Devil May Cry鎮守府   作:しゅんしゅん@よし

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また真面目な感じに戻ります。

296話です!どうぞ!


Mission296 深海西海岸沖海戦(前編)~制海権を巡る艦隊決戦を試みよ~

*深海後方海域 西海岸沖 8月8日 6:11*

 

Devil May Cry鎮守府の艦娘達は、オリーブ財団から出撃していた。深海棲艦 後方海域へ精鋭なる主力艦隊を投入、同海域の制海権を巡る艦隊決戦を試みる。

現在 出撃した艦娘達は、ネロが舵取りをするアマ・デトワール号に乗っており、西に向かい通常の青い海まで出る。

ネロはドイツに向かった時に、アマ・デトワール号が変色海域に入っても大丈夫か確認したが、そちらは特に問題は見受けられなかったため、こうしてアマ・デトワール号を足に移動していた。

どうやら変色海域は、現時点では艤装にだけ影響を及ぼすようだ。

艦隊の編成は、第1艦隊 旗艦に装甲空母 翔鶴、随伴艦に瑞鶴、サラトガ、ヴィクトリアス、戦艦カブール、イタリア。

第2艦隊 旗艦に戦艦ワシントン、随伴艦にサウスダコタ、アイオワ、重巡ノーザンプトン、ヒューストン、ポーラ。

第3艦隊 旗艦に軽空母 鈴谷、随伴艦に熊野、瑞鳳、戦艦ローマ、ビスマルク、金剛。

第4艦隊 旗艦に重巡 愛宕、随伴艦にザラ、軽巡ホノルル、ヘレナ、駆逐艦フレッチャー、ジョンストンとなっている。

 

瑞鳳「敵艦隊 発見しました!」

 

羅針盤を回し北東へと進んでいたアマ・デトワール号だったが、深海棲艦の航空戦 深海後方 航空阻止線艦隊を発見する。

敵艦隊の編成は空母ヲ級flagship、軽母ヌ級flagship2隻、軽巡ツ級elite、駆逐ロ級 後期型2隻だ。

 

鈴谷「ここは戦力温存。鈴谷達に任せといて!」

 

熊野「行きますわよ!」

 

瑞鳳「発艦します!」

 

第3艦隊の鈴谷、熊野、瑞鳳が艦載機を発艦し、艦載機は発見した敵艦隊に攻撃を仕掛けるためにアマ・デトワール号から離れていく。

敵影を確認した艦載機のパイロットである妖精さんは、操縦桿を傾け急降下していく。

敵艦隊は接近する艦娘の艦載機を迎撃するために艦載機を発艦するが、気付くのが遅く先制爆撃を受ける。それにより空母ヲ級flagship、軽巡ツ級elite、駆逐ロ級 後期型1隻が小破となる。

だが、敵艦隊から飛び立った敵艦載機が空に上がり、上空では航空戦が瞬く間に広がる。

両陣営の艦載機が炎を上げ墜落していく中、敵艦隊に砲撃が当たり軽母ヌ級flagship1隻、駆逐ロ級 後期型1隻が小破、既に小破になっていた駆逐ロ級 後期型1隻が中破となる。

焦ったように旗艦の空母ヲ級flagshipが振り向くと、アマ・デトワール号が接近してきていた。

その甲板からは、第3、第4艦隊の戦艦、重巡、軽巡、駆逐艦の砲撃で光が瞬き、煙が上がってるのが見える。

空母ヲ級flagshipの指示で、敵艦隊は艦載機の対処をしつつ、アマ・デトワール号への攻撃を開始した。

 

鈴谷「あー、こっち来たよ!」

 

ローマ「迎撃するわ、心配しないで」

 

敵艦載機が接近してくるのを見て、第3、第4艦隊の戦艦、重巡、軽巡、駆逐艦が対空射撃を開始する。

 

ネロ「このっ・・・!」

 

弾幕を潜り抜けた敵艦載機から爆弾が投下され、ネロは舵を大きく回し爆撃を避ける。それでも爆発の余波は受け、アマ・デトワール号が激しく揺れる。

ネロは取り舵いっぱいに大きく回し、敵艦隊に向かってアマ・デトワール号が横に向くように動かす。

背中のレッドクイーンを抜き、敵艦隊に切っ先を向けると・・・

 

ネロ「fire(ファイア)!」

 

