新年早々自分は何を投稿してるんだろう。
Side 緋田 キンジ
グラ・バルカス帝国での闘いの後、本格的に日本の後継者とフロンティアの残党との決戦に意識を向け始めていた。
特に俺達世紀末組の自衛隊は日々の訓練(襲撃)を過ごしつつ、戦力を増強しながら奴達の拠点を探っている状態だ。
なにしろ後の調査で判明したがグラ・バルカス帝国に核兵器の作り方を教えたのは日本の後継者とフロンティアだからだ。
奴達を野放しにすれば最悪、古の魔法帝国が来る前に世界は奴達の手で滅んでしまうだろう。
☆
それはそうと世紀末と化した日本でも自衛隊はいちおう害獣駆除の仕事を行っている。
もっとも日本の本土と違い戦う相手はイノシシや熊ではなく、化け物やら暴走した軍事兵器とかだが。
世紀末日本のモンスター達が日本の友好国で色々とやりやがるせいで、海外の派遣も増え、「自衛隊に入るぐらいなら刑務所に入った方がマシ」と言う言葉が囁かれるようになる。
自衛隊員の中には「早く古の魔法帝国を復活しないかな・・・・・・」とアール星人の宇宙船を修理しながらぼやく隊員もいる。
そんな俺達にとある集落の族長がやって来た。
いわゆる害獣駆除要請である。
いわく、とある湖で大量に出現するサメの化け物を倒すことで戦士の証を立てる儀式を執り行っており、それに協力してほしいとのことだった。
まあサメの襲撃には俺達、自衛隊も頭を悩ませており、利害が一致するので上は協力に応じた。
装備も戦闘ヘリや戦車、パワーローダーなどのハイテク装備を惜しげも無く導入している。
なんでも(世紀末日本の自衛隊の)上の方では日本のゴミなどを掻き集めて、その資源を元手にハイテク兵器やパワーローダー、戦車などの量産体制を整えているそうだ。
中には福島から放射性物質を採取してパワーローダーの動力炉にしているとか言う話も聞く。
やってる事は核テロリスト染みているが深く考えないでおこう。
☆
儀式が行われる湖。
そこで近隣の集落から戦士の証を立てようと集まってきた若者達が集まってきていた。
総数は三十名ぐらいだが、世紀末日本の人口を考えると多い方だろう。
古参組も一緒だ。
自衛隊はそれの補助のために集まってきている。
若者達は思い思いの武器――パワーローダーを身に纏い、チェーンソーやジェットブースターがついたハンマー、ガトリングガン、プラズマライフル、ロケット砲などとやる気満々である。
『これより戦士の儀式を執り行う!! 皆の物!! その証を力尽くで立てて見せよ!!』
『『『『『ウォオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ』』』』』
そして儀式は開始された。
湖に爆弾が投げ込まれ、その衝撃が湖全体に伝わったのか次々と二足歩行して両手があるサメ達が湖から這い出て近くにいた若者達に襲い掛かっていく。
とうぜん自衛隊や古参の人達の方にもサメは寄ってくる。
サメとの戦闘は慣れたもので、自衛隊の隊員の中には大剣で真っ二つ、身の桁以上のサイズのハンマーで粉砕、チェーンソーで三匹纏めて葬る猛者もいる。
念のために仕掛けた地雷やセントリーガンも上手く起動している。
しかし数が多い。
まるでゾンビ映画のようにサメが押し寄せてくる。
戦士になるのはとても過酷のようだ。
自衛隊の訓練過程と今やっている試練とどっちが良いのかとか比較する辺り、俺もこの土地に大分馴染んでしまっているのだろう。
概ね戦士の儀式は順調だ。
『なんだアレは!?』
『また新種のサメか!?』
そんな矢先に巨大なイカだかタコの足が湖から飛び出た。
次にカニだかザリガニだかのハサミ。
続いてサメの頭部。
また巨大な新手のサメが現れたことに自衛隊の隊員達は内心で「ああ、またか」と諦めの境地が蔓延している。
サイズは30mぐらいかな?
『奴はこの湖の主!! 生きておったか!?』
などと族長が言います。
どうやらあのサメのキメラの事を知っている上に戦って倒した事があるようだ。
流石こんな殺伐とした儀式を長いこと行ってきた戦闘民族。
自衛隊とは色んな部分で格が違う。
この辺の集落の戦士や若者達は並大抵の特殊部隊なら即戦力として採用されそうだ。
それはそうとあのサメの頭を持ち、両手に甲殻類のハサミがついて、タコの脚を生やしているキメラシャークをどうにかしないと。
既に攻撃は開始され、自衛隊の火力をしこたま叩き込み。、雄叫びをあげてパワーローダーを身に纏った集落の人間達が接近戦を挑んだりしている。
『我々は戦士である!! 死を恐れるな!!』
『例えサメと言えども恐れず牙を突き立てよ!!』
そう言って古参組が率先して手本を見せ、若者達が後に続く。
やはり戦闘民族だこの人達。
生身でも勝てる気がしない。
しかしキメラシャークも負けてはおらず、幾つもあるタコ足や両手のハサミを振り回し、時には噛みつこうとする。
集落の戦士達は相手の攻撃を見切り、果敢に攻め立てる。
ところでこの小説の原作なんだっけ?
まあそれはともかく、中々良い闘いをしている。防衛省に送りつけておこう。
☆
キメラシャークは死んだ。
各集落の若者達や古参組の人外達にモンハ○よろしく討伐されたのだ。
キメラシャークは弱くない。
集落の人達が人外すぎたのだ。
そして宴会と言う名の戦士の儀式第二幕――つまりはパワーローダー同士でのケンカ祭りが行われた。
自衛隊も場の雰囲気に流されてほぼ強制参加である。
俺も他の自衛隊の隊員もこの土地に来たばかりの頃ならともかく、何度もパワーローダー戦での実戦や修羅場を潜り抜けただけあって中々盛り上がった。
勝率はやや自衛隊が優勢な感じだ。
最後は自衛隊側の差し入れやサメ料理などであまりハメを外しすぎない範囲でのどんちゃん騒ぎだ。
こうして戦士の儀式は大成功のウチに終わった――
☆
儀式を終えて帰った後、アール星人の交友関係にある種族の宇宙人がやって来た。
SOS信号をキャッチしたらしい。
なんでも彼達は戦士の証を立てるために強い戦士と戦うべく、ハイテク兵器を身に包んで星から星へと旅しているらしい戦闘種族で容姿はなんかトカゲっぽい。
バリアを標準装備しており、光学迷彩出来るスーツを標準装備しており、接近戦を好むらしい。
まんまあの種族だ。
いやどちらかと言うとHA○Oの方かもしれないが。
なんか自衛隊の訓練や装備に興味があるらしく、アール星人と一緒に近々日本本土にも向かうとも言っていた。
それはともかくアレだ。
うちゅうじんがふえた。
それと日本行きは確定らしい。
どうなる日本。
次回はもしかするとラスト・レッドショルダーネタかな?
もしくは化け物植物編か・・・・・・
ところでこの小説の原作ってなんでしたっけ?