Devil May Cry鎮守府   作:しゅんしゅん@よし

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353話です!どうぞ!


Mission353 怪盗伯爵~美のライバル~

死んだ詐欺師に化けていた怪盗伯爵の挑戦を受け、ダンテと妙高型、青葉、千歳型、瑞穂、北上、大井、天龍型、川内、神通、白露、時雨、夕立、朝潮、不知火、(たける)は彼のメッセージカードに書かれたヒントを解き、鉄道会社が所有する車庫へと向かうのだった。

 

 

*車庫 日本時間12月15日 21:45*

 

車庫がある場所へと着いたダンテ達は、鉄道関係者に事情を説明して、車掌の1人に案内してもらっていた。

 

妙高「車両の中も確認していいでしょうか?」

 

車掌「えぇ、勿論です。まさか詐欺と窃盗に うちが利用されてるとは思いませんでしたし、皆さんに全面的に協力するよう言われてますので。私は他の仕事もありますので、どうぞ自由に見てください」

 

神通「終わったら また声を掛けます」

 

車掌「よろしく お願いします」

 

車掌が立ち去り、艦娘達と健は、早速 車両の中と外を確認しようと動くが、ダンテだけは動かず車掌の背中を見詰めていた。

 

川内「提督ー、行くよー!」

 

川内に呼ばれ、車掌を気にしながらもダンテは車庫の中に入った。

 

天龍「もうヒント来るなよ~」

 

艦娘達は歩き回りながら、数ある車両に不審な物が無いか隈無く探していく。ダンテ、那智、足柄、千代田、大井、天龍、川内、白露、夕立、不知火、フレキ&ゲリは車両の外側、車台の下や連結部分も見ていく。

妙高、羽黒、青葉、千歳、北上、神通、時雨、朝潮、健、シャドウは それぞれ車両の中に入り、怪しい物が残されていないか隅々まで確認していく。

そんな中で、匂いを嗅いで探していたシャドウの歩くスピードが上がった。

 

時雨「何か見付けた?」

 

匂いを嗅ぎながら歩くシャドウは運転席に辿り着くと、振り返り時雨を見る。

 

時雨「ここに何かあるの?」

 

運転席に入り中を確認すると、黒いブリーフケースを見付けた。

目当ての物を見付けたと思った時雨は窓を開け、大声で皆を呼んだ。

続々と集まってから、シャドウとフレキ&ゲリの3体で匂いを嗅ぎながら危険物が無いか確認してもらうと、その心配はなかった。

天龍がブリーフケースを開けると、中にはギッシリと お金が詰められていた。

 

足柄「私の お金!」

 

天龍「おわっ!?」

 

足柄は天龍を突き飛ばすと、盗られた お金が見付かった嬉しさのあまり、ブリーフケースを抱えて頬擦りする。とりあえず見付かって良かった。

 

 

・・・・・・

 

車庫から出たダンテ達は車掌を呼ぶと、問題の品が見付かった事を報告した。それを聞き、車掌は驚いていた。

 

車掌「まさか本当に見付かるとは・・・。いつも終点までの運行が終わると忘れ物が無いか確認してるのですが、しかも運転席にあったなんて驚きですよ」

 

朝潮「見付かった物は こちらで預かるという事で宜しいですか?」

 

車掌「はい、それも構わないと指示されてますから。それでは私は仕事がありますので、これで失礼します」

 

車掌は その場から立ち去るため歩き出すが、ダンテに呼び止められて足を止める。

ダンテは銃を抜き、その銃口を車掌の背中に向けた。

 

ダンテ「そろそろ正体を現したら どうだ?盗人さんよぉ」

 

羽黒「し、司令官さん・・・!?」

 

艦娘達と健は、ダンテの突然の行動に驚いていたが、ダンテが車掌を見る目は鋭くなっていた。

 

車掌「盗人って・・・そんなの出して何 考えてるんですか!?何で私が・・・!?」

 

那智「そうだ!一般人に銃を向けて どうする!?早く下ろせ!」

 

