今回はコナールートに戻ります。
274話です!どうぞ!
*街 6月20日 7:35*
山城、龍驤、加古、青葉、球磨、多摩、木曾、睦月、皐月、叢雲、コナーは、巨大な空 飛ぶ悪魔を倒し、その中に居たDevil May Cry鎮守府の島風と、どこかの所属であろう艦娘、二航戦、龍驤、最上、三隈、摩耶、大和型、古鷹型、アイオワ、ホーネット、コロラド、ノーザンプトン、ホノルル、サウスダコタを保護した。
今は ここの場所を伝えて来てもらった装甲バス、1号車と2号車で寝かせてる。
今頃3号車と4号車は、V達の方へ向かってるだろう。
ニコもV達の方から呼び出しを受け、鳳翔と大淀を乗せて3人で向こうに行った。
香取「命に別状ナシですね」
阿武隈「それにしても、この人達どこの艦娘なんだろう?」
皐月「飛龍さんと龍驤さんは もう一緒だから、うちではないとして・・・」
響「舞鶴と大湊の司令官は何だって?」
山城「舞鶴鎮守府と大湊警備府の所属じゃないそうよ」
では どこの所属なのかと艦娘達が頭を捻ってると、鹿島だけは巨魔の中に居た面子で予想はできていた。
鹿島「恐らく、横須賀鎮守府と鹿屋基地、アメリカ海軍の所属でしょう」
伊勢「それって・・・」
そう、巨魔から出てきた艦娘は、最後の合同演習が終わってから入渠していた艦娘達と同じ顔触れだったのだ。
横須賀鎮守府の入渠ドックには、Devil May Cry鎮守府の金剛型も居たはずなのだが・・・。
だが艦娘達やコナー、保護した舞鶴提督や大湊提督は、その事について考える前に、外に居る巨体を誇る存在に意識が向いた。
コナー「何だ あれは・・・?」
皆の視線の先に居たのは、巨大な肉の塊。
そこからクレーンのアームが6本 生えており、足として動かし歩いてる。
それだけではなく、肉塊からは触手も生え、肉塊には車やタンクが埋まってるようにも見える。
阿武隈「何てデカい悪魔なの・・・!?」
山城、伊勢型、飛龍、龍驤、瑞鳳、加古、青葉、妙高型、球磨、多摩、木曾、由良、鬼怒、阿武隈、睦月、皐月、叢雲、曙、潮、暁、響、初春、初霜、コナーは、すぐに巨大な悪魔の元へ向かい、その他は装甲バスで離れる事にした。
・・・・・・
艦娘達とコナーが巨魔の近くまで来ると、巨魔も その接近に気付き、触手から光弾を撃ってきた。艦娘達は狙われないよう散開し、コナーは光弾が降ってくる中を真っ直ぐ駆け抜ける。
巨魔がコナーに気を取られてる間に、空母は艦載機を発艦、他の艦種も砲撃する。
艦載機の機関砲から撃たれた弾丸、投下された爆弾、砲撃で撃たれた砲弾は全て命中するが、爆発せずに肉塊の中に呑み込まれた。
由良「こっちの攻撃が効いてない・・・!?」
日向「そんなこと有り得るか、撃ち続けろ!」
無駄ではないと信じ攻撃を続けるが、巨魔は その身で全て受け止め、呑み込んでいく。
そして巨魔が反撃に出た。呑み込んだ弾丸、爆弾、砲弾の全てが、肉塊から吐き出され飛んでくる。コナーは思わず足を止め、爆風に吹き飛ばされる。
パイロットである妖精さんは操縦桿を傾け、回避行動を取り凌ぐが、艦娘達は雨のように隙間なく降ってくる砲弾に被弾した。
那智「こっちの攻撃を跳ね返してくるなら、攻撃できないぞ・・・!」
暁「こんなの どうやって倒せば・・・」
爆風で焼け爛れたコナーが起き上がると、コナーの火傷が消え、巨魔に向かって走る。
巨魔の足元まで来ると、肉塊から生えたクレーンのアームで踏み潰そうとしてくる。コナーは愛剣ヘクセンベインの刃を ぶつけるが、金属が ぶつかり合う音が響くだけで破壊には至らない。
触手がコナーを狙い光弾を撃つが、コナーは肉塊の下を潜り躱す。
