話を調整してたら日が空いてしまいました。
ごめんなさい!
58話です!どうぞ!
深海棲艦の大艦隊が接近し、真っ直ぐに鎮守府に向かっている事により、ダンテ達は防衛戦に出撃する事を余儀なくなされた。
横須賀と佐世保の艦隊も支援に加わり、防衛戦に奮闘している。
戦場になっている海域の上空では、両陣営の艦載機が飛び交い、敵味方 入り乱れる空中戦が繰り広げられていた。どちらの艦載機も火の手を上げながら墜落していく。
蒼龍「制空権が確保できない・・・!」
加賀「まだ奪われた訳じゃないわ!」
赤城「提督!航空均衡状態です!」
ダンテ「続けろ!」
鳳翔「発艦します!」
空母は次の攻撃隊を発艦、空中戦は泥沼化していた。
一方、水上での戦闘も激しさを増していた。敵の数が多く、敵艦隊の深部まで攻撃できない。
扶桑「側面に回り込みます!」
島風「おうっ!」
夕立「ぽいっ!」
横須賀と佐世保の艦隊が、敵艦隊の左右 側面に回り込み攻撃する。
ダンテが突っ込めば敵中央を突破し、敵艦隊の深部に居る姫級や鬼級にも打撃を与えられるだろうが、ダンテには気になる事があった。敵の動きが不自然なのだ。本気で こちらを潰すつもりなら、姫級と鬼級も全て攻撃してきても おかしくはない。だが動いているのは深海棲艦の中でも下級の存在や、EliteやFlagshipのみ。姫級や鬼級でも動いているのは艦載機を発艦できる艦だけだ。
ダンテ「(・・・何かの作戦か?)」
ダンテは迫り来る深海棲艦を破壊して轟沈させながら、じっと敵の動きを観察している。敵は まるで、何かを待っているような動きだ。
川内「あんた強いんでしょ!何とかできないの!?」
敵の攻撃を躱しながら魚雷を発射、ダンテが思ったよりも動かないので、痺れを切らした川内が問い詰める。
そこへ1体の悪魔が現れた。その悪魔は杖を持ち、杖の先端には時計らしき物が付いている。
悪魔が数名の艦娘に杖を向けると先端の時計の針が動き、艦娘を囲むように円形で海面が光る。
ダンテ「そこから出ろ!」
ダンテの声を聞いて光の中から退避する。
だが青葉、愛宕、不知火、暁が逃げ遅れた。光が消えると、4人の艦娘の動きが止まった。深海棲艦は その隙を逃さす攻撃する。
青葉「くぅっ!」
愛宕「いやーん!」
不知火「うっ!」
暁「きゃあっ!」
陽炎「不知火!」
電「暁ちゃん!」
雷「暁 下がって!」
青葉、愛宕が小破、不知火、暁が中破になる。中破になった不知火と暁を援護する為に、陽炎、雷、電が砲撃、敵駆逐艦を数隻 沈める。
愛宕「今、何が起こったの?」
動きを止められた本人達は、何が起きたか分かっていない。
更に、深海棲艦の砲撃を躱そうとして動いた鳥海に悪魔が杖を向けると、鳥海の動きが巻き戻しのように動いて元の位置に戻る。
鳥海「きゃあ!」
そのまま鳥海は被弾した。
あの悪魔は時間を操る能力を持っているようだ。
ダンテは迷う事なく、悪魔に特攻する。リベリオンで斬り掛かるが、悪魔は一瞬で姿を消す。
深雪「司令官、後ろ!」
いつの間にか悪魔はダンテの後ろに現れ、杖の先端から魔力弾を放ってくる。ダンテはジャンプで回避し、空中で振り向き様にエボニー&アイボリーを連射するが、悪魔は また姿を消す。
摩耶「んだよぉ!」
夕立「にゃあっ!?」
姿を現した悪魔は、今度は横須賀と佐世保の艦隊の動きを止め、深海棲艦が攻撃する。横須賀と佐世保の艦隊にも被害が出始めた。
ダンテ「時間には時間だ」
ダンテは長らく使っていなかった『クイックシルバー』の能力、『タイムラグ』を発動して全ての動きをスローにしてから、悪魔に接近する。悪魔の杖の先端の時計が動くと、タイムラグが強制的に解除された。
