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442話です!どうぞ!
嘘の容疑でアメリカ軍の部隊に捕まったダンテは、未来を介して
しかし、核兵器を盗んだのがダンテ1人ではなく、Devil May Cry鎮守府の組織的犯行とされてしまっていたため、アメリカ軍が陸と海から鎮守府の制圧に攻め込んできた。
Devil May Cry鎮守府は陸と海から来るアメリカ軍の阻止と、鎮守府近辺に持ち込まれた可能性のある核兵器の捜索3手に分かれ、それらの対処を開始するのだった。
*Devil May Cry鎮守府 正面ゲート 日本時間8月5日 3:14*
正面ゲートではアメリカ軍の戦車部隊が迫り、多くの艦娘と駐屯していた憲兵隊がバリケードを張って耐えていたが、突破され防衛線が後退していた。
正面ゲートの内側に入った戦車部隊は、そこで布陣を敷き砲撃を続けてくる。
3号「銃で戦車に勝てる訳ねぇだろ!!誰か対戦車砲 持ってこいよ!!」
1号「そんなの鎮守府にある訳ないだろ!!」
3号「何で無いんだよ?!」
1号「まさか戦車と戦うなんて誰も思わないだろ!!深海棲艦と戦うのを前提としてるのに!」
3号「対戦車ライフルでもいいぞ!!」
1号「だから無いんだよ!!」
2号「兎に角 撃て・・・!」
曙「もう、イライラするわね!こっちの砲撃 直撃させちゃダメなの?!」
吹雪「駄目だよ!あの人達だって命令を受けてるだけだから、殺しちゃいけないって補佐艦が!」
秋雲「でも このままじゃジリ貧も事実なんだよね!」
鬼怒「いいからキャタピラ狙う!これ以上 進めなくすれば被害は まだマシだから!」
球磨「その匙加減が難しいクマ!!」
文句を言いながらも抵抗を続けてると、月明かりに照らされた2つの影が間に飛び込み、飛んでくる全ての砲弾を纏めて相殺した。
予想外の事態だったのか戦車部隊からの砲撃が止まり、反対に艦娘達と憲兵隊からは安堵の笑みが漏れる。
睦月「ネロさん!」
陽炎「バージルも来てくれた!」
ネロは戦車部隊を見て呆れたような苦笑いを浮かべ、バージルは腕を組み淡々と視線を向けていた。
ネロ「話を聞いた時は驚いたが、本当に こんな ふざけた状況になってるとはな」
戦車部隊から降伏勧告が聞こえてくるが、その返事としてネロは中指を立てた。
戦車の1台から砲撃されるが、バージルが閻魔刀を抜刀して砲弾を無力化する。
一緒に斬っていたのか時間差で、砲撃した戦車がバラバラになり操縦席だけ残り、乗っていたアメリカ軍兵士は唖然としていたが、我に返ると逃げ出した。
バージル「脆い、脆すぎる」
戦車を1台バラバラにした事で完全に敵と認識されたようで、残る戦車全てから砲撃が再開される。
ネロとバージルは駆け出し、ブルーローズと閻魔刀、幻影剣で相殺しながら戦車部隊に飛び込んでいく。
由良「2人が来た今なら巻き返せる!私達も行こう!」
叢雲「倍返しじゃ済ませてやらないから!」
1号「俺達も行くぞ!!」
『おぉー!!!』
ネロとバージルが介入した事で戦局が変わり始め、それに乗じて艦娘達と憲兵隊はバリケードから飛び出し反撃に移る。
憲兵3号と48号のマイペースお馬鹿コンビに至っては、戦車の上に乗り上がりハッチを開けると、そのまま中に入ってアメリカ軍兵士を気絶させ、戦車を奪うと爆走しながら戦車部隊に砲撃を始めた。
3号「わっはっはっはっはっ!!戦車の操縦おもろ!」
