私は対価としてクッキーを匙先輩に渡すと、その場に腰を下ろす。
「それでは、雨月さん。私たちのことについて何か聞きたいことはありますか?」
「…………」
私は深く考えた。そう、ここでの質問は二つある。
一つは、匙先輩がなぜ、チラシが光ったあとに現れたのか、そしてもう一つは、匙先輩と付き合っている人がいるのかどうかである。
真剣に、真面目に考えた結果。
「匙先輩と支取会長は付き合ってるんですか?」
二人の関係について聞いた。
なぜだろう、えっ、そこ? と言うような声が聞こえてくる。いやいや、重要でしょ。私の中で一番重要だよ!!
だって、ただでさえ身長が低くて、友達には、「男性から見たあやって、妹みたいで恋人にしたいとは思わないと思うんだよね」何て言われたんだ。私はその友達に対して、「ルルちゃんもそうだよねー」と返して、軽く取っ組み合いになったのは記憶に新しい。だから、私にとって思い人に恋人がいるのであれば、その人の特徴を知っておきたい。
背が低ければ私にも可能性があるのだから。えっ? 略奪? そんなのするに決まってる。好きだから、その人の一番になりたい。そう思うことに何か悪いことがあるとでも?
すこし、取り乱したけど、私の質問でどんな反応が帰ってくるのか、二人をしっかり観察した。
どうやら、私の質問に対して、匙先輩は慌て、支取会長はふふっと、微笑んでいた。
なるほど、なるほど、ちくしょぅっ! めー! 匙先輩、支取会長に惚れてるじゃん!! これは、早急にルルちゃんと作戦を考えないと……。
私は急いでスマホを取り出す。
そして、ルルちゃんに連絡しようとしたら、匙先輩が私の腕をつかんだ。
「雨月さん、落ち着いてください。私とサジは付き合っていませんよ」
どうやら、支取会長の指示でつかんできたようだ。思い人から腕を捕まれて幸せと喜ぶべきか、支取会長に指示されてしていることだから、落ち込むべきか……。
私は深呼吸して次の質問をする。
「これから、付き合う予定とかは?」
「それはどうでしょうか。さすがに未来のことはわかりませんから」
なるほど、つまり、匙先輩と付き合う可能性はあるけど、いまはそういう感情はないと……。なら、ルルちゃんとそういう方向で作戦を展開しないといけなさそう。
「ルルちゃんとどっちが正妻になるか、話し合わないといけないかな……」
「サジの正体を知りたくはないのですか?」
「ふぇ? あ、忘れてました」
なぜだろう、忘れるなよ、とか言われてる気がする。
でもなあ、正直、私にとって匙先輩は匙先輩だ。私にとっての王子様であることに変わりはない。
えっ? もし、あの時助けに来たのが匙先輩じゃなかったら? 救世主以外の選択肢はない。
あれは、匙先輩だから王子様になったのだ。
たぶん、あの時、声を聞いた瞬間から私は匙先輩だと気づいていたんだろう。
「あ、それじゃあ、私を襲ってきた、あの生物はなんなんですか?」
「あれは、はぐれ悪魔。主のもとを逃げ出し、自分の欲望に忠実に動く悪魔ですね」
「あいつ、重度のロリコンだったみたいで、何度も人間の子供をつれてくるよう懇願していたみたいだけど、断られ続けて、とうとう自分から行動し始めたところを、俺たちが確保したってところだ」
「普段ならリアスが対処する案件なんですけど、いま、彼女はある上級悪魔とレーティングゲームのために特訓中なので、代わりに私たちがそういった仕事を請け負っているんです」
ふむふむ。悪魔、はぐれ悪魔、上級悪魔、レーティングゲーム……詳しい事情はよくわからないし、その逃げ出した悪魔がロリコンだったからといって、私を襲うな。ロリコンなら、イエスロリータノータッチと心に決めておけって言うんだ。
よく、私に近づいてきたり、遠目で眺めたりしているロリコンはそんなことをいっているから間違いないはずだ。
「ですが、その事は大した問題ではないんです。私たちにとって、問題なのは契約を成立させるための、対価。それが、あなたの命を取ることになってしまったと言うことです」
ふぇ? え? どういうこと? 匙先輩は、鉛筆とかそこらでいいっていってたよね? と言うことは匙先輩は嘘をついたってこと?
