Devil May Cry鎮守府   作:しゅんしゅん@よし

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艦隊戦って執筆してる途中で訳分かんなくなるんだよなぁ・・・。
今回は大丈夫なはず・・・。

74話です!どうぞ!


Mission74 キス島沖海戦~女王 大破~

*工廠*

 

工廠で、扶桑と山城が大規模 改装を受けていた。

改装が終わり出てくると、2人は改となり、航空戦艦となって姿を表した。

 

扶桑「提督、終わりました」

 

ダンテ「よし、これで また戦力アップだな」

 

明石「でも火力は落ちましたけどね」

 

ダンテ「な、何だと・・・!?」

 

明石が もたらした事実にショックを受けるダンテ。改装すれば単純に強くなると思っていたから尚更だ。火力を褒めたばかりなのに、まさか それが落ちるとは思いもしなかった。

 

山城「ガッカリですよね・・・欠陥戦艦だと思いますよね・・・不幸だわ・・・」

 

扶桑「はぁ・・・空は あんなに青いのに・・・」

 

ネガティブになる扶桑型姉妹。かなり面倒臭い。ダンテも どうにか場の空気を変えようとする。

 

ダンテ「思ってない。火力は落ちても あれだろ?シールド持ってるから守りは安心だな!」

 

扶桑型 姉妹が改装前には持っていなかった物を見て、盾だと判断したダンテは防御面が強化されたと思った。

すぐに答え合わせに入る。

 

明石「はい、違いまーす。お2人が持ってるのは航空甲板です」

 

山城「どうせ盾も持てない欠陥戦艦ですよ・・・」

 

裏目に出た。ただ火に油を注いだだけだった。

しかし、火力が落ちたと言っても微々たるものだろう。航空戦艦となった2人は水上爆撃機を搭載できるようになっているので、使えない艦娘という訳では決してない。それに改二もあるので、これからに期待だ。

そこへ、今日の秘書艦代理と補佐艦代理が来た。来たのは航空戦艦 伊勢型1番艦『伊勢』と、2番艦『日向』。

赤城と加賀は出撃任務で鎮守府を留守にしているので、顔合わせ序でに この2人が代理だ。

 

「「はぁ・・・」」

 

だが この2人を見て、扶桑型姉妹は溜め息を吐いてネガティブオーラが増す。扶桑型姉妹は戦艦の艦娘に対して劣等感を抱いているので、他の戦艦と一緒に居ると自然と元気がなくなる。伊勢型に対しては特にだ。

 

日向「改装が終わったか」

 

伊勢「これで2人も航空戦艦の仲間入りだね」

 

日向「うん、瑞雲の良さが分かってくれる者が増えて私も嬉しい」

 

伊勢「提督、食堂にでも行きます?」

 

ダンテ「そうだな・・・」

 

日向「なら私が瑞雲の良さを教えてやろう」

 

ダンテ、扶桑、山城は伊勢型の2人に背中を押され、食堂で延々と、日向から瑞雲に関する話を聞かされる事になった。

 

 

・・・・・・

 

*北方キス島 後方海域*

 

2日前、北方方面へ睨みを利かせている大湊警備府から、北方キス島 後方海域にて深海棲艦の動きが活発になっていると大本営に連絡が入った。大本営は これの対処をDevil May Cry鎮守府に命じた。

鎮守府から出撃した艦娘達は1度、幌筵泊地に寄ってから艦隊を編成し直して出撃した。

今回の目的は敵情の強行偵察を敢行し、可能であれば敵戦力の漸減に努めなければならない。

第1艦隊に赤城、加賀、金剛、羽黒、川内、吹雪、支援に蒼龍 率いる第2艦隊、比叡 率いる第3艦隊が出撃した。

 

川内「偵察機が敵艦隊を発見!」

 

赤城「複縦陣で行きます!」

 

敵艦隊は重巡リ級elite、軽巡ヘ級elite、駆逐イ級 後期型、駆逐イ級2隻からなる前衛 哨戒艦隊。

赤城と加賀は頷き合い、艦載機を発艦。艦載機の接近に気付いた敵艦隊は対空戦闘に入る。

対空砲火を擦り抜けた艦爆と艦攻の攻撃で、駆逐イ級 後期型と駆逐イ級2隻が轟沈、軽巡ヘ級eliteが小破となる。

 

比叡「撃ちます!当たってください!」

 

第3艦隊の支援攻撃で軽巡ヘ級eliteが轟沈、重巡リ級eliteは中破となった。

 