すると別の触手がコナーに巻き付き、肉塊の上まで運ばれる。その時コナーは、肉塊に ある物が埋まってるのが目に入る。
コナー「(使えそうだ)」
そこにあったのは、可燃物が入ったタンク。
コナーは触手に捕まっていながらも、自由な手でショットガンを手に取り、タンクに向かって撃つ。撃ち出された2発の弾丸が命中し、爆発が起きた。爆発に煽られたからか、ダメージが入ったのか、巨魔がバランスを崩し倒れ、動かなくなる。
その時にコナーは、触手から投げ出され地面を転がる。
龍驤「コナー!大丈夫か~!?」
コナー「平気だ」
鬼怒「凄い、倒しちゃった!コナー、マジ パナイ!」
巨体を誇る悪魔を もう倒してしまったと艦娘達は喜ぶが、それは勘違いだった。肉塊がプルンと揺れ、巨魔が起き上がったのだ。
更に変化が起きた。肉塊の表面に、中将と鹿屋提督の大きな顔が出てきたのだ。
中将『Devil May Cry鎮守府~!』
鹿屋『解体だ~!』
木曾「うえぇ~、何で あの2人が あんな所に・・・」
中将と鹿屋提督の顔が怨嗟の言葉を吐きながら、肉塊の触手が また光弾を撃ってきた。
球磨「こんなの倒せないクマ!」
妙高「1度 退避しましょう!」
中将と鹿屋提督の顔に狼狽え、攻撃が通用しない巨魔に対し、妙高の提案により艦娘達とコナーは一時 撤退する事を決めた。
・・・・・・
巨魔から隠れ、艦娘達とコナーは話し合っていた。
巨魔には攻撃が通じず、最悪な事に こちらの攻撃を跳ね返してくる。
タンクを爆破して1度はダメージを与えたが、そう都合良く何度も爆発を起こせる訳でもない。
攻めあぐねていると、コナーのスポーツカーに乗った香取型が到着した。
鹿島「ずっと見てましたが、あの悪魔は周囲の物を吸収しながら、今も巨大化を続けています」
コナー「面倒だな」
響「つまり、時間が経てば経つ程、倒せなくなるってこと?」
香取「今でも倒せないのに、あれ以上 大きくなられると そうなるでしょうね」
加古「中将と鹿屋の提督の顔があるのは何でだろ?」
鹿島「ニコさんが纏めていたレポートを見ましたが、どうやら あれも、クリフォトの根の一部のようですね」
レディとトリッシュは、嘗て魔王ユリゼンに敗北した後、素体としてクリフォトの根に取り込まれ、悪魔の身体の中で眠っていた。
空 飛ぶ巨魔の中に艦娘が眠っていたのも そうであり、中将と鹿屋提督も恐らく、素体として取り込まれてしまったのだろうと鹿島は予想していた。
鹿島「先ずは倒す前に、動きを止める事から考えましょう。私の見立てでは、威力のある一撃を加えるか、足を狙うのが得策かと」
コナー「威力のある一撃は難しい。そうなると足だな」
肉塊への攻撃は取り込まれ、跳ね返されてしまう。
それならば、金属が剥き出しのクレーンのアームを狙った方が、まだ攻撃が通じそうな気がする。
艦娘達とコナーは、早速 巨魔の動きを止めるために動き出す。
・・・・・・
初春「あの悪魔、さっきから何をやっておる?」
艦娘達が視界に捉える巨魔は、足である6本のクレーンアームを忙しなく動かしながら、何かを追うように地団駄を踏んでいる。
艦娘達は知らなかった。その下に、別行動をしてるV達が居るとは。
龍驤「意味不明やけど、艦載機 発艦やで!」
艦戦が巨魔へと向かっていき、機関砲で足を狙って撃つ。あまりダメージがないのか、巨魔は平気そうに立っている。
艦戦が巨魔を躱して旋回すると、今度は艦爆が爆撃を行う。直接 狙うのではなく、巨魔の周辺に落とし、その爆風で巨魔を よろめかそうというのだ。
伊勢「よーし、撃つわよ!」