いやいや、匙先輩だよ? ルルちゃんと話し合って、素直で嘘がつけないのが匙先輩って結論だした人だよ?
となると、匙先輩は本気で鉛筆で手を打てると判断していたけど、命がとられるような契約になってしまっていたってこと?
「あなたの願いは、あなたを助けた人と会いたいと言うものでしたよね?」
「はい。そうです」
まあ、それ以外にもたくさんあったけど。一気に叶えてもらえたけど。
あ、だからなのかな? 一気に叶えてもらっちゃったから、命を取るような契約になっちゃった?
「その願いひとつだけで、翌日に交通事故にあい、あなたは亡くなります」
「…………」
うそ、でしょ? 私、命の恩人にお礼すらできずに生きなきゃいけなかったの? あれ? て言うか、私を助けてくれたって言うのは匙先輩だよね?
つまり、私は匙先輩とあったら死ぬことが確定していたってこと? なに、その理不尽……。
私、八方塞がりじゃん。
私が、すがるように匙先輩を見ると、匙先輩はものすごく悔しそうな顔をしていた。
あぁ、優しいなぁ。匙先輩は。今日、知り合った後輩に、そんな顔ができるんだから。
「それで、私が死ぬのを回避する方法はあるんですか?」
「死を防ぐことはできないでしょう。ですが、死を受け入れてからなら、対応することは可能です」
「つまり?」
「本当はこういうことはしたくないのですが、こちらの落ち度であなたの人生を奪うことになってしまったのです。あなたの命を私のために使ってくれますか?」
「???」
意味がわからない。えっと、つまり? どういうこと?
「あなたが亡くなったあと、あなたを下僕にして、蘇生します」
「蘇生?」
「はい。契約の代償はあなたの命。本来ならそうなる前に止められる可能性があったのですが、結果として契約することになってしまった。ならば、転生悪魔として生き返ることができれば、あなたの命は今後、シトリー家の庇護の下、保証されます」
「つまり、これも一種の契約ってことですか?」
「そうとってもらっても構いません」
死にたくはない。なら、死なないように立ち回れば問題ないのではないか?
そうだ、引きこもれば……ダメだ、親が許さない。あの、気分屋でパチンカスなお父さんのことだ。暴力を振るってでも部屋から連れだすね。あー、いやだぁ、死にたくない。
新しい人生が始まる前に死ぬのはいやだ。と言うか、あの両親より先に死ぬがいやだ。
「いやならば、私たちが常日頃からあなたの側で、守るということも可能です。ただ、こちらは契約の対価を貰っていないので、私たちが目を離した間に……という可能性もあります。私たちの落ち度で、契約者の命が失われると言うのは避けたいのです」
「なるほど、できるだけ確実に、命を失わないようにするためには、一回交通事故で死なないといけないってことですか……」
「はい。あなたが事故に遭ったとき、いち早く駆けつけられるよう、このチラシを渡しておきます。死にたくない。そう、必死で願ってください」
「わかりました。会長、私の人生、あなたに預けます」
明日、このチラシを肌身離さず、持ち歩こう。いつ、交通事故に会うのかわからないのが、今の世だ。
事故に遭うとすれば、朝か夕方、そして、バイト終わりの夜くらいだろう。なら、朝、できるだけ人通りの少ない時間帯に家を出ようかな?
