Devil May Cry鎮守府   作:しゅんしゅん@よし

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241話です!どうぞ!


Mission241 古代都市~立ち塞がる怒れる大地~

砂漠を さ迷ってた最上がゴーストタウンに着くと、パウロの手下と遭遇してしまう。

孤立無援で対処しなければならない状況だったが、そこにルブアルハリ砂漠を縄張りとする部族が現れた。

彼らはパウロの手下と戦闘を繰り広げ、最上は彼らに助けられゴーストタウンを脱出する。

部族の野営地に連れてこられると、輸送機の墜落で はぐれた他の艦娘達と、ルシアに再会する。

そして皆で部族の長であるカルマンから、部族に伝わる古代都市の伝説を聞かされる。

翌日、馬で谷に向かい、パウロの輸送隊に奇襲を掛ける。その甲斐もあって、陸奥を奪還する事ができた。

パウロを追って砂嵐に突っ込むが、何人かと はぐれてしまう。

砂嵐の中で武装したパウロの手下を倒しながら進むと、目の前に砂の巨人が立ち塞がる。

攻撃しても再生する事から攻撃が効かず、艦娘達が狼狽えるが、そこに魔人ダンテと魔人バージルが駆け付けるのだった。

 

 

*ルブアルハリ砂漠 5月12日 14:15*

 

ルシア「あれは、まさか・・・!?」

 

デビルトリガーを解除すると、ダンテとバージルは艦娘達の方へ振り返った。

 

ダンテ「お前ら、いつ帰ってくるつもりだ?」

 

先に鎮守府に戻っていたダンテとバージルだが、陸奥達が中々 戻ってこないので、2人は鳳翔に探してくるよう言われて鎮守府を追い出され、ここまで来たのだ。

 

望月「ていうか、よく ここが分かったね」

 

ダンテとバージルは、大淀が最後に確認できた携帯の、GPSの座標を頼りに探しに来たが見付からず、何か凄い砂嵐があったから突っ込んでみたら、陸奥達を見付けたらしい。

 

飛龍「殆んど勘!?」

 

村雨「何で それで来れるの・・・?」

 

バージル「何でもいい。それより こいつは何だ?」

 

若葉「そいつのせいで通れない!」

 

雷「早く行かないと大変なの!」

 

話してると、砂の巨人が拳を叩き付けようとしてくる。ダンテがエボニー&アイボリーを構え、『チャージショット』で拳を消し飛ばした。

だが その腕は再生し、それを見たダンテは怪訝な顔をする。

 

皐月「司令官、そいつ再生して こっちの攻撃が全く効かないよ!」

 

ダンテ「そういう事は先に言えってんだ」

 

バージル「こいつは恐らく人形だろう。本体を倒さねば時間のムダだ」

 

ダンテ「よぉし、こいつは俺とバージルで相手してやる。お前らは先に行きな」

 

ダンテがエボニー&アイボリーを撃ち、また砂の巨人の手を吹き飛ばす。

透かさずバージルが閻魔刀を振り、砂の巨人の足を斬り飛ばした。すると砂の巨人がバランスを崩して倒れる。

手足を再生して起きようとするが、ダンテとバージルが手足を斬り飛ばし、また倒れる。

 

ダンテ「早く行け!」

 

飛龍「あとは お願いします!」

 

文月「バージルも頑張ってね~」

 

艦娘達は起きては倒れる砂の巨人の横を通り、門へと向かう。

ルシアも行こうとするが、ダンテを見て立ち止まった。

 

ルシア「ダンテ」

 

ダンテ「話は終わってからだ。あいつらを頼む」

 

ルシア「・・・分かった」

 

ルシアも艦娘達を追って、門に向かった。

その直後、砂の巨人が また起きようとする。

 

「「寝てろ!」」

 

砂の巨人は起きては倒れるという、無限ループに突入していた。

 

 

*古代都市*

 

