賀の口にカレーを持っていくが、加賀は頑なに口を開けようとはしない。ダンテは加賀の鼻を摘まむ。加賀も頑張って耐えるが、息が苦しくなり とうとう口を開けてしまう。透かさずカレーを放り込むダンテ。

 

加賀「・・・んぐぅ!」

 

蒼龍「加賀さぁーーん!」

 

加賀は倒れた。

 

蒼龍「やだやだやだやだやだ!・・・んーー!」

 

蒼龍も意識を失う。

 

ダンテ「間宮、ちゃんと教えてんのか?」

 

間宮「勿論ですよ!」

 

ダンテ「しょうがない、次 行くか・・・」

 

 

・・・・・・

 

次に出てきたのは紫色のカレー。ルーが生きてるかのように蠢いている。

 

鈴谷「ちょっ!?ムリ!こんなキモいの食えるか!」

 

羽黒「お願いですから許してください!」

 

ダンテ「比叡に謝れ」

 

鈴谷「あ゛あ゛あ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛!!」

 

羽黒「・・・・・・・・・」

 

 

・・・・・・

 

天龍「ふざけんな!意味 分かんねぇよ!」

 

龍田「あとが恐いわよ~」

 

ダンテ「比叡が食べてほしいんだってさ」

 

天龍「・・・・・・ぐほぉっ!」

 

龍田「・・・・・・・・・」

 

皆 倒れていく。

 

ダンテ「誰なら食えるんだよ・・・」

 

いつの間にか目的が変わってしまっていた。

 

 

・・・・・・

 

深雪「冗談だよな!?」

 

初雪「・・・まだ死にたくない!」

 

時雨「僕、お腹 空いてないから要らないかな・・・」

 

叢雲「自分で食べればいいでしょ!」

 

如月「司令官、こういうの良くないと思うの・・・」

 

何も言わずに5人の口にカレーを入れるダンテ。

 

「「「「「・・・・・・・・・」」」」」

 

 

・・・・・・

 

北上「ここは いつから人体実験するようになったのさ!?」

 

大井「あとで絶対 後悔させてやるわよ!」

 

明石「大淀!なんとかして!」

 

大淀「提督、私が居なくなると困ると思うので私は食べなくて良いですよね?」

 

明石「裏切り者ぉー!」

 

ダンテ「比叡のためだ」

 

そのままカレーを口に入れていく。

 

「「「「うぎゃぁぁぁぁ!?」」」」

 

 

・・・・・・

 

電「食べたくないのです・・・」

 

雷「司令官、雷が美味しいカレー作ってあげるから、そっちを食べましょ?ね?」

 

ダンテ「残ってるのは もう お前らだけなんだよ。手伝ってくれ。ほら暁」

 

暁「ふぇ!?」

 

ダンテ「1人前のレディなら、好き嫌いはするもんじゃない。大きくなれないぞ」

 

暁「ぴゃああぁぁぁぁぁ!」

 

「「暁!/暁ちゃん!」」

 

ダンテ「お前らも」

 

「「・・・・・・うっ!?」」

 

ダンテ「全滅じゃねぇか・・・お前のは料理じゃない、食の暴力だ」

 

比叡「酷いです!司令も食べてください!」

 

ダンテ「お前は味見したのか?」

 

比叡の口にカレーを入れるダンテ。比叡は間髪入れずに倒れた。

 

ダンテ「自分で作った物で倒れてちゃ話にならないだろ」

 

これにはダンテも呆れた。間宮が付いても この有り様、救いようがない。

そこへネヴァンが現れた。

 

ダンテ「勝手に出てくるなよ」

 

ネヴァン『おもしろい話があるのだけど

 

ダンテ「それが本当に おもしろいなら聞いてやる」

 

ネヴァン『封印される前に聞いた話よ。人間には時々、特別な力を持っている者が現れるの。その人間が作った物には悪魔を滅ぼす力が宿ると言われているわ

 

ダンテ「比叡が そうだって言いたいのか?そりゃスゴいな、それでなくとも破壊力抜群なのは どう説明するんだよ」

 

ネヴァン『同時に弊害もあるらしいわよ

 

ダンテ「弊害?」

 

ネヴァン『耳が聴こえなかったり、声が出せなかったり、特定の事ができなかったりね

 

ダンテ「料理が下手なのは その弊害ってか?」

 

ネヴァン『役には立ったでしょ?

