ちょっと軽い下ネタ入ります、ごめんなさい。
512話です!どうぞ!
その過程で健は、ネロとアーロンが連れ帰ったセイファこそが、今回の事件のカギを握り、悪魔の狙いである事を突き止める。
健はセイファを護衛するワシントン達と共に、クリス・ウィーラーの部隊が居る保険社会福祉省 へと向かうが、ノヴァと取引していたセイファは裏切り、基地を滅茶苦茶に破壊していく。
艦娘達と部隊は応戦するが、退却にまで追い込まれてしまう。
スペース・ブリッジを作る柱を奪い、その場を後にしようとするセイファの前に、ネロを助けに来たデビルハンター達が立ち塞がるのだった。
*保険社会福祉省 1月15日 16:45*
バージル「貴様、何者だ?」
セイファ「貴様(ダンテ)と貴様(バージル)、知っているぞ。3000万年前、運命の巫女と共に居た者共だな」
ダンテ「あ?なに言ってやがる?」
セイファ「運命の巫女の寵愛を受けていようと、貴様ら如きに、この儂の邪魔はさせん」
バージル「もういい。殺して さっさとネロを連れて帰るぞ」
ダンテ「だな。こいつの言ってること意味 分かんねぇし」
ルシア「寵愛・・・」
トリッシュ「ふ〜ん・・・あなた達、赤城と そういう関係だったのね」
ダンテ「俺とバージルが?赤城と?冗談じゃねぇ、俺だって初耳だ。そこの妄想野郎が勝手に言ってるだけだ、真に受けんな」
バージル「黙れ、目の前の奴に集中しろ」
ダンテ「へいへい!」
ダンテとトリッシュが2丁銃を連射し、セイファを牽制してる隙に、バージルとルシアが閻魔刀とカトラシアを手に、セイファに向かっていく。
セイファは盾で銃弾を防ぎながら駆け出し、双刃剣でバージルとルシアと刃を ぶつけ合う。
どちらも一進一退の攻防を繰り広げる中、バルログを装備したダンテが そこに割り込むように殴り掛かる。
セイファが拳を躱し魔銃を構えると、ダンテは後ろに飛び退き弾を回避する。
その後もデビルハンター達とセイファの戦いは続いていたが、戦いの余波で可燃物に引火して爆発が起き、一瞬だが戦いが中断される。
その混乱に乗じて、セイファは その場から逃走する。
ダンテ達はセイファを追おうとしたが直後、クリスの部隊に銃口を向けられ包囲されてしまう。
バージル「チッ、バカ共が・・・!」
ダンテ達は悪魔として国際指名手配されているため、部隊はセイファだけでなく、ダンテ達も敵として考え行動していた。しかし この部隊の行動により、セイファには逃げられてしまった。
そこに、避難していたアメリカ艦とクリス、国家情報局長官であるハンマリングも現れた。
ハンマリング「悪魔ダンテ、バージル、そして他の者も、人類の敵として拘束します」
ダンテ「おい、誰だか知らないが、本気か?」
ハンマリング「軍の秘密基地に襲撃を掛けた時点で、セイファと同様に敵であると見るのは当然よ」
ルシア「私達は、ネロを返してほしいだけ」
ハンマリング「そのネロも悪魔である以上、このまま帰す訳にはいかない」
アイオワ「ごめんなさい、ダーリン・・・」
アイオワや他のアメリカ艦は、今やアメリカ軍の指揮系統に戻っているため、命令に背いてダンテ達を助ける事ができず、申し訳ない表情で謝罪の言葉を口にするしかできなかった。
そこに遅れて、アーロンが戻ってきた。
ハンマリング「ご覧なさいアーロン、全部あなたのせいよ!」
隊員「金庫が襲われました、柱を奪われた」
報告を聞いたクリスは八つ当たり紛いに近くにあった物を蹴り、すぐに事態へ対処するため動き始める。
ウィーラー「来い、行くぞ。第101空挺師団を呼べ。セイファを追うんだ!」
アーロンは荒らされた格納庫や慌ただしく動く兵士、負傷して運ばれる兵士を見て神妙な顔をしていたが、部隊に包囲されてるダンテ達を見て驚いた表情をする。
