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444話です!どうぞ!
廃墟の地下にある研究所X―03に侵入したサラトガとホーネット、イントレピット、ガンビア・ベイ、ホノルル、ヘレナ、アトランタ、フレッチャー、ジョンストン、スキャンプ、
サラトガ達は3手に分かれ、ダンテが入ってる特殊な独房のシステムを解除するためにコントロールルーム、ダンテの武器を探すため武器庫、そしてダンテ自身を確保するため独房へと向かった。
手違いもあったのだが、サラトガとホーネット、イントレピット、ホノルル、アトランタ、フレッチャー、ジョンストン、スキャンプはダンテと合流する事に成功する。
しかし そこに、テイラー・ドローンに似たロボットの大群が現れ、狭い通路でミサイル攻撃を仕掛けてきたため、生き埋めにされても困るのでダンテ達は逃走する。
ロボットを遣り過ごすために入った部屋には、何かの研究設備が揃っており、奥には人型の怪物が入ったカプセルがあった。
目覚めてしまった怪物はダンテ達に襲い掛かるが、ダンテ達を探して戻ってきたロボットが怪物を敵と認識し、戦闘が始まる。
その隙に、ダンテ達は地上階に上がるためのエレベーターがある場所に向かうのだった。
*研究所X―03 アメリカ時間 8月4日 23:27*
ダンテ達が通路を走ってると、正面に見えるエレベーターの前でガンビア・ベイとヘレナ、健、刹那が待っていた。
ヘレナ「皆!」
ガンビア・ベイ「良かった、みんな無事みたい!」
刹那「これでダンテ提督の確保もできた」
あとは脱出し、外のアイオワ達と合流して全員で撤退すれば、任務は完了と思っていたのだが・・・。
ジョンストン「早くエレベーターに乗って!!」
ホノルル「早くエレベーター!!」
どこか普通ではない様子のサラトガ達に健は嫌な予感がし、焦りながら何度もエレベーターのスイッチを押す。
エレベーターのドアが開いた瞬間、壁を突き抜け怪物が現れ、走っていたダンテが掴まれ壁に叩き付けられてしまう。
サラトガ「提督!?」
ダンテ「先に行け!ドアは閉めるなよ!」
サラトガ達は指示に従いエレベーターに向かって走り、ガンビア・ベイ達も先にエレベーターに乗り込み、ダンテが来るのを待つ。
ダンテは掴まれたままエボニー&アイボリーを抜き、怪物の顔面に連射して弾丸を撃ち込む。エボニー&アイボリーの威力に怪物は怯み、ダンテから手を離して後退る。
ダンテ「ドアを閉めろ!」
健が閉じるスイッチを押し、ドアが閉まり始める。ダンテは閉まりかけのドアの隙間に身体を通すように、ギリギリで乗り込んだ。
だがエレベーターが上昇する前に、怪物が力任せにエレベーターのドアを抉じ開ける。ダンテ達の目の前には、怪物の醜い顔が露になる。
エレベーターという逃げ場のない場所に追い込まれた形になり、サラトガ達は血の気が引いて息を呑むが、ダンテがコヨーテ・Aの銃口を向け、怪物の顔面に『チャージショット』を撃ち込んだ。
怪物は その威力に吹き飛び、手を離した事で再びドアが閉まり、エレベーターが上昇していく。
健「あいつ何だよ・・・?あんな化け物が居るなんて聞いてないよ!」
刹那「現実離れした事は何度も経験してるんでしょ?あんなのが居たって おかしくない」
健「いやアレは別!あんなのは受け入れられないって!」
サラトガ「提督、あの怪物は いったい・・・?」
ダンテ「まだ分からん。だが、仲良くはなれそうにないな」
ホノルル「仲良くなるとか、こっちから願い下げだよ・・・」
いま判ってるのは、あの怪物が悪魔ではないという事だ。ダンテは あの怪物から、悪魔特有の臭いを感じ取っていなかった。つまり、悪魔とは別の何かである。
*廃墟*