 

ネヴァンは そのまま消えた。

その話が事実なら、花見で悪魔が溶けたのも説明が付く。だが確証は無い。

 

ダンテ「これ下水に流したらマズイよな・・・」

 

ダンテは間宮と協力して、全員を入渠ドックに放り込んだ。

 

 

・・・・・・

 

*翌日 執務室*

 

執務室の電話が鳴る。

 

ダンテ「Devil May Cry・・・じーさんか」

 

元帥『悪魔が出たかもしれん』

 

ダンテ「かもって どういう事だ?」

 

元帥『それがのう・・・見たのが子供なんじゃ』

 

ダンテ「子供?」

 

元帥『警察に“鬼が出た”と言いに来たらしく、警察は まともに話を聞かなかったそうじゃ。儂も憲兵から聞いただけじゃから、確固たる証拠は無い。念の為 見に行ってくれんか?』

 

ダンテ「子供ね、場所は?」

 

元帥に分かる範囲で詳細を聞いたダンテは電話を切る。

そこへ鳳翔が入ってきた。

 

鳳翔「提督、皆 部屋から出てきません」

 

ダンテ「だろうな」

 

鳳翔「大事にならないようにって言いましたよね?」

 

ダンテ「説教なら後にしてくれ」

 

鳳翔「・・・どこに行くんですか?」

 

ダンテ「仕事だよ」

 

 

・・・・・・

 

ちょっとした田舎にある廃神社に鬼が出たということで、ダンテは車で そこに向かった。車から降りてきたのはダンテ、金剛、比叡。

 

ダンテ「お前らまで来る必要ないんだぞ」

 

比叡「司令が私のカレー食べてくれるまで離れません!」

 

小さい鍋を持った比叡が宣言する。

金剛は比叡の お目付け役で一緒に来た。

 

ダンテ「・・・難儀なこった」

 

溜め息を吐き、ダンテは長い階段を見た。階段は かなり上まで続いている。

神社に向かおうとしたが、道の脇から数人の子供が出てきた。

 

少年「この先に行くの?」

 

子供達のリーダーらしき少年が話し掛けてくる。

 

金剛「そうデスヨ」

 

少年「行っちゃダメだ!」

 

金剛「どうしてデスカ?」

 

少年「ここには鬼が居るから危ないんだぞ!」

 

比叡「鬼って、悪魔のこと?」

 

少年「悪魔じゃなくて鬼だよ!」

 

ダンテ「鬼でも悪魔でも どっちでもいいけどな」

 

少年「行っちゃダメだって!」

 

ダンテは子供達を気にせず、先に進んで階段を上がろうとするが、子供達が道を塞ぎ、ダンテに纏わり付いて邪魔をする。相手が子供であるため、ダンテも力ずくで通る訳にもいかず困る。

 

金剛「Wait!待ってくだサイ!」

 

比叡「私達の話を聞いて!」

 

金剛と比叡は子供達を説得しようとするが、子供達は騒いで聞く耳を持たない。

 

ダンテ「お前らこそ何で此処に居る?」

 

子供達は痛い所を突かれたのか黙る。

 

ダンテ「ここには打ち捨てられた神社しか無いんだろ?そんな所に子供が居るのは、ここを遊び場にしてたから。鬼が出て警察に なんとかしてもらおうと思ったが相手にしてもらえず、ガキなりの正義感で此処に入る人間を追い返そうとした。黙ることを考えると親にも内緒で来てるのか?バレたら怒られるんだろうなぁ」

 

子供相手に言葉攻めするダンテ。

 

金剛「悪魔の囁きデス・・・」

 

比叡「君達そうだったの?」

 

少年「そうだよ、大人は皆 信じてくれない。俺達が鬼から皆を守るんだ!」

 

金剛「大丈夫デスヨ、この人が鬼なんて やっつけてくれマース」

 

少年「どうせ俺達の話なんか信じてないくせに!」

 

金剛「信じマスヨ。だから私達のことも信じてくだサーイ。私達の提督は、とっても強いデスカラ」

 

