443話です!どうぞ!
アメリカ軍の襲撃を受けながらも、Devil May Cry鎮守府は人間だけで構成された部隊の迎撃・制圧に成功する。
しかし、海から来る艦娘で構成された部隊には苦戦を強いられていた。
そしてアメリカでは、ダンテ奪還に動いたアメリカ艦と
*廃墟 8月4日 21:01*
目的地は廃墟3階、エレベーターに乗る出入り口がある場所だが、廃墟に突入したサラトガ達は、追ってくる警備ドローンのせいで何度も足止めを喰らっていた。
刹那「健!警備ドローンを避けるルートとか無いわけ?!」
健「できるなら僕も そのルート選びたいけど、こいつらスキャンに引っ掛からないんだよね!出てきた奴 片っ端から倒して!倒して!!」
ホーネット「まだ2階よ!侵入してから時間 掛かり過ぎ!」
ホノルル「また来たー!!」
1階から2階に行くまでの間に、既に警備ドローンを100機以上は破壊している。それでも まだまだ警備ドローンが出てくる。
しかも2階では、1階の時よりも警備ドローンが1度に現れる数が増えており、これが足止めを喰らう原因にもなっていた。
健「そこ!そこに3階に行く階段があるから!」
ガンビア・ベイ「上がろう上がろう!」
警備ドローンを破壊しながら、サラトガ達は階段を駆け上がり3階へ。
3階に上がってからも、警備ドローンが1度に現れる数も更に増える。
警備ドローンを破壊しつつも、サラトガ達は死に物狂いに走り、遂にエレベーターの扉が見えた。
ノーザンプトン「私達 重巡で時間を稼ぎます!皆さんは行ってください!」
ヘレナ「2人だけで!?そんなのムリよ!」
ヒューストン「いいから行って!」
サラトガ達はエレベーターに乗り込むが、エレベーターを動かすにはカードキーが必要らしく、ただスイッチを押しただけでは動かない。
健「ここからが僕の本領発揮だ・・・!」
健はノートパソコンにコードの片方を繋げ、もう片方にはカードキーのような形の端子が付いていた。それはカードキーを用いたシステムにハッキングするためのツールだった。
健はエレベーターの端末にあるカードキーを通す場所にコードの端子を挿し込み、エレベーターのシステムを掌握するためハッキングを開始する。
エレベーターが動くまでの間、ノーザンプトンとヒューストンが迫り来る警備ドローンの大群に砲撃して食い止める。
ヒューストン「早く行って!」
ホノルル「健、まだなの!?」
健「もう少し、もう少しだから・・・!」
少しすると、健はコードを抜いてエレベーターのスイッチを押す。すると、エレベーターのドアが閉まり始めた。
サラトガ「2人共 気を付けて!」
ノーザンプトン「そちらも!」
ヒューストン「提督を取り戻したら、彼にも働かせて!」
刹那「そのつもりだから持ち堪えてて!」
完全にドアが閉まると、エレベーターは下へと向かった。
*研究所X―03*
地下階で扉が開くと、施設の警備からの攻撃に備えてサラトガ達は艤装や銃、刀を構えていた。だが、エレベーターの外には誰も居なかった。
健「・・・これって普通?」
刹那「あれだけ派手に動いて待ち伏せしてないなんて変だね」
ホノルル「罠って感じ」
トラップが仕掛けられてる可能性があるため、刹那は持っていたキーホルダーをエレベーターの外に投げる。キーホルダーは通路の床に落ち、何も起こりはしなかった。
ジョンストン「・・・・・・トラップ無い?」
刹那「・・・みたい、かな」
一先ずエレベーターから降りると、施設内の案内図があった。
サラトガ「かなり広いですね」
健「見た感じ、ダンテ提督が閉じ込められてるのは この辺りだろうね」
ホノルル「部屋が沢山 並んでる ここ?」
案内図には、幾つもの部屋があるように線が引かれ区切られている場所があるのだが、そこだけ何の部屋なのかは書かれていなかった。未来との通話でダンテが独房に入れられてると聞いていたので、健は それらしい場所の見当を付ける事ができた。
健「ダンテ提督は特殊な場所に閉じ込められてる。きっとコントロールルームで解錠できると思う」