48号「おい気を付けろって!危ない、危ないって!!事故ってるって!!」
3号「大丈夫や、黙れ!どけよ そこの戦車ぶつかってくんなよ!!」
48号「前 見ろって前!!最上さん 轢きそうになってるって!」
3号「いいから俺に任せとけ、信じろ!」
48号「お前 俺に代われ下手くそ!!」
3号「うっさい黙れ!お前こそ さっさと撃てや!!」
48号「さっきから撃っとるやろがい!!」
3号「おい外れたぞ今!!外すなよ下手くそボケ!」
48号「黙れカス!!」
時折 仲間を轢きそうになったり暴走気味ではあるが、戦車を奪えた功績はデカい。
*浜辺*
浜辺から鎮守府に侵入しようとしていたアメリカ軍部隊は、鎮守府に到達する前に足を止める事になった。足下の砂浜から黒いドロドロした物が湧き出し、それは形を成しナイトメアとなる。
ナイトメアの光る1つ眼に睨まれ、部隊は見上げたまま動けなくなる。
だが訓練を受けた兵士であるため すぐに我に返ると、ナイトメアに向かって銃撃を開始した。
ナイトメアは銃弾を受けながらも腕を振りかぶり、横凪ぎに払う。部隊は大きな手から逃れようと逃げるが、逃げ遅れた何人かは弾き飛ばされた。
態勢を立て直し照準をナイトメアに向けるが、そこにグリフォンとシャドウが襲い掛かり部隊が混乱する。
更に追い打ちを掛けるように、ルシアが現れ1人ずつ無力化していく。
離れた場所からは飛鷹と、陸に残っていた羽黒、時雨と その他 数名の艦娘が、終わるのを待ち見ていた。
成り行きを見ていたが、3体の悪夢が事前に指示していた行動に反する動きを取り始め、悪夢を宿す艦娘3人が焦る。
グリフォン『丸焼きにしてシャドウの餌にしてやるぜ!』
飛鷹「グリフォン!!あんた電撃は使うなって あれほど言ったでしょ!」
時雨「シャドウ!!銃は食べちゃ駄目だから!!それ食べ物じゃないから!!あ゛ーっ!?人間 丸飲みした!!」
羽黒「ナイトメアさん、レーザーは出しちゃ駄目です!!死んじゃうからぁー!!!」
3体の悪夢は久々に暴れられて楽しくなってしまってるせいで、主人の声も届いてないのか人間相手に やり過ぎな攻撃を続けた。
艦娘3人が騒ぐせいで、兵士の1人が そちらに気付き銃口を向ける。軍人であれば、艦娘に近代兵器が通用しないのは知ってるはずだが・・・。
兵士が艦娘3人に銃口を向けてる事に逸早く気付いたルシアはダガーを投げ、兵士の手に刺さり阻止に成功する。
ルシア「こっちのフォローはするから隠れてて!」
飛鷹「ごめーん!!」
ルシアは素早く立ち回りながら、3体の悪夢が人間を殺してしまう前に敵部隊の無力化を急ぐのだった。
*裏山*
裏山からも鎮守府に侵入しようとアメリカ軍の部隊が迫っていたが、部隊を率いる隊長が止まるハンドサインを出すと、部隊は その場で周囲を警戒する。
闇夜が支配する山の中で、風に吹かれた枝葉が擦れる音だけがする。
すると部隊の真上、木の上から川内と神通が飛び降り隊員2人を踏み潰す。
隊長「奇襲だ、撃てぇ!!」
部隊から銃撃されるが、川内と神通は上手く木を盾にしながら走り、再び闇夜に姿を消す。
部隊はジリジリと警戒しながら移動を始めるが・・・
隊員「うわぁあああああ!?」
地面に掘られた穴から五十鈴が姿を現し、最後尾の隊員2人の足を掴むと、そのまま穴の中へと引き摺り込んだ。
部隊は穴に銃を向けてライトで照らすが、穴の底には五十鈴と、引き摺り込まれた兵士2人の姿が無かった。
