感想ありがとうございます!
改めまして、いつも読んでいただき ありがとうございます!
今回の投稿で、通算400回の投稿となります。
今の海域攻略の話が終われば、まだ未解決の問題の話に また徐々にシフトしていこうと思います。
390話です!どうぞ!
深海運河 最終防衛線の突破、及び変異する深海棲艦と謎の敵性個体ブラックスミスに対抗するため、Devil May Cry鎮守府は横須賀と舞鶴、呉、佐世保鎮守府、単冠湾泊地、宿毛湾泊地、岩川基地と協同作戦を開始。深海棲艦に対し、広域展開による大規模攻撃を仕掛ける。
敵主力を撃破するAチームはアマ・デトワールに乗ったまま待機し、B・C・D・Eチームは それぞれのポイントで、敵艦隊との戦闘に突入するのだった。
*深海運河 最終防衛線海域 Bチーム 4月3日 11:28*
トリッシュ率いるBチームは、軽巡棲鬼率いる重巡リ級flagship2隻、軽巡ヘ級flagship、駆逐二級 後期型2隻を相手に戦闘を繰り広げていた。
トリッシュは純粋な悪魔である事から、その身体能力を存分に活かし敵の攻撃を掻い潜り、2丁銃を撃ち確実にダメージを与えていた。
それに合わせ、艦隊も砲雷撃で追撃し、潜水空母が発艦した水上機からも爆撃が行われる。それにより軽巡棲鬼が中破、他が大破までの損傷を与え追い詰めていく。
だが艦娘の攻撃を受けて、軽巡棲鬼の姿が爆発で一瞬だけ見えなくなった時だ。煙の向こう側から無数の細い触手が伸び、トリッシュと艦娘達に巻き付き拘束される。
煙が晴れると、軽巡棲鬼の全身の皮膚の下から触手が伸びていた。
舞鶴神通「あれが変異した深海棲艦・・・!」
よく見ると、全ての敵随伴艦からも無数の触手が伸びて蠢いていた。
しかも変異の影響か、敵艦隊の損傷が綺麗に消えていた。
横須賀秋月「う、動けない・・・!きゃああああっ!!」
更に身動き取れなくなってるのを いい事に、変異した敵艦隊がトリッシュ達に砲雷撃を浴びせ、今度は艦娘達に損傷が拡がっていく。
水中に居た潜水空母艦隊は触手からは逃れていたため、酸素魚雷を発射して反撃に出る。
その隙に同じように拘束されていた横須賀の天龍型が、刀と矛で逸早く触手を斬り拘束から抜け出すと、トリッシュ達を拘束する触手を全て斬り捨てた。
舞鶴那珂「あ、ありがとう!」
横須賀天龍「いいって事よ!それにしても、マジで気持ち悪いな」
舞鶴由良「話には聞いてたけど、あそこまで禍々しく変わるなんて・・・」
横須賀那智「しかも損傷まで回復してる。どうやら初戦から、一筋縄ではいかないようだな」
初っ端から変異体を相手にしていたと知り、自分達の知る深海棲艦とは あまりにも掛け離れた姿に横須賀と舞鶴の艦隊は戦慄する。
そんな中、トリッシュは1人 冷静に変異体を観察し、自身の持つ知識と照らし合わせ分析していた。
トリッシュ「(深海棲艦の あの眼、恐らく本来の意識は失ってる。艦娘の話からも、あの触手は深海棲艦の持つ能力って訳じゃなさそうね。となると・・・別の何かに寄生されて操られてる?)」
悪魔の中でも、別の個体に寄生して操る寄生体が存在する。漠然とだが、トリッシュは それと同じか似たような状況なのだろうと判断した。
舞鶴時雨「それで、僕達は どうすればいい?」
トリッシュ「やる事は変わらないわ。歯向かってくるなら徹底的に懲らしめてやりなさい」
横須賀足柄「って言っても、あの触手は厄介よ」
トリッシュ「それでも不死身ではないはず。あの触手に生物的な側面があるなら痛みも感じる。倒せるはずよ」
