すいません、若干 下ネタ入ります!
すいません!
403話です!どうぞ!
ダンテとネロは、ストリートギャングを追ってカーチェイスを繰り広げる。
カーチェイスの末に、ストリートギャングに追われていた黒いバンに乗る鈴谷に追い付く。
その鈴谷はネロの名を知っており、ダンテの事も“提督”と呼び、最後に“ごめん”とだけ言い残し姿を消してしまう。
隠れ家へと戻ったダンテとネロは、ステフからカーチェイスの事で説教を喰らうが、鈴谷に関しては別人だと言われ話が終わってしまう。
ダンテは鳳翔に電話して鈴谷の事を話すが、鳳翔の反応も いいものではなかった。
それでもダンテは、鈴谷が本当に自分の知る鈴谷と別人なのか、正体を突き止めるための決意を固める。
呉提督と
そこで銃撃戦となりストリートギャングが全員 死んでしまったが、銃弾で穴が空いたビデオカメラを見付け、何か手懸かりがあると信じ それを持ち帰るのだった。
*隠れ家 5月12日 11:13*
隠れ家に戻ってから、健は ずっとビデオカメラの中の映像を どうにか抽出できないかと作業をしていた。その甲斐もあり、映像を取り出す事に成功した。
健「ねぇ皆!これ見て!」
健に呼ばれ、ダンテとネロ、呉提督、
呉「何でストリートギャングが葬儀社なんて調べてるのかしらねぇ?」
ネロ「葬儀社にしては これ変だろ」
映像の中に映る葬儀社には人の姿もあるのだが、映ってる男達は どれも銃で武装して、警備するように立っている。
ネロ「銃 持ってまで死体の警備なんてするか?」
ダンテ「この葬儀社の持ち主は誰だ?」
刹那「ちょっと待って」
刹那がパソコンで調べると、すぐに持ち主の名前がヒットした。
刹那「持ち主は・・・タピア、ジョニー・タピア。葬儀社を含め色々 経営してる実業家だって」
ダンテ「調べる必要があるな」
刹那「ちょっと待って。マイアミにタピアの お母さんの別荘があって、タピアは今そこに滞在してるって」
ダンテ「なら そこからだ」
・・・・・・
*別荘 13:23*
その頃タピアの別荘では、警備など色々と仕事を言われていた部下がリビングで のんびりしていた。
タピアにネズミの駆除を言われていた男がリビングを通り掛かると、そこで のんびりしていた男に声を掛けられた。
部下「おい、駆除業者 呼んだのか?」
部下「クソッ、忘れてた!」
部下「早く呼んだ方がいい。今日は ここで取引の話をするそうだ」
部下「あぁ、すぐに電話して呼ぶ」
*隠れ家*
ダンテとネロは武器のメンテナンスをし、呉提督と健が調べ物をしてると、そこにタピアの別荘の電話回線を傍受していた刹那が来た。
刹那「タピアの別荘に入るチャンスが来た」
ネロ「どういう事だ?」
刹那「ネズミ駆除の業者に電話を掛けてたの。誰かが業者に成り済ませば、疑われる事なく中に入れる」
呉「業者に連絡は?」
刹那「もうした。警察の潜入捜査って言ったら協力してくれる事になって、車と作業着も貸してくれるって」
ダンテ「すぐに動くぞ」
呉「なら私と健ちゃんで」
ダンテ「頼む」
健「ケツ痛いのに また車 乗るのかよ・・・」
呉「いいから早く来なさい」
呉提督と健は すぐに出発し、ダンテとネロは その場に留まり武器のメンテナンスを続ける。
ダンテはカリーナ=アンⅡの整備をしていたのだが、すぐに問題が発生した。
ダンテ「あ~、ニコも呼んどくべきだったな」
ネロ「どうした?」
ダンテ「ここを外したいんだが・・・!どういう訳か外れねぇ・・・!」
ダンテも ある程度の構造は把握していたが、カリーナ=アンⅡを造ったのはニコであるため、構造の全てを把握してるのは彼女だけだった。なので、問題が起きるとダンテでも手間取ってしまう。
ネロ「ちょっと見せてくれよ」
ニコの相棒として彼女の仕事振りを ずっと見てきたネロは、自分なら分かるかもと試しに弄ってみるが・・・。
ネロ「・・・・・・ん?何か噛んでる。あっ、ヤバいな これ・・・」
ダンテ「おいおい壊すなよ?」
刹那「手伝おうか?」
「「いい、大丈夫だ」」
ダンテ「おい、そこじゃない。そこは触るな」
ネロ「こっち外さないと これ外れないって」
