やっと合同演習の話ですね。
単純に艦隊演習するだけでは味気ないので、少ーしだけ趣向を変えてやっていきたいと思います。
244話です!どうぞ!
前回までのDevil May Cry鎮守府は・・・
元帥「大淀、Devil May Cry鎮守府は どうした!?」
合同演習当日、Devil May Cry鎮守府だけ来ず、元帥と大将が顔面蒼白になった。
*横須賀鎮守府 演習場 5月24日 9:30*
横須賀鎮守府での合同演習が決まり、日本海軍 元帥からの演説の途中、Devil May Cry鎮守府の面々が居ない事に気付いた。
それから30分 待ったが、Devil May Cry鎮守府は一向に現れない。
電話も無線も通じず、連絡手段もない。
大将「マ、マズいですぞ、元帥」
元帥「わ、分かってる!分かってるから考えさせろ!」
各国の将校も、Devil May Cry鎮守府を待つのに痺れを切らしたのか、それぞれ帰ろうかと考える素振りを見せ始める。
このまま帰られたら、日本海軍は約束を反故にした事になり、信用も失墜し、国家間の関係も悪化し、その責任として日本海軍の軍事費削減も有り得る。
それに乗じ、陸軍が艦娘の指揮権を得ようと出しゃばってくる可能性もある。それだけは海軍としてのプライドが許さない。
元帥と大将は、悪い状況ばかりが頭に浮かび、頭がパンク寸前だった。
それに加え、このままでは元帥のクビも飛ぶ。
元帥「終わった・・・もう終わったー!!」
大将「すまん親父、日本海軍は ここまでのようだ・・・」
大本営大淀「そんな簡単に諦めないでください!今も手の空いた者で連絡を試みてますから!」
大本営の大淀が元帥と大将を落ち着かせようとするが、2人は心ここにあらずだった。
その横では、各提督達や中将も、Devil May Cry鎮守府の事を考えていた。
横須賀「(あいつら何やってんのよ~!)」
舞鶴「(ダンテさん、来ないのかなぁ・・・)」
呉「(うちが原因かしら・・・?)」
佐世保「(時間を守らんとは忌々しい・・・!)」
大湊「(・・・・・・前の記録映像が恥ずかしくて、引き籠ってるのかなぁ・・・?)」
単冠「(このままじゃ色々マズいね・・・)」
鹿屋「(潰す手間が省けて何より)」
岩川「(ハッ!腰抜けに用はねぇし、このまま来なくてもいいけどな)」
宿毛「(どうしたんだろ!?どうしたんだろ!?)」
中将「(いいぞ、そのまま来るな!そうすれば、私が元帥になる計画に1歩 近付く)」
横須賀提督と佐世保提督は、Devil May Cry鎮守府が来ない事に一種の苛立ちを覚え、舞鶴提督は、待ち合わせに友達が来ないような寂しさを感じ、呉提督と大湊提督は自分達のせいかと若干 焦り、単冠提督も今後の事を考え渋い顔をし、鹿屋提督と中将は、Devil May Cry鎮守府が来ない事を喜び嫌な笑みを浮かべ、岩川提督は興味がない様子で、宿毛提督も ちょっとしたパニックを引き起こしていた。
これ以上 待てない段階まで来た時、演習場の水面が不自然なほど盛り上がり、直後、大きな水柱が上がり、演習場に居た者は全員 頭から海水を被る事になった。
そして出てきたのは、Devil May Cry鎮守府のアマ・デトワール号だった。
ただ、そのアマ・デトワール号の甲板では、Devil May Cry鎮守府の改二以上の艦娘達が滅茶苦茶 怒っていた。
天龍「お前さぁー!もうちょっと方法があったろうがよぉー!」
龍驤「水中 進むのはアカン!」
実はDevil May Cry鎮守府、時間通り着くように出発したのだが、横須賀鎮守府に行く途中で深海棲艦側の潜水艦隊と鉢合わせ、戦闘に突入して遅れたのだ。
甲板から駆逐艦が爆雷を投下して対処する中、何故か帆船であるアマ・デトワール号もが潜水して戦闘に参加し、そのまま水中航行しながら横須賀鎮守府に来た。
