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453話です!どうぞ!
旧い教会に潜伏するウォントを粛清しようと動くエリシオンの騎士達を止めるため、ネロと五十鈴、明石、ニコ、
途中にある洞窟トンネルや教会周辺の感染者は騎士達の手によって駆逐され、教会にも火の手が上がっていたのだか、ネロ達が着いた時には騎士達の姿は無かった。
ネロと五十鈴が2人だけで燃え盛る教会に突入すると、そこには呆然と立ち尽くすウォントが居た。
しかしウォントは、救おうとしていた感染者の餌食となり、共に炎に包まれ最後を迎えてしまった。
どういうつもりなのかジェミールに問い質すため、城塞都市エリシオンに戻るネロ達だったが、どういう訳か町からは火の手が上がっていた。
壁に囲まれた町の中は、大量の感染者が溢れ凄惨な光景が広がっていた。
ネロは感染者の殲滅、五十鈴と健はジェミールを探し、明石とニコは住民の避難に奔走するのだった。
城塞都市エリシオン 研究所*8月15日 16:36*
ジェミールを探し研究所に辿り着いた五十鈴と健が中に入ると、部屋は あちこちに血痕が飛び散り滅茶苦茶になっていた。
設置されていたカプセルのガラスも割れており、研究サンプルとして中に保管されていた感染者の姿も無く空になっていた。
警戒しながら部屋の奥に移動していくと、床に数名のエリシオンの研究者が倒れていた。殆んどは息絶えていたが、1人だけ まだ息のある者が居た。
五十鈴「しっかり!何があったの!?」
研究者「・・・ミール・・・」
五十鈴「何?」
研究者「ジェ・・・ミール様が・・・」
途切れ途切れではあったが、研究者が言うには町の方から騒音が聴こえた後、ジェミールが来てカプセルに保管していた感染者を解放しようとしたらしい。
当然それは危険な行為であるため、研究者達はジェミールを止めたそうなのだが、ジェミールは聞く耳を持たず遂には感染者を解放してしまった。
抑制から解き放たれ狂暴性を取り戻した感染者は、すぐに研究者達に襲い掛かった。研究者達は為す術もなく、1人残らず餌食となり、ジェミールは それを横目に見ながら黙って立ち去った。
それらを伝えると、まだ息のあった研究者も絶命してしまった。結局、ジェミールの居場所は不明のままだ。
健は研究所のサーバーにハッキングを開始した。
五十鈴「何やってるの?」
健「こんな訳の分からない状況で生き残るには、情報が必要不可欠だ。何が起きてるか、残ってるデータからヒントが得られるかも」
五十鈴「急いで。こんな所に長居できない」
ハッキングでセキュリティを突破し、保存されてるデータにアクセスしていく。全て感染者に関する記録ではあるが、どれも既に こちらでも把握してる事ばかりが記されていた。
健「これも違う・・・これも違う・・・違う・・・・・・何だ これ?」
流しながらファイルを見ていたが、1つだけ厳重にロックが掛けられ閲覧できないファイルがあった。
健は更にハッキングを続け、ファイルのロックも解除する。
そこに記されていたものを見て、健は驚愕して目を見開いた。
健「何だよ これ・・・?」
五十鈴「何?」
そのファイルはジェミール個人が記録した研究データだったのだが、勿論 感染者に関するデータではあるが、それまで目を通したものとは内容が異なっていた。それまでのデータは感染者へと変貌するメカニズムから対処法を見出だしワクチンを作ろうとする内容だったが、これには全人類を感染者にする計画と、感染者に変貌しても人間の意識を残す方法の研究が記されていた。
下へスクロールしていくと、完成品とされるウイルスが入った容器の写真が出てきた。これを使えば、感染者になっても人の意識を残せるとある。