ダンテとネロが2人で四苦八苦してるのを見て、刹那は呆れたように溜め息を吐き、困ったように苦笑いを浮かべながら2人に近付く。
刹那「ちょっと どいて。私 器用だし武器には詳しいから任せて」
刹那はダンテとネロを押し退け自信満々にカリーナ=アンⅡを弄るが、どんどん その顔が曇っていく。
刹那「ん~?ここかな・・・?あっ、ヤバい、思ってたのと違う場所 外れた」
ダンテ「おいおいおいおいおい!?お前ら もう触るな!自分でやる!」
ネロ「どこ触ったんだよ!?ここ外さないと こっち外れないんだって!」
刹那「違うよ!見るからに そこ関係ないって!」
ネロと刹那がムキになって、カリーナ=アンⅡの あちこちを触って弄り倒していくと、嫌な事に普通なら有り得ない煙がモクモクと出てきた。
刹那「・・・・・・これ何の煙?」
ダンテ「ニ、ニコ、ニコ、ニコに電話。ネロ、ニコに電話しろ!」
ネロ「わ、分かった!」
ネロは慌ててニコに電話を掛け、ダンテと刹那は どうにか煙を止めようとするが、触れば触るほど状況が悪くなり壊れていく。
すると いきなり、カリーナ=アンⅡからミサイルが発射され、電話してるネロに向かって飛んでいく。
ネロ「うわっぶね!?」
ネロは咄嗟に避けたが、ミサイルは窓ガラスを突き破って向かいの建物に着弾し、大きな爆発が起きる。
とんでもない事になってしまい、3人は唖然として すぐに動けない。
ダンテ「・・・・・・911に電話。911に電話!」
刹那「は、はい!」
そのタイミングで、ニコと電話が繋がる。
ニコ『あん?ネロどうした?・・・・・・おい、イタズラ電話か?!ネロ、何とか言えよ!』
ネロ「あっ、ニコ?いや、ちょっ、えっと・・・ダンテが持ってるカリーナ=アンⅡが壊れたんだけど・・・」
ニコ『壊れた!?デビルブレイカーと違って壊れるように造ってないのに何で壊れるんだよ?!』
ネロ「いや、何か よく分かんないけど弄ってたら色々と外れて、煙が出てきて勝手にミサイル発射して向かいの建物 爆発した・・・」
ニコ『お前ら そっちで何やってんだ!?』
消防が来るまでネロと刹那で消火活動をし、ダンテが引き続きカリーナ=アンⅡを どうにかしようとするが、収拾が付かないのでニコが こっちに来る事になるのだった。
序でに、予め呼ぶ予定だった摩耶と天龍、川内と一緒に来てもらう事になる。
・・・・・・
*別荘・玄関 15:12*
タピアの別荘に、駆除業者の白いバンが到着し、白い作業着を着た呉提督と健が降りてきた。
2人は別荘のチャイムを鳴らすと、スーツを着崩したタピアの部下が出てきた。
男「遅いぞ」
健「すみません、道が混んでたもので」
男「今日中にネズミを全部 片付けられるか?うちのボスが かなり気にしてるんだ」
呉「えぇ、勿論です。当社にはネズミを速効で殺す最新の薬品を導入してますし、人体には影響がないクリーンな薬品ですから心配ないですよ」
男「入れ」
男に招き入れられると、呉提督と健は互いの顔を見合って頷き、男に付いていく。
それから少し遅れて、ロシアマフィアのアレクセイ・アニシンと、彼の右腕が到着し、タピアが出迎えた。
タピア「やぁ、うちの製品を扱ってくれる お得意様が来てくれて嬉しいよ。ボロ屋だが自分の家だと思って寛いでくれ」
アレクセイ「招待してもらって嬉しいよ」
タピア「そちらは?」
アレクセイ「うちの税理士の『ジョセフ』だ。取引の話なら必要だろ?」
税理士と聞いてタピアは、少しの間なにかを見透かすように真顔で2人を見るが、すぐに笑みを溢した。
タピア「税理士か。うちの税理士は仕事が遅くて困ったものでね。おい、こちらの
タピアが部下に命じ、アレクセイとジョセフを引き離そうとするが、アレクセイは それに待ったを掛ける。
アレクセイ「仕事の話をするならジョセフも一緒だ」
タピア「ちょっと うちの秘蔵のワインを見てもらうだけだ、すぐ済む。それが終わる前に、先に互いの条件を確認し合うだけだ。それなら税理士は居なくてもできるし、彼が来たタイミングで すぐ本題に入れるだろ?何か問題が?」
アレクセイ「・・・・・・いや・・・」
アレクセイがタピアに強く出られないのは、これまでの取引にあった。
