Devil May Cry鎮守府   作:しゅんしゅん@よし

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501話です!どうぞ!


Mission501 不審者〜あきつ丸は どこへ?〜

*Devil May Cry鎮守府 居酒屋《鳳翔》11月29日 10:45*

 

この日、大将が鳳翔を訪ねに鎮守府に来た。

何やら話があるとの事で、鳳翔は自分の店に招き、そこで話を聞く事にした。

 

鳳翔「どうしたんですか?改まって」

 

大将「実はな、海軍を辞めようと思って・・・それで、お前には一言 伝えておこうと思ったのだ」

 

鳳翔「また急に・・・どうしたんです?」

 

大将「うむ・・・俺も いい歳になった。孫にも恵まれた。そろそろ老兵は退いて、後の者達に任せようと思ってな」

 

鳳翔「なるほど・・・理由は分かりました。それにしても、あんなに小さかった坊やが孫ですか。感慨深いですね」

 

大将「“坊や”と呼ぶのは やめろ」

 

鳳翔「私からすれば、あなたは いつまでも坊やですよ。親とは そういうものです」

 

大将「見た目は お前の方が ずっと若く見えるがな」

 

鳳翔「生きてる年数では あなたより上ですけどね」

 

大将「・・・・・・年齢の話は気まずいな」

 

鳳翔「デリカシーのない息子に育ったものです」

 

大将「親代わりだがな」

 

鳳翔「日本男児のくせに細かい事を気にしますね」

 

大将「全部 俺が悪い事にされる」

 

鳳翔「ふふっ」

 

親代わりではあるが、親子としての、ほのぼのとした会話が流れていた。

そこで大将は、いつ最後になってもいいようにと、大本営からDevil May Cry鎮守府に着任した、大和型と あきつ丸にも挨拶をしておきたいと申し出た。

それを拒否する理由は鳳翔にはないので、快く3人を呼んでこようと席を立ったのだが・・・

 

鳳翔「・・・ん?あきつ丸さん・・・?」

 

あきつ丸の事で1つ疑問が浮かび、動きを止めた。

そういえば、しばらく あきつ丸を見てない気がする。最後に見たのは いつだっただろう?

 

鳳翔「(・・・・・・あれ?)」

 

思い出せない・・・。

 

大将「・・・どうした?」

 

鳳翔の様子に、大将も訝しげな表情で彼女を見る。

鳳翔は大将を連れて店から出ると、鎮守府の皆を召集して緊急会議を開くのだった。

 

 

・・・・・・

 

*会議室 11:34*

 

鳳翔に呼ばれ、鎮守府の面々が集まったのだが・・・

 

天龍「イダダダダダダダッ!!」

 

瑞鶴「ちょっと押さないでよ狭いんだって・・・!」

 

陽炎「言うほど会議室 広くないって・・・!全員で入るの無理ぃ〜っ・・・!」

 

日本艦の艦娘だけで、以前から既に200人は超えている。海外艦や海防艦も着任したので、下手をすれば300人近くは居るかもしれない。そのため、以前よりも会議室がギュウギュウになっていた。

皆が押し合い圧し合い踏んだり蹴ったりな中、今回 召集を掛けた鳳翔は淡々と会議の進行に入った。

 

鳳翔「皆さんに集まってもらったのは、あきつ丸さんの事です」

 

蒼龍「あきつ丸?あきつ丸が どうかしたんですか?」

 

鳳翔「しばらく彼女を見てない気がするんですが、どこに居ますか?」

 

摩耶「おーい、あきつ丸ー?」

 

一先ず あきつ丸を呼んでみるが、返事はない。召集が掛かっても会議室には来ていないようだ。

 

武蔵「あいつ どこ行った?」

 

ネロ「最後に見たの いつだ?」

 

ダンテ「今月 見た奴」

 

『・・・・・・・・・』

 

誰も何も言わない。という事は、11月には もう居なかった事になる。

 

ダンテ「先月 見た奴」

 

『・・・・・・・・・』

 

10月も ずっと居なかった事になる。どうなってるんだ?

