ずっと真面目な話が続いてましたから、やっぱり今回は ちょっと ふざけた日常系に舵を切る事にしました。
艦娘の会話を楽しんでいただけたらと思います。
294話です!どうぞ!
*オリーブ財団 ブリーフィングルーム 7月8日 14:13*
1ヶ月前、艦娘達がオリーブ財団に来てから数日が経った日の事だった。本部長であるステフが居ないのを いい事に、ブリーフィングルームの巨大スクリーンでオンラインPCゲームをしようと、任務がない五航戦、葛城、龍驤が一緒に準備を進めていた。
しかも今日は普通にゲームするのではなく、他の人の声真似をしながらプレイしようと決めていた。
4人が真似するのは、翔鶴が鳳翔、瑞鶴が加賀、龍驤がダンテ、葛城が島風になりきってやっていく。
4人の後ろには艦娘のギャラリーが集まっているが、今日は気にしない。
そして加賀になりきる瑞鶴が、即興で考えた嘘設定で司会進行していく。
加賀(瑞鶴)「最近、Devil May Cry鎮守府の戦績が落ちてる事が分かったわ。大本営からの調査の命令を聞いた結果、あるゲームが鎮守府の戦績を著しく下げている事が分かったわ。それは調査しなければならないわ」
瑞鶴の声真似に、後ろのギャラリーからクスクスと笑い声が漏れてくるが、今日は気にしない。
ただ、後ろで見てる本物の加賀は、かなり不機嫌そうだ。
今回やるゲームは、オープンワールドの架空の中世の世界が舞台の、ダークファンタジーRPGゲームをする。
加賀(瑞鶴)「今回は このメンバーで、このゲームを調査(プレイ)したいと思うのだけれど、ギャラリーが居るから随伴艦の自己紹介からやっていくわ。先ずは島風から、自己紹介を お願いするわ」
島風(葛城)「私は島風だよ!地上最速(?)の女だよ!今日は加賀補佐艦に呼ばれたから、なる早で来ようと思ったんだけど、既に遅刻してるよ!よろしくね!きゃはっ☆」
加賀(瑞鶴)「それ那珂になってるわよ?最後 那珂になってたわ」
葛城「じゃあ那珂ちゃんで行きます」
改めて、葛城は那珂の声真似でやっていく事になった。
加賀(瑞鶴)「キャラがブレブレだし意思が弱いわ。では次よ。鳳翔さん、お願いします」
鳳翔(翔鶴)「至誠に悖るなかりしか。言行に恥づるなかりしか。気力に欠くるなかりしか。努力に憾みなかりしか。不精に亘るなかりしか。海の底から やって来る謎の艦艇群・・・中略!その脅威に対抗できる ただ1つの存在。それが、在りし日の戦船の魂を持つ娘達、艦娘である。鎮守府で あぶ・・・鳳翔です、よろしく お願い致します」
翔鶴の自己紹介が終わった瞬間、その場に居た全員から笑い声が上がってしまう。
後ろで見てた本物の鳳翔は、ガッカリした様子で苦笑いを浮かべていた。
那珂(葛城)「惜しい!」
加賀(瑞鶴)「鳳翔さん、長い上に噛むとは最悪ですね。さぁ、では次よ。提督、あなたの自己紹介よ」
ダンテ(龍驤)「アァ、ソダナァ」
既に何の真似もできてない龍驤。ずっと このクオリティでやっていくつもりなのか?