地上階3階のエレベーターの前で、警備ドローンと戦っていたノーザンプトンとヒューストンだったが、押し寄せる警備ドローンの大群の攻撃で吹き飛ばされ、エレベーターの外扉に叩き付けられ倒れてしまう。
艦娘は人間の兵器では傷も付かないはずだが、2人は被弾しており艤装まで解除されてしまっていた。
警備ドローンの機関砲の照準が、ノーザンプトンとヒューストンに狙いを定めるが、エレベーターのドアが開いた。
直後、高速連射する銃声が鳴り響き、全ての警備ドローンが粉砕される。
サラトガ「ノーザンプトン!ヒューストン!2人共しっかりして!」
ノーザンプトン「皆・・・戻ってきて良かった・・・」
ヒューストン「提督・・・遅いわよ・・・」
ダンテ「悪かった。動けるか?」
ノーザンプトン「ど、どうにか・・・」
ヒューストン「皆、気を付けて・・・ここの警備ドローン・・・艦娘の力を抑制する兵器を使ってる・・・」
ダンテ「・・・何だと?」
ダンテの知る限りでは、それは今では闇市でしか流通しておらず、表社会に出てきた物は全て押収され、廃棄されたはずだった。
この場所がアメリカ軍に関係する場所であるのは間違いなく、ここで そんな物が使われてるという事は、アメリカ軍は禁止されてる兵器を秘密裏に運用してるという事になる。
ダンテ「(ったく、どこもかしこも信用できねぇな)」
アメリカ軍全体での決定なのか、それとも軍内部の一部の一派が勝手に運用していたのかは不明だが、今後 手放しで信用するのは危険である。
一先ずノーザンプトンとヒューストンにはサラトガ達が肩を貸し、ダンテ達はアイオワ達と合流するため外に急ぐのだった。
・・・・・・
アイオワ達 戦艦とオリーブ財団の特殊部隊も、外でアメリカ軍兵士との戦闘を まだ続けていた。
命を奪う訳にもいかず砲撃を直撃させられないため、威嚇射撃で少々 吹き飛ばす程度ではあるのだが、兵士達は諦めが悪く徹底抗戦していた。
サラトガ「そこまでです!」
そこにダンテ達が現れ、兵士達は前後を挟まれる形で艦娘達に兵装を向けられる。
更にダンテが解放されてるのを見て、兵士達は やっと諦めたのか銃を地面に置き、両手を挙げて降伏した。
アイオワ「ダーリーーン!!」
アイオワが笑顔でブンブンと手を振り、それを見たダンテは呆れたような苦笑いを浮かべていた。
ダンテ「はぁ・・・どいつも こいつも元気な事で」
だが、再会を喜ぶには まだ早かった。地面が地中から吹き飛ぶように砕け、ダンテ達を追ってきていた怪物が また現れたのだ。
ダンテ達とアイオワ達の丁度 間に現れた怪物は、近くに居た兵士達を見ると身体から触手を出し、彼らを拘束して捕食し始めた。
サウスダコタ「おい、助けるぞ!」
ワシントン「待って!撃ったら兵士にも当たる」
サウスダコタ「じゃあ どうすると言うんだ?!」
撃てば兵士達を巻き込み、撃たなければ どの道 怪物に捕食されてしまう。
身動きが取れない中、ダンテが魔剣ダンテを手に駆け出す。
ダンテ「ここはレストランじゃないんだよ!」
斬り掛かるが、怪物の腕に受け止められてしまった。
それで諦める訳もなく、何度も何度も刃を繰り出すが、捕食が止められない。怪物はダンテの攻撃に対処しながら、平行して触手による捕食を続けていた。
振り下ろした魔剣ダンテの刀身を掴まれ、ダンテが投げ飛ばされる。ダンテは空中で身を翻して着地した。
ダンテ「チッ・・・!」
アイオワ「そんな・・・」
だが着地と同時に怪物の捕食が終わり、兵士達は全員 怪物の腹に収まってしまった。
艦娘達が助けられなかった事にショックを受けてると、怪物が身体を震わせる。そして身体がボコボコと膨張を始め、その姿を変えていく。
健「おい冗談じゃないぞ・・・何だよ これ・・・!?」