 

大和「確か・・・深海運河 最終防衛線海域を攻略した後までは見掛けたような・・・」

 

ネロ「それ いつだった?」

 

秋雲「え〜っと、あれは確か〜・・・4月の頭だったような〜・・・」

 

ネロ「そんな前からかよ!?」

 

それが確かであるなら、もう11月も終わろうとしているため、約8ヶ月も前から失踪してる事になる。

 

ネロ「本当に そんな前か?」

 

ダンテ「9月に見た奴」

 

『・・・・・・・・・』

 

ダンテ「8月」

 

『・・・・・・・・・』

 

ダンテ「7月」

 

『・・・・・・・・・』

 

ダンテ「6月」

 

『・・・・・・・・・』

 

ダンテ「5月」

 

『・・・・・・・・・』

 

ダンテ「4月」

 

すると、チラホラと手を挙げる艦娘が何人か居た。やはり4月辺りまで居たのは間違いないようだ。

 

ダンテ「だから増えるの嫌だったんだ・・・」

 

ダンテは ずっと、鎮守府に艦娘が増え続けるのを嫌がっていた。口では名前を覚えるのが大変だからと言っていたが、大所帯になると、1人 消えても気付かない可能性もあったからだ。案の定、ダンテの心配は的中した事になる。

 

天龍「あきつ丸 探しに行くぞ!」

 

ネロ「おい待て手懸りも何も無い状態で━━」

 

『イダダダダダダダダダダッ!!!』

 

ネロ「って言おうとしたけど心配なかったな」

 

気持ちだけ先走って動こうとした艦娘達だったが、会議室の出入り口で詰まった。

 

摩耶「早く出ろよ邪魔なんだよ・・・!」

 

ビスマルク「痛い!さっきから後ろから押してくるの誰?!」

 

瑞鳳「息苦しい・・・!」

 

秋雲「社会の息苦しさを体現してるかのようだね・・・」

 

酒匂「ちょっと足 踏んでるって もぉー!!」

 

占守「ブルンブルンしてるっす・・・」

 

佐渡「汚いぜ!」

 

海防艦は背が低いため、皆の尻に挟まれ頭が潰されそうになっていた。

こんなアホな状態で身動きが取れなくなる艦娘達に、ダンテとネロは頭を抱えて溜め息を吐いた。もっと落ち着いて生きてほしい。

黙って一連の話を聞いていた大将は、神妙な顔で隣の鳳翔を見た。

 

大将「あきつ丸は どうしたんだ?」

 

鳳翔「分かりません・・・」

 

 

・・・・・・

 

*正面ゲート 12:25*

 

何だかんだありながら、会議室から出れた艦娘達は、自転車や車を使って あきつ丸を探しに行こうと正面ゲートまで来たのだが、その足が止まった。正面ゲートに、ターバンを巻いて顔を隠す不審者が居たのだ。

 

天龍「あ?誰だ あいつ?」

 

鈴谷「ねぇ、誰?」

 

3号「いや、それが分かんないんすよ」

 

正面ゲートで警備していた憲兵隊に話を訊くと、いきなり この不審者が来たと思ったら、ここで止まって動かなくなり、話し掛けても何の返事も返ってこず、困っていたらしい。

 

長門「・・・何者だ?」

 

?「━━━━━━」

 

訊くと不審者は何かを言ったのだが、声が小さ過ぎて誰1人として何も聞き取れなかった。

 

黒潮「何て?」

 

?「━━━━━━━━」

 

龍驤「何て何て何て?ごめん、全っ然 聞こえへん!」

 

艦娘達は苦笑いを浮かべながら、不審者に近付き耳を傾ける。

 

ジョーイ「私は《ジョーイ》です」ヒソヒソ・・・

 

飛鷹「ジョーイ?“ジョーイ”って言った?」

 

ジョーイ「ジョーイです」ヒソヒソ・・・

 

『くっ・・・!』

 

何で こんな声が小さいのかと、何で自分達が ここまで聞き取る努力をしなければならないのかと、艦娘達は笑いそうになるが我慢する。

 

漣「Youは何しに日本へ?」

 

ユー「ユーはねぇ、転属命令を受けて━━」

 

漣「違うね。ボケが渋滞してる」

 

U-511の愛称が“ユー”であるため、紛らわしい事になった。

 

ジョーイ「━━━丸さ━━━━、━━━って来ました」ヒソヒソ・・・

 