横須賀天龍「要は、とことん撃ちまくれって事だろ?うっしゃー!やってやるぜ!」
ゴーヤ「やっぱり どこの天龍さんも同じでち」
イク「脳筋バカなの」
水中の中なら聞こえないのを いい事に、天龍という存在に対して言いたい放題である。
敵艦隊の損傷が消えた事で戦闘は振り出しに戻ってしまったが、艦隊はトリッシュの分析を信じ再び攻撃の手を再開する。
*Cチーム*
同じ頃ネロ率いるC艦隊も、軽母ヌ級flagshipが率いる重巡リ級flagship、軽巡棲鬼、駆逐二級 後期型2隻と戦闘を繰り広げていたが、こちらでも深海棲艦が変異して触手が生えていた。
敵艦隊から伸びた触手が迫るが、ネロがブルーローズから撃ち出した弾丸で粉砕して届く前に防ぐ。
ネロ「・・・いきなりかよ」
横須賀龍驤「あれホンマの話やったんか!?」
横須賀利根「ぬおー!?ほんとに姿が変わっておるぞ筑摩!」
アイオワ「既に変異体と戦ってたとはね」
飛鷹「・・・グリフォン」
飛鷹が呼び掛けると、身体にある刺青が蠢き黒い粒子となって宙に浮き、グリフォンの姿を形作り姿を現す。
出てきたグリフォンは目を細め、変異した深海棲艦を見詰めていた。
いつも お喋りなグリフォンが静かである事に、飛鷹は違和感を感じた。
飛鷹「グリフォン、どうしたの?」
グリフォン『飛鷹チャン、気を付けな。ありゃ悪魔だが、普通とは違うようだぜ』
飛鷹「違うって、どう違うの?」
グリフォン『根本的な部分は悪魔だ、それは間違いねぇ。だが何かが違う。悪夢であるオレともな。何か別の物が混ざってる感じって言えばいいのかねぇ?兎に角それが取り憑いて、深海棲艦の姿を変えてやがるのさ』
飛鷹「どうすればいい?」
グリフォン『んなもんオレだって知らね』
飛鷹「あんた肝心な部分で役に立たないわね」
グリフォン『おいおい、オレに何を期待しようってんだ?オレにできるのは悪魔を弱らせることだけだ。トドメは飛鷹チャン達でやりな。
ネロ「はぁ、期待されてるみたいで嬉しいよ」
グリフォン『だが気を付けな。ここは赤い海のド真ん中だ、時間を掛けるとヤベー。つまり排除は速攻!それが最高!』
飛鷹「排除は速攻、それが最高ね・・・あんたも たまにはいいこと言うわね」
ネロ「あの触手に捕まると厄介だ。皆は距離を保ちながら攻撃してくれ。俺が その隙に、一気に叩く」
グリフォン『おい
深海棲艦が変異して能力も増えた事から、このポイントを突破する難易度が上がってしまったが、こちらはグリフォンという戦力を増やし、再び戦闘へと突入する。
*Eチーム*
そしてバージル率いるEチームも、空母ヲ級改flagshipが率いる空母ヲ級改flagship、軽母ヌ級flagship、軽巡ツ級elite、駆逐二級 後期型2隻と戦闘を続けていたが、こちらでも深海棲艦が変異し、皮膚を突き破り全身で触手が蠢いていた。
佐世保高雄「変わった!?」
岩川叢雲「あんなの初めて見る・・・」
どこの艦隊も作戦会議の段階で話には聞いていたが、いざ変異するのを その眼で見ると、あまりの異様さに やはり驚いてしまう。
敵艦隊から無数の触手が迫るが、バージルが閻魔刀を連続で振った瞬間、無数の光の線が宙を走り全ての触手が塵となった。
そのバージルは、深海棲艦の姿と気配が変わった事に口角が釣り上がり、邪悪な笑みを浮かべていた。
バージル「ほう、少しは手応えがある相手だったか」
天龍「あ、ヤバい・・・師匠の変なスイッチ入った」
瑞鳳「佐世保と岩川艦隊の皆さーん!離れててくださーい!」