フレッチャー「あの、提督が捕まったのなら、武器も押収されてますよね?提督に会う前に見付けた方がいいですよね?」
ホーネット「あら、うっかりしてたわ。よく気付いたわね」
ジョンストン「でも どこにあるんだろ?」
刹那「その答えなら簡単・・・ここに書かれてる武器庫。彼の武器は きっと ここにある」
サラトガ「では、3チームに分かれましょう」
サラトガ達はダンテの居る独房、コントロールルーム、武器庫に行って平行して動く事にし、全員 目的を達成したらエレベーターの前で合流する事にした。
独房にはサラトガとホーネット、イントレピット、ホノルルが向かい、コントロールルームにはガンビア・ベイ、ヘレナ、健、刹那が向かい、武器庫にはアトランタ、フレッチャー、ジョンストン、スキャンプが向かった。
警戒しながらも走ってコントロールルームに向かう中、健は ある不安が過り口を開く。
健「ここで僕ら死んだりしないよね?」
刹那「大丈夫、まだ死なない。ここではね」
健「そんなの分かんないじゃん」
刹那「私、人の未来の一部が視えるの。死ぬ未来が。健が死ぬのは視えなかった」
健「・・・へ、へ~・・・」
健は信じてないのか、どう反応したらいいか分からず微妙な表情を浮かべた。
それを察していた刹那は、どこか寂しそうな笑みを浮かべた。
刹那「信じなくてもいい。普通は誰も信じない」
刹那は そう言うが、健は刹那の言葉を信じたいと思った。以前なら信じなかっただろうが、今は信じようと思えるだけの理由があった。
健「・・・・・・ううん、信じるよ。僕は財団に来る前から、テロに巻き込まれたり・・・と言うか、テロに加担しちゃった事があるんだよね」
刹那「そうなの?」
健「まぁ、黒歴史ってやつ。それまではネットサーフィンしたりチャットしたり、PC関係で雇われたりしてた。だから悪魔とか深海棲艦って言われてもピンと来なかったし、自分とは無縁だと思ってた。まるで別世界の話みたいに」
だが自分が造った物が原因でテロが起き、その後は海軍で分析官として雇われ、今はオリーブ財団で働く事になり、現実離れした多くの事を その目で見て、経験した。
健「僕は面倒な事に関わりたくないから、現実を見ようとしていなかった。何かが起きてても、自分には関係ないと思って」
刹那「・・・・・・・・・」
健「自分の意思じゃなかったけど、そういうのに関わって考え方が変わった。この世界には、想像を越える現実離れした事が沢山あるって。ただ それを知らないだけで。そういう現実離れした事が沢山あるし、だから その・・・未来が視える人が居たっていいと思う。僕は信じるよ」
刹那「・・・ありがとう」
ヘレナ「(何この気まずい雰囲気・・・?)」
健と刹那だけで いい雰囲気になるため、ヘレナは微妙な顔をしながら黙々と走っていた。
しかし、ガンビア・ベイは違った。
ガンビア・ベイ「(これが日本で言う、
・・・・・・
*コントロールルーム 22:03*
コントロールルームに着くが、そこでも人の姿はなかった。
健は横に長い大きな操作端末の前まで行き、扉のロックなどを管理してるスイッチを探す。
その間、ガンビア・ベイとヘレナ、刹那は念のために警戒は怠らない。
健「・・・たぶん、これかな」
*独房*
独房では、相変わらず電流の流れる鉄格子の前にダンテが立っていた。
すると鉄格子が天井へと上がり、ダンテの前には扉1枚だけとなる。
ダンテ「やっと外に出られるな。ハァッ!」
蹴りを繰り出すと、扉が吹き飛び壁に めり込んだ。
独房の外の通路に出るが、その瞬間、研究所内で警報が鳴り響いた。
ダンテは慌てる事なく天井を見上げて警報音を聴いてると、どこからかガチャガチャと規則正しい音が近付いてくる。そちらを見ると、嘗てテイラー・コープが開発したテイラー・ドローンに似たロボットが、大量に押し寄せてきていた。
ダンテ「また機械の玩具か・・・」
ロボットの両腕にある機関砲から火が吹き、ダンテに向かって掃射してくる。