ダンテ「もう猿芝居は通用しない。さっさと正体を見せないなら撃つぞ」

 

車掌「ま、待ってください!いったい どういう事なんですか!?」

 

戸惑い困惑する車掌が事情を訊くが、ダンテは無情にも引き金を引いた。その瞬間、車掌は制服だけを残して一瞬で姿を消し、銃弾が外れた。

怪盗伯爵の高笑いが聞こえ、近くにあった電車の屋根を見ると、奴が そこに居た。

 

怪盗伯爵「なぜ私の変装に気付いた?」

 

ダンテ「匂いさ」

 

詐欺師を追って豪邸に向かった時、ダンテは あそこでラベンダーの香りを感じ取っていた。

そして車掌と会った時にも同じ匂いを感じ取った。偶然にも同じ香水を使ってる者に会うなど、早々ある事ではない。

それに怪盗伯爵は美を追求し、ダンテ達の友情や仲間意識、家族愛という美を狙って、このゲームとも呼べる挑戦を仕掛けてきた。だが その美を見るためには、ダンテ達から目を離しては意味がないはずだ。

仮にダンテ達が途中で諦めるかもしれない。それを確認するためにもダンテ達に気付かれず、目の届く場所で監視しなければならないはずだ。

 

千歳「そうか!それを可能とするには、変装しかない」

 

ダンテ「見た目や声は確かに お前だと判らないほど上手く変えてたが、流石に匂いまでは誤魔化せなかったみたいだな」

 

怪盗伯爵「・・・なるほど。流石は名高いデビルハンターと言ったところか。恐れ入ったよ」

 

天龍「テメェ、さっさと降りてこい!捕まえてやる!」

 

怪盗伯爵「それは無理な相談だ。・・・いや しかし、君達は実に美しい存在だよ」

 

天龍「何ぃ?」

 

怪盗伯爵「それぞれは歪でありながらも、友情や仲間意識、家族愛で奇跡的にも それを補い、上手く噛み合わせている。実に素晴らしい。その美しさ、益々 盗みたくなるというものだ」

 

大井「なに気色悪いこと言ってるのよ?!こんな無駄な労力 使わせて ふざけるんじゃないわよ!」

 

怪盗伯爵「だが、今回の幕は そろそろ引く時間だ。これで失礼するよ」

 

ダンテ「待て。1つ忘れてるぞ」

 

怪盗伯爵「何かな?」

 

ダンテ「女から盗んだネックレスが まだだ」

 

怪盗伯爵「・・・これの事かな?」

 

怪盗伯爵は懐から、豪邸で女性の首から盗んだネックレスを取り出してダンテ達に見せる。

 

怪盗伯爵「これは条件には入れてなかったはずだが?」

 

ダンテ「いいや、返してもらう」

 

怪盗伯爵「断る」

 

足柄「フレキ、ゲリ!」

 

時雨「シャドウ!」

 

シャドウとフレキ&ゲリが飛び掛かるが、怪盗伯爵の身体が薔薇の花びらに変わり姿を消す。電車の屋根に着地した3体は、怪盗伯爵が どこに行ったのかとキョロキョロする。

すると また奴の高笑いが聞こえてきた。そちらを見ると、今度は車庫の屋根の上に居た。

 

怪盗伯爵「私の手品(マジック)の前では、そんな獣如きで止められはしないよ。・・・・・・む?」

 

絶対に捕まらないという宣言をしていると、ある違和感に気付いた。艦娘達の傍に居たはずのダンテが消えていた。

横から気配を感じて振り向くと、いつの間にか屋根に上がっていたダンテが魔剣ダンテを斬り上げるように攻撃してきた。

 

怪盗伯爵「くっ・・・!?」

 

怪盗伯爵は咄嗟に避けるが、魔剣ダンテの切っ先が腕に掠り、手からネックレスが離れ宙へと飛ぶ。

ダンテは落ちてきたネックレスをキャッチした。

 

怪盗伯爵「流石はデビルハンター。今のは肝が冷えたぞ」

 

