Devil May Cry鎮守府   作:しゅんしゅん@よし

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すみません、忙しく しばらく投稿できませんでした。

529話です!どうぞ!


Mission529 赤城〜運命を その手に〜

巨人型悪魔ジェニックスを倒し、戦いが終わった事を喜んでいたのも束の間、魔人化を会得した白いネロに、ダンテ達は急襲された。

魔剣士3人とトリッシュ、ルシアは白いネロと戦うが、真魔人や魔人化を使っても、魔人となった白いネロには敵わず、5人は倒れてしまう。

満身創痍となりながらも、ダンテ1人が立ち上がり、尚も戦いを続ける。

真魔人となる余力も残っておらず、ダンテは通常の魔人となり白いネロと戦い続けたが、遂には力尽きてしまった。

そこに、光り輝く者が現れた。それは3000万年前の運命の巫女、キリカだった。

キリカはルキフェルスの魔界化以降の、この世界の未来が未確定だった事と、その未来が確定する分岐点が今この瞬間であると話す。そして その未来を決める者が、ダンテである事も。

白いネロに勝てず、力尽きてしまったダンテは そんな状況で、運命を手にする事ができるのだろうか?

 

 

*シカゴ・街 1月17日 19:27*

 

白いネロは、力尽き倒れるダンテに向かって、何度も振り下ろしていたホワイトクイーンを止め、彼を見下ろしながら嘲笑っていた。

 

白ネロ『こんだけやっても まだ息があるのかよ。しぶといなぁ〜。ねぇ、僕と お前は似てると思わない?

 

ネロ「ダンテと あいつが似てる・・・?」

 

日向「何を言ってるんだ あいつは?」

 

白ネロ『僕は弱かったせいで母さんに喜んでもらえなかった。お前は弱かったせいで母親を死なせた

 

バージル「・・・・・・・・・」

 

白ネロ『僕らは お互い、母親のために力が欲しかった。似てると思うんだけどなぁ。どうかな?

 

摩耶「ふざけんなよ お前!!あたしらの提督が お前なんかと似てる訳ないだろ!!」

 

白ネロ『うるさいなぁ・・・!お人形さんは黙ってろよ!

 

白いネロはエネルギー弾で摩耶を吹き飛ばし、その摩耶は倒れたまま動かなくなってしまった。

 

鳥海「摩耶!?」

 

白ネロ『ねぇ、どう思う、ダンテ?お前なら、僕の気持ちが理解できるんじゃない?だからさぁ、運命の魔石は諦めてよ。これは僕の物、僕の力なんだから

 

ダンテは身体を起こすと、俯いたまま膝を突いた姿勢になり、首を横に振った。

 

白ネロ『僕達、似た者同士だと思ったんだけどな。それじゃあ仕方ないね・・・僕のために死んでよ

 

白いネロはホワイトクイーンを大きく振り上げ、ダンテに向かって振り下ろす。

 

『ダンテ!/提督!/提督さん!/司令官!/司令官さん!/司令!/半魔!』

 

白ネロ『っ・・・!?何で・・・何で まだ抵抗できる!?

 

振り下ろされたホワイトクイーンは、ダンテが刀身を掴み止めていた。

 

ダンテ「俺と お前は違う・・・力のためだけに人の誇りと魂を踏み躙る お前なんかとは違う・・・!」

 

白いネロは、ダンテが掴むホワイトクイーンを引こうとしたが、びくともしない事に戸惑い焦る。

 

ダンテ「確かに俺は弱かった。弱かったから母さんは俺を救って死んだ。だが俺は、全てを受け入れて前に進む。赤城の心を救うまで!」

 

加賀「心・・・」

 

ダンテ「お前が人形とバカにした艦娘共と約束したんだ。あいつらの最後の家族を取り戻すために、運命の魔石は誰にも渡さねぇ!!」

 

ダンテはホワイトクイーンを払い除け、その勢いに白いネロは仰け反り後退る。

 

大淀「そうでしたね・・・提督は最初から、私達 艦娘を人間として見ていました・・・」

 

鳳翔「私達が家族として一緒に居られるように・・・だから あんなにも必死になって運命の魔石を・・・」

 