ダンテは壁走りなどを駆使し、弾丸を避けながら駆け抜けると、素手での戦闘に入りロボットを破壊していくのだった。
*武器庫*
武器庫に着いていたアトランタ達だったが、ダンテの武器を見付ける前に警報が鳴り慌てていた。
ジョンストン「誰か見付かった!?」
アトランタ「こっちも早く見付けて」
フレッチャー「あ、ありました!」
スキャンプ「あたいの方も見付けたよ」
ジョンストン「こっちも!」
アトランタ「あたしも」
「「「「・・・・・・え?」」」」
ダンテの武器を見付けたがバラバラに配置されており、魔剣ダンテにキングケルベロス、バルログ、エボニー&アイボリー、コヨーテ・A、Dr.ファウスト、カリーナ=アンⅡと ちょっと数があり面倒臭かった。
1番 大きいキャバリエーレは、ネロが
すると武器庫の外から、ガチャガチャと規則正しい音がしてきた。ジョンストンが通路に顔だけ出すと、大量のロボットが こちらに向かってきていた。
ジョンストン「何か来てるー!」
スキャンプ「来てるって何がだい?」
ジョンストン「何かヤバそうなロボット!」
アトランタ「急いで持って。急いで脱出」
アトランタ達はダンテの武器を抱え武器庫の外に出るが、ロボットが来てるのはアトランタ達が来たのと同じ通路だったため、エレベーターがある方に戻れない。
しかもロボットから機関砲が掃射され、アトランタ達は慌てて逃げるが、よく分からない方角に走ってるので皆と合流できるか不明だ。
*コントロールルーム*
刹那「マズい、警報が鳴った。健、皆と合流しよう」
健「いや でも、ここの情報 少しでも抜き取りたいかも」
刹那「言ってられない。艦娘の艤装 使うには、狭い通路での戦闘は避けたい」
健「・・・・・・分かった、行くよ」
ガンビア・ベイ達もコントロールルームから出ると、こちらでもガチャガチャと規則正しい音がし、大量のロボットが現れた。
健「テイラー・ドローン!?」
健は日本でテロが起きた時にテイラー・ドローンを見ていたため、それに よく似たロボットが現れ驚いた。
だが驚いてる暇はない。ロボットから機関砲が掃射され、ガンビア・ベイ達は通路を走って逃げるのだった。
*独房*
ダンテが居るはずの独房に やっと着いたサラトガ達だったが、そこにダンテの姿が無く、警報も鳴ってる事から焦った。
イントレピット「い、居ない!?」
ホノルル「もう何で勝手に動き回るの!?迷子になるじゃん!」
ホーネット「サラ、あれ」
サラトガ「これは・・・提督が?」
ホーネットが言う方には、破壊されたロボットの残骸が通路の奥まで転がっていた。
しかし、独房からロボットの残骸がある方は、地上階に上がるためのエレベーターがある方とは逆なのである。ダンテが適当に移動して そちらに行ってしまったのなら、また面倒な事になってしまった。
ホノルル「提督も無事に出られたみたいだし、あたし達はエレベーターに向かう?」
イントレピット「そういう訳にもいかないでしょ」
サラトガ「サラは提督を追い掛けようと思う」
ホーネット「私も賛成」
ホノルル「あ~ん、提督のバカー!!!」
賛成3、反対1でダンテを追う事になり、ホノルルは泣いた。
ただ幸いなのは、パン屑のヒントのようにロボットの残骸が落ちてるため、ダンテが どこに行ったのか探す上で迷う事はなさそうだった。
・・・・・・
ダンテの武器を抱えたアトランタ達はロボットに追われながら、まだ走っていた。
スキャンプ「こんな荷物 抱えながらじゃ戦えないね。まぁ あたいは潜水艦だから、そもそも陸じゃ戦えないから関係ないけど」
ジョンストン「他人事みたいに言わないでよ!」
アトランタ「はぁ、まだ追ってくる・・・怠い」
フレッチャー「あうっ・・・!」
機関砲の弾丸から逃れるために角を曲がろうとしたのだが、フレッチャーが誰かと ぶつかりアトランタ達も足を止める。見ると、それは自分達が探し求めていたダンテだった。
フレッチャー「提督ぅ~!」
ジョンストン「助けて!早く助けて!」
ダンテ「会って早々 騒がしいな。これも若さってやつなのかねぇ」