アーロン「どうして君達が ここに!?」
トリッシュ「ネロと あなたを助けに来たのよ」
アーロン「なんてバカな事を!ネロ君の事は私に任せておけば良かったものを!君達まで捕まるような真似をするとは!」
ダンテ「知るか。自由に動けるなら連絡くらい寄越せ」
その後 外のバンに待機していたニコも含め、ダンテ達は抵抗もせず大人しく拘束され、ネロと同じ場所に閉じ込められてしまった。
しかし こんな状況でも、ダンテの顔には不敵な笑みが浮かんでいた。もしかしたらダンテ達には、別の目的があり わざと捕まったのかもしれない。
・・・・・・
*街 20:37*
保険社会福祉省から急いで自宅に戻った健は、青葉を探すが彼女は戻っていなかった。
自宅の前に停まるバスの中では、パジャマ姿の衣笠と妙高型、羽黒の恋人であるフィルが寛いでいた。
フィル「ほーら、マシュマロサンド。美味しそうだろ?」
フィルが用意した夜食を羽黒が嬉しそうに受け取ると、ペットの犬を連れた健がバスの中に入ってきた。
健「ねぇ、青葉さんが帰ってくるの見掛けた?」
足柄「ちょっと、ノックぐらいして。ここはベッドルームよ」
フィル「帰ってないのかい?」
健「ちょっと喧嘩して、その〜・・・別れたっていうか、別れそうな━━」
「「「「何で?!」」」」
突然の別れ話に、衣笠と妙高、足柄、羽黒がソファーから立ち上がりながら怒鳴った。
その後ろでは、那智とフィルが複雑な表情で静観していた。
健「いま話してる場合じゃないんだ。時間がない、青葉さんを見つけないと」
足柄「あなた何やってるのよぉ」
健は今 迫り来る危険を知っているため、その危険から守るために一刻も早く青葉を見付けたいのだが、それを知らない衣笠と妙高、足柄は、青葉と別れそうになってる健に呆れていた。
足柄「座って、家族会議よ。家族会議ー!」
足柄は無理矢理 健をソファーに座らせるが、急いでる健は落ち着かない様子だった。
足柄「知らないかもしれないけど、羽黒とフィルだって ずっと円満だった訳じゃないわ。付き合ってても これ以上 無理って思う時もあった」
羽黒「何で足柄姉さんが自分の事みたいに言うの?」
健「ねぇ、止めてくれる?」
那智「余計ヘコむぞ」
見兼ねた那智が健の援護をしようとするが、足柄の話は止まらなかった。
足柄「
健「違う!違う、あれは、ただのルームメイトで、ただの同僚。付き合ってた訳じゃない。フィルさんからも何か言って」
フィル「ちょっとケンカしただけだよ」
健「ただの喧嘩」
足柄「他に美女なんて捕まらないわよ?よっぽどアッチが おっきくない限りはね」
健「おい、ちょっと、足柄さん、足柄さん!」
不意に足柄の口から下ネタが飛び出し、それに嫌悪した健は手で両耳を塞ぐ。健からすれば、母親から性の話を聞かされる息子のような気分で、そりゃ健だって聞きたくないだろう。
変な方向に話が脱線していき、よく分からずフィルも渋い顔をする。
足柄「本当の原因があるんじゃないの?気付かないだけで」
健「この話は やめようよ」
足柄「いい本があるの」
足柄が何かの本を取りに行き、その間も健は どうにかしてくれとゴネるが、皆は協力的ではなかった。こうなった足柄を止めるのは無理だ。
那智「お前の負けだ、諦めろ」
そして足柄が、1冊の本を手に戻り、その表紙を見せるように向けてくる。
足柄「これよ。《彼女を悦ばせる方法》、為になるわよ」
健「もういい もういい もういい」
フィル「ちょっと散歩に」
健「もういい、もういい」
センシティブな話に どんどん向かっていきそうな雰囲気に、健とフィルは逃げようとするが・・・
足柄「駄目ダメ、座って!」
ソファーから立ち上がる前に止められ、動けなくなった。