金剛「これでFinish?な訳ないデショ!」

 

金剛と羽黒の砲撃で重巡リ級elite沈んだ。

艦隊は羅針盤を回して先へと進む。

キス島の手前で軽母ヌ級elite2隻、駆逐イ級 後期型、駆逐イ級2隻からなる護衛 空母部隊Ⅰ群を発見する。両艦隊は艦載機を発艦、艦戦と敵艦載機の空中戦が始まる。

 

加賀「制空権 確保!」

 

艦戦が敵艦載機を抑え、艦爆と艦攻の道を開く。

艦爆、艦攻の攻撃により、駆逐イ級 後期型と駆逐イ級2隻が轟沈、第3艦隊の支援攻撃で軽母ヌ級elite2隻が小破になる。金剛と羽黒の砲撃で軽母ヌ級elite1隻が大破、川内の魚雷で止めを刺す。

敵艦載機が艦隊に迫り、赤城を狙う。

 

吹雪「赤城さん!」

 

吹雪が迫る敵艦載機を撃ち落とし、赤城と加賀の艦爆が残りの軽母ヌ級eliteを破壊して沈めた。

 

赤城「吹雪さん、ありがとうございます」

 

吹雪「は、はいっ!///////」

 

赤城は吹雪の頭を撫でて労い、吹雪は照れる。

第3艦隊の役目は ここまでで、幌筵泊地に戻る。

第1艦隊はキス島の横を通り過ぎていく。それから うずしおを抜けると、深海 北方泊地艦隊が待ち構えていた。

空には曇天が広がっている。

 

泊地棲鬼『キタノカ・・・

 

敵の親玉である泊地棲鬼が艦載機を飛ばしてくる。赤城と加賀も艦載機を発艦して応戦する。

赤城と加賀の艦爆と艦攻、泊地棲鬼の艦爆が相手に攻撃しようと飛んでいく。それを防ぎ道を切り開く為に、互いの艦戦が機銃を撃ちながら飛び交う。空は激しい空中戦が繰り広げられる。

艦爆と艦攻、敵艦爆が攻撃を仕掛ける。両者の攻撃は通り、深海棲艦は駆逐イ級2隻が轟沈、艦娘側は羽黒が中破、金剛が小破となる。中破となった羽黒の服はボロボロになる。

 

羽黒「ダメ・・・見ないで・・・見ないでぇー!」

 

金剛「あぁあ!」

 

そこへ第2艦隊が到着、蒼龍が率いる空母 機動部隊の航空 支援爆撃が始まる。支援爆撃により戦艦ル級elite2隻が小破となる。

 

川内「この・・・!」

 

空は赤城と加賀、第2艦隊が抑え、砲雷撃に移行する。

敵艦隊は泊地棲鬼と戦艦ル級eliteが2隻。

 

泊地棲鬼『イマイマシイ・・・

 

金剛の砲撃が泊地棲鬼に当たるが まだ健在だ。羽黒と川内の攻撃も戦艦ル級eliteに当たるが、中破にすらならない。

 

泊地棲鬼『シズメ・・・

 

深海棲艦からの攻撃に川内が中破、吹雪が大破する。

 

加賀「吹雪!」

 

赤城「くっ・・・!」

 

艦載機が艦隊を援護する為に、再び敵艦隊に攻撃する。それによって戦艦ル級eliteの1隻が中破となる。

そこで艦隊は、ある異変に気付く。海の色が いつの間にか濁っている。それは海底の砂や石が浮上してきているせいだ。

泊地棲鬼が両手を天に上げると、砂や石は宙に浮かび上がり、泊地棲鬼の頭上に集まっていく。

 

吹雪「何・・・あれ・・・?」

 

加賀「何が始まるの・・・?」

 

深海棲艦に そんな能力があるとは聞いた事がない。何をするつもりなのかと警戒していると、泊地棲鬼の頭上に集まっていた砂と石の塊が弾丸となり、艦娘達に降り注ぐ。

 

赤城「回避!」

 

回避行動を取るが、中破や大破している者は思うように動けない。赤城、加賀、金剛が、羽黒、川内、吹雪を庇い、第2艦隊の艦娘も次々 被弾していく。想定外の事態に、艦隊は窮地に追い込まれていく。

 

 

・・・・・・

 

*幌筵泊地*

 

泊地ではネロが閻魔刀を振っていた。

ネロが泊地に居るのは、ダンテの提案だった。海の ど真ん中なら、黒いダンテも流石に追ってこないだろうと考えてだ。

 

ネロ「おかしいな・・・」

 

ネロは閻魔刀を見詰める。あれから何度も試しているが、スラッシュディメンジョンを放つ事ができない。1度 出せたのは偶然だったのだろうか?