先にパウロが入ったからか、巨大な門は僅かに開いていた。そこを抜けると砂嵐はなく、広大な都市が広がっていた。

どうやら砂嵐は、古代都市を囲むようにしてグルグルと回っている。まるで砂嵐が、古代都市を隠してるかのように不自然だった。

門を抜けて すぐ、下りの階段があった。

階段に沿って両脇には、黄金の鎧を身に纏う兵士の像が並び立っている。どういう原理か知らないが、像は規則正しく手足を動かし、槍を振っている。

 

熊野「これだけの都市が今まで見付かってなかったなんて、凄いですわ・・・」

 

陸奥「今まで砂嵐に隠されてたのね」

 

阿武隈「でも、カルマンさんの話が本当なら、今まで見付からなくて良かったね」

 

陸奥「でもパウロに見付かった。急ぐわよ」

 

大きな階段を下りていくと、階段は二股に分かれていた。片方は崩れて無くなっていたため、陸奥達は もう片方の階段を下りていく。

その先には、噴水があった。ここだけ水が湧き出てるのか、豊富な水が流れていた。

 

村雨「信じられない・・・」

 

由良「砂漠で繁栄できた理由が これなんだね」

 

飛龍「街中に地下水が供給されてたのね」

 

飛龍が噴水の水を掬い飲んでみると、とても綺麗な水で飲める状態だった。そうと分かった瞬間、他の艦娘達も こぞって噴水の水を飲み始めた。

そんな中、陸奥とルシアは古代都市の街並みを眺めていた。

 

ルシア「ここにアルゴサクスの力が・・・」

 

陸奥「止めるんでしょ?」

 

ルシア「えぇ、勿論」

 

穏やかな時間が流れているようだったが、その時間を壊すように突然、飛龍が発狂した。それに続いて他の艦娘達も発狂する。

 

陸奥「な、何!?」

 

ルシア「皆どうしたの!?」

 

しかも発狂するだけでは飽き足らず、いきなり走り出した。状況が よく分からず把握できないまま、陸奥とルシアは雄叫びを上げる艦娘達を追った。

すると、どこからかパウロの手下が現れ奇襲を掛けてきた。

ルシアは様子の おかしい艦娘達を守るために動こうとするが、発狂する艦娘達は艤装を展開し、砲撃しながら応戦し始めた。

飛龍、最上、三隈、熊野も、艦爆と水上機を発艦して爆撃してる。

上手く対処できてるようだったが、様子が おかしいのは変わらなかった。

 

最上「よくも陸奥さんを殺したな!」

 

若葉「この悪魔め!」

 

夕立「カルマンさんが言ってた“火の魔物”って、こいつらの事っぽい!」

 

陸奥「え、何・・・?」

 

ルシア「どういうこと・・・?」

 

発狂した艦娘達は皆、“悪魔”だ“魔物”だと言ってるのだが、どう見ても艦娘達が相手してるのは、パウロの手下で普通の人間だ。

しかも陸奥が殺された事になっていて、艦娘達の言動に陸奥とルシアも戸惑いを隠せない。

 

ルシア「陸奥は隠れてて。あの人間達は私が どうにかするから」

 

陸奥「わ、分かった」

 

ルシアも戦闘に参加し、砲弾や銃弾、ロケット弾や手榴弾が飛び交う中を駆け抜ける。

素手での格闘術と、急所を外したスローダガーでパウロの手下をダウンさせていくが、発狂する艦娘達は一目散に どこかへ走っていく。

 

陸奥「皆どこ行くの!?」

 

艦娘達はエレベーターらしき物に乗り、下に行ってしまった。追い掛けたいが、ルシアはパウロの手下の相手を まだしてる。

陸奥も、エレベーターが戻ってこないと追い掛けられなかった。

そしてエレベーターに乗った艦娘達だったが、下に着きドアが開くと、そこにはパウロの手下であるケニーが立っていた。

ケニーは その場から走り、逃げていく。それを見て、艦娘達も追う。

 

熊野「待ちやがれですわ!」

 

球磨「ぶっ殺してやるクマ!聞こえてるかクマ?!ぶっ殺してやるクマ!」

 