アレクセイが率いるロシアマフィアは、これまでタピアが製造した麻薬を売買し、大きな稼ぎを出せていた。つまりタピアが居なければ、アレクセイの組織は大きくなれなかったのだ。
タピア「ジョセフ、君も きっと気に入るよ。好きなのを選んでくれ。皆で呑もう」
ジョセフはタピアの部下に連れられキッチンに向かい、アレクセイはタピアの案内で3階へと向かった。
*屋根裏*
駆除業者としてタピアの部下に案内されていた呉提督と健は、屋根裏にある通路に来ていた。
どこも埃や蜘蛛の巣塗れで、価値があるのか どうかも分からないガラクタが、所狭しと無造作に置かれていた。
男「ここで駆除してくれ。ネズミは いつも ここで出る」
呉「あの、できれば他の場所も見たいんです」
男「・・・何故だ?」
呉「他の場所にも巣を作ってるかもしれませんし、どこにあるか確認しておかないと」
男「ダメだ、他の場所には行くな。ここで駆除してくれ」
呉「いや、でも、知ってます?ネズミってのは繁殖率が凄くて、毎日 暇さえあれば交尾して、3日に100匹も産むんです。その100匹が また交尾して、どんどん増えていくんです」
別荘を調べるには、全ての場所を調べる必要がある。これは他の場所にも自由に行き来できるようにするための、呉提督の思い付きの嘘だ。
男「それ本当なのか?」
呉「えぇ、最近のネズミって凄いんです。若者って後先 考えずに すぐイチャイチャするでしょ?んで子供デキちゃって娘の父親がブチギレるみたいに、ネズミにブチギレて自分の家を破壊し始める人が急増してるんです。だから それを止めるには、愛の巣を潰さないと。カップルを破局させるみたいに」
男「・・・愛の巣?」
健「あ~、今のは、ネズミの巣と、カップルがイチャイチャする場所を掛けて言ったんです。だから愛の巣」
呉「そう、愛の巣。ネズミは いつも決まって自分の巣で交尾するんです。ネズミの後尾って見た事あります?自分の両親が裸でイチャイチャしてるの想像したらウエ~ってなるでしょ?ほら、想像して」
男「おい、やめろ」
呉「それと同じでネズミの後尾 見たらウエ~ってなりますよ。見たくなかったから他の場所も調べる必要があります」
男「・・・・・・今日はボスが仕事の話で お客様が来るんだ。他の場所には行かせられない」
呉「でも━━」
男「いいから今日は ここだけやってくれ。腕が良かったら また呼ぶから・・・」
男は自分の両親が裸でイチャイチャしてるのを想像してしまったのか、気分が悪そうに吐きそうになりながら、呉提督と健を置いて その場から立ち去った。
健「・・・・・・よく あんな嘘ペラペラと言えるね」
呉「とりあえず あんたはネズミ駆除して。私は他の場所を調べる」
健「は!?何で ほんとに駆除しなきゃいけないのさ!?」
呉「今の私達は駆除業者、やらないと怪しまれる。頼んだわよ」
呉提督は健を置き去りに、来た道を引き返して姿が見えなくなる。
健は通路の奥に向き直り、顔を引き攣らせる。
健「僕ネズミ嫌いなのに・・・。うわっうわぁああああ!?あっち行けよ!こっち来んなよ!」
ネズミが足元を走っていき、健は それに驚き積まれたガラクタの山を崩す。
ネズミに恐々としながらも、薬品を散布するためのホースを構えながら奥へと進む。
奥の扉を開けると、その部屋も埃や蜘蛛の巣塗れで、通路にあった以上のガラクタが置かれていた。
*1階*
呉提督は下まで下り、1つ1つ別荘の監視カメラの配線を切りながら、行く先々の壁や柱に盗聴器を設置していく。
順調に別荘を回りながら作業を進めてると、健から無線が入った。
健『大佐、ヤバいよ!』
呉「どうしたの!?」
健『ネズミが交尾してる!』
呉「・・・・・・お幸せに」
健『マジでヤバいって!もう何か凄い事になってる!うわっ、マジで!?』
呉「ネズミの後尾の実況しないでくれる?聞いてたら気になっちゃう・・・」
健『おわぁ~、ネズミの後尾 初めて見た』
呉「・・・その調子で頑張って」
クソどうでもいい連絡だったので、呉提督は何の感情もない顔で無線を切る。
そして ある部屋の扉を開けると、綺麗に整頓された執務室のような部屋に入り、部屋を見て回るとゴミ箱が視界に入って足を止める。ゴミ箱には、シュレッダーに掛けられた何かの書類だった物が入っていた。
