Devil May Cry鎮守府   作:しゅんしゅん@よし

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ここから最後のチームの話になります。

237話です!どうぞ!


Mission237 イエメン~護り手と井戸~

*イエメン共和国 街 5月6日 9:53*

 

バージル達がガンジンの村に滞在してる頃、中東まで覇王アルゴサクスの力を探しに来た陸奥、飛龍、熊野、最上、三隈、球磨、由良、阿武隈、神通、那珂、皐月、文月、望月、朧、雷、電、若葉、白露、村雨、夕立、満潮、荒潮、雪風、秋雲、伊8の25人が、街の外に居た。今は ある人物を待っている。

話によれば、故郷に一旦 戻ったネロの代役として、そちらの世界から助っ人が来るとの事だったのだが、どんな人が来るのか、名前も見た目も不明だった。

 

皐月「本当に来るのかな?」

 

阿武隈「でも、鎮守府からの通信じゃ、今日 合流するって言ってから間違いないと思うけど・・・」

 

那珂「那珂ちゃん退屈~・・・」

 

陸奥「それより あなた達、街に入ったら迷子にならないようにね」

 

満潮「流石に そんな子供みたいなの居ないと思いますよ」

 

雷「暁、今でも たまに迷子になるわよ」

 

満潮「・・・・・・何か ごめん」

 

話して時間を潰してると、遠目に燃えるような赤い髪をした女性が、キョロキョロしながら辺りを見渡してるのが見えた。

 

村雨「もしかして、あの人じゃない?」

 

秋雲「どれ?」

 

村雨「ほら、あそこ」

 

赤い髪以外に、その女性は褐色肌に黒のレザーパンツ、白いポンチョのような物を着ている。

 

球磨「確かに、初めて東京に来た お上りさんみたいにキョロキョロしてるクマ」

 

陸奥「地元の人間じゃないのは確かね。ちょっと行ってみましょうか」

 

助っ人が彼女かもしれないと当たりを付け、皆で その女性の方へ向かった。人数が多いので、威圧感が凄い。

 

飛龍「あの、あなたが提督の知り合いですか?」

 

?「提督?」

 

思っていたような反応ではなかったので、艦娘達は人違いかと思い、彼女に謝ってから また皆でゾロゾロと離れようとする。

すると、どういう訳か彼女に呼び止められた。

 

?「もしかして、あなた達が艦娘?」

 

神通「そうですが、あなたは?」

 

ルシア「私はルシア。あなた達の助っ人を頼まれて来たの」

 

最上「じゃあ、やっぱり あなたが提督の お知り合いだったんだね」

 

ルシア「・・・・・・提督?」

 

陸奥「(セリーナの奴、何の説明もしてないわけ?)」

 

陸奥は、セリーナの杜撰な対応にイラッとし、他の艦娘達は苦笑いで、ルシアにダンテが提督である事など説明した。

すると今度はルシアから、何故ダンテが提督をしてるのか訊かれ、質問攻めで これまた艦娘達が苦笑いを浮かべる事になった。

 

陸奥「お喋りもいいけど、歩きながら話すわ。先ずは街に入りましょ」

 

ルシア「うん、分かった」

 

艦娘達とルシアは、そのまま街へと入った。

艦娘が居る世界に、遂にデュマーリの護り手が来訪したのだった。

 

 

・・・・・・

 

歩きながら互いの事を話し、特に駆逐艦はルシアの話に興味津々だった。

 

文月「“デュマーリの護り手”って何なの~?」

 

ルシア「聖と魔が溶け合う島、デュマーリ島の民を護る守護者のこと」

 

夕立「何かカッコイイっぽい!」

 

ルシア「ありがとう。それで、私達は何をすればいいの?」

 

陸奥「(ほんっとうに何の説明もしてないのね、あのバカ魔女!)」

 

熊野「わたくし達は、アルゴサクスの力を探してるのですわ」

 

熊野からの答えを聞き、ルシアは驚愕した顔で立ち止まった。それを不思議に思った艦娘達も、足を止めて振り返る。

 

ルシア「・・・ここに、アルゴサクスの力があるの?」

 