ダンテ(龍驤)「俺はなァ、実はァ・・・私がセフィ◯スだァ。よろしくなァ」
そう言った直後、龍驤が操作するキャラが方翼を広げて浮いた。
加賀(瑞鶴)「(自己紹介)それで良かったのかしら?」
ダンテ(龍驤)「アァ・・・これでいいやァ」
加賀(瑞鶴)「これでいいの!?日本語 覚えたての原始人みたいよ」
ダンテ(龍驤)「鳳翔が やらかしたからなァ」
鳳翔(翔鶴)「えぇ・・・」
すると翔鶴と龍驤は、まだ喋り足りないのか2人で話を続けるのだが・・・
「「この責任を取って、白露型は5日間 謹慎/ちょっと あの・・・シュ・・・シュ・・・」」
加賀(瑞鶴)「被りまくり」
那珂(葛城)「今日ここに白露型 居ないよ、鳳翔さん」
グダグダ過ぎて瑞鶴と葛城も笑ってしまう。
とりあえず、気を取り直してゲームに戻る。
もう少し このゲームを軽く説明すると、プレイヤーはストーリーを進めるためのメインクエストと、ストーリーとは関係ないサブクエストを受注しながらキャラの装備を店で買ったり、集めたアイテムで合成して装着し、操作キャラを強化しながらクリアしていかなければならない。
キャラ固有のレベルもあるが、早い話がキャラを強くして敵を倒しながらクリアすればいい。
加賀(瑞鶴)「提督、1つ訊いてもいいかしら?」
ダンテ(龍驤)「何だァ?」
加賀(瑞鶴)「どうして あなたのキャラだけ見た目が違うの?」
このゲーム、プレイヤーは何も持ってない状態から始まる。だから服も無いので、キャラの見た目は どうしても下着一丁で始まるはずなのだ。なのに、龍驤の操作キャラだけ服 着てるし、何か余計な片翼まで生えてる。
ダンテ(龍驤)「アァ、昨日 課金したァ。2時間で10万 溶けたァ」
10万円も放り込んで、最強装備をフル装備してるが、操作キャラのレベルは1。
加賀(瑞鶴)「という訳で、このメンバーでやっていくわよ。では開始するけど、いいかしら?」
ダンテ(龍驤)「早くしてくれェ。俺は殺したくてウズウズしてんだァ」
加賀(瑞鶴)「提督、早く“準備OK”して」
ダンテ(龍驤)「あ、すまねェ、忘れてたァ!」
ゲームは、パーティーを組んだ各自が『準備OK』を押して やっとスタートする。
勇み足だった龍驤が押してなかったから中々 始まらず、このミスに またしても皆 笑ってしまう。
加賀(瑞鶴)「さぁ、行くわよ、随伴艦の皆」
そして やっとゲームが始まる。
・・・・・・
ゲームが始まり、4人の操作キャラは夜の森の中に居た。
ただ、初見だから ここから どうすればいいか分からない。
加賀(瑞鶴)「どこに行けばいいのかしら?」
那珂(葛城)「こういうのは、最初の村で使命を聞かされて、絶対にやる前提で送り出されるのがセオリーだよ」
加賀(瑞鶴)「そうね。村は どこかしら?」
ダンテ(龍驤)「ど、どこだァ?どこだァーィ?」
鳳翔(翔鶴)「では艦娘寮へ!」
那珂(葛城)「か、艦娘城(?)へ・・・?」
聞き間違えるし、村の場所 分からないし、既に迷子の予感がする。
すると、夜の森の暗闇から、2つの白く光る何かが出てくる。その数は どんどん増えていく。それは目だ。
囲まれ装備が何も無い状態で、体色の黒いクリーチャーに襲われる。しかも夜だから よく見えず、どこから襲われるか分からずダメージを受けまくる。
龍驤は操作が分からず、操作キャラは片翼を広げて浮いては着地、浮いては着地を繰り返す。
そんな中、龍驤が ある事に気付いてしまう。
ダンテ(龍驤)「ウァッ!ウァアッ!・・・エッ!?皆 落ち・・・行った?」
鳳翔(翔鶴)「もう行ったんですか!?」
加賀(瑞鶴)「もう行ってるわよ」
那珂(葛城)「行ってるよ」
クリーチャーに襲われる直前、瑞鶴と葛城はクリーチャーの出現に気付かず、村を探しに既に その場から離れていた。
翔鶴と龍驤だけがボコボコにされる。
鳳翔(翔鶴)「何をやってるんです!」
ダンテ(龍驤)「おいおい!」