呉提督は そのゴミを掴み、入れれるだけ懐に入れていく。
*屋根裏*
健は床の下から、微かに人の声がするのに気付き、ドリルで小さな穴を空けていく。その穴に盗聴マイクを通し、仕掛けるためだ。
*3階*
タピアとアレクセイは、暗い部屋で長テーブルを挟んで向かい合っていた。
タピアはジッとアレクセイの反応を見ていたが、アレクセイはタピアの取引の内容が書かれた書類を見て顔を険しくさせていた。
アレクセイ「・・・これは どういう事だ?」
タピア「どうとは?そこに書かれてる通りだ。うちの事業をアメリカに伸ばすため、君のナイトクラブを買収したい」
タピアが製造するエクストリームは、アメリカではアレクセイの組織が買い取りナイトクラブでマイアミに流通させている。だが それでは、タピアには原価の儲けしかない。
エクストリームはアメリカでは高値で売れるため、タピアは自分でアメリカでの麻薬売買を取り仕切り、その売り上げを独占するために、アレクセイのナイトクラブを安値で買収しようとしていた。
アレクセイ「こんな条件は取引にならない。悪いが そちらの要求は呑めない」
タピア「呑めないはずはないだろ。うちの製品で かなりの儲けを出してるのは知ってる。ナイトクラブを引き払っても困らない程にだ」
アレクセイ「・・・・・・この話はジョセフが来てから話そう」
タピア「ジョセフか・・・おい、ジョセフを連れてこい」
タピアが部下に そう命じると、部下が2人掛かりでドラム缶を運んで長テーブルの上に置く。
そのドラム缶は、蓋ができない状態で人の腕や足が飛び出していた。
タピア「ほら、ジョセフが来たぞ。書類にサインしろ」
アレクセイ「なんて事を・・・!ふざけるのも大概にしろ!」
自分の右腕を殺され、憤慨したアレクセイは椅子から立ち上がり、タピアに怒鳴る。
タピア「座れ!妻と息子が どうなってもいいのか?」
アレクセイ「何だと・・・!?」
タピアの部下の1人が近付き、アレクセイにスマホの画面を見せる。そこには、アレクセイの拘束された家族が映っていた。
タピア「2人は うちの部下が預かってる。書類にサインすれば、マフィアを引退して家族と暮らすには十分な金も手に入るんだ。分かったら座って・・・サインしろ!」
アレクセイは ゆっくりと椅子に座り直し、ペンを手にするが、迷っているのか中々 書類にサインしない。
すると、天井からパラパラと埃が落ちてきて、タピアとアレクセイは天井を見上げる。
それは健が穴を空けて落ちた、削り屑だ。
タピア「困った事にネズミが居るんだ。気にせずサインしてくれ」
アレクセイ「・・・・・・・・・」
タピア「早くサインしろ!家族が どうなってもいいのか?!」
アレクセイ「・・・分かった」
アレクセイがヤケクソ気味にサインし、それを見たタピアは満足そうな笑みを浮かべた。
*キッチン*
キッチンに向かった呉提督は、そこで とんでもない物を見付けてしまう。豪華な別荘のキッチンとは思えないほど、血が飛び散っていたのだ。
呉提督は誰も来ないか警戒しながら流しの方に近付くと、人の手の親指が残っていた。
呉「あいつら・・・まさかキッチンで人をバラバラにしたの?」
指にはゴツい指輪も残ったままで、証拠になるため袋に入れて回収しながら、健に無線を繋ぐ。
呉「健、人の指を見付けた」
健『どこで!?』
呉「キッチン」
健『はぁ!?キッチンで人 料理したってこと!?』
呉「まだ乾いてない、殺したばかりね。こいつらヤバいわよ。普通、キッチンで人をバラバラになんかしない。頭がイカれてる」
健『だよね。掃除も大変そうだし・・・』
そこに、警備で巡回中のタピアの部下が2人 来てしまい、呉提督が見付かってしまう。
部下「ここで何してる?」
呉「ネズミが住み着く理由が判った。人をバラバラにした後、血を片付けないからよ!」
警備は銃を抜こうとしたが、呉提督は それよりも速くフライパンを手にし、警備の2人を殴り倒しノックアウトさせる。
呉「健、脱出よ!」
健『何?いま盗聴器 仕掛け終わったばっかりで━━』
呉「見付かったのよ!バンバン撃たれてる!早く逃げないと あんたも撃たれるわよ!」
健『またかよ・・・!』