ダンテ「逃げるつもりか?美しくないな」

 

怪盗伯爵「ふっ、次の美を手に入れるため、今は醜態を晒す事も受け入れるとするさ。君達の美は到底 盗めるようなものではない。だから君達の敗北という形で美を手に入れるため、また挑戦させてもらう」

 

天龍「誰が お前の悪ふざけに付き合うか!下りてこいコラー!」

 

怪盗伯爵「さらばだ!」

 

怪盗伯爵の足下に転移人が現れ、奴は光に包まれると一瞬にして消えた。

 

神通「あれはセリーナさんと同じ・・・まさか魔術師?」

 

ダンテ「ったく、また変なのに絡まれたもんだな」

 

ダンテは魔剣ダンテを消して屋根から飛び下りると、艦娘達と健と合流する。

 

北上「ネックレス、取り返せて良かったね」

 

朝潮「足柄さんの お金も戻りましたしね」

 

足柄「皆ありがとね~」

 

羽黒「やっと姉さんの自棄酒から解放される・・・」

 

白露「じゃあネックレス持って、瑞穂さん達の所に戻ろー!」

 

時雨「あっ、待ってよ白露!」

 

ダンテ達は瑞穂と龍田に連絡を取り、合流場所へと向かうため その場を後にするのだった。

 

 

*ビル*

 

そんな彼らを、遠くにあるビルの屋上から見詰める者が居た。あの怪盗伯爵だ。

 

怪盗伯爵「次は どうやって彼らの美を楽しむか、考えると今から心踊るようだ。そう思うだろ?魔女ハンター」

 

怪盗伯爵が笑みを浮かべながら振り返ると、魔女ハンターのコナーが立っていた。

 

コナー「どうして あいつらに接触した?」

 

怪盗伯爵「君も知ってるはずだ、美のライバルよ。・・・君こそ何しに来た?私を捕まえに来たか?」

 

コナー「俺は もう教会を離れた」

 

怪盗伯爵「フッ、そんな心配は杞憂だったか」

 

コナー「魔術を人に使えば罪だ。盗みもな」

 

怪盗伯爵「やはり君とは、美の価値観が違うようだ」

 

コナーは怪盗伯爵を仕留めるためにショットガンを構えるが、怪盗伯爵が待ったを掛けてきたため、引き金の指の力を抜く。

 

怪盗伯爵「君達に手紙だ。始祖セリーナ殿からな」

 

コナー「何?」

 

怪盗伯爵が懐から1通の手紙を出し、コナーは彼の横に並び立ち手紙を受け取ると、中を確認する。

 

コナー「居場所を知ってるのか?」

 

怪盗伯爵「さぁ?私は知らない」

 

コナー「本当か?」

 

怪盗伯爵「居場所など知る由もないだろ。数週間前、伝書フクロウが私の所に届けた。どうやら彼女は、あの美しき者達から離れる事を予期していたようだ」

 

コナー「お前は これを届けるために、ダンテ達に近付いたのか?」

 

怪盗伯爵「私が そんな殊勝な動機で動く訳がないだろ。いつものように美しいものを求めた結果さ。いずれ君との決着も付けるとしよう」

 

コナーは手紙から顔を上げて横を見ると、怪盗伯爵の姿は既に消えていた。

視線を街へと向け、コナーは1人、セリーナと これからの事を考えるのだった。

 

 

・・・・・・

 

*オリーブ財団 出撃ドック アメリカ時間12月16日 4:05*

 

白露「やっと着いた~」

 

アマ・デトワール号でアメリカへと戻ったダンテ達が、オリーブ財団に到着して船から降りていく。

艦娘達と健が、艦娘寮や自分のアパートに帰ろうと離れていく中、ダンテは足柄を呼び止めた。すると姉妹艦も一緒に、足を止めて振り返る。

 

足柄「何ですか?」

 

ダンテ「前の時は悪かった」

 

足柄「・・・・・・う~ん、どうしよっかなー」

 

ダンテ「おい・・・」

 