穴の底から掘られた横穴では、気絶させられた隊員の横で、五十鈴と卯月がハイタッチしていた。
更に狼の遠吠えがし、部隊は一斉に周囲の警戒に戻る。
最初に2人がやられ、次に また2人が穴の中に拐われ、今度は狼の遠吠えがし、部隊の隊員達は全員、この鎮守府は どうなっているんだと内心 焦っていた。
すると暗闇から、宙を蹴ってフレキ&ゲリが襲い掛かり、隊員2人が押し倒される。
隊員「うわぁあああああっ!!!」
隊員「助けてくれぇえええええっ!!!」
フレキ&ゲリは隊員2人に噛み付いたまま引き摺り、暗闇へと連れ去り姿を消す。
また2人が消えてしまい、少しずつ仲間が減っていく状況に部隊の隊員達は冷や汗を流し、極限状態に立たされていた。
足柄「フレキ、ゲリ、いい子ね~♪はい、おやつよ」
そして暗闇へと姿を消したフレキ&ゲリは足柄の元に戻り、彼女が持つビーフジャーキーを見て涎をダラダラと垂らし、尻尾をブンブン振っていた。
足柄「次も上手くできたら またあげる」
次の おやつのために、フレキ&ゲリは やる気満々で部隊を襲いに向かった。
部隊の方では、銃撃を受けて隊員が7人 倒れる。痛みで呻いているので、死んではいない。
隊員「畜生ー!!ふざけるなぁー!!」
極限状態にある隊員達は発狂し、銃撃してきた方角に向かって出鱈目に銃を撃つ。しかし、そこには既に誰も居ない。
トリッシュ「・・・フフッ」
統率が取れなくなってきてる部隊の上の木の枝から、ルーチェ&オンブラを手に持つトリッシュが見下ろしていた。
トリッシュは木の枝から枝へと飛び移り、居場所を変えながら次の奇襲のタイミングを見計らうのだった。
それからも また1人、また1人と減っていき、残り あと僅かとなる。
そして残りの隊員の前に矛を持つ龍田が現れ、いつでも撃てるようにと隊員達は彼女に銃口を向ける。
だが背後から枝を踏み折る音がし、残る隊員の半数が振り返ると、そこには鞘に納まった刀を持つ天龍が居た。
天龍「ふふ、怖いか?」
天龍が不敵な笑みを浮かべた瞬間、隊員達が天龍型に向けて一斉に発砲した。
だが天龍が刀を抜刀し、龍田も矛を振り、迫る弾丸を次々と弾き防いでいく。天龍型はダンテとバージルに鍛えられてる事もあり、弾丸を斬り飛ばすのも朝飯前になっていた。
考えもナシに撃ちまくったせいで、隊員達の銃が同時に弾切れを起こす。
新たな弾倉を装填しようとするが、その隙を逃さず天龍型が一気に駆け出し部隊に突撃すると、部隊長を残し隊員達が全員 倒れた。天龍型は一瞬にして、峰打ちで残る隊員達を無力化していた。
明らかに人間では勝てないと分かる天龍型の実力に、たった1人 残された部隊長は尻餅を突き、天龍型を見ながらガタガタと震えていた。
すると部隊長の首に、龍田の矛の切っ先が突き付けられる。
龍田「可哀想だから選ばせてあげる。拷問されながら私達の知りたい事に答えて ゆっくり死ぬか、五体満足の状態で答えるか、どっちがいい?」
龍田が そう告げた直後、共に裏山で部隊の無力化に奔走していた艦娘達とトリッシュが姿を見せた。
皆が見てる前で、部隊長は ゆっくりと口を開く。
隊長「・・・我々は命令を受けただけだ。大した事は何も知らない」
龍田「へ~、そうなんだ~・・・じゃあ、拷問だね♪」
龍田が目を見開き狂気に満ちた笑みを浮かべると、顔色を悪くさせた天龍が少しずつ後退り、皆の方に避難してしまう。