しかもジェミールの計画には、この完成品のウイルスが要となっていた。
健「あいつ、神になろうとしてるんだ。これまでの感染者を見る限り、人の意識なんて残ってない。全人類を感染者に変えて、そんな中で1人だけ化け物になりながらも知能が残ってたら・・・」
五十鈴「世界で唯一の支配者になれる」
健「そう。他の感染者は奴隷で、その頂点の神になれる。あいつ、この改良されたウイルスを自分に打つ気なんだ。ジェミールを止めないとマズい」
五十鈴「ここには居ない。一旦ネロ達と合流しましょ」
五十鈴と健は研究所から出ようと動くのだが、すぐに その足が止まった。床に転がる研究者の死体が、全て起き上がったのだ。
健「あー・・・これマズいよね・・・?これマズいよ。こういうのゾンビ映画じゃ、いい展開にはならない・・・」
五十鈴「じゃあ諦める?悪いけど、私は すぐ死ぬ噛ませ犬になるつもりはないのよね」
健「僕も、この状況ではハッピーエンドが好ましいかな・・・」
五十鈴「なら銃を抜きなさい。行くわよ!」
感染者が襲い掛かろうと迫る瞬間、五十鈴は近くにあった椅子を投げて当てると、感染者を怯ませる。
反対側から迫る感染者には健が銃弾を撃ち込むが、命中したのが胸で倒れた感染者が また起き上がる。
五十鈴「頭を狙うのよ!」
健と位置を入れ替わる五十鈴は艤装を展開し、機銃を撃って頭など関係なく感染者の身体をバラバラにする。
健は言われた通り頭を狙い命中させ、2人で迫る感染者を接近させまいと奮闘する。
研究所内の感染者を一掃すると、研究所の あちこちから火花が散り、何かに引火して爆発まで起きる。
五十鈴「もう ここは持ちそうにないわね!脱出するわよ!」
健「真面目に射撃訓練してて良かった!」
立て続けに起きる爆発を背に、五十鈴と健は急いで外に通じる出口へと急いだ。
*町*
町では まだ、ネロが感染者の駆逐を続けていた。
そこに、五十鈴と健からの無線が入った。
五十鈴『みんな聞こえる?』
明石『聞こえる』
ネロ「こっちは忙しい!」
五十鈴『ジェミールは見付けられなかったんだけど、もっと大変な事になるかも』
ニコ『おい、今の この状況よりも大変な事なんてあるか?』
健『聞いて。これまでの感染者は、未完成のウイルスに感染してたんだ。既に完成品のウイルスがあって、ジェミールの奴、それで神にでもなるつもりなんだよ!』
ネロ「よく分かんないぞ!どういう事だ?!」
五十鈴『つまり━━』
説明を引き継いだ五十鈴から、ジェミールの全人類を感染者に変える計画と、改良された完成品のウイルスを打てば、感染者になっても人の意識を残す事ができる事を聞く。
五十鈴『全人類が感染者になれば、地上を徘徊するだけの無意味な木偶の坊だけど、ジェミールは自分も感染者になりながら、人の意識を残して唯一の支配者になるつもりなの。ジェミールを止めないと、エリシオンだけじゃない、世界中が ここと同じ事になるの』
ジェミールがやろうとしてる全容を聞かされたネロ達は絶句し、言葉を失った。
その時、ネロは視界の端で神父のような格好をした者が居る事に気付き、そちらを見て しっかりと視界に捉えると、ジェミールがネロを見ていた。
ネロ「ジェミール・・・!」
ジェミールは何のアクションも起こす事なく その場から立ち去り、ネロが追い掛けようとしたが、新たな感染者が迫り足止めを喰らう。
ネロ「(あっちは城門がある方角か・・・!)ジェミールを見付けた!」
五十鈴『どこ!?』
ネロ「町の外に向かってる!」
五十鈴『追い掛ける!』
ニコ『お前ら どこに居るんだ?途中で拾ってやる』
ネロ「俺はゾンビ片付けてから行く!先に行け!」
・・・・・・
*森 17:48*
合流した五十鈴と明石、ニコ、健はバンに乗り、森の中を走っていた。
健「あいつ どこ行ったんだよ?こんな森の中で見付けるなんて一筋縄じゃない」