ハチ「そうじゃないですが、手懸かりを追って ここまで来たんです」

 

ルシア「アルゴサクスには関わらないで。大変な事になるから」

 

望月「そう言われても、あたしらも頼まれて仕方なくね」

 

ルシア「悪いけど、私は協力できない」

 

秋雲「えぇーっ!?ちょっと待ってよ!」

 

いきなり帰ろうとするルシアに驚いた艦娘達は、訳も分からないまま慌てて彼女を引き止めた。

 

由良「あの、訳を話してくれませんか?」

 

覇王アルゴサクスを理由に、デュマーリ島は魔の巣窟となった。その由々しき事態に、護り手の一族であるマティエも、事態の収拾のためダンテの手を借りる判断をした程だ。

ルシアとしては、自ら あの時のような災厄を引き起こすような事に手を貸す訳にはいかない。誰にも見付からないままにしておく方がいい。

 

電「あの、電達は、悪い人の手に渡らないようにするために探してるのです」

 

最上「だから、協力してくれないかな?」

 

『ダメ?』

 

何人かの艦娘が、小首を傾げながら上目遣いで、ルシアの良心に訴え掛ける。あざとい・・・。

陸奥と飛龍は、そんなので どうにかなるのかと懐疑的な目で見ていた。

 

ルシア「・・・・・・分かった。その代わり、1つ条件がある」

 

改めてルシアが協力してくれると分かり、小首を傾げていた艦娘達は心の中でガッツポーズしたが、ルシアの言う条件とやらに動きを止める。

 

ルシア「もしもの時は、私の言う事を聞いて。あなた達じゃ、アルゴサクスの力には敵わないと思うから」

 

陸奥「・・・どうやら、その条件を呑まないと、意地でも協力してくれなさそうね」

 

ルシア「誰も傷付かないようにするためだから」

 

陸奥「いいわ、今は その条件を呑んであげる」

 

陸奥とルシアが握手を交わし、艦娘達は これで先へ進めると思い安堵する。

また歩き出し、艦娘達とルシアは、下り坂になってる細い路地のような道に入った。

 

雪風「それで、どこから探しますか?」

 

ハチ「古い街から調べるのがいいと思うよ」

 

飛龍「じゃあ、ここはニュータウン?」

 

ハチ「少なくとも、この街は3千年前からありますから、探すなら古い場所ですね~」

 

路地を抜けると、伊8が塔を指 指す。

 

ハチ「あれが古代都市の始まりですね」

 

そして更に道を進むと、市場に出てきた。

道すがら店を開いてる商人に挨拶をしながら歩いてるのだが、あちこちに警官が立っており、通行止めになっている。

 

飛龍「さぁ、ここからは お行儀良く行くわよ」

 

那珂「かしこまり!」

 

神通「那珂ちゃん、ふざけないで。パトロールが そこら中に居るんだから、変に疑われないように」

 

陸奥「市場を通り抜けるわよ」

 

そうは言うが、最短ルートの道は警官が立って道を塞いでる。陸奥が通してもらえるか話をしに行くが、門前払いだった。

仕方ないので、回り込む形で別の道へ行く事にしたが、そちらの道は門で塞がれていた。門の際で店を開く商人に話してみると、どうやら その商人が管理してるらしく、お願いすると快くカギを開けてくれた。

商人に礼を言って階段を上がると、建物に囲まれた少し広い場所に出た。だが その先へ続く唯一の道も、警官によって塞がれていた。

 

若葉「こっちも通してくれそうにないな」

 

荒潮「別の道 探さないとダメね~」

 

とは言っても、他の道となると かなり引き返さなければならない。街に入ってから早くも幸先が悪いと思っていると、ルシアは近くの建物を見上げていた。

 

ルシア「上に行きましょ」

 

『上?』

 

ルシアは建物に近付き、壁を蹴るようにして建物の上に上がる。艦娘達は口半開きで唖然としながら、ルシアを見ていた。

 

ルシア「皆は梯子を使って」

 

村雨「梯子はいいんだけど・・・」

 

阿武隈「提督の知り合いって、皆どうなってるんだろ?」

 