龍田「先ずは あなたの爪を1枚1枚 丁寧に剥がしてあげる。その次は右手の指を切り落とすの。小指から順番にね。痛みと苦しみの快楽に長く浸れるように、指は関節毎に細かく切り落として、少しずつ少しずつ身体の面積を減らしてあげる」
そこまで聞き、天龍以外の艦娘達まで顔色が悪くなり、トリッシュは冷静に顔色1つ変えず龍田を見詰める。
部隊長も訓練を受けてるからか、内心では焦りながらも表情には出さないようにし、ただ黙って龍田の言葉に耳を傾けていた。
龍田「そして親指まで行ったら、次は左手の指。その次は足の指。あっ、左足か右足か、どっちからやるか選ばせてあげるね♪」
そこまで聞くと、艦娘達が徐々に後ろへ下がり始めた。
龍田「その次は、逃げられないように足首を切るの。抵抗されたらイライラしちゃうから、手首も切り落とすね。そして膝、肘、鼠径部、肩の順で切断してあげる。あっ、でも、そうなると血を流し過ぎて死んじゃうね。それじゃ つまらないし長く楽しみたいから、切り落とした部分を お人形さんみたいに私が縫って元に戻してあげる。神経までは元に戻せないから、自由に動き回る事はできないけどね」
そこまで聞き やっと、部隊長は冷や汗を流し恐怖に支配され、上手く呼吸ができなくなっていた。
龍田「勿論 拷問だから、麻酔を使うなんて期待しないで。チクチク太い針で、あなたの身体を貫くのが楽しみ♪でも安心して。私って裁縫は得意な方だから、綺麗に縫い合わせてあげるから」
隊長「ぁ・・・っ・・・!」
龍田「想像してみて。ちゃんと身体に手足が くっ付いてるのに動けないの。動きたいのに動けない、痛いのに動けない、動けないのに痛い、叫んでも動けない、動けないのに叫ぶ事しかできない、叫んでも誰も助けに来てくれない、動けるのは首から上だけ。でも心配しなくていいよ。ちゃ~んと お世話して飼ってあげる。毎日 私の手で ご飯も食べさせてあげる。死なない程度の少量の毒入りを。あなたは私の お人形さんとして、死ぬまで ずっと、もがき苦しみながら何度も何度も身体を切り刻まれて縫い直されるの。それって・・・凄く楽しそうでしょ~?♪」
龍田がウットリした顔で自分の両頬に手で触れて告げると、数名の艦娘と部隊長が泡を吹きながら倒れて気絶した。
そして天龍は、立ったまま気絶していた。
何の心的外傷も受けなかったトリッシュは、何かを見定めるように龍田に視線を向けていた。
トリッシュ「・・・龍田、いま言ったのは全て本気?それとも演技?」
龍田「嫌ですねぇトリッシュさん。全部 情報を聞き出すための演技ですよ♪」
トリッシュ「それにしては、妙に具体的な内容だったわ。まるで それをやった事があるかのように」
龍田「・・・まさか。そういうのは
トリッシュ「・・・・・・・・・」
龍田「天龍ちゃんを怖がらせるために、サイコホラーの映画を沢山 観た甲斐はあったかも~♪」
トリッシュ「(以前から思ってたけど この娘・・・どこまでが本気で冗談なのか、私でも見極めるのが難しいのよね・・・)」
*司令室*
指令室に、正面ゲートと浜辺、裏山に居る者達からアメリカ軍部隊の制圧が完了した報告が入る。
加賀「あとは核兵器と近海の侵攻部隊だけね。大淀、金剛達の方は どうなってるの?」
大淀「苦戦してるようです」
鎮守府側は相手を轟沈させないように気を配りながらの戦闘であるが、アメリカ軍は殲滅しようと攻撃を仕掛けてくる。本気で殺しに掛かってきてる相手に手心を加えての戦闘であるため、これが鎮守府側に苦戦を強いる要因となっていた。