その間、潜水艦と潜水母艦以外の艦娘は息ができず、もう少しで溺死するところだった。
因みに、鎮守府の方で誰も連絡に出なかったのは、改までの艦娘が別件で、全員 外出中だったからだ。
ダンテ「着いたんだから文句 言うなって。おっ!よう、待たせたな」
ダンテは元帥達の姿を見付け、呑気に手を振っていたが、元帥の怒りが爆発した。
元帥「遅いわ馬鹿もーん!!」
大将「あの、来たので合同演習をやるということで、よろしいですかな?」
大将が各国の将校に確認を取るが、各国の将校を始め、その場に居る殆んどの者が、驚きで開いた口が塞がらなかった。それに反し、大本営の武蔵だけは大笑いしていた。
日本海軍としては格好の付かない状況ではあったが、合同演習を始める承諾も得られた。
・・・・・・
元帥を始め、各国の将校の挨拶も済み、合同演習に参加する者達は、それぞれ演習場に用意された簡易司令部のテントに向かい、これから始める合同演習の準備に入った。
そんな中、全員が ある場所に視線を向けていた。Devil May Cry鎮守府だ。Devil May Cry鎮守府の名は、今では様々な意味合いで大きなものとなっている。
ここに集まった多くの者が、Devil May Cry鎮守府を目的としている。純粋に力を競いたい者、障害となり得るため排除したい者、自分達こそが上だと証明したい者、他にも どんな思惑があるか分からない。
そんな視線に気付かないかのように、Devil May Cry鎮守府の艦娘達も、艤装の最終チェックをしたり準備を進めてるが、その中に川内の姿はない。
すると、真剣に準備に取り組むDevil May Cry鎮守府の簡易司令部に、誰かがドタドタと走ってくる足音が聴こえてきた。
?「ダーリーーーーン!!!!」
『・・・・・・ダーリン?』
聞きなれない言葉が聞こえ、Devil May Cry鎮守府の艦娘達が顔を上げる。
見ると遠くから、砂埃を巻き上げながらアイオワが こちらに向かって爆走してくる姿が・・・。
ダンテの前まで来ると、いきなり飛び付いて抱き付いた。唐突な展開に、艦娘達の多くがドン引きしていた。
アイオワ「会いたかったわ、ダーリン!」
ダンテ「・・・・・・は?ダーリン?」
そんな呼ばれ方をされる筋合いはないので、ダンテも頭の おかしい人を見るような目で、自分に抱き付くアイオワを見ている。
これに誰よりも早く動いたのが、金剛だった。
金剛「こんの腐れ×××!提督から離れるデース!!」
アイオワ「そっちこそ邪魔しないでよ!カタコト××××××!」
金剛がダンテからアイオワを引き離すが、アイオワも激しく抵抗する。攻防の末、金剛とアイオワは、キスしてしまいそうなほど至近距離で顔を付き合わせ、睨み合いに転じる。
その隙に、足柄と如月がダンテを引っ張り引き離し、アシストする。
金剛「何しに来やがったデース?!アメリカァ!」
アイオワ「あなたに用はないのよ!ジャパァーン!」
加賀「比叡、榛名、霧島、話が進まないから止めて」
比叡「金剛お姉さま、どうどう!」
榛名「ま、先ずは話を聞きましょう!」
霧島「戻ってきてくださーい」
加賀に言われた3人が、金剛とアイオワの間に割って入り引き離す。金剛は獣みたいに唸っていたが、飛び掛かるような様子は見せないため、これなら話ができそうで一安心である。
一先ず どういう訳か話を聞くため、加賀がアイオワの前に出た。
加賀「うちの提督を捕まえて“ダーリン”とは、どういう事かしら?」
アイオワ「単純な話よ。もし私達アメリカが、あなた達Devil May Cry鎮守府に勝った暁には、そこの
アイオワの話を補足すると、アメリカ海軍がDevil May Cry鎮守府に勝てば、優勝トロフィーとしてダンテを連れて帰り、そのままアメリカ海軍で提督をしてもらうつもりでいた。謂わば引き抜きというやつだ。