明石「まだ そう遠くには行ってないはずだけど・・・」
ニコ「見失う前は こっちの方角に向かってたはずなんだがな・・・・・・クソッ!」
突然、目の前にジェミールが現れた。
危うく轢きそうになり、ニコが咄嗟にハンドルを切ると、木に ぶつかって止まった。
全員 痛む頭を押さえながら無事を確認すると、ニコ以外はバンから降りてジェミールと相対する。
五十鈴「ジェミール、ウイルスを渡しなさい」
ジェミール「何の事ですかな?」
健「隠しても無駄だよ。鍵付きのファイルを見た。あなたがやろうとしてる事は知ってる」
明石「あなたの負けです」
ジェミール「・・・まったく、とんだ期待外れだ」
五十鈴「・・・それは、往生際の悪さから来る強がりかしら?」
ジェミール「いやいや、本心だよ。君達なら私の計画に利用できると思っていたんだが・・・思ったより役には立たなかったのでね」
明石「・・・どうして・・・どうしてですか?どうして町から追放したウォントさんを殺すような事を!」
ジェミール「全てはウォントが招いた事だ。親友だからと情けを掛けてやったのに、私の邪魔をしようとしたからだ!」
ジェミールはエリシオンの重鎮を味方に付け、教皇の座に就いた。これにより城塞都市エリシオンでの権力が、全てジェミールに集中する事になる。それはジェミールがやろうとしてる計画の足掛かりであり、計画の第1歩だった。
エリシオンの教義━━邪な精神を浄化し、人が より高みへと行けるよう進化を目指す。ジェミール自身は、今でも その教義に従い動いていた。
ある日ジェミールは、研究から城塞都市エリシオンの周辺にのみ咲く花に、人を別の存在に変える効力がある事を突き止めた。
森に迷い込んだ外界の人間を拉致し、花から作り出したウイルスで人体実験して生まれたのが、感染者の始まりだった。
ジェミール「私は感動した。なんと美しいのかと」
健「美しいって・・・あのゾンビがかよ!?」
ジェミール「感染者となった者は人間の意識が消え去り、人を陥れようとする考えや、人の不幸を嘲笑う事も、いや・・・悪意そのものすら持たない無垢な状態になる。これこそ、エリシオンが目指す進化の到達点だ!これを“美しい”と言わず何とする?」
五十鈴「狂ってる・・・!」
だが、ジェミールの計画の全てをウォントに知られた。
ウォントも目指すものは一緒であったが、ジェミールがやろうとしてる計画と方法には反対だった。
そして裏で、ウォントが計画を邪魔しようとしてる事をジェミールは知る。
城塞都市エリシオンでは大罪人を処刑する事も珍しくはなく、教皇であるジェミールには それを命じる事もできたが、親友でもあったためチャンスを与えようと情けを掛け、追放するだけに留まった。
ジェミール「そのまま何も見なかった事にし、どこへなりとも行って自由に暮らせば良かったものを・・・諦めの悪いウォントは この地に留まり、私の計画の邪魔を続けようとした」
それを知りながら すぐにウォントを粛清しようとしなかったのは、体裁が悪かったからだ。追放した直後で唐突に やっぱり処刑しますでは、何をやってるんだと住民からの信用が揺らいでしまう。
そこでジェミールは考え、自身の計画とウォントを消す2つの目的を、同時に達成する方法を思い付いた。
ジェミールは密かに、研究所に保管していた感染者とは別の感染者を、実験を兼ねて城塞都市エリシオンの外に少しずつ解き放った。これにより、ある3つの目的が進められる。
1つは、実地試験で環境などにより、感染が どれだけ拡がるかシミュレーションできる。
2つ、感染者の被害、或いは最低でも目撃者が居れば噂が広まり、外界の政府関連の組織が動く。