龍田「近付くと、たぶん死ぬわよ~」
『何する気!?』
バージル「だが時間を掛けるつもりはない!」
いきなり『次元斬』という大技を繰り出し、バージルは単身で敵艦隊へと突っ込む。
バージルの あまりの暴れっぷりに、佐世保と岩川艦隊は支援攻撃する隙を見付けられず、ワタワタするのだった。
*Dチーム*
ダンテ率いるDチームの方も、空母棲姫率いる軽母ヌ級flagship2隻、軽巡ツ級elite、駆逐ハ級 後期型2隻が変異し、戦闘を続けていた。
ダンテ「もう この辺りに居る深海棲艦はダメそうだな」
恐らく変異体とブラックスミスが同じタイミングで現れたのは偶然ではない。
ブラックスミスが深海棲艦を襲っていた事を考えると、従来の深海棲艦とは別勢力。
変異体とブラックスミスを発見した時から今日までの時間と、初っ端から変異体が現れたのを考えると、本来この海域を支配してる従来の深海棲艦は全滅し、それに取って変わるように、既に変異体が この海域を支配してる可能性がある。
加賀「提督」
ダンテ「分かってるさ。艤装にも影響が出始めてる。時間を掛けると合流できなくなるな」
瑞鶴「どうするの、提督さん?」
ダンテ「いつも通りで頼む。だが今回は急ぎでな」
翔鶴「手際良く確実に、尚且つ迅速に、ですね」
ダンテ「おい、呉の お嬢ちゃん達!しっかり付いてこいよ!」
ダンテは艦娘達の長所を活かすように立ち回り、全ての魔具や銃器、スタイルチェンジを駆使して確実にダメージを与えていく。
*Fチーム*
一方、バージル達Eチームと二手に分かれたルシア率いるFチームは、敵と遭遇しないまま航路を進んでいた。
だが それは、嵐の前の静けさだった。
単冠長良「っ・・・!?魚雷!」
だが気付いた時には遅く、敵が放ったと思われる魚雷が爆発し、ルシア達の傍で水柱が上がる。
単冠電「ソナーに反応なのです!潜水艦隊なのです!」
阿賀野「数は!?」
単冠電「4隻なのです!」
ルシア達の方に現れたのは潜水ソ級flagship2隻、潜水カ級2隻だった。
ルシア「潜水艦隊・・・水中の敵ね」
宿毛日進「何をしておるんじゃ!?」
戦闘中だというのにルシアが足の艤装を外し始めて、単冠と宿毛艦隊は、艦娘としては その非常識な行動に驚いてしまう。
ルシア「水中での戦いは得意なの。任せて」
大淀「私達は爆雷を投下していきます。巻き込まれないようにだけ注意してください」
ルシア「分かった」
完全に艤装を外したルシアは水中へと潜り、すぐに姿が見えなくなる。
艦娘達は狙い撃ちされないよう すぐに動き、ソナーを確認しながら爆雷を投下できるタイミングを見計らう。
水中へと潜り慣れた動きで泳ぐルシアは、すぐに敵潜水艦隊の姿を その眼で確認した。
ルシア「(あれが深海棲艦・・・)」
敵潜水艦隊も水中に居るルシアの存在に気付き、猛スピードで体当たりしてきた。
ルシアが間一髪で避け、通り過ぎた敵潜水艦隊を見ると、Uターンして またルシアに突進しようとしていた。
そこに頭上から、艦娘達が投下した爆雷が ゆっくりと沈んできて、爆発で深海棲艦の動きが止まる。
ルシア「(そこ!)」
その隙を見逃さず、ルシア自ら敵潜水艦隊へと向かっていき、両手のカトラシアで深海棲艦の身体を斬る。
*Aチーム*
その頃アマ・デトワール号で待機するAチームに、無線連絡が入った。
あきつ丸『全てのチームが戦闘を始めたであります。Aチームは作戦開始であります』
普段なら通信関係のサポートは大淀がやるが、彼女は今回 一緒に出撃しているため、代わりに あきつ丸が通信によるサポートを担っていた。