健は窓からロープを垂らして外に出て、呉提督も銃弾から逃げながら玄関から外に出ると、2人でバンに乗り込み脱出する。
・・・・・・
*庭 17:32*
書類にサインしたアレクセイを帰らさせた後、タピアは部下達を庭に集め怒っていた。
タピア「お前ら、金を貰って仕事してるんだろ?何で侵入された?!」
部下「駆除業者に変装してたんです」
タピア「・・・駆除業者だと?」
部下「ネズミの駆除を言ってたでしょ?」
タピア「よく調べもせず、外部から業者を呼んだのか?」
部下「調べました、調べて真っ当な会社だと判って呼んだんですが・・・駆除業者に確認すると、まだ誰も派遣してないと・・・」
タピア「侵入したのは どこの連中だ?」
部下「詳しい事は判りませんが、恐らく警察かと」
タピア「警察が捜査令状もナシに、ママの別荘に侵入して嗅ぎ回っただと?侵入したのは どんな奴らだ?」
部下「日系人です」
タピア「日系人・・・鈴谷と同じだな。こうなったのも、全部 お前のせいだぞ!」
タピアはネズミの駆除を頼んだ部下に怒鳴り、庭から立ち去ろうとする。だが怒鳴られた部下の次の言葉に、足を止める事となる。
部下「フッ、そうですか。俺が悪いですよ」
タピア「・・・何だ?何か言いたい事でもあるのか?」
部下「いいえ、何も。俺は あなたに言われた事をしたまでです。礼を言われるなら まだしも、責められる謂れはない」
タピア「・・・・・・そうか、そうだったな。お前は俺に言われた事をしただけだ。理不尽に お前を責めて悪かった」
部下「いえ、分かってくれただけで━━」
仲直りしたかのように見えたが、タピアは別の部下のホルスターにある銃を取り、文句を言ってた部下の額を撃ち抜いた。
タピア「一丁前に俺に文句 言いやがって・・・!まだ俺に文句のある奴は居るか?!」
タピアは手に持つ銃を見せながら他の部下に問い質すが、部下達は沈黙して文句がないという意思表示を示す。
すると、2階の窓からタピアの高齢の母親が顔を出した。
母親「ジョニー、どうしたの?」
タピア「何でもないよママ。自殺したんだ。きっと仕事のストレスだ」
母親「まぁ・・・お母様に手紙を出して。彼の お母様とは仲良くさせてもらってたから」
タピア「分かったよママ」
母親「それと鈴谷を呼んで。一緒に買い物に行きたいの」
タピア「分かったから引っ込んでてくれ!ママ!」
母親「何よ、すぐ怒鳴るんだから」
タピアの母親が窓から顔を引っ込めると、タピアは部下達に怒り心頭の顔を向ける。
タピア「いいか?無礼にもママの別荘に侵入した奴を見付けろ。殺してもいいから兎に角 見付けろ・・・!それと誰でもいいから鈴谷を呼び戻せ!」
部下達は自分達まで殺されては堪らないと、タピアに言われるまま すぐ行動に移し、庭から離れていくのだった。
そこに、Devil May Cry鎮守府を裏切った鹿島が現れた。
鹿島「Mr.タピア。相変わらず気が短い ご様子ですね」
タピア「これは これは・・・誰かと思えば鹿島じゃないか。Mr.Jに礼を言っといてくれ。鈴谷は よく働いてくれてると」
鹿島「承りました。Mr.Jも お喜びになるでしょう」
タピア「それで・・・今日は何しに ここへ?」
鹿島「お耳に入れたい話がありまして」
タピア「悪いが今は忙しい。部下のミスで別荘に侵入者が現れたんだ。仕事の方も佳境でね」
鹿島「あなたの お母様の別荘に侵入した者の正体、と言えば どうですか?♪」
タピア「・・・連中を知ってるのか?」
鹿島「えぇ、それは もう」
タピア「見返りは?」
鹿島「お得意様から こんな事で お金は取れません。この情報は・・・そう、一種のアフターサービスだと思ってください♪」
タピア「・・・・・・そういう事なら聞かない訳にはいかないな。お茶を淹れよう。中へ」
鹿島「では、失礼します♪」
タピアは鹿島を別荘に招き入れ、彼女から侵入者について話を聞かされる事となった。そうして、Devil May Cry鎮守府とオリーブ財団の存在がタピアにバレるのだった。
裏切った鹿島が来てしまいましたね。
この鹿島は物凄く控え目に言うと意地悪なので、何か意地悪な事を仕掛けてくるかもしれません。厄介ですね。
次回も宜しく お願い致します!