だが現実は違う。艦娘達の目の前にはケニーは走っておらず、誰も居ない。艦娘達は幻を追っていたのだ。

艦娘達の言動からも、正気ではないのは確かだ。

 

最上「戻ってこい、この・・・!」

 

那珂「何・・・?」

 

古代都市の中を走っていたが、その先は行き止まりになっていて、後ろを振り返ると日本の街並みが広がっていた。

 

阿武隈「こんなの有り得ない・・・」

 

由良「ここは どこ?」

 

皐月「日本に居るはずないのに・・・」

 

三隈「私達、どうかしちゃったの?」

 

日本の街中を歩いてると、どこかで聞き覚えのある、カサカサと何かが這う音がしてきた。後ろを振り返ると、大量の吸血蜘蛛が迫っていた。

 

雷「そんな!」

 

吸血蜘蛛の危険性は嫌というほど知ってるため、艦娘達は一目散に走って逃げる。

上からも吸血蜘蛛が降ってくるため、腕で払い除けながら走る。

 

若葉「こんなの有り得ない!」

 

建物の扉を開けて中に入ると、次に艦娘達が居たのは鎮守府の本館の中だった。

そこでも吸血蜘蛛が現れ、艦娘達は ひたすら逃げる。

執務室の扉を開け中に入ると、艦娘達の視界は白く染まった。

気が付くと、降りたはずのエレベーターで倒れていた。

立ち上がり先へ進もうと歩くが、周りの風景が陽炎のように揺れて見え、気分が悪くなる。

 

最上「何もかも動いてる・・・」

 

村雨「逃げなきゃ、ここから逃げなきゃ・・・」

 

那珂「何、何なの・・・?」

 

若葉「駄目だ、できない・・・」

 

朧「何、どういうこと・・・?」

 

頭が混乱し、酔ったように視界が朧気な状態で歩き、艦娘達は先程ケニーを追って行き止まりに行き着いた場所まで来た。

 

雷「逃げられない、逃げられない・・・」

 

何かが動く音がして振り返ると、エレベーターが上から下りてくる。

ドアが空いて出てきたのは、全身が燃える人型の悪魔だった。その姿は、覇王アルゴサクスの真の姿、『ディスペア・エンボディード』に酷似していた。

艦娘達には そう見えているが、そこに居るのは本当はパウロの手下だ。

 

白露「悪魔が居る!」

 

最上「よくも陸奥さんを!」

 

怒り狂ってる艦娘達が砲撃し、次々とパウロの手下を吹き飛ばす。悪魔に見えて陸奥が殺されたと思い込んでるため、手加減や慈悲の心などない。

行き止まりになっていた扉が開き、艦娘達は そこを進むと、そこでもパウロの手下が待ち構えていた。

 

阿武隈「悪魔だ・・・悪魔が生まれる、煙のない炎から、有り得ない、有り得ない・・・」

 

艦娘達は ずっと、“有り得ない”とブツブツ呟きながらパウロの手下を倒していく。

そして全て倒して進むと、陸奥が背を向けて歩いてるのが見えた。

 

飛龍「陸奥さん、陸奥さん、ねぇ陸奥さん!」

 

電「あ・・・」

 

神通「まさか・・・」

 

陸奥は奥へと進み、それを追おうとするが、うっすらと扉が出てきて通れなくなっていた。

死んだと思っていた陸奥が居た事で動揺するが、艦娘達は全員 意識を失った。

 

 

・・・・・・

 

それから少しして、本物の陸奥とルシアが同じ場所に辿り着いた。部屋の奥で発狂してた艦娘達が倒れているのだが、傍に黒いコートを着た者も一緒だった。

 

陸奥「七騎士!?」

 

ルシア「(あれが・・・)」

 

ルシアは既に、セリーナから七騎士の事を聞かされ知っていた。悪魔の力を持ち、世界の滅びを望む とんでもない敵だと。

ルシアは、腰のカトラシアを抜いて構える。

だが、陸奥が前に出て七騎士を睨む。

 

陸奥「皆に何したの?!」

 

七騎士「儂は何もしておらん。勝手に倒れただけだ」

 