悩んでいると、電が血相を変えて走ってきた。

 

電「ネロさん、大変なのです!」

 

赤城達は泊地に応援を要請していた。電は出撃している艦隊の状況を説明し、助けを求めた。ネロに断る道理はない。

 

ネロ「すぐ行く」

 

ネロは既に戻って補給を済ませている第3艦隊と共に、赤城達の救援に向かった。

 

 

・・・・・・

 

*キス島 後方海域*

 

艦隊は被弾しながらも、どうにか持ち堪えている。空母の艦娘も被弾し、艦載機を発艦できない。

上空に残っていた艦載機も攻撃を受けて墜落していく中、全速力で駆け付けたネロと第3艦隊が到着した。

ネロの右腕が疼く。

 

ネロ「(悪魔か・・・)皆を頼むぞ!」

 

『了解!』

 

ネロは第3艦隊に被弾している艦娘達を任せ、1人で深海棲艦に突撃する。深海棲艦は接近してくるネロに砲撃と爆撃するが、ネロは接近しながら避けていく。

右腕を伸ばして戦艦ル級eliteの1隻を引き寄せると、掴んだまま砲撃と爆撃の盾にする。攻撃が一時的に止むと、盾にしていた戦艦ル級eliteを投げ捨てた。戦艦ル級eliteは そのまま沈む。

ネロは黙ったまま「次は お前だ」と言うように、残っている もう1隻の戦艦ル級eliteに指を指す。戦艦ル級eliteの顔は引き攣り、恐怖からか滅茶苦茶に砲撃する。だが狙いの定まっていない砲撃で、ネロを沈めるなど到底 不可能な話だ。

ネロは一直線に戦艦ル級eliteに向かっていきながらブルーローズを撃ち、間合いに入るとレッドクイーンを抜いて何度も叩き付けるように斬り付ける。原型が分からない程グチャグチャに斬られた戦艦ル級eliteは轟沈。

残るは泊地棲鬼のみ。

 

泊地棲鬼『オマエ・・・ダンテデハナイナ・・・

 

ネロ「何だよ、喋れるのか?」

 

泊地棲鬼『オマエハ・・・ナンダ・・・?

 

ネロ「デビルハンターって呼んでくれよ。ダンテを ご指名らしいが、悪いな、俺で我慢してくれ」

 

泊地棲鬼『シズメ・・・

 

ネロ「Shall we dance(ダンスを ご希望かい)?」

 

泊地棲鬼の艦爆が爆撃してくるが、ネロはそれを避けながらブルーローズで敵艦載機を撃ち落としていく。

艦載機では駄目だと判断した泊地棲鬼は、頭上に浮遊する砂と石の塊を飛ばしてくる。ネロは躱すが、躱し切れない物はブルーローズで撃ち砕いていく。

そのまま泊地棲鬼に接近し、ジャンプしてレッドクイーンで叩き斬ろうとしたが、泊地棲鬼は振り下ろされるレッドクイーンに劣化徹甲弾を撃ち込んだ。

 

ネロ「なっ・・・!?」

 

レッドクイーンの刀身が折れた。これまで多少の無茶をしてきたが、まさか折れるとは思わなかった。

ネロは後方に飛び退き、閻魔刀を出して体勢を整える。泊地棲鬼は閻魔刀に興味を示す。

 

泊地棲鬼『ソレハ・・・アノカタガ サガシテイルモノ・・・

 

ネロ「あの方・・・?黒いダンテの事か?」

 

閻魔刀を探している者といえば、ネロには黒いダンテしか思い当たらなかった。

 

泊地棲鬼『シズメ・・・

 

ネロ「会話が弾まねぇ・・・仲良くはなれないな!」

 

泊地棲鬼はネロに砲撃と砂と石の塊を飛ばすが、ネロはデビルトリガーを発動して閻魔刀で砲弾を斬り落とし、銃弾と幻影刀で砂と石の塊を相殺していく。

 

ネロ『(まただ・・・!)』

 

また頭の中に声が響く。

しかし、今ならスラッシュディメンジョンを放つ事ができる気がする。ネロは直感で そう感じた。

 

ネロ『Lights out(やってやる)

 