ジョンストン「言ってる場合じゃないから!」
ダンテ「何だ?」
スキャンプ「あっち見てみなよ」
言われた方を見るとロボットが迫ってきており、しかも機関砲まで掃射してきた。ダンテはアトランタ達を角に引っ張り込み、ギリギリで弾丸を回避する。
アトランタ「これあげる」
ダンテ「おっと、こいつらを探してたんだ。礼は言っとく」
アトランタ「
ダンテは角から飛び出し、ロボットに向かって魔剣ダンテを投げる。魔剣ダンテは回転しながら水平に飛んでいき、ロボットの腰を次々と切断していく。
更に そこに、ダンテが駆けながらエボニー&アイボリーを連射し、ロボットの切断された上半身に命中してバラバラにしていく。
角からアトランタ達が ひょっこり顔を出して見ていると、後ろからサラトガ達が合流した。
サラトガ「アトランタ!」
アトランタ「サラ・・・」
ホーネット「あなた達、提督を見なかった?」
スキャンプ「
サラトガ達も角から顔を出して見てみると、ダンテがロボットを粉砕しており、それも もう終わろうとしていた。
ダンテ「ったく、機械が相手だと物足りねぇな」
最後の1機を破壊しダンテがボヤいてると、サラトガ達が駆け寄ってきた。
サラトガ「提督!」
ダンテ「よう、サラ。お前さん達も来てたのか」
呑気な言葉を掛けてると、ダンテはホノルルに脛を蹴られた。
ダンテ「おい何だ?」
ホノルル「何だじゃないよ!勝手に どっか行くから、追い掛けるの大変だったんだからね!」
ダンテ「そりゃ悪かったな。散歩したい気分だったもんで」
ホノルル「ダメだ この提督、反省する気ない」
フレッチャー「あまり怒らないであげてください。お陰で私達は助けられたので」
ホーネット「こんな狭い場所じゃ、艤装を使うのもリスクがあるものね」
ホノルル「ムムム・・・じゃあ仕方ないか」
サラトガ「提督、地上に上がるエレベーターに向かいましょう。そこで━━」
ジョンストン「またロボット来た!」
スキャンプ「チッ、またかよ・・・!」
また どこからかロボットが大量に現れ、ダンテは破壊しようと動くのだが、ロボットは それまでとは違い、機関砲ではなくミサイル攻撃をしてきた。
ダンテ「走れ!」
ダンテ達はミサイルから逃げるように走り、ミサイルは壁や天井、床に出鱈目に当たり、天井が崩落して道が塞がった。これだから、艦娘も兵装が使いづらい。
ロボットが自ら道を塞いでくれたのなら時間が稼げるかと思ったが、瓦礫が吹き飛びロボットが再び姿を現した。
ダンテ「こりゃダメだな」
再びロボットがミサイル攻撃しながら迫り、このままでは生き埋めにされる恐れがあるため、ダンテ達は戦闘は避けて逃げる事にした。
ただ、また よく分からない方向へと走ってるため、エレベーターがある場所に戻れるかの心配はあった。
・・・・・・
ダンテ達はロボットの追跡を遣り過ごすため、適当な扉を開けて部屋の中に入った。
このまま気付かれず通り過ぎてくれないかと聞き耳を立てていると、ロボットの足音が遠ざかり艦娘達は安堵の溜め息を吐いた。
ホーネットが改めて部屋の方に顔を向けると、彼女は眉間に皺を寄せた。ダンテ達が入った部屋には、何かを研究するための設備が揃っていた。
ホーネット「ここ、何なの?」
サラトガ「何かの研究施設かしら?」
部屋を見渡しながら奥へ進んでいくと、その奥にある物を見てダンテは目を細め、艦娘達の顔が強張る。そこにあったのは水色の液体が入った大きなカプセルで、中には3メートル程の人型の怪物が入っていた。
スキャンプ「悪魔?それにしては・・・」
ジョンストン「何か怖いよ、これ・・・」
カプセルに入ってる怪物は人間と同じ肌の色をしてるのだが、指には長く鋭利な爪があり、体毛が無く鋭い歯が剥き出しになっており、眼球は瞳の色まで白1色で、人間と呼ぶには醜悪な見た目をしていた。
ダンテは この怪物を見て、未来世界で見た感染者に どことなく似ているような気がした。