ダンテは雄叫びを上げながら拳を握り、腕を引きながら白いネロへと駆け出す。

 

加賀「行って提督!赤城さんのために!あなたのために!」

 

ダンテが拳を握った腕を突き出し、白いネロの腹部を殴った。

腹部で止まった拳を更に押し込むと、白いネロの身体の中に突き刺さった。ダンテの腕が突き刺さった事で、白いネロの身体の中から銀色の光が漏れる。

その瞬間、ダンテの意識が飛んだ。

 

 

*???*

 

ダンテは気付くと、真っ黒な空間に居た。

そして真魔人の姿になり、真っ黒な空間を飛ぶ。

 

ダンテ『赤城ぃいいいい!!!!

 

真っ黒な空間を突き抜けると、銀色の光に溢れる空間へと出た。そこには赤城が立っていた。

ダンテの声に、目を瞑っていた赤城が目を開ける。

ダンテは腕を伸ばしながら赤城の前で止まり、真魔人化を解除する。

 

 

提督・・・

 

赤城・・・

 

 

ダンテと赤城が互いの手を掴んだ瞬間・・・

 

 

*シカゴ・街*

 

ダンテの意識は現実へと戻った。

ダンテが白いネロから腕を引き抜くと、白いネロの魔人化が解除され、白いネロ自身、それに戸惑っていた。

そしてダンテの手には、銀色に輝く運命の魔石が握られていた。

 

キリカ『運命は決まったようですね

 

アーロン「決まった・・・?つまり、ダンテ君が運命の魔石を取り戻すか否か、それが分岐点の分かれ目だったという事か」

 

セリーナ「もし半魔が諦めていたら、未来も・・・」

 

白いネロは運命の魔石を取り戻そうと腕を伸ばし、フラフラとした足取りでダンテに向かっていく。

 

白ネロ「返せ。それは、僕の物・・・!」

 

ダンテ「違う。お前に・・・赤城の魂を持つ資格はない」

 

キリカ『運命は決しました!ベルセルクよ、今こそ力を解き放つのです!希望に輝く心と心、2つを結ぶ絆が奇跡を起こす!真の絆で結ばれた2人の心が重なった時、語り継ぐべき、奇跡が現れる!

 

キリカの口上に呼応するように、ダンテの手の中にある運命の魔石の輝きが増していき、放出された力の奔流が、吹き荒ぶ風となって襲い掛かり、白いネロが後退る。

そして運命の魔石が放つ光は形を変え、光が収まると、ダンテの右手には白銀に輝く大剣が握られていた。

 

?『・・・・・・あれ?ここ どこかしら?あれ?動けない。動けない!私どうなってるの!?

 

『・・・・・・え・・・?』

 

ダンテの持つ白銀に輝く大剣から、赤城の声がした。

この事実に、魔剣士3人と艦娘達、青葉、トリッシュ、ルシア、アーロン、セリーナ、(たける)は、顔を引き攣らせた。

 

赤城『あっ、提督!私どうなっちゃったんですか!?何か動けないんですけど!しばらく寝てた気がして、起きたら動けないんですけど、どうなってるんですか!?

 

ダンテ「お前・・・赤城か?」

 

赤城『はい、赤城ですけど。赤城に決まってるじゃないですか。赤城に見えないなら何に見えるって言うんですか?

 

『(剣にしか見えない・・・)』

 

何故か剣になってしまってる赤城に、皆はドン引きした。

 

ダンテ「お前 剣になってるぞ」

 

赤城『剣?なに言ってるんですか?頭おかしくなっちゃったんですか?

 

ダンテ「(おかしくなってるの お前の方・・・!)」

 

阿武隈「どう、なってるの・・・?」

 

不知火「何か とんでもない事になってしまいましたね」

 

アーロン「運命の巫女、まさかアレが・・・予言の正体なのかな?」

 

キリカ『そうなりますね。私も まさか、こうなるとは知りませんでした

 

赤城『あっ、加賀さんや皆も居るじゃないですか。皆さーん、おはようございまーす!