巨魔を囲むように艦娘達が現れ、砲撃を開始する。狙うのは低い位置、足である6本のクレーンアームだ。
クレーンのアームに攻撃を吸収し、跳ね返す力はなかったようで、砲撃に よろけて巨魔が倒れる。
そこにコナーが現れ、ヘクセンベインで肉塊を滅多斬りにしていく。肉塊に刃を入れる度に、ドロドロとした黄土色の粘液が噴き出し、コナーは全身に浴びながらも斬るのをやめない。
コナー「(デカ過ぎるな・・・)」
何度も斬り付けるが、肉塊がデカ過ぎて どこまでダメージが入ってるのか判らない。
すると肉塊がプルンと揺れ、6本のクレーンアームを使って器用に起き上がった。
コナーは一旦 距離を置き、艦娘達が また足を狙う。
・・・・・・
何度か同じ事を繰り返し、今は また倒れる巨魔にコナーが斬り掛かっている。すると、ヘクセンベインの刃が肉塊の中に食い込んだまま、抜けなくなった。
更に巨魔が、今までとは違う行動に出た。肉塊から生えるクレーンのアームが、肉塊の中に収納され、ただの肉の塊になったのだ。
初霜「コナーさん、逃げてください!」
初霜が叫ぶが、ヘクセンベインが抜けずコナーも狼狽える。
そんな事をしてる間に、肉塊が動き出した。肉塊が転がり、コナーは押し潰されるような形で肉塊の中に取り込まれてしまった。
暁「コナーさん!?」
曙「これ どうすんのよ!?」
コナーが消え、もう どうしようもないと艦娘達が頭を抱えて悲観に暮れるが、肉塊は転がる その勢いのまま、艦娘達の方へ転がってきた。
山城「こ、こっちに来たわよ!?」
飛龍「に、逃げないと!」
青葉「おわぁああああっ!?」
艦娘達は走って逃げるが、転がるスピードには勝てず、先ずは山城、飛龍、加古、青葉、球磨、多摩、睦月、皐月、叢雲がコナーの時と同じように、肉塊に押し潰されながら取り込まれた。
龍驤「何やねん?!何やねん?!こっち来んなや!!」
木曾「こんなの どうやって躱せばいいんだー!?」
肉塊は方向転換し、残ってる艦娘を狙いながら転がる。そして今度は、伊勢、龍驤、妙高、那智、木曾、由良、曙、潮、暁が取り込まれた。
そして肉塊は、また残ってる艦娘を求めて転がる。中将と鹿屋提督の声で、怨嗟の言葉を撒き散らしながら。
中将『私の野望が~・・・Devil May Cry鎮守府~!』
鹿屋『私は関係ありません・・・お前達は解体だ!』
足柄「さっきから何 言ってんのよ!?」
阿武隈「勝手に解体しないで!」
響「これは・・・もう間に合わない・・・!」
鬼怒「冗談じゃないよ!」
そして最後に残っていた日向、瑞鳳、足柄、羽黒、鬼怒、阿武隈、響、初春、初霜も取り込まれてしまった。
それを遠目で見ていた香取型は、まさか全滅するとは思っていなかったので、非常に困った様子だった。
鹿島「(あの悪魔の見立てが甘かった・・・!残るは私達だけ。でも これでは・・・)」
戦力として残ってるのは、この場では香取型の2人。2人だけで無謀に戦うか、皆を見捨てる事になるが撤退するか悩んでいると、傷の癒えたフレキ&ゲリが近くに下り立った。
鹿島「あら、狼さんの援軍ですか?」
しかし、フレキ&ゲリが来ても、あの肉達磨を相手に勝ち目があるとは思えない。
だが、フレキ&ゲリは戦うつもりなのか、巨魔に向かって唸りながら戦闘体勢になっていた。それを見て、鹿島も どこか諦めた様子だった。
鹿島「仕方ないですね、乗りかかった船ですし・・・私達だけで頑張ってみますか」
香取「練習巡洋艦でも、実戦ができるってとこ見せないとね」
鹿島「見てくれる人が1人も居ませんけどね」
香取「フ、フレキとゲリに見てもらうのよ!」
それは、何か意味があるのか?