3つ、噂の元凶がウォントであるかのように仕向け、動いた政府関連の組織が彼を逮捕、若しくは暗殺してくれれば、自分の計画を邪魔する者は居なくなり、動かずとも問題を排除できる。
しかし、2つ目以外は頓挫してしてしまった。城塞都市エリシオンの外に解き放った感染者は、ウォントの手によって狂暴性を抑制され、思ったようなデータは取れなかった。
派遣されたネロ達はウォントと接触しながら何もせず、それだけでなくエリシオンにも疑いの目を向けてきた。
だが念のために保険として、城塞都市エリシオンでも感染者の被害はウォントの仕業であるという認識を定着させていたため、それを理由にエリシオンの騎士達を動かす事ができ、ウォントの排除には成功した。
ジェミール「君達がウォントを殺していてくれれば、余計な手間を取らずに済んだんだ」
明石「自分にとっての邪魔者を消すために、私達を利用しようとしたんですか?!」
ニコ「なんて野郎だ・・・」
健「これまでの経緯は理解できたよ。けど、まだ1つ分からない事がある」
ジェミール「どうせ君達も、私の実験の肥やしになるんだ。冥土の土産に教えてやろう」
健「どうして町の中で感染者を解き放った?あそこに居る人達は、あんたが治める町の住民達だろ!」
ジェミール「ふはははははっ!そんな事か!ここまで聞いておいて まだ理解できてないとは。あれは町ではない。私にとっては実験のための箱庭だよ」
城塞都市エリシオンは、元々の目的としては宗教団体エリシオンの信徒が、迫害を受けず暮らせる場所を得るために建設された。そこに、ジェミールは目を付けた。
町を囲む壁は本来、外敵の侵入を阻止するためのものだが、外界との接触を極力 避ける住民達は、教皇となったジェミールからすれば実験用のネズミであり、壁はネズミを閉じ込める檻として使えた。
ジェミールの最終目的は全人類を感染者に変える事であり、計画の中では住民も例外ではない。
同時に感染のデータも取れるため、今の城塞都市エリシオンは言わば、町全体が実験場でもあったのだ。
ジェミール「信徒達も本望だろう。美しき無垢なる存在になり、エリシオンの教義、人の進化に到達できたのだからなぁ!だが そのままではダメだ。彼らには統率者が必要だ。私が その、統率者となり、この世界をコントロールする!」
もう これ以上ジェミールの話を聞きたくない健は、銃を抜き躊躇う事なく銃口を向けた。
ジェミール「統率者たる私を撃つのか?」
明石「健君・・・」
健「撃てるさ。僕は もう、以前のようなブラックリストに載るハッカーのガキじゃない。僕だって、オリーブ財団のメンバーなんだ・・・!」
ジェミール「進化を拒む愚か者共め!!貴様らのような者が━━」
喋ってる途中で銃声がなり、健の持つ銃から発射された弾がジェミールの胸に命中し、ジェミールが仰向けに倒れた。
これで残る問題は、感染者を根絶やしにするだけだと健はホッと息を吐き出し、五十鈴達も諸悪の根源であるジェミールの呆気ない幕引きに沈黙してると、倒れたジェミールが立ち上がった。
健「おい、何で生きてるんだよ・・・!?」
ジェミール「残念だったな。私は既に、自らの身体にウイルスを投与し、進化してるのだよ」
五十鈴「完成品のウイルス・・・!」
明石「ジェミールも感染してたんだ・・・」
それを証明するかのようにジェミールの肌は青白く、片目の瞳も白く濁り、顔には血管と思われる黒い筋が浮き出ていた。
ジェミールが感染者になってるならば、頭を狙えば殺せると判断した健が再び銃口を向けるが、まだ駆逐されていなかった森を彷徨う感染者が、さっきの銃声に引き寄せられたのか集まってきた。
襲われても対処できるように、五十鈴と明石は艤装を展開し、健も いつでも撃てるように銃口を向け、ニコは急いで運転席の窓を閉めた。
ジェミール「見せてやろう。唯一の統率者の進化を!!」