加賀「厳しいのは分かってる。でも どうにか持ち堪えてもらって」
大淀「はい!」
加賀「(提督と連絡さえ取れれば・・・)」
香取「捜索隊、そちらは どうなってますか?核兵器は見付かりましたか?」
千代田『全然 見付からないよ!』
飛龍『核兵器なんて そう簡単に隠せる物じゃないはずなのに、捜索範囲を広げても それらしいのが見当たらない』
香取「探し続けてください。もし付近で爆発すれば、鎮守府と その周辺が焦土と化します」
イムヤ『って言われても、手懸かりも無いのに見付けられっこないよ・・・』
香取「今、アメリカ艦が提督の奪還に動いています。彼と連絡が取れれば糸口が見えるかもしれないんです。そのためにも核兵器を確保しないと・・・!」
瑞鶴『・・・分かった。こっちも頑張るから』
・・・・・・
*山 アメリカ時間8月4日 20:19*
それから数時間後の日の暮れたアメリカでは、アメリカ艦と健、
サウスダコタ「本当に こんな所に建物があるとはな」
刹那が暗視機能のある双眼鏡で廃墟の方を見ると、武装したアメリカ軍兵士が見張りに立っているのが見える。
巡回兵士も確認できたため、静かに侵入するのは無理そうだ。
刹那「兵士が居る。廃墟の警備なんて有り得ないから、ここに軍の施設があるのは間違いではなさそう」
健「情報だとダンテ提督が居るのは地下だから、中に入ったら地下へ行く道を探さないといけない」
ワシントン「中に入る前に、巡回と見張りの兵士が面倒ね。巡回ルートが分からないと、バレずに中に入るのはムリだわ」
健「だから僕が一緒に来たの忘れた?ドローン飛ばす」
起動した黒いドローンを廃墟の上まで飛ばし、ドローンに取り付けられたカメラから健のノートパソコンに様々な情報が送られてくる。カメラには暗視機能やサーモグラフィ機能、X線カメラの透視機能があるため、敵の位置や建物の構造などを危険がなく把握する事ができる。
先ず上空から、サーモグラフィで敵の位置を捕捉し、次にドローンを建物の横に移動させ、透視機能で建物の構造をCGでノートパソコンに構築していく。
健「はい、全部 丸見え」
ホノルル「すっごい便利だね、それ」
健「実は任務で楽したくて、夕張さんと造ってたんだよね。夕張さんが居てくれたら、僕 来なくて済んだのに」
アイオワ「今は居ない。あなたが しっかりサポートして」
健「分かってるよ。おっ、兵士の巡回ルートも割り出せた」
全員でノートパソコンの画面を見るが、アメリカ艦は全員 顔を しかめた。見張りと巡回兵士は死角ができないよう配置、動いているので、バレずにコッソリ入るのは無理そうだ。
ホーネット「かなり厳重ね」
ヒューストン「隙がない」
イントレピット「どうしよう?」
刹那「派手に注意を逸らすしかない」
刹那が提案したのは、戦艦とオリーブ財団の特殊部隊で正面から襲撃を掛ける。
外に居る兵士が正面に集中してる間に、他の艦娘と健、刹那は回り込んで廃墟に侵入する。
健「建物西側に、侵入できそうな場所がある」
皆は刹那の案に乗り、すぐに作戦を開始した。
・・・・・・
アメリカ軍兵士が廃墟の警備に従事していると、正面で爆発が起きた。何事かと そちらに振り向き駆け付けると、アメリカ艦と特殊部隊が砲撃と銃撃を仕掛けてきていた。
アメリカ軍兵士は襲撃があった時の予定していた動きを取り、銃を撃ち反撃に出る。
コロラド「ビッグ7の力、見せてあげるわ!覚悟しなさい!」
ワシントン「夜戦は臨むところよ。私を たっぷりと教えてあげる!」