陸奥の質問に、七騎士は野太い男の声で答えた。声や喋り方から、若さは感じない。

 

ルシア「皆を返して」

 

そう言うが、七騎士は艦娘達に手を翳した。すると、艦娘達は砂に包まれ、閉じ込められてしまった。

 

ルシア「(砂・・・?)」

 

七騎士「儂に勝てたら、この小娘共は返してやろう」

 

陸奥「この卑怯者!」

 

ルシア「外に居た巨人は、お前の仕業ね?」

 

七騎士「その通り。儂が操る人形だ」

 

ルシア「ここを人間も通ったはずだけど、どうしたの?」

 

七騎士「あんな人間共に興味はないのでな、見逃してやった。それよりも・・・儂と戦え!!!!」

 

七騎士の声に、空気がビリビリと震える。放たれる気迫に、ルシアはカトラシアを構え直す。

 

ルシア「陸奥、下がって。こいつ、強い・・・!」

 

陸奥「・・・敗けないで」

 

ルシアは、本能的に七騎士の強さを感じていた。

陸奥は艤装も出せない状態では手助けもできないため、大人しく後ろへ下がり隠れる。

すると七騎士は、着ていた黒コートを脱ぎ捨て その姿が露となる。スキンヘッドに褐色肌、筋骨隆々で、どこかの部族のような、半裸に近い格好をしていた。

 

モクロ「儂は七騎士が1人、“怒れる大地”の『モクロ』!さぁ、貴様も名乗るがいい!」

 

ルシア「私はデュマーリの護り手、ルシア」

 

モクロ「ではデュマーリの護り手とやら、血 沸き肉 踊る真剣勝負を楽しもうではないか!」

 

そう言ってモクロは、拳を握り構える。どうやら武器は使わず、素手で戦うスタイルのようだ。

ルシアは一気に駆け出し、モクロに向かっていく。

カトラシアを振り斬り掛かるが、モクロは何度か刃を避け、最後に左腕で刃を受け止めた。腕に力を込め、刃を深く食い込ませようとするが、刃は それ以上 入らない。

するとモクロが右の拳でルシアの腹部を殴り、ルシアの身体が くの字に折れ曲がり吹き飛ぶ。地面を転がり、ルシアは すぐに起き上がる。

戦いは まだ始まったばかりだ。

 

ルシア「(カトラシアで斬れないなんて・・・!)」

 

モクロ「デュマーリの護り手、中々 素早いな、驚いたぞ。次は、こちらからかな?」

 

モクロが床に拳を叩き付けると、地震が発生した。それによってルシアの足がフラ付くと、モクロが一気に間合いを詰めてくる。

モクロの拳が迫り、ルシアは横に転がり避ける。さっきまでルシアが立っていた場所に拳が当たると、床が砕け捲れ上がった。

モクロは身体が頑丈なだけでなく、見た目に反して動きが素早くパワーもある。

またモクロが殴り掛かってくるが、ルシアはバク転で避け、距離が空くとスローダガーを投げた。スローダガーはモクロに真っ直ぐ飛んでいくが、モクロは動かない。

スローダガーはモクロの胴体に当たるが、胸筋に全て弾かれ、床に落ちた。いくら何でも頑丈過ぎる。

モクロはルシアがスローダガーを使った事に、笑っていた。

 

モクロ「投げナイフとは小賢しい真似をする。だが、儂の極限まで鍛え上げた肉体には通用せんぞ!」

 

陸奥「何なのよ、あの筋肉達磨・・・」

 

確かにモクロの身体は筋肉が凄く、体格も大きいが、鍛えただけでカトラシアの刃を受け止めたり、スローダガーを弾く事ができるとは思えない。

 

ルシア「人間じゃない・・・」

 

モクロ「そうだ。嘗ては儂も人間だったが、悪魔の力で人間ではなくなった。しかし、この戦いに人間か悪魔など関係ない。あるのは戦うための闘志のみ!さぁ、戦え!」

 

陸奥「(攻撃が効かない奴に どうやって勝てって言うのよ!)」

 