 

『お、おはようございます・・・』

 

ちょっと目の前の現実が受け入れられず、艦娘達は元気良く挨拶できなかった。

 

セリーナ「半魔、剣になった赤城を使え!それならネロの偽物にも勝てるはずだ!」

 

ダンテ「使えって言われても・・・」

 

赤城『セリーナさんまで私の事を剣だなんて。そんな嘘に引っ掛かる訳ないじゃないですか、なに言ってるんですか?

 

鈴谷がダンテの方へ手鏡を投げ、ダンテが それをキャッチすると、赤城に向けた。

 

赤城『もう、皆して私を からかうの やめてくださいよ。いくら私でも・・・うわぁ、綺麗な剣ですね、輝いてますよ

 

ダンテ「それ、今の お前の姿だぞ」

 

赤城『はい?いやいやいや、私が光る剣とか・・・・・・私 剣になってるぅーーー!?

 

嘘じゃないと理解してもらえた。

ただ、当の本人はパニックだった。

 

赤城『何で!?何で!?提督 私の身体に何したんですか!?何した━━痛っ!?

 

赤城が騒ぐ途中で、ダンテは赤城の刀身を地面に叩き付けた。

 

赤城『ちょっと痛いじゃないですか!何するんですか提督?!

 

ダンテ「喋るな」

 

赤城『喋るな!?喋るなって どういう━━痛っ!?私にだって人権━━痛っ!?暴力反対━━痛っ!?

 

赤城が喋る度に、刀身を地面に叩き付けるダンテ。赤城であろうと、武器が喋る事を決して認めないダンテ。

それを見て、皆は更にドン引きした。

 

アーロン「あの〜、運命の巫女よ。さっき“絆”とか言ってた気がするが、あの2人に そんなのあるようには見えないのだが・・・」

 

キリカ『あの、ちょっと・・・恥ずかしいので、言わないでもらっていいですか?

 

白ネロ「返せ・・・それは僕の力だ・・・!」

 

ダンテ「赤城、今は お前に構ってられねぇ。あいつを ぶっ倒すのに協力しろ」

 

赤城『私のこと振り回す気ですか?ちょっと嫌ですけど、何か大変そうな状況っぽいので我慢しますよ

 

ダンテ「そうしてくれ」

 

白ネロ「返せぇ"ぇ"ぇ"・・・!」

 

ダンテ「これで終わりにする」

 

ダンテは駆け出し、白いネロと剣を交える。

刃と刃が ぶつかる度に、白銀に輝く大剣からは赤城の悲鳴がした。

 

赤城『痛い!痛い!痛い これ痛い!

 

ダンテはホワイトクイーンを赤城で受け止め、白いネロを蹴って押し退けると、赤城を大きく振り、銀色の衝撃波《ドライブ》を放ち吹き飛ばす。

ダンテは自身の左側に赤城を突き出し、ゆっくりとした動作で頭上に持っていき、右側へと下ろす。その半円を描く動きに合わせ、銀色の光球が現れ並んだ。

そしてダンテが、白いネロに向かって赤城の切っ先を押し出すように向けると、全ての光球から高出力のビームが発射され、白いネロを吹き飛ばす。

ダンテは飛び上がりながら真魔人となるが、その姿が違っていた。真魔人ダンテは紅ではなく、全身が銀色に輝いていた。

真魔人ダンテが赤城を天へと突き出すと、刀身の光が増し、しかも どんどん伸びて巨大化していく。

 

漣「あれ大丈夫なやつかな?あれ大丈夫なやつかな!?」

 

とてつもないデカさになった赤城を見て、ダンテが もしアレを振り下ろせば とんでもない事になる気がし、艦娘達はネロやバージル、トリッシュ、ルシアを抱えて避難する。

 

ダンテ『消え失せろ!!