ダンテ「・・・っ!?」
タイムラグが終了するには早過ぎる。この悪魔は時間に干渉する能力に対する対処法も持っているようだ。
悪魔は魔力弾をダンテに放つが、ダンテはリベリオンを魔力弾に向かって投げる。回転しながらリベリオンは魔力弾を切り裂き、そのまま悪魔に飛んで行くが、悪魔は また姿を消した。空振ったリベリオンはダンテの手に戻る。
再び現れた悪魔は杖を上に向ける。すると上空に黒い球体が現れた。暴風が吹き荒れ、球体は凄まじい吸引力で艦隊を吸い込もうとする。
利根「いかん!下がるぞ!」
吸引の範囲外に退避する為に艦隊は後退する。強過ぎる吸引力に、思うように逃げる事ができない。
赤城「きゃあー!」
川内「うわあぁー!」
加賀「赤城さん!」
神通「姉さん!」
金剛「提督ぅ!」
赤城と川内が逃げ遅れ、球体に取り込まれた。ダンテは2人を助ける為に、自ら球体へ飛び込んだ。
悪魔も球体の中に入ると、球体は消えた。
ダンテ達が姿を消した途端、全ての姫級と鬼級が本格的に動き始め、前に出て艦娘達に攻撃する。
時雨「動き出したよ!」
白露「提督は どうするの!?」
鳳翔「今は こちらの対処が先です!」
艦隊はダンテ、赤城、川内という戦力を欠いて防衛戦をしなければいけなくなった。姫級と鬼級が動いた事で、敵の攻撃は一層 激しくなった。
蒼龍「加賀さん、直上!」
加賀「・・・っ!」
赤城の事で頭が いっぱいで動きが鈍った加賀に敵艦載機が迫る。爆撃に対して複雑な軌道で投下される爆弾を躱すが、しつこく追ってくる。
比叡「撃ちます!」
比叡が撃った三式弾が、加賀を追う敵艦載機を纏めて撃ち落とす。
金剛「Fire!」
金剛の砲弾は戦艦棲姫に惜しくも当たらず。
霧島「お姉さま、左10度、仰角45度に修正してください!」
金剛「もう1発いきマース!」
修正された砲撃、金剛が撃った徹甲弾に戦艦棲姫が被弾する。それを機に深海棲艦も躍起になる。
鳳翔「そちらは大丈夫ですか?」
扶桑『まだ戦えます』
鳳翔が横須賀と佐世保の艦隊に無線を入れて状況確認をする。
艦隊は体勢を立て直しつつ、応戦する。
・・・・・・
球体の中へと入ったダンテ達は、ジャングルの中でティラノザウルスに睨まれていた。赤城と川内は離れた位置に居るので、実質 睨まれているのはダンテだけだ。
川内「何やってんの!?」
赤城「提督、危ないから離れてください!」
ティラノザウルスを刺激しないように小声でダンテに注意するが、ダンテは腕を組んでティラノザウルスの前に臆する事なく立っている。
ダンテ「何だ?遊んでほしいのか?」
呑気に話し掛けていると、ティラノザウルスは口を開いてダンテを食べてしまった。口の隙間からはコートの裾が はみ出ている。
川内「だから何やってんのぉー!?」
赤城「提督!?そんな、ダメです!」
ダンテが食べられたのを見て、2人は血の気が引いた。川内はダンテに約束を まだ守ってもらっていないので死なれても困る。赤城も こんな形で さよならはしたくない。
2人が焦るのとは裏腹に、ティラノザウルスの口は開いた。見ると、内側からダンテが力任せに両腕で上顎を押し、両足で下顎を押して無理やりティラノザウルスの口を開かせている。生きていた事に2人はホッとしたが、心臓に悪い。
ダンテ「そういう遊びなら お断りだ。涎でベトベトだ」
ダンテは跳躍して口から出てくる。
ティラノザウルスは もう1度ダンテに食らい付こうとしたが、ダンテは1発の銃弾をティラノザウルスの眉間に撃ち込んだ。ティラノザウルスは倒れ絶命した。
直後、大小 様々な他の肉食恐竜が現れる。