瑞鶴「ごめん、マジで聞こえない!“来ました”以外、殆ど聞こえてない!」

 

ジョーイ「あきつ丸さんの事で、話があって来ました」ヒソヒソ・・・

 

龍驤「いいよ いいよ いいよ、聞き取れた聞き取れた・・・・・・ん?あきつ丸?」

 

睦月「あきつ丸さんの居場所 知ってるんですか!?」

 

ジョーイ「知ってます」ヒソヒソ・・・

 

思わぬ情報源が向こうから来た事で驚いた艦娘達は、詳しく話を聞くため鎮守府の中に招いた。

 

 

・・・・・・

 

*執務室*

 

加賀「だからって、不審者 鎮守府の中に入れるの違うでしょ」

 

天龍「でもジョーイ(こいつ)、あきつ丸が どこに居るか知ってるって!」

 

加賀「いや だから、不審者 中に入れるのは違うでしょって」

 

天龍「でも あきつ丸の居場所 知ってるって!」

 

加賀「うん、だから、中に入れるの違うでしょって」

 

天龍「でも あきつ丸━━」

 

加賀「分かった!もういい!」

 

もう中に入れて執務室にまで来てしまってるのだから、これ以上の問答をしても意味はないだろう。

一先ずジョーイにはソファーに座ってもらい、ダンテとネロ、バージル、艦娘達、トリッシュ、ルシア、モリソン、ニコ、大将の皆で話を聞く事にした。

 

ダンテ「で、あきつ丸の居場所を知ってるって?」

 

ジョーイ「━━━ます」ヒソヒソ・・・

 

ダンテ「・・・あ?」

 

雪風「“知ってます”って言ってます!」

 

時雨「何で そんなヒソヒソ声で喋ってるんだい?」

 

ジョーイ「私は監視されてる可能性があり、この会話も聞かれてるかもしれないので、大きな声では話せないんです」ヒソヒソ・・・

 

ホノルル「じゃあ、私達も小声で話した方がいい?」ヒソヒソ・・・

 

ジョーイ「いいえ。警戒されてるのは私だけですし、何よりも私が聞き取れないので普通に喋ってください」ヒソヒソ・・・

 

木曾「意味あるか?そっちがヒソヒソ喋って こっちが普通に喋って密談になるか?」

 

ジョーイ「・・・・・・順を追って説明します」ヒソヒソ・・・

 

何故か木曾の指摘はスルーされたが、話を聞くと驚いた事に、ジョーイは この世界の人間ではないらしい。

彼の世界にもアーロンが居るらしいのだが、その世界のアーロンは悪の権化とも呼べる危険人物で、ジョーイと彼が所属する組織は、長年 企みを阻止しながら戦ってきたらしい。

 

ジョーイ「アーロンの目的は、全ての平行世界を1つに融合する事です」ヒソヒソ・・・

 

天龍「何だって!?」

 

摩耶「凄いな、驚くぐらい今の話 理解できたのか。あたしには何を言ってるのか さっぱりだ」

 

天龍「いや、全然 分かんなかった」

 

摩耶「じゃあ何で驚いた?」

 

天龍「全然 分からなさ過ぎて驚いた」

 

摩耶「やっぱりか。素晴らしい、100点だ」

 

ダンテ「おい、誰か摩耶と天龍 摘み出せ」

 

天龍「ごめん ごめん ごめん ごめん ごめん!!」

 

摩耶「もう ふざけないから!」

 

摩耶と天龍が話の腰を折って邪魔であるため、2人は他の艦娘達に担がれ、バケツリレーのように窓まで運ばれていくと、外に投げ捨てられた。

 

阿武隈「平行世界って、あたし達の世界や提督達の世界があるように、色んな世界があるって事だよね?」

 

由良「そう、だと思うけど・・・」

 

北上「う〜ん?そっちの世界のアーロンはさぁ、何で平行世界を1つにしようとしてるの?」

 

ジョーイ「神になろうとしてるのです」ヒソヒソ・・・

 

更に話を深掘りして訊いてみると、ジョーイの世界に居るアーロンは、平行世界に居る全ての自分と1つになる事で、全アーロンの頭脳と力を自分1人に集約しようとしてるらしい。

 

隼鷹「それして何の意味があるの?」

 