 

白ネロ「うわぁあああああ!!!!」

 

真魔人ダンテは赤城を振り下ろし、白いネロは巨大な刀身が放つ光に呑み込まれ消えた。

地上に戻り、真魔人を解除したダンテは、ネロ達の元へ戻る。

そのダンテに握られてる赤城は、白いネロとの戦いで振り回されたせいで、目を回していた。目らしき物は見当たらないが・・・。

 

赤城『気持ち悪い・・・吐きそう・・・吐ける口が無いから ずっと気持ち悪い・・・

 

ダンテ「ほら・・・赤城を・・・取り戻して・・・やった・・・ぞ・・・」

 

加賀「提督!?」

 

ダンテは加賀に赤城を預けた瞬間、倒れて意識を失ってしまった。

その後キリカは何も言わず、いつの間にか姿を消しており、アーロンは魔剣士3人とトリッシュ、ルシア、セリーナを連れて、転移陣を使って先に研究所に戻った。

 

 

・・・・・・

 

鹿島は、当局に引き渡される事になった。

彼女の これまでやってきた事を顧み、法によって罰せられる事になる。解体は免れないだろう。

鹿島自身、他に露見していない犯罪の数々の情報提供に前向きで、協力する姿勢だった。

パトカーに乗せられようとしてるのを艦娘達が見守る中、鹿島は1度 立ち止まり、皆の方へ振り向いた。

 

鹿島「鈴谷さん。あなたを利用して、危険な目に遭わせて すみませんでした」

 

鈴谷「・・・絶対 許さない」

 

鹿島「はい、分かっています・・・」

 

鈴谷「でも・・・ちゃんと罪を償ったら、許してあげない事もないかな」

 

鈴谷の言葉に、鹿島は困ったような笑みを浮かべると、次に香取へ顔を向けた。

 

鹿島「今まで ありがとう、香取姉。これまで一緒に過ごした時間は・・・私も嘘じゃなかったと、思いたい」

 

香取「えぇ・・・」

 

鹿島「皆さん、今まで すみませんでした・・・私を止めてくれて、ありがとう・・・」

 

その言葉を最後に、鹿島は大人しくパトカーに乗り込んだ。

パトカーが走り出し、艦娘達は その後ろが見えなくなるまで、複雑な表情で見詰めた。

 

 

・・・・・・

 

*Devil May Cry鎮守府 食堂2月1日 12:14*

 

シカゴでの戦いから、半月が経った。

Devil May Cry鎮守府の艦娘達は、シカゴで悪魔を退けた功績から、ロケット発射場を襲撃した罪を不問とされ、鎮守府に戻る事が許された。

しかし、ダンテ達デビルハンターは そうはいかなかった。ダンテ達を悪魔として見る人類の目は変わらず、悪魔がシカゴを占拠した事も相まって、その風当たりを強くしていた。ダンテ達の活躍も話し抗議したが、覆る事はなかった。

赤城に関しては、白銀に光る大剣から また運命の魔石に戻ってしまい、話す事すらできなくなった。

アーロンが元の艦娘だった赤城に戻す準備をするとの事で、運命の魔石は彼に預けているが、半月が経った今でも音沙汰はない。

艦娘達は また軍属としての代わり映えしない日常へと戻っていた。

 

酒匂「なーんか、シカゴの戦いから退屈・・・」

 

北上「遠征も ぼちぼちって感じだからねー」

 

天龍「深海棲艦も大した相手が出てこねぇし、腕が鈍っちまうよ」

 

蒼龍「そういえば、赤い変色海域は まだ残ってるよね?あそこ どうなったの?」

 

大淀「出撃の許可が出てないので何とも言えません。上層部も どうするつもりなのかも不明です」

 

比叡「司令も戻ってこないし、何だか心にポッカリ穴が空いたような気分・・・」

 

霧島「人は それを、“寂しい”と言うのですよ」

 

金剛「寂しい寂しい寂しい寂しい寂しい寂しい寂しい寂しい・・・」

 

龍驤「意識せんようにしてんねんから言いなや。余計 寂しなるやろ」

 

『はぁ〜・・・』

 

艦娘達は、何もする気が起きないぐらい やる気が落ちていた。所謂 燃え尽き症候群というやつだ。

そこにセリーナが使う転移陣が現れ、中からセリーナが出てきた。

 

セリーナ「皆、兄上が呼んでる。赤城を元に戻せる準備が整った」

 

瑞鶴「マジで!?」

 

セリーナ「妾の転移陣で全員を運ぶ。行くぞ」

 

 

・・・・・・

 

*海底洞窟 13:14*

 

アーロンの研究所がある海底洞窟に来た艦娘達は、ストレッチャーに横になり運ばれる、深海棲艦のアカギを見付けた。

 