大和「Devil May Cry鎮守府 第1艦隊 旗艦 大和、及びAチーム、これより作戦を開始します!」
金剛「アマ・デトワール号、お願いデース。力を貸してくだサーイ」
金剛が舵に触れ そう呟くと、アマ・デトワール号の赤黒い帆が勝手に下り、風を受けて動き出した。
BからFチームが敵勢力を引き付けてる間に、Aチームは海域のド真ん中を一気に突き抜け、敵主力が居ると予想されるポイントを目指す。
*Bチーム*
トリッシュの予想通り、変異した深海棲艦は攻撃を受ければ一瞬でも怯み、倒す事も可能だったため、既に重巡リ級flagship2隻、軽巡ヘ級flagship、駆逐二級 後期型2隻を撃破していた。
残るは軽巡棲鬼だけだ。
軽巡棲鬼の身体から出てる細い触手が伸び、トリッシュを狙うが・・・
トリッシュ「甘いわよ」
トリッシュの手から放たれた稲妻が触手と ぶつかり合い、力が拮抗する。そして稲妻と触手が同じタイミングで弾け消滅する。
軽巡棲鬼が増えた砲塔で砲撃しようとするが、艦娘達の砲雷撃を喰らい攻撃が中断される。
次に軽巡棲鬼が目にしたのは、ルーチェ&オンブラにトリッシュ自身の魔力を送り、黄色い光を放つ2丁銃を構えるトリッシュの姿だった。
トリッシュ「もうネンネの時間よ」
ルーチェ&オンブラから『チャージショット』が放たれ、それを受けた軽巡棲鬼は奇声を上げながら消し飛んだ。
横須賀天龍「すっげー、銃で深海棲艦 倒しちまったよ・・・!艤装 使えてるのも そうだけど、あんた ほんとに人間かよ?」
トリッシュ「フフッ、それは秘密よ」
舞鶴望月「Devil May Cry鎮守府の知り合いって、皆ああなの?」
潮「うん。でも、みんな凄くて頼りになる人達だよ」
ゴーヤ「トリッシュも意外と、深海棲艦相手に戦えるって分かって安心でち」
トリッシュ「あら、深海棲艦との戦いは あなた達の方が経験豊富なんだから、頼りにさせてもらうわ」
己の力を誇示せず、尚且つ謙遜しながらも どこか大人の余裕を見せるトリッシュに、横須賀と舞鶴の艦娘達は彼女の事を、“お姉様”と呼びたい衝動に駆られるのだった。
話も そこそこに、Bチームは次のポイントへ向かう。
予定では次のポイントで、Cチームと合流できるはずだが・・・。
*Cチーム*
Cチームの方では、依然として戦闘は続いていた。
だが1つ、嬉しい誤算があった。敵艦隊には軽母ヌ級flagshipが居るのだが、変異してから艦載機を使ってこなくなった。恐らく変異して別の何かに変わってしまった事による弊害で、艦載機を発艦する能力が失われてしまったと推測する。
面倒な航空攻撃がないとなれば、幾分かは戦闘も楽になるというものだ。その お陰で、順調に敵随伴艦を撃破し、残るは軽母ヌ級flagshipと軽巡棲鬼だけとなっていた。
横須賀多摩「艦載機を使わない空母なんて、ただの的にゃ!」
艦隊の砲撃に軽母ヌ級flagshipが轟沈する。
軽巡棲鬼は無数の触手を何度も伸ばすが、デビルブレイカー・ガーベラを装備していたネロは、ガーベラから放つ衝撃波の反動を利用して宙を飛び回り回避していく。
ネロ「これでトドメだ!」
海面に着水したネロは、ガーベラから太いレーザー『ステイメンレイ』を照射し、最後の軽巡棲鬼を消し飛ばした。
同時に、『ステイメンレイ』の威力に耐えられなかったガーベラは壊れてバラバラになった。
ネロ「相変わらず脆いのが悩みだよなぁ・・・」