すると足柄は、ダンテの顔の前に拳を突き出す。

ダンテは訳が分からず その手を見ていたが、次の瞬間・・・

 

ダンテ「イテ」

 

鼻にデコピンを喰らった。

ダンテは鼻を擦りながらも、ちょっとした仕返しなのだろうと理解していたので、何か言う事はしなかった。

だが足柄には言いたい事はあった。

 

足柄「私、すっっっごく傷付いたんですからね」

 

ダンテ「あぁ、これからは嘘は言わないし正直に話す。もう今回みたいな面倒は ごめんだしな」

 

足柄「面倒?元はと言えば提督のせいなんですからね」

 

ダンテ「分かってる、悪かった」

 

ダンテは両手を上げて降参のポーズを取ると、本当に反省してると理解した足柄は笑った。

 

足柄「約束できますか?」

 

ダンテ「約束する」

 

足柄「じゃあ許してあげます。お詫びも期待しながら」

 

ダンテ「お手柔らかに頼む」

 

足柄「じゃあ、今度こそ ちゃんとしたデートに行きましょう!善は急げです!」

 

足柄はダンテと腕を組み、グイグイと引っ張る。それを見て、まだ懲りてないのかと姉妹艦は呆れて溜め息を吐いた。

ダンテは足柄に引っ張られながら歩きつつ、妙高の名を呼ぶ。

 

妙高「・・・はい?」

 

ダンテ「足柄の事は悪かった」

 

那智と羽黒は どうするつもりかと、問い掛けるような目で妙高を見る。

妙高は目を伏せ少し考えると、真っ直ぐな目でダンテを見た。

 

妙高「足柄が許したのなら、私も とやかく言うつもりはありません。でもデートは許しません!」

 

足柄「何でよ!?」

 

妙高「前も そう言って こんな事になったのよ!少しは自重しなさい!」

 

足柄「だって今度は普通のデートだからいいじゃない!」

 

妙高「駄目なものは駄目です!デートも合コンもマッチングアプリも、しばらくはナシです!」

 

足柄「提督が居たら合コンもマッチングアプリもしないもん!だからデートだけはいいでしょ?!」

 

妙高「駄目ったら駄目ー!!」

 

足柄「妙高姉さんの分からず屋ー!!」

 

ダンテ「何で お前らが喧嘩するんだ!?おい、落ち着け!俺を挟んで怒鳴るな!叩くな!俺を盾にするな!那智と羽黒、こいつら どうにかしてくれ!」

 

ダンテが那智と羽黒に助けを求めるが、2人は いつも通りに戻ったと思い、笑顔で互いの顔を見ていた。

 

ダンテ「おい、聞いてるかー?助けてくれー」

 

那智「はいはい、今 助けてやる。ちょっと待ってろ」

 

羽黒「姉さん達、司令官さんが困ってるから」

 

その後 上の階に行くと、金剛と出会してしまった。

そして足柄がダンテと腕を組んでるのを見られ、それに激怒した金剛と また喧嘩になるのだった。

 

 

・・・・・・

 

*ロサンゼルス 倉庫 12月17日 14:45*

 

翌日の事だった。ロサンゼルスの街の一角にある、倉庫として使われてる建物で銃撃戦が行われていた。撃たれてるのは夕張と呉提督だった。

 

呉「ちょっとぉー!!このままじゃ弾切れで あいつらに殺されるの待つだけなんですけどー!!」

 

倉庫内に並んだ棚を盾に、銃弾を避けながら呉提督が応戦するが、敵の数が多くジリ貧だった。

夕張は この窮地を脱出するために、何か使える物が無いか辺りをキョロキョロ見る。

 

夕張「何か考えるー!!健、周囲に人は?」

 

健『えーっと・・・誰も居ない』

 

 

*街*

 

外で停めてある車の中では、健と刹那(せつな)が見張りをして待機していたのだが、無線で夕張と呉提督の怒鳴り合う声と銃声を聞いていた。

 

刹那「ねぇ2人共、大丈夫?」

 