閻魔刀を1度 納刀し、神速の居合いで抜刀、斬撃の渦が泊地棲鬼を斬り刻む。

 

泊地棲鬼『ソウカ・・・ソウイウコトダッタ・・・ノカ・・・

 

泊地棲鬼は そんな言葉を残して沈んでいく。

沈んでいく瞬間、泊地棲鬼の身体から黄色い何かが飛び出し、デビルブリンガーに吸収された。

 

ネロ「何だ今の・・・?」

 

よく分からない物を吸収してしまい首を傾げるが、身体に異常はない。

任務は終了し、ネロと艦隊は泊地へ帰投した。

 

 

・・・・・・

 

*幌筵泊地 工廠*

 

ネロは明石の元へ行き、工廠にある机にレッドクイーンを置き明石に見せた。

 

明石「どうしたんですか これ!?」

 

ネロ「見ての通り壊れたんだけど、直せるか?」

 

明石はレッドクイーンを見てみる。しばらく見ているとネロに向き直る。

 

明石「見た感じ、内部機構にも損傷がありますね。刀身の方は すぐにでも直せると思いますが、内部機構の方はバラしてみないと解らないので、しばらく お預かりしてもいいですか?」

 

ネロ「元通りになるならアンタに任せるよ」

 

レッドクイーンは明石の所に入院する事になった。レッドクイーンは しばらく整備していなかったので、そのツケが今になって回ってきたのだろう。

 

 

・・・・・・

 

2日後、ダンテと鎮守府に残っていた艦娘達が泊地に到着して合流した。理由は、北方海域 深部で深海棲艦が集結中の敵泊地を叩く為だ。その為に戦力を こちらに移した。

夕張と間宮は鎮守府に留守番だ。本館に関して何か手間取っているので、引き続き夕張には、本館の建築に勤しんでもらう。

合流したダンテとネロは、海を見ながら話していた。

 

ダンテ「お前の剣、壊れたって?」

 

ネロ「明石に修理を頼んでる」

 

ダンテ「そうかい」

 

ネロ「ダンテ、これ何か分かるか?」

 

ネロはデビルブリンガーに吸収された黄色い物体を取り出す。それは、黄色い石だった。

 

ダンテ「探す手間が省けたな」

 

ネロ「知ってるのか?」

 

ダンテ「前に話した気取った奴が、それと似た石で魔界の入り口を開きやがった」

 

ネロ「ドクターだっけ?」

 

ダンテ「そんなの身体に入れて平気なのか?」

 

ネロ「別に、普通だけど」

 

ダンテ「こんな傍迷惑な物は壊すに限る」

 

ダンテはネロから黄色い石を受け取り、上空に投げて弾丸を撃ち込んだ。だが石は砕ける事なく地面に落ちた。ネロも試しに銃を撃つが、傷1つ付かない。

 

ダンテ「俺がやってムリなのに、お前がやっても一緒に決まってるだろ」

 

ネロ「そんなの やってみなきゃ分かんねぇだろ」

 

今度はリベリオンで叩き斬ろうとするが壊れない。ネロも閻魔刀で試すが、結果は同じ。

 

ダンテ「気合いが足りねぇんだよ。貸してみろ」

 

ダンテは閻魔刀を奪い取り、スラッシュディメンジョンを石に放つ。それでも壊れない。

 

ネロ「一緒じゃねぇか!気合い関係ねぇだろ!」

 

ダンテ「たぶん腹 減ってるから力が出ねぇんだな」

 

ネロ「子供か!」

 

龍驤「いや仲良しか!」

 

ダンテとネロを龍驤が呼びに来たが、楽しそうだったので声を掛けずに しばらく見守っていた。もう声を掛けても良さそうなタイミングで、龍驤は やっと声を掛けたのだ。

 

ダンテ「どうかしたか?」

 

龍驤「鳳翔が ご飯 出来たから戻ってこいって」

 

ダンテ「デザートあるか?」

 

龍驤「いや、ウチに言われても・・・」

 

ダンテ「とりあえずメシが先だな。こいつは俺が預かっとく」

 

ネロ「分かった」

 

3人は泊地の建物に入っていく。先ずは腹拵えをしてから、考えることにした。




艦隊戦とか装備とか、もう ちょっとだけ細かく書いた方がいいかなと思って、『艦これ改』を最初から また始めました。
今 執筆してる北方海域に行くまで中々 辿り着かない・・・。
その内 追い付くでしょう!
まだ細かく書くかは検討中ですけどね。

次回も よろしく お願いいたします!
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