そうだと分かった瞬間、足柄と如月が渡さないという意思表示でダンテに抱き付き、他の艦娘達もダンテの壁になるように、アイオワの前に立ち塞がった。
北上「提督 渡す訳ないじゃん」
天龍「前に協力した仲だが、その話は呑めねぇな」
ダンテ「(暑い・・・)」
アイオワ「別に奪おうって訳じゃないのよ?ただ勝てばいいだけ。それとも・・・アメリカに勝つ自信がないのかしら?」
アイオワからの挑発的な言葉に、Devil May Cry鎮守府の艦娘達の中で何かが切れた。
飛鷹「私達に喧嘩 売った事、後悔するわよ?」
日向「勝てばいいのだな?」
瑞鶴「その喧嘩 買ってやろうじゃない!」
アイオワ「じゃあ、戦う事があれば宜しくね」
アイオワは満足そうに、笑みを浮かべてアメリカ海軍の簡易司令部へ戻っていった。
Devil May Cry鎮守府はアイオワの挑発に乗ってしまい、もし合同演習で当たる事があり負ければ、ダンテは日本海軍を除隊させられ、アメリカ海軍に行く事になる。それは、ダンテがDevil May Cry鎮守府の提督でなくなる事を意味する。
鹿島「(また妙な事になってしまいましたね。アメリカ艦にも優秀な者が多いと聞きますが・・・)」
如月「司令官、安心して!」
足柄「提督は私達が護ってあげますから!」
ダンテ「・・・・・・暑い・・・」
ダンテの話なのに、本人が1番 興味なかった。
そんなこんなで、遂に合同演習が始まる。
・・・・・・
演習場へ、それぞれ代表の艦娘が1人ずつ下りる。
合同演習は元々、総当たりで行われる予定だった。だが あまり日にちを掛ければ深海棲艦への警備も手薄になるため、トーナメント形式で行われる事になった。
そして今から始めるのは、対戦カードを決めるためのレースだ。
演習場から沖に出て、設置されたブイでUターンし、演習場に戻ってきた順で対戦する事になる。
だが これは、単純に1番になればいいという話ではない。順位で対戦相手が決まるという事は、やり方によっては順位を調節して、対戦相手を選ぶ事もできる訳だ。
勝てそうな相手と当たるようにするのも作戦であるため、既に戦いは始まっていると言える。
Devil May Cry鎮守府からは金剛、横須賀鎮守府から電、舞鶴鎮守府から漣、呉鎮守府から五十鈴、佐世保鎮守府から村雨、大湊警備府から霧島、単冠湾泊地から白雪、鹿屋基地から島風、岩川基地から天龍、宿毛湾泊地から巻雲、アメリカ海軍から
そして最後に、こちらは保有する艦娘の人数の問題で、イタリア、オーストラリア、オランダ、スウェーデン、フランス、ロシア海軍で一組とする連合艦隊から、オランダの
レースとあり、どこも高速戦艦や軽巡、駆逐艦の高速艦を出してきている。
各艦娘がスタート位置に着き、レース開始の合図を待って艤装の機関部が唸りを上げる。
レース開始の空砲の音が響くと、各艦娘は沖へと一斉に飛び出した。
*沖*
先頭を行くのは、鹿屋の島風だ。
鹿屋島風「皆おっそーい!うわっ!?」
速さに拘りを持つ艦娘であるため、そのまま鹿屋の島風の独壇場になるかと思われたが、後方から砲撃を受けてスピードが落ちる。
岩川天龍「お先にー!」
スピードが落ちた隙に、岩川の天龍が追い越し前に躍り出た。
先程の砲撃は、岩川の天龍によるものだった。このレース、相手の妨害をするのも許されている。つまり、このレースは避けたりする事も念頭に置いて航行しなければならない。
岩川の天龍に続き、それぞれの艦娘も鹿屋の島風を抜き去っていく。
鹿屋『島風、何をやってる!早く行け!』
鹿屋島風「い、今 行きます!」
引き離されまいとして、鹿屋の島風は急いで先頭集団を追い掛ける。
そんな中、後方でDevil May Cry鎮守府の金剛、横須賀の電、舞鶴の漣がダラダラと進んでいた。
舞鶴漣「あのー、何で漣に付き纏うんですかね?先に行ってもいいっすよ」
横須賀電「うちの提督さんが、“舞鶴が最弱だから先に潰す”って言ってたのです」