夕張『大丈夫!』

 

呉『大丈夫じゃない!』

 

健「・・・・・・どっち?」

 

作戦では夕張と呉提督だけで中に突入し、健と刹那は敵の増援や、中に居る敵が逃げた時のために待機するという事に決まっていた。

大丈夫なのか大丈夫じゃないのかハッキリしてくれないと、待機してる2人も動きようがない。

 

健「ねぇ、本当に大丈夫じゃないなら助けに行くよ?刹那が」

 

刹那「ちょっと!」

 

言い出しっぺが行かず自分が行かされるのかと、心外だった刹那は不機嫌顔で健の肩を小突く。

 

呉『だったら早く来て!』

 

夕張『来なくていい!倉庫を爆破するから近付かないで!』

 

呉『爆破!?そんな事したら あいつらに殺される前に あんたを殺してやる!』

 

元の作戦にはなかった爆破というアドリブが出たせいで、健と刹那は不安そうに互いの顔を見合わせる。

 

健「それ大丈夫なんだよね?」

 

呉『ほんとに大丈夫なんでしょうね?!』

 

夕張『周りに民家は無いし死傷者は出ないから心配ない!』

 

呉『死傷者 出るのよ私が!!』

 

夕張『この状態で銃を破棄するのは もう無理!だから爆発で起きる熱で溶かすしかない!』

 

呉『爆発なんかで銃 溶けるの!?』

 

夕張『爆発熱が高ければね!』

 

そんな話を聞いてると、健が異変に気付いた。倉庫の扉が開き、中から1人の男が出てきた。恐らく銃撃戦を繰り広げてる悪党の1人で、自分達の悪事が見付かり仲間を置いて自分だけ逃げようという魂胆だろう。

健と刹那は車から降り、男を捕まえるため走って倉庫に向かう。

男はバイクに跨がりヘルメットを装着すると、エンジンを掛けて走り始めた。

 

健「おい!待て!」

 

健が男を止めようと前に出て道を塞ぐが、男はバイクを運転しながら銃を抜く。

引き金が引かれ銃弾が撃たれるが、健は横から刹那にタックルされて2人で倒れる。

弾は外れたが、男は そのままバイクで走り去ってしまった。

直後、夕張から無線が入る。

 

夕張『爆発するから2人共 離れてて!』

 

健「爆発・・・?爆発する!」

 

刹那「健 早く走って!」

 

倉庫に近付き過ぎた健と刹那は、爆発に巻き込まれまいとして全力で車の方に走る。

遅れて倉庫の扉が開くと、夕張と呉提督が慌てて出てきた。

2人も全力で走るが、倉庫を丸々 吹き飛ばす規模の爆発が起き、爆風で吹き飛ばされた。

 

呉「イテテ・・・派手に吹き飛ばしたわね」

 

夕張「あれぐらいじゃないと銃 溶けないからね」

 

モクモクと上がる煙を見ながら感想などを言ってると、車まで避難してた健と刹那が駆け寄ってきた。

 

刹那「大丈夫?」

 

夕張「うん、大丈夫。大佐がビビりまくってたけど」

 

呉「ビビってないわよ!後のこと心配してただけじゃない!」

 

刹那「それより1人 逃がしちゃった」

 

健「そうだよ!あいつ僕の顔 狙って銃 撃ってきたんだ!」

 

刹那「どうする?」

 

呉「いい、放っときなさい」

 

刹那「また武器取引するかも」

 

夕張「大量の武器が一気に失われた事になるから、しばらくは大丈夫じゃないかな?」

 

呉「それに財団の力があれば その内 見付けられるでしょ。今は銃を壊せただけで良しとしましょ」

 

一仕事 終えて気が楽になった夕張達は、談笑しながら車に乗り込みオリーブ財団へと戻った。

だが この事件は、まだ終わった訳ではなかった。夕張が起こした爆発、それが夕張の首を絞める事になるとは、まだ この時は知る由もなかったのだ。




次回も宜しく お願い致します!
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