ダンテ達は下手に触って面倒になる前に引き返そうとしたのだが、カプセルの中の怪物の身体が突然ビクンと動き、艦娘達は驚きから心臓が一瞬 止まる。
ダンテ「こんなタイミングで目覚めやがったか」
何が引き金となったのか不明だが、目覚めてしまった怪物はカプセルから出ようと、液体の中でガラスを殴り始めた。ガラスには罅が入り、怪物が何度も殴る事で罅が拡がっていく。
艦娘達は少しずつ後退るが、遂にはガラスが割れ、液体がダンテ達の足元にまで流れ出てくる。
怪物はカプセルから出て床に降り立ちダンテ達を見ると、いきなり殴り掛かってきた。ダンテは後ろに飛び退き、艦娘達が悲鳴を上げながら後ろに走って避ける。
ダンテ達を仕留め損なった怪物の拳は、その勢いのまま床を殴ると、床が砕け陥没した。
サラトガ「提督、こんな狭い場所では戦うのも避けるのも難しいです。一旦この施設の外に出ましょう。外ならアイオワ達も居ます」
ダンテ「なら、さっさと行くか」
話してると、怪物は その巨体を駆使して突進してきた。
ダンテ達が横にズレて避けると、怪物はタックルの姿勢のまま駆け抜け、扉を破壊しながら通路へと出た。
その騒音で、ロボットが気付き戻ってきた。
ロボットの大群は怪物を敵と判断したらしく、攻撃を仕掛ける。だか怪物には効いてないらしく、皮膚に傷1つ付いてなかった。
怪物はロボットを煩わしく思ったのか、雄叫びを上げながらロボットに襲い掛かり、ロボットを掴んでは その怪力で手足や頭を引き千切って暴れる。
ロボットと怪物が勝手に戦ってる隙に、ダンテ達は地上階に行くためのエレベーターがある場所に向かうのだった。
*オリーブ財団 ブリーフィングルーム*
その頃ステフはブリーフィングルームで、Devil May Cry鎮守府やダンテ奪還に向かったアメリカ艦が今どうなってるか把握するため、情報収集に勤しんでいた。
するとオリーブ財団の極秘回線に、ビデオ通話による着信が入った。
ステフが通話状態にして巨大モニターに映すと、Devil May Cry鎮守府とオリーブ財団を裏切った鹿島の顔が映った。
鹿島『お久し振りです、ブラウン本部長』
ステフ「鹿島・・・!?いったい何の用?どうやって この極秘回線に繋げたの?」
オリーブ財団は壊滅状態になった後、極秘回線も含めてシステムを一新し、別の物にしていた。だから今の極秘回線は鹿島も知らないはずなのだが・・・。
鹿島『今は無用な問答をしてる暇はありません。今、アメリカから盗まれた核兵器の在処を探してるのでしょう?』
ステフ「それを知ってるという事は、あなたやMr.Jの仕業ね」
鹿島『半分 正解で半分 不正解です。今回の事は、私も聞いてませんでした』
ステフ「それで・・・裏切り者の あなたが今更なにを話そうと言うの?」
鹿島『核兵器が今どこにあるか、教えて差し上げてもいいですよ。勿論、私の言葉を信じるなら、ですが』
ステフ「信用できる訳ないでしょ・・・!」
鹿島『そうですか。では この話はなかった事に』
鹿島は後腐れもなく通信を切ろうとしたが、それをステフは、直感で このまま切ってはマズい気がし、鹿島を止めた。
鹿島『・・・信用できないのでは?』
ステフ「えぇ、信用はできない。でも1つ聞かせて。どうして裏切った あなたが、私に その情報を教えようとするの?」
鹿島『今回の事に私は納得していません。ですが私では止められないので、あなた達を使う事にしたまでです』
ステフ「罠という事も考えられる」
鹿島『私の計算では、誰も核兵器を見付ける事はできないでしょう。私の言葉を信じなければ核兵器が使用され、Devil May Cry鎮守府に居る者が全員、蒸発する事になります』
ステフ「・・・・・・・・・」
鹿島『そちらも手詰まりなのでしょう?迷ってる暇は、ないですよ』
ステフ「・・・・・・分かった。どこにあるの?」
鹿島『核兵器は現在、Devil May Cry鎮守府へ━━』
鹿島が明かした核兵器の在処を聞き、その思いもしなかった場所にステフは驚愕するのだった。
次回も宜しく お願い致します!