川内「逃げろー!」
ダンテ「お、おいっ!?」
ダンテは恐竜を相手にリベリオンを抜こうとしたが、川内と赤城が逃げ出した。2人を放置する訳にもいかず、ダンテも走る。その後ろを恐竜が追ってくる。
ダンテ「お前ら深海棲艦 相手にしてるんだから逃げるなよ!」
川内「それと これとは話が別!」
赤城「恐竜の お肉って美味しいですかね?」
ダンテ「トカゲ食うつもりか?」
川内「うわっ!?めっちゃ来てる!」
悪魔『ニャハハハハハ!』
恐竜との追いかけっこに興じていると、あの悪魔が また現れた。追われてる姿が おもしろいのか、奇妙な笑い声を上げている。
悪魔は山に向かって杖を向ける。
川内「今度は何する気?」
山が光った直後、噴火した。山は火山だった。噴火に伴い、3人を追っていた恐竜達は向きを変え、逆の方向に走っていく。
これで一安心だと思われたが、今度は火山の方角から逃げるように草食恐竜がダンテ達に向かって突っ込んできた。恐竜に踏まれないように動いていると、3人の距離が空いて お互いの姿が見えなくなる。
ダンテ「赤城!川内!」
赤城「提督、どこですか!?」
川内「私ここー!」
ダンテは爆走している恐竜の背中から背中へと飛び移り、声を頼りに赤城と川内を探す。赤城と川内を見付けたダンテは、2人を脇に抱えて跳躍、その勢いのまま悪魔に突っ込む。
ダンテは悪魔を地面に蹴り落とそうと考えていたが、悪魔は自分の正面に黒い球体を生成、3人は球体に真っ直ぐ入ってしまった。
・・・・・・
また別の場所へと飛ばされた3人は悪魔を追っていたが、追われる側でもあった。
ダンテ「ちょこまかと逃げやがって・・・!」
赤城「どんどん状況が悪くなってますよ!」
3人が飛ばされた場所は江戸の町だった。
悪魔を見た町人は妖怪が現れたと大騒ぎ。ダンテも悪魔を屠る為にエボニー&アイボリーを撃つが、時代に そぐわない近代兵器に妖怪の仲間に認定、町奉行の侍が追ってきて町は大混乱だ。
川内「人間が相手なら恐くないから撃っていい?」
赤城「ダメです!」
ダンテ「そもそも ここ どこだ!」
赤城「たぶん江戸時代です!」
走っていると、また黒い球体が出現。
赤城「提督!」
川内「急に止まらないで!」
ダンテ「うおっ!?」
球体を前にダンテは取り込まれないように止まったのだが、赤城と川内は止まれず、ダンテを突き飛ばす形で3人は球体の中に入った。
・・・・・・
川内「痛い・・・」
赤城「次は どこですか・・・?」
別の場所に球体が現れ、そこから3人は放り出されて地面に落ちる。
辺りを見回してみると、見覚えがある場所だった。
赤城「ここは・・・横須賀鎮守府?」
ダンテ「・・・何だ?」
横須賀鎮守府では黒煙が上がっている。
砲弾が飛んできて3人の近くで爆発が起きる。どうやら戦闘中のようだ。海の方からは戦闘音が聞こえる。
そこへ2人の男女が駆けてくる。若い男は海軍の白い軍服を着ている。
鳳翔「何をしてるんです!」
赤城「鳳翔さん!?」
?「君達は誰かな?」
川内「そっちこそ誰?」
提督「僕は この横須賀鎮守府の提督だけど・・・」
「「・・・・・・え?」」
横須賀鎮守府の提督は女性だったはずだが、この男は ここの提督だと言っている。赤城と川内の思考が一瞬フリーズしてしまう。
鳳翔「どうやって入ったんです?今は戦闘中ですよ」
赤城「えっと・・・」
鳳翔「避難してください!提督も早く避難を━━」
提督「いや、僕は残るよ」
こうしてる間も砲弾は鎮守府に飛んでくる。ダンテ達が居る場所にも1発の砲弾が飛んできたが、ダンテは背のリベリオンを抜き砲弾を打ち返した。これには鳳翔と提督だけでなく、赤城と川内も唖然としている。