最終的に怪物は、黒く巨大なヒルのような姿になり、人型だった時の面影は消えてしまった。
こんなのを野放しにできないと考えに至り、艦娘達と特殊部隊は、巨大ヒルの怪物に砲撃と銃撃を開始する。
そしてダンテは、カリーナ=アンⅡから小型ミサイル『ヒステリック』を発射する。
巨大ヒルの怪物は攻撃を受けながら雄叫びを上げると、身体をモゾモゾと動かしながら爆走する。その巨体からは想像できなかったスピードに、艦娘達と特殊部隊の隊員達は顔を引き攣らせた。
巨大ヒルの怪物が突進してくるのを、全員が慌てて走って逃げる事で、どうにか踏み潰されずに済んだ。
サウスダコタ「提督を連れて帰るだけの話だっただろ!どうして巨大なヒルのモンスターが出てくるんだ?!ここはアマゾンの未開の地か!」
ホノルル「ヤッバい、また こっち来るよ!」
巨大ヒルが動きを止め、ダンテ達の方に反転しようとするが、反転するのは驚くほど動きが ゆっくりだった。
ダンテは その隙を逃さず、跳躍して魔剣ダンテで斬り掛かる。しかし巨大ヒルの怪物の表皮はスライムのように柔らかく、そして不思議な弾力があり、刃が入らず逆に弾かれてしまった。
ダンテは地面に着地するが・・・
サラトガ「提督!!」
ダンテ「あん?」
反転し終わった巨大ヒルの怪物が、もう避けられない距離まで突進してきていた。
ダンテは咄嗟にロイヤルガードスタイルになり、完全無敵の鎧『ドレッドノート』を身に纏う。しかし、そのまま押し潰された。
ジョンストン「うわぁあああああ!!!逃げろおおおおお!!!!」
巨大ヒルの怪物はダンテを踏み潰しながら爆走し、そのまま艦娘達へ突進していった。
ダンテ「あのデカブツの腹の感触・・・最悪だな」
『ドレッドノート』の お陰でダンテは無事だったが、鎧を身に纏っていてもブヨブヨした感触が伝わり、ダンテは嫌悪感で顔を引き攣らせていた。
『ドレッドノート』を解除したダンテは起き上がり、直進の時だけ早い巨大ヒルの怪物を見ながら、バルログを装備する。
艦娘達に避けられた事で反転した巨大ヒルの怪物は、またダンテに向かって爆走する。
ダンテは踊るような動作で『ヒートアップ』を始め、それが完了するとバルログが炎を纏い、イグニション状態となる。
そして間近に迫る巨大ヒルにダンテも自ら突進していき、炎を纏ったバルログで右ストレート『ヘヴィジョルト』を繰り出すと、巨大ヒルが動きを止めて雄叫びを上げた。
更にダンテは続けて、アッパー『フライドラゴン』も喰らわせる。
炎を纏ったバルログの攻撃が効いたのか、巨大ヒルの怪物は雄叫びを上げながら身体を震わせている。
短い時間ではあるが、巨大ヒルが炎を受けた部分の皮膚が灰色に変色し、硬質化してるのをダンテ達は見逃さなかった。
アイオワ「・・・もしかして、熱に弱い?」
ワシントン「そういえば私達の砲撃でも、あんな風に叫んでいたわね」
サウスダコタ「なら それなりの熱量のあるダメージを与えれば、あいつを倒せるという訳だな」
ダンテは炎を纏ったバルログでの攻撃を続けているが、それでも まだまだ巨大ヒルの怪物は元気そうだ。艦娘達の砲撃を加えても、今のままでは倒すのに どれだけ時間が掛かるか分かったものではない。
もっと大きな・・・巨大ヒルの怪物の全身を包む程の炎が出せれば・・・。
アイオワは辺りを見渡すと、1台のタンクローリーが目に付いた。そして迷う事なく、タンクローリーに向かって走る。
サウスダコタ「おい、どこに行く!?」
アイオワはタンクローリーに乗り込み、鍵を探す。あちこち見るが鍵が見当たらず、サンバイザーを下ろすと鍵が落ちてきた。
そしてエンジンを掛け、回り込んで巨大ヒルの怪物の正面から突っ込んでいく。
アイオワ「美味しいタンクローリーは いかがかしら?!」