鳳翔(翔鶴)「どこに行けばいいんです!?」
ダンテ(龍驤)「行くなら言ってくれェ!しんどい!」
加賀(瑞鶴)「グチャグチャね。開始早々グチャグチャよ」
ボコボコにされながら2人だけ迷子になってて、瑞鶴と葛城も笑うしかない。
そして何もできないまま、翔鶴と龍驤はゲームオーバーになった。
・・・・・・
翔鶴と龍驤がゲームオーバーになったため、改めて仕切り直した4人は、最初の装備である木の棒を手に入れ、ボコボコにしてきたクリーチャーと再び戦ったが、防具が無く、こちらの受けるダメージが大き過ぎて逃げた。
因みに、2回目も龍驤は浮いてるだけだった。
逃げた結果、やっと最初の村へと到着した。ゲーム内では朝になってる。
その後 村人から話も聞かず、装備も買わず、出てくるクリーチャー全部 無視して訳も分からないまま走り回ってると、葛城だけ はぐれた状態で最初のボスが居る場所に来てしまった。
ムービーが入り、筋肉質で巨大なクリーチャーが現れた。
しかも来た道は塞がれ、逃げる事もできない。
ダンテ(龍驤)「こいつ絶対ボスだァ!」
那珂(葛城)「早い、早いなぁ」
加賀(瑞鶴)「早い」
鳳翔(翔鶴)「ちょっと上から、岩 飛んでくるんですけど・・・」
ダンテ(龍驤)「上から、『上から◯リコ』かァ?」
ボスクリーチャーは岩を投げてくるし、手に持つ棍棒で殴ってくる。
反対に五航戦は木の棒で戦ってみるが、画面上のボスの体力ゲージが減ってるように見えない。
加賀(瑞鶴)「もうボスだなんて・・・鎧袖一触よ。あっ!?痛い痛い痛い、痛い痛い痛い痛い痛い!」
ゲームあるある
痛くないのに“痛い”と言っちゃう。
那珂(葛城)「補佐艦、頑張って!」
加賀(瑞鶴)「那珂、私は、頑張らねばならないわ」
那珂(葛城)「(皆)どこに居るの・・・?」
加賀(瑞鶴)「あっ、ヤバい、殴られているわ、那珂」
葛城「あっはっはっ!」
ボス戦の間、龍驤の操作キャラは片膝を突いて しゃがんだ状態で、地面を滑るように動き回っていただけだった。課金で手に入れた最強装備が泣いている。
倒せないが狭いエリアで逃げ回る事はできたので、異常なまでに回避は上達した。
・・・・・・
またゲームオーバーになり、セーブもしてなかったから また最初から。
今度は村人の話を聞き、ボス戦に行く前にやらねばならい事も把握したので、今は洞窟で、装備の材料になるアイテムを探していた。
その途中、瑞鶴がツルハシで壁を破壊していると、妙な会話が聞こえてきた。
ダンテ(龍驤)「あっ、間違えたァ!」
那珂(葛城)「提督・・・」
ダンテ(龍驤)「すまねェ」
那珂(葛城)「壁(物理)を作んないでくれる?」
ダンテ(龍驤)「壁(物理)を作ってしまったァ」
龍驤は操作ミスで、葛城の進行方向にバリケードを作って邪魔していた。
加賀(瑞鶴)「先程から・・・」
鳳翔(翔鶴)「何 心の壁 作ってるんです、そんな場合ですか」
ダンテ(龍驤)「ロイヤルガード全開だァ!」
加賀(瑞鶴)「何てカオスなんでしょう・・・」
ダンテ(龍驤)「何だァ?何してんだよ那珂」
那珂(葛城)「大丈夫・・・」
どこからか戦闘音がする。どうやら葛城が、洞窟に現れたクリーチャーと交戦中のようだ。何してるか訊く前に手伝ってあげてほしい。
加賀(瑞鶴)「鳳翔さん」
鳳翔(翔鶴)「何でしょう?」
加賀(瑞鶴)「我々は生きねばなりませんよ、この世界で」
鳳翔(翔鶴)「そうですね、とりあえずは」
すると葛城が、困ったように笑いながら話に割り込む。ローブを纏って杖を持った骸骨のクリーチャーが現れたそうだ。
そこで問題が発生する。
ダンテ(龍驤)「ア゛ァ゛すまねェ!ステータス、腕力に全振りしたから魔法防御できねェ!」
加賀(瑞鶴)「私も・・・私も魔防具が無いのよ!」
クリーチャーは杖から魔法を撃って攻撃してくるのだが、全員 魔法対策してない脳筋プレイ。
那珂(葛城)「マズいマズい」
ダンテ(龍驤)「どうしたらいいんだァ!?」