更に鎮守府に着弾しようとしてる砲弾をエボニー&アイボリーから撃ち出した弾丸で相殺していく。
ダンテ「苦労してるみたいだな。手伝ってやろうか?」
提督「あなたは・・・」
鳳翔「あっ!待ちなさい!」
砲弾は まだ飛んでくる。こんな状況では ゆっくり話もできない。手伝いを申し出て答えを聞かぬまま、ダンテは赤城と川内を連れて海へ出た。
・・・・・・
川内「横須賀の提督って、どうなってんのかな?」
ダンテ「話は後だ」
戦場に近付くと、横須賀の艦娘は中破している者も出ていて状況は あまり良くはない。
深海棲艦は軽く見積もって100隻程だ。幸いなのはEliteやFlagship、姫級と鬼級が居ない事だろう。
ダンテ「これぐらいなら楽勝だな!」
赤城「皆さんは下がっててください!」
ダンテと川内が深海棲艦に突撃。赤城が2人の援護に艦載機を発艦する。
突然の乱入者に横須賀の艦娘達は驚くが、被弾していて思うように動けず止められない。
川内が正確な狙いで魚雷を発射して、駆逐艦と軽巡を沈める。
ダンテは戦艦タ級に近付きリベリオンで斬り掛かる。タ級は咄嗟に腕でガードしようとして、ダンテは腕を斬り飛ばす。
タ級は至近距離でダンテに砲撃しようとするが、ダンテは艤装を回し蹴りして軌道を無理やり変える。砲弾は有らぬ方向へ飛んでいく。
ダンテはリベリオンをタ級に突き刺し そのまま持ち上げると、リベリオンを大きく振って戦艦ル級の方へ吹き飛ばす。タ級とル級が ぶつかり誘爆して轟沈する。
ダンテと川内を狙って敵艦載機が飛来。そうはさせまいと赤城の艦戦が敵艦載機を撃墜していく。そして艦爆と艦攻がダンテと川内の後ろから迫る重巡 数隻に攻撃、何発もの爆撃と雷撃に沈んでいく。
艦載機を発艦する為に、空母ヲ級の頭部にある艤装の口が開いている。ダンテはエボニー&アイボリーで そこを狙い撃つ。内蔵されている艦載機に当たり爆発、空母が数隻 轟沈していく。
その後も次々と3人だけで深海棲艦を沈めていき、横須賀の艦娘達は ただ呆然と それを見ている事しかできなかった。
・・・・・・
*横須賀鎮守府 執務室*
提督「助けていただき、ありがとうございます」
深海棲艦を撃退したダンテ、赤城、川内は、横須賀の艦娘達と鎮守府に戻ると、執務室に通された。
横須賀の提督を名乗る者は、開口一番に お礼を言った。
だがダンテ達が知る限りでは、横須賀の提督は女性だった。なぜ彼が提督なのかが気になる。
ダンテ「何年だ?」
提督「え?」
ダンテ「今 何年だ?」
提督「・・・?今は19○○年○月○日だけど」
ダンテ達が居た年代より前の年代。これまでの経緯から考えられるのは1つ。
川内「もしかして・・・私達タイムトラ・・・むぐっ!?」
川内の口を慌てて塞ぐ赤城。ここが本当に過去の時代なら、迂闊な事を言うのは控えるべきだ。
提督「タイム?」
鳳翔「トラ?」
ダンテ「何でもない」
鳳翔「それより、あなた達は誰ですか?どうやって入ったんです?」
その問題が残っていた。正直に話す訳にもいかず、この状況を どう切り抜けたものかと焦る。向こうは こちらを怪しんでいる。上手く誤魔化さなければならない。
ダンテ「俺達は━━」
赤城「大本営から視察に来ました!」
鳳翔「視察?そんな連絡は聞いていませんが?」
赤城「と、当然ですよ!抜き打ちの視察ですから、事前に連絡をして不正を誤魔化されても困りますからね!」
誤魔化しているのは こちらなのだが・・・。
そんなので誤魔化せるのか疑問なダンテは、怪訝な顔で赤城を見る。赤城は苦し紛れに言った自分の言葉に、冷や汗が止まらない。