そうすれば、格段に事故のリスクを減らせると思うし。
「あ、匙先輩」
「なんだ?」
「そのクッキーちゃんと食べてくださいね? 心を込めて作りましたから」
「あぁ、わかってる。女子からクッキーをもらうのは初めてだからな……」
その言葉に私は舞い上がった。まあ、心の中で、だけど……。
けど、そっか、そっか。匙先輩、クッキー貰うの初めてなんだ。ごめんねルルちゃん。先に匙先輩の初めてもらっちゃった。
私は心の中で友達に謝る。
私の内心を察してか、会長は微笑んでいた。
それから、会長たちは光に包まれ、私の部屋からいなくなっていた。
とても幸せな時間だった。恋する乙女、雨月彩南。本気で匙先輩を落とそうと思います。そのときは人間でなくとも、私は、匙先輩一筋だから。
私は決意を固め、シャワーを浴びて、布団の中に潜りキャーキャー騒いでからゆっくり眠った。
※※※
翌朝、私は制服に着替え、荷物の確認をして、家を出た。
そのとき、すぐ近くから法廷速度ギリギリの速さで、車が向かってくる。朝早くに出てもこうなるんだ。
そんな、呑気なことを考えていると、私の体が宙を舞う。私の体重は相当軽い、乗用車に跳ねられると、車の上を通り越し、地面に叩きつけられた。
どんな風に、地面を転がったかは、わからない。とにかく、全身がいたい。
こんなに冷静でいられるのは、きっと、確信があるからだろう。
私は、感覚が失くなった手で、チラシに触れて、願う。
「助けて、匙先輩」
チラシが光るのを確認して、私の意識は失くなった。
※※※
チラシから現れたのは、匙だった。
匙は真っ先に状況を確認すると、止血しながらソーナに連絡した。
「サジ、現状は?」
「轢いたと思われる車両は逃走。雨月は現在意識を失っています」
「わかりました。まさか、こんな朝早くに……」
彩南が朝早くに登校しようとしたことが想定外の事態だったのだろう。
だが、やることは変わりなかった。ソーナは、チェスで使われる兵士の駒を一つ取り出し、彩南のそばに置く。
そうすると、駒が彩南に吸い込まれていった。
「すぅ……すぅ……」
可愛らしい寝息が聞こえてきて、ひと安心するが、これから、彩南をどうするか考える。
「さすがに、この状態では、病院での診察は無理でしょうし、保健室は空いていない可能性があります。生徒会室に連れていきましょう。サジ、彩南をよろしくお願いします」
「わかりました」
匙は彩南を横抱きにした。持ち上げると相当軽く、困惑し、小さな体にどんなものを抱えているのか、少し気になったが、本人が話したくなるまで待とうと決心した。
それまでは、自分と会長、そして、シトリー眷属全員で、妹のように可愛がろう。それが、一番彼女に良い影響を与えると思うから。
「会長。たぶん、俺。相当甘やかすかもしれないです」
「そうですか……。はめは外しすぎないようにしてください」
「はい」
ソーナは昨日、匙からの報告にあったことを思いだし、ため息をつきながらも納得した。
匙はとことん甘く、優しいお兄ちゃんなのだろう。
ソーナは彼の家の事情を知っているからこそ、彩南の生活を知って、どう行動するか予想していた。
「もう少し、周りも見てほしいものです……」
ソーナのそんな呟きは、匙に届かなかった。
※※※
私が目を覚まし、最初に目に写ったのは、匙先輩の顔だった。
あわわ、はわわ、これは……これは……さいっこー!! なに、なんなの、このご褒美。あ、匙先輩の汗くさい臭いも最高。はぁー、もう放れたくない。ルルちゃんが物凄い形相で睨んできているけど、気にしていられるかってんだい。
私は匙先輩のお腹に、顔を埋め、スンスンと臭いを嗅ぐ。あぁ、最高。あぁ、ここが天国か、ここが楽園か……。
そんなことをしていると、鬼の形相をしたルルちゃんこと、仁村留流子ちゃんが近づいて、私のお腹に手を回すと、うーんと、引っ張り始めた。
「離れろ、あやー!!」
「いやだー。私は離れないぞー。匙先輩からのご褒美なんだー!!」
「ずーるーいー。あたしも、して貰ったことないのにー!!」
「モタモタしてたルルちゃんが悪いー!」
「仁村も雨月も落ち着け」
「「はーい」」
匙先輩の一言で、私たちのちょっとした争いは終息した。
これが匙先輩の隠し撮り写真であるならば、もっと、長引いたに違いない。裏写真部に依頼しなきゃ……。
ちらっとルルちゃんの方を向くと、私の思考を読んだのか、あたしもつれてけとアイコンタクトを送ってきた。
なるほど、匙先輩の仕事の写真でどうだ?