アマ・デトワール号の右側面から出てる大砲から、独りでに砲弾が撃ち出される。砲弾が命中し、小破となっていた軽母ヌ級flagship1隻と軽巡ツ級eliteが大破、中破になっていた駆逐ロ級 後期型1隻が轟沈する。

それを見て、ネロは舌打ちしていた。

 

ネロ「旗艦は外したか・・・!」

 

だが第3、第4艦隊の艦娘達も、アマ・デトワール号の攻撃に続くように砲撃し、空母ヲ級flagshipが中破、軽巡ツ級eliteが轟沈、もう1隻の駆逐ロ級 後期型が中破となる。

金剛がネロにサムズアップを向けると、ネロは口角を上げながら頷いた。

それでも まだ敵艦載機からの爆撃が来るため、ネロは避けるために忙しなく舵を回す。

 

ネロ「おい!敵の艦載機 抑えれてないぞ!」

 

鈴谷「制空権は取ってるけど・・・!」

 

熊野「全部は無理ですわ!」

 

艦載機のパイロットは、アマ・デトワール号に敵艦載機が接近しないように撃墜していってるが、それでも撃ち漏らしは どうしても出てくる。

対空射撃してる艦娘も それは同じである。

 

ネロ「あーもう、面倒臭いな!」

 

翔鶴「ネロさん!?」

 

ネロはデビルブリンガーの翼を広げ飛翔し、まだ上空を飛び回っている敵艦載機の破壊に向かってしまった。

第3、第4艦隊の海外艦は、深海棲艦を迎撃しなければならないので見てる余裕がないのだが、第1、第2艦隊の海外艦は空を見上げながら、口を開けて唖然としていた。

 

カブール「生身で飛んでる・・・」

 

ヴィクトリアス「あの人“提督代理”よね?」

 

ヒューストン「ここまで一緒に来てて言うのはアレだけど、指揮官が前線で戦っていいわけ?」

 

翔鶴「ごめんなさい、本当に ごめんなさい・・・」

 

本来、指揮官が直接 前線に出向いて戦闘に参加するのは戦術的に良くない。もし戦死してしまった場合、その指揮官が指揮する部隊は統率が取れなくなり、連携が瓦解して敗走するのが殆んどだ。

ネロだから大丈夫ではあるだろうが、ダンテに似てネロも単身 突撃してしまう この行動は、常識で考えれば海外艦の見てる前で、日本海軍として ある意味 恥だ。翔鶴型の2人は恥ずかしいのか、手で顔を隠し何度も謝っていた。

しかし、それに機嫌を良くした艦娘が数人 居て、大笑いしていた。

 

アイオワ「アハハ!いいじゃない!やっぱりDevil May Cry鎮守府は おもしろいわね!」

 

サウスダコタ「戦術的には許されないが、部下に任せっきりにしないのは見上げたものだな」

 

ポーラ「やっぱりバージルさんの息子さんも凄いんですね~」

 

概ね海外艦には好印象のようだが、サラトガは1つ気になった事があった。ネロが離れた事で、アマ・デトワール号の舵取りが放置されている。

 

サラ「あの・・・船のコントロール誰がするんですか?」

 

瑞鶴「あ、それは大丈夫。この船 勝手に考えて勝手に動いてくれるから」

 

海外艦が舵を見ると、右へ回ったり左へ回ったりしてる。一見、海流の流れで無造作に舵が回っているようにも見えるのだが、アマ・デトワール号の動きから察するに、確かに敵艦隊の攻撃を避けるように動いている気がする。

 

サラ「Oh my god・・・」

 

近代のコンピューター制御の船でも、正確に攻撃を避けるように動くのは難しいだろうに、木造帆船であるアマ・デトワール号が、無人で そこまでの動きができる事に海外艦は皆 驚いていた。

ただ、アイオワとイタリアは、既に無人でも動くのを知っていたので、驚くような事はしなかった。

空を飛ぶネロは、至近距離で敵艦載機に銃弾を撃ち込み、直後 蹴り飛ばしてシュートする。蹴り飛ばされた敵艦載機は、他の敵艦載機を巻き込み一緒に墜落した。

度重なる攻撃の末、無傷の軽母ヌ級flagship1隻を残し、他は全て轟沈した。

旗艦である空母ヲ級flagshipが轟沈したためか、軽母ヌ級flagshipは単艦で撤退を始める。

だが上空で敵艦載機を全て破壊したネロが、頭上から急降下し、頭にレッドクイーンを突き刺す。

軽母ヌ級flagshipは頭を貫かれた痛みで暴れ、生えてる両腕でネロを掴む。だが その腕をデビルブリンガーの腕が掴み、力任せに軽母ヌ級flagshipの腕を引き千切る。