飛鷹が甲板に着艦した艦載機を回収すると、彼女の肩にグリフォンが止まった。
飛鷹「グリフォン、お疲れ様。まだ戦える?」
グリフォン『ンア~、ちょっと疲れた。適当なタイミングまで休む』
グリフォンは黒い粒子となり飛鷹の身体に戻った。
こちらも敵艦隊を撃破し、予定通りBチームと合流するポイントへと向かう。
*Eチーム*
そしてEチームの方では既に戦いが終わったのか、敵艦隊の姿は どこにも無く、バージルが ゆっくりと閻魔刀を鞘に納刀していた。
ただ、佐世保と岩川艦隊の艦娘は何とも言えない顔でバージルを見ていた。
そこに、鎮守府と基地に居る佐世保提督と岩川提督から無線が入った。
佐世保『おい、状況は どうなってる?作戦は順調なのか?』
佐世保妙高「いや、あの・・・順調と言えば順調なのですが・・・」
佐世保『・・・どうした、何があった?』
佐世保妙高「何もしないまま終わっちゃいました・・・」
佐世保『・・・・・・何?どういう意味だ?』
岩川『おい、お前らは しっかり岩川艦隊の実力 見せ付けてやっただろうな?』
岩川摩耶「いや、あたしらも何もしてねぇ・・・」
岩川『はぁ!?お前ら何しに出撃してんだ?!』
岩川摩耶「いや、そう言われても・・・」
バージルの人とは思えぬ暴れっぷりで敵艦隊を蹂躙して1人で撃破してしまい、艦娘達は何もできないまま気付けば戦闘が終わっていた。
それを話したくても自分達の提督が信じてくれるとは思えず、彼女達は説明できず困った。
助けを求めるようにDevil May Cry鎮守府の第7艦隊に目を向けるが、二航戦と瑞鳳、ガンビア・ベイ、天龍型は知らんぷりで明後日の方角を見て、視線を合わせようとしなかった。
とりあえず問題ない事だけを伝えて そそくさと通信を切ると、次のD・Fチームとの合流予定ポイントへと向かった。
*Dチーム*
ダンテ達Dチームと戦う空母棲姫率いる軽母ヌ級flagship2隻、軽巡ツ級elite 駆逐ハ級 後期型2隻の敵艦隊も、変異の影響か艦載機の使用が止まっていた。
ダンテ「こいつは楽でいいな」
呉長門「言ってる場合か!また触手が来たぞ!」
呉熊野「ウネウネうねっておりますわー!」
ダンテ「おい、落ち着けよ。あんなの まだ可愛いもんだ」
『どこが?!』
こちらは他のチームと違って艦娘達が変異した深海棲艦にパニックを起こし、しかもダンテが遊び心を加えて戦うため戦況は捗っていなかった。
ダンテ「お前らが こんなにも頼りないとは思わなかったな・・・。仕方ねぇ、トリックスター!」
ダンテは体勢を低くしながら高速移動する『ダッシュ』で、深海棲艦の触手を避けながら敵艦隊に接近していく。
更に そのまま接触した敵を踏み付ける『マスタング』で、瞬時に真上へと飛び上がる。
ダンテ「ガンスリンガー!」
空中で反転し、逆さまになった状態でエボニー&アイボリーを撃ち、弾丸の雨を降らせる『レインストーム』を浴びせる。
『兜割り』で急降下しながら、軽巡ツ級eliteに魔剣ダンテを叩き付け、続けて『ハイタイム』で斬り上げ打ち上げる。
ダンテ「ローマ!」
ローマ「はい!」
ローマが打ち上げられた軽巡ツ級eliteに狙いを定め砲撃し、撃ち出された砲弾が命中して爆ぜる。
更に落ちてきた所を、下からエボニー&アイボリーの『チャージショット』を連射し、頭上へと また吹き飛ばしながら粉砕する。
ダンテ「ロイヤルガード!」
空母棲姫から伸びた触手を『ブロック』で弾き、ダンテは不敵な笑みを浮かべながら そちらを睨む。
ダンテ「慌てるなよ。お前らとも遊んでやるさ」