ジェミールが高らかに叫ぶと、周囲に集まった感染者は五十鈴達を無視し、ジェミールの方へと向かっていく。
感染者の統率の取れた行動に五十鈴達は驚きつつも警戒してると、ジェミールが感染者の群れに呑まれ姿が見えなくなった。
結局は感染者の餌食になったのかと思ったのも束の間、感染者の群れの中心で肉塊が膨れ上がり、五十鈴達からも その一部が見えるようになった。
肉塊は更に膨れ上がり、感染者の数が減っていくと何が起きてるのかが見えるようになった。肉塊が、感染者を取り込みながら巨大化していたのだ。
そして肉塊はブヨブヨと揺れながら形を変え、ジェミールの顔の面影がある頭と、短いが大きな手足が生え、身体中の表面には取り込んだ感染者の顔が浮き、肥満体型の怪物が生まれた。
ジェミール『見よ、これが進化した統率者の姿だ!』
健「ジェミールの声!?あのデブいのジェミールかよ!?」
怪物の身体中にある顔の口からジェミールの声がし驚いたが、自身も感染者となり他の有象無象の感染者を取り込み怪物になりながら、研究所にあったデータ通りジェミールの意識を残していたのも驚きであった。
五十鈴「随分とブサイクな支配者様の爆誕ね・・・」
唯一の支配者と言うからには、さぞかし神々しい姿にでもなるのだろうと勝手に想像していたのだが、4メートル級の身長がある巨体を誇る裸のデブが、短い足を伸ばして地面にペタンと座る姿を見てリアクションに困る。
たが、五十鈴達には勝てる自信があった。ジェミールが どんな姿の怪物になろうとも、感染者であるならば弱点は同じはず。狙うは頭だ。
これ以上 馬鹿げた事に付き合うつもりはないため、先手必勝とばかりに五十鈴が砲撃する。撃ち出された砲弾はジェミールの顔面に命中した。
倒せたか様子を見てると、爆発で発生した煙が晴れ、ジェミールの頭部が消し飛んでいた。
楽勝だったと五十鈴が勝ち誇った笑みを浮かべたが、次の瞬間、ジェミールの頭部が再生して また生えた。
ジェミール『それで私を殺せると思ったのか?』
五十鈴「なっ、ちょっと!何で死なないのよ!?」
健「感染者はゾンビと同じで、脳を破壊すれば死ぬはずだろ!?」
ジェミール『目論見が外れて残念だったな。私の身体は再構築され、人間だった時の臓器の位置も変わっている。私の脳は、
ニコ「(おいおい、なんつうデタラメな奴だ・・・)」
ジェミールは頭部の口を開くと、緑色の液体を吐き出した。五十鈴と明石、健は走って回避し、ニコはバンをバックさせて後ろに下がる。
外れた緑色の液体が地面に落ちると、ジュウジュウと音を鳴らしながら蒸気が上がった。
明石「酸!?私達を溶かすつもり!?」
五十鈴「溶かされて堪るもんですか!」
脳が頭に無く別の場所にあるならと、ジェミールの身体に砲撃する。ジェミールは肥満体型であるが故か、身体が重く動けないのか避けようともしない。
そして腹に命中した砲弾は爆ぜる事なく めり込むと、分厚い脂肪に弾き返された。
五十鈴「マッズいっ・・・!」
明石「危ない!」
跳ね返った砲弾が五十鈴達の方に戻り、直撃せずとも地面に着弾した爆発で吹き飛ばされる。
明石「健君、大丈夫!?」
健「うぅ・・・僕の足、まだあるよね?」
明石「大丈夫、それより立って!」
ジェミール『また撃ってみるがいい。次は倒せるかもしれんぞ。私の脳の位置が判ればだがな』
弱点となる脳の位置が判らなければ、ジェミールを倒すのは難しいだろう。身体全体を消し飛ばせれば位置など関係ないだろうが、今の五十鈴達に そんな兵器は無い。
しかも位置が判ったとしても、今のジェミールは肉の塊のようなものであるため、攻撃しても分厚い肉に阻まれ脳まで届かないだろう。
五十鈴達は、この怪物を止める事ができるのだろうか?
倒す方法を見付けなくては・・・!
次回も宜しく お願い致します!