ルルちゃんは、体操服姿で手を打とうとのこと。
交渉成立。私とルルちゃんは、固く手を握り、にっこりと笑い合う。
仲良さそうで何よりと言わんばかりの匙先輩の笑顔に、私たち二人はやられそうになった。
「それにしても、二人は知り合いだったんだな」
「はい。ルルちゃんとは中学時代からの付き合いなんですよ」
「よくお互いの家に遊びにいったりしてたんですよ」
「へぇー。仲良いんだな。それと、さっきの言い争いはなんだったんだ?」
「ルルちゃんが匙先輩にご褒美を貰いたがってたから、私が妨害してました」
「ち、違う! あたしは、あやが生徒会室で匙先輩にセクハラしようとしたのを止めただけだから!!」
「ルルちゃん。その言い訳は見苦しいよ……」
「あんたがオープンすぎるのー!!」
「これが、オープンにしないルルちゃんが一生を賭けても私に勝てない理由」
「そのどや顔ムカツクぅー」
「お前ら、仲良いのか、悪いのかよくわからないな……」
匙先輩がため息をついている。まあ、私も起きて早々、はしゃぎすぎたとは思っている。外から運動部の声が聞こえてくるから、きっと、今は放課後なんだろう。
そう言えば、ここは駒王学園のどこなんだろう? 私は少し気になり、コツンと床を蹴った。
反射して聞こえる音から、大体の位置を割出し、ここが生徒会室であることがわかった。
なるほど、だからルルちゃんもここにいたのか……。
「な、なあ、仁村? 雨月って、悪魔になったから出来るようになったのか?」
「いえ、あれは、人間の頃からあの子が得意としていたものですよ? あの子、異常に耳が良いですから」
「耳が良いって次元じゃないだろ。
「雨月さんに神器はありませんでした。あれは、素の能力ですよ。思わぬ拾い物をしました」
あ、支取会長だ。ということは、私、一回死んだんだ。そして、何らかの力で生き返った。
運がよかったのか、悪かったのか、よくわからない。
「ごきげんよう、雨月さん。よく眠れましたか?」
「あははー、やっぱり、私死んじゃってたんですね……」
「えぇ。これで、契約は完了して、あなたの命の危機は去りました。それでは、これからの、あなたについて話し合おうと思いますけど、時間は大丈夫ですか?」
「少し待ってください。バイト先に電話しないといけないので」
「わかりました」
私は会長から許可をもらい、生徒会室から出ると、スマホを取り出し、バイト先に電話をかける。
それから、店長に今日は休むと言うと、すごく嬉しそうに、「うんうん。憧れの先輩に告白できるように頑張って」と返ってきた。
私は元気よく、はい!! と返事をして、生徒会室に再び入る。
ちなみに、扉越しに私の話を、ルルちゃんから聞いていることは把握済みだ。
「お待たせしました」
「いえ、そんなに待っていませんよ。アルバイト先の方はなんて?」
「もっと、青春を謳歌しなさいだそうです」
「そうですか。学生の本分は勉強ですから、勉強もキチンとしましょうね」
「はーい。そういえば、私の今後がどうとかって話ですけど……」
そう尋ねると、会長は一息ついてから、語り始める。
長くなったので、要約すると、
1、会長たちは悪魔と呼ばれる種族である。
2、敵対勢力との戦争で悪魔の数が減った。
3、出生率が低い悪魔では、数を増やすのにも限界がある。
4、だったら、別の種族から悪魔にすれば良いじゃない。
5、チェスの駒を用いた転生悪魔システムの構築ができ、転生悪魔は上級悪魔の眷属となる。なお、転生悪魔は下級悪魔と同列。
6、転生悪魔にする場合、一定時間以内であれば、死んだものでも蘇生させることは可能である。
なるほど。つまり、私は、この、転生悪魔となり、人間から悪魔へとジョブチェンジした、と言うことなのだろう。
ふむふむ。あれ? もしかして、この場にいる人みんな転生悪魔だったりするの?