雪風「雪風達も、あれできるようになった方がいいんですかね?」

 

満潮「修得して いつやるのよ?」

 

雪風「・・・・・・今?」

 

満潮「今じゃ遅いっつの」

 

陸奥「(ふ~ん、彼女にも何か秘密がありそうね)」

 

陸奥は、意味ありげな視線をルシアに向けていた。

ルシアは まだ、艦娘達に自分が悪魔である事は話していなかった。怖がられて、敵対されるのがオチだと思っていたから。

ただ残念な事に、Devil May Cry鎮守府の艦娘達は悪魔の お友達が多いので、ルシアが悪魔だと知っても どうも思わないだろうが、ルシアには知る由もなかった。

艦娘達も梯子を上り、建物の中に入った。床には赤いカーペットが敷かれ、内装も綺麗な事から、ホテルの中と思われる。

 

電「中に入って怒られないのですか?」

 

雷「平気よ、ただの近道。荒らさなきゃいいのよ」

 

ひたすら階段を上がり屋上まで来ると、ある程度 街が一望できた。

風を切る大きな音が聞こえ、上を見上げると輸送機が空港に着陸するために低空飛行していた。

 

飛龍「へー、こっちじゃ一応、飛行機 運航してるんだ」

 

球磨「海に近い場所で飛行機って、安全対策は どうなってるクマ?」

 

イエメンと、そこに隣接するオマーン、サウジアラビアはアデン湾、アラビア海、ペルシャ湾、紅海に囲まれている。

海に近い場所では深海棲艦に狙われるため、世界的に海に面した場所では飛行機を飛ばさないのが、この世界の暗黙のルールだ。

それは兎も角、伊8は ある建物に指を指す。

 

ハチ「あの建物、かなり大昔に建ってるはずです」

 

白露「じゃあ、あそこを中心に調べればいいんだよね?」

 

三隈「手始めとしては、よろしいんじゃなくて」

 

ふと下を見た最上が、何かに気付いた。人通りがない道で、1人の男が立っている。手には何かの本らしき物もある。

 

最上「ねぇ、あそこ」

 

望月「うわ~、また面倒なのが居るよ・・・」

 

ハチ「ハチの手帳 持ってますね」

 

ルシア「誰?」

 

皐月「悪い奴だよ」

 

ここに来る前、艦娘達は覇王アルゴサクスの力の手懸かりを追って、先ずはイギリスのロンドンへ向かった。手懸かりを追う中で博物館に辿り着いたのだが、謎の組織と鉢合わせて襲われたのだ。

その時に分かった事だが、連中も自分達と同じ手懸かりを追っているようなのだ。

どうにか手懸かりだけは手に入れ、その場は逃げたのだが、その後 手懸かりを辿りフランスの古城、シリアの遺跡にも行ったが、行く先々で連中と出会し、その度に襲われ散々な目に遭わされていた。

しかもシリアでは不運な事に、手懸かりを書き留めていた伊8の手帳が連中に奪われてしまっていた。何にせよ、あの手帳は必要だ。できる事なら取り返したい。

 

夕立「取り返してくるっぽい!」

 

陸奥「ちょっと夕立、待ちなさい!」

 

夕立「下で落ち合いましょ!」

 

ルシア「私が一緒に行くから任せて」

 

夕立は建物の壁に取り付けられた排水パイプを伝って下に下り、ルシアは屋上から飛び下り地上へ下りた。

ルシアは兎も角、勝手な行動をする夕立に、陸奥は額を押さえて溜め息を吐いた。頭痛がする。

他の艦娘達も“どうする?”と言いたげに、互いの顔を見合わせていた。

地上へ下りた夕立とルシアは、男から ある程度の距離を開けて追跡していた。

男が建物の中に入り、2人も中に入ると ゆっくり進みながら男を探す。

すると角から、男が出てきて夕立が殴り倒された。

 

ルシア「夕立!」

 

男「どうしても放っておけなかったか」

 