足柄「言ってやって」
そして足柄は、フィルに ある話をしてやれと指差す。
フィル「いい嫁 貰えば、いい人生」
足柄「えぇ」
フィル「嫁が悪いと、人生 真っ暗。夢も希望も━━」
喋ってる途中で、フィルは羽黒に横から小突かれた。
羽黒「やめて」
フィル「真実だよ」
足柄「大事なのはね、彼女を愛してる?」
健「心から」
足柄「だったら取り戻しなさい」
そしてフィルは、自分の生い立ちと、羽黒との出会いを話し始める。
フィル「僕は元々、魔界で生まれた悪魔だった」
健「・・・フィルさんが、悪魔・・・?」
フィル「と言っても、人間と同等の力しか持ってない悪魔だけどね。僕のような悪魔が魔界で生き残るには、強い悪魔の下僕になるしかなかった」
フィルは、当時の主だった悪魔の命令で人間界に渡り、主が人間界に来れるように暗躍し、Devil May Cry鎮守府の戦力を調べるために羽黒へと接触した。
フィルは悪魔として羽黒を騙していた訳だが、彼女と過ごす内に恋心を抱き、羽黒を守るために主を裏切った。
フィル「全てが終わったら、僕はダンテさんに殺されるつもりだった。でも、彼は僕を殺さなかった」
健「どうして?」
フィル「羽黒さんを愛せる僕なら、人として生きていけると、彼は そう言ってくれたんだ」
“お前は人間として生きていける。人間を愛せる お前ならな。悪いが、俺が殺すのは悪魔だけだ。お前は殺せない。それに、羽黒にも嫌われそうだしな”
フィル「ダンテさんに助けられた事で、僕は今も羽黒さんと一緒に居られる。主を裏切った事も そうだけど、これからの事も、彼女のためなら どんな事も後悔しない。何故なら、僕は羽黒さんを愛してるからだ。健君も、自分の素直な気持ちに従ってみるといい。後悔しないために。本気で青葉さんを愛しているなら」
羽黒「私とフィルさんも喧嘩する事あったけど、必ずフィルさんが私を見付けてくれたんです。ほら、あの言葉 言ってみて」
フィル「・・・・・・・・・」
羽黒「言って」
フィル「“この世の果てまで追い掛けていく”。酷いセリフだろ?ホラー映画に出てきそうだ」
羽黒とフィルの馴れ初めを聞いていた健は、柔らかい笑みを浮かべていたが、突然ソファーから移動し、出口の前で止まり振り返る。
健「この街から出て、遠くに逃げて。分かった?ありがとう」
バスから出た健は自宅に戻り、着替えると自分のオンボロ車に乗って出発した。青葉を取り戻すために。
*リンカーン記念堂*
その頃リンカーン記念堂の前で、セイファがコントローラーを含めた5本の柱を起動しようとしていた。
それを見る、ノヴァとベルゼの姿もあった。
ベルゼ「ほう・・・ノヴァ、素晴らしい作戦だな。つまり、あのセイファって野郎が星を脱出する時、既に寝返っていたと?」
ノヴァ「彼は3000万年前の戦争が終わった後、私と合流するはずでした。お互い運命に邪魔されましたが。彼を この星に呼び戻し、蘇らせるため、アーロンを利用する必要があったのです」
つまり悪魔を使って人間を使役し、月の裏側を観測できなくしたのも、アーロンが月に向かい、そこでセイファを見付け蘇らせたのも、全てはノヴァの計画の内で、皆は彼女の手の平の上で踊らされていたのだった。
ノヴァはリンカーン像を破壊すると、残った椅子の像に自分が座った。
ベルゼ「で、今、奴はパートナーになったと?」
ノヴァ「彼は私の、最高の戦利品です」
ベルゼ「(どこまで先を見据えて動いてんだ?恐ろしい女だよ・・・)」
セイファ「テレポート開始」
セイファは柱を使い、世界中に潜伏する悪魔を ここに呼び出そうとするが、そこにアーロンが駆け付けた。
アーロン「やめろ!よせ、よせセイファ!」
セイファ「儂を許せ」