加賀(瑞鶴)「マズいわ」
鳳翔(翔鶴)「艦載機は どこですか?」
ダンテ(龍驤)「・・・ンア~、鳳翔 黙れェ」
鳳翔(翔鶴)「え?」
急な暴言に翔鶴は戸惑い、瑞鶴と葛城は笑ってしまう。
窮地を脱する事ができない状況と、空気を読まない翔鶴の発言に、龍驤もイライラから暴言を吐いてしまった。
後ろで見てた本物の鳳翔は不満だったのか、頬を膨らませながら龍驤に指を指し、他の皆の方を見ながら何かを訴えてくる。だが皆は、もう少し この茶番が見たいため、何もせず苦笑いを浮かべるだけだった。
鳳翔(翔鶴)「提督、後で
更に翔鶴の切り返しに、瑞鶴と葛城は また笑ってしまう。
那珂(葛城)「呼び出し」
ダンテ(龍驤)「何で校長室なんだァ?」
本当は“執務室”と言いたかった翔鶴。
・・・・・・
クリーチャーから逃げた4人は、逃げた先で まだアイテムを探していた。既に拾っていた葛城も、一緒に探してくれている。
那珂(葛城)「あっ、あった あった あった!提督、武器あったよ!」
?(龍驤)「どこぉ?・・・何か ちょっと・・・」
龍驤の言い方に、龍驤自身と瑞鶴が笑ってしまう。龍驤の声真似は、ダンテではない何かになりつつあった。最初から違うけど。
那珂(葛城)「ここ!ここ!」
加賀(瑞鶴)「あったわね!」
ダンテ(龍驤)「すまねェ、今 一瞬あれだったなァ。あのぉ・・・あれだ、『し◯ちゃん』だったァ」
龍驤のなりつつあった声真似の正解が飛び出し、瑞鶴と葛城は笑いながら お腹を押さえる。
那珂(葛城)「し◯ちゃんだった」
加賀(瑞鶴)「グチャグチャよ。もう・・・鎮守府の要素━━」
し◯ちゃん(龍驤)「おほ~い!お姉さん どこぉ!」
・・・・・・
それから別の場所へ移動すると、翔鶴も やっとアイテムを見付けた。
鳳翔(翔鶴)「ここにハーブがありますよ」
加賀(瑞鶴)「それを拾ってください、鳳翔さん」
鳳翔(翔鶴)「え~っと、拾った。これで・・・」
先行きが不安になる翔鶴の呟きに、瑞鶴は笑ってしまいそうになるが堪える。ただ、口から息が漏れて笑ってるのは丸分かりだった。
すると瑞鶴が、大量にアイテムが落ちてる場所を見付けた。
加賀(瑞鶴)「おっ、こちら・・・ここにアイテムが大量に落ちてるわ」
だが葛城からの報告で、敵が接近してきているのを知る。瑞鶴は真面目に対処しようとするが・・・
ダンテ(龍驤)「どこぉ!凄いや!」
加賀(瑞鶴)「提督、最早それは・・・それは もう・・・」
ダンテ(龍驤)「どこにあんのぉ!」
加賀(瑞鶴)「それは もう し◯ちゃんではないかしら?」
龍驤は ずっと し◯ちゃんを続けていた。
し◯ちゃん(龍驤)「わお~!凄いや!」
加賀(瑞鶴)「鎮守府の要素は どこに消えたの?」
ダンテ(龍驤)「すまねェ」
那珂(葛城)「『ク◯ヨンし◯ちゃん』になっちゃう」
し◯ちゃん(龍驤)「お姉さん凄いや!わお!」
葛城が余計なこと言うせいで、し◯ちゃんに戻る龍驤。
加賀(瑞鶴)「鳳翔さん」
鳳翔(翔鶴)「お姉しゃん・・・何ですか?」
噛んだけど、なかった事にする翔鶴。
し◯ちゃん(龍驤)「
鳳翔(翔鶴)「誰が周囲の反対を押しきって、
加賀(瑞鶴)「名前とプロフィールが渋滞してるわ」
・・・・・・
村に戻り装備を整えた4人は、ボス戦に突入した。
そんな最中・・・
加賀(瑞鶴)「鳳翔さん」
鳳翔(翔鶴)「何でしょう?」
加賀(瑞鶴)「し◯ちゃんの真似をしてくれませんか?」
し◯ちゃんにハマった。
翔鶴は期待に応えようと声真似に挑戦するが・・・
?(翔鶴)「お・・・お・・・お姉さ~んっ・・・」
瑞鶴「それドラ◯もんじゃん!ドラ◯もんだから!」
違うキャラに変身した。
ふざけながらも、課金して最強装備の龍驤が最初のボスを倒す。
那珂(葛城)「おっ、ナイス~」
?(龍驤)「凄いやぁ~、レベルが6に上がったァ」
龍驤はダンテなのか し◯ちゃんなのか、最早 何の声真似をしてるのか よく分からない。