舞鶴漣「めっちゃ標的にされてんじゃん!」
話を聞いていたのか、無線越しに横須賀提督と舞鶴提督が喧嘩し始めた。
舞鶴『テメェ、初っ端から狙ってくるんじゃねぇよ!ルール違反だろ!』
横須賀『はぁ?“舞鶴を狙っちゃいけません”なんてルールありませんけどぉ?』
舞鶴『こっちは軽巡と駆逐艦と潜水艦しか居ねぇんだぞ!火力で劣る うちが お前と当たったら、初戦敗退しちまうだろうが!』
横須賀『は?だから?それが何?!火力が劣るのは、あんたの趣味で戦艦も空母も着任させないからでしょうが!自分の落ち度を人のせいにするんじゃないわよ、ボケカス!』
舞鶴『ボ、ボケカス・・・!?と、兎に角、うちの漣に付き纏わせるなストーカー!』
横須賀『自意識過剰してんじゃないわよザコ!』
この無線での やり取り、実は全員に丸聞こえだった。不毛な言い争いに、横須賀鎮守府に居る者達は何とも言えない顔をし、レース中の艦娘達も戦意を削ぎ落とされそうになる。
金剛「ムゥ~・・・」
そんな中、金剛は不満そうな顔をしていた。金剛が舞鶴の漣と並走してるのも、横須賀鎮守府と同じ理由からなのだが、金剛は それが不満だった。
金剛「提督ぅ、1番 目指しちゃダメデスカ~?これじゃあ欲求不満になっちゃうデース!」
*横須賀鎮守府 演習場*
金剛『提督ぅ!』
金剛からの意見具申を聞き、ダンテは鹿島を見た。すると鹿島は、即座に意見具申を却下した。
いきなり強豪と当たり、初戦敗退は避けたい。確実に勝ちを取りたいので、そのためには舞鶴鎮守府と当たるようにするのが得策なのだ。
金剛『鹿島には訊いてないデース!』
ダンテ「金剛、仕方ないから そのまま行け」
金剛『ムゥ~ッ!』
金剛からは不満そうな声がするが、他の艦娘達も こればかりは仕方がないと、納得していた。
*沖*
だが そうなると、一緒に並走する横須賀の電が邪魔になってくる。
合同演習に出てるのは14組。仮に金剛が12位でゴールすれば、舞鶴鎮守府とは当たらない。
舞鶴の漣が先に行き12位でゴールすれば、Devil May Cry鎮守府は横須賀鎮守府と当たる事になってしまう。
Devil May Cry鎮守府が舞鶴鎮守府と当たるには、横須賀の電を先に行かせ、金剛と舞鶴の漣が13位と14位でゴールしなければならない。
金剛は横須賀の電の後ろに回り込むと、主砲の照準を その背中に合わせる。
金剛「ゴメンネ電、これも作戦デース・・・」
電「はわわわわわ!?」
そして問答無用で砲撃し、横須賀の電は砲弾を避けながら、前へ前へと追い立てられていく。後方から攻撃されるため、後ろに下がる事もできず、横須賀の電は前を進み続けるしかなかった。
金剛「そういう訳だから、初戦ではヨロシクデース」
舞鶴漣「いや、Devil May Cry鎮守府とも当たりたくないんですけど・・・」
そうこうしてる内に、先頭集団は折り返し地点に来ていた。海に浮かぶブイを起点にUターンし、あとは横須賀鎮守府に戻るだけだ。
遅れて横須賀の電、Devil May Cry鎮守府の金剛、舞鶴の漣も折り返す。
金剛「提督ぅ!私もう我慢できないデース!」
1度 却下したというのに、金剛が また同じ意見具申する事に、鹿島は呆れ果てた。何度 言おうが、作戦は変えられない。
だが、我慢できない者が もう1人 居た。
ダンテ『よし、ぶっちぎれ!』
鹿島『はい!?』
金剛「Burning Looove!!そういう訳だから、お先ネー!」
ダンテからの お許しも出て、金剛は最大船速で先頭集団を追い掛ける。
残された横須賀の電と舞鶴の漣は、いったい何だったのだろうかと唖然としていた。
*横須賀鎮守府 演習場*
その頃 演習場にあるDevil May Cry鎮守府の簡易司令部では、鹿島がダンテの胸ぐらを掴んで揺さ振りながら発狂していた。
鹿島「何なんですか!?“ぶっちぎれ”って何なんですか!?」