アイオワは運転席から飛び降り、無人になったタンクローリーは そのまま、巨大ヒルの怪物の口に突っ込んだ。
巨大ヒルの怪物は鋭い牙で、タンクローリーのトラック部分を噛み潰していく。
そこにアイオワの砲撃を受けタンクローリーが爆発し、巨大ヒルの怪物は炎に包まれながら悲痛な雄叫びを轟かせる。
ダンテ「タンクローリーが最後の晩餐になっちまったな!」
棍棒形態のキングケルベロスを手にダンテは跳躍し、炎を纏ったキングケルベロスで巨大ヒルの怪物の頭頂部を貫き、引き抜きながら跳躍して離れた。
巨大ヒルの怪物は、燃え盛る炎の中で沈黙した。
倒したと思い、艦娘達や特殊部隊の隊員達は笑みを見せるのだが、周囲に強烈で不快な悪臭が充満した。
ジョンストン「息・・・息できない・・・!」
ガンビア・ベイ「気分悪い・・・あっ、ムリ・・・気持ち悪い・・・」
焦げ臭い悪臭に混じって、腐敗臭までしてるのだ。息を止めても感じ取れる程の強烈な悪臭に、艦娘達と特殊部隊の隊員達は体調が悪くなり、立ってられなくなる。
この場に居る誰よりも鼻が敏感なダンテは、物凄い形相で巨大ヒルの怪物だった物を睨んでいた。
その巨大ヒルの怪物の亡骸は、炎に焼かれながら中途半端にドロドロと溶けていた。
このまま悪臭が充満する場所に留まるのは身の危険を感じるため、ダンテ達は一先ず ここから離れるのだった。
・・・・・・
廃墟から離れ、艦娘達はオリーブ財団に居るステフに、ダンテ奪還に成功した報告を入れた。
それは労ってもらったのだが、ステフから返ってきた話は いいものではなかった。
ステフ『Devil May Cry鎮守府に、核兵器が使われようとしてる』
ダンテ「だろうな。連中、俺を ここに足止めして鎮守府の全員を殺す気だ」
ステフ『それだけじゃない。今Devil May Cry鎮守府に侵攻してるアメリカ軍も巻き込むつもりなの』
ワシントン「・・・巻き込む?」
ダンテ「どういう事だ?」
ステフ『・・・鹿島が連絡を寄越したの』
今回の事に鹿島は不本意であり、この事態を阻止するため情報を流してきたと先に説明してから、核兵器が現在どこにあるのかの説明を始めた。
艦娘は艦艇だった頃、船体も兵装も人間を遥かに越える大きさを誇っていた。それこそ戦艦であれば、2千人を越える乗組員を乗せていた程に。
艦娘として生まれ変わり人の姿を手に入れた今、艤装も それに合わせ、人間サイズの艦娘が背負えるだけの大きさに小さくなっている。
今でこそ艦娘は建造で、兵装は開発によって生み出す事ができる。その技術を応用し、盗まれた核兵器も小さくなり、艦娘の艤装でも使えるようにされてるとの事だった。
Devil May Cry鎮守府の艦娘達は、運び込まれた核兵器が大きい物だと考えていたが、そもそもの前提が間違っていた訳だ。
“私の計算では、誰も核兵器を見付ける事はできないでしょう”
そして鹿島が誰にも見付けられないと言った理由は、現在Devil May Cry鎮守府に侵攻中の艦娘が自身に積んでいるからだ。まさか誰も、そんな場所にあるとは思うまい。見付からないのも当然である。
アイオワ「待ってよ!軍は そんな作戦の決行を許可したって言うの!?」
ステフ『軍は何も知らされてない。まさか盗まれた核兵器が、最初から自分達の手にあるなんて思ってないの』
ホーネット「それに鹿島の言う事なんて信用できないわね」
ステフ『信用できないのは私も同じよ。けど圧倒的に情報がなく時間もない状況では、選択肢がないの。嫌でも信じてみるしかない』
アメリカ軍の艦隊が核の砲弾を使わなかったとしても、Devil May Cry鎮守府の艦娘の反撃で爆発を誘発させる可能性だってある。このまま放っておけば、再び日本は核の脅威に苦しむ事になる。