加賀「アカギ・・・」

 

アカギ『ヨロコベ カガ・・・アイツガ・・・モドッテクル

 

加賀「えぇ・・・でも あなたは?あなたは どうなるの?」

 

アカギ『シンパイナイ・・・タダ・・・モトニ モドルダケダ・・・

 

アーロン「さぁ、手術を始めなければならない。もう連れていく」

 

腕を斬り落とされたアーロンは、自作した義手を装着していた。神経を繋ぎ、本物の手と同じように動かせる義手だ。

そんな彼の手によってアカギが運ばれていき、艦娘達は心配そうに見詰めていた。

 

 

・・・・・・

 

手術台へと載せられたアカギは、横を見た。そこには赤城の魂である、運命の魔石が置かれている。

 

アカギ『ヤット・・・カエッテキタナ・・・

 

アカギの言葉に、まるで返事をしたかのように、運命の魔石が光ったように見えた。

アカギは微かに笑みを浮かべると、顔の向きを真っ直ぐに戻し、目を瞑った。

その後アーロンが、魔界医学の知識と技術を用いて、赤城の魂を肉体に戻す手術を始めるのだった。

 

 

・・・・・・

 

ネロや艦娘達が不安を抱く中、数時間に及ぶ手術が終わり、アーロンが手術室から出てきた。

 

加賀「アーロン、赤城さんは!?」

 

アーロン「・・・・・・中に入って、自分の目で見たまえ」

 

加賀はダンテを見ると、彼は何も言わず ただ頷いた。

艦娘達は恐る恐る手術室へ入ると、背を向けて座る長い髪の女性が居た。

 

加賀「赤城、さん・・・?」

 

加賀の声に振り返った女性は、艦娘達が よく知る、Devil May Cry鎮守府の秘書艦 赤城だった。

加賀は赤城の顔を見て、弾かれるように駆け出し、赤城に抱き着いた。

 

加賀「赤城さん!赤城さん・・・!」

 

赤城「加賀さん。ご心配お掛けしました」

 

加賀「おかえりなさい・・・!おかえりなさい!」

 

赤城「ただいま・・・ただいま・・・!」

 

赤城と加賀は抱き締め合いながら、加賀は赤城が戻ってきた事を喜び、赤城は心配を掛けた申し訳なさから、共に涙を流した。

 

『我らが秘書艦が帰ってきたー!!』

 

他の艦娘達も我慢できず駆け出すと、泣きながら順番に赤城へ抱き着いた。

遅れて手術室に入ってきたダンテとネロ、トリッシュ、ルシア、ニコ、アーロン、セリーナは、そんな彼女達を見ながら笑みを浮かべていた。

赤城はダンテを見ると、皆から離れて彼の前に出て、敬礼をする。

 

赤城「提督。一航戦 赤城、これより復帰します」

 

ダンテ「赤城」

 

赤城「はい」

 

ダンテ「俺もう提督じゃない」

 

赤城「・・・・・・すみません、起きたばかりで まだ寝惚けてるのか、よく聞こえませんでした。もう1度 言ってください」

 

ダンテ「俺もう提督じゃなくなった」

 

赤城「・・・・・・はい〜〜〜!?」

 

人間社会では、ダンテを悪魔とする見方は変わらなかったため、ダンテは提督として復帰できなかった。

赤城には、これから ゆっくりと時間を掛けて、魂が肉体から離れていた間の事を全て説明しなければいけないだろう。

シカゴでの戦いを終えるのと同時に、様々な敵も倒したが、Devil May Cry鎮守府が抱える問題は山積みだった。

赤城には秘書艦として、これから しっかりと把握してもらわなければならない。

 

赤城「私が寝てる間に何があったんですか〜!?」

 

大淀「(気が重い・・・)」

 

説明するにしても、どれも話しづらいトラブル塗れの話ばかりなので、それを説明しなければならないと思うと気が重たかった。下手をすると赤城が卒倒するかもしれない。




赤城が大剣になる意味不明な展開は、今回だけの予定です。
現状、今後やる予定はないです。
次回から しばらく、楽しい雰囲気の お話をやろうかと思います。

次回も宜しく お願い致します!
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