更にネロは、軽母ヌ級flagshipの頭を粉砕するように、袈裟斬りにしながらレッドクイーンを引き抜いた。

敵艦隊を撃破し、ネロもアマ・デトワール号に戻ると、敵主力を目指して移動する。

 

 

・・・・・・

 

まだ変色してない青い海を進んでいたアマ・デトワール号だったが、近くで爆発が起き水柱が上がり、アマ・デトワール号が揺れる。

 

ネロ「何だ!?」

 

爆発の原因は、敵潜水艦隊が撃った魚雷によるものだ。

編成は潜水ソ級flagship、潜水ヨ級elite、潜水カ級eliteと、やや控えめである。

 

ホノルル「お、敵だ!敵なら、脱線させないとな!Open fire(オープン ファイア)!行くぞ!」

 

ヘレナ「近づけるな、fire!」

 

フレッチャー「掛かってらっしゃい!一網打尽です!」

 

ジョンストン「ふっ、上等じゃない!」

 

ホノルル「ガム要る人?」

 

鈴谷「ちょうだーい」

 

熊野「後にしてくださる?!」

 

瑞鳳「(海外艦との混成艦隊、まだ慣れないなぁ・・・)」

 

ガム食ってる場合じゃねぇ。

瑞鳳がアメリカ艦のノリに戸惑う中、鈴谷とホノルルがクッチャクッチャしながらガムを噛むのを横目に、アマ・デトワール号の甲板の上から軽空母、軽巡、駆逐艦で敵潜水艦隊に対して迎撃を始める。

 

ネロ「このっ・・・!」

 

対処してる艦娘と艦載機が爆雷を投下し、敵潜水艦に攻撃してるが、それでも敵潜水艦隊から撃たれた魚雷が接近する。ネロは絶妙な舵捌きで、ギリギリ魚雷を躱す。

 

鈴谷「味なくなった」

 

ホノルル「まだあるよ」

 

瑞鶴「ガムはいいから敵に集中しなさいっての!」

 

ネロ「これ俺だけ大変だぞ!」

 

今の状況、艦娘は楽だった。ホノルル、ヘレナ、フレッチャー、ジョンストンは、甲板から海に爆雷を投げ込むだけ。

鈴谷、熊野、瑞鳳は、実質 発艦した艦載機が対処するので、艦載機に指示を出すだけ。

他は潜水艦に対処できないので見てるだけ。

アマ・デトワール号は的としては大きいので、魚雷を避けるのも一苦労だ。そのためネロは、会敵してから ずっと忙しなく舵を回し続けていた。

 

ネロ「まだ海の色 青いんだから、お前ら船 降りて戦えよ!」

 

ホノルル「燃料 節約って事で」

 

ネロ「面倒臭いだけだろ!」

 

甲板でギャーギャー騒ぐ中、魚雷と爆雷の爆発で幾つもの水柱が上がり、ネロ1人が忙しくするのだった。

その後どうにか敵潜水艦隊を撃破し、赤い変色海域に突入した所で方角を確認する。羅針盤の妖精さんによると、任意で好きな方へ進んでいいとの事だった。

進めるのは北東と南南東。敵主力が居るとされてるのは南南東の方が近いため、ネロはアマ・デトワール号の進路を南南東に向けた。

 

 

・・・・・・

 

南南東へと進路を取り進んでいると、発艦していた偵察機が深海後方 護衛輸送船団を発見した。編成は軽母ヌ級flagship、輸送ワ級flagship3隻、駆逐ロ級 後期型2隻だ。

 

翔鶴「艦隊 旗艦より意見具申。提督代理、敵の補給を断つためにも ここで撃破しておくべきかと」

 

ネロ「分かった。鈴谷達、頼めるか?」

 

鈴谷「先制攻撃は大事じゃん」

 

熊野「熊野に お任せですわ」

 