サウスダコタ「負けるかよっ!」
アイオワ「ダーリンを返せぇ゛え゛え゛え゛え゛え゛っ!!!!」
砲撃と銃撃が繰り返される中、オリーブ財団の特殊部隊が発煙弾を投げ、辺り一面が煙に包まれ視界が悪くなる。それでも砲撃音と銃撃音、爆発音は続く。
*廃墟*
建物の正面で戦艦と特殊部隊が頑張ってる隙に、サラトガ達は廃墟に侵入できていた。
ジョンストン「健、どっちに行くの?」
健「3階に行く」
ヘレナ「地下に行くのに?3階?」
ホノルル「健、ふざけていい時と悪い時があるって知らない?」
いや、そうではない。建物の構造をスキャンし、廃墟の中に縦長の空洞部分が確認できていた。それは地上階だけじゃなく下にも続いているようで、恐らく地下階に行けるエレベーターシャフトであると考えられる。
1階と2階は壁だけだったが、3階の壁にエレベーターの入り口と思われる部分があるのだ。
健「他に地下に行けそうな場所は見当たらない。もしエレベーターでしか行けないなら、3階に行かないと」
サラトガ「分かりました。健さん、道案内お願いします」
健のナビで廃墟の中を進んでると、妙な駆動音が聴こえてきた。サラトガ達は立ち止まり、通路の前後どちらから聴こえるのかと警戒する。
すると武装した白いドローンが5機、正面から現れ銃撃してきた。サラトガ達は後ろに下がり、角に飛び込む。
健「兵器用のドローンの噂ってマジだったのかよ!?帰ったら都市伝説のサイトに投稿しなきゃ!」
サウスダコタ「そんなのしなくていい!それより建物内にドローンが居るなんて聞いてないぞ!どうなってる?!」
健「スキャンした時には居なかったんだよ!きっと今 出てきたばっかりだ!」
サウスダコタ「それでもサポート役か?!大したもんだな!」
健「それ皮肉?!僕に皮肉 言った?!何でもかんでも僕のせいにするなよ!本当なら現場になんか出たくないのに!」
ホノルル「喧嘩してる場合じゃないってば!!」
ホーネット「建物内に兵士が1人も居ない事を考えると、恐らく あのドローンは警備用よ」
ヒューストン「感情なんてないから、問答無用で排除しようとしてくるでしょうね」
刹那「私が出る」
刹那は角から閃光手榴弾を投げ、眩い光でドローンの目であるカメラを一時的に無効化する。
角から飛び出すと、鞘から愛用してる刀
刹那「終わった、次が来ない内に行こう!」
フレッチャー「機械の塊を真っ二つにするなんて、刹那さんも凄いよね」
ジョンストン「鎮守府の知り合いって、何気にバケモノ揃いだもんね」
通路の床で、小さな火花を散らすドローンの残骸を横目で見ながら、アメリカ艦は刹那に感心しながらも走る。
その後ろから、次のドローンが追ってきていた。
*研究所X―03 独房*
独房の中心で、ダンテは天井を見上げていた。
戦艦と特殊部隊がアメリカ軍と戦闘する揺れで、パラパラと埃が落ちてくる。
ダンテ「迎えのタクシーが来たらしい。もう切るぞ」
五十鈴『えぇ、そちらも頑張ってちょうだい。話の続きは また今度』
川内『提督、またね!』
摩耶『鎮守府の皆を困らせるんじゃないぞ』
陸奥『提督、また話せる日を待ってるわ』
未来の陸奥達との通信を切り、ダンテは軽いストレッチを始める。
ダンテ「さーて・・・全員どこまで上手くやれてるか楽しみだな」
ストレッチが終わったダンテは電流が流れる鉄格子の前に立ち、ここから出る時を静かに待つのだった。
次回も宜しく お願い致します!