ダンテ「やっぱ1番以外なんて許せねぇよな」
鹿島「前もって話し合いましたよね!?ねぇ!?当初の作戦は どこ行っちゃったんですか!?」
鹿島が責めるが、ダンテは言い訳もせず笑ってるだけだった。もう駄目だ・・・。
*沖*
そして追い上げを始めた金剛は、水上偵察機を発艦した。
水上偵察機との連携で、金剛は着弾観測射撃を行う。
金剛「Fire!」
呉五十鈴「Devil May Cry鎮守府・・・!」
着弾観測射撃により他の艦娘達が被弾し、やる気を取り戻した金剛が怒濤の追い抜きを仕掛けていく。
まだ金剛の前に出てるのは、鹿屋の島風、岩川の天龍、アメリカのワシントン、ドイツのビスマルクだけだ。
金剛「Fire!Fire!Burning Looove!からのFire!Fire!」
鹿屋島風「おうっ!?」
岩川天龍「ぐあっ!?」
ワシントン「うぁぁぁっ!?」
ビスマルク「ぐぅっ!」
4人の艦娘も追い抜くと、金剛は後ろを振り返り53cm連装魚雷を発射した。
大規模改装で改二丙となってる金剛は、魚雷も積めるようになっていた。
魚雷で足止めした隙に、金剛は横須賀鎮守府に向かって一気に加速。大きく距離を空けて1着でゴールした。
ダンテ「よっしゃあっ!」
鹿島「終わった・・・何もかも終わった・・・何か気分悪い・・・吐きそう・・・」
ダンテは盛大なガッツポーズを見せるが、鹿島はストレスから来る体調不良に襲われた。
他の艦娘達は、もう苦笑いを浮かべるしかできなかった。
そして金剛に大きく遅れて大湊の霧島、呉の五十鈴、イギリスのジャーヴィス、単冠の白雪、アメリカのワシントン、宿毛の巻雲、連合艦隊のパース、佐世保の村雨、岩川の天龍、鹿屋の島風、ドイツのビスマルク、横須賀の電、舞鶴の漣の順でゴールした。
金剛の着弾観測射撃で2位から12位は かなり混迷したが、結果は ご覧の通りだ。
金剛「これが私達の実力デース!!だって私達は・・・Devil May Cry鎮守府だからネー!!」
金剛は両腕を広げ、横須賀鎮守府に居る全員に聞こえるように、高らかに言い放った。それは、Devil May Cry鎮守府から これから戦う者達に対しての、宣戦布告だった。
それを理解した者達は、Devil May Cry鎮守府を見ながら様々な反応を見せた。Devil May Cry鎮守府を心配する者、敵視する者、利口なのか馬鹿なのか判らず苦笑いを浮かべる者、興味がない者、戦う時が更に楽しみになる者、唖然とする者。
武蔵「言うじゃないか、Devil May Cry鎮守府!」
元帥「まったく、あいつらは・・・」
大将「まぁ良いではないですか」
大和「ふふっ」
元帥は先行きが心配で額を押さえ、大将と武蔵は豪快に笑い、大和も何やら安心したのか、控え目に笑っていた。
中将「(あの目立ちたがり屋の鎮守府め~・・・!)」
中将はDevil May Cry鎮守府を気が済むまで睨むと、鹿屋提督と目を合わせて何やら頷き合った。
だが これで、対戦カードは決まった。
1回戦 第1試合、Devil May Cry鎮守府VS大湊警備府。
第2試合、呉鎮守府VSイギリス海軍。
第3試合、単冠湾泊地VSアメリカ海軍。
第4試合、宿毛湾泊地VS連合艦隊。
第5試合、佐世保鎮守府VS岩川基地。
第6試合、鹿屋基地VSドイツ海軍。
第7試合、横須賀鎮守府VS舞鶴鎮守府。
大本営の艦隊は諸外国の海軍の意向で、シード権で2回戦からの参戦となる。
対戦カードが決まると、大本営の大淀がマイクを通してアナウンスを始める。
大本営大淀『それでは、1回戦 第1試合、Devil May Cry鎮守府と大湊警備府の艦隊演習を始めます。両陣営は準備してください』
Devil May Cry鎮守府と大湊警備府は それぞれ動き、他の者達は様々な思惑を宿した視線で、Devil May Cry鎮守府を見詰めるのだった。
次回も宜しく お願い致します!