ムービーに入り、ゲーム内は夜になる。
鳳翔(翔鶴)「あそこに居るのは誰ですか?夜間に誰が出入りしていいと言いました?」
加賀(瑞鶴)「あれは━━」
ダンテ(龍驤)「うるせぇ、黙れババア!」
発作的に翔鶴に暴言を吐く龍驤に、瑞鶴と葛城は不覚にも笑ってしまう。
龍驤なりに、ダンテになりきっているのだろう。
だが やっぱり、不満である本物の鳳翔は頬を膨らませている。
那珂(葛城)「もう口が悪い」
加賀(瑞鶴)「鳳翔さん、今のは何日の謹慎ですか?」
鳳翔(翔鶴)「後で工廠で解体してさしあげます」
思ってた以上に罰が重く、瑞鶴と葛城は笑ってしまう。
ムービーが終わり、次は城に行かねばならないのだが、正面からは入れなかった。なので地下水路から入る事になるのだが、そこでもクリーチャーが現れる。
加賀(瑞鶴)「あれは深海棲艦ね」
那珂(葛城)「深海棲艦だね」
折角 瑞鶴が おもしろいこと言えるようにとパスしたのに、葛城は復唱するだけで何の笑いも起きない。それに対し、龍驤が説教を始めた。
ダンテ(龍驤)「那珂、あれだぞォ。もう ちょい爪痕 残さないと皆に嫌われるぞォ」
那珂(葛城)「おっ・・・おぉ・・・今、アンチ脅してたんだけど・・・」
ダンテ(龍驤)「ダメだ、そんなんじゃァ」
那珂(葛城)「喋んなきゃね、もっと喋んなきゃ」
加賀(瑞鶴)「そうよ」
ダンテ(龍驤)「もっと喋ってけェ」
鳳翔(翔鶴)「そうすべき時なのです、喋りなさい」
那珂(葛城)「が、頑張ります・・・」
思わぬダメ出しの嵐に、葛城はタジタジだった。まさか こんな事で説教されるとは・・・。
だが そこで葛城が、絶対に倒せないクリーチャーが後ろから迫ってきてる事に気付く。
しかも そのクリーチャー、即死攻撃をしてくる。
瑞鶴「うわああっ!?ヤバいヤバいヤバい!逃げろ!」
ダンテ(龍驤)「バージルが後ろから来てるって!?」
那珂(葛城)「バージル?バージル!?逃げて逃げて」
加賀(瑞鶴)「逃げなければならないわ」
ダンテ(龍驤)「バージルから逃げる。バージルは嘘 吐かない(?)」
適当な事ばかり言ってると、クリーチャーは執拗に追ってきて4人は ずっと焦るのだった。
・・・・・・
その後どうにかクリーチャーから逃げた4人は、地下水路を探索しながら虫型のクリーチャーと遭遇してしまう。
鳳翔(翔鶴)「何ですか?あそこに居る虫けらは」
加賀(瑞鶴)「虫けら・・・!?」
那珂(葛城)「ちょっ、ちょっ、ほ、鳳翔さん、敵、敵が目の前に居るよ」
鳳翔らしくない言い方に、瑞鶴と葛城は驚きつつも笑いを禁じ得ない。
ダンテ(龍驤)「鳳翔、殺せェ!」
鳳翔(翔鶴)「提督、提督のくせに生意気だぞ!」
「「「だぞ!?だぞ!?」」」
加賀(瑞鶴)「おかしいじゃない」
那珂(葛城)「おかしいなぁ・・・」
声は そのままに、もう鳳翔に寄せる気がない翔鶴。これには瑞鶴、葛城、龍驤もビックリだ。
・・・・・・
虫型クリーチャーを倒し終わった4人は、移動しながら話していた。
加賀(瑞鶴)「鳳翔さん」
鳳翔(翔鶴)「何です?」
加賀(瑞鶴)「虫を殺した提督は何点ですか?」
鳳翔(翔鶴)「まぁ、10ポイントというところでしょうか」
那珂(葛城)「シビアだね、鳳翔さん」
鳳翔(翔鶴)「1匹くらいは倒していただかないと、提督である意味がないんですよ」
那珂(葛城)「そっかぁ・・・頑張ろうね、提督」
何で翔鶴と龍驤は ずっとバチバチなんだ?
そんな事を話してる内に、後ろから即死攻撃をしてくる倒せないクリーチャーが また追ってきた。
加賀(瑞鶴)「頑張って皆。鳳翔さん!?鳳翔さん、ヤバい!鳳翔さん!」
鳳翔(翔鶴)「あ・・・」
即死攻撃を喰らい、翔鶴がゲームオーバーになってしまう。
那珂(葛城)「那珂ちゃんもヤバい、あ~、残念」
立て続けに葛城もゲームオーバーになり、残ったのは瑞鶴と龍驤だけだ。
次回へ続く!
次回も宜しく お願い致します!