鈴谷、熊野、瑞鳳から艦載機が発艦し、敵輸送艦隊が居る位置を目指して飛び立つ。

艦載機群は敵輸送艦隊を目視して爆撃態勢に入るが、その前に接近に気付かれていたらしく、敵艦載機群が現れ先制攻撃に失敗する。

だが敵の空母は1隻。同じ艦種で言うなら艦娘の方が数は上回っているため、数で押し切り制空権は確保する。

敵艦載機の妨害を抜け、艦爆が爆弾を投下。爆撃により輸送ワ級flagship1隻と、駆逐ロ級 後期型1隻が轟沈する。

艦載機群を追ってきたアマ・デトワール号の甲板から、第3、第4艦隊が砲撃を開始する。

敵輸送艦隊からも砲撃が始まり、敵旗艦である軽母ヌ級flagshipから更に艦載機が発艦される。

敵艦載機に対処しつつ、艦載機が輸送ワ級flagship2隻を中破させ、更に金剛とビスマルクの砲撃で2隻を轟沈させる。

 

ビスマルク「やるじゃない」

 

金剛「そちらもデース」

 

金剛とビスマルクは互いの働きに賛辞を送るが、2人共 不敵な笑みを浮かべており、どこか妙な対抗心がある感じだ。

だが味方同士で競い合ってる場合でもない。駆逐ロ級 後期型の砲撃が、アマ・デトワール号に直撃した。側面の上部、甲板に近い位置に着弾したせいで、フレッチャーとジョンストンが吹き飛ばされ甲板に倒れ、2人は小破となってしまう。

船体の一部が粉々になり、木片が舞って艦娘達に降り注ぐ。

 

アイオワ「フレッチャー、ジョンストン、大丈夫!?」

 

瑞鶴「ちょっとネロ、ちゃんと避けてよ!」

 

ネロ「ムチャ言うなよ!こっちはデカい的だぞ!」

 

自分の意思で動かせる自身の身体で避けるのと、乗り物に乗って避けるのとでは訳が違う。

アマ・デトワール号は普通の帆船よりもスピードは出るが、船体が大きい分、複雑な軌道で動くのは難しい。

敵艦隊の攻撃を避けるのと、こちらが攻撃しやすい間合いを見極めながら、ネロはアマ・デトワール号を大きく旋回させる。

一定の距離を保ちつつ、ここぞというタイミングで敵旗艦を狙い砲撃。しかし、残っていた駆逐ロ級 後期型が その身を盾にし、砲撃に晒された事で轟沈する。

 

ネロ「あと空母だけだ!気合い入れろ!」

 

軽母ヌ級flagshipの艦載機を抑え、砲撃と爆撃の集中砲火を開始する。軽母ヌ級flagshipは躱しつつ奮闘していたが、単艦では限界があったため、最終的には轟沈した。

敵艦隊を撃破はしたが、ネロ達の表情は険しかった。

 

ネロ「この戦い方、しっくり来ないぞ」

 

ポーラ「移動は楽なんですがね~。一塊になってると、どうしても皆 一緒に危なくなっちゃいますから~」

 

被弾はしなくても変色海域では艤装に損傷を受けるため、移動の事も考えると悩み所ではある。

 

ポーラ「とりあえず、ワイン呑んでいいですか~?」

 

瑞鶴「何で持ってきてんの!?」

 

愛宕「ポーラちゃん、今 任務中だから!呑んだら頭ぱんぱかぱーんになっちゃうから!」

 

知らない間に、ポーラはワインを持ち込んでいた。しかも よく見たら、ボトル5本もある。どんだけ呑むつもりだ?

今は任務中であるため、当然ながら没収である。

仲間が増えたはいいが、性格も様々なため、自由な性格の艦娘が増えると困り事も増える。真面目な艦娘の頑張りに期待したいが、今は任務が先だ。

敵主力が居るポイントまでは もう少しだ。

羅針盤が示した方角は北東。それに従い、ネロはアマ・デトワール号の進路を北東に向け、変色海域を進むのだった。

 

 

・・・・・・

 

赤い変色海域を進むアマ・デトワール号だったが、敵主力を目前にして深海防衛任務部隊と会敵した。編成は空母ヲ級改flagship2隻、重巡リ級flagship、軽巡ツ級elite、駆逐ロ級 後期型2隻。

 

ヒューストン「ヲ級改が2隻・・・!」

 

サウスダコタ「しかもFlagshipだな」

 

鈴谷「やる事は同じだし!」

 

熊野「この熊野が一捻りにしてやりますわ!」

 

鈴谷、熊野、瑞鳳が艦載機を発艦しようとしたが、突然アマ・デトワール号が激しく揺れ、動きが止まってしまった。踏ん張ってなかったせいで、甲板の上で艦娘達が転んでしまう。