金剛は優しく説き伏せる。子供達は顔を見合せ、ダンテから離れる。

 

ダンテ「金剛、リベリオンとケルベロスを」

 

金剛「分かりマシタ」

 

金剛は車からリベリオンとケルベロスを持ってきて、ダンテに渡した。

3人は階段を上がっていく。

 

比叡「階段・・・長過ぎ・・・」

 

ダンテ「鍋は置いとけよ」

 

比叡「司令が食べてくれるまで持ってます!」

 

階段を上がり境内に入った。捨てられて何年も経つのか、神社は寂れて重苦しい空気が漂っている。周りを見回すが人の気配もない。

 

?『来たかダンテ

 

?『来たか

 

本殿の屋根に、首なしの悪魔が居た。

 

比叡「どうやって喋ってるんだろう・・・」

 

ダンテ「喋ってるのは剣の方だ。アグニ、ルドラ、お前らも大人しく戻る気はないんだろ?」

 

アグニ『我らは自由の身

 

ルドラ『前回の雪辱を払う為

 

『『ダンテに目に物を見せてくれる!』』

 

ダンテ「言ってくれるね!」

 

アグニ&ルドラは屋根から飛び、こちらに向かって急降下してくる。

 

比叡「ひえー!」

 

ダンテ「散れ!」

 

3人は その場から移動してアグニ&ルドラの攻撃から逃げる。ダンテはリベリオンを手にアグニ&ルドラと剣を切り結ぶ。

 

金剛「比叡!私達も行きマスヨ!」

 

比叡「はい、お姉さま!・・・あっ!お鍋どうしよう!?」

 

金剛と比叡は艤装を展開してダンテを援護する。アグニ&ルドラは背中合わせになり、アグニがダンテの相手をしてルドラは砲弾を切り落としていく。

 

金剛「Shit!」

 

しばらく膠着状態が続いたが、アグニ&ルドラはダンテ達から距離を取り、助走をつけて飛び上がるジャンプ斬りを繰り出してきた。時間差でダンテに斬り掛かるがダンテは地面を転がり回避する。金剛と比叡も砲撃するがルドラが作り出した竜巻に阻まれる。

その戦いを見ている影があった。子供達だ。子供達は物陰からダンテ達と悪魔の戦いを見ていた。

 

少年「スゲー・・・」

 

アグニ&ルドラは場所を入れ替わり、ルドラがダンテの相手になる。アグニは地面に剣を突き立てると、火柱が発生して金剛と比叡に迫る。2人は避けるが、子供達が隠れている場所の近くが吹き飛んだ。子供達は声を上げ飛び出してしまう。

 

比叡「どうして子供達が!?」

 

ダンテも子供達を見て舌打ちをする。比叡は鍋を放り投げ子供達の所へと走った。アグニも それを追う。

 

金剛「お前の相手は私ネッ!」

 

金剛がアグニに砲撃して邪魔をする。

 

比叡「どうして来たの!」

 

『ごめんなさい!』

 

比叡「早く逃げて!」

 

子供達は泣きながら謝る。比叡は逃げるように言うが、子供達は動かない。

アグニは再び地面に剣を突き立て火柱を発生させる。火柱は比叡と子供達に迫る。

 

金剛「比叡!」

 

比叡「お姉さま!?」

 

金剛は比叡達の盾になり、火柱に吹き飛ばされた。アグニは次の攻撃の動作に入るが、何かが降ってきた。カレーだ。アグニは全身にカレーを被る。

 

アグニ『ぐおぉぉぉ!?

 

ルドラ『兄者!

 

アグニの身体はカレーで焼け爛れたような状態になり、ルドラはアグニの下へ急ぐ。

 

ダンテ「あの話は嘘じゃないみたいだな!」

 

ダンテはケルベロスを取り出し、鎖を地面に突き刺した後、ケルベロスを地面に叩き付けた。大量の氷柱がアグニ&ルドラに襲い掛かる。アグニはカレーのダメージもあり身体が消滅した。ルドラの身体はアグニを手に取り、火炎の刃を飛ばしてくる。ダンテは移動しながら『火炎刃』を避ける。火炎刃は比叡達の方にも飛んできた。

 

比叡「伏せて!」

 