セイファが柱を操作し、稲妻のようなエネルギーが迸り、スペース・ブリッジが開かれる。
ノヴァ「さぁ、私達の戦いが始まる」
スペース・ブリッジを通り、ワシントンD.Cの街に悪魔が溢れ出る。
そこに、アメリカ艦の艦娘達とクリス、彼が率いる部隊が遅れて到着する。
警察も含め悪魔との戦闘が始まるが、有象無象の悪魔達が暴れ街は瞬時に混乱に陥る。
魔銃を撃ちながら走るセイファを、アーロンはギリギリで躱しながら追っていた。
アーロン「全員、退却しろ!」
思ったよりも敵の数が多く、アーロンは今のままでは、艦娘達や部隊に勝ち目がないと判断していた。
セイファに追い付いたアーロンは飛び掛かるが、取っ組み合いになった結果、セイファに突き飛ばされ、魔銃を頭に突き付けられ動けなくなってしまう。
現れた悪魔は街を破壊しながら方々に散り、姿を消してしまう。
アーロン「何故だ、セイファ?」
セイファ「我らの文明を救うためだ。戦争の傷が浅ければ立て直せる。だが それには、ノヴァと手を組むしかない」
アーロン「今の文明は どうなる?!人間を守らねば!」
セイファ「我らは3000万年前、皆が神だった。だが、ここでは下等な悪魔扱いだ。人間を下僕にするか、滅ぼすかだ。今は生かしといてやる。だが次は、ないぞ?」
セイファは立ち去り、アーロンは ただ その背中を見送るしかなかった。
アーロン「・・・まだ終わってはいない」
・・・・・・
*ディランの自宅 22:18*
しばらくし、健は青葉から聞いていたディラン・グールドの豪邸に着いた。
ディラン「僕が彼氏だったら、君を一時だって離さない」
青葉がディランと話していると、そこに健が現れた。
健「なるほどね、そうやって女を口説くんだ、参考にするよ、これから。いま話せる?」
ディラン「どうぞ座って、1杯 呑めよ」
健「・・・いや、酒は要らない。車も、仕事も要らない、青葉さんと話したいんだけど、Mr.セクハラ」
健の物言いに、ディランは何とも言えない難しい顔をする。
その気まずい状況に、空気を読んだ青葉が席を立つ。
青葉「ちょっと失礼」
健が差し出す手を青葉が握り、2人は出口に向かって歩いて離れていく。
それを見ていたディランは笑みを浮かべると、彼も席から立った。
青葉「どういう事なの?」ヒソヒソ・・・
健「外で話す」ヒソヒソ・・・
ディラン「力になるよタケル。僕も悩んだ時は、父と話したものだ」
健「今は時間がない。また今度」
ディラン「そう、あれは父の会社が、NASAの会計業務を任された時だった」
健はディランを無視して歩いていたが、“NASA”の名が出た事で足を止める事になった。
ディラン「父に こう教えてもらったよ。“戦争に巻き込まれるなら、勝ちそうな方に付け”ってね」
健「・・・行こう」
ディランの発言から嫌な予感がした健は、青葉を連れて急いで外に向かう。
ディラン「言い過ぎたかな?嫌われた?」
秘書「そんな事ありません」
外に出た青葉と健は、青葉がディランから貰った車に乗り込み出発する。
だが すぐに車のコントロールが利かなくなり、健だけが外に投げ出されてしまった。
身体を起こした健が見ると、車にはギョロギョロと動く眼が現れていた。ディランが青葉に与えた車には、魔界の寄生生物インフェスタントが寄生していたのだ。
健「誰か!」
青葉「健君 出られない!」
健「助けて!」
車はインフェスタントの身体と化しているため、青葉は車の外に出ようにもドアが動かず、閉じ込められてしまった。
すると豪邸の外に、ディランと その秘書、そしてパーティーに呼んでいた取引先の者達が、何の問題もないかのように出てきた。
ディラン「おやすみ」
秘書「おやすみなさいませ」
青葉「ここから出して!」
健「うわっ!?」