男はルシアにも殴り掛かるが、ルシアは腕を逸らして反撃のパンチやキックを繰り出す。一応 相手が人間であるため、手加減はしている。

そこに起き上がった夕立が男にタックルするが、男は夕立を掴み、窓から放り投げた。

透かさずルシアが蹴りを繰り出し、男は壁に叩き付けられる。

ルシアは夕立が心配だったため、男を放置して窓に駆け寄った。

 

ルシア「夕立、大丈夫!?」

 

夕立「負けたの あいつの方っぽい」

 

1階だったため、夕立に大した怪我はない。

地面に突っ伏している夕立が腕を挙げると、その手には伊8の手帳があった。タックルした時に、どさくさに紛れて抜き取っていたのだ。

夕立が顔を上げると、目の前に黒スーツを着た別の男達が立っていた。

 

夕立「ヤバいっぽい!」

 

ルシアも窓から外に飛び出すと、黒スーツの男達が一斉に襲い掛かってきた。夕立は市場にある物を武器に使い、ルシアも格闘戦で迎撃し、街の片隅にあった小さな市場で大乱闘になる。

次々 襲ってくる黒スーツの男達を倒していく中、夕立は素早い身の熟しで腕を避け、鈍器で殴っていく。

殴った拍子に武器にしていた物が壊れ、今度は新鮮で大きな魚を掴み、それで顔面を殴る。

すると今度は、夕立の目の前に巨漢を誇る大男が立ち塞がった。身長も高く、夕立は自然と見上げる形になる。

夕立が大男の腹にパンチを繰り出すが、大男は平気な顔で夕立を見下ろしていた。

 

夕立「こ、これ、マズいっぽい」

 

艤装を装着していない場合、艦娘の腕力は普通の人間と変わらない。

大男は夕立の首を掴み持ち上げ、夕立の足が地面から離れてしまう。夕立は首を締め上げられている状態で、足をバタバタさせるが逃げられない。

 

ルシア「夕立!ハァッ!」

 

ルシアが夕立のピンチに気付き、相手にしていた黒スーツの男を回し蹴りで蹴り飛ばすと、大男の方に向かい顔面を殴る。ルシアの攻撃は効いたのか、大男は夕立を放し、今度は標的をルシアに変える。

だがルシアは、マトモに相手をする気はなかった。大男の頭まで飛び上がり肩車のようになると、大男の首に足を掛けて後ろに身体を倒し、大男と一緒に宙返りして地面に叩き付けた。

 

球磨「ルシア、夕立、こっちクマ!」

 

黒スーツの男達を全員ノックアウトした直後、球磨の呼ぶ声がした。

野次馬の人垣を掻き分け、夕立とルシアは他の艦娘達と一緒に その場から逃げる。

 

 

・・・・・・

 

阿武隈「早く ここから出ないとマズいよ!」

 

最上「・・・・・・ねぇ、こっちだよ!」

 

トンネルのようになってる場所を走っていると、最上が途中にあった扉に気付き、そこを開ける。皆も そこに入り、神通が最後に追っ手の姿がないか確認してから扉を閉めた。

 

ルシア「ねぇ、色々と説明が抜けてると思うんだけど、さっきのは誰?」

 

那珂「それが、那珂ちゃん達も よく分からないんだよねー」

 

望月「少なくとも、出会い頭に銃 撃ってくるような連中だから、マトモな人間じゃないね」

 

ルシア「てっきり、人間じゃなくて悪魔を相手にすると思ってたんだけど・・・」

 

ダンテに呼ばれるぐらいだから、てっきり悪魔絡みだけの話かと思っていた。まさか来て早々、人間相手に乱闘騒ぎを起こす事になるとは思わず、ルシアは引き受けたのは間違いだったかと早くも後悔し始めていた。

 

陸奥「私達、色々あって色んな奴と喧嘩してるのよ」

 

ルシア「そう・・・それで、次は何を探せばいいの?」

 

ハチ「えっと、これです」

 

艦娘達とルシアが入った部屋の床には、珍しい七芒星が描かれていた。その中心には井戸がある。

夕立とルシアが奪い返した手帳には、次のヒントが隠されているのが この七芒星である事を示している。皆は偶然にも、その場所に来ていた。

 

若葉「これは何だ?」

 