ちらりとルルちゃんをみると、こくりと頷いた。
「悪魔って、あの、何をする種族なんですか?」
「人間と契約し、対価を貰うのが主になります。なかには、あの夜みたいなはぐれ悪魔の討伐等もありますね」
「対価……」
「弁明させていただくと、こちらの端末で、願いに対する対価を計ることができます。ですので、普段であれば、そういった命を対価にしたものはこちらから契約できないと言えるのです」
「だけど、私の場合、会うことが願いで、呼び出したのが匙先輩だったから」
「はい。そう言うことです」
何度きいても、酷いと思うし、理不尽だ。
だけど、今、私は種族悪魔として生きている。これが、支取会長以外の悪魔だったらそうはいかないかもしれない。
私の運って良いのか、悪いのかわからないなぁ……。
まあ、けど、あの親が私より先に亡くなることが確定したのは大きいかな。
「それじゃあ、これから私は悪魔の一人として、働いたら良いんですね?」
「はい。その前に、私の本名を名乗りましょうか」
本名? 支取蒼那じゃないの? あ、なるほど。悪魔だから、日本で過ごすために名前を変えていたのか。
「私の名前は、ソーナ・シトリー。七十二柱の悪魔の一角。シトリー家の次期当主候補です。よろしくお願いします、彩南」
名前呼び……。私に立ちはだかる最大の壁が、名前呼び……だとぉ……。こうしてはいられない。
「私の名前は雨月彩南。匙元士郎先輩のお嫁さん候補の一人です。ソーナ先輩。よろしくお願いします」
私の一言に、匙先輩とルルちゃんは驚いていた。よし、奇襲は成功だ。どうだ、ルルちゃん。
私は、ルルちゃんに向けてどや顔をした。ルルちゃんの顔は真っ赤に染まり、匙先輩はどう反応すれば良いのかわからず、困惑し、ソーナ先輩はふふっと、微笑んでいるだけだった。くそっ、本命には届かなかったか……。
「匙先輩♪ 覚悟しててくださいね?」
私の人生、いや、悪魔生? はここから始まるんだ。匙先輩を落として、正妻戦争を勝ち上がるのは、私だ!!
今回はここまでです。
約七千文字。あと、少しで八千字だった。アンケート使って文字数をどれくらいにするか調査すべきかな?
おそらく来そうな感想に対して
Q.主人公痴女だろ
A.原作組の方がこれよりやばいと思います。つまり、主人公の行動はまだまし。だから、まだ、まだ、行ける。少なくとも、匙の風呂に突入するくらいは問題ない。
Q.主人公は臭いフェチなの?
A.匙フェチです。匙のことであれば何でもフェチにできるくらいには好きです。
Q.なんで匙に好意を寄せてるの?
A.遠巻きに聞いていた匙の声に惚れた。遠巻きに聞いていた匙の面倒見のよさに惚れた。遠巻きに聞いていた真面目な姿に惚れた。遠巻きに聞いていた匙の優しさに惚れた。遠巻きに聞いていた匙のムッツリスケベな面をかわいいと思った。(攻略済み)
えっ?惚気?仕方ないね。主人公の思考は基本のろけだから。
と言ったところでしょうか?感想、質問はいつでも承っております。
前回の前書きにも書いた通り、今日まで、この作品が一話もない状態が続いておりました。予約投稿だと、こんな現象も起こるんですね……。それでは、また次回、お会いしましょう。