回顧録のようです   作:投稿者に代わりまして名無しがお送りします

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初出:ミニラノベ合作(2010/5/3〜5)


夏風邪はひかないようです

畳の部屋で豪快な大の字を描きながら一人の少女が眠りについていた。

 

田舎のため防犯などには一切の配慮もなく、窓という窓、扉という扉を全て開け放ち

扇風機はぶんぶんと軽快な音をたて少女に風を送る。

 

 

 

ノパ⊿゚)夏風邪はひかないようです

 

 

ジリジリと太陽が照りつける真昼に、風通りが良く涼しい場所で悠々と眠り自堕落な生活を送るも

素晴らしき電化製品であるクーラーの恩恵を受け、朝から晩まで気が済むまでネットにゲームと室内に篭るも

仲の良い友達と連絡を取り合い、健康的に外で遊び日に焼け、風呂に入るとき四苦八苦するも

長期休暇である夏休みがある学生だけの特権とも言えるだろう。

 

ノハ-⊿-) モルスァ

 

この少女はヒート、限りある夏休みを寝るためだけに浪費している1人だ。

 

この少女の恐ろしい所はほぼ一日中眠っている、という一点に尽きる

 

寝汚い

 

とにもかくにも寝汚い

 

最初は何度も起こしていた親や親戚が諦めるほどの寝汚なさだ。

 

                 ヒーチャン、ゴハンヨー!>

ノハ-~-) ン

 

ノハ-⊿-) 「いっぱいぱい」

 

 

しかもこの少女、寝相まで悪い!

いつも腹をだしたまま寝こけるヒートに、風邪を引かないかと心配に思った祖母がタオルを掛けてくれた事がある。

 

川 ゚-゚)「ヒートが風邪を引いては大変だ」パサ

 

 

ノハ-⊿-)

 

ノハ-⊿`)「暑」バサッ

 

 

川;゚ -゚)「タオルが外に落ちている……だと……」

 

川 ゚ -゚)「ヒートは寝相が悪いな」パサッ

 

ノハ;-⊿-) アノタイヨウガスタンドダト!

 

ノハ;-⊿-)

 

ノハ;-⊿゚)「あっつい!」バサァ

 

ノハ-⊿-) グスー

 

 

川 ゚ -゚)「さて、そろそろ晩御飯だしヒートを起こそうかね」スタスタ

 

川;゚ -゚)

 

川;゚ -゚)「タオルが無い……」

 

ノハ-~-) ムニャ

 

ノハ-⊿-) ガオン

 

とまあタオルは何処かへと消えてしまったのである。

 

 

そんな感じでなかなか起きないヒート

一回だけだが、知らない他人がが家の中に上がり込んできたことがある

流石にそれは起きるだろう、と思ったあなた!

認識が甘い

 

ノハ-⊿-) スゥ スゥ

 

|コソ

 

|)コソコソ

 

|∵)コソドロ

 

( ∵)

 

( ∵)

 

( ∵)

 

( ∵)

 

( ∵)

 

( ∵)

 

( ∵)

 

( ∵)

 

( ∵)

 

( ∵)

 

( ∵)

 

( ∵)

 

( ∵)

 

( ∵)

 

( ∵)

 

( ∵)

 

ノハ-⊿-) タジュウカゲブンシン

 

まあ、なにも盗まれてなかったから誰もこの事に気付いてないんだけどね☆

 

しかもヒートは地震があっても起きない、そこまでいくと将来が心配になる(死亡フラグ的な意味で)

 

   ガタガタッ    ドサドサッ

 

ノハ-⊿-) チカラトハコウイウモノダ!

 

                             ガシャーン

 

                   ワー、ショッキガ!>

 

                   アナタ!ウエ、ウエ!!>

 

ノハ-⊿-) ヌルポ

 

                            ガッ

 

                アナタァァァァァァアアアアアアア>

 

彼女が本がミッチリ詰まった本棚や、重い荷物のある部屋で寝ていたなら高確率で何時か死ぬだろう

本棚がある部屋では無いだろうが

 

更に、この少女びしょ濡れになっても起きない

ここまで来ると寝汚いを通り越して病気なのかと思えてくるが、あくまでもヒートは寝汚いのである

 

ポツ   ポツ  ポツ ポッ

 

o川*゚ー゚)o「雨、降ってきたわね」

 

   ザー          ザー

ザー         ザー

 

 

o川*゚ー゚)o「あ、ヒーちゃんの所開けっ放……いや、流石に起きるわよねあの子」

 

o川*゚ー゚)o   ザー

 

o川*゚ー゚)o   ザー

 

o川*゚ー゚)o     ザー

 

o川*゚ー゚)o「一回見に行きましょう」

 

 

 

o川*゚ー゚)o「ヒーちゃん、起きてるー?」トタトタトタ

 

o川*゚ー゚)o「ヒーちゃ…………」トタトタッ

 

ノハ-⊿-) オネショチガウ

 

o川*゚ー゚)o「あらま、びちゃびちゃ」

 

o川*゚ー゚)o「ほらほら、流石にそのままだと丈夫なヒーちゃんでも風邪ひいちゃうぞ!」

 

さて、そろそろ彼女が目覚めるので私はここまでで

 

ノハ-⊿-)

 

o川*゚ー゚)o「ほらほらヒーちゃーん」

 

ノハ-⊿`) ン

 

ノハ'⊿`) ンァァァァアアア

 

o川*゚ー゚)o「起きた?」

 

ノハ'⊿`)「まだねむぃ」

 

o川*゚ー゚)o「濡れて冷えてるからお風呂入んなさい、そのあとご飯よ」

 

ノハ'⊿`)「んー」

 

o川*゚ー゚)o「ほら! シャキッとするっ!!」

 

ノハ'⊿`)「かぁさん、なんか変なゆめみたぁ」

 

o川*゚ー゚)o「はいはい、早く早く」

 

ノハ'⊿`)「なんか人がぁ、せっかくきもちよーくねてんのに横でうだうだ……うだ」

 

ノハ>3<)・∵.クチュン

 

ノハ'⊿`)「風邪かなぁ」

 

そんな訳わぁない

お馬鹿は風邪をひかないものである

 

ノハ'⊿`)「うせっ」

 

o川*゚ー゚)o「ん?」

 

ノパ⊿゚)「なんでもなーい」

 

 

 

これにて惰眠貪るヒートの日常報告は終わる

それにしても夏休み2/3寝てるってどう言うこっちゃ

…………まあ、私はこれにて一旦筆を置くのである

 

( ∵)ノシ

 




こちらも前作と同じく、投稿が大幅に遅れ27日に投稿したもの
イラスト全てに文章を付けたいがためにノリと勢いで書ききったので、色々と荒いけど楽しかった思い出。
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