陸奥はモクロを どう倒せばいいか、皆目 見当も付かなかったが、それでもルシアは、モクロに向かっていく。

ルシアはカトラシアだけでなく、体術による蹴り技も組み合わせて攻撃を仕掛ける。

ルシアは、ダンテやネロのようなパワータイプの戦士ではない。ルシアが得意とする戦い方は、素早い動きで攻撃を繰り出すスピード重視の戦法だ。

だが このモクロ、ルシアにとっては少々 相性が悪い相手だった。モクロはルシアのスピードと同等か それ以上で、ルシアが繰り出す攻撃を避けていく。

それに加えパワーもあり、力比べをすれば確実にルシアが負けてしまう。だからルシアは攻撃を受け止めず、モクロの攻撃は全て避ける。

 

ルシア「っ・・・!?」

 

ルシアが右手に持つカトラシアを振るタイミングを見計らい、モクロが左手でルシアの右腕を掴んだ。

残った右手でルシアの首を掴み、首を絞めながら持ち上げる。

ルシアは左手のカトラシアを突き刺そうとするが、モクロの身体に刃が刺さらない。

モクロの手から抜け出そうと暴れてもみるが、モクロは微動だにしなかった。

 

モクロ「戦いは・・・パワーだぁ!!」

 

モクロは そう叫び、ルシアを投げ飛ばした。だが ただ投げ飛ばしただけなので、ルシアは受け身を取り床に着地した。

透かさずモクロは、開いた手を突き出してきた。すると どこからか砂が集まり、それは砂の波となって迫る。

ルシアはカトラシアを持つ両手をクロスさせ、咄嗟に防御体勢に入る。砂の波が襲い掛かり、ルシアは この部屋に来る時に通った通路まで吹き飛ばされた。

俯せに倒れるルシアが顔を上げると、隠れていた陸奥と眼が合った。陸奥は“頑張れ”と口パクで伝え、ルシアも“やってるから”と顔を しかめながら口パクで言い返す。

立ち上がったルシアは通路を走り、モクロが居る部屋へと戻り斬り掛かる。

 

 

*ルブアルハリ砂漠 15:05*

 

その頃 古代都市の門の前で、砂の巨人の相手をしてたダンテとバージルは、思い出話に華を咲かせていた。

 

ダンテ「そう言えばよぉ、ガキの頃に遊んだ公園 憶えてるか?」

 

バージル「勿論だ」

 

ダンテ「砂場で遊んでる時お前、本 失くして泣いてたよな?」

 

バージル「泣いてない。お前こそ、ブランコで頭から落ちて泣いてただろ」

 

ダンテ「俺は泣いてないね!その後 母さんに探すの手伝ってもらってただろ、泣きながら!」

 

バージル「失くしたんじゃなく、お前が隠したんだろ!その後お袋に怒られて泣いてたのは お前だ!」

 

ダンテ「いいや、泣いてたのは俺じゃなく お前の方だった。泣き虫バージルちゃんよぉ!」

 

バージル「それより、あいつらは まだ終わらんのか?!」

 

ダンテ「もう飽きてきたぞ!」

 

互いへの鬱憤を ぶつけるように、手足を斬り飛ばし砂の巨人を倒すテンポがスピードアップした。無限ループは まだ続いている。

 

 

・・・・・・

 

*古代都市 15:21*

 

モクロと戦っていたルシアは、片膝を突いていた。

陸奥も物陰から顔を出し、心配そうにルシアを見ている。

 

モクロ「脆い、脆いぞ!それでは このモクロの身体は砕けんぞ!」

 

ルシア「(こうなったら・・・)」

 

ルシアは ゆっくりと立ち上がると、デビルトリガーを発動して魔人ルシアとなる。その姿を見て、モクロは嬉しそうに笑った。

 

モクロ「ほう、貴様も魔人の力を持つ者か。貴様の本気を見せるがいい!」

 

魔人の力を解放したルシアは、モクロへと向かっていくのだった。




次回で、ルシアチームは終わりです。

次回も宜しく お願い致します!
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