提督「そうだったんだね!えっと、あなたは?」
あっさり信じた。上手くいくとは思っていなかったのでラッキーだ。
若き提督は軍服を着ていないダンテを不思議に思いながら誰か訊いてくる。
ダンテ「俺は━━」
赤城「この方はダンテ大佐です!今回の視察の責任者です!」
川内「むぐっ!むぐーー!」
ダンテの代わりに赤城が答える。川内は赤城に口を塞がれたままだ。迂闊な事を言っても困るので、赤城は もう、この2人に喋らせるつもりはないようだ。
ダンテの階級が大佐なのは嘘ではない。最初に この世界に来た時、ダンテは少佐の階級を与えられていた。ジェスターとの戦いの後、行方不明となったダンテは殉職したと処理され、二階級特進で大佐となっていた。
鳳翔「ダンテ大佐・・・海外の方のようですが・・・」
赤城「最近 日本海軍に出頭されたんです!み、皆 仲良く協力しましょうという事で!」
ダンテ「(そんなデタラメ言ってて大丈夫か?)」
提督「そうとは知らず、失礼しました!」
ダンテの方が階級が上だったのか、視察と聞いて焦ったのか分からないが、提督は慌てて敬礼して姿勢を正す。この様子なら、もう怪しまれる事はないだろう。
残る問題は悪魔と、元の時代に戻る事だ。悪魔は あれから姿を見せない。帰るにしても、あの悪魔が居なければ始まらない。
提督「では視察という事ですので、さっそく・・・」
ダンテ「・・・え?」
・・・・・・
ダンテ「(全然 興味ないんだが・・・)」
提督は鎮守府に関する資料をダンテに見せる。所属している艦娘の人数、資材の数、鎮守府の資金などを纏めた資料を次々に渡していくが、本当に視察に来た訳ではないので、ダンテとしては面倒極まりない。
提督「以上になります」
ダンテ「合ってるなら良いんじゃねぇか?」
「「え?」」
視察に来たとは思えない無責任な発言に、提督も鳳翔も気の抜けた声を出してしまう。見兼ねた赤城がダンテに耳打ちする。
赤城「提督、もっと言葉を選んでください」
ダンテ「いや、どうでもいいし・・・」
赤城「今 視察に来た事になってるんですから」
ダンテ「お前のせいだろ・・・」
ヒソヒソと話すダンテと赤城を不思議に思いながら、提督と鳳翔は資料を片付ける。
次は鎮守府を見て回る事になり、執務室を出ようとしたが、そこに青葉が来た。
青葉「どうも、青葉です。1枚 良いですか?」
手にはカメラを持っている。なぜ写真を撮るのか訊くと、提督がクビになるのかと思い、鎮守府新聞に載せる為に1枚 撮りたいそうだ。中々 薄情な理由で、提督としては聞き捨てならない言い分だったが、ダンテは了承した。
青葉「恐縮です!」
ダンテ、赤城、川内、提督、鳳翔が並ぶと、青葉はシャッターを切る。撮るだけ撮ると、青葉は さっさと執務室から出て どこかに行ってしまった。
その後は鎮守府中を案内され、演習場での艦娘の訓練も見学し色々と補足説明もあったが、興味のないダンテは ずっと「ふーん」とか「へー」と言って生返事を返し、その度に赤城に小突かれた。
そんな中、ここに連れてきた悪魔が現れた。提督と鳳翔は気付いていない。
悪魔は海の方へと飛んでいく。
ダンテ「悪いな、そろそろ俺達は帰るぜ」
提督「あっ、そうですか?」
鳳翔「あの、海から帰るんですか?」
ダンテ「まぁな、行くぞ赤城、川内」
ダンテ、赤城、川内は海に出て悪魔を追った。3人の姿が見えなくなるまで、提督と鳳翔は見送っていた。
提督「あの人 凄いね、艦娘みたいに海の上に立ってたよ」
鳳翔「いったい何だったんでしょう?」
次回も よろしく お願いいたします!