ジョーイ「例えるなら、私の世界のアーロンが この世界のアーロンを取り込み、1つになったとしましょう」ヒソヒソ・・・

 

『うん』

 

ジョーイ「そうすると、私の世界のアーロンの頭脳や能力、力は2倍になります。もし平行世界に存在する全てのアーロンが取り込まれてしまったら、私の世界のアーロンが何か凄い事になって大変な事になります」ヒソヒソ・・・

 

最後の最後で漠然とした説明になり、艦娘達は思わず笑ってしまいそうになった。

 

加賀「言い方が気になるけど、言いたい事は何となく分かったわ」

 

大淀「しかし それなら、平行世界の全てのアーロンさんだけ1つになればいいだけで、平行世界まで融合させる必要なんてないのでは?」

 

ジョーイ「アーロンだけではダメなのです」ヒソヒソ・・・

 

ジョーイの世界のアーロンが、別世界のアーロンと1つになるには、磁石のように平行世界同士を引き寄せ合わせる必要があるのだ。

 

ジョーイ「しかしアーロンは、それが どれほど危険な事か分かっていません」ヒソヒソ・・・

 

平行世界の融合と言ったが、ジョーイの世界のアーロンがやろうとしてる方法は、破滅を意味していた。

 

ジョーイ「例えるなら、地球と地球が ぶつかるようなものだと思ってください。どうなるかは、想像できますよね?」ヒソヒソ・・・

 

夕張「・・・大勢が死ぬ・・・」

 

ジョーイ「その通りです。ですが、そんなものじゃ済まないでしょう。世界その物の消滅です。ですが、アーロンは それを理解してません」ヒソヒソ・・・

 

長門「ちょっと待ってくれ!君の世界のアーロンが全ての平行世界を融合させようとするのと、あきつ丸の失踪が どう関係してくるんだ?」

 

ジョーイ「全ての世界は、見えない壁のような境界線で隔たれてます。ですが いつからか、この世界の境界線が崩壊して弱まり、それは他の平行世界にも影響を与え、どの世界の境界線も崩壊し始めたのです」ヒソヒソ・・・

 

ジョーイの世界のアーロンは それに気付き、世界を融合させようと動き出した。

境界線が崩壊すれば、こちらの世界の物が別世界に行ってしまったり、別世界の物が この世界に現れたりする現象が起きる。

その現象を利用し、ジョーイは この世界に来る事ができたのだが、彼だけではなく、既に彼の世界のアーロンも この世界に来ているらしい。

向こうのアーロンが わざわざ この世界に来たのは、平行世界同士を引き寄せ合わせる磁石となる装置を設置するためだ。

 

ジョーイ「アーロンは この世界にラボを造り、この世界の事を調べるために、あきつ丸さんを捕獲して監禁しています。私は ずっと その場所を探していました」ヒソヒソ・・・

 

大和「それで あきつ丸が・・・」

 

飛龍「ねぇ、境界線の崩壊って、前にも何度か聞かなかった?」

 

それは以前から、セリーナやアーロンから何度も聞いた話と一緒だった。

しかも この世界のアーロンの話では、今この世界の境界線が崩壊してる理由は、ダンテとネロ、バージルが間違った方法で、この世界に無理矢理 戻ってきたのが原因だと言っていた。

という事は、あきつ丸が失踪した根本的な原因を作ったのは魔剣士3人にあるという事になるので、この話を思い出した艦娘達はジト目でダンテ達3人を睨んだ。

 

ダンテ「・・・・・・今は俺達の話は やめようぜ」

 

ネロ「そ、そうさ。今は あきつ丸を助ける事だけ考えようぜ」

 

艦娘達に睨まれ、ダンテとネロは焦りながらも、話題を あきつ丸に戻そうとした。

 

加賀「で、あなたは そのラボを見付けたの?」

 

ジョーイ「ここじゃないかなという場所は、いま調べてる途中です」ヒソヒソ・・・

 

鳳翔「私からも質問いいでしょうか?」

 

ジョーイ「どうぞ」ヒソヒソ・・・

 

鳳翔「何故あきつ丸さんの事を、私達に教えてくれたんですか?」

 

ジョーイ「この先アーロンと戦うのは危険なので、ちょっと肉壁とか欲しくて、協力してもらおうと思ったからです」ヒソヒソ・・・

 