満潮「井戸でしょ」

 

ハチ「どうやら、秘密の入り口に辿り着いたようです」

 

三隈「モガミンやるじゃない♪」

 

秋雲「で、どうやって下りるわけ?」

 

飛龍「さっき そこでロープ売ってたわ」

 

陸奥「序でに魔法の絨毯も売ってもらう?」

 

飛龍「ランプ擦っちゃったりとか?で、誰が買う?」

 

訊くが、誰も名乗り出ない。それ処か、皆は言い出しっぺの飛龍を黙って見詰めている。視線が痛い。

 

飛龍「・・・・・・いいわよ、買うわよ、買えばいいんでしょ!」

 

半ばヤケクソに飛龍が買いに行く事になった。少しだけ扉を開け、外に追っ手が居ない事を確認してから、ロープを売っていた店に急いだ。

 

 

・・・・・・

 

少しすると、ロープを持った飛龍が戻ってきた。

 

陸奥「ランプあった?」

 

飛龍「残念、ありませんでしたー」

 

陸奥「ほら皆、手伝って」

 

何人かで井戸を塞ぐ鉄蓋を動かし、下に下りる準備をする。

 

白露「人生いどいど」

 

阿武隈「酔った時の隼鷹さんみたいなこと言うじゃん・・・」

 

親父ギャグは どうでもいいとして、ロープ使って下に下りると、人工的に穴が空けられた柱が並ぶ場所に下り立った。

しかし四方は壁に囲まれており、道は見当たらない。

 

村雨「本当に ここでいいの?」

 

ハチ「うん、合ってるはずだよ」

 

ルシア「ここにアルゴサクスの力があるの?」

 

ハチ「違いますよ~、あるのはルブアルハリ砂漠の真ん中です」

 

由良「それを見付けるためのカギが、ここにあるはずなの」

 

ルシア「そう・・・」

 

艦娘達は辺りを見渡してると、秋雲が見覚えのある場所だと気付いた。それはロンドンの博物館で見付けた、地図の裏に描かれていた絵と同じ場所だった。

 

秋雲「ほら見てよ、同じ支柱」

 

飛龍「入り口は どこって書いてある?」

 

秋雲「滅茶苦茶だけど、どうにか読めそう」

 

読めると言っても、字が書いてある訳ではない。地図の裏には3本の柱と、幾つかのマークが描かれているだけだ。これがヒントに違いない。

このヒントを紐解けば、何か分かるはずだ。

 

秋雲「この秋雲さんが思うに、この穴は重要だね。正しいのがあるはず」

 

すると荒潮が、地図の裏に描かれてるマークと同じマークが、床にあるのを見付けた。マークは部屋の床に点在してる。

 

秋雲「いいねぇ、そうなると・・・分かってきたよ」

 

秋雲は床のマークの上に立ち、部屋の柱と地図の裏に描かれた柱が丁度 重なる場所を探す。

順番にマークの上に立ち確認していくと、月のマークの上でピッタリ重なる柱を見付けた。

 

秋雲「これだ!夕立は あっちの柱に。満潮は遠い壁の方。若葉は それね」

 

若葉「腕を入れて大丈夫なのか?腕が無くなったりとか・・・」

 

夕立「この腕、建造されてからの付き合いだからサヨナラしたくないっぽい・・・」

 

満潮「秋雲がやれば?」

 

秋雲「いいからやりなって」

 

自分でやらない秋雲、ちゃっかりしている。

柱の穴に腕を突っ込むと、レバーがあった。カウントし、同時にレバーを引くが何も起きない。

 

満潮「・・・・・・これが正しいレバー?」

 

秋雲の推理が間違っていたのかと思ったが、遅れて何かが振動する音が聴こえてきた。すると、壁の一部が隠し扉だったらしく、壁が下がり先に進めるようになった。

 

秋雲「ほらー、秋雲 合ってたじゃん」

 

那珂「さすが秋雲先生!」

 

秋雲「もっと褒めて」

 

ここまでは順調のようだ。

艦娘達とルシアは、次の手懸かりを求めて通路に進むのだった。




次回も宜しく お願い致します!
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