比叡は子供達に覆い被さり躱す。

アグニ&ルドラは剣に炎と風を付加させてダンテに向かっていき、ダンテもリベリオンで迎撃する。しばらく斬り結ぶとダンテがアグニ&ルドラを弾く。剣を手放してしまった身体は膝を着き、その間にリベリオンで連続斬りを叩き込む。ルドラの身体も消滅した。アグニ&ルドラは地面に突き刺さった。

 

比叡「お姉さま!ご無事ですか!?」

 

金剛「うっ・・・比叡」

 

比叡「お姉さま、火傷が!司令!」

 

金剛は比叡達を守った時に火傷を負っていた。ダンテも金剛の下に駆け寄り、バイタルスターで傷を癒した。

 

比叡「凄い、傷がキレイに治った!」

 

ダンテ「用は済んだ。帰ろう」

 

ダンテは神社から去ろうとする。

 

アグニ『待てダンテ!

 

ルドラ『待つのだ!

 

アグニ『我らを連れていけ

 

ルドラ『そうだ、連れていけ

 

ダンテは無視して階段を降りていく。

 

金剛「提督ぅ!待ってほしいデース!」

 

金剛もダンテを追って降りていく。比叡も後を追い掛けようとしたが、アグニ&ルドラに呼び止められた。

 

『『我ら兄弟が、再びダンテの力となろう』』

 

アグニ『我が名はアグニ!

 

ルドラ『我が名はルドラ!

 

『『我らを連れていけ』』

 

比叡は悩んだが、アグニ&ルドラを地面から抜き、持ち帰ることにした。

比叡は子供達と少しだけ言葉を交わしてから、階段を降りていった。

 

 

・・・・・・

 

*Devil May Cry鎮守府 正面ゲート*

 

天龍「今だー!」

 

鎮守府に着くと艦娘達から、残ってた比叡カレーを投げられた。ダンテは比叡からアグニ&ルドラを引ったくり、2刀を繋げ振り回す。するとダンテを中心に熱気の渦が発生し、投げられたカレーは蒸発した。

 

ダンテ「カレーの処理に困ってたから丁度 良かったな」

 

時雨「見たことないのを持ってるよ!」

 

加賀「まさか新しい魔具・・・?」

 

艦娘達はアグニ&ルドラを見るため、興味津々で駆け寄ってくる。ダンテは鈴谷にアグニ&ルドラを渡して本館へと歩いていく。

 

アグニ『我が名はアグニ!

 

ルドラ『我が名はルドラ!

 

『喋ったー!?』

 

艦娘達は仰天した。

 

鈴谷「何これキモい!」

 

鈴谷はアグニ&ルドラを放り投げた。だが放り投げた方向が悪かった。アグニ&ルドラはダンテの背中に向かって飛んでいく。

 

ダンテ「うおっ!?」

 

ダンテの背中にアグニ&ルドラが刺さり倒れた。ダンテは動かない。

 

鈴谷「え?ちが・・・鈴谷 殺すつもりなんて・・・提督・・・」

 

艦娘達は顔面蒼白になった。提督を、上官を殺してしまったと思った。あまりの事態に夢でダンテが刺されたり撃たれたりしても平気だったことを失念していた。だが何もなかったようにダンテは起き上がった。

 

ダンテ「何だ?何で こいつら刺さってんだよ?」

 

ダンテは背中から刺さっているアグニ&ルドラを胸の方へ引き抜いた。血が吹き出し貫通するアグニ&ルドラ。それを見た艦娘達は戦々恐々とした。気の弱い者は それを見て失神し、深雪や初雪は吐きそうになる。生きていたことに安堵する者も居たり様々だ。

 

 

・・・・・・

 

*夜中*

 

アグニ&ルドラは鈴谷への罰として、鈴谷の部屋に置くことになった。命令したのはダンテだ。

 

アグニ『カイグンとは何じゃ?

 

ルドラ『カイグンというのは━━

 

アグニ『カンムスとは何じゃ?

 

ルドラ『カンムスというのは━━

 

鈴谷「うるさい!今 何時だと思ってんの!静かにしてよ!」

 

アグニ『我らは いつダンテに使ってもらえるのだ?

 

ルドラ『知らん




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