日本が広島・長崎に核を落とされ、第二次世界大戦は終結した。
当時の核兵器を開発した科学者や投下したパイロットは後悔に苦しみ、核の使用を押し進めた者以外の多くの者も、あれは正しかったのだろうかと疑問を抱く者は居た。
サラトガは当時、終戦後まで生き残った古参の空母であり、彼女も あれが正しかったとは思えない1人だった。だからこそ、黙ってはいられなかった。
サラトガ「世界大戦でアメリカが核を使ったのは間違いでした。あんなのを繰り返す訳にはいきません。どうにか止める方法はないのでしょうか?」
ステフ『Devil May Cry鎮守府との通信を試みたけど、どの通信手段を使っても連絡が取れないの。私達では もう止める事は・・・』
アメリカから日本へは距離がある。直接 出向いても今からでは、時間が掛かり過ぎてしまう。
最悪のシナリオを止められないと知り、艦娘達は全員 口を閉ざしてしまう。
だが、まだ諦めてない者が居た。
ダンテ「まだだ。まだ止められる」
ステフ『止めたいのは私も一緒よ。けど どう足掻いても━━』
ダンテ「おいおい、俺が悪魔だってこと忘れちまったか?人間の“当たり前”を俺に押し付けるなよ。人間にできないなら、悪魔の出番だよな?」
ステフ『ダンテ提督・・・あなた まさか!?』
アイオワ「・・・1人で行くのね?」
ダンテ「ここまで来てもらって悪いが、先に帰らせてもらうぜ」
アイオワ「ううん、大丈夫。気を付けてね・・・」
ダンテ「じゃあな」
ダンテは真魔人となり飛翔すると、あっという間に空の彼方へと消えていった。
残された艦娘達や健、刹那は、心配そうに真魔人ダンテが飛び去った空の彼方を見詰めるのだった。
・・・・・・
*鎮守府近海 日本時間8月5日 15:28*
Devil May Cry鎮守府を殲滅しようとするアメリカ軍の艦隊との戦闘は、未だに続いていた。
戦艦と重巡が夜通し戦闘して被弾したため、今は空母と水母、航巡、軽巡、駆逐艦、潜水艦が交代してアメリカ軍を食い止め、耐え忍んでいた。
瑞鶴「いい加減にしなさいよ!私達は関係ないって言ってるでしょ!」
メリーランド「テロリストの言う事など信用する訳ないでしょ!」
瑞鶴「あんのパツキン艦娘・・・!アウトレンジで沈めてやろうかしらねぇ!」
翔鶴「瑞鶴!轟沈させては駄目だと言われてるでしょ!?」
瑞鶴「~~~っ!何で いつも いつも、私達Devil May Cry鎮守府だけ損な役回りなのよ?!」
アメリカ軍の艦隊は聞く耳を持たず、最早 説得は不可能に近い状況だった。
いつまでも戦闘が終わらない中、メリーランドが痺れを切らした。
メリーランド「テロリストの分際で、往生際が悪いのよ!こっちには、あなた達を殲滅するための新兵器がある!それで終わらせてあげるわ!」
白露「新兵器!?」
飛龍「それって いったい・・・!?」
アメリカ軍の戦艦と重巡は、新兵器という砲弾を装填して照準を向け、Devil May Cry鎮守府の艦娘達は何が使われるのかと身構える。
だが その新兵器が撃たれるより早く、紅い光が飛来して両者の間の海面に着水し、大きな水柱が上がる。それにより両者は驚き、動きを止めた。
メリーランド「な、何!?」
吹雪「もしかして・・・」
水飛沫の中から姿を現したのは、ダンテだった。
ダンテが現れた事でDevil May Cry鎮守府の艦娘達は笑顔を見せ、アメリカ軍の艦娘達は深海棲艦すら倒せるという噂の提督が現れ、顔を強張らせるのだった。
メリーランド「ま、まさか、あれが噂の・・・」
ダンテ「鎮守府が無事なのを見ると、どうやら間に合ったみてぇだな。さて これは・・・どう収拾を付けるべきだ?なぁ、アメリカ軍の お嬢ちゃん達」
メリーランド「っ・・・!?」
次回も宜しく お願い致します!