そこに、ジェリー・ワンを殺した鳥型悪魔も現れ、健が襲われてしまう。
健「助けて!助けを呼んで!」
男「彼は まだ若い。これから学ぶ。おやすみ」
ディラン「いい夜でした」
青葉「出して!」
ディラン「悪魔から、共に戦おうと誘われたのが、自分だけだと思ってるのか?」
健「あんた誰だ?!」
ディラン「なぜ72年以降、人類は月に飛ばなくなったか。彼らが来て、僕の父に、NASAの会計操作を頼んだからだ。月に行くコストをバカ高くしてくれってね。そうして米・ソの宇宙計画は頓挫。以来 彼らは、うちの お得意さんだ」
健「暗殺も手伝った・・・?」
ディラン「断れると思うか?直接 手を下しちゃいない。僕は連絡役、繋ぎだよ」
人間のくせに人間を裏切った事への怒りから、健はディランに掴み掛かろうと向かったが、ボディーガード達に止められ手が届かない。そして そのまま、ディランから引き離すように投げ飛ばされてしまった。
ディラン「これは謂わば、乗っ取りだ」
青葉「健君・・・!」
こうしてる間にも、車内に閉じ込められる青葉に危機が迫っていた。車の あちこちから触手が生え、その尖端が全て青葉に向き、彼女に狙いを定める。
青葉「健君!」
健「彼女を放せ!」
健は再びディランに向かって飛び掛かるが、またしてもボディーガード達に止められてしまう。
青葉「どうなってるの健君!?」
ディラン「ずっと君を狙ってたよタケル。デビルハンターと親しいスパイを手に入れられたら最高だからな」
ボディーガード達に腕を押さえられ動けない健は、苦し紛れの抵抗で、ディランの顔に唾を吐き掛け睨む。
青葉「健君!言いなりになんかなっちゃ駄目!」
ディラン「なるさ・・・皆そうさ」
そう言って、ディランは健の顔を殴った。
殴られた痛みに健が俯いてると、ディランは彼の胸ぐらを掴み、自分の方へ顔を向けさせる。
ディラン「彼女が殺されてもいいのか?奴らは一瞬で殺すぞ。彼女も、そして僕もだ。分かったら、贅沢 言わず、オファーされた仕事を受けろ!・・・手首を出せ」
健の腕を押さえるボディーガードが無理矢理 右腕を上げさせると、ディランが健の腕を掴んだ。
ディラン「デビルハンター達を追え、君は、彼らからの信頼が厚い、上手いこと聞き出すんだ。どうやって反撃するか、作戦、戦術、全てを!」
ディランの左腕にあった腕時計が変形して動き出すと、健の右腕へと巻き付いた。それは腕時計に擬態した、ムカデの姿をした昆虫型悪魔だった。
昆虫型悪魔に巻き付かれると痛みを伴うのか、健は声にならない呻き声を発し、その場で蹲ってしまった。痛みに耐えようとしてるのか、健は涙目で顔を真っ赤にし、地面に這い蹲り口からは涎が垂れる。
ディラン「噛まれると痛いだろ。そいつは優秀でね。君の見たもの、君の聞いたものが、神経回路を通じて、全てが我々に伝わるようになっている」
健「〜〜〜っ・・・!」
ディラン「言いたかないが、人間には しがらみがある。僕の不幸は父のせい。彼女のは君のせいだ」
青葉を狙う触手の尖端は、彼女の顔の すぐ傍まで来ており、いつでも頭を潰せる状態にまで迫っていた。
健「よせー!よせ よせ!よせ!」
ディラン「・・・待て」
ディランが手で制止すると、触手は ある程度の距離まで青葉の顔から離れた。
ディラン「タケル、従えば、彼女は助ける、絶対にだ」
立ち上がった健は、真っ直ぐディランを見据えた。
健「殺してやる。絶対にな」
そう吐き捨てた健は、ボディーガード2人に連れていかれるのだった。
青葉が人質になった事で、選択肢のない健はデビルハンター達や、Devil May Cry鎮守府の面々を裏切るのか、気になる部分ですね。
そして次回は、遂にデビルハンター達が大変な事になります。
次回も宜しく お願い致します!