 

ヴィクトリアス「い、今のは何!?」

 

爆発や水柱が上がってない事から、深海棲艦からの攻撃ではなさそうだ。

だが舵を握るネロは焦っていた。ネロの意思に反し、アマ・デトワール号が動かない。帆も張り風もあるのに、完全に止まってしまっていた。

 

ネロ「クソッ、動けよオンボロ!」

 

ザラ「皆、マズいよ!」

 

アマ・デトワール号が止まって動揺してる間に、敵艦隊から発艦された敵艦載機が迫ってきていた。

そして頭上に到達すると、爆弾が投下される。

 

ネロ「全員 海に出ろ!」

 

艦娘達は全員 甲板から飛び降り、赤い海に出て離れる。

 

翔鶴「提督代理も早く避難してください!」

 

だがネロだけはアマ・デトワール号に残り、どうにかして動かそうとしていた。

 

ネロ「っ・・・!?」

 

だが無情にも、敵艦載機から投下された爆弾は、アマ・デトワールの甲板上で爆発し、アマ・デトワール号はネロを乗せたまま、燃えながら海中へと没した。

 

アイオワ「こ、これって・・・こんなのって・・・」

 

ヒューストン「だから前線に出るの反対したのに・・・」

 

この事態に、海外艦の艦娘は少なからずショックを受けた。心配してた通り、指揮官であるネロが死んでしまったのではないかと。

だが日本艦である金剛、翔鶴型、瑞鳳、鈴谷、熊野、愛宕は それを嘆く事なく、敵艦隊を睨んでいた。

 

瑞鶴「よくもやってくれたわね!」

 

金剛「高く付くから覚悟するデース!」

 

ホノルル「ちょっと、ネロが死んだんだよ!?撤退して態勢を立て直した方が━━」

 

鈴谷「有り得ないから!」

 

ホノルル「え・・・?」

 

『仕返しするまで帰らない!』

 

撤退を意見具申するが、日本艦は闘争心 剥き出しで、何が何でも戦う道を選ぼうとする。

翔鶴型が艤装を構え、艦載機を発艦しようとするが、それを愛宕が止めた。

 

愛宕「第1、第2艦隊は敵主力に向かって。ここは私達 第3、第4艦隊で抑えるから」

 

ここは変色海域、モタモタしていては艤装に損傷を受け、仕返ししてる場合ではなくなる。そのため戦力を分けて、敵主力も叩く事を勧める。

翔鶴は戦力を分散させず、ここは一気に敵艦隊を叩き潰し、全員で敵主力の場所に総攻撃を仕掛けるべきだと考えるが、話してる暇もなく次の敵艦載機の攻撃が迫る。第1から第4艦隊は、それぞれ隊列を組んだ状態で回避行動を取る。

 

鈴谷「時間がないよ!早くしないと全員 動けなくなる!」

 

翔鶴「っ・・・分かりました・・・第1、第2艦隊は、このまま敵主力に向かいます!」

 

ワシントン「ちょっと待って!本気で このまま進軍するの!?ネロの事だって」

 

翔鶴「主力艦隊 旗艦の命令です!私達は このまま行きます!」

 

アイオワ「仕方ないわ。色々 言いたい事はあるけど、今は従いましょ?」

 

第1、第2艦隊は任務を続行するため、敵主力が居るであろう東へと航路を取る。

そうはさせないとばかりに敵艦載機が第1、第2艦隊を狙い動くが、第3艦隊から発艦した艦載機が横槍を入れて妨害する。

更に第3、第4艦隊の戦艦、重巡、軽巡、駆逐艦も対空射撃を行い、敵艦載機の数を減らしていく。

そうしてる間に、第1、第2艦隊は遠ざかり、姿も見えなくなった。

 

鈴谷「邪魔させる訳ないじゃん」

 

愛宕「さぁ、皆で ぱんぱかぱーんしちゃうわよ!」

 

ビスマルク「ぱ、ぱんぱか・・・え?」

 

第3艦隊は、旗艦を囲むように輪形陣で航空戦に挑み、第4艦隊は、縦1列の単縦陣で第3艦隊の支援に入る。上空と水上を舞台に、2艦隊と敵艦隊は激しい戦闘を繰り広げるのだった。




謎の不調でネロとアマ・デトワール号が・・・。
次回に持ち越しですね。

次回も宜しく お願い致します!
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