ダンテは静かに そう言いながら再び魔剣ダンテを手に取ると、『ソードフォーメーション』を発動して4本の紅い魔力の剣を生み出す。
再びトリックスタースタイルとなり、残る敵艦隊へと接近すると瞬時にソードマスタースタイルになり、魔剣ダンテを振るうダンテの動きをトレースした紅い魔力の剣が追撃を行う。息吐く暇もない斬撃のラッシュに、軽母ヌ級flagship2隻が轟沈する。
駆逐ハ級 後期型2隻が死角から砲撃してくるが、既にガンスリンガースタイルに変わっていたダンテは、紅い魔力の剣を飛ばす『インターセプター』を繰り出し砲弾を相殺。
同時にエボニー&アイボリーを2隻に連射し、続けてカリーナ=アンⅡのチャージ弾『ハイエクスプローシヴ』を発射して1隻を破壊。
もう1隻には、ミサイルの連続発射『パラノイア』で集中攻撃を浴びせ轟沈させる。
残った空母棲姫が鋭利にした触手を伸ばして刺突しようとするが、ダンテがロイヤルガードスタイルに変わった事で紅い魔力の剣が盾となり、これを防ぐ。
ダンテ「さーて、どれだけ頑丈か見てやる」
ダンテはバルログを装備して急接近すると、手数重視のブロウモードとパワー重視のキックモードを忙しなく切り替えながら、打撃による怒濤の連続攻撃を これでもかと浴びせていく。
空母の強みである艦載機が変異した事で使えなくなった空母棲姫に、ダンテを止める手立てがない。そのため空母棲姫は ただ殴られ、ただ蹴られるだけとなっていた。
ダンテ「
最後に炎を纏った連続蹴りの『パイロマニア』を繰り出し、空母棲姫は遠くまで吹き飛び海に落ちると、爆発して大きな水柱が上がるのだった。
ダンテ1人で あっという間に敵艦隊を撃破してしまったのを見て呉艦隊は唖然としていたが、Devil May Cry鎮守府 第6艦隊の反応は違っていた。
加賀「提督、ナイスファイトよ」
翔鶴「ナイスファイトです!」
瑞鶴「ナイス~」
呉五十鈴「いやいやいや!相変わらず あんたらんとこの提督 滅茶苦茶ね!」
呉長門「姫級の居る一艦隊を1人で撃破するなど、普通なら有り得んぞ!しかも相手は変異体だ!何で当たり前みたいな顔してられるんだ!?」
瑞鶴「え?提督(っていう存在)が敵艦隊 丸々1個 潰すなんて普通じゃない」
加賀「普通ね」
翔鶴「普通ですよね?」
葛城「(何も言わないでおこ・・・)」
呉木曾「いや普通じゃないぞ!」
葛城とイタリア、ローマは まだ呉鎮守府寄りの感覚であるため、呉の艦娘の言いたい事は理解できるのだが、Devil May Cry鎮守府で在籍年数の長い加賀と五航戦の感覚は、既に破壊されていて話が合わなかった。
Devil May Cry鎮守府側の“普通”が理解できず呉艦隊は不満そうにしていたが、そんな中でダンテも不満そうだった。
ダンテ「今のとこ俺が9割 働いてる状態じゃねぇか。お前ら もうちょっと頑張ってくれ」
瑞鶴「私達だって頑張ってますー」
加賀「良くて7対3でしょ?」
ダンテ「せめて五分五分にしてくれ。俺だって疲れる」
瑞鶴「まっさかー!」
加賀「そんなこと言いながら平気なくせに」
ダンテ「(こいつら こんな時だけ仲いいな)」
翔鶴「(瑞鶴が加賀さんと仲良くしてると、私が寂しい・・・)」
呉艦隊は、ダンテ達が戦闘海域に居るとは思えないほど楽しそうに会話してるのを見て唖然としながらも、彼らと共にE・Fチームと合流するため先へと進むのであった。
今回は大きな進展はないので、サクサク行かせてもらいました。
次回も宜しく お願い致します!