Side 木里 翔太郎
「まさかこんな形で日本に帰還する事になるとはな」
「ええ、まったくね」
俺と手毬はパワーローダーを身に纏いながら東北地方戦線に降り立つ。
日本各地で日本の後継者とフロンティア、そして自衛隊による抵抗が続いているらしい。
日本人にしてはなんか立派に抵抗しているな~? と思ったが、キッカケはと言うと日本国内でも頭がおかしいと思われている連中を虐殺したのがキッカケだったようだ。
具体的には馬鹿みたいに戦争反対掲げる連中とか。
そう言う頭のおかしい連中がいなくなった御蔭でマトモに国家として機能しているとは何とも皮肉が利いていると思った。
俺達は出来うる限りの戦力を掻き集めて日本の後継者やフロンティアの連中がいると思われる首都圏に殴り込むことにした。
どうして戦うかと言うと――この状況を作った――自衛隊の人達が必死に抵抗を続ける責任を作った者としてのケジメみたいなもんだ。
まあ本音を言うと仕返しもあるが、フェン王国やリーム王国で出会った人々。
こうして苦しんでいる日本の人々と出会って――らしくはないが、少しでも早くこの戦争を終わらせたいと思った。
そうして最後の戦いが始まる。
☆
幾多のパワーローダー。
無人兵器。
それらが首都圏の都市部でぶつかり合う。
場の流れとはいえ、まさか俺達が戦争の終わりの締めを担う事になるとは思わなかった。
とにかく敵が倒しても倒してもキリがない。
それでも倒し続ける。
他の皆も同じだった。
『手毬? 大丈夫か』
敵に囲まれ、俺と手毬は背中合わせになる。
「そっちこそ大丈夫?」
『何体倒した?』
「最初から数えちゃいないわ。こう言う時は周りにいる奴全部ぶっ倒せばいいのよ!!」
『そうだな!!』
俺達は再び敵の群れに飛び込む。
この戦場は俺達だけじゃない。
『こんな馬鹿げた戦争はこれで終わりだ! みんな死ぬんじゃないぞ!!』
『分かりました将一。皆さんは敵を倒すよりもフォーメーションの維持に専念。近くの敵だけを倒す事だけ考えてください』
荒木 将一達がいる。
『この国は問題点だらけだが・・・・・・そこに住んでいる人々まで巻き込むような真似はするな!!』
加藤 佳一がいた。
『僕達はもう亡霊なのです。さようならかつての戦友たち』
木之元 セイがいた。
『自分、ニートだったけど、ここまで成し遂げることができたよ』
三枝 ユキノがいた。
『まさか日本でドンパチする事になるとはな』
『そうだなキンジ!!』
緋田 キンジと宗像 キョウスケがいた。
他にも数え切れないヒーロー達がこの場に集っていた。
それでも戦いは激戦を極め、全てが終わったのは――日本が奪還されたのは朝日が昇った頃だった。
☆
Side 緋田 キンジ
当然のことだが全てが元通りになったわけではない。
日本の後継者、フロンティアは壊滅。
しかし日本は民衆だけでなく、国際社会においての信用を失い、その信用を回復するためにもう一つの日本の力を借りざるおえない状況となった。
まあそれも古の魔法帝国との戦いの御蔭で大分回復できたが――
そして俺――緋田 キンジはと言うと――
=世紀末日本駐屯地=
「またサメが出たぞ!!」
「クソ!! やっぱ最後はこうなるか!!」
元のメンバーと一緒に世紀末日本駐屯地に逆戻り。
そこでサメと戦っていた。
サメだけではなく、ワニとかトーマスとかもくる。
なんか時折ナチスとかFalloutのゼータ星人とか来るが――なんか日本の後継者とフロンティアの連中と戦っていた方がマシだったと思うようになった。
だが悪いことだらけでもなく、結婚もした。
キョウスケもだ。
子供も産まれるし頑張って稼ぎますか。
☆
Side 木里 翔太郎
俺や将一たち、日本からの逃避行生活をしていた俺はまあ工科学校。
全員纏めて自衛隊の特別クラスに編入と言う形になった。
いわゆる監視対象扱いでとどめておいてやるから普通に学園生活を送れと言う奴だろう。
選択肢はあってないような物なので承諾した。
進路は考えてはいないが、とりあえず手毬と一緒にいられたら俺はそれでいいと思ってる。
荒木も腹を括って梨子さんとくっついたようだし。
まあ、めでたしめでたしってところかな?
【END】
=あとがきと言う名の謝罪文=
急に終わらせる形になってすいません。
単純に言いますと複数同時連載していたツケと言う名のキャパオーバーです。
本当にごめんなさい。
次連載する時はもうちょっと考えてから連載します。