叢雲「・・・・・・肉?」

 

曙「壁?」

 

村雨「私達を弾避けにしようとしてる!?」

 

木曾「お前 善意で教えてくれてたんじゃないのか?!」

 

ジョーイ「いえ、善意で教えてますよ。でも やっぱり、危ないから肉壁とか欲しくて」ヒソヒソ・・・

 

木曾「絶対 善意じゃないだろ!」

 

所々で言い分が おかしくなるので、艦娘達はジョーイの言葉を本当に信じていいのか不安になってきた。

 

白露「でも、何で あきつ丸さんを監禁するの?監禁して何するの?」

 

ジョーイ「分かりませんが、きっとアーロンの事なので、解剖したり、別の何かに改造したりするかもしれません。もしかしたら、もう死んでる可能性もあります」ヒソヒソ・・・

 

武蔵「なっ・・・!?」

 

大和「そんな!?」

 

長波「でも、助けてやりたいけどねぇ」

 

ジョーイ「正直、何かされてても、私には関係ないので」ヒソヒソ・・・

 

龍驤「君、冷たいな・・・」

 

ジョーイ「私の組織は、全ての重要度をカテゴリー別で分けてて、1人のために世界を救わないという選択肢はないので。どうします?どっちにします?あきつ丸さんを救って、世界を終わらせます?」ヒソヒソ・・・

 

長門「いや・・・世界は、救いたいな」

 

加賀「提督、この話、どうするの?」

 

ダンテ「話に乗ってやってもいいが、俺達に仕事の依頼をするならギャラは払えるんだろうな?」

 

ジョーイ「・・・ギャラ?」ヒソヒソ・・・

 

ダンテ「肉壁料だ」

 

ジョーイ「・・・・・・払えないので、じゃあラボの場所が判っても教えない事にします」ヒソヒソ・・・

 

『待って待って待って待って!!』

 

龍驤「もう無料でいい!タダで引き受けたる!」

 

世界も そうだが、艦娘達としては あきつ丸も救いたいので、これで あきつ丸が捕まってるラボの場所を教えてもらえないのは非常に困る。

ジョーイも無料で納得し、取引が成立した。

 

阿賀野「じゃあ とりあえず、ジョーイさんの調査待ちって事だね」

 

ジョーイ「皆さん、この世界のアーロンにも気を付けてください。信用してはいけません」ヒソヒソ・・・

 

皐月「どうして?危ないのはジョーイの世界のアーロンなんでしょ?」

 

ジョーイ「どの世界のアーロンも、頭の良さでマウントを取ってきてムカつくので、信用しない方がいいです」ヒソヒソ・・・

 

瑞鶴「いや理由・・・」

 

ジョーイの言い分を聞いてると、信用しない方がいい理由が どうしても私怨のように聞こえる。個人的にも何かあったのだろうか?

するとジョーイが、急に落ち着きがない様子に変わった。

 

ネロ「どうしたんだ?」

 

ジョーイ「あの、最寄りのトイレ教えてください」ヒソヒソ・・・

 

あきつ丸の事もあり、真剣な話をしていたはずなのに、トイレで全部 台無しになり、艦娘達は失笑して全員 俯いた。

 

龍驤「こ、ここ出て左に ずっと行って、突き当りを右に曲がって すぐの所にあるから」

 

ジョーイがトイレに行くのに合わせて解散となり、皆も執務室から出ていく。

執務室に残ったのは、ダンテとネロ、加賀、鳳翔、大将だけだった。

 

大将「ダンテ」

 

ダンテ「ん?」

 

大将「もし あきつ丸を助けに行く日が決まったら、俺も連れていってほしい」

 

ダンテ「おいおい、急に どうした?」

 

大将「頼む」

 

大将は理由を話さず、ダンテに頭を下げた。

きっと大将は、軍人としての最後の務めとして、一緒に あきつ丸を助けに行こうとしてるのだろう。

それに気付いていた鳳翔は、心配そうな表情で大将を見詰めるのだった。




今回に関する話は、ダンテ達Devil May Cryの世界のメンバーが居ると進めれないので、その辺りを どうにかして整ったら、進めていこうと思います。
と言っても、早速 次回で整う予定ですが。

次回も宜しく お願い致します!
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