香取型は艤装を展開し、フレキ&ゲリを伴って巨魔に戦いを仕掛けるのだった。
*巨魔体内*
巨魔体内では、艦娘達とコナーが真っ暗な空間の中に居た。
探照灯を持つ艦娘が辺りを照らし、コナーが松明代わりに、炎を纏うヘクセンベインを持つが、その空間の全容までは分からなかった。
先が見えない真っ暗な空間を進み続けていると、何やら赤い光が輝いてるのが見えてきた。
近くまで行くと、赤く光る魔術の紋様に包まれる中将と、鹿屋提督が意識のない状態で拘束されていた。艦娘達は この状況が何なのか分かっていなかったが、コナーだけは1つだけ分かる事があった。
コナー「これは・・・魔女の術か」
曙「魔女って・・・これ全部 悪魔の仕業じゃないの?」
コナー「俺にも どういう事かは分からないが、これは魔女が使う高位の黒魔術の1つだ。大昔に似たようなものを見た事がある」
コナーの話では、核となる存在の怒りや憎しみ、怨念を物体を依り代にして、怨みの対象者が死ぬまで暴れさせるというものだった。この場合、核となってるのは中将と鹿屋提督だ。
この魔術を止めるには、核となってる存在を殺すしかない。
潮「生かしたまま止める方法はないんですか?」
コナー「ムリだ。俺も昔 試したが、殺す以外に方法はない」
那智「術者を倒せば止めれるのでは?」
コナー「もう意味がない。この黒魔術は、既に術者の手から離れてる」
本来は、術者が自分を核にし、怨みの対象者が死ぬまで動き続ける災厄となる禁忌の術だ。
中将と鹿屋提督に そんなものが使えるとは思えないため、第3者が術を掛けたのだと思うが、この黒魔術は発動したら最後、術者の手から離れる。つまり、術者を殺しても この魔術は止まらない。
日向「やったのはルキフェルスか・・・?」
コナー「こいつが止まるのは核となってる人間を殺すか、怨みの相手が死んだ時だ」
由良「そんな・・・」
妙高「でも それって・・・」
中将と鹿屋提督の怨みの対象、それは間違いなくDevil May Cry鎮守府である。
他にも居るかもしれないが、自分達は こんな所で死ぬ訳にはいかない。今 起きてる災厄を止めるためにも。
だが、中将と鹿屋提督の事は気に入らないが、殺そうとまでは思えない。だから艦娘達には、この場で非情な判断を下せなかった。
それが分かっていたからなのか、コナーは中将と鹿屋提督の方に近付き、炎を纏うヘクセンベインを構える。それを見た艦娘達は、コナーが中将と鹿屋提督を殺そうとしてる事に気付き、咄嗟に止めた。
瑞鳳「待ってください!他に方法があるはずです!」
コナー「方法はない。こいつは怨みの相手が死ぬまで止まらない。そのために周りにある物も全て巻き込んでいく。今やらないと、何もかも消えてなくなるぞ」
肉塊の巨魔は、鹿島が言っていたように周りにある物を取り込みながら巨大化を続けている。放っておけば、地上にある物は全て消えて無くなってしまう。
コナー「お前らが受け入れられないのは、神通を見てれば分かる。相手が魔女の術なら、俺がやる」
潮「でも・・・」
コナー「やらなきゃ他は救えない。嫌な役目は俺が引き受けてやる。ダンテやネロとの付き合いは短いが、あの2人も そうするんじゃないのか?」
そう言われ、艦娘達はコナーを止める手を ゆっくり下ろした。だが その顔は、納得していない。
魔術を止めるには、先ず核を包む魔術の壁を壊さなければならない。
艦娘達の手が離れたコナーは、赤く光る魔術の紋様の壁に、炎を纏うヘクセンベインで何度も叩く。そうする事で、魔術の壁に罅が入っていく。
*街*
外では、香取型が巨魔に砲撃し、フレキ&ゲリが飛び掛かり爪で攻撃している。それでも巨魔は止まらず、周囲の物を取り込みながら転がってくる。
香取「こんな非常識な相手、私達だけじゃ止められない・・・!」
鹿島「こうなると、作戦とかあっても無意味ですね!」
香取型とフレキ&ゲリは、取り込まれないように走って逃げるが、スピードが違い過ぎて追い付かれそうになる。
すると突然、肉塊の回転が止まり、プルプルと震え出した。香取型とフレキ&ゲリも足を止め、不思議そうに巨魔を見詰めている。
すると巨魔が破裂し、ドロドロとした黄土色の粘液を飛び散らせる。
更に破れた肉塊からは、津波のように粘液が流れ出て、取り込まれていた艦娘達とコナーが一緒に流されながら出てきた。
龍驤「アカン・・・悪魔と関わるとトラウマ増える・・・」
鬼怒「気持ち悪い、何これ~・・・?」
艦娘達とコナーは巨魔の粘液塗れになっていたが、香取型は皆が無事だった事に安堵の溜め息を吐くのだった。
鹿島「これで根っ子とは、恐ろしいですね・・・」
どうにか倒したが、こんなのが続くのかと思うと、R・ネロに勝てるのかも自信がなくなってくる。魔界化を引き起こしてる張本人は、こんなものじゃないだろう。
倒した巨魔は、クリフォトの根と同じように消滅した。核となっていた中将と鹿屋提督は巨魔の一部になっていたので、2人の身体も一緒に消滅していた。
・・・・・・
別の場所ではVと長門型、扶桑、蒼龍、翔鶴、飛鷹型、古鷹、衣笠、摩耶、鳥海、天龍型、北上、大井、川内型、如月、文月、吹雪、白露、時雨、村雨、夕立、朝潮、大潮、満潮、荒潮、霰、霞、陽炎、不知火、黒潮、雪風、磯風、秋雲が、4体の仁王像のような姿の悪魔と戦っていた。
体色が赤い悪魔は頑丈なのか、艦娘達の砲撃や3体の悪夢の攻撃を諸に受けながら突っ込んでくると、手に持つメイスを叩き付けてくる。
体色が黒い悪魔は怪音波を発生させ、それが衝撃波となりVと艦娘達が吹き飛ばされる。
体色が緑の悪魔は、口から毒霧を吐き出してくる。これによりVと艦娘達は上手く身体が動かず、苦戦を強いられていた。
もう1体、体色が黒い別の悪魔は口から炎を吐き出し、その熱で肌が焼かれる。
グリフォン、シャドウも死力を尽くし戦うが、ダメージを受けて何度もコアが剥き出しになっていた。
グリフォン『こいつらヤベーって!マジで死んじまうぞ!』
V「今更 逃げる訳にはいかないだろ・・・!」
Vと艦娘達は必死に身体を動かし、ダメージが蓄積していく中でも攻撃を続け、4体の悪魔に食らい付く。
そして、時々 魔力を回復次第 出していたナイトメアの働きもあり、遂には4体の悪魔を吹き飛ばし膝を突かせる事に成功する。
まだ戦闘は続くだろうとVと艦娘達は身構えていたが、4体の悪魔は逃げるように離脱していく。
V「待て・・・!」
グリフォン『V!』
Vは4体の悪魔を追おうとしたが、戦闘によるダメージと毒で、足に力が入らず転けそうになる。杖で身体を支え、膝を突く程度に留まった。
V「問題ない、奴を追う。マルファスが言っていた半身が俺ではなく、ユリゼンの方だとしたら、見付ければ まだ どうにかなるかもしれない」
グリフォン『マジで言ってる?探して どうすんの?ユリゼンを見付けても、大人しく1つになってバージルに戻れるとは限らないんだぞ。説得して話が通じるかも怪しい』
V「確かに・・・だが今の俺達には、それしかない。力が必要なんだ。バージルと・・・閻魔刀の力が・・・」
Vの考えに思うところがあるのか、グリフォンは それ以上 異を唱える事はせず、Vを見詰めていた。
Vは後ろを振り返り、ダメージと毒で苦しむ艦娘達を見る。
V「行くぞ。ユリゼンに近付けば、俺なら居場所が分かる」
そう言って、Vは艦娘達の方へ歩み寄